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アンカー 4/27放送分 (わたしの責任による粗い文字起こしです。無断転載を厳しく禁じます) コーナー前ニュース ○民主党内からも”菅おろし”の動き強まる 「(山浩アナ:青山さん、今の政治家のパワーゲームっていうか権力闘争っていうのは一体何なんでしょうねぇ?本当に復興最優先で、それ以外のことはとにかく全部置いてでも東北を何とかしなきゃって思っている人たちっていうのは、バッジをつけている人の中でどのくらいいるんでしょうねぇ?) うーん、1割でしょうね。(山浩アナ:1割)ほんとうに自分の問題として考えている人、1割って適当に言ったんじゃなくって、ぼくが電話とかで話している相手が政治家の場合にだいたい1割ぐらい。でもこれ逆に、1割の人はもはやバッジも選挙も関係なくこれで頑張ったら次の選挙有利になるってことをまったく外してやっている人がね1割確実にいるんですよ。だから60人から70人の国会議員はそうだから、ぼくは決して希望を捨てる政治ではないと思いますよ、その点ではね。 で、ただその、政治の動きでひとつ余計なことを言いますとね、この小沢グループから菅おろしをやるために勉強会ってまた作りましたよね?日本語を壊すのもいい加減にしてもらいたいと思うんですよ。これ、勉強会でもなんでもなくて、今ヤマヒロさんが言われたパワーゲーム、権力闘争のための道具でしょ?集まりでしょ?派閥ですよね?それを勉強会って言ってべつに勉強しているわけじゃないじゃないですか?で、民主党政権になって、まぁ自民党政権時代もそういうこといっぱいありましたけどねぇ、民主党政権になってからこの鳩山さんが思い、思いって言って、ぼくも物書きのはしくれですけど、思いって言葉使えなくなっちゃったんですよ。今度は勉強会っていうのもまともに使えないのかということも含めて、さっきの話をもう一回逆さまにしますと、9割方もう権力闘争になっているということは確かにありますね。 (山浩アナ:なるほど。まぁそれでも、とにかくこの後の政治の動きっていうのはどうなっていくか、その辺の見通しは伺いたいんですけれども。) これはねぇ、具体的に言うと、自由民主党は谷垣さん一時期は大連立に色気あったけれども、もう無理です。これだけ福島原子力災害と復興に関して政権が力発揮できないと政権と組んで大連立なんかできない。できないからどうするかというと、やっぱ内閣不信任案が出て、それに乗っかるってことを自民党としては期待しているんですよ。で、乗っかると言っても、今、ぼくの表現ちょっとおかしかったですけど、内閣不信任案ってほんらいは野党が出すものですよね?だから自民党の側から出すんだけれども出したいんだけれども、その時に民主党側から必ず賛同してくれなきゃいけないということですね?で、それが今小沢グループが中心になっているでしょ?それは受け入れられないんですよ。 どうしてかって言うと、今日あった陸山会事件の公判でも水谷建設の元社長が小沢さんの秘書だった石川議員にお金をどうやって渡したか具体的に法廷でも証言してですね。で、一方の石川議員をはじめ小沢陣営側はただ頑強に否定するだけですから、おそらく裁判官の心証としてはこれは小沢さん決して有利じゃない、不利だと思うんですね。だから余計に自民党としては小沢グループの動きに乗るわけにはいかないから、実は水面下で仙谷前原ラインと手を組めないか。 で、さっき乗っかるって言ったのはこのことであって、仙谷前原ラインが党内でまず動いて、与党のまま不信任案恐らく出せないから、一旦脱党してその動きがあったら自民党はそこに内閣不信任案を出して、そこで一緒に乗っかって菅政権を倒して、新たな連立政権、大連立じゃない新たな連立政権っていうのを実際には考えているんですよね。 (山浩アナ:よくわかりました。よくわかりましたけれども、本当にそこからね、政治家っていうのはやらなきゃいけない問題なのかと、昨日も仮設住宅がこんなに遅れそうだと、お盆までかかるというようなことを総理大臣は言っているわけですよ。本気になってですね、政治家とか、政治家が中心になって中央官庁の官僚を本当に使いこなしてですねやればお盆までかかる必要ないんですよ、絶対にないんですよ。それを例えば、補正予算一次、二次ってその財源どうするって、民主党の中にも真面目な議員さんたくさんいて、建設的な意見を閣内に対してぶつけてるって、何の相手にもされないって言うんですよね。そんな議論全部すっ飛ばして、何で内閣不信任案とかね、そういう話からまずやっぱり盛り上がってしまうんでしょ?) それはまったく正論だと思いますが、ただ現実の話としてですね、現政権ではもう復興はできないですよ。ぼくは被災地にも24日土曜日に入りましてね、つくづく実感しました。今質問してた野党の小野寺議員と一緒に彼の地元をまわりましたが、彼は自民党の議員だからまわったんじゃなくって、彼ものすごく良心派だから。そうすると、彼も菅さん個人とか政局で怒っているんじゃなくって、とにかくここに土地が、高台にあるのになぜ仮設住宅が建たないのか、ということも含めて、彼も国会の中で幾ら言っても通らないと。そうするとやっぱ政権を変えて、自分のことだけを頼みにしない政権、自分の野心だけを考えない政権、これはあえて言うと、憲法によれば半分民間人でいいわけですよ、内閣というのは。総理大臣は国会議員でないといけない、半分は国会議員でないといけないけれど、残り半分は民間人ですから、民間の中から私利私欲にとらわれない人を選んで新しい政権を作ることを含めてさっさとやっぱ新政権を作らないと復興自体が遅れると思います。 (山浩アナ:それは同感なんですよ。菅さんじゃもう駄目だってことはわかってるんですよ。