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January 30, 2022
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前話の続きで、監督は同じくルヴァー・バートンです。
なお、前のエピソードで勘違いしていたところがありましたので、訂正しました。




プライドは委員会を辞任したアリー・ブリッグスを呼び出し、背後に何があったのか聞き出す。
友好と敬意を示したプライドに、アリーは過去に既婚者だと知らずジェイソン・リー上院議員と交際し、その時の写真が削除したはずなのに、送りつけられて、委員会を辞任しなければ公表すると脅されたと明かす。
上院議員との関係は事実を知った時に解消し、あれは過ちだったというが、写真の出処がわからない。
リー上院議員も脅されているかどうかも不明だ。
プライドは問題解決に手を貸すと申し出る。

メキシコ湾沖合で釣りをしていたボートにどこからともなく現れた魚雷が衝突した。
ペレスが作っていたソ連製の潜水艦から発射されたものと思われ、統合特殊作戦コマンドは海軍のブルックス大佐に潜水艦の拿捕を命じた。

プライドはペレスとニコの情報を提供し、海軍は爆発せずに海中に沈んだ魚雷の回収を急ぐ。
爆発しなかった魚雷に疑問があるが、単なる密輸のために魚雷を設置したとも考えにくい。
パットンはトッドを殺したヒゲの筋肉質の男が持っていた携帯を分析し、ニコと連絡を取り合っていたという。
ニコは男が死んだことを知らないはずなので、男になりすまして情報を得ることにする。
男は検視でクリストフ・ヴィントとわかり、爪の間からイースト菌が検出された。
ニコからヴィントに1時間後に会うという連絡が入り、その場所はビール醸造所の搬出口のことだろうと推察し、カーターらが向かう。
カーターは待っていたニコにヴィントは来ないと言い、身分を明かすと身柄を拘束すると告げる。
ペレスらの情報を得る代わりにお前を保護するとオファーするが、ニコは乗らない。
その時、何者かがニコを狙撃しNCISはニコを保護下に置く。
カーターがペレスの潜水艦について聞き出そうとするが、ニコはとぼけるばかりで狙われた理由もわからないという。
しかし、魚雷を売り買いしたとなると重罪となりアメリカで一生刑務所に入ることになるというと、ニコは潜水艦はベネズエラのカルテルに売ったことを明かす。

ペレスはシルバ以外の買い手に潜水艦を売った可能性がある。

プライドはリー上院議員を呼び出し、アリーと話し合いの場を用意する。
リーは驚き写真の流失については、ハッキングされたのだろうという。
アリーとお互いの非難の応酬が続く中、プライドは脅迫している犯人を捉えるため、捜査に協力してほしいと頼む。
ところが、アリーはマスコミにリー上院議員とのスキャンダルで脅されたが、私は委員会を辞めないと発表してしまう。


海底から引き上げられた魚雷をセバスチャンが調べることになった。
ボートに当たっても爆発しなかったのでおそらく爆弾として機能していないと判断し、中を調べると、点火装置が取り除かれていた。
無事だった基盤から指紋が採取でき、電気技師のローナン・ブレイディとわかる。
ニコはローナンが最新電池の導入に関わったことを認め、ペレスの隠れ家にいるようだという。
ペレスを調べると、コロンビアの銀行から2000万ドルを送られていることから、潜水艦の行方はコロンビアの過激派組織ではないかという。
彼らはアメリカ政府にダメージを与えたいが、メキシコ湾としか今の所ターゲットはわかっていない。

ホランドは捜査で手一杯のプライドに、警察との古いコネを使ってリー上院議員の携帯をハッキングした人物を見つけるという。
ハッキングしたのは私立探偵で、ゴードン・アーサートンという人物に依頼されていた。
アーサートンはアメリカ南東部で最大の保釈保証会社を営んでおり、委員会で話題となった保釈金制度の見直しは不都合なところがあるのだろう。
しかし、なぜそのことが外部に流たのか。
アーサートンが通う教会の司祭が、委員会のメンバーでどうやらそのことをしゃべってしまったらしい。

身を隠しているというローナンの居場所をニコから聞き出し身柄を確保しようとするが、すでに殺されていた。
ペレスに殺されたのか。
ニコもペレスに命を狙われているだろう、カーターはニコにペレス逮捕に協力するよう迫る。
ニコはインターポールに引き渡すならペレスを呼び出すと言い、NCISはニコをおとりにペレスをおびき出す。
グレゴリオが狙撃してペレスを捉えると、隠れている潜水艦の場所を吐かせる。
海軍は潜水艦を拿捕し、革命軍の乗組員を逮捕した。
ニコはインターポールに引き渡され、引き渡し条約のないモンテネグロに落ち着いたようだ。

