やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2017/03/18
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カテゴリ: 山スキー
会館に前泊して早朝発。一泊組と日帰り組でクルマ

号線を北上、温井集落に入る。

メンバーは、S竹会長、Yたさん、山ちゃん、やま
やろうが一泊組、J君とヘンリーが日帰り組。
足回りはヘンリーのみスノーボードで後はスキー。
会長は山スキー、後はテレマーク。


温井集落の除雪最終地点には、既に13台。我々の
到着後に、2台追加。人気の山だと分かる。長野



8:50 550m 温井集落から。太陽光を背にして
歩く。歩く前から汗が出るほど太陽に照らされ、
Tシャツで歩くことにした。


トレース多数。林道を辿らずに斜面を上がって近道
する。全員、ビーコンを装着している。雪崩の起き
そうな感じはしないのであるが、BCスキーの
マナーとしてね。


雪面に映える樹の影が良い。街中の隙間写真に同様
新たな被写体として撮り貯めていきたい。


9:14 671m 斜面に来た。紙の地形図に加え、
スマホの地図ロイド、YたさんのGPSなど現在位置

ならないと操作できないから面倒だ(手袋していて
も操作できる設定があることを後で知った)。


素晴らしい青空。なぜか日焼け止めを塗らなかった
ので、翌日以降の顔面は大変なことになって
しまったやまやろうである。



黒倉山と鍋倉山の鞍部へと至る谷筋である。


休憩。先行は会長、山ちゃん、やまやろう。後続は
Yたさん、J君、ヘンリー。スノーシューの
ヘンリーはどうしても遅くなるので、二隊は離れる
ことになる。定期的にアマチュア無線機で連絡を
取り合う。

ばんばんにつながります。これまで山中でつながっ
た経験が乏しかったので、無線の信頼性は懐疑的で
あったのだが、使える装備と理解した。電源を常時
ONにしていても、意外と電池が持つし。


鍋倉山の東尾根には既に放物線。気温が高いので、
我々がドロップする時の雪質はどうなのかが気に
なる。


10:07 912m 谷筋右岸斜面に入る。ブナ林と
なる。


林と言ってもスッキリとした斜面。左方の斜面から
奇声を上げながら滑るテレマーカーを見た。分かる
その気持ち。朝の雪なら最高であろう。

やまやろうは、先行する二人に追いつけない。これ
はもう単純に体力のなさである。


ついには、J君が追いついた。にこにこしながら、
ガツガツ登っていく、若さ万歳。


鞍部直下から、鍋倉山方面を見る。樹氷が美しい。
まだ雪は腐っていないのだ。山頂には登頂者が点々
となって見える。


10:52 1210m 鞍部。右方の黒倉山へ向かう。


10:58 1254m 黒倉山(1242m)。景色良し。
我々以外に誰もいない。黒倉山は眼中にないのです
かー?


それは間違いであると断言する。鍋倉山よりも、
黒倉山の方が眺望が素晴らしいのだ。佐渡・米山
方面、妙高方面、信越トレイル方面、どこを見ても
遠くまで見渡せてすがすがしい。


こちらは妙高方面。春だけに霞んでいる。


長居せず、すぐさま鍋倉山へ向かう。鞍部からの
登りはあっという間なので、鍋倉山に登りに来たの
ならば、黒倉山にさくっと寄り道しないと勿体ない
と思う。

10分もかからないのに、登頂ピークをひとつ増や
せるのですぞ。


鞍部からの鍋倉山へは、ちょっと大変。最後の登り
は黒倉山と違って時間を要する。


後続の位置は無線機で把握できるが、ヘンリーを
心配してJ君は、シールを付けたまま谷筋を下って
行った。それは登り返す気力と体力があるからだ。


登ることしかできないロートルは、写真を撮る。


11:20 1308m 鍋倉山(1289m)。
鞍部から大勢の人を見ていたが、減った。スキーで
下ってしまったらしい。

鍋倉山も素晴らしい景色。滑る雪質は、前大日岳
よりも期待できる。後から後から登頂者が加わり、
山頂は賑わう。


アル中は、飲まずにはやっていられない。冷たい
雪の上にも関わらず、水割りをぐいぐい飲んだ。


一旦スキーで下った客がまた戻ってきた。我々の
予定では、谷の中を100mほど滑ってまた山頂まで
登り返すというものであった。

いやー疲れたよ、一回滑ることができたら十分です
よ。一本に賭けることにした。


信越トレイルの戸狩スキー場方面。長い雪稜だ。
ここはGWにスキー縦走なのかアイゼン縦走なのか
一度は通過してみたいところだ。

S竹会長の外向きな視点によって、今回のスキー
ツアーがあるようなもの。富山県内にこだわって
いたG会であるが、外に活路(楽しみ)を求めても
いいのかもしれない。

山行内容による。BCスキーや登攀は、県外の方が
エリアが豊富である。積極的に県外進出した方が
会のためになると思う。


信越トレイルの開田峠方面。S竹会長は昨秋この
峠から鍋倉山を偵察している。その下地があった
からこその今回のBCツアーだ。


やまやろうは珍しく記念撮影してみた。ブログや
FBのプロフ写真を変更したいと思いながらも、撮影
してくれる人がいないから、長らくそのまま。
セルフィーで盛ったのを撮りますか?


12:15 スキーで下山。東尾根から北斜面に入る。
雪はまだ腐っていない。


右方に斜滑降気味で斜面に入っていく。斜度的に
ベストではかなろうか。ヘンリーを遠景で撮る。


美味しそうな斜面があったら、斜滑降を止めて
真下に滑り下りる。うはーこの適度な沈み具合と
速度がベストマッチで、危なさを感じることなく
ガンガン滑ることができる!


樹間越しのYたさん。安定感抜群の滑り!


Henry, nice spray!!!!!
スノーボードの滑りは豪快だから絵になるね。


斜滑降を繰り返して、良さげな斜面を探す。


Henry's nice shot!
連写モードにしていれば、他の人も合わせて沢山
グッドショットが撮れていたかもしれない。あー
MX-1の機能を使いこなせていない。


ここが、最後のお楽しみ斜面。


12:35 913m 北斜面は良かった。ここで雪が
腐って引っかかる。滑降のために着ていたアウター
とヘルメットを脱ぐ。暑いのだ!

ここからは我慢の滑り。フラットな斜面をストック
で漕いでいく。


12:45 743m 林道。


スノーボードは漕ぐのも大変。雪はぐしゃぐしゃに
腐っていて、ちょっとした斜面で滑ろうにもターン
することはできない。


クリーミーな雪の斜面に、つんつんな木の枝の組み
合わせが良いではないか。


12:59 576m 下山。楽しかった!

2時間半で登れるお手軽な山。それでいて滑りは
大変満喫できる。コースが短いので、再度登り返す
ことも十分可能である。初心者にもお勧めできる
半日BCツアーコース、また来たいな!

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Last updated  2017/03/28 09:06:07 PM


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