~タロット日和~ by 常葉 了
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トキワです。(^^) 6月6日の、金星太陽面通過現象(ビーナストランジット) 皆さんはご覧になりましたか? 帯広は、前年ながら軽く雲が掛かっている時間が多かったモノで、トキワは残念ながら見る事は出来ませんでした。 しかし、これも実験。 通過時間を頃合いに、ちょっとした仕掛けを・・・ 8年も掛かる大作業。この鳥頭で覚えていられるか心配です。(^^; ビーナストランジット自体は、584日周期で起こる訳ですが、太陽面通過現象は、今世紀最後との事なので、もう見る事は出来ないでしょう。 残念です。(--; さて、空気シリーズ。今回で書き切ってしまいたいと思います。 あくまでも【日記】。私自身の備忘録程度のモノです。 【個と他との間を埋める空気】を用い、如何にして【他の世界】と対話するか。 まあ、色々な方法が有ります。 一般的な話で言えば、我々の【五感】に訪れる多くの情報を、逃さずキャッチ出来れば良い。 とは言え、言う程に簡単な事では有りません。 普段我々が感受している情報量は余りにも多く、しかし、それら全てを認知する事は出来ません。 例えば、今皆さんはどんな【音】を聞いているでしょうか? パソコンやモバイル機の駆動音。照明の微細な音。或いは、家の空調の音。屋外の車の音。身動きする時の衣擦れの音等。 かなり多くの【音】が存在して、その耳に届いているはずですが、それら一つ一つを認知してはいないでしょう。 視覚もそうです。 我々の目には、多くの情報が飛び込んで来ていますが、それらすべてを意識的に捉えてはいません。 触覚もそうです。 皆さんが今、どんな姿勢で居るか分かりませんが、座っているならば、お尻や太腿に圧迫感が有るはずですし、服を着ているだけで、その接触点には感覚が有るはずなのです。 嗅覚もそう。今、その場所は、本当に無臭でしょうか。 味覚もそうです。何も食べていないからと言って、本当に無味なのでしょうか。 常に、多くの情報が我々を取り巻いています。 それは、【他の世界】から発生られた振動であり、我々が【空気】の存在を介して、他の世界と繋がっている部分です。 しかし、完全には認知されていません。 オカルトの業界の人達には、耳馴染みだと思いますが・・・ 魔術系の修行をする時、初期の段階で【ボディ・アウェアネス(感覚化)】と言う作業を行います。 色々なやり方が有ると思いますが、一般的には仰向けに寝て、体の一つ一つの感覚を確認して行くと言う、かなり地味な行法です。 目を閉じて、まずはすべての音を一つ一つ聞き分ける。 次に、体の各部分に意識を集中し、そこに有る感覚を認知して行く。 これは、聴覚や感覚(場合によっては味覚・嗅覚も含む)に訪れる、あらゆる情報(他の世界から発信された振動)を捉えて行く修行です。 或いは、【ウネミ・アークト(ラーの右目)】【スメヒ・アークト(ラーの左目)】と呼ばれる行法が有ります。 【ウミネ】は、何かしらの対象物を決め、それを端から端まで徹底的に見つめて行くと言う修行。その対象物が、光の波長を用いて発信する全ての振動を認知すると言う修行です。 【スメヒ】とは、夜などに、月光の下におぼろげに映る映像をボンヤリと見つめ、その【曖昧な世界】から発せられる振動を認知すると言う行法です。 こんな地味な行法が、魔術系の修行の始めに来る理由は、我々が魔術を行使する上で、対処となる世界と深く交流出来る状態になければならないからなのです。 それこそ、通常の五感とは異なる【曖昧な感覚】も逃してはいけません。 その【曖昧な感覚】を直観と呼ぶか、霊感と呼ぶかは個人の自由として、何かしらの感覚を有れば、そのすべてを捉え、意識を向ける事が求められます。 ・・・ まあ、こんな事言っていますが、日常生活で、いつもこんな事を気にしてたら可笑しくなってしまうので、程ほどにしましょう。(^^; 以上が、世界との対話を行う上での【受信】の部分です。 では、発信は? 簡単に言えば、表現する事ですね。 話すでも良いですし、書くでも良いですし、動くでも良いですし。 いずれにせよ、表現する事です。 そして、その表現する上での前提となるのが、【意志】です。 【意志】が、その表現に乗る事で、【他の世界】へのアプローチとなります。 これが発信です。 コミュニケーション・対話を、空気の振動とするならば、その空気に振動を与える【本体】が必要になります。 例えば、音であれば【音源】と言う事になりますね。 魔術の世界で言えば、人の【意志】が【音源】に当たります。 【意志】とは、魂のバイブレーションとでも言いましょうか。 その振動数の違いによって、【他の世界】に与える影響力も異なって来ます。 【意志】とは、前にも書いたように【~したいな】とか【~にならないかな】とか、そう言った曖昧なモノでは有りません。 いや勿論、【~したいな】と言うレベルでも、【意志】のカテゴリに入るとは思うのですが、魔術的な領域においての【意志】とは、【必ず成し遂げる】と言う【確信めいた宣言】に近いモノです。 実は、この【意志】が明確であれば、小難しい作法や術式等が無くても、【魔術的な成果】は得られたりします。 極論すれば【3億円を必ず手に入れる】と言う意志があれば、銀行強盗でも成功させてしまったりする訳です。 勿論の事、人の倫理観(善く有ろうとする意志?)が干渉し、歯止めを掛ける事になりましょうが、【強烈な意志】は自分にせよ、他者にせよ、衝動的に世界を動かしてしまうのです。 魔術に伴う小難しい作法や術式と言うのは、その【無属性にして強烈な意志】を、意図的に加工すると言う技術論であり、作法や術式が【魔術的な成果を与える】と言う訳では無いのです。 さて、先程から魔術だオカルトだと臆面も無く書いておりますが・・・ ノーマルな人には、【とち狂ったか!】と思われるかも知れませんね。(^^; しかしこれは、平常の世界観においても、然程奇異な事では有りません。 我々の業界が取る【手段】や、その表現形態が特殊なだけで、これまで書いて来た事は、平常の世界においても通用する事だと思いますし、知らずのうちに、皆が成している事だとも思います。 かつて、人の身で有りながら、空を飛ぶ事を意志して、何度も失敗を繰り返しながらも、最終的には飛行機を作り出したように。 小さな子が、医者になる夢を見て、その実現を意志して、実際に医者へと育つように。 相手にしている世界や、その手段、表現の仕方は違えども、所謂【現実】とか呼ばれる世界を相手に対話と試行錯誤を繰り返しながら、何かを作り替え、或いは作り出して行くと言う【物語】は、須らく【魔術的】だと思うのです。 【魔術的】と言う言葉が変ならば、【創造的】と言う言葉に変えても良いでしょう。 まあ・・・ そんなお話でした。(^^; 結局、タロットとの結びつけが弱かったですね。 でも、タロットの話は、今後幾らでもして行きますので、その時にでも。 4回にも亘って長々と書いて来ましたが、お付き合い頂けた方がいらっしゃるならば、心よりの感謝を。 次回からは、もう少し端的なモノを心掛けますね。 では(^^)/
2012/06/07
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