全25件 (25件中 1-25件目)
1
このエピはMiamiを相当見てからの視聴なので、順番に見てきた人とは印象が違うかも知れません。 ストーリーでクロスオーバーしたというよりも、オール新番組の宣伝という感じがしました。そして、Miamiの現場に舞台が移り、ほこりの舞う道路に立つHoratioが映し出された瞬間から「お、Horatioかっこいい~」といつもの雰囲気に。1エピの中で、運河にはワニが出るからとショットガンを構えるMiamiの特殊性や、ラボのメンバーの紹介、Horatioのバック・ストーリーが部分的にすでに表現されていて、夜景のベガスから西日の逆光の中でマイアミのシルエットが浮かび上がる演出も、見事だと思いました。 とにかく、キャラの設定がもうできあがっているのが驚きです。FBIのSackheimと対峙するシーンは、撮影の初日だったそうですが、もう、そこにHoratio Caineがいます! "It sounds like you're making this personal."(当てつけがましく聞こえるな。) "Dennis, you don't give me this link, I will make it very personal."(お前がこの事件との関連を教えないなら、誰よりもお前のせいにしてやるさ。)。 両親を殺されたいたいけな少女をまるで自分のことのように思うHoratioは、FBIの介入など許しません。完璧に無視。(爆)ひそひそとスペイン語で耳打ちするCalleigh。Sackheimは「何だって?」「外国語を習えということさ。」と最初から嫌み絶好調。しかも、Sackheimの部下の狙撃手に、「無実な人を撃てば君はきっと後悔する。」と命令違反させるのですから、もう、Horatioの前に怖い物はありません。(大爆) 誘拐された母親が惨殺されたと知ったときのCarusoの演技が良いです。ひくひくと怒りがこみ上げてきて、Horatioがキレます。これは怖い。Horatioを怒らせるとどういうことになるのか、視聴者はこれから事あるごとに知らされることになりますね。(笑) Horatioらしさはそれだけではありません。誘拐された少女からはしっかりと信頼を築きます。「おじさんも死なれたんだ。」「誰に?」「それは…」「まだ辛いの?(feel sick)」「ああ、まだね。(I do...I still do.)」「君のパパとママに対して、人々はいろいろ言うだろう。そのうちのいくつかは本当かも知れないが、これだけは覚えていて欲しい。パパが生きていたときは、君にとってヒーローだった、ということを。おじさんのためにも覚えていてくれるね。」と、ここでこのシリーズで大きな流れとなる、弟のRaymondの件がちゃんと伏線が張られていますね。そして子供とのケミストリーが良いのがHoratioのキャラの特徴とも言えます。 ところで、ウォリックは単なる付き添いという感じでしたが(爆)、キャサリンはHoratioと2ショットでも行けますね~♪♪証拠の蜂蜜を採取したHoratioにキャサリンが、"Ready, honey?"(ハニー、もう行ける?)"Coming, dear."(ダーリン、今行くよ。)なんて、最初から意気投合しちゃって! ※実はDavid CarusoとMarg Helgenbergerは"Gold Coast"という映画で共演しています。二人の間にえもいわれぬheatが感じられるのは当然です。DVDのコメンタリーでも、「2人の青い目、髪の色もよく似合ってるわ~なんかホットなものを感じる~」と絶賛でした。(笑) ところで私はC.S.I.の2シーズンは全然見ていないのですが、ベガスに戻ったキャサリンに、グリッサムがなんだかjealousだったのが意外でした。 「あら、どうしてそんな服を着てるの?」「君が戻ってくる日だからだよ。」「ね、私がいなくてさびしかった?」あらら、こちらのカップルもお話が進んでいるのでしょうか?う~ん、もしかしたらHoratioはキャサリンの心をぐっと掴んでしまったのかも知れないですね。いや~ん。(大爆)CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
Teaser(冒頭の掴み)からして、度肝を抜かれる第1話ですね。墜落現場を目指してエアボートでエバーグレイズ(湿地帯)を疾走するHoratioとEric。私は「わんぱくフリッパー」を思い出して。(爆)このシリーズを象徴するオープニングだなと思いました。途中も、個人的に「24」を彷彿とさせるシーンがあったりしてMiamiはとにかく派手です。DVDのコメンタリーを聞いていても、CSIという人気シリーズの中ですでにPilotをこなしているため、「最初からバーは高かった」と求められるものの大きさを制作陣も感じていたのでしょう。 湿地帯での飛行機事故のため、周囲には遺体や遺品が散乱し、NTSB(連邦航空運輸局)と捜査権を張り合おうとするマイアミチーム。シーズンはじめからテンションが高いです。 メンバーもそれぞれの専門を上手く見せていたと思います。これなら、パイロットを見ていなくても十分に判りますね。 そしてパイロットではお休みだったMeganが登場。この仕事が休み明けの初仕事で、その間夫を失ってかなりダメージを受けていたようです。極度に緊張している彼女を気遣うHoratioが良いですね。彼女はHoratioの前任者ということらしいですが、お互いに仕事がしにくくないでしょうか。どちらかというとMegan寄りのスピード(Speedle)も「大丈夫?」と上司思いのところを見せます。それに対して、"Bullet Girl"として有名なCalleighはHoratio寄りのようです。 しかし、お休みの間にスピードはHoratioの影響を強く受け、それに対してMeganは「あなた、Horatioみたいなこと言うのね。'Probably'とか'Obvious'なんて言っていたら、証拠を見逃すわよ。」と釘を刺します。彼女はHoratioのスタイルには批判的なのか?実際、Horatioの勘による意見に「証拠がない」と食い下がります。 保険会社の不正を糾弾しようとして社長に殺された女性の母親の手を取って、親身に話すHoratioの心遣いは、現場で怒鳴りながら厳しく指示する面と対照的でしたね。これがまたHoratioの魅力でもあります。また、ラストは事故の原因がわかったものの、天に向かって「君の無念は晴らされたよ」とHoratioのシルエットで表現するというのもマイアミ・スタイルですね。正しいことをしようとする者への敬意、弱い立場の人に対する共感、これを前向きに捕らえるのもマイアミの特徴だと思います。 このエピですが、見ていると初回と言うことで、まだ試行錯誤的な面も見て取れます。飛行機の残骸を組み立て現場を再現しながら全員で意見を出し合うシーンも、ベガス風だなと思いました。チームのメンバーに対して、"Ladies & Gentlemen"と呼びかけるのもHoratioらしいマナー。スーツではなく、珍しくタイトなパンツ姿のHoratio、コーヒーカップを片手のHoratio、これもGood !(爆) Meganの身体を実験台に(!?)出入り扉でのシーンを再現するところなんか、もうドキドキしてしまいました。(大爆) 余談ですが、"Golden Parachute"というのは、M&Aの世界では「敵対的買収」の戦略用語らしいのですが(買収時に役員に多額の報酬・退職金を与えることにし、会社にダメージを与える)、飛行機事故がらみの事件と上手く組み合わせたなと感心しました。CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
放送順としたら2話目ですが、制作ナンバーは104になっています。Horatioの「熱い」人柄が出ていましたね。 今回のと似たような事件を実際にニュースで見たことがあり、アメリカでは本当にあり得る事件なのでしょうね。テロでも爆弾事件は現実的な脅威になっていますし、爆弾処理の専門のチームがあるくらいですから、本当に怖いです。そして、その現場で市民を守るため命を張って対応してくれている人たちには、やはり特別の尊敬の念を持ちます。 HoratioはそのBomb Squadのチーフ・Alに育ててもらったのですから、彼の死には特別の思いをもつのは当然でしょう。爆発のシーンのHoratioの表情は、値千金でした。さすがCaruso。 "Everything I am, I owe to Al, everything I know, he told me."「今日の私があるのもすべてアルのおかげ。」そうとうかわいがられていたようです。犯罪現場から証拠でもある結婚指輪を持ち出して、妻に渡すシーンは、私も涙してしまった。(泣)しかし、犯人憎しでつい走ってしまったHoratioに、Meganが自分の夫が仕事中亡くなったことを話して、いさめます。冷静になったHoratioは次の爆破事件では古巣に戻って見事に処理する。現場を仕切る様子が実にかっこいいです。 それをMeganが「あなた、現場が恋しいのね。」と指摘。「いや、率直な答えはノーだ。」「どうして得意な仕事を辞めたの?」「競馬をしたことは?馬にもハーネスを付けた方が良く走る馬がいるんだよ。俺の専門分野は科学だ。」答えになっていないぞ、自分は知的だと言いたいのか、Horatio。(爆) Meganの過去もかなりの辛さですが、アメリカのドラマではキャラは常に尋常でない苦しみを与えられるのがパターンかな。それでも、最終的に事件を解決したHoratioはMeganに礼を言います。 「君は間違っていなかった。俺は妻たちに振り回された。アルの何が一番恋しくなるか君にはわかるだろう?たいていの人だと機嫌伺いさせられる。でもアルと一緒にいると、君はそのままで良いんだ。(Most people make you earn their respect. And with Al, that's where you started.)違いを判ってくれてありがとう。」なぜか、この言葉にMeganはぐっと涙をこらえるのでした。こういうそばにいて何か言ってくれるキャラは大事ですね。 犯人と直接対決したときのHoratioはどうして冷静でいられたんでしょうね。よほど自分の判断に自信があったのかも知れません。Alが犯人を厚遇しなかったのは、彼に尊敬される要素がなかったのかも知れないですね。そう言う意味で話は良くできていました。 タイトルは「面目をなくす」と言う意味かなと思ったのですが、文字通りのショッキングなシーンがありましたね。(-_-;)CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
