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こんばんは、風邪にやり込められている常葉です。(--;)/ 今回は辛い!!(T-T) 長い!! でも、書きたい時に書く。 それがトキワです。(^^) で、今回のお題なのですが、かなり専門的に行きます。 一応誰でも解かる様に・・・を目指すブログなのですが、今回だけはご容赦。 タイトル【大アルカナと生命の樹】 大アルカナと言うのは、タロット78枚の中の22枚で、占術上、若しくはオカルト上で【タロットのメイン】と考えられている部分ですね。(勿論小アルカナも大切) で、【カバラー】と呼ばれる思想(?)概念(?)で扱われる【生命の樹】の【小径(パス)】22本に、大アルカナの22枚が照応する訳ですが・・・ (※ここでは、ライダー版の順列を採用し、G∴D∴主流の照応を用います。) ご存知の方も多いと思いますが、この【大アルカナと生命の樹】の照応は、比較的近代の【発明】であって、元々そうなって居る訳ではありません。 タロットの歴史約560年の中でも、この照応体系の伝統は、僅か約200年ちょっと。 この照応体系は、研究上とても役立ちますが、完全に信頼出来ると言う訳ではありません。 事実、この照応を全くの間違いとして、【そもそも生命の樹とタロットを結び付けるのは、ナンセンス】とする流派もあります。 トキワは【ナンセンス】とまで言わなくとも、完全に信頼するには、まだまだ未熟なモノと判断します。 でも、かなりエネルギーを傾けて研究している題材の一つです。 【イイねぇ。使えるねぇ】と思う時もあれば、【ここがどうもなぁ】と思う時もある。 また、他の占い師さん達から聞く意見としても、【ここは、違うと思う】と言うのが結構あります。 故に、この題材を色々と弄繰り回して、楽しんでいると言うのが実際でしょうか。(^^; さて、その題材について、一つずつ考えて見ましょう。 まず、【何故、生命の樹と大アルカナを結び付ける必要があったのか?】 結び付けた人達と言えば、 まあ、触りだけを扱った【アントニオ・クール・ド・ジェブラン】と【ド・メレ】。 本格的に結び付けたのが、【エリファス・レビ】が初めとして、後は【黄金の夜明け団】の首脳部。 彼らの意見を聞きたい所ですが、当時は【結び付いて当然】と言うか、【元々結び付いていたんだよ】と言った感じですから、この問いへのコメントは貰えそうにありません。 と言うか、死者にきけませんしねぇ(^^; そこで、憶測・邪推が始まる訳です。 タロットは、元々単なる遊戯用のカード。 再発見された18世紀は、【これ何?】的な、起源不明のカードとして存在しました。 で、これを【きっと、神秘的なモノだ!】と断じた【ジェブラン】さんが、その神秘性の信憑性を高める為に、既存の神秘と結び付けたのではなかろうかと。 実際、ジェブランさんは、【ヘブル文字22文字と大アルカナの照応】を、厳密には語ってくれていません。 【まあ、こんな感じで結ぶ付くんじゃない?】位の紹介です。 でもまあ、結び付くと言う前提を置けば、それだけでも【大アルカナ】の神秘性は増し、何と無く古い伝統が有るような感じもしますね。 オカルトの業界に取って、タロットは【絵文字】のような扱いです。 つまり、そこには意図的なメッセージを含んだ暗号としての【絵】が描かれていると。 で、カバラーで論じられる【ヘブライアルファベット22文字】の教義が、タロットと言う【絵文字】になって残された、とする訳です。 つまり【0番 愚者】は、ヘブライ文字【アレフ】。生命の樹【11番目の小径】の意味を、絵として表していると。 ちなみに、【アレフ】は、去勢された雄牛(若しくは、単なる雄牛)を意味する表意文字です。それは、自然の生殖力を意味するとか。 ・・・・? 去勢された雄牛に、生殖力があるのか? ・・・・? で、雄牛と愚者は、どう結び付くのだ? ある本によれば、【アレフ】は、【ケテル】の性質の一部を持ち【きらめく神霊】と呼ばれるそうです。 ・・・・・! 頑張って見れば、愚者がきらめいているように見えない事も無い・・・・と思う・・かな? とまあ、本当にその照応を真に受けると【・・・・?】となる部分が多い訳ですよ。(^^; 初めから結び付いていたモノであるなら、こうはなりません。 で、先人方にそこら辺を問うと・・・ 【古代を知恵を隠すために、意図的に象徴が変換されているのだ】 とか 【タロットを作成する職人や印刷会社の無知のせいで、間違えて伝えられてしまったのだ】 と言う回答が得られる訳です。 こら!! 人のせいにするな!! と言う事で、憶測・邪推の域を出ませんが・・・ 大アルカナと生命の樹の結び付きは、殆ど突発的な思い付きから発生し、その後細かに結び付けの努力が行なわれて来たのですが、そもそも【無理】があった部分も多く、結構ハチャメチャな所がある訳です。 さて、困った【タロット+カバラ】の研究者達はどうしたでしょうか。 簡単な話です。 タロットを描き換えました。 総じて【魔術師的タロット】と呼ばれるデッキ達の誕生です。 多少その動機に不審な点はありますが、しかし、【新たなタロットの誕生】と言う一点で言えば、とても素晴らしい事です。 次に【タロットと生命の樹の結び付きは、本当に役立ったのか?】と言う点。 これは、トキワの贔屓目があるかも知れませんが、とても役立ったと思います。 タロットが発見されるまでの近代魔術は、ちょっと行き詰った感があったようです。 タロットと言う【ビジュアル系】が登場して、ドンと世界が広がった感じがあります。 まず一つ。既存の魔術的概念を、簡単にタロットに当てはめた後、今度はタロットから、魔術的概念を逆輸入させました。 つまり【アレフ(雄牛)】の意味を【愚者】に付加。 その後、【愚者】のビジュアルを見て、【あーも取れる】【こーも考えられる】と言うインスピレーションやら考察やらの結果を【アレフ】に追加。 元々意図説明の無い【起源不明】のカードでしたからね。つまり、どんな風に捉えてもOK。出て来るイメージ・答えは無尽蔵です。それを魔術的な教義の中に取り入れた事で、ドンと広がる訳ですよ。 生命の樹に結び付けられ、占星術に結び付けられ、数秘術に結ぶ付けられ、錬金術に結ぶ付けられ。 勿論、それが正しいかは不明です。根拠は殆どありません。 でも、それで【良い】のがこの業界。(←これ悪い意味ではありません) タロットの【絵】が、この業界でとても大切に扱われ、色々なモノと結び付けられ、研究され続けているのは、このイマジネーションを広げる作用が貴重だからです。 タロット占術も然りですね。 占いでは、鑑定テーマを考える上で、あらゆる可能性を考えるイマジネーションは不可欠です。そして、広がったイマジネーションをコントロールし、篩に掛けて、現実と結び付けていきます。 トキワはタロット占い師なので、タロットに結び付けられた様々な体系を、タロットを使用して輸入して来ます。カバラの概念や、占星術の概念等。これらの外側の知性を、タロットを用いて使用出来ると言うのは、かなり便利な事な訳です。 コンピュータ用語で言えば、【ハイパーリンク】のような作用でしょうか。 この部分の有用性は、計り知れないと思います。 その意味で、例え始めは【思い付き】であっても、多少照応の仕方がハチャメチャであっても、トキワ的には【良い】です。 まあ、まだまだ若い占術ですしね。(^^; 占星術を4000年の歴史と仮定し、働き盛りの40歳とします。 タロットは、オカルト歴(占術歴)200年ちょっと。ヨチヨチ歩きの2歳児ですよ。 三つ子の魂100まで。 この諺を信じるならば、あと100年の吸収と成長と精錬が、後数千年の歴史に【伝統】として残って行くのかも知れません。 タロッターの皆さんは、タロットをより成長させる【発見】と【アイデア】を積み重ねて行って欲しいと思います。 勿論、トキワもそのつもりです。(^^) 今日はまあ、こんなお話。 本当は、もっと専門的な話として、常葉のアイデアを書こうと思ったのですが、思い止まりました。(^^; これは、更新が滞っているきゃっとてーるサイト用に残しておこうと思います。 では、今日はこの辺で。(^^)/