アリーが委員会に復帰し、ようやく最初の提言となる保釈金制度の見直しをまとめることができた。
ロレッタはセラピーの中で、ストレスを増す医療現場への復帰を避け、他に人助けができることを探すよう助言を受ける。
プライドはロレッタに委員会で手伝ってほしいと頼む。



後編はなんだか雰囲気が変わりましたね。
委員会の紛糾を交通整理することが、パイプのつまりをなくすということだったのでしょうか。
味があって、洒落たニコのキャラクターがこれ1話だけというのはもったいない感じがしました。
カーターとも相性が良さそうでしたね。
自分は単に調達するだけで、商売人だというところがペレスとの違いで、ペレスは欲を出しすぎです。
仕事の関係者を次々殺していって、これでは自分自身長くはもたないでしょう。
魚雷を搭載した潜水艦を反政府勢力に売るなんて、どれほどの罪になるのか、
冒頭に魚雷がぶつかった船ですが、ライフジャケットもつけていないのにあの2人の釣り人はどうやって救助を求めたのか気になりました。
ぶつかっても爆発しなかったのだから、この魚雷は不発弾でしょうという爆発処理担当、ここもお気楽だなあ。
セバスチャンとグレゴリオのいじり合いは最終シーズンで、最高潮に達しましたね。
グレゴリオの自宅デートにも割り込んできて、当たり前のように一緒にいたがる。
将来別々の家に住むことになっても、隣同士かご近所さんでいようねなど、こういう関係は得難いですよ。
アリーの辞任の理由は意外でした。
相手の上院議員は別れた後のアリーを大事に思っていないし、自分のことしか考えていない、という人物でしたし、かばうことなく、自分の失敗は自分で責任を持つべき。
ところで、保釈保証業者というと「スニーキー・ピート」ででてきますね。
今回のプライドの委員会の制度改正だと、ピートのおじさんおばさんの商売は厳しくなるわけだ。(笑)
ロレッタがコロナ禍で疲弊したことから、クリニックなどの活動を避けて、別の形の人助けを見つけなさいというのは、予想しませんでした。
リタではなく、ロレッタが委員会に加わるのもありですね。
みんな言いたいことをわーわー言って、紛糾するときにロレッタがバシッと締めてくれるとプライドも心強いでしょうね。





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Last updated  February 1, 2022 08:41:56 AM
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Re:CIS:ニューオーリンズ7 #145 Operation Drano, Part 2(01/30)  
録画でみているファン さん
>セバスチャンとグレゴリオのいじり合いは最終シーズンで、最高潮に達しましたね。
セバスチャン「”ギャル友”と映画を見るなら、いつでも参加できるよ。パジャマパーティだ、行くぞ!」
カーター「Hey, read the room, Sebastian.」
……「空気を読めよ」と「read the room」は、いくらか違う意味合いだ、と解説されますが……今回は一致していますね。それはともかく……
セバスチャン「"gal pals"=ギャル友というのは変に聞こえるけど……」
カーター「That's not the problem here.」=問題はそこじゃない。
セバスチャン「What's that mean?」=じゃ、問題は何??
翌日になっても……
セバスチャン「次の土曜は空いてるし……いつでも空いてる。」
グレゴリオ「あんたが空いているかどうかなんて、関係ないの。わかってる??」
「カーラは私の恋人」「二人きりになりたい」「時どきでいいから」
セバスチャン「そうか」「そうだったのか」「僕はマヌケだ!」
グレゴリオ「No, you're not, baby. You're just a little dense, is all.」
―――そんなことないよベイビー。ちょっと鈍いだけ。
セバスチャン「No, I'm pathetic. Oh, my God.」=情けなさすぎる、何てこった。
ラストシーンで、これを振り返って……
セバスチャン「I'm sorry about the whole third wheel thing. 」
……3番目の車輪=おじゃま虫に気付かずにゴメン。super uncool=超カッコ悪かった。
「親友を失いたくない」と言うセバスチャンに、グレゴリオは優しく、
「I'm stuck to you like glue, baby.」=接着剤みたいに離れないよベイビー。
「別の場所に住んでても、一緒に年をとるんだよ。」
>こういう関係は得難いですよ。

>ぶつかっても爆発しなかったのだから、この魚雷は不発弾でしょうという爆発処理担当、
>ここもお気楽だなあ。
「Hurt Locker」的な気持ちを表すグレゴリオの名言―――
「What is it with you, with the "probably," "pretty sure"? These are not declarative statements that make me feel at ease.」
―――「多分」とか「恐らく」なんて、そんなこと言われても、何の気休めにもなりゃしない!! (January 30, 2022 02:52:41 PM)

Re:CIS:ニューオーリンズ7 #145 Operation Drano, Part 2(01/30)  
続・録画でみているファン さん
>相手の上院議員は別れた後のアリーを大事に思っていないし、自分のことしか考えていない
アリー「私が委員会を辞めなければ、マスコミに公表すると脅されている。」
州上院議員ジェイソン・リー「Then quit!」=じゃぁ、辞めろよ。
何と言う自分勝手な男か!!!