マイアミという場所で恐らく最も大きく日常的な問題なのだろうと思われる、密入国とコカインの密輸事件を扱うチーム。テーマはさておき初期のエピらしく、日常の紹介ともいうような、コネタが多かったですね。 日の高いうちの捜査はかなり暑そうで、室内に船を持ち込んだスピード。大変だなあ。「これはCalleighにこれはMeganに」とせっせと証拠を持ち帰るEric、Horatioに年齢を尋ねるCalleigh、「弾丸ってまさにサイエンスだから好き」。たくさん仕事を言いつけられHoratioとMeganのどちらの仕事をすればいいのよ、と言うスピード。「これするかい?」と地味な仕事をCalleighに進めると、「それは男性の仕事でしょ?」とかわされてしまう。 Horatioのオフィスも紹介。元はMeganのオフィスだったのでしょうか、「誰が飾ったのか、教えてよ。」「我々は現場にいなければ、電話とデスクだけでいい。」etc. 新しいソフトウェアの紹介もありましたし、そのおかげでちゃくちゃくと成果は上がっていきましたが… 被害者は亡命者でもあり、今回は彼らを救うことよりも地元コミュニティから憎まれ役になったHoratioは、事実の探究者であり法の番人でもあるということでしょうか。捜査の過程で自分の住んでいる地域の住民といざこざを起こすHoratioに、Ericは「やり方をわきまえるべきだよ。」と困惑の一言。Calleighは「彼がどんな人か知っているでしょう?骨をもらった犬みたいよ。」と厳しい。(爆)それでも、HoratioはCalleighにかなり甘いですね。"Horatio?" "I like that tone.(いいねえ、その響き。)」 "Dry foot, or wet foot"。無事海を渡りきった者、怪我をした者は亡命者と認められ、72時間後にはグリーンカードを手に入れる人もいれば、海上で沿岸警備隊に捕まり、本国に返される人もいる。もっと悲惨なのはハリケーンなどで途中事故に遭い、命を落とす人々。Ericも母親のお腹にいる間にアメリカに亡命してきたと言うわけで、運命のはかなさを感じさせられます。それでも亡命するキューバ人は絶えることがない。 結局事件の真実を暴くきっかけとなったのは、Horatioの人柄が妹を見殺しにした青年の心をひもといたに他なりません。「他に仕方がなかったんだ。」ラストは、"Freedom is light though, isn't it ? Under any moon."(自由とは明かりだな。新月でも満月でも。)と、どこまでも月を見上げる王子様、Horatioでした。(爆)これがマイアミなんだ~ ところで、DavidとKimのケミストリーがいまいちだな、と思います。同じNYPD Blue出身なのが、セールスポイントだったのかも知れないですが、Davidの「待ち」のペースにKimが乗ってこないんですよね…CSI Miami Files本館へレモン・ジェリー/lemonjelly.ky(紙)
December 26, 2006
コメント(0)
マイアミではロイヤルファミリーのハミルトン家相手に、しつこいHoratio。(笑) 駆け出しのCSIだった15年前の事件を立件できなかった因縁もありますが、金の力で殺しを無かったことにしようする奴にも、金持ちに媚びへつらう奴にも同情など全くできません。こう言うところは殺人を犯したセレブを追い込むのが痛快な「刑事コロンボ」を思い起こさせますね。しかし、ほんとにHoratioは執念深いなあ… "The evidence, as always, will speak itself."というHoratioの言葉通り、話としては証拠からどんどん推理を進めて犯人を挙げていくので判りやすかったです。15年前のドレイク・ハミルトンが起こした交通事故では、証拠がないため起訴できなかったHoratioは今回は証拠を一つ一つ積み上げてバーテンダー殺しを逮捕することができました。しかし、そのためには、浜辺の砂の中から砕けた瓶かけらをすくい上げ、それをつなぎ合わせ、またビーチハウスの残骸の中から証拠を探し出す根気が必要でした。 決め手にはドレイクの眼鏡の血痕が必要。「自分で外すか、俺が外すかどちらかえらぶんだな。良い子だ、じゃあ座れ。」"Either you take them off or I'm going to take them off you. You decide. Good decision. Now sit down."今回は有無を言わさず眼鏡を取り上げます。(爆)ハミルトン家のDNAには、殺人の悪しき血が流れている?と言われて、ならば「子孫を残すな」とはなんと大胆な言葉なのでしょうね。レイプされた女性にはメーガンが丁寧に接していたと思います。若いCalleighは、セレブと言うだけで舞い上がってしまう様子が新鮮でした。ラストMeganとお茶するHoratio。先週の一件で彼女には素直にホンネが言えるようになったみたいですね。 ところでここは海辺のレストランなのでしょうか、もしかしてデート?、この2人ちょっと良い感じでした。今回のロケーションはマイアミらしく砂浜。潮風に揺れる赤毛も良いですね。(爆) あとから気が付きましたが、若い方のハミルトンは、ANGELのSkip役、David Denmanでした。全く気が付きませんでしたが、随分太ったんじゃないですか?(爆)CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
教会で神父が銃殺された。状況から犯行は知り合いの可能性が高い。さっそく神父さんのポケットから出てきたコンドームと少年らしき靴跡から、先日見た「ザ・プラクティス」のエピソードを想像してしまいました。(考えすぎ?)いつものように女性陣が元気なこのエピですが、牧師さんを弾道痕で串刺しして、なんだか嬉しそう。そしてこうきれいどころが揃って現場に捜査に訪れたら、やはり男性はみんな鼻の下を伸ばしてしまいますね。ところで先週から刑事としてAdell Sevillaが加わっていますが、演じるWanda De Jesusも"Gold Coast"でCarusoと縁があります。一方、男2人はラボで「おい、お前の仕事は何?」「車で焼死した女性」「それならいいじゃん。」と日常会話をしておりました。何を張り合っているんだ。(怒られるかしら)もう一つの車での女性焼死事件では、手の込んだ方法で自殺に見せかけた殺害方法が取られていました。容疑者は彼女にダイヤの指輪を贈った男性。しかし証拠がない。被害者が妊娠していて父親を特定するためにあえて胎児を取り出すよう、Alexxに命じるHoratioの表情が辛そうでした。それだけになおさら、犯人を起訴できないときのHoratioの怒りは強いですね。EricもカッとなるHを押さえるのに涙ぐんでいました。(本当は怖いだけのかも)「なぜならたった一人の真実を知る人を奴は殺してしまったんだからな!」怒りの収まらないHoratioは徹底的に容疑者を脅しますね。「誕生日には付きまとって、ぶち込むネタはないかと捜してやる。覚えとけ!」怖い、怖いぞHoratio。起訴できない事件をいちいち覚えていたら、つきまとい行為だけで毎日忙しいでしょうに。このときの言葉は決してどう喝するような言い方ではなく、早口で感情を抑えるようにしゃべっているのが印象的でした。それにしても、子供からみの話は救いようがないですね。DVを受ける母を守るために父親を殺してしまった少年、そしてそれを明らかにしようとした神父から息子を守ろうとした母親という、「愛するゆえ」の犯行はHoratioにもMeganにもやるせなさを残したようです。神父さんのお葬式で、十字架を担いだケビン少年は、一生この十字架を負っていくのでしょうね。(泣)いつものようにまめに列席したHoratioがふと目にしたのは、母子像。ついでに亡くなった被害者の冥福を祈るのでした。(合掌)Horatioウォッチとしては、作業着(つなぎ)のコスプレもGoodでした♪CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