2007/01/31
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こんばんは、トキワです。 風邪を引きました。しかも、かなり辛いレベルです。(T-T) ここの所、月二回位のペースで風邪を引いているような気がします。 そろそろ、タバコの止め時でしょうか・・・・(--; 【占い師の助言】で、1/28にチャット鑑定の予約をされていた方。 申し訳有りませんが、キャンセルさせて頂きます。ゴメンネー(T-T) 回復したら、また予約枠作りますので・・ では、風邪薬飲んで寝ます。
2007/01/28
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寒いお部屋からこんばんは(^^)/ 毛布に包まっている常葉です。 マジ寒いよー(T-T) さて今日のお題。久々に【オカルティズム】のカテゴリを持ち出し、テーマは【お守り】。 皆さん、お守り持っていますかー?(^^) さて、一言に【お守り】と言っても、実は幾つかのカテゴリに分かれるモノなのです。 【アミュレット】と【タリズマン】 言葉だけなら、聞いた事がある人も多いと思います。 【アミュレット】とは、正しく【お守り】の事だと言っても良いでしょう。 主に、何らかのネガティブな影響から、自分の身を守る為に作用するタイプです。 なので【お守り】。 では【タリズマン】とは? これはですね、【守り】を目的とするのでは無く、主に【願望成就】を目的としたモノです。 つまり【試験に合格したい】【この恋愛を成就させたい】と思った時に使用するのは、主に【タリズマン】です。 日本では、【タリズマン】の使い勝手の良い和訳が無いので、【アミュレット】も【タリズマン】も、【お守り】と言う言葉で表現されてしまいます。 まあ、日本のお守りって、タリズマンとアミュレットの効果を、一緒にしたモノも多いですからね。 【無病息災と諸願成就】とか。 西洋のオカルティズムで作られるお守り。特に【惑星系】のお守りは、ある程度ハッキリと、【アミュレット】【タリズマン】の区別を行ないます。 占星術の概念を基本に置くと仮定し、その場合、人生の【幸福】と【不幸】は、四つのパターンに分ける事が出来ます。 幸福の1.星の良い影響が強い時 幸福の2.星の悪い影響が弱い時 不幸の1.星の良い影響が弱い時 不幸の2.星の悪い影響が強い時 以上四つのパターンの中で、お守りが必要になるのは、不幸パターンの二つですね。 幸福な時に、わざわざお守りは必要ありません。勿論、万難を排する、予防措置として、お守りを持つのも良い事でしょう。 兎も角、お守りが必要な時は、自分がどのパターンかを把握して、適切な作用を発揮する【お守り】を作成、若しくは入手しなければなりません。 手っ取り早く、占い師に見てもらっても良いですし、星の影響パターンを把握出来る人は、現象から割り出しても良いでしょう。 不幸の1パターンの場合は、星の良い影響が弱い訳ですから、星の良い影響を増強する目的で、【タリズマン】を作成、若しくは入手します。 不幸の2パターンの場合は、星の悪い影響が強い訳ですから、その星の影響を遮る目的で、【アミュレット】を作成、若しくは入手する訳です。 とある日本の高名な魔術師さんは、【アミュレットは遮光版、タリズマンはレンズ】と評しました。つまり、アミュレットは、悪い影響力を消す訳では無く、遮るだけ。タリズマンは、何処からとも無く良い影響力を生み出す訳では無く、既にある良い影響力を、強めるように作用するのです。 近年では、パワーストーンが比較的簡単且つ安価に入手出来るようになりました。 