CSI :Miami Files Annex

Law&Order:組織犯罪特捜班2 #9 The Man with No Identity

(2)

新シーズンプレミア。
Law & Orderシリーズの1話完結とは違うタイプの本作なので、おさらいのため前話をチェックしました。
なるほど、継続するウィートリーのストーリーで出た名前がこう繋がるのね。
一方、製作の方向が変わり、SVUでお目見えした強面のステイプラーの理由も納得です。
制作側が「ゴッドファーザー」というのも、そのまま言及するくらい、ベタでしたね。
ちなみに、その後「アメリカン・ギャングスター」や「スカーフェイス」と展開するらしい。
気楽に見ることにします。

アルバニア系のギャング「コスタ」にエディ・ワグナーとして潜入中のステイプラーは、コカインの密輸の場で、「コスタ」のレジーが手懐けているはずの港湾警察が現れ、どさくさにまぎれてバイカーにブツを奪われてしまう。

麻薬課のブリュースター巡査部長はベルのかつての上司だった。
捜査は続行となり、ステイプラーらは釈放となった。
ステイプラーは港湾警察の悪徳警官の背後に誰かがいるのではないかという。
レジーは叔父のアルビに不始末の申開きをするのにステイプラーを伴う。
ステイプラーはすっかりレジーに信用されており、アルビに奪われたブツを取り戻す約束をする。
ステイプラーの情報で、特捜班は港湾警察を退職したボー・キャンベルを特定し、ステイプラーはレジーにその情報を掴ませる。
レジーに襲われたキャンベルは「レッドブル」という人物に雇われて物を奪ったと明かす。
レッドブルとは、マーシー・キラーズのメンバー、ランス・フラワーズのことで、マーシーは国際的な犯罪組織にのし上がり、麻薬課がライリー刑事に潜入捜査をさせているところだった。
レジーとステイプラーは強引にコカインを買うと、それが奪われたブツだとアルビに報告する。
ライリーはコスタのブツを奪ったことを刑務所にいるヒューゴに報告し、ヒューゴはウェッブに対処を頼む。
アルビはマーシーへ大掛かりな報復の襲撃を計画し、市民への影響を心配するメニグ警部はベルとブリュースターに共同で指揮を取るよう命じる。

ステイプラーはレジーに連れられ、コスタ一族の家族のパーティに参加する。
そこにマーシー・キラーズの面々が現れ、奪ったブツを返すと共に、ビジネスの面で手を取り合うことをオファーする。
コスタのボス、ジョン・コスタはオファーを受け入れ、ステイプラーの存在に注目する。

起訴から3ヶ月たち、ウィートリーの裁判の判決が言い渡される。
数々のリコ法違反の容疑については、連邦機関への情報提供によりウィートリーは無罪となった。

ウィートリーの元妻アンジェラは毒をもられてから意識を取り戻すが、裁判の証人となるにはまだ回復していない。

マーシー・キラーズがキルブライド下院議員と接点を持っているというのは、前話のでウィートリーの息子が指摘していて、それが回り回ってただいま潜入中のステイプラーの関係先と繋がるのだから、これは何か起こりそうですね。
キルブライド議員は「This is Us」のおじいちゃんだった。
こちらも、地域の黒人のために長年活動している政治家ではあるが、ベルの妻の甥が警官に暴行を受けた件で関心を示しているし、ベルにも影響を与えそう。
妻を殺され荒ぶっていたステイプラーは潜入捜査することで、精神的にはおちついた様子です。
しかし潜入がバレることがないのか、ハラハラしますね。
だって、コスタがマーシー・キラーズと繋がるということは、ウィートリーにも繋がることになるわけですからね。
レジーの母親のコーヒー占いで「愛する人に想いを伝えなさい」と言われて、どっち？と思いました。
アンジェラの状態は相当悪いようですが、回復するのでしょうか。
今のところ特捜班はジェットしかいないのか、人材不足のようですね。

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Last updated March 8, 2023 08:46:30 PM
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■コメント

Re:Law&Order:組織犯罪特捜班2 #9 The Man with No Identity(03/08)

録画でみているファンさん

やっと、こっちのページに帰ってきましたねぇ。

＞制作側が「ゴッドファーザー」というのも、……
さがしました。
コレですね。
Dick Wolf spoke……the season will feature a total of 24 episodes with three different arcs， themes， and villains.
“The first third of the season is The Godfather. The second third is American Gangster. And the last third is Scarface，” ……

＞妻を殺され荒ぶっていたステイプラーは潜入捜査……
＞しかし潜入がバレることがないのか、ハラハラしますね。
ドラマとは言え……
大物ウィートリーに妻を殺された警官で
シーズン１ラストでは、
公判の後にはTVカメラに追われていた「有名な」ステイブラーが……
昔の知り合いも多いはずのNYで潜入！！捜査するとは、
かなり無茶な設定！！
ベルを敵視？するブルースターなら、この潜入は無理があると揚げ足を取って当然かと思いますが。
アルバニア系ギャングが、ちょっと調べたらバレますよね。

起訴取り消しをかち取ったウィートリーの方もまた……
口だけでは、まるでレイモンド・レディントンのように、
「the worst enemy of every criminal organization on the face of this earth」になる……などと豪語しますが、
レッドは徹底した秘密の下でのFBIへの協力だし、だからこそ、逮捕された時には「死刑」で殺されかけた……という緊張関係の中にいるわけで……
ウィートリーのように、大っぴらに日本の某組を含む「世界の大物地下組織」を連邦検事局に売るようなマネをしたいたら、当然、数日のうちに消されるのではないでしょうか？？

＞前話でウィートリーの息子が指摘……
シーズン１ラストで……リッチー＠ウィートリーJr.が
獄中で兄の知り合いのギャング＝ヒューゴに父親の暗殺を依頼する時、キルブライド下院議員の名前を出し、結果的にウィートリー暗殺（失敗）が実行されました。
そのヒューゴ＝「マーシー・キラーズ」の幹部？？が、今回は、キルブライド議員と一緒にいたウェブに獄中から電話連絡をしていたわけで……キルブライドは汚い政治家であるにしても、ウィートリーの側ではなさそうな。。
ベルの「妻の甥」が市警を訴えた裁判に関して、
キルブライド下院議員がベルに会いたい……ということは、キルブライドは一体、どの方向からベルを懐柔しようとしているのでしょうかね？？

＞レジーの母親のコーヒー占いで「愛する人に想いを伝えなさい」と言われて、
＞どっち？と思いました。
……という皮肉も言いたくなりますが……
そのシーン、観なおしました
「She wants to know why you don't tell her how you feel.」
ですから、「こっち」の方ですね。 (March 8, 2023 11:31:00 PM)

返事を書く

録画でみているファンさんへ

josetangel

スパドラさんのHPに詳しい解説があったので、参考にさせてもらいました。
ジョン・コスタがマイケル・コルレオーネ役ということになりますね。
家族のパートも重要となりそうなので、レジーとジョジーの恋愛ストーリーが展開して、さらにそこにステイプラーが食い込むのかなと予想しています。
もちろん、ステイプラーに色目を使うおばさまも利用しようとなると、SNSのない時代のドラマで身元がバレることもなさそうです。（笑）
マーシー・キラーズを、何も落とし前をつけずに帰すというのはどうかなのと思いますが、それもストーリーの都合なのでしょうね。
その方面でウィートリーを絡めるのかも知れません。
キルブライドは相当悪いやつ、羊の皮をかぶった狼かなと思います。
かなりのハードボイルドなシーズン2になりそうですね。 (March 9, 2023 09:16:38 AM)

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