本日は、今年最初の囲碁例会の日。
生憎と朝から雨。マウンテンバイク(MTB)の出番はなし。
電車で梅田に向かいました。
出席者は、竹◎氏、青◎氏、福◎氏と小生の4名だけ。
昨年は大きく負け越したが、今年はどうか。
今年の打ち初めは竹◎氏と。この方は小生が入社した時の上司で小生が配属された課の当時の課長であったお方。同じ大学の先輩でもあったことで、可愛がって戴いたのであるが、小生が碁を始めたのは、同氏に勧められてのもの。言わば小生にとっては碁の師匠とも言えるお方であります。
対局は、終盤に入った処で、取り込んでいた相手の白石4子が小生の勘違いの一手で生還してしまい、その煽りで右上隅の黒石の一団が死んでしまうという一大事に。これで一気に形勢が悪くなり惨敗となりました。
勘違いというのは種石の黒2石に絡んで来た相手の石に対してうっかり打った手が自身の駄目詰まりを招き、シチョウ(四丁)で取られてしまうことになる、というのを見落としていたことでした。シチョウ知らずに碁を打つな、と言われますが、極めて初歩的なミス。このようなミスをしていては勝てる筈もありませぬ。
続いては福◎氏と2局打ち、1勝1敗。ということで、今年最初の例会は1勝2敗と、早くも黒星先行となった次第。
帰りも雨。そんなことで、何処にも道草せずに帰宅。掲載すべき写真がありません。手持ちの写真で何か適当なものがないかと探したら、富士山の写真がありました。お正月なので、富士山なら場違いではないでしょう(笑)。
山部赤人の富士山の歌は有名であり、既に当ブログでも掲載済みであるが、今回は、高橋虫麻呂の歌の方を掲載して置くこととしましょう。
<参考> 富士山と山部赤人万葉歌碑
2011.5.13.
なまよみの
甲斐
の国 うち寄する
駿河
の国と こちごちの 国のみ中ゆ
出で立てる
不盡
の高嶺は
天雲
も い行きはばかり 飛ぶ鳥も とびも
上
らず
もゆる火を 雪もち
消
ち ふる雪を 火もち
消
ちつつ 言ひもえず 名づけも知らず
靈
しくも います神かも
石花
の海と 名づけてあるも その山の 包める海ぞ
不盡
河と 人の渡るも その山の 水のたぎちぞ 日の本の やまとの国の
鎮
とも います神かも 宝とも なれる山かも 駿河なる 不盡の
高嶺
は
見れど飽かぬかも (高橋虫麻呂歌集 万葉集巻3-319)
反歌
不盡
の
嶺
に ふりおける雪は
六月
の
十五
に
消
ぬれば その
夜
降りけり
(同巻3-320)
不盡の嶺を 高みかしこみ 天雲も い行きはばかり たなびくものを
(同巻3-321)
(注)なまよみの=甲斐にかかる枕詞。「ほの暗い」という意。
うち寄する=駿河にかかる枕詞。
こちごちの=あちらこちらの意。
み中ゆ=中間から。「ゆ」は「~から」という意で、動作の起点を示す。
石花の海=富士山の北側にあった湖。西湖と精進湖は、貞観6年の噴火
でこの湖が二つに分断されたものである。
日の本の=やまと(大和)にかかる枕詞。
囲碁例会・今日は梅田か大阪か 2025.10.08 コメント(4)
囲碁例会・またも関節痛 2025.07.10 コメント(7)
囲碁例会・雨の中、自転車で 2025.06.11
PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着
New!
龍の森さん
New!
MoMo太郎009さん
New!
ビッグジョン7777さん
☆もも☆どんぶらこ☆さん
七詩さん