遊園地の室内遊技場で衆人環視の中、幼い子供が誘拐され殺されてしまう。異常が見つかると、すぐに出入り口を封鎖するのに、どうしてそんなことが可能なのか? テーマとしては、幼児に対する性犯罪を絶対に許すまじ!ですが、アメリカにはこれをドラマと高をくくっていられない現状があるのでしょうね。メーガン法によって、性犯罪者のデータを公開するのはそれだけの必要があるからなのでしょう。 日本では、まだそういう制度はありませんが、子供が犠牲になる状況は昨今あまり変わらないように感じます。社会全体で守るべきは幼い命ということでしょう。それでもあらゆる手を使って子供に近づく犯人の異常さは身も凍る思いがしますね。 母親でもあるAlexxにとっても、辛い検死だったと思います。こんな愛おしい存在を誰があんな悪魔に渡すでしょう。 こういうケースにはHoratioが俄然、怒りを見せます。ラボの緊迫感がまた違うようなじ。やはり、見ている方も感情移入してしまいます。被害者の母親に対するHoratioの思いやりもいつもながらじーんと来ますね。 そしてメーガン法のおかげで犯人逮捕に繋がりました。ラストシーン、公園で遊ぶ子供たちをベンチに座って見守るHoratio、あなたは子供の守護神、ガーディアン・エンジェルか、はたまたお地蔵さんか?でも、上から下まで一寸の隙もない黒ずくめ、というのはちょっと怖いんですけど。(爆)もしかしたら、子供に何か思い出があるのでしょうか。 "Life is filled with this disappointment."「人生に絶望はつきものさ。」いつもなにか言ってくるれHoratioですが、「まだやっていなかったのに」と開き直る容疑者に対してこの一言、「お前たちの自由にはさせないぞ」というHoratioの意思表明にも見えました。そして、この犯人はこれだけでは終わりません。 ラボで徹夜、つい眠り込んでしまったCalleighに、「コーヒーを入れるけどどうする?」というHoratio。彼女は"Sugar"と答えていましたが、良いな~。大変良く気が付く上司です。(笑)確かに、Calleighとはケミストリーが良いようです。Horatioの返事の甘いこと。(壊) ところで、スピードが作業中に鼻歌交じりに聴いていた曲は、Lynyrd Skynyrdの"On the Hunt"。The Whoと言い、制作者の好みなんでしょうね。CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
今回もシチュエーションと言い、犯人を分析するところ言いちょっと刑事コロンボを思い出しました。(笑)逆セクハラというのか、女が主導権をもったカップケーキパーティですが、もっとマル金のおばさまが出てきた方がリアリティがあったかも知れません。しかし、被害者のノエルが毒殺されたため、徹底してその毒を見つけ出すという科学捜査そのもののエピソードでもありましたね。全編に紫のシーツに脱ぎ捨てられたセクシーな下着の数々と、むせかえるくらいの女性ホルモンが満ちていました。そういう女性ばかりの怪しい雰囲気には何も影響を受けず、自らゴミ箱をあさり、指紋を検出する装置をのぞき込むHoratioの青い目。ツボなシーンが多かったです。そしてあまりクールなので、Horatioには性に積極的な女性に対するコンプレックスがあるのかな?と思ってしまいました。面白かったのは"This is my first time." "Your first time? For what ?"と、言うHoratioが受けました。Horatioは何を想像したんでしょう。(爆)それにしても、Calleighと話をするのに、どうしていちいち目を合わさず、夕日の方を向いているんでしょうね。(笑)今回は若いスピードには「目の毒」だったかも。ばつが悪いのかさかんにギャグを入れようとするのですが、どうも滑っています。字幕で見るとこの傾向は顕著で、Rory Cochraneは居心地が悪そう。この辺がその後の降板に繋がったのでしょうか。シリーズ最初のうちはキャラをいろいろ組み合わせて見るのが通常ですが、EricとMeganの初仕事のぎこちなさ、意識しすぎ?(笑)から見ると、Ericはラボに来て、まだあまり日が経たないのですね。Meganに初歩的なミスを指摘されたり、この辺はなかなか良いと思いました。スピードに「ボクが恋しくなかった?」と言われたMegan、すかさず「もう名前も忘れたって」というEric。ママ(お姉さまか?)の取り合い、男子二人、という感じです。(笑)ラストで殺されたノエルに自分を重ね合わせたようなHoratio。いつも被害者には感情移入しているんじゃないかと思うのですが、この場合、学生ながら金持ち女とやり放題な彼に自分を重ね合わせたのか(爆)、とにかくいろいろ妄想してしまいました。息子思いの母親が良かったのでしょうか?やはりHoratioはマザコンだわ。(大爆)CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
血まみれの幼児が歩いている姿にはどきっとさせられます。家族はショットガンで撃たれ、家の中は凄惨な血の海。手がかりは全て手元にあるはずなのに、袋小路に行き詰まったようなもどかしさを感じました。しかし、外部からの侵入がないとしたら、必然的に疑わしいのは生存者ということになりますね。 最初から犯人探しは内部の人と決めつけた感じで、展開にダイナミックなものがなかったので、ちょっとたいくつだったです。科学捜査らしく血液がどういう順番に付着するかを論理的に証明するといっても、あくまで「説明」でしかないですし、自白だけで目撃証言など肝心のものが欠けていたため、捜査も今ひとつきりっとしませんでした。そもそも、あの奥さんの妹の言っていたことは真実なのか、後のエピで話が繋がるのかな?というような終わり方でした。心理的な展開だったのかもしれないけれど、関係者はほとんど死んでいるから、まあ、推理がメインで地味な展開かも知れないですね。個人的には殺したことよりも、心神喪失による裁判の方に関心が湧きます。 ところで、この時期からすでにKim Delaney外しが始まったのか、メーガンはラボにこもりっきり(よほどCarusoと相性が悪いのか)、本来なら彼女が担当する現場での証拠集めや、関係者の取り調べ、分析などもHoratioが担当していました。今となっては、Kim Delaneyの飲酒癖などが降板の背景にあったかも知れないと推測するばかりです。 そして、HoratioのパートナーはDt.Sevillaがすることになったようです。今までは犯罪現場の捜査という形でテープをくぐって入ること多かったですが、今回は銃を構えて一番に現場に踏み込みます。やっぱりHoratioかっこいいですね♪♪ Ericの生い立ちが少し判ったのが良かったです。キューバから亡命した父は名字を変え、彼自身には妹が3人いるそうです。長男じゃないか!(爆)CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
Bullet GirlとしてCalleighにぴったりのエピだし、Horatioと2ショットが多いので、H/Cシッパーがいるというのも判るような気がしました。結局、Calleighのデートしていた相手(元海兵隊)と彼女の間は今は「お友達」なのですね。HoratioがJealousになるハズはありませんが、このシーンは色眼鏡で見ればFanficが書けそうですね。(笑) ところで、HoratioはAlexxと話している間に消えてしまうし、ラストはHoratioのイメージビデオで終わっておりましたし、ある意味、これがHoratioをメインにしたマイアミ・スタイル、Carusoのショウだ、と言えるかも知れないです。 犯人を絞り込む後半の展開が強引でそんなに簡単に事が進むのか?という感じで、犯人のことも動機もあまりよくわからないですが、身を呈して犯人の前に立つHoratioは神がかって格好良かったですね。(爆) つっこみどころとしては、盆栽をあんな室内で育てたら枯れてしまいますよ。日に当てないと。(笑)それにそんなに用心深い奴なら、留守中踏み込まれた時のことを想定しないのだろうか。とにかく、高所恐怖症の人には冷や汗もののエピでした。 Ericにはマリソルという妹がいて、ダウンタウンで働くパパのことで心配して電話をかけてきておりました。ルイジアナのCalleighのママも心配のようです。 Eric「何か繋がりを見つけたか?」Speed 「何も明確なものはない。(Nothing is obvious.)」 Eric 「明確じゃないものを探すには良いときだな?(That's good time to look for the 'un-obvious'.)」 Speed 「判っているよ。Hがいつも俺にそう言うんだ。」 スピードもかなりHoratioの影響を受け始めているようです。(爆) もう一つの観光客の射殺事件については、勘違いで起こったやるせない事件でしたが、犯罪であることには違いない。 今回もすっかり後ろに下がったMeganは髪型が変わって、こちらの方が若く見えると思いました。しかし今週はいきなり担当を任され、Dt.Seviilaとコンビを組んでBプロットの容疑者の家へ。あくまでCarusoとは仕事させてもらえないんですね。(泣)2人の間に一体何があったのでしょう。 今日の一言。 "The answer, my friend, is blowing in the wind." て、ボブ・デュランの「風に吹かれて」の一節ですよね。いつものようにキザっぽく言っていましたが、Calleighに通じたかどうか。Horatioが好きなのでしょうか、それとも制作側の年代がそうなのか。(笑)CSI Miami Files本館へ"Hash Driven" by Timo Maas 「ラウド」
