やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2017/02/25
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カテゴリ: 山スキー


別又林道起点を出発。ワカン組が少し前に先行
している。チラ雪が降る。


6:45 290m
片貝別又発電所前。気温は-0.1℃。


7:12 365m
林道クランクの尾根末端からスギ斜面に取り付く。
3歩ステップを刻み、板を雪面に刺す。ペナントが
あったことから、主要な取り付き点なのであろう。



ここからスキー登高が始まる。雪は硬い。後退を
しない最適な角度でスキーを滑らせる。


今回の板は、 SKI TRAB duo sintesiの164cm
それに前の板のシールを貼り流しで付けている。

貼り流しは、後退時のシール剥がれが怖い。早めに
スキーアイゼンを付けた。快適。


8:24 615m
林道に出た。地形図には記載されていない、片貝
別又発電所のための新しい道である。雪は止んだ。


8:50 670m



9:00
ワカン隊との定時交信。不通。足首新雪ラッセル。


動物の足跡すらない、きれいで柔らかな雪面に、
陽光が降り注ぐ。雪山での好きな光景。


三ツ倉山は、樹氷で真っ白だ。頂の上にぽっかり



9:58 885m
疲れた。立ち止まって写真ばかり撮っている。


真っ白な前僧ヶ岳が、雲間から現れた。


雪面に映る樹の影が好き。カメラ任せでもここまで
撮れる。


僧ヶ岳全景がいよいよ見えた。翌日は、あの頂まで
登るのか。高くて遠いな。


10:38 1025m
地形図の1019m地点。


11:26 1100m
平坦なクランク地形。


ひとりぼっち。


平坦な尾根上には下り斜面もある。帰りのスキーは
どの地点までシールを付けて滑るか、要検討だ。


12:00 1155m
定時交信。開通。ワカン隊は雪洞を設営中。


12:34 1180m
地形図の1261m地点へ至る急斜面に取り付く。
雪崩を警戒し、開けた斜面はなるべく通過せず、
樹間か尾根上の斜面を選んだ。そうすると切り返し
が多くなって大変なのだが。


青い空に白い樹氷が映える。


13:20 1300m
1261m地点に到達。あーだやい。雪洞設営場所を
選定するために、少しうろついてみる。


1261m地点の北側には凹地がある。


13:31 1290m
北面の急斜面を掘ってみる。 作り方はコチラ

14:36
雪洞完成。縦100cm、横75cm、奥行き200cm。


15:00
定時交信。開通。スマホも通じる。


先ずは水を作る。会の共同装備であるジェット
ボイルを初めて使ってみた。雪解けが早いわ。


雪洞内でのやまやろうは、こんな感じ。道中、大汗
をかいたが、行動中風に吹かれているうちに乾いて
しまった。ヌクヌクで寝られるように、たくさん
着替えを持って来たのだが、着替えたのは靴下だけ
となった。


暇つぶしにカリンバを持って来た。


単独行の一番のお供は、酒という結論に至った。
料理の分と明日の行動分の水を作り終えたら、
日本酒をちびちびやりながら、夕方を待つ。


17:00
夕食の支度にかかる。メニューは、シチュー丼と
味噌汁。


待ち時間に、熱燗。雪山には最高です。


見とれる夕景。夕焼けに雪面がオレンジ色に染まる
景色が、雪山の醍醐味である。そしてこの色は、
刻一刻と変わるので、シャッターチャンスは短時間
に限られるのだ。寒さに震えながら必死にカメラの
シャッターを押し続けた。


そして夜景。1/60秒、手持ち撮影でも鑑賞に堪える
画像が何とか撮れたか。


食事も終わり酒も尽きる。雪洞の中は冷え込まない
ので、ガンガンバーナーを使わなくても平気。

テント泊だったら複数人いても暖を取ることに
なるだろうが、雪洞は単独でも着込めば火がなくて
も何とか過ごすことができる。


19:43
就寝。寒いので大量に着込む。

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Last updated  2017/03/04 09:30:11 AM


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