特別な呪いを行なった品物で無くても、そこそこに効果を期待出来るでしょう。 占星術で扱われる惑星達には、それぞれ対応する色彩や鉱物が存在します。 宝石の場合 土星:スター・サファイアや真珠 木星:サファイア 火星:ルビー 太陽:トパーズ 金星:エメラルド 水星:オパール 月:水晶 宝石は、勿論高いですからねぇ(^^; 実際には、安価なパワーストーンを代用すると良いでしょう。 色々な種類がありますが、簡単な方法として、色等で判別します。 土星:黒や濃い紫 木星:青 火星:赤 太陽:黄色 金星:緑 水星:オレンジ 月 :白や透明 各種パワーストーンには、元々色々な効果が付されています。単に、それを注目するのでも良いですし、上記のような惑星を意識しても良いでしょう。 で、惑星が持つ作用について述べないと意味がありませんね。 簡単に・・・ 土星:ポジ 人間性の底力 ネガ 純粋な不運と苦難 木星:ポジ 創造力 ネガ 飽和・倦怠 火星:ポジ 攻撃力・積極性 ネガ 破壊・事故 太陽:ポジ 充実・回復 ネガ 不毛・高慢 金星:ポジ 愛情・芸術 ネガ 肥満・不倫・嫉妬 水星:ポジ 学業・商売 ネガ 器用貧乏・移り気 月 :ポジ 想像力・性 ネガ 情緒不安 うーん(--; 完璧じゃないけど、目安にはなるでしょう。 さて、石を持ったとしても、その時点では、【アミュレット】【タリズマン】のどちらかに指向性が決まっている訳ではありません。 そこで、一工夫が必要な訳ですね。 色々な工夫がありますが、一般の方でも出来る方法として、一つ紹介。 土星のポジを強める場合:緑色の袋に入れて携帯する 土星のネガを弱める場合:赤色の袋に入れて携帯する 木星のポジを強める場合:琥珀色(無ければ青色)の袋に入れる 木星のネガを弱める場合:黄色の袋に入れる 火星のポジを強める場合:黄色の袋に入れる 火星のネガを弱める場合:琥珀色の袋に入れる(琥珀色の袋って有るかなぁ(^^; 太陽のポジを強める場合:赤色の袋に入れる 太陽のネガを弱める場合:緑色の袋に入れる 金星のポジを強める場合:緑色の袋に入れる 金星のネガを弱める場合:黄緑の袋に入れる 水星のポジを強める場合:黄緑かオレンジの袋に入れる 水星のネガを弱める場合:同じく、黄緑かオレンジの袋に入れる(水星は一緒だからお得) 月のポジを強める場合 :赤橙の袋に入れる(これも難しい色だ) 月のネガを弱める場合 :青緑の袋に入れる(これも微妙か・・) 以上のようになります。 【何でー?】と思われるかも知れませんが、これは秘密です。(^^) ちなみに常葉は、入手困難な袋の色の場合、別の方法を使います。これも秘密。 察しの良い人なら分かるかも知れませんね。(^^) 気が向いたら、試して見て下さい。 一般の方が実践するには、丁度良い位の難易度と効果だと思いますよー。(^^)/ 余談ですが・・・・ 常葉、バリッバリの西洋系護符も作るのですが、あんまりにも費用や時間や労力が掛かるので、最近では道教霊符を中心に作っています。 こっちも結構手間が掛かるんですけど(^^; 費用面や労力面でも、こっちの方がかなりマシです。 まあ、いずれにしても、お守りは出来るだけ作りたく無いですねぇ(^^;
2007/01/17
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新年明けていました。 おめでとう御座いました。m(--)m 新年の挨拶が過去形のトキワです。(^^)/ 2007年になりましたねぇ・・・随分前に・・・ 今年が良い年になりますように・・(-人-) さて、年明け早々のネタは【気紛れフォルトゥーナ】。 【フォルトゥーナ】とは、所謂【運命の女神】の事です。 つまる所、【運命の輪】のカードを題材にした話題ですな。 占い師とは、タロットなり星なり家相なりを見て、その運命を観測したりなんだりしちゃう訳ですが、いわゆる【運命論】の違いによって、占い師の占いに対する考え方、又、クライアントへの影響の仕方は、随分と違って来る訳です。 