脅迫問題は一刻を争う……とは言え、アリーは決断が拙速すぎて……
プライドが「I just wish she would have trusted me to help.」信頼して任せて欲しかった……と言う気持ちはわかりますが……
しかし、実際、プライドもパットンも忙し過ぎて、ジェイソンの携帯ハッカーの調査を始めてすらいない=アリーには何の情報も届いていないわけですから、信頼できないでしょう……プライドの責任でもありますね。
委員会だけでもフルタイムで取り組むべきなのに、緊急の脅迫問題まで抱え込んでは完全にパンクでした。……ホランドの協力で何とか上手く収まったという形です。
新しい仲間の協力で……委員会自体も雨降って地固まる……でしょうか。
ただ、ホランドの「ひとこと多い」クセ??は、プライドを疲れさせますねぇ。
……ということで、「トラウマの引き金にならない人助け」を探していたロレッタに、
プライド「I need help. Another adult.」
……ホントに大人の助っ人=右腕として、ロレッタの委員会参加を求めるわけですね。
>みんな言いたいことをわーわー言って、紛糾するときにロレッタがバシッと締めてくれる

アリー脅迫犯は、南東部最大の「保釈金立替え=高利貸し会社」で……「現金保釈制度の改革」を進めるアリーを潰すため、というわかりやすい構図でした。
>保釈保証業者というと「スニーキー・ピート」ででてきますね。
シーズン1=まとめて放映、だった時に一気に観ましたが……あんな訳アリの家族に「なりすまし」で入り込んでしまう「ピート」=マリウスも災難でしたが……詐欺師マリウスの人間性が興味深くて、シーズン2も楽しみです。

保釈金問題は……確かに、保釈金を支払う能力のある金持ちは優遇され、支払いの能力のない庶民を不必要に長期間拘束する点で、法の下の平等に反する実態があります。だから各州で改革が模索されて……

例1=NY州の新制度=殺人など凶悪事件の被告を除き、裁判所が保釈の条件として被告に保釈金の支払いを課すことを原則禁止しています。

例2=イリノイ州は全米初=2021年、公判までの保釈について、保釈金を撤廃しました。

例3=カリフォルニア州=2018年に州議会が保釈金全廃の法案を可決=2019年に施行される予定でしたが……保釈金の高利貸しをビジネスとしている保釈金立替業界が猛反発し、署名を集めて州民投票に持ち込み……結局、2020年の州民投票で賛成44%、反対56%で否決されてしまいました。……なので、今は州内の各地域ごとに改革を進めています。

他方で、日本の場合は、そもそも起訴前の……最大20日間もの長い「検察官による勾留」期間には保釈できない……「人質」司法なので、保釈制度以前の問題山積ですが。。。

>味があって、洒落たニコのキャラクターがこれ1話だけというのはもったいない
口八丁な雰囲気が何となくLAのキルキン+某「有名なゴーンさん」に似ているニコ!アントニッチを……インターポールに引き渡す時に……「You're such a nice guy, Agent Carter, I'll see what I can do about getting you that Ferrari, huh?」……カーター捜査官はいいヤツだから、例のフェラーリ入手、なんとかするよ」。
カーター、あわてて「Hey, Nico. Tell them you're kidding.」
カーターもちょっとコメディに挑戦でした。 (January 30, 2022 02:55:49 PM)

続・録画でみているファンさんへ  
決断したら即実行のアリーの行動は、やはり若さの現れでしょうか。
釈明すべきところはして、反省して、前に進むところが多くの支持を受けているのかもしれませんね。

ニコが良かったのは、カーターと絡むことができたことですね。
カーターは格好が良いだけで、他のキャラとも上手く絡んでいるとはいえない、そのカーターを面白くできるのですから、ニコさん、すごいです。


>スニーキー・ピート

今お気に入りです。
パッと見は冴えないけれど主役の人が妙にかっこよく見えてしまうところとか、「ブレイキング・バッド」とは全く別人のブライアン・クランストンだとか、見どころ満載ですね。
犯罪がテーマなのにおもしろいドラマを作るものです。
詐欺の手口などは「レバレッジ」でもやっていましたが、駆け引きにハラハラします。 (January 30, 2022 08:14:17 PM)

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