December 26, 2006
コメント(0)
「いかにも」と言うような猟奇的な事件ですが、「拷問」と"Evil"と言う言葉を聞いて、ANGELを思い出しました。(爆)この手の話は、どうも西洋的な残酷さを感じてならないですね。向こうの人にはなじみがあるのかなあ。日本にも罪人を取り調べる時などにあったはずだけど。S&M願望は誰にでもあるということなんでしょうか?あるいは自分を強烈に否定する存在をすばらしいと賛美してしまう心理があるという事実。一人の教授が学生たちを意のままにコントロールするなど、どう見てもANGEL的。(爆) それと、わざとカルトを思わせるような趣もあって、予断を許しました。 どうやら、この話は実話に基づいているらしく、60年代に高校生にナチについて教えた教師がいたそうです。人間の心の底を覆う闇の部分、Evilな存在に追いつめられた人間がEvilな存在として牙をむく、というダークなお話でしたが、やはり理屈っぽかったかな。この辺でマイアミもやや中だるみ状態という印象です。 それにしても、拷問道具のTool Markを試すCalleighが良いですね~。ぴったりだわ。「縛り」のレクチャーを受けるCalleigh。萌え萌え。 一方、Megan, Adell, Horatioらの先輩諸氏の力を借りて、一人で捜査を続行するEricが頼もしく見えてきました。がんばれ!デルコ。彼は以前に潜水班にいたのですね。それがラボに移動してがんばっている、そういうEricエピでもあったわけですね。また、シュレッダーで裁断された紙くずから気の遠くなるような作業をしてヒントを探し当てたスピードには、「もうかえって休め。」と言うHoratioは、部下思いですね。 あと学生たちの前に立つHoratio。教官姿ではないですが、こういうシチュエーションでもステキです。学生に対して"Don't you think that a human being should have greater value than in a paper research?"というのは、彼のヒューマニズムを表していると思いました。CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
とうとうレギュラーからMeganが去ったわけですが、唐突という感じは否めませんでした。最近現場には出ず、元気がない雰囲気はありましたが、これはもう「大人の事情」というものでしょう。今のところセビーリャ刑事がHoratioの精神的サポートをしてくれているという感じでしょうか。ラスト、「みんなでビールを飲みに行こうかと思って。」と誘いに来ていました。彼女とはケミストリーがあるので、もしかしたら、Wanda De JesusがHoratioの「相手役」と考えられていたのかも知れません。 しかし、Horatio自身も誰かを失って心の傷が癒えていないところをちらりと見せます。 "I almost walked once."「俺も辞めようかと思ったことがあった。」でも彼が捜査官を辞めることはないでしょう。意味ありげに見るのは、Raymond Caineの写真。いよいよPilotから周到に用意されたレイモンド・アークが始まります。 余談ですが、このHoratioのオフィス、この後使われることはなかったような…現場にいれば、机と電話だけで良いのですから、要らないわね。(笑)また、Raymondの写真はこの後に出てくる人とは違うようです。 メインのストーリーで、Girl's Detention Campが出てきますが、これは軍隊式の「更生施設」と言ったらいいのでしょうか、日本では公にはないですね。ここのSergeant役でTony Toddが出ていました。SFドラマ関係ではお馴染みで、こういう場にはぴったりですね。そして本当に背が高い。 「塀がないから規律が必要だ」という更正施設にわざわざ入り込んだ被害者。彼女にとって、母親との暮らしの方が「監獄」だったということで皮肉ですね。芸能界で生き残るために、15歳の娘に「身体を売れ」と言わんばかり。事故とはいえ彼女の死に方も無惨でしたね。 Horatioが被害者の母親に言った"I told you, that I figured out who did this, didn't I?"(だから、犯人を見つけると言ったでしょう。)という言葉は、実行犯を検挙できなかったHoratioの悔しさが表れていると思っても良いのかも知れません。あるいは事件を引き起こした本当の原因は何かということでしょう、いつもながら印象的ですね。 ただ軍隊形式の更正施設にも、Horatioはあまり共感を寄せていないように見えました。非行に至った少女たちが本当に求めている物は何なのか、Horatioは思いを寄せていたのかも知れません。 「誰も話を聞いてくれない。」というジュリーに、「私が聞くわ。」というCalleighは親身になって相談に乗ってくれるお姉さん、という感じで良かったです。 ところで邦題の元となった「吸血鬼」ですが(笑)、Calleighがまた嬉しそうに(?)、注射針を刺しているのがツボ。そして、Calleighの脚から優しくそれを取り除いてやるHoratioが良いわね~。「バーイ」だって。Horatioのつなぎ姿もGoodでした。 一方、Meganがいないために、「体内焼死」のBプロットはSpeedとEricコンビが担当していました。男同士の気楽さか愚痴るシーンも多くて笑わせます。 マイアミ警察のボートがさりげなくDONZIだったりして、「マイアミ・バイス」みたいでかっこいいですね。(爆)CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
バンガローで見つかった売春婦殺害事件をMeganなしに捜査をするHoratioたち、こちらの方が私としては慣れているせいもありますが、すっきりしているような気がします。Horatioのリーダーシップがより光ります。やはり、彼女を降ろした方が正解だったのでしょうね。そして彼女がいない分、実地でもHoratioが直接チームを指導しているところもグッド。「科学捜査班」らしく、2つの事件とも化学で勝負したエピでしたね。 印象的だったのは、カビのDNAを分離することはまだ荒っぽい(rough)のではないか、というスピードに対して、"Not as rough as leaving an innocent man to do time on death row." 「無実の人を死刑の際に置いておくことほど乱暴な(rough)事ではない。」というHoratio。あなたがRoughなんですよ。(笑)それにしても、最新の犯罪情報を女性のイメージ付きで覚えておくなどは、さすがHoratioです。(面食い!) それと今回、犯罪オタクの犯人を見ていて思ったのは、FBIのプロファイリングなどのように、先に犯人像を想定するのと違って、証拠から犯人に迫っていく方法は、犯人像や殺害動機の説明の時に今ひとつ説得力に欠けるような気がしました。犯人にも「一分の理」があるはずですが、このシリーズ(CSIシリーズ全般)で犯人に感情移入しにくいのはそのせいかなと思いました。ドラマだけにそれだけ、込み入った「殺人のための殺人」を扱うからでしょうね。 ところで、吹き替え版が独自の演出をしているということが判るのは、ラストのHoratioのセリフです。吹き替えと字幕とでは全く違い、どちらを見ているかでHoratioのキャラクター像がかなり違ってしまいます。私はことさら劇画調に演出したCSIマイアミ(ホレイショ)は好きではありません。 吹き替えバスティール「俺は死んでた。あの女の命が消えていくのを見るまでは。退屈していたんだ。生きていくことに。」ホレイショ「死ねば良かった。」LEE BASTILLE: I felt dead until I felt her life slip through my hands. I was curious. I'm not a monster.(俺は怪物じゃない。)HORATIO: To her, you were.(彼女にとっては怪物だった。) ゲストはバフィ7シーズンの校長先生役(その他「24」など)、DB Woodsideでしたが、校長先生ならきっと悪役はしないだろうという予測が立つのが良くないですね。あの時彼はセミレギュラーでしたが、それでもそう言うイメージがついてしまうのは凄いなと思ってしまいました。 Horatioが"Could I, er, use your bsthroom?"と言うときは、注意!です。Horatioが出先でトイレをするはずがありません。絶対に何か探られてしまいます。(爆) もう一つのドイツ人夫婦の襲撃事件、こちらがタイトルの「射入口」を意味するんじゃないかと思うのですが、やはりトリッキーな状況でした。EricとCalleighのコンビも息が合って良さそうです。CSI Miami Files本館へLet The Drummer Kick / CITIZEN COPE
December 26, 2006
コメント(0)