だけど土日ストップするじゃないですか?ゴールデンウィークも何の動きもないですよきっと。つまり自分たちは自分たちの選挙区に戻るだけでしょ?どうして3月11日から24時間態勢でずっとこれまで走れないのかっていうことをね、わたしはやっぱ再度ね訴えかけたいし、政治家ってさっき1割の方が本気だって仰いましたけれども、9割なんて全然考えてないですよ、この国のことを真剣に。) うーん。まぁ、9割の人は自分の選挙のことを考えてわけですよ。 (山浩アナ:辛いですね。この国難をどう乗り越えていくのか。)」 ○福島第一原発1号機「水棺」作業本格化 「(山浩アナ:全漁連の会長が今日は菅総理に抗議を行ないましたけれども、この補償問題、これについてはどのようにお考えですか?) この間の土曜日に被災地の南三陸町をまわった時にですね、宮城県の漁協の人たちと膝を交えてじっくり話を聞いたんですけれども、ぼくが会った漁業者の方ってホヤとかカキとかワカメとかを養殖なさってた漁業者で、当然今映っているように全部こうやってさらわれちゃったんですけれども、これを、仕事を再建するためにはまず海の中に沈んでいるがれき、その中にはご遺体も含まれているかもしれない。それから例えばガソリンを出すところの車も間違いなく含まれていると、それを引き上げる前にまずどれぐらいどこにあるのかも発見しなきゃいけない。これ漁業者でできるわけがないんですよ。必ず国の支援、技術も、それから実際の実行も支援を受けなきゃいけない。 ぼくはたまたま水中ソナーの研究に関わってましたから、それが使えないかと思ったんですけれども、実はその技術、ぼくと連携している東京大学の先生に聞いても、遺体捜索ですでに出払っていて、これしばらくは使えないんですよ。でもいずれにしてもこういう水中を見れる技術が必要で、それには高い技術力と莫大なお金かかりますから、だからそれも含めて補償の中なんですよ。 ということは、善し悪しじゃなくって、東京電力って民間企業だけでできるはずがなくて、必ず国が関わらなきゃいけない、しかもこれは枝野さんの言ったとおりで上限があるってことはあり得ませんから、したがって東電を国有化しなくても経営としては国有化しなくても補償賠償については国が関わるってことはわたしたちの負担割合に関わってくると。だから、みんなの問題であるということなんですね。」ニュースDEズバリ! 【いま最前線だけにある最後の希望】 (内容はアップされる動画、他の文字起こしサイトでお楽しみください。) コーナー後ニュース ○天皇皇后両陛下 宮城訪問 「じつは昨日、近畿大学で教えている時に、中国の留学生にですね、今の日本の震災どう思うかって聞きましたらですね、上手な日本語で、政府はあきれるほどひどいけども天皇皇后両陛下は素晴らしいですねと、彼が言いまして、それは世界の評価でもあると思うんですが。じつは両陛下の側近の方々にお話聞きますとね、天皇皇后両陛下におかれてはこうやって被災地に入られる前にすごく勉強されて、その地域の歴史から、それから今被災者がどんな暮らしぶりで、そしてどういう職業や年齢の方がいらっしゃるか、克明にひとりずつ調べていって、それをご自身の中に叩き込まれて出掛けられるそうです。だからそれが例えば菅総理との違いになって出てくるんで、この、表面だけじゃなくって、天皇皇后両陛下がどれほど努力されているか、もうほんとうにぼくたちの誇りですよね。」 《番組の最後に》山浩アナ:今日は青山さんの撮影で福島第一原発の中をじっくりと見ることができましたけれども、青山さんを撮影しているのはどなたなんですか?青山さん:あれは車の中に3人東電の方がいらっしゃってね、みなさん作業員ですけど。それでぼくが外に出ちゃって、ぼくを撮れないじゃないですか?だから、窓際の人に、あなた撮ってって言ったら、窓から何とか乗り出してくれて撮ってくれたんですよ。でね、もうひとつ言うとね、最後に夜になってから、あの吉田所長から携帯電話がかかってきたんですよ。流すなって意味だと思ったら、青山さんこれから一緒にがんばりましょうねってだけで電話切れたんですよ。いい男いますね、この日本は。山浩アナ:ほんとですね。なんかまぁ、格好いいという言葉が、使っていいのかどうかわからないですけれども。青山さん:彼、自分の地位のためにやってないですよ。あれだけ喧嘩しているんですから出世はしないですよ。山浩アナ:それはお話の中でもよく伝わってきましたね。今日はどうもありがとうございました。青山さん:みなさん、希望を持ちましょう、希望。
2011.04.27
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アンカー 4/20放送分 (わたしの責任による粗い文字起こしです。無断転載を厳しく禁じます) コーナー前ニュース ○消費税増税に与党内からも異論 「はい。ヤマヒロさんの意見っていうのはじつは今ぼく生放送で初めて聞いたんですけど、ヤマヒロさんに限らずね、復興財源を消費税引き上げて賄いたいって言われたらですよ、それは日本中のひとが不思議に思うんじゃないですか?疑問に思うでしょうね。(山浩アナ:おかしいですよね。)だって被災地の方々がものを買う時に消費税の増税も支払うのかと当然なるわけですよ。で、玄葉大臣がね、いや、やり方はあるんだと仰ってるけどそのやり方ってですよ、例えば被災された方がもともとの住まいにずっといらっしゃるっていうならまだ一面わからなくもないけども、実際はいろんなところに分散して避難されてるわけで、(山浩アナ:関西にも多く来られてます。)関西にも来られてるぐらいだし、それから、例えばご商売とか旅行もされることが今後あり得るわけで、ということはどっかにいちいちわたしは被災者だって証明書でも出せって意味なのか。