やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2022/04/17
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カテゴリ: 登山


ここで鎖がかかっている。駐車車両は
他に2台。

メンバーは、CL松っつあん、Dさん、
Y原さん、Y島さん、やまやろう。

後から来た毛勝山に向かうスキーヤーと
少し話をした。登山靴もウロコ板も
持ってきたのであるが、足並みを揃える
ために板は車内に置いておいた。

4:40 281m 出発、気温3.7℃。
歩いていると1℃台になりビレイグローブ
では手先が寒い。防寒テムレスを装着。

スキーヤーは自転車で追い抜いていった。
道に雪は全くなく、ひたすら歩くだけ。
それでは面白くないので、山菜採りの目を
慣らしておく。

5:31 426m 南又谷分岐を通過。

5:40 474m 片貝第四発電所の導水管前。
気温1.2℃。身支度しながら総菜パンを
かじる。

今日は長時間山行となるので、(リーダー
から指示あった通り)水分と食料は多めに
持ってきた。

総菜パン2個とドーナツに柿ピー、無塩
トマトジュース900mlに水900ml。

導水管脇の小さい階段をコツコツと
上がる。両手にはストック。階段脇の
コゴミが気になる。

6:12 684m 導水管上部。
高度210mを一気に稼ぐ。きつい。

リーダーは施設の上からアイゼンを
履き始めたが、まだ早いのではないのか
と思った。

ヤブ斜面に取り付くも濃いので、雪の
斜面に逃げる。カチカチなのでアイゼンを
履くことになる。最後に雪が切れて再び
ヤブコギ。

6:36 795m スギ植林地に入ると
ようやく雪べったりとなる。

7:05 1005m スンバだらけの
斜面。濁谷山が見えた。

7:10 拓けた斜面に出た。
スキーができそう。

7:18 1121m 急登上部で休憩。
地形図1149地点手前。日焼け止めを
塗る。


マンサクが咲く。

7:32 尾根上の雪が切れて左側(北側)の
雪斜面に逃げる。が、その先は切り立っており、
狭い尾根の木の根段差を使って越えていく。
残置スリングあり。

8:18 1396m 大沼山(1404三角点)。
三角点があるだけに眺望は大変よろしい。
北側の雪庇が大きい。ここから標高を
一旦下げる。

8:32 1434m 尾根上はヤブで
歩きにくく、北側雪斜面を巻き
ながら雪の尾根に立った。

9:01 地形図1525地点。
大明神山をロックオン。


宗次郎谷の状態が良くて、下降路に
どうかという案も出た。


1525地点から尾根の方角が変わると、
雪庇の亀裂が目立つようになる。

写真を撮っているのもあるが、仲間に
追いつけない。1ヶ月山に登っていない
から、体力が落ちているのだ。

9:25 地形図1625地点。

9:42 雪庇が切れていても弱点は
見つかる。

10:12 1804m 雪庇のある急斜面。
ここでピッケルに換装する。尾根上は
樹木が多く通行しにくいので、
右側(西側)の小沢雪渓を斜上していく。


片斜面なので足への負担は大きい。

10:31 1885m 休憩。絶えず吹き
上がる風が冷たい。堪らず防寒着に
手を伸ばす。


小沢雪渓は広く適度な斜度で、滑走したら
かなり楽しいことが想像できる。
登り返しの修行を無視したくなるほどの
魅力がある。


大明神山の山頂直下には、雪庇が
張り出している。弱点を狙って乗り越す。

休憩地からストックに換装した自分は
そのまま乗り越した。

11:12 2082m 大明神山。
小沢尾根からのトレースがあった。
自分は21年ぶりの大明神山である。
感慨深い。

先ず目に入るのは、剱岳。山肌が黒い。


そして毛勝南峰と本峰。この角度からの
眺めは新鮮。剱岳の手前には、
東芦見尾根が長い。


剱岳に向けて、快哉(かいさい)を
叫ぶ。360度の展望、貴重な山座同定
の場だ。


方角を変えながら写真を沢山
撮っておく。

11:31 小沢尾根を下山。
3人組とすれ違う。滑走におあつらえ
向きの斜面だ。ウロコ板があればと、
やはり後悔した。

11:47 1862m 風を避けられる
尾根上で大休憩(昼食)。ライチョウ
2羽が青空を滑空していった。


トレースをたどる。

12:20 1740m この辺りは
急斜面なので、バックステップも
活用する。

12:36 1509m 休憩。
ストックに換装。調子よく高度を
下げていく。

13:02 1212m ブナの木に、
クマ棚が多く見られる。

13:13 1080m タテヤマスギの
巨木並木。

13:20 1034m トレースは左方(西)の
細尾根に向かうが、我々はショートカット
するために、進路を北西の尾根に取った。

13:25 976m 休憩。急斜面に備えて
ピッケルに換える。尾根上はヤブがひどい
ので、小沢側の雪斜面を使って高度を
下げる。

トラバース気味に下るが、かなり嫌らしい
雪質と斜度だ(滑落しそう)。

13:55 807m 尾根に入る。アイゼンを
付けたままヤブを下降、雪に逃げられる
ところがあれば逃げる。

じきに雪が切れて再び尾根に入る。
踏み跡はあるのでひどいヤブではない。
どこまで行けるのか不安を感じながらの
歩き。右ヒザが痛くてまともに歩けない。


尾根をたどっていくと、明瞭な踏み跡
から鉄塔の点検道へと変わった。
下山を確信。

14:31 571m 林道に出た。
へたり込んだ。長かった。

14:49 アイゼンを外して歩く。
山菜を探しながらの林道歩き。

15:29 南又谷の分岐通過。適当な
ところでフキノトウの伸びた茎を摘む。

そこで先の3人組に追い抜かれる。
フキノトウの茎など変わったものを
摘んでいる理由を説明したら納得していた。

16:35 282m 第二発電所に到着。

距離 21.5km
記録時間 12:00
累積高度 1946m





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Last updated  2022/04/21 11:33:29 PM


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