犯罪はどれも許せないけれど、今絶対に許せない物の一つがドラッグなのでしょう。人の命を預かる医師たちが、若者を使って「合法(脱法)ドラッグ」を売り、巨額の利益を得ている。そんなことをHoratioが許すはずはありません。このドラッグのもたらすものは、本当に悲惨です。気軽に試した若者たちの命までも奪うのです。 州検事はなぜ実行犯(cook)のKimbleを逮捕しようとしなかったでしょうか。薬品が法律に触れないからか?そして過去にもこういう事が起こったのか?わざわざ法律の枠を越えても逮捕するようなことはしたくないのか? 役人たちの事なかれ主義の中、若い命がまた奪われる…Horatioの最後の言葉が意味深です。 "For me, it is about the victims, specially one to want to die young, too soon." あまりに若くして死んでいってしまう。 このHoratioのこだわりに州検事は「君の弟は良い警官だった。」と言います。そして、弟の墓に参るHoratio。意味ありげなシーンが続きますね。 (補足)弟のRaymondの享年が墓碑銘では1968-1993になっていて、25歳で死んだことになりますが、この設定は後で変更になります。制作側の話だと、ベガスとのクロスオーバーエピで、"I lost someone once."と言っていたのは、必ずしもRaymondのことを指していたのではない、ということでした。 タイトルの"Bunk"の意味は、”Liar"(嘘つき)から来ているのでしょうね。そしてこの辺りから、Carusoの役作りにもどこか自信のようなものが感じられて、嘘をつき通す容疑者たちに挑戦的な表情、キザな言葉遣いが続きます。"I'm just saying, THANKS."「一言言いたいのは、『ありがとう』だ。」徐々にHoratio像ができあがっていくのがわかります。セヴィーリャ刑事の押しの強さも小気味よくなってきましたね。 いつものHoratioウォッチとしては、冒頭の化学防護服を着たHoratioも良いですね~。ナイス・コスプレでしょう。そして遅刻したスピードに「昨日と同じ服を着ているから」と言うHoratio。本当に部下をよく見てます。しかし、それを頭ごなしに叱ることはしません。言葉使いは至って穏やか。「そういうこともあるな。」という感じでしょうか。 Speedも嘘(渋滞していた)をついていたことがばれて急にねじを巻いた感じでした。Speedには"Pam"という彼女がいるのですね。 先週のエピからずっとSpeedにHoratioが付きっきりで指導しているように見えます。Speedも彼からどんどん吸収しているようですね。今週もまた、お得意の化学知識が勝負所となりました。 ところでEricが嬉しそうに話をしているラボのローラって一体誰なんでしょう?Quantico(FBIの施設?X-Filesでスカリーが教鞭を執っていたことがありましたが)で研修を受けたという。Ericはほんと、女性にはでれでれするんだから。(爆) Bプロットは、老人ホームでの女性死亡事件。 お互いのおばあちゃんの事や老後の事を語り合う、CalleighとEric。「キューバ風ね。」「南部風だね。」と良い雰囲気です。今回「意外にも」活発なお年寄りの生活をかいま見ることになりましたが、結局、老人ホームに住むことは幸せなのか不幸なのか。 やはりアメリカでも年を取ったら家族に囲まれて過ごしたいと言うことなのでしょうかね。CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
豪邸で見つかった男性の惨殺体。レイプされていたが、本人自身が強盗とレイプを繰り返していたという。手口の残酷さからおそらく被害者の身内による復讐が考えられる… ということでHoratioは始めから被害者の関係者に疑いの目で接するのですが、いつものHoratioとはちょっとちがう印象です。取り調べで相手の言葉に嘘がないかどうか、見極めるのは当然としても、レイプ被害者だと思って接した妻などには、ああいう態度では接しないと思います。そういうこともあって、あまりピンと来ないエピソードでした。 むしろEricとCalleighが組んだBプロットのクラブオーナーの事件の方が印象が強いですね。Calleighがお姉さんとしてリードしている感じで証拠を基にぐいぐいと追いつめていくのは頼もしかったです。また、静かなる男スピードも地味ながら信頼感のある仕事をしていて、Horatioのチームは着実に成長していっているような感じがしました。今週もローラが登場。気になります。(笑) リアルなのがCSIシリーズの特徴でしょうが、その中でも特にグロかったですね。(苦笑)手首を電子レンジでチーン。思い出すだけでも…さすがのCalleighもちょっとビビっていました。現実にそんなことするのでしょうか? そして本当にマイアミは享楽の都市ですね。あの手この手で、人間の(醜い)欲を見せつけます。火葬場の業者が遺体を焼かないで無惨に放置している様子も酷い話です。 ゲストにスタートレックDS9でおなじみ、Casey Biggsが出ておりました。いい男だわ。 Horatioはあまり目だちませんでしたが、"Justis is not for you to do dispense. and what you're gonna pay for."(君が正義を行うのじゃなくて、君がそれを償うのだ。)というあたりが、Horatio節でしょうか?マイアミらしくなってきました。CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
エピソードの人気投票をすると必ず1位に入る幅広く支持されるエピソードですね。 ある日突然余命1週間と言われてたらあなたならどうするのかと、考えさせられます。残された時間、正義を貫いた弁護士ベル・キングの勇気に多くの人が感動するのでしょう。 しかし、なぜか個人的にはあまりピンと来ないエピソードなんですよね。(^_^;) それは私がHoratioの観点で見ているからそうなるのかも知れません。特にゲストのKaren Sillasが凛としてただ一人素晴らしいのですが、DCとの間にケミストリーがないような気がします。Horatioとしては、弱い立場の人たちを守るため悪徳企業と闘う「戦士」としてベルに共感して賞賛していたと思いますが、こういう強いタイプの女性にはHoratioがいつもの情けを見せる場面が作りにくいでしょうね。だからどことなく、Horatioは落ちつきがない。(爆) ベル自身も過激な方法で裁判のために証拠を得ることもあり、今回の情報源が好意を持っていることを利用したという確信犯的なところもあります。そしてうかつにも犯人の横恋慕のために、死ななければならなくなったベルはやはり弱者には見えないですね。 彼女の協力なしには捜査も進まないが、彼女も情報源を明かすことで裁判を無効にしたくないという思いがあり、チームは独自にその情報源に近づくことになりました。 それ以外ではラボでの緊急事態発生時に、どう対処するのかというのが興味深かったです。普段から危険物を扱っているので、あらゆる事態を想定しているでしょうが、改めてCSIも因果な商売だと思いました。「俺、一時的に子供が出来ない(infertility)んだって。」というEricにスピードが「じゃあ、彼女とは一時的にお預けだね~」「ああ、これで永久に終わり(screwed)だよ。」…(笑)Ericにはいつも女性とのおつき合いを気にするスピードが笑えます。 "Did you know that Horatio was the first CSI? In Hamlet, when Hamlet was poisoned and dying, he asks his best friend Horatio to tell the world who murdered him." 「Horatioって、最初のCSIだったのよ。ハムレットが毒を盛られたとき、親友のホレイシオに、世間に犯人を伝えてと頼んだのよ。」 "Okay, I'll tell the world." 彼女がハムレットとして果たせなかったRisher社の罪状を世に知らしめることを、『親友』のHoratioはその後約束を果たしたのでしょうか。そもそも殺人が専門のHoratioたちとは分野が違うような気がしますが、誰か遺志を継いで裁判を続けてくれたでしょうか。(爆) ラストはいつものように、被害者の最期につき合うHoratio。Protectiveなところはさすが、本当にまめですね。(泣)他の仕事は大丈夫かな。CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
