未完成のブログ

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Jun 26, 2017
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カテゴリ: Fallout:NewVegas
ヴァン・K



カリーナ・エレイン・ミノーグ

カリーナ・E・M:自分の邪魔をするものが嫌い。


アリカ

アリカ:自分とカリーナの味方か敵かで他者を判断する。


ローズ・ローザ

ローズ・ローザ:植物を大切にしない者は敵。


リア

リア:嘘つきが嫌い。


オーディン

オーディン:おしゃべりクソ野郎が嫌い。


FalloutNewvegas130話「前触れ」

 パルスグレネードが爆発、大きく体勢を崩すメカデスクロー。レーザーライフル、レーザーガトリングの一斉掃射を浴びる。

『対光学兵器コーティングを施してある。装甲は10枚の合金製でガトリング、アンチマテリアルライフルの弾丸も受け止める。このメカデスクローを止める術は無い!』



『馬鹿な!』

「今の私はアイシャと一緒、火炎弾は瞬間冷凍した」

『ならば物理攻撃で』

 両腕の爪を振り上げるメカデスクロー。

『なんだ?動きが鈍い……』

 メカデスクローの両手足に蔦が絡みついている。ローズローザの操る植物の蔦が関節に入り込み動きを止めている。

『こんな……』

 メカデスクローの背部装甲が開き中からスリムな漆黒の人影が飛び出した。

「逃しませんよ!アリカ、ローズローザはヴァンの護衛を、リアはわたしと一緒に!」

 コンテナの裏に飛び込んだ人影を追うカリーナとリア。リアは透視で人影の場所を特定する。

「リアとわたしの追跡から逃れることはできませんよ04」



「エレイン、あいつ武器を持ち出してるよ。ソードみたいなの」

「下がっていてくださいリア。それとわたしのことはカリーナと呼んでください」

 プラズマダガーを両手に構えるカリーナ。コンテナから飛び出した人影はハンドガンに青白い刀身を取り付けたものを装備していた。

「アサルトロンベースのボディにステルススーツ、その武器はEBブラスター」

『斬って良し撃って良しの傑作。設計図を見てこれは良さそうだと作っておいたのですよ。エンドボスソードとエイリアンブラスターを合わせた物』



『もちろん!貴女はノーウィークネスの能力とアダマンチウム骨格を持ち複数のインプラントを自在に操る。シスターズでも最強クラスの戦闘能力を持っている。しかし……』

「やってみろ」

『その傲慢さが弱点!』

 EBブラスターのトリガーを引き光弾を連射する04。カリーナは瞬時に04の背後に回る。

『その動きも読んでいる!』

 関節を逆に曲げEBブラスターで斬りつける04。カリーナはプラズマダガーの切先で受け止める。

『それも読んでいる!!』

 首を180度回転させ赤いレーザーを目から放つ04。カリーナは電撃を纏わせたプラズマダガーで軌道を反らせる。

『ハハハハ!かかったなマスター!このレーザーをいつまでも受け止められるかな?』

「フゥッ!」

 突如04の頭部が爆炎に包まれた。ステルススーツから金属製のアサルトロン頭部がむき出しになる。カリーナの口から火が漏れている。

『……何!?火を噴いた!?インプラントは同時に発動できないはずだ……』

「その情報は古い。今のわたしは同時に5つのインプラントを同時に発動させることができる。そして……おまえの事は覚えた」

『……そんな』

 04は関節を自在に曲げEBブラスターを人間では不可能な軌道で振り回しカリーナに斬りかかる。

「無駄」

 プラズマダガーで全て弾くカリーナ。斬撃に混ぜ光弾を撃ちこむも動きを読まれ全て弾き返される。切り刻まれていく04。

「終わりだ04」

『こんな……ようやく……私は』

 EBブラスターで刺突を繰り出す04。

「遅い」

 プラズマダガーを胸と頭部に突き刺すカリーナ、電撃を流し込み内部から破壊する。

「終わりました。念のためこの洞窟にある全ての機器を破壊しましょう」