で、もしそれやるんだったら一旦これ役人が太るわけですよ。役人の数増やさなきゃいけませんね、国税庁の役人とか財務省の役人をもっと増やさなきゃいけない、ということになるわけで、玄葉発言はそういう役人の思惑と絡んでいるんじゃないかと、やっぱりどうしてもそういうふうに考えざるを得なくなってくる。 それからもうひとつはね、長い付き合いの財務省の人に電話ですけど今朝話を聞きましたらね、本音は二段階なんですよね、二段階。つまり復興を仮に2、3年と見て、その間は復興財源として消費税引き上げておいて、そしてまぁ、恐らくは今の消費税が8%ぐらいになっててですよ、やがて復興の目処がついたら今度はやっぱりかねてから問題の社会保障の財源にしましょうということに話を持っていくと。で、すでに8%になっているんだからその時に二桁の10%になっても抵抗が少なくなっているだろうと。これが本音なんですよね。(村西アナ:落とすどころか上げるってことですね?) そうです。で、それは要するに菅さんがぼくはやっぱり関係していると思うんです。菅さんは財務省の手のひらの上にいるっていうのはみんなよくわかっている話で、そういう便乗型の増税を考えているから財務省の中にいる副大臣の桜井さんがもう怒ってしまったってことなんですよ。桜井さんって人はべつにほめるつもりはないけど、まず宮城選出の方で真面目なお医者様なんでもともと。はったりを言ったりするような人ではないので、こういういわば地味な大人しい人から話が出てきたってことは、偉い人が言ったって言うよりも注目すべきことだと思うんですね。はい。 (山浩アナ:まぁこの消費税増税については数ヶ月ぐらい前からずっとそういうふうななんか流れを作ろうという動きがあってですね。震災というものがありました。その復興に名を借りてまぁそういうふうな企みというか目論見があったとしたらとてもじゃないけど許されることじゃないと思いますし。あの、税金を上げるっていうことの前にやることってのはやっぱりあるかないかってことをきちんと議論してほしいんですね。そういうことをすっ飛ばして与党がですね、まぁ党内でそういうふうなことを先走って決めてく、それはやっぱり反対論というか、まぁ、亀井さんのような発言もありましたけどね、出てきますよそりゃ。) あの、当然じゃ財源どうするのかって話出てきますよね?正直それぼくも、たとえわたし自身も考え中ですが、例えばぼく自身が税金をたくさん払うっていうのは、すいません、個人の意見言うようですが、もちろんそうしたいです。だから増税が全部いけないって話に国民がなっているんじゃなくて、なぜそれが消費税なのかと、それがいちばんおかしいじゃないかというのが素朴な疑問だし、素朴な疑問はとても大事だと思います。」○原発20km圏内 立ち入り制限”警戒区域”を検討 「(山浩アナ:まぁ、汚染水の放射性物質、濃度を低くする作業についてはフランスのアレバ社の技術を取り入れるということなんですけれども、これは・・・) えぇ、これね、これはまぁ福島原子力災害で日本の東電や日本政府はこういう現状だから、フランスとかアメリカの手を借りると安心だっていうね、雰囲気がこう今日本に結構広がってて、特に高名な評論家やそういう方々がフランスやアメリカが入ってくれるからっていう感じで仰ってるでしょ?これ、よく現実を見てほしいと思うんですが、フランスのこのアレバグループの、これアレバっていうのはフランスの国策会社です。9割方株を国が持ってるんですね。で、このフランスのアレバの技術を使ってる核施設ってすでに日本にあるんですよ。それは青森県の六ヶ所村の核燃料サイクル施設、あるいは核燃料の再処理工場なんですが、これ、フランスの技術を入れたためにですね、ずるずるずるずるいつまでも稼働できなくて、(山浩アナ:えっ!?)いや、もう20回近く先延ばしになってですよ、で、もともとの費用は7600億円でできるはずがなんと、2兆2000億になっているんですよ、すでに。(山浩アナ:六ヶ所村?)そうです。それで、これは日本国民が知らなくて、国際社会ではほんと有名な話で、このロベルジョンさんも含めましてですね、国際社会で何を言われてるかというと、フランスは六ヶ所村を食い物にしているって言ってるわけですよ。 (山浩アナ:普通だったらこんなの大クレームですよね、そんなの) だから関係者だけクレーム言っているんですが、国民や政府からのクレームって聞こえてこないわけですよ。(山浩アナ:知りませんでした。)で、青森でそういうことをやってるフランスに福島でお願いするっていうのは、これは、へぇーっという国際社会の反応なんですよ。日本よっぽどお金があるのかなと、さっき・・・(山浩アナ:しかも費用の交渉は後回しにすると)費用の交渉は後回しって、どれだけ高い請求書が来るのかと、つまり、今ですね、この、これだけの費用だったらやってくれますねと契約やって仕事するんでしょ?これ、後回しにしてまずやってくれと日本が頼んだことになってますよね?後から何請求されても文句言えないじゃないですか?(村西アナ:善意でいてくれるのかと思ってたら・・・)善意じゃありませんよ。フランスの国に善意なんかありません。国際社会にそもそも善意なんかありませんから。 (山浩アナ:あの、今そんなことを言っている場合じゃないって言われたら、普通物事っていうのは、あ、じゃ安くやってくれるっていう・・・) 安くやってくれるか、もしくはボランティアっていう考え方もあるかもしれないけど、とんでもないですよ。それと、費用だけじゃなくてじゃあ、アレバの技術でほんとうに例えば高濃度の汚染水の移送、移送だけじゃなくて汚染処理っていうのは全部できるのか、六ヶ所村の技術を見たらですよ、不安と言わざるを得ないので、アレバがやるからいいよね、という意味じゃなくて政府もわたしたち国民も当然監視しなきゃいけない。