いつになくスタイリッシュなこのエピ、でもラストのHoratioは一体何なのでしょう? とても10代には見えない若作りのストリッパーに渡した金は500ドルくらいはありそうでした。これはHoratioのポケットマネーなの? 「休みを取って欲しい。」「良いわよ、じゃあ明日は?」「明日は君次第だ。(Tomorrow is what you make of it.)」経営者が逮捕されて、君たちは首になった、これで食いつなげ、故郷に帰れということなのでしょうか。そして居並ぶストリッパーさん達を横目に、「女はいらねえ」と去っていくHoratio。女を買っても手を出さずに置く、まるでそれが彼の美学みたいでした。(爆) また"Just a kid"と18,9の女の子には目もくれませんね。年増狙いなのかHoratio。エイミーに"One of the cops?"と言われて「CSIだ!」と違いを見せつけています。そして"I spend a lot of time looking at maps."と、趣味は地図?ことさら孤独であることを強調するHoratio。知性派だと言いたいのか、こういうところはやはりシャイですね。でもかっこよすぎる。この劇画調がもうたまりません。今回は現場での指示もテキパキと、自ら証拠物件を見つけたり、Horatioは大活躍でしたね。 そしてこの回からDet. Frank Trippが登場。「ボクは大体6フィートくらいだから」というHoratioと並んでも、大きいです。始めは俺の担当事件を邪魔するなと機嫌が悪かったですが、Frankはレギュラーの座に上り詰め、Horatioはベストカップルになります。(笑) Calleighはあまり出番がなかったですね。ピープショーの経営者に「仕事しない?」と言われて無視。(爆) Ericはやたらローラににじり寄っていました。「DNAのお勉強でもしたいわけ?」「いや、君のDNAテクニックに見とれていただけ。」そのくせ、ストリッパーとはデートしたことがあるとか、ないとかさらりと言う。ちなみにロシア語が堪能であることまで披露して、格好良すぎです。もしかして彼の家庭内ではバイリンガルなのか? ストーリーはピープショーの客からさらに金をせしめようとした踊り子夫婦と、逆にそれを手下に脅し返そうとした客、そしてその手下を殺した夫、そして踊り子夫婦の荒稼ぎから上前をはねようとした経営者が踊り子をひき殺し、二重三重に欲を出し合ってややこしいことになっておりました。 ゲストには「ダークエンジェル」のノーマル役J.C. MacKenzieが出ておりました。 …それにしても、数秒で$5のピープショーは高すぎますね。ほんとに男ってスケベなんだから。音楽がとても格好良かったです。(笑)CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
いよいよYelinaの登場です!(笑) Horatioを巡る人間関係の上で重要なだけでなく、ある意味、Horatioという男がどんな生き方をするのか、つまりこのシリーズの方向性がどうなるのか、このエピソードで示されたと言う風に私は理解しています。 それにしても、YelinaとHoratioの関係が「小出し」に語られるので、幾通りにも解釈できて、まどろっこしいです。(吹き替えを待とう)一体2人はどういう関係なのか。どうやら、HoratioはYelinaのディナーに行かなかったらしい。それは「仕事が山積みだったから。」 『また余計なことをして』とYelinaはHoratioの身を心配する。Horatioは自分が納得のいかない事件(エスカランテ議員の夫の裁判)は決して見過ごさない。 「こんな会話、前にもしたわ。」「ならば、どういう結論になるか判っているよな。」そのためには彼らは『何か』のチャンスを見送ってきた、ということなのでしょうか。 「俺たちいつかは話し合わなくてはいけないな。」あの雰囲気だと、YelinaはHoratioがどういう男かをよく分かっているようです。 夫の犯した罪を裁判で無罪にするために、自分の権力を使い部下に殺人をさせるエスカランテ議員。それは夫を愛してるというよりは、政治家としての自分を救うためでもあるわけですね。 しかし正義のためには議員(Councilwoman)に楯突くことも厭わないHoratioは、常に危険と孤独と隣り合わせなのでしょう。Det.HaganがCalleighに「君は彼を尊敬しているかも知れないが、奴の行く道は味方はいないんだぜ。」と言いますが、上司思いのCalleighは「私は彼に着いていくしかない。」と言い切ります。とても健気ですが、正義と真実を求める道は、なんだか辛そうです。(泣) 警察と政治家の微妙な関係、持ちつ持たれつということもHoratioにはありません。不正は不正として、厳しく追及します。出世などの甘い言葉には左右されません。「あなたのキャリアに傷が付くわよ。」 もとより、Horatioがキャリアを大事にして立身出世をしたいなどと思っているはずがありません。"That is a blade that cuts both ways."「それは諸刃の剣です。」て、Horatioは何を失ってきたのでしょう。そしてこの件がこれから彼にどんな影響を与えるのでしょう。 Adell(セヴィーリャ刑事)が、同じマイノリティの身分から議会のトップに出世したCoucilwomanには逆らえない、というのもわかりますね。またEricの近所には南米から富とチャンスを求めて若い女性がどんどん流れてくるという。しかしそれは、死を伴うこともある。これらもマイアミという社会の持つ問題なのでしょう。 そして、ラスト、「外に出ない?」とYelinaを誘うHoratio。なんだか意味深な会話が続きますね。お互いに死んだRaymondの事が影響して、先に進めないのでしょうね。「私は進むことができない。」「君一人で進む必要はないんだよ。」「自分が言っている意味を判っているの?」「もちろん。」 でも、一緒に彼女の家でコーヒーを飲もうというHoratio。あ~どうなるの!!! Ericに石を投げさせて、捜査する場所のヒントを与えるHoratio。この二人の関係がどことなく、親子関係ぽく見えるのは私だけでしょうか?"Hey"と声を掛け合うSpeedに対しては、また違うスタンスのようにも見えます。CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
いきなり銃撃戦のオープニングで土肝を抜かれるのですが、やはりそこは我らがHoratioです。しっかり敵の車に銃弾を撃ち込んでおきながら、Speedleをかまい、「レスキュー!」と叫ぶところがまたかっこいいわ♪♪ CSIマイアミはアクション刑事ドラマだったか、と思わせる一瞬です。 ラボとしては放射性物質のような危険物も扱えば、ドラッグなど証拠物件として廃棄するのに気を遣わなくてはならないものもあるのですね。こういう事は、事情の分かった人でないと脚本が書けないのかも知れません。そして当然、ラボのクルーであっても、身辺は常にきれいにしておかないと、疑われる事もあるわけですね。 ここで登場したIAB(内部調査局)のJack Seegerは、機密情報がラボから漏れたのではないかと、Horatioを追及します。身内を疑われると敵意をむき出しにするHoratio。「忙しいんだよ。」とけんもほろろです。撃たれたのは警官で、「彼には奥さんと子供がいた。」そんなことをしている暇に、一刻も早く犯人を逮捕したいとHoratioは強調します。もちろん、自分の出世欲のためにネタをでっち上げることも厭わないジャーナリストも絶対に許せない。ラストシーンの焼却炉の炎は、悪しき物を焼き尽くし、尊い警官の魂を天に送っているように見えてなりませんでした。 ところで、このSeeger役の人、どこかで見たなと思ったら、「7デイズ」のラムジーでした。道理で嫌みな訳ですね。(笑) Ericはポリグラフで「愛する人に嘘をついた事」に関しては「イエス」でしたが、ガールフレンドはいならしい。Horatioに「今週はガールフレンドなし、だろう?」と突っこまれていましたね。みんなでEricの女性関係には興味があるらしい。(笑) コカインを二次的に吸引してハイになったCalleighがかわいい!パパは彼女のことをラムチョップと呼ぶらしい。 Speedleは仲間の警官を死なせたことに深く責任を感じているためか、ポリグラフにこだわりがあるようです。「勇敢なんかじゃない。何も出来なかった。」一つ間違えば自分の命も失われていたのですから、混乱は当然でしょう。犯人を捕まえたいというSpeedleに胸を打たれます。ラストにはHoratioから「誕生日プレゼント」を渡されて男スピードは胸にぐっと来るものが… ところでSpeedleは銃の手入れをしていなかったことがわかりますが、これが後々重要なことをもたらすとは、このとき思いも及びませんでした。Speedleの立場を守って秘密を守ったCalleighや掃除道具を送ったHoratioなど、この気遣いがマイアミなのですね。 そしてYelinaと弟のRaymondの事がだんだん判ってきました。2年前に彼はドラッグ関係の仕事中に撃たれて殉職。YelinaとHoratioは共に愛する人を失って、辛い過去を経験したようですね。 Yelinaのところにマスコミが押しかけたと聞いて顔色の変わるHoratio。弟のことは彼にとって、トラウマになっているのかも知れません。もちろん、彼女をマスコミからも守らなくては、というナイトな兄貴分としての雰囲気も漂います。YelinaもHoratioを思いやっているように見えます。「力になれなくてごめんなさい。」「とんでもない。(I would't say that.)」「あなたが元気そうで良かったわ。」「いつものことだよ。(Always.)」あ~良い感じ。最後のアイコンタクトは何でしょう?(笑)CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