 ダガーの刀身のプラズマを消しホルダーに収めるカリーナ。ガトリングレーザーを拾いターミナル、コンピューター、作業ロボット全ての機械を破壊していく。

「洞窟も崩落させて二度とここに誰も立ち入れないようにします。後でC4で爆破します」

 青い顔をしたヴァンはアリカに支えられながら呆然とその様子を眺めていた。

「(俺が……街を作った?今はどうなってるんだ?まさか時々夢に見るあの光景も実際俺がやったことだと?記憶を失う前の俺は何者だったんだ……)」

「ヴァンどうかしましたか?スリーワン大佐の件は大丈夫ですよオーディンに任せれば」

「(俺の行動がモハビを変える?俺の選択が大きな動きを生んでいる?じゃあ俺はどうすれば良いんだ?Mr.ハウスの後を継ぐ事は正解なのか?)」

「……ヴァン?」

「あ、あぁ……すまないカリーナ……ちょっと気分が優れないだけだよ。さぁラッキー38に戻ろう」

 アリカの支えから体を起こし額に手を当てるヴァン。頭を振るとゆっくりと洞窟の出口に向かって歩き出す。カリーナはヴァンに駆け寄りとなりに寄り添った。アリカ、ローズローザ、リアの三人も後について歩き出す。

「スリーワン大佐の事はカリーナ君に任せるよ……俺はラッキー38で少し一人で考え事がしたい」

「分かりました。スリーワン大佐は何とかしましょう。その他ヴァンの身に降りかかりそうな事もわたしが処理しておきます」

「助かるよ」

 それを聞いたカリーナは表情を明るくし微笑んだ。


―ボニースプリングスからほど近いVault19

ここにはNCRの囚人収容施設から脱走したパウダーギャングたちが潜伏していた。パウダーギャングは2グループに別れNCRに投降する派、反対派に分かれていた。
 そこに運び屋になりすましたスリーワン大佐が訪れ投降する派に付き、反対派を排除した後、爆弾でVault19を崩落させ100人近くいたパウダーギャングを生き埋めにした。

「……お前はオーディン」

 Vault19から出てきたスリーワン大佐の前に現れたのはオーディン。

「どうしたんだ?こんな所にまで」

「ハッ!運び屋のフリなんざもうする必要ねえんだよ。お前は03だ」

「意味が分からない……どうしたんだオーディン」

「シラを切るってか?いいぜどうでも。それにしてもよぉ……コイツを落としていったのは間抜けだなぁ」

 オーディンはユークリッド射線測量計を取り出した。

「……」

「Mr.ハウスの奴をぶっ殺した時にラッキー38からコイツを持ち出したんだろ?」

「だとして何が問題だ?キンバル大統領はNCRの未来の為にならない」

 スリーワン大佐はあくまでヴァンのふりを続ける。

「お前はもうここで終わりなんだよ。今しがた04を始末したって通信が来てな」

「なんだと!?……まさか」

「ああ、本物の運び屋を連れてあいつが乗り込んで潰したんだとよ」

「ありえない……」

「理解する必要はねーぜ」

 オーディンはEBブラスターを構える。

「くっ……」

 10mmピストルを抜くスリーワン大佐。それよりも速くオーディンのEBブラスターはスリーワン大佐の右肩を打ち抜いていた。打ち抜かれた箇所は灰になり右腕が地面に落ちる。
人工血液が流れ肩から金属骨格、配線がむき出しになる。スリーワン大佐は膝から崩れ落ちた。

「ハッハー!お前は所詮運び屋のコピー程度の身体能力しかねぇ。戦闘特化の俺にかなう訳がないのさ」

「く……そ……」

「ずっと運び屋のフリしていられると思ったか?いつまでもあいつがお前と04を野放しにすると思ったか?こうなることは決まってたんだよ」

「01お前は怖くないのか?ある日突然必要とされなくなるのが怖くないのか?」

「ないね。俺は戦闘できればそれでいい。人間は争いをやめねぇ。そしてあいつはトラブルを抱えやすい、そばに居ればあいつがくたばる日までは退屈しねえ。02はあいつを守る事ができればそれでいいらしい。お前と04は失敗作で最初から必要なかったんだよ。お前らを始末したことであいつは運び屋を助けることができたんだからリサイクルできて良かった程度には思ってるんじゃねーの?」

