昨日(13日)は、銀輪散歩のついでに、喫茶ナナへ、今月23日開催のナナ万葉の会第11回例会の講義資料をお届け致しました。タイトルは「紅にほふ桃の花・大伴家持」です。
前回(1月31日)が「わが園に梅の花散る・大伴旅人」でしたから、今回は、花は「梅」の妹の「桃」となり、歌人は「旅人」の息子の「家持」となりで、一応の連続性は保たれているという訳であります。
自宅から八尾市恩智の「喫茶ナナ(cafe de nana)」まで、恩智川沿いの道をMTBで約30分。珈琲を戴きながら、ママさんの小〇さんと暫し談笑。
ところで、ナナ万葉の会関係のブログ記事は印刷に打ち出し、クリアファイルにファイルして喫茶ナナに1冊備置されています。PCなどでブログを見るということもないお方も、店に置かれたこのファイルを開くと、記事本文は勿論、皆さまから戴いたコメントも読むことができるという訳であります。(青雲塾万葉ウォークとのドッキング開催となった昨年11月29日の第8回例会にご参加下さったブロ友のビッグジョン氏のその折のブログ記事もファイルされています<笑>。)
ということで、小〇さんとの会話もこのファイルの記事に関してのことでした。12時少し前に店を出て西へ。天王寺まで回って、途中何処かで昼食をとって帰宅という思いつきに従って西へ、となりました。自宅から天王寺方面へは何度も走っているが、恩智から向かうのは初めてなので、どの道を取ればいいのかは定かではない。方向感覚だけを頼りに行く。
外環状道路を渡り、玉串川を渡り、長瀬川沿いに出る。長瀬川はJR八尾駅の北側で西向きの流れを北向きに変える。そのまま行くと母校の八尾高校の前に出てしまってお門違いとなってしまうので、長瀬川を渡りこれとお別れ。路地のような道を辿っているうちにJR久宝寺駅前に出る。偐山頭火氏が「車で走る道は覚えるが自転車で走る道はよく覚えられない」と仰っていましたが、その通りです。それは、自転車の気軽さで脇道や路地やらの名もない細道をくねくねと辿るものだから、後で振り返るとどの道を走ったのかが曖昧になって思い出せないからでしょう。
久宝寺緑地に沿う南側の道を西へ。中央環状道路を渡り、JR関西本線の下を潜った処に神社があったので立ち寄る。菅原神社でした。つまり天神社ですな。
天神さんと言えば梅ですが、境内の梅はご覧のようにまだ蕾。かなりふっくらして来ていますから、間もなく開花でしょう。
やがて平野東交差点。ここで道は国道25号に合流している。国道を行くと右手に大きな鳥居。杭全神社である。この神社は初めてなのでご挨拶して行くことに。鳥居を潜り参道に入る。突き当りに大きなクスノキと白い椿の木と注連縄。その奥に神門。
神門の手前にMTBを駐輪し拝殿へ。
拝殿の裏には立派な本殿。写真左奥から第一本殿(牛頭天王)、第二本殿(熊野三所権現)
、第三本殿(熊野證誠権現)
。詳しくは下記をご参照下さい。
<参考> 杭全神社
・Wikipedia
杭全神社から国道25号を直進するとアベノハルカスとJR天王寺駅の間で谷町筋に出る。谷町筋で右折、北へ。四天王寺前で天王寺七坂の一つ、逢坂を下る。坂を下り切った処が松屋町筋。これを北へ。日本橋交差点で千日前通りに出る。ここで、漸く喫茶店に入って遅い昼食。午後1時45分になっていました。
昼食後は千日前通りを東へ。途中、奈良街道など旧道に入ったりしつつ、東へ、東へ。チラチラしていた雪が激しくなるが構わず疾駆。幸い酷くはならず自宅に着く頃には殆ど止んでいましたので、事なきを得ました。
そして、本日(14日)は青雲会囲碁例会で、昨日に続いてのMTB行となりました。朝10時45分頃に家を出発したのですが、自宅から坂道を下って枚岡中学の前まで来た処で、ザックを背負っていないことに気付き引き返す始末で、仕切り直しの自宅再出発は11時を過ぎてしまっていました。いつもの昼食場所、喫茶なかおか到着は12時20分。
昼食&珈琲の後、会場へ。既に山〇氏と中〇氏とが対局中。新〇氏が観戦中。ということで新〇氏とお手合わせ戴くことに。その後、4名の方が来られて本日の出席者は全8名。小生は新〇氏と二局打ち連敗。次に山〇氏と打って中押しで勝ったものの、続く銭〇氏に負けて1勝3敗。今年も前途多難な船出と相成りました(笑)。
帰途、中央大通りが第二寝屋川を渡る場所に「稲田桃」の説明板のあることを発見。と言ってもこれは3日の偐山頭火氏との銀輪行の帰りに気付いたものなので、今日が初めてという訳ではありません。
次回のナナ万葉の会のテーマが「紅にほふ桃の花」と「桃」なので、今日これを取り上げれば「桃」で繋がるかなあ、と写真をパチリ、でありました。
(稲田桃・説明板はクリックして拡大画面でお読み下さい。)
稲田桃というのは、東大阪市稲田地区で栽培されていた桃の品種で、絶滅したと思われていたのが、地元の農家でその木だか種だかが現存していることが発見され、これを復活させようと地元の方々が協力して、第二寝屋川沿いの遊歩道脇にズラリと植樹されたとのこと。
昨日の菅原神社の梅も未だ蕾でしたが、稲田桃の方はもっと固い蕾にて、表示がないと桃の木であることさえ気が付かないというものでした。
花の季節、実の季節には、是非ともよく観察してみたいものであります。
稲田桃 花をも実をも 見が欲しと
思へどいまだ 時にあらざり (偐桃太郎)
稲田桃 咲かずをとめも 出で来ねば
第二寝屋川 人影もなし (寝屋川家持)
(本歌) 春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ少女 (をとめ)
(大伴家持 万葉集19-4139)
(第二寝屋川沿いに植えられた稲田桃の木)
昨日・今日の銀輪散歩の結論は「紅にほふ桃の花」ではなく、この2日間少し力を込めて走り過ぎた所為か(成果)、「些か痛い腿の肉」でありました(笑)。
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