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2017.07.14
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シャトーラグランジュ


サントリーさんがフランスのボルドー地方で経営するシャトーです。

ボルドーといえば、力強く男性的な赤ワインのイメージで、
永久に変わらない格付けがあって、5 大シャトーというものがあって...

という程度の知識しか持ち合わせていないうえ、
そもそもボルドーのワインをまだあまり飲んでいないのですが...、大丈夫かしら、わたくし。

それでも、おいしいワインを飲みながら面白い話が聞けそうだと、
足取り軽く向かった場所は「 神楽坂 和らく 」さん。

和らく


もちろん、わたくしもそのひとりです。

ところで、セミナー終了時にはお土産にこちらの



本をいただきまして、帰宅後少しずつ読んでおります。

書籍冒頭、サントリーさんが数々の思わぬ事態に遭遇しながら
ようやくシャトーを手に入れようとするあたりを読んでいるのですが、まさに「物語」。

ちょっと読んだだけでも、ビジネス系のドキュメンタリー番組を
何本でも制作、放送できそうだと感じるほどの内容なのです。

30 年以上もの歳月をかけ、今なお続く壮大なプロジェクトについて、
一介のブロガーがあれこれ触れてもよいものかと思案したほど。


わたくしなりに感じたことをお伝えしようと思います。

というわけで。

今から 34 年ほど前、経営が困難となっていたシャトーラグランジュを
サントリーさんがスペインのオーナーからお買い上げ。
(この "お買い上げ" 部分だけでも盛りだくさんなエピソードが書籍にあります。)


もしわたくしが買収の話を持ちかけられても、尻込みして手は出せないだろうなぁ、
どこから手を付けていいのか分かんないし、という状態。

しかし、それを商機と見込んだサントリーさんはすごい!
立て直しに 30 年かかったものの、もっと早い段階から黒字化しており、
現在の経営状態も順調なもよう。

これまでを「再生」の時代とするならば、
これからは「創造」のステージである。

との言葉通り、日本人らしい緻密さ、精密さ、繊細さを発揮しながら、
新たな取り組みをされています。

たとえば、ぶどう畑の区画。

区画

現在でも 100 区画...より多いかな...に分けられているのに、
土壌の状態を見極めて、さらに細かく分けようとしているのだとか。

その土壌の状態は、電気を流して水分量を測ったり、
大の大人がすっぽり入れるくらいの深い穴を掘って研究してみたり。

そういえば、醸造に使うタンクも 1 区画で 1 つ使用しているそうで、
そして、土壌の水分量マップもサーモグラフィみたいに細かく図式化されていて、
まあとにかくやることが細かい!ということがよく伝わってきました。

さらには、ぶどうの粒の選果には画像解析の機械も導入されているそうで、
IT の波がここまで!と感心したものです。
(ワイン造りはどうにもアナログなイメージが強くてごめんなさい。)

それでもやはり大事な作業は人の手によって行われるのだそう。
特に収穫は 100% 人の手を使って行っているそうです。

なんだかんだいっても最後に頼るのは人の手、なんですね。
ものづくりの極意な気がします。

また、30 周年を迎える節目の年には「花祭り」という伝統あるイベントを
シャトーラグランジュで開催したとのこと。

地元の人に受け入れられて...とさらっと説明されていましたが、
異国の地の人間であるということだけで大きな苦労があったはず。

よほどの信念を持っているか、こよなくワインを愛していなければ
できない仕事だなぁと感服いたしました。

話は変わって、シャトーではカベルネ・ソーヴィニヨンの比率を
少しずつ上げているとのこと。

カベルネは、樹齢が若いと味わいに奥行きがでてこないのだそうです。

ですので、これまではメルローやプティ・ヴェルドの度合いも多かったけれど、
品質が上がることで、カベルネの比率を上げることができていると。なるほど~。

シャトー再生のお話から、ワイン造りで心がけていることまで、
ここでは書ききれないほど、盛りだくさんのお話を聞くことができました。

ワインとは農業である、という言葉も印象的だったなぁ。(*´∀`)

総じてワインとは自然と対話しながら少しずつ積み上げていくものであり、
最後は人が決め手となるものであり、それらが複雑な深みを生んでいるのだと感じました。

飲んでいるワインとともに
身に沁みていくような貴重なお話をありがとうございました!ヽ(・∀・)ノ

つづく◎


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今回はフランスワインでしたが...。汗

というわけで、シャトー・ラグランジュのサイトはこちら →


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こういうお勉強は飽きません。(*´∀`)





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最終更新日  2017.07.19 11:00:13


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