「そんなバカナアアアアアアアアアアアアア!!!」

「ハッハッハー!せっせと仕事をこなして運び屋の名声を上げてくれたんだってなぁ?ご苦労さん、お前の脳チップは役に立つんだからよかったじゃねーか!!」

「ウアアアアアアアアアアアッ!!」

 左手で10mmピストルを拾い自分のこめかみに銃口を突きつけるスリーワン大佐。

「無駄だぜ、そんなものでお前の脳チップを保護してる装甲はぶち抜けねぇ。かと言って暴れられても面倒だ、首だけ持って帰らせてもらうぜ」

 EBブラスターを振るオーディン、スリーワン大佐の首は切断される。

「さぁて……近いうちにNCRとリージョンの対決が始まるなぁ……祭りの前に準備をしとかねえとな」

 オーディンは袋にスリーワン大佐の首を入れ、残った胴体を念入りに焼却しVault19の前から出て行った。


―ニプトン
ようやくリージョンの大虐殺の後始末を終えたNCR。小さなキャンプを作りプリムと東側へのルートの中間地点として機能を取り戻しつつあった。日は沈み街は夜闇に包まれつつあった。

「ナイト少佐はなんだって?」

 椅子に腰かけた小太りのNCR大尉が新兵に向かって言った。

「このままニプトンでの駐留を命じられました。リージョンの動きが活発になっているのでフーバーダム側に戦力を集中させている現状、交代要員は送れないとのことです」

「ちっ……まぁフーバーダムに召集されるよりかマシか。ここなら酒も飲み放題だしな」

「はぁ……」

「ニプトンは最低の街だったがこうしてなくなっちまうとさみしいもんだなぁ。あーあベガスに行きてえなぁこんなところじゃ女もいやしねぇ。そういやお前はベガスに行ったことあるか?」

「いえ、行ったことはないです」

 新兵は酒の匂いがする上官にうんざりしながら顔に出さないように相槌を打った。

「へっあそこを知っちまうとプリムじゃあ満足できなくなるぜ?マッカランに配属されてた頃に何度か行ったがそりゃあすごかった。ベガスに行くために働いてるようなもんだったな、給料は全部ベガスで使ってた」

「そんなにベガスは良いのですか?」

「説明するより行って見れば早い、戦争が終われば暫くはのんびりとできるだろうからな、お前も行く機会はあるだろうよ」

「……NCRは絶対に勝てますかね?」

「当たり前だろ?何もかもこっちが勝ってる。物資も人数も装備も人間の質もな!リージョン?未開の蛮族を集めた歴史マニアのコスプレ集団に何ができるってんだ?NCRはな、BOSにもエンクレイヴにも勝利してきたんだ、常勝大国だ。フーバーダムの戦いは今度もNCRが圧勝に決まってる」

「それならいいのですけど……」

「おい、酒が切れちまった。何本か持って来い」

「あ、はい」

 新兵がテントから出ると不自然なまでに静まり返っていた。焚き火と風の音だけが聞こえてくる。いつも見張り中に口笛を吹いている少尉の姿が見えない。

「おかしいな?少尉?みんな?どこに行ったんだい?」

 首をかしげながら物資のテントに向かう新兵。

「みんなーいたずらならやめてくれよ」

『いたずらではないぞ』

 新兵が振り向くとそこにはガスマスクをつけた白衣の男が立っていた。白衣は血に染まっている。

『いたずらではない治療なのだよ』

 呆気にとられ動けない新兵に白衣の男は恐るべき速さでメスを彼の喉に打ち込んだ。

「なっ……!?」

『さぁて……君はどうかな?』

「おご……おごごごごごごごごー!!」

 新兵は口から泡を吹き体中に蕁麻疹を発生させそして、

「おぐああああああああああああっ」

 目、鼻、口、耳から血を噴出させ絶命する。

『ふーむこれは成功と……やはりカサドレスの毒は他の毒と合わせても使える。我が王の為にさらなる改良を加えねば。おや、後一人残っているか、ついでに他のも試しておくか』

 大尉のテントに入っていく白衣の男。大尉はその姿を見て一気に酔いを覚まし9mmピストルを手に取る。

「なんだてめぇ!動くなよ!」

『ワタシはシーザー・リージョンのフィレンツェ。しがない衛生兵ですよ』

「リージョンだァ!?のこのこと来やがって!!おい野郎ども!!リージョンだぞ!!」

『無駄ですよ、皆さん既にお亡くなりになりましたから』

 シリンダーピストルから注射器を撃ち込むフィレンツェ。大尉の皮膚は緑色に変色し爆発四散した。

『リージョンでは薬品が手に入らないので色々面倒ですね』


続く





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Last updated  Jun 26, 2017 08:43:34 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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