レネ・カリーと男性陣の初顔合わせの時、 フィンは……単なるIABではないカリー警部こそが、オリヴィアの要請を正面から受け止めて体を張った前回……について、まったく理解することなく…… I got Benson's back first, last, and always. ……と胸をはりますが…… 今更ながらですが……フィンは、もう少しオリヴィアの行動の意味を深く学んでいく必要があると痛感します。 まぁ、今回のセリフは、冒頭で…… >フィンと揉める…… そして、ラストでカリーを受け容れる……という対比のためのセリフでしょうけれど。
サイクス:Past ten years I've been bouncing, all around the country. I mean, they're like my lost years. The real Shannah's been missing for a long time. 対するオリヴィア:Well, let's see if we can find her.
>オリビアを心理的に操ろうとするところは、只者ではないという雰囲気でした。 映画『博士の愛した数式』の終わりに、 ウィリアム・ブレイクの「Auguries of Innocence」という長い詩の最初の四行=今回、犯人ジョージが引用した部分が引用されていました。 一つぶの砂に 一つの世界を見 一輪の野の花に 一つの天国を見 てのひらに無限を乗せ 一時(ひととき)のうちに永遠を感じる……小泉堯史監督による訳。 To see a World in a Grain of Sand And a Heaven in a Wild Flower Hold Infinity in the palm of your hand And Eternity in an hour 岩波文庫の寿岳文章さんの訳だと…… ひとつぶの砂にも世界を いちりんの野の花にも天国を見 きみのたなごころに無限を そしてひとときのうちに永遠をとらえる さて、 ジョージ・ブシャールとは何者? とは言え……「Zone Rouge」の方は >フランスの第一次世界大戦で破壊され汚染された広大な地帯で、 >人の立ち入りや活動が認められない場所 その外側のイエロー・ゾーンでも不発弾の爆発がつづいているようですね。