具体的には、例えば原子力安全・保安院ももう困った存在になってますけれども、保安院の中に技術者がちゃんといるわけだから、ちゃんとこの現場に行って一緒に、アレバと一緒に見てくださいねと、放射線を恐れて行かないんじゃなくてちゃんと行ってくださいねということをここで改めて申したいと思います。」ニュースDEズバリ! 【『もはや福島じゃない』】 【むしろそこにある一筋の光】 (内容はアップされる動画、他の文字起こしサイトでお楽しみください。) コーナー後ニュース ○カストロ氏 政界から正式に引退 「(山浩アナ:カストロ前議長は直接取材されたことがあると?) はい。日本にいちどお見えになった時にぼくがまだ記者時代ですけれども会見の後、会見であまりにも魅力的だったんで最前列でかぶりつきでいたんですが、もう目が素晴らしくて、で会見が終わって飛んでいって、フィデル・カストロさん、あなたはそんな魅力的なのになんで独裁者なんですか?ということを聞いたら、キューバ側の人になんかもうこうぶっ飛ばされて排除されたんですけど。(スタジオ:(笑))でもね、この引退はまぁ当然だけど、後継者が弟っていうのはやっぱりこんな魅力的な人なのにこんな後継者にするのかなぁというのはちょっとショクですね。この衰えた姿もショックだけど。 (山浩アナ:やっぱ権力者ってそうなんですかね?) ただね、このジャージ姿でわかるように、フィデル・カストロっていうのは独裁者の中では最も清潔な独裁者と言われてきたんですよ。だから、ちょっと個人的な感情を言って申し訳ないですが、まぁ世界の政治の世界で最も魅力的な人がついに引退かという感慨もありますよね。」 《番組の最後に》 じつは時間がないっていうふうに思っちゃってふたつだいじなことを言ってなかったんですね。(山浩アナ:時間はないんですよ。ほんとに)はい。 ひとつは、線量計の積算計が23マイクロシーベルトで、とても少なかったです。でもちゃんと出てることは出てるから注意しなきゃいけないけど高くないっていうことと、 今日のこの話を参考にして入ろうとは思わないでくださいねということなんですよ、これから警戒区域にもなりますし、それから専門家の方であっても行きたいんだったら関係当局と相談なさってください。
2011.04.20
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アンカー 4/13放送分 (わたしの責任による粗い文字起こしです。無断転載を厳しく禁じます) コーナー前ニュース ○菅首相”続投表明”に党内外から批判の声 「ぼくは、ご承知のことと思いますけれども、この震災の初期の段階から菅さんは辞めるべきだと申してきて、このアンカーで金曜日の森田さんなんかも初期からもう、そう申されているそうですね。で、ぼくや森田さんがそう言ってた頃はむしろ言ったために嫌がらせも随分あったんですけれども、もうあれから一ヶ月弱の間にすっかり常識みたいになってしまってですね。菅さんがいることによってむしろ人災が増えていて、はっきり言うと菅さんが一日総理を続ければ一年分の国益が失われると言わざるを得ないぐらいの状況になっています。それが皮肉なことに与野党を越えて常識になりつつあるんですが、しかし現実の問題として菅さん辞めるつもりまったくないんですよ。ということは、菅さんの意に反して辞めてもらわないといけないから、これはひとつにはやっぱり世論、国民が頑張らないといけないということと、それから与野党を越えて菅さんに辞めていただきたいとなっているんだという客観情勢を菅さんにわからせるしかないんですね、わかってもらうしかない。 で、そのうえで菅さんがもう万やむを得ないと、辞任やむなしとなったとすれば、その後のことのほうがむしろ課題ですね。で、現実に今どうなっているかというと、民主党の中で菅さん辞めたらわたし総理やりたいって思っている人はぼくは端的に言うと二人だと思っています。前は三人だったんですよ。前の三人はね、岡田さんと、それから原口さんと仙谷さんだったと考えてます。ところが岡田さんは統一地方選挙があまりにも惨敗して、とてももうその可能性はないですね。で、残ってるのは実質この原口さんと仙谷さんということになるんですけれども、民主党から今回また総理が出て、それでそのあとの国会運営どうなるかというと、基本ねじれ国会のままですから、復興予算を執行するための法律も通らなかったり、さっきヤマヒロさんが仰った通り、復興は待ったなしの状況なのに国会運営がろくにできなくて遅れるってことになりますから。ということは、菅さんがもしついに責任を自覚されて辞められたとしたらですよ、それが実現したとしたら、民主党から出るんじゃなくて他の党から出なきゃいけない、あるいは無所属から出なきゃいけないということだと思います。 じゃあ、自由民主党かと言えばですね、谷垣総裁、申し訳ないけれども谷垣さんが総理になったら、また別な意味のリーダーシップにやっぱり課題が出てしまう、はっきり言うとリーダーシップが足りないと思いますから、そうするとじゃあ、若い石破さんとかあるいは幹事長の石原伸晃さんに行くのかというと、今回はぼくは若い総理はいけないと思うんですよ。(山浩アナ:どうしてでしょう?)というのは、今回だけは若くて野心たっぷりでどうしても我欲も出てしまうっていう総理はいらないんですよ。ふだんからほんとうに我欲の人は困るんですが、特にいらない。(山浩アナ:この時期は。)そうです。どうしてかって言うと、要するに救国一致内閣を作らなきゃいけない。で、その時に我欲がある人がなってしまったら、要するに批判が出にくい救国一致内閣をずるずる続けられたら困るんですよ。