タイトルの意味するのは、Horatio対FBIとUS Marchal(連邦保安官)のダブルヘッダー。 こうなってくると、本来のCSIの仕事を大きく超えているような気がします。話も複雑になって、証人保護プログラムなど会話が判りにくかった。でも、ラボで調査や実験だけをしているだけよりも、私としてはこちらの方が絶対に面白いですけど。Horatioお得意のはったり、嫌みが冴えますね。 コロンビアの麻薬取引などで証人として保護されている男(フランク/エド)の愛人が、プールサイトで殺された。これは彼に対する警告だと思われる。そしてエドにはかつての仕事仲間(フュークス)から命を狙われる理由があった。フランクとフュークスは銀行強盗を働いて、警備員を殺しフランクが金を持ち逃げしていたのだった。 今回ベガスとのクロスオーバー以来再登場のFBI特別捜査官、Sackheimには、"Speak to Devil"と嫌悪感を隠しません。彼らは自分たちの捜査のためにHoratioに制限をかけてきます。もちろん、Horatioが与えられた権限を越えることは難しいでしょうが、司法取引の名の下に、せっかく割り出した犯人(フュークス)を他の証人の取引のために権力で自由にされるHoratioは、"What about two lives I'm looking out for down here, what about them?"と、あくまで彼の縄張り、マイアミの被害者の立場に立ちます。かっこいいゾー。追いつめるときは伝家の宝刀の科学捜査で、有無を言わせません。(泣) そして似顔絵を描いてくれるという少女には特に良い格好をするHoratio、キザ~。ラストで、重要参考人の妻から"In God We Trust"というメッセージをもらうHoratioは、「人が裁く結果が何であれ、神は全てをご存じである。(我々は真実を信じる)」という応援メッセージをもらったのだと理解しました。 義理の妹、Yelinaのところに情報をもらいに行くHoratio。どことなく遠慮気味(でもうれしそう)で、仕事仲間というよりやはり「身内」ですね。この二人、ケミストリーがありますよね。うふふふ。 そして、Yelinaの担当した過去の事件の犯人を逮捕できたことでYelinaは一旦は、「殺された警備員の奥さんはあなたに感謝すると思うわ。」と言いますが、「我々が一緒に(together)やったんだよ。」とHoratioは手柄を独り占めしません。 他の人はあまり目だちませんでしたが、Calleighがアル中(?)のパパの問題で、ちょっと退出するだけで、Horatioはとても心配になるのも、ツボ。H/Cシッパーの気持ちも分かります。そしてダメなパパですが「ラムチョップ」Calleighを溺愛しているんですね。 Calleighも地味なプールサイドのバスタオルを全数捜査するなど確実な仕事をしました。そしてこのエピソードで、ヘイゲン刑事(Det.Hagen)登場です。Holt McCallanyはDavid Carusoと「ジェイド」という作品で共演したことがあります。 私は$300のHelen Kaminskiのトートバッグというのが、高いのか安いのかよく分かりませんが、現地では人気のブランドなのでしょうね。(笑)CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
大人の二人がやっとディナーを。よほど楽しかったのか、Yelinaは久しぶりにお酒を飲んで…おい、刑事が飲酒運転じゃだめだぞ!(爆) Y: 「私ってこんなのだっけ。」H: 「その通りだよ。」Y: 「あなたは大丈夫なの?」H: 「ああ、君こそ運転できるのかい?」Y: 「今の私、どう見えてる?」 H: 「うれしそう(Happy)? 君のそんな笑顔を見るのは久しぶりだよ。」 日本語にすると、歯が浮くようなキザなセリフですが、目と目を見交わすこの雰囲気は、ただものじゃございません。そして、2年間毎日夫が死んだことで苦しんできたYelinaが、この2週間ほどは随分気分が違うらしい… Yelinaはずっと仕事をお休みしていたんでしょうか?Horatioの気遣いがよほど良いのか、きっとお姫様気分にさせてくれるのね。(羨望)翌日はジュニアにも、「学校で喧嘩しちゃだめだぞ。お母さんが心配するから。」と優しく諭すHoratio。 徐々に亡き弟Raymondに関して判ってきましたね。どうやら、覆面で麻薬捜査を行っていたRaymondは「悪い警官だった」と言われ遺族は肩身の狭い思いをしているのですね。甥っ子に対して、父親代わりのHoratioは、「君のお父さんはヒーローだったが、お仕事で悪い警官のふりをしていたんだ。」と諭す。いくら子供でもそんな気休めは信じないでしょうー。 "It's not imprtant what people say about us. It's only important what we know inside about ourselves." やはり、Horatio本人もRaymondのことで、不名誉を被っているのですね。そう言う意味で彼らは連帯意識が強そうですね。「大事なのは自分自身をしっかり持つということだ。」これはHoratio自身に対する言葉なのかも知れないですね。Raymondの事件に対して、Calleighは「私は知らないから」と素っ気ない。Ericは尊敬するHoratioのこととなると、心配なんでしょう。 そのHoratioが仮出所中の男から、息子を捜してくれと頼まれると、仁義に篤いHoratioは全力を尽くす。この姿が良いですね。ラストは学校で銃を乱射する少年を止めようと、身を呈して立ち向かう。かっこいい~。あの年で階段を駆け上がるのも、そうそうできるもんじゃありません。(爆) そしてこちららのお父さんは、コンビニ強盗をした割にはちゃんとした家に住んでいて、息子も好きなことをさせているのだから、離婚で魔が差した程度のことだったんでしょうか。最後は息子に「将来はお前次第だ。」と立派なことを言っていましたが、それなら捕まるようなことをするなよなあ。(笑)役者さんが「良い人」そうだったので、ちょっと無理があったかも。とにかく、Horatioに出会って、このお父さんも学んだのかも知れません。自分も仮出所の権利を投げ出してまで、息子をかばおうとするのは親心で泣かせます。 そういう意味で、「困った父をもった子」というのが共通テーマだったかも知れませんね。今回は思いとどまったジェフの友人の父親が、いかにも家庭を顧みない雰囲気だったのも含みがあります。しかし、このヒットラーにかぶれた息子が学校内で無差別殺人を行うに至った過程は、ちょっと説明不足。それにすでに一人殺していますから、再びと出てこられるかどうか。彼らに必要なのはレイJr.にもそうだったように「父親の愛情」なのかも知れませんね。 一方、久しぶりのDet. Bersteinとコンビを組んで、お色気過剰の女に付きまとわれるスピード。あくまでも彼のキャラは「硬派」ということなんでしょうか。この女の動機もよく分からなかったですが、彼女、ほとんどビョーキな感じで、そんなものに騙されるCSIではないぞ! それにしても、墓場のシーン(特にスパイクのCryptのような霊廟)はバフィを思い起こさせました。あれはサニーデールだけかと思っていましたが、本当にあるんですね。CSIだから本当というのも変ですが。(爆)CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
マイアミは若者の別天地だけではないはずですが、どうしてこう大人に面倒をかけさせるんだ、とでも言いたげなエピでした。このSpring Breakの休みには全国から高校生が訪れては、若さの至りでとんでもないことをするんでしょう。それを狙って集まる性犯罪者たち。犯罪が貧困や社会的な問題だけで起きているわけではない、というのがMiami Dade署の特徴なのでしょうね。その中で、Horatioは若い被害者の守護天使でもあり、あくまで犯罪者を許さないハンターでもあるわけですね。 しかし犯行を証明することができないとなると、露骨に容疑者に「当た」るなんて、感情の激しい人ですね。偶然を装って、ボールペンを当てるなど強引にもほどがあります。でも、それくらい次の被害者を出さないようにしたかったんでしょうか。 ラストはとりあえずぶち込んだ容疑者に関して、「やつのようなバカは、正体をさらすことになる。(Fools like him, he is going to be giving it away.)」「やつは我々を忘れ、法医学を忘れ、マイアミで最も大事なことを忘れる。」「何を?」 そしてこれが決まり文句、"We never close"(俺たちには休みはないということを)を言って、次の犯人が早く出てこいとでも良いたげです。 被害者の女の子を優しく抱き、「もう安全だからね」と言う面もあり(私にもしてして~)、逆にその子に証拠の傷跡を提出させるなど仕事に徹した面もあり、やっぱり怖いわ、Horatio。(笑)それにみんな水着姿なのに、一人黒ずくめのワードローブだし。本当にこういう人がいたら、ちょっと怖いです。(爆) ところで、仕事中に、姿を見かけるとちらっと視線を交わしあう、HoratioとYelina。私だったら「仕事中!」とダメ出しを入れますが、これじゃ周囲の人に判ってしまいますよね。(笑) Ericはどこに出しても、恥ずかしくない(爆)Cuteぶりで、Calleighお姉さまもさすがに女の子達に彼の年を言うのが憚られたか?(爆) Ericも「かわいい子ばっかだね~」「あなたのこともかわいいって思ったみたいよ。」「で、なんて答えたの?」「弟がいたら良かったんだけど。」多分、Calleighの方がEricよりも年上でしょうし、「ma'amと呼ばないで」と言っていたので、ティーンズのこの雰囲気には、彼女も場違いで居心地が悪かったのかも。(爆) 今から見ると、ゲストにLOSTのシャノン役、Maggie Graceが出ていました。あれ?ブロンドじゃないのね。CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