占い師が【運命】の観測者である以上、それぞれなりの【運命論】を持つ事は不可欠。 とは言え、厳密な意味で、運命そのものを理解出来る訳も無く、柔軟性も必要となって来る訳ですね。 例えば、【運命は予め決まっており、それを変える事は出来ない】と言う考え方を【宿命論】と言います。 我々が未来に経験する事は、すべて決まっており、変更不可能であると言う考え方です。 逆に【運命は、自分で切り開く事が出来る】と言う考え方を【立命論】と言うそうです。 自分の意志や行動によって、自分で未来を選択出来ると言う考え方です。 上記二つの論は、それぞれそれなりに頷けるモノですね。フムフム・・・ しかし、上記どちらか片方を採用するとして、それが【真】である場合、占い師はちょっと困った事になります。 【未来が決まっていて、変えようが無い】となると、そもそも【占いで、未来を見る事も、然して意味が無い】と言う事になりませんでしょうか? だって、見ても見なくても、結局同じですし、見ない方が良い事もイッパイある訳ですから。 【知らぬが仏】って言いますしね。(^^; 【未来を知って、心の準備をする】と言う占い師さんも居ますけど、トキワ的には【そんな事言われてもー・・・】と思ってしまう訳です。 でも逆に、【運命は決まっておらず、自分で切り開くモノ】と考えてしまうと、そもそも【占い】で見る【未来】が無い事になります。 どっちにしても、占い師は商売上がったりな感じですな。(^^; で、トキワが支持する【運命論】とは、【運命】の定義そのものから違って来る訳です。 【運命】は、ある種の【影響力】であり、事象・現象を強制する力は無いと考えています。 例えば、【死神】のカードが出た場合。 未来に【死】と言う現象が固定されている訳では無いと考えます。 勿論、死ぬ可能性もありますよ。でも【可能性】の範囲です。 【死神】で象徴される【運命の勢力(影響力)】は、主に【収束】と言う影響力を放ちます。 すると、その影響下にあるモノは、例えば【死に】、例えば【別れ】、例えば【クビになり】、例えば【倒産】します。 つまり、【運命】と【現象】は、全く違ったモノと解釈する訳です。 その前提で、【運命】は変えられないが、【現象】は変え得ると考えるのが、トキワが採用する【運命論】です。 私の尊敬する占い師さんは、こんな例えを使います。 【雨が降るのは【運命】。人が、雨を止ませる事は出来ない。しかし、雨が降っても、雨に濡れないようにする事は出来る。傘を差す。雨宿りする。走って変える。濡れる、濡れないの割合は、個人の行動で変化する。これが【現象】。】 こう考えると、【占い】にも【存在価値】が出てきますね。 一応、見る対象としての【運命】があり、同時に【現象操作】の余地が残る。 いやー・・・占い師として助かります。(^^; さて、更に細かく考えると、運命には三つの要素が絡んできます。 【因果】 原因と結果の関係 【周期】 運命のサイクル性 【会合】 運命同士の衝突によるイレギュラー(突発性・偶発性) 他の視点から見ると 【先天運】 生まれ持った宿命的運命 【後天運】 後々から加わって来る運命 また、運命の影響力にも、力の大小が存在すると考えられます。 そんなこんなの構造があるモノとして【運命】を捉えている訳です。 なかなかに有効な考え方だと思いませんか?(^^) でもご注意。 実際に、運命を見れる訳も無く、本当にこれで合っているかは分かりませんよー。 で、上記までが本題の前振り。 前振り長いな! 今回は、もう少し違った面の【運命下の影響】を考察して行きたいと思います。 主題は【役割】。 タロットカード大アルカナ【運命の輪】が出た場合、皆さんはどのように解釈しますか? 一般的には【幸運】とか【変化】とか。若しくは、周囲のカードとの関連付けで解釈すると思います。 その他に、結構見落としがちな要素があるのです。 