やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2017/03/12
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カテゴリ: 登山


停まっている。昨晩は会館で飲み過ぎたので辛い。


7:20 除雪された道を歩き、旧クムジュン横から
雪の人津谷に入る。

今回のメンバーは、山ちゃん、Dさん、松っつあん
とやまやろうがワカン、S竹会長が山スキーの足
回り。


やまやろうは 2010年 に人津谷から前大日岳まで

以来になるのか。やまぶろぐに記録を残していない
と、そういうことすら忘れてしまう。自分の備忘録
として、大変役に立っている、やまぶろぐ。


右岸の林道歩きでは一箇所、雪が切れている。

8:02 取水口から左岸の972mピーク東の鞍部に
登ろうと試みるが、始めから激しいラッセルとなり
断念。先行者のトレースを忠実に辿ることにした。


8:21 休憩。この時点で持参した水は半分ほど
消費してしまっている。沢水を取ろうにも水面まで
の高さがあって無理であった。そのうちに沢水も
雪の下になった。



有難い。やまやろうはペースが上がらず、三人から
離れがちになる。いやー、体力がないのです。


離れる理由はもうひとつある。写真をガンガン撮る
ため、立ち止まる時間が生じるのだ。本来ならば、
撮りながら追いつき遅れないことがあるべき姿で



9:48 鞍部に着いた。前進基地は雪で覆われて
いる。ここで先行者に追いつく。 I原さん 達六名
のグループ。


ここでラッセルのお礼を述べ、山ちゃんと松っつ
あんが先頭になり、急登をわしわしラッセルする。
この時間帯の軟雪なら、滑りは楽しいだろうな。


粉雪を蹴散らせながら、Dさんが登る。こういう
構図が好きです。


登るにつれて、いよいよ見えてきたお楽しみ。
真っ白な毛勝三山と僧ヶ岳!


七姫山から大辻山方面、その向こうには富山平野!
眺望が良い、MX-1を取り出す頻度が高く、後続を
立ち止まらせてしまって申し訳ない。


10:49 1566mのピークを巻く。この辺りは通称
「雪見平」とか。本日の目標を捕捉する。


うぎゃーキターこの絶景。快晴の元、鍬崎山が
弥陀ヶ原の向こうにデンと構える。あの山には、
来年ラッセル訓練と雪洞掘りに入る計画である。


Dさんと二人、山ちゃんと松っつあんにちぎられる
の図。S竹会長はスキーだけれど後続だ。何かの
トラブルか。


青空に向かって一本の筋を刻む。こういう構図が
好きなんです。


11:15 1650mの稜線上のピークで休憩を入れる。
手前の盛り上がりがゴールかと思ったが、先行二人
は迷うことなく更に先に進んでいる。え?あの奥
なのですかー。


うわ遠い。ここまで来たら行くしかない。


折れそうな心を持ちこたえさせてくれるのは、周囲
の絶景である。


最後の登り。山頂で山ちゃんが出迎えているぞ。


11:58 前大日岳(1779m)に立つ。出発から約
5時間20分であった。長かった。風が吹く、寒い。


苦闘に対する成果はこれ。神々しい姿の大日岳。


弥陀ヶ原、それを削る称名滝の落ち口。彼方には
薬師岳。アルペンルートの除雪が見えた。この日は
それを撮影すべく、ヘリが飛んでいた(翌日の北
日本新聞に掲載)。


越し方を振り返る。S竹会長の姿が見えた。到着を
山頂で待つことにしよう。


とにかく寒いから、風下に腰を下ろす。こういう時
は、身体の内側から温めるのだ。肉旨し。


12:15 全員で記念撮影。


金沢のドクターと思われるスキートレースの他に、
ワカンのトレースが付いていたと山ちゃんの弁。
早乙女岳の登りにその二名の影を捉えた。彼らの
トレースがなかったら、我々は前大日岳に立て
なかったかもしれない。有難いことだ。


会長が遅れた原因は、スキーシールへの着雪で
あった。こんなゲタを足に付けていたら、そりゃあ
経験豊富で体力のある会長でも遅れますわ。でも
下りはパラダイスですな。


12:30 バラバラと下山開始。またしても遅れる
やまやろう。


天空散歩。


スキー最高!だったのは前進基地までだったとか。

13:02 雪見平付近。


急斜面をものともせずにガンガン下る。


13:17 前進基地の手前に、人津谷へ向かう小さな
尾根がある。そこを近道として下降した。


I原さんグループに追いつく。プチ雪崩を発生
させたり、穴に落ちたりといささかスリリング。


雪面に映る樹の影が、良い被写体と気付く。これは
撮り貯めておきたい。


13:52 スギ林の中で休憩。日差しは避けられるが
落ちてくる雪が冷たい。行動水は何とか足りた。


春の腐った雪。苦行だ。


14:16 金沢のドクターと名人がスキーで下山して
きた。 大日岳周遊 とのこと。さすがに疲労の表情。


14:33 県道6号線に着いた!ワカンを外してあと
はアスファルトの上をテクテク歩くだけ。これまた
結構しんどいものがある。自転車が欲しい。


15:04 ゲートに到着。下りは2時間半だよ、早い
なあ、スキーなら更に早い。今回の山行で、大日岳
をスキーで狙うこととなる。日程は4月中旬。称名
駐車場からか、コット谷からかは検討中。おらー
ついて行けるか分からないので、参加を保留中。

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Last updated  2017/03/20 12:30:06 PM


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