私にとって記念すべき、Miami初見のエピ!たまたまゲストに引かれて見たシリーズに、これほど入れ込むとはその時は思いませんでした。(笑) もう、ゲストで決まりですね。FarscapeのBen BrowderとStar Trek VoyagerのRobert Beltranの二人を出すんですから、贅沢だわね~。(SF大会か?)しかも、DJの名前は「スコーピアス」だというので、ファースケープファンには大サービスです。(笑) やもめのOjeda判事はロバートさんの話だと、また出演するチャンスがありそう。確かに今回Horatioに借りを作りましたからね。考えてみると、ヒスパニック系の判事というのもマイアミらしかったかも知れません。なんと、3度も出演依頼を断って、やっと引き受けた役柄らしいです。 一方Ben Browderは、スターゲイト・SG-1に出演している現在と比べると、このときはかなり身体が大きくなっていますね。ロバートさんもですが。(爆)でも、SF系ドラマの出演者は美形なのだとあらためて納得しました。 TV,comのトリビアを読んでいると、これに似た事件があって一部の地域で放送されなかったということ。ラストの悲しい雰囲気はやはり犠牲者を追悼する意図があったのかなと感じました。火事の原因と言えば、個人のエゴそのものでしたので、こういう重大な結果を招いたことは「いったい何のために自分の愛する人がしななければならなかったのか」という思いをぬぐい去ることができません。(涙) 一方レギュラー陣の方ですが、流行のクラブでしっかりナンパ成功するEricさすがですね~。名字も知らないうちにkissまで!そしてこんな場所にはあまり似合わないようなスピードはいざ緊急事態となると、俄然格好いい。危険を顧みずお客の命を救います。そして今回は彼の粘りと冷静さが真実を解き明かす原動力になったとも言えます。スピード、本当に偉い! 我らがボス、Horatioも現場に駆けつけ、「ファイア・レスキュー・オン・ザ・ウェイ!」と叫ぶ。消防車よりも先に到着するHoratioって、24時間勤務なのね。(爆) このクラブの経営者は拝金主義、いかにも人道に悖るのだけれど、嫌疑不十分で犯罪として立証出来ないと知ると、Horatioは民事の方で脅しをかける、その時の嫌みなこと、それこそがまた弱き者の味方、Horatioらしいところかも知れないですね。こちらもすかっとします。 何というか、彼が「法律」なのでしょう。それでも、死んだ人は帰ってくるわけではありません。その辺の感情をドラマはきちんと扱っていたと思いました。 そして責任を感じて消防署を辞めようとする消防署長に、"The guilt keeps us sharp, it makes us better."「罪の意識が我々を注意深くし、向上させるのだ。」というHoratioは道徳的で、どこまでも印象的でした。この被害者への同情と悪を憎む気持ちを大切にする、この独特のスタイルこそがマイアミスタイルだと言えますね。CSI Miami Files本館へVIVA! Sci-Fi
December 26, 2006
コメント(2)
非常に聞き取りにくいエピ。特にTweaks達のしゃべる言葉が全然~(泣)です。この中毒者たちの様子は本当に辛い。人間が壊れてしまうと言えば良いのか。多分、このエピでは麻薬の恐ろしさ、悲惨さを訴えたかったのだろうと思います。 爆発物はHoratioの得意分野だけに、捜査にも力が入るような感じです。"Somethig is not right here."身体に染みついたBomb Squadとしての勘。そして沈着冷静に"Everybody, run!"というHoratioは、走っていてもどこか優雅です。 "Physical evidence, my friend, is always better than an eye witness."「科学的証拠はいつも目撃証言を上回るんだ。」、この辺はCSIで仕事をするHoratioたちの信念でしょうね。 そして徐々に明かされる弟、Raymondの死がHoratioを深く傷つけているのが判ります。それまでの冷静さはドコへやら、「お前にそっくりだ」というChazを締め上げるHoratio、この時ばかりはハッタリじゃなくて心からの怒りなのでしょうね。恐らく、"Tin man"※と呼ばれた弟のことをどう理解していいのか、判らなくなってしまったのかも知れませんね。 ※オーディオコメンタリーを聞いていると、"Tin Man"はRayの子供の頃の愛称らしいです。 このChazという男が本当に憎たらしいのですが、Raymondは”Narco"(おとり捜査官)で、Crank(methamphetamine)常習者として彼に関わっていたようです。その捜査ぶりは"Tin Man"と呼ばれ、Chazからも下げずまれるほどの溺れぶり。"Tin man was a dirty cop. Who do you think taught me how to make bathtub meth?" Chazには正体がばれていたようですが、その前にヤクで死んでしまうだろう、と考えられていた。 HoratioはYelinaとジュニアと共に、麻薬におぼれて死んだ家族として不名誉を被っている。なんとか汚名をそそぎたいという思いがあるのでしょうね。Chazの残したメモを手に入れて、真実を知りたいというHoratioの気持ちが辛いです。 Horatioは最後にスージーに「お前達はCrankをやっていたのか」、と質問しますが、「Chazはそう思っていたみたいだけど、Narcoはそんなことしないよね。フリをしていたのかな?」と答える。 う~ん、Horatioとしては悩むところです。しかも、Raymondの件は、極秘捜査でもなんでもなく、みんなが知ってしまっているわけですし、Horatioとしては四面楚歌なのかも知れないですね。 「君はどうなんだ?」「私はあなたに嘘はつかないわ。」 うそつけ~~~~!(爆) そのゲストがAzura Skye。Smallvilleの1シーズンと、Buffy the Vampire Slayerの7シーズンで印象的なゲスト役をしていましたが、若いのにこの子の存在感は独特ですね。外見の美しさで見せるタイプではないというと、失礼かも知れませんが(笑)、性格俳優としてこれからの活躍が期待されます。 ラストに言う、"Life is filled with suprises, isn't it?"というのは、最初の頃のエピで言っていた「失望に満ちている」の対なのでしょうか?(笑) もう一件のCalleighとHagenがなんだか親しげになる捜査ですが、容疑者役の子は"The 4400"でショーン役のPatrick Fluegerですね。友人の死に、裏切られていたことを知ってやはり私情を挟むAlexx。子供思いの彼女らしさ(ミニ・ホレイシオ)だと思いました。CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
1シーズンフィナーレ。本国では75分スペシャルとして放送されましたが、確かにエキサイティングで見応えがありました。最初から犯人は分かっていますし、Horatioたちがその後を追う形で息詰まる追跡劇を見せてくれます。冒頭のシーンから、Horatioの動きの良さ、現場で無線に指示をするかっこよさにしびれます。今更ですが、どちらかというとマイアミは、刑事アクションドラマですね。ラストはマイアミらしく、各人のイメージビデオで締めくくってました。(笑) 脱走したのは冷酷なカージャック殺人犯カーナー、ひき逃げをした株仲買人、そして第6話「魔の手」でHoratioが逮捕した小児性愛殺人犯オーティスの3名。CSIは二手に分かれて凶悪犯を追うことになりました。 それにしても、再び絶対に許すまじ、幼い子供への犯罪。また対決することになったオーティスの異常ぶりに怒り心頭です。犯人の"I will get out, it's my nature."(出てやるぞ、それが俺の本性だ)は全く罪を意識していない、と言うことなのでしょうね。それに対して、Horatioは"Then I'll be waiting as my nature."(捕まえるのが俺の本性だ)と執念を見せます。あなた、かっこよすぎ!そして、子供たちへの優しい接し方は彼しかできませんね。Horatioは子供たちに一人の人格として接します。 Yelinaが幼い子供が被害者ということで、怒りの感情を顕わにして捜査していましたが、すっかり刑事顔だな、と思いましたね。Horatioとのコンビも息がぴったりです。 「取り調べでまた会えるかい?」「ええ。」「Yelina、良くやった。」Horatioに誉められて、「やったー!」というところなど、かわいい人です。もしかして、ここまでは刑事として「試用期間」だったのでしょうか?しかし、「手に血が。」とすかさずハンカチを差し出す優しさも。 一方、Calleighの行動力にも感服。いや、降参です。もちろん、CSIですから彼女の専門を生かした上での活躍ですが、最近、ミニHoratioしているんじゃないか、と思いました。(笑)対抗意識を持ちながらも、それを好意的に見るDet.Haganは、彼女にめろめろでしょう。(爆)「私は南部の女よ、自分の身は自分で守れる。」 そう言えば、Hagenは最初のパートナーがHoratioの弟、Raymondで、仕事中に殺されたんですね。Horatioとは因縁の関係な訳です。「俺とコンビを組む相手が二人も殺されると、キャリアに関わる。」とか何とか言いながら、Calleighに近寄る。(爆)2シーズンも展開に目が離せません。CSI Miami Files本館へ
December 26, 2006
コメント(0)
全25件 (25件中 1-25件目)
1