端的に言うと、ぼくは半年しかやらない内閣だと思います。その先はやる気がないと。(山浩アナ:限定の救国一致内閣ということですね?)そうです。そのうえでどうして半年かというと、前も先週も申しましたが、あえて解散総選挙を早くやるべきだと思います。つまり半年間の間に我欲を捨てて総理自らが我欲を捨てて、そういう閣僚も集めて、民間の力も使って復興の基礎を固めて、福島原子力災害もその半年の間にいちおうの落ち着きを取り戻して、そのうえで解散総選挙をやって、しかし、被災地に迷惑がかかる選挙のやり方じゃなくて、つまり連呼してもう名前を呼ぶだけって選挙はやめて、復興の政策だけを問う選挙にし、しかも投票所に行かなくても、例えば避難所にいても、あるいは自分の住んでいる地域と違うところに、遠くに例えば関西に避難してても投票できる選挙をやって。で、話戻しますと半年の間に我欲のない政治をやってもらう。 (山浩アナ:その我欲のない人ってのはどなたですか?) この部分だけはぼくの個人的意見ですけれども、ぼくは平沼赳夫さんしかないと思っています。平沼さんにはぼくはかなり批判的なんです、もともと。このアンカーでもたちあがれ日本を作られた時にこういう野合を呼ぶような政党づくりは良くないと申しました。そのために与謝野さんの迷走も起きたとぼくは思っているわけですけれど。しかし、平沼赳夫さん、我欲を持たない、今お持ちでないってことについては、ぼくは直接お話した印象からしてもぼくは確信しているんですね。この時期にですよ、今、このたった今この国難の中で我欲を持っておられない方だと思います。それから大病をなさって、その意味からもそういう、やっぱ大病を越えていくと、まぁぼくも癌の手術をして改めて思うんですけど、それはにんげんにとってひとつの転機で、ぼくがそうなれてるわけじゃありませんけれども、平沼さんはやっぱり大病をむしろ活かして、かつての野心満々な若手の頃の平沼さんと違う人です。だから、しかもたちあがれ日本っていう非常に小さい政党のトップですから、まぁ無所属に近いと言ってもいいですね。 (山浩アナ:そうしますと、平沼さんの名前が今出ましたけれども、そういった方をサポートする優秀な人材が必要になってきます。かつて日本政界にはそういった方はいらっしゃったと思うんですけれども、その復興の実行部隊の長になって差配できるようなそういう政治家ってのはどうでしょう?) いやぼくはこれは、官僚OBも含めて非政治家だと思いますね。憲法の定めによれば閣僚の半分は国会議員以外から選ぶことができますんで、で、阪神淡路の体験を踏まえればですね、あの時に復興委員会がありましたよね?復興委員会は官僚を上手に使った面がありました、完璧ではなかったけれども。だから今官僚OBも含めてって言ったのは、官僚組織、今も政治主導の名の下に滅茶苦茶になっている官僚組織を立て直して行ける人を復興担当大臣に据えて、それも一元化して、全責任を平沼総理が例えば取って、平沼さんでなくてもとにかく総理が取って、権限は全部復興担当大臣が実務を担うという体制が必要だと思います。」○東電・清水社長”最大の責務は事態の収束” 「まず、記者会見の回数があまりにも少なすぎますね。もっと前面に出て自ら説明すべきだと思います。それで経営責任についてまだコメントできないとか、そういう先送りの発言が非常に目につくんですけれども、ただ、経営責任って言葉使いましたから、辞任は選択肢の中には入っているなということを感じました。で、東京電力の役員と社員の中で清水社長、あるいは勝俣会長も含めて辞めなくて済むと思っている人はいないんですよ。で、そのうえで清水さんにもし迷いがあるんだったら、むしろこの会見で、わたしは、たとえば、時期を見て経営責任を取って辞任しますとはっきり言うべきだったと思いますね。でそのうえで、残余の任期を命を懸けてすべてわたしが責任を取りながら災害を鎮めますと鎮めるよう努力しますと言って、しかしわたしは経営責任は取っていずれ辞任しますと言うべきだったと思いますね。これは、例えば、周りの人とも相談しながらまだそんなことを言う時期じゃないとか、いつもの考え方によってやっているんでしょうが、いつもの考え方でやれる場面じゃないんですよね。」ニュースDEズバリ! 【政府を解体せよ】 【まだら汚染】 (内容はアップされる動画、他の文字起こしサイトでお楽しみください。) コーナー後ニュース ○橋下知事辞職し市長選と”ダブル選挙”に 「統一地方選挙、今回ほとんど結果に驚きはなかった選挙だったんですが、唯一驚いたのは、この橋下さんの直後の発言ですよね。つまり、勝った橋下徹さんがわたしは負けたんだと言って、じつは負けてる河村たかしさんが勝った勝ったと言ってたわけですよ。だから橋下徹さんって一種の政治的な天才だし、ほんとにしたたかだと思うんですけど、その勝ってるのに負けたと言ったのはもちろん意味があってですね、このアンカーでも橋下さんと生放送やりましたよね?で、その時などにぼくが橋下さん、最初に大阪にはお笑い文化があればいい、オーケストラはいらないって言った時にぼくはおかしいと思いますよと言ったら、橋下知事がいや、青山さんわかってたはずでしょ?最初はドーンとそうやって言っておけばあとで妥協したらそれは大きく見えるんですよと、妥協が意味あるように見える。そういう戦法なんですよ、ね?だから、じつは大阪都構想も今までご説明なさった中でドーンと出したほうであって、で、それを今度少し妥協させながら実現させる、そういう手法なんですね。(山浩アナ:それは他党と連携でそういうことになってくるんですか?)そうです。だから大阪市議選のほうでは第一党だけれども過半数を取れなかった、そのほうが他党と組みやすいと。だから非常に天才的なしたたかなやり方ですが、同時にやっぱりあぶなっかしい面はだからこそあると思いますよね。大阪府民、市民がじゅうぶんな関心を持たれるべきだと思います。ただし、ぼくは大阪都構想そのものは断固賛成です。」 《番組の最後に》山浩アナ:でも、国政見てるとほんとうに今ひどい状況にあるなぁと思うんですけど、そんな時に大阪に橋下さんって人が現われたりなんかするんですよね。これまた。青山さん:うん。まぁ、橋下さんの政治的手腕っていうのは国際水準ですよ、それは。批判があってもそうです。はい。
2011.04.13
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アンカー 4/6放送分つづき (わたしの責任による粗い文字起こしです。無断転載を厳しく禁じます)○谷垣総裁”これからも野党としてやっていく” 「(山浩アナ:今この時期に統一地方選挙行なわれています。その選挙自体、このタイミングで予定通りにやること自体どうかなっていうふうに思うんですけれど、その最中に今度はふってわいたように出てきたのが大連立構想。これはどうなっているんですか?) あのー、ほんとうに腹の立つことが多くて困るんですが、これ具体的に言いますと、4日前だったと思うんですが、夜中に自由民主党の衆議院議員から電話がありましてね、突然、随分久しぶりだったんですけど、で、じつは民主党から、民主党じゃないんですよ、民主党から自民党に大連立を持ちかけられたんじゃない、違いますよ、だって、小沢さんたちはぜんぜんこれに乗っかってないんですから。要するに菅さんからですね、例によって自民党の森喜朗さんとか古賀誠さんとか、ぼくら有権者から見たら、すいませんはっきり申しますが、魑魅魍魎にしか見えない、もう19世紀の政治家じゃないかってぐらい古い感じの所にまた話が通って行って、そして自民党側の谷垣総裁に来た話ってのはみっつポストがありますよと。で、震災復興担当大臣と、あとなんと環境大臣と北方・沖縄担当大臣だと。沖縄ってじゃあ普天間を自民党にやらせるのかということになるでしょ?それで震災復興大臣、例えばですね、自民党には三役の中には防衛大臣経験者もいるよねと。だからこれぴったりだねと話まで仙谷さんから自民党の側に話がこう来たわけですけど。今北澤防衛大臣いるじゃないですか?じゃあ、自衛隊にとったら頭ふたつになるんですか?官邸の中のぐちゃぐちゃを外に広めるのかってひどい話なんですよ。それで、ぼくに電話掛けてきた人はこのポストを打診された1人なんですよ。で、どなたか申しませんが。みなさんが想像された人とは違います。だけどとにかく打診された本人から掛かってきたので、ぼくはそれおかしいじゃないですかと。どうしてかって言うと、なにもかもうやむやにする大連立に見えているじゃないですかと。3月11日の朝刊忘れましたかと。3月11日の朝刊、あの運命の日ですが、その日の午後2時46分が来るまでは、その日の朝刊一面トップは菅首相が外国人から献金もらってたと、104万円。そして、外国人から献金もらってた問題で前原外務大臣は辞めたわけですから。総理大臣辞めなきゃいけないよねっていうのがその日の朝刊の一面トップに出てたわけですよ。それが午後2時46分になって震災が起きてうやむやになってて、菅さんが今大連立を自民党に持ちかけてきて、ポストみっつあげるってことは、その3大臣は自民党は菅さんの指揮下に入れってことじゃないですか? だから全部うやむやにすることであり、そしてもっと重大なことのひとつはですよ、これから復興するときに財源どうするんですか?元手どうしますか?みんなそれ考えなきゃいけないでしょ?それを国債、要するに国の借金をまた増やすのか、そうじゃなくて、例えば菅さんは明らかにぼくらに消費増税を、消費税をもっと払えって言おうとしているわけですね?で、それを言いながらですよ、一方でいままでのばら撒きはそのままやるというのが菅さんの今の姿勢でしょ?子ども手当であれ高校無償化であれ高速道路の無料化であれ農家の戸別補償であれ、このよっつのばら撒きぜんぶそのままやりながら消費増税をやるって言っててですよ、その菅さんの指揮下に自民党は3人大臣入れるのかと、そんな話おかしいじゃないですかと、電話で言ったら、そしたらじゃあどうしたらいいんだよって向こうが言われたから、それはまず菅さんが辞めるのが前提でしょ?って言ったら、いや、でも菅さん辞めないんだもんって言ったんです。ね、そんな程度のいわば政治力だったらもう大連立乗るべきじゃありませんと、勝手な個人的意見だけど、電話をしてこられて意見を聞かれたことは、ぼくとして、ちゃんと意見をいろんな人に聞いてるんだなぁと思いますよ。それはあなたらしくてとても良いけれども、しかし大連立は今うやむやにするための連立だから間違いです。 その上でですね、みなさんにいっこ提案があってですね、国民は何を要求したらいいのかっていうのは、じつはぼくは解散総選挙だと思うんですよ。で、今の状態で解散総選挙できるわけないです。それは当然のことです。だってまだ避難所に暮らしている方たくさんいらっしゃる。でも、じゃあ、これから任期が切れるまで2年以上にわたってですよ、およそ2年ぐらいにわたって総選挙やらないのかと、ね?そうじゃなくて、たとえばぼくはほんとうは3ヶ月でもいいんですが、あるいは半年でも、福島原子力災害の見通しさえ立てば、つまりみんなが原子力災害の恐怖だけじゃなくていろんな視野をもういちど持てるようになった段階でそのうえで解散総選挙をやるとしたらなにが必要かというと、今までのような愚かな選挙やめましょうと、もう、名前を連呼して、例えばガソリンを使って、ガソリンを使わなくて自転車であっても同じで、そういう名前を連呼して名前だけを記憶させるようなそういう衆愚政治のような総選挙をやめて、復興財源どうしますか?消費増税ですか?国債ですか?復興はどういうふうにやりますか?っていうのを文字通り政策の争いだけにしてですよ、立会演説会ももういちど粛々とやってですよ、政策だけの争いにする、そういう選挙をやるっていうことが、じつは大連立なんていう、政治家が勝手に既存の政治家が勝手にごちゃごちゃうやむやにやるんじゃなくて、わたしたちが自ら義援金、義援金もとてもたいせつなことだけど、それに加えてやがて消費増税も引き受けるのか引き受けないのかってことも含めてね、ぼくら主権者の判断する機会を作れと国会に要求するのがいちばんなんじゃないかと思うんです。 (山浩アナ:大連立を持ちかけられた自民党の側で浮足立った議員がいたということは、つまり解散はしばらくできない、政権をわれわれのもとに奪還することはできない、そういった中での、じゃあその話に乗ってみようと動きだったわけですよね?) そうです。解散総選挙に持ち込んで、さっき谷垣さんが追い込むっていうような話してたけれども、追い込むつもりだったっていうのは、解散総選挙ゆめやったら自民党勝てるんじゃないかという話があった。ところが選挙そのものがないんだったら、あと2年以上このまま権力に預かれないんだったらとりあえず権力に入ったほうがいいってそういう浮足立ち方なんですよ。だからそれを既存の政治家は今までの自分たちの選挙のやり方をまたやろうとしてるからですよ。そうじゃなくて選挙のやり方を変えて、わたしたちの民意をちゃんと聞いてくれることがまず先決じゃないでしょうか? (山浩アナ:つまり、国難である今のこの状況においてでもですね、菅政権、まぁ菅直人総理も、それから野党のほうの自民党のそういったことに呼応する議員たちもですね、言ってみたらほんとうに自分たちの、あるいは党利党略とかそういったことだけに縛られてる。自分の政権を延命するためにしか考えてない総理大臣と、それから、自分たちが野党で言ってみたら冷や飯ずーっと食べるの嫌だから、なんとかここで言ってみたらこれをですね、踏み台にしてですね政権を取ろうという、そんなことを考えている政治家が今まだ永田町にたくさんいるってことですよね?) これはね、政治家だけじゃなくって、例えば高血圧やめまいってことで入院された東電の社長ね、それからずっと会見しなかった東電の会長も含めてね、日本のいちばん上で力を持っている人たちがやっぱりいかに私心(わたくしごころ)に弱いかっていうことをね、ぼくらほんとうにこの機に考えるべきだと思います。それでもし、解散総選挙を今までと違うやり方でやるんだったら、例えば体育館にいらっしゃる方でも、わたし投票したいですよと、ね?つまり投票箱のから来るんですよ当然避難所に、自分から行けって言うんじゃなくって。投票箱が避難所にやってきたら投票したいって方はじつはたくさん被災地にいらっしゃると思いますよ、ぼくは。」 「いま聞きたい!原発『Q&A』深刻な電力不足 どうする?日本のエネルギー」(内容はアップされる動画、他の文字起こしサイトでお楽しみください。)
2011.04.07
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アンカー 4/6放送分 (わたしの責任による粗い文字起こしです。無断転載を厳しく禁じます) コーナー前ニュース ○高濃度の汚染水 海への”流出”止まる 「(山浩アナ:まぁ、もともと納得が得られないことを当然だというふうに思っているんだったら、やっぱり手順というものを踏んでですねやらなきゃいけなかったんじゃないかというふうに思いますけれども、この低濃度とはいえ汚染水を水に流すという、昨日その一報をお伝えした時はドキッとしながらお伝えをしたんですけれども、まずこのことについてお聞きしたいですが。) はい。この水の問題っていうか海が汚されていく問題っていうのはじつはふたつあるわけですね?ひとつは濃度の高い、つまり放射線量の比較的多めの汚染された水がどっから出てるのかわからない状態で海にどんどん出ていった、それがひとつですね。それからもうひとつは今ヤマヒロさんが仰ったこと、低レベルの放射性物質だから、ほんとうはそんなに大きな害はないように思われるけれども、でも意図的に放射性物質をふだんより多く含んだ水を流したということ、ふたつあるわけですね。じつはこのふたつとも人災なんですよ。 で、ひとつめの高濃度の水の問題はですね、どなたがお考えになっても、今、画に映ってますが、こういう破壊された状況の中の原子力発電所にどんどん放水していったわけですよね?それも自衛官や警察官や消防官がいわば指示されて危険を冒して放水してくれてようやくそんなに異常な高熱にならないで済んでくれているんですが、それだけ水叩きこめばそれは水があふれてくるって誰でもわかるわけですよ。誰でもわかるから、この番組をご覧になっている方ご存じのとおり、ぼくは内閣の原子力委員会の専門部会の専門委員ですから、その水の問題ってもちろん、ぼくだけじゃなくって専門委員の方々は何人もそれ言ってきたんですが、言ってもですね、それこそ砂に水が浸み込むようにどっかで消えちゃうんですよ。(山浩アナ:伝わらないということですか?)伝わらない。で官邸の中に無茶苦茶人があふれかえってて、いろんななんとか会議だのあって、どっかで必ず消えていってですね、結局なんにも実行されないんですよ。 (山浩アナ:例えば具体的に青山さんがそれを言った内容ってのはどういうことなんですか?) つまり、水があふれていきますから、これは当然外部からポンプを入れて出さなきゃいけない、出さなきゃいけないって言ってもタンカーであろうがね、メガフロートであろうがどこであろうが満杯になるから、これ循環させなきゃいけませんよってぼくだけが言っているんじゃなくて、ちょっとこの番組で言いましたが、実際の指揮の一部を警察庁っていうね、ほんらい原子力と関係のないところが執ってて、保安院が信用できないから、だからその警察庁の中からもアメリカのNRC、核規制委員会って言うんですけれども、ほんらい保安院と相談するところですが、アメリカ政府は保安院を全然信用してないからなんと警察庁と相談した結果、やっぱ水を回しましょうと、それも原子力発電所にもともとある緊急炉心システム、格好いい名前付いている、ECCSって言うんですけど、そういうのはもうだめじゃないですかと。それを復旧させるメンツばっかりこだわってないで、もう外のポンプでやりましょうよということを、もう一回言いますがぼくだけじゃなくて何人もの人が言ってきたわけですよ、それぞれのルートで。政府の中からも、ぼくのように外からも。ところが消えていって結局なんにも行なわれないから、さっき画が出ましたが、要するに原子力発電所の下の所に石とか砂を砕いて基礎を作っているわけですよね?当然発電所を建てるために。そこの部分に浸みていってですよ、その石のすき間から海に出ていったという、いわば当たり前のことが起きているだけなんですよ。でそこに、これはもう原子力工学じゃなくて土木の世界ですね?そのすき間を埋めて言ったらそりゃ止まりますよ。しかし止まっただけであふれかえっている水がじつはまだそのままなわけですよ。 したがってふたつめの問題が出てきて、要は原子力発電所の中には非常に放射線量の多いところと、じつは低レベルになっててほんとうは環境に大きな負荷がかからない、こういう難しい言い方よくないですね、例えば人間を傷つけたりしませんって程度になったものと、廃棄物もいろんな種類があるわけです。その比較的放射線量の少ないところを空にしたいと、どうしてかって言うと、濃いやつをそこに入れなきゃいけないから。だからそこを空にするためにそれを海に流しますよっていうのがふたつめの問題なんですよ。 ということは、これも人災だっていうのは、この回すことを早くやってればですよ、タンクを空にする必要がないから、そのタンクの中のものはそのままそこにあればいいわけですよ。海にわざわざ出すことなかった。(山浩アナ:出す必要はなかった?)出す必要はなかったんですよ。(村西アナ:先週青山さんは循環させないといけないって仰ってましたけれども、今日この時点では動いてないんですか?) あの時にね、ぼくこう言ったでしょ?政府は発表してないけど枝野さん言ってないけど、これ本命なんですと。あの時ね、もう寸前まで行ったんですよ。やる寸前。それがすーっと消えたんで、ぼくはほんとうに怒ってですね、この一週間の間に。この菅政権は官邸の中によっつのプロジェクトチームっていうのを作っているじゃありませんか?細野豪志さんを筆頭にね、それぞれ政治家がついて。その4人のうちのひとりに電話して、あなたこの話を知っているでしょ?だってあなた担当なんだから、これどうしたの?って聞いたら、初めて聞いたってわけですよ。(山浩アナ:えっ!?責任者が?)彼ね、それで、はっきり言うと民主党の中でいちばん信頼できる政治家なんですよ。それでぼくは、あなたみたいな人でもそうなのか?って言ったら、青山さん、わたしは確かに官邸には行っているよ。行っているけど仕事ないんだよ。(山浩アナ:えっ!?)情報も来ないし、どっかに情報はたくさんあって、いろんな参与の方とかいて、情報はぐるぐる回っているらしいけど、俺のとこには来ないんだよって言うから、あなた自分で警察庁に電話しなさいよって言ったんですよ、ぼくは。ね?そしたら警察庁はやっぱりほんらい原子力の主管官庁じゃないし、やっぱ遠慮して人を通して政治家に入れてたんですよ。それがどっかに消えているんですよやっぱり。だから、船頭多くして船山に登るっていうけれども、つまり方角を間違ってしまうことが現に起きてて、すべて人災なんですよ。 しかしそのうえでね、ロシアと中国にあのように言われる筋合いは全然ないと思ってますよ。どうしてかって言うと、ロシアは旧ソ連が1991年に潰れた時に、潰れた後に、ウラジオストクつまり、日本から続いて、日本に大量の放射性物質がやってくるそのウラジオストクの港に原子力潜水艦を勝手に放置してですよ、あるいは処理する時に輪切りにしてですね、そっから大量の放射性物質が出ていったんですよ。それがあんまりひどいから、なんとわたしたちの税金を出してですよ、ソ連の原子力潜水艦ですよ、わたしたちに脅威を与えてた。(山浩アナ:それを日本がやった、お金で。)その時に出てきた放射線量の多さなんて今回の比じゃないですよ。 それから中国もほとんど公表してないけども、ウイグルを中心にした少数民族のいらっしゃるところで、核開発をたくさんやって、要するに大気中に放射性物質がたくさん出て、日本にたくさん降り注いだわけですよ。だから、どこを調べてもほんとうはそれ出てくるんであって。だかた、少なくとも今回もちろんロシアであっても中国であっても事前に通告しなかった日本政府はまったく間違いだけれど、しかし、それをおいても中国、ロシアにはこんなことを言われる筋合いはない、せいぜい言えても韓国ぐらいですよ。しかし韓国もこの機に竹島にいろんなもの作りだすってのは、これは右手で支援、左手でひっぱたく。まぁこれじつはね、中ロ韓責めて言っているんじゃなくって、外交の常識なんですよ、これがむしろ、外交に善意はないので。(山浩アナ:よく仰いますよね、それはね。)だから、日本政府の対応はほんとうはこういうときに、そうですか、ごめんなさい、ごめんなさいって言っているだけじゃなくって、言うべきことは言わなきゃいけないです。」
2011.04.06
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