それが【役割】。 【運命の輪】が出て来た時は、大抵の場合、【個人の問題で終わらない】と言う部分があります。 そもそも【運命の輪】は、【歯車】であって、他の運命と噛み合って回転する訳です。 つまり、クライアントの【運命】が動くと同時に、それに連動する形で、周囲の人物や、環境の運命が動きます。 複合的な運命。 【運命の輪】が出て来た時は、その大きな運命に巻き込まれたと言う事であり、同時に、その大きな運命の中で、何処かにポジションを与えられてしまったと言う事でもあります。 そこで生じて来るのが、【運命的役割】です。 全体の【運命的機構】を乱さず、円滑に鑑定させる為に、それに添った【動き】を期待されます。 トキワは、講座の時の解説用に、こんな例えを考えました。 ある時、【運命さん】と言う【舞台演出家】が突撃訪問します。 とても強引な人で、【舞台を作るぜ!】とやる気満々。 巻き込まれたのは、【Aさん】【Bさん】【Cさん】【Dさん】の四人。 【運命さん】は、四人の前に【クジ】を差し出します。 【Aさん】が引いたクジには【ヒーロー】と書かれていました。(Aさん:ヤッター!) 【Bさん】のには【悪役】と書かれていました。(Bさん:マジで!) 【Cさん】のには【通行人】と書かれていました。(Cさん:通行人って・・・・) 【Dさん】のには【木】と書かれていました。(Dさん:人ですら無いのかよ!) で、【運命さん】が飽きるまで【舞台】が始まるのでした。 ・・・・・・・面白い? とまあ、兎に角・・ こんな感じで、その時、その場に居る複数のモノ(人や環境)が、運命に巻き込まれて、それぞれの役割を果たす事になる訳です。 で、役割を果たすにも、それぞれ力加減をする事は出来ます。 ですが、そこで【どのように役割を果たしたか】によって、後々の評価・影響が変わってきます。 つまり、【Aさん】【Bさん】【Cさん】【Dさん】は、舞台が終わると、こんな事になり得る訳です。 【Aさん張り切っていましたねー。また今度もお願いします。】 【Bさん、ちょっとやる気なかったでしょ。お給料減らしますからね】 【Cさん、台詞間違えたから、罰金ですよー】 【Dさん、木として凄い生命力を感じました! 次は主人公でお願いします】 ・・・・・・面白い?(^^; いや、面白いかどうかは兎も角。 つまり、役割をどのように果たすかによって、返って来るモノが違う訳です。 ウェイト版では、【運命の輪】の後に【正義】が来る訳ですが、ここで、キッチリカッチリそれ相応の評価を得る訳です。 【運命の輪】の【運命的影響力】は、かなり根強く後を引くと言う点で、かなり強烈な運命に分類されるのです。 しかも、かなり突飛な運命でもあります。 強引な突撃訪問ですからね。しかも、配役を勝手に決めちゃうし。 故に【気紛れフォルトゥーナ】。 この女神、曲者です。 最後に、【フォルトゥーナ】に対する、歴史的評価をご紹介。 その昔、運命の女神は、目隠しをした形で描かれていました。 【目が見えない】と言うのは、【物事の真偽や、善悪を見極める事が出来ない】と言う状態の表現です。 即ち、【運命の女神】がもたらす幸運も不幸も、道理に適ったモノでは無く、単に気紛れで無目的なモノでしかない、と言う事の表現です。 ローマの作家【アプレイウス】は、 フォルトゥーナは盲目、いや完全に目を抉り取られてしまっているので、彼女がいつも目にかけてやるのは、それに相応しくない悪い奴ばかり、いまだかつて人間のただ一人にさえ正しい判断を下した事が無いどころか、顔を見ただけで遠くに逃げ出したくなるような男どもにばかり執心している。 と言っています。 手厳しい評価ですねぇ。(^^; でも、確かにそう見えるのが【運命】です。 昔から、運命との取り組みは、なかなか難しいモノだったようですねぇ。(^^)
2007/01/10
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