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あまりにも衝撃を受けたので描き損ねたことの続きでもつづっておく。自分用記録なので。結局ミアはキャンディと呼ばれたかったのだと思う。最初の恋人にそう呼ばれたとき、悪い気はしなかった節がある。なんでそう呼ぶんだろう、私はミアであってキャンディにはなれないのに、というモノローグがあったけど、つまりそういうことなんだと。ワンナイトの相手から名前を聞かれて、「私はキャンディだ」と答えたのち、二作目の小説、「キャンディ・ストーリー」の初稿を書けたのは、ここにきてキャンディと自分を一緒にできたからなのだと思う。ちなみに、後で調べたことだけど、キャンディのスラングは「素敵な女性」とか、「素敵な男性」を意味するらしい。後、名前に関する事で、気がつたこと。ミアは彼女の母親のことをMaと呼んでいた。ミアはMiaと書くけど、Mとaの間に、iが入ってMia。ママの中に、私(i)が入ってMia、と、読めなくもない。まあ原作はフランス語なので私の勘違いかもしれませんけどね。ただ、この作家さんは多分英語もできると思うので、案外見当違いでもない気がする。こういうことに気が付けるのは、やっぱり翻訳アプリで読んだから。邦訳本がもしもあっても、たぶん気が付かなかっただろう。多分また本を読み返すと、何かに気が付きそうな気がするけど、何年かたってからの方が、見方が変わるかもしれないので読むかもしれません。しんどい本で、消化するのにずいぶんかかったけど、やっぱりすごい小説だと思う。
2024.02.26
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翻訳アプリで翻訳しながら、ただ翻訳するだけではもったいないのでそれをワードに書き込んでいたので、結局10日かかりました。簡単に感想を言うと、まあとんでもない怪作でした。こんなに感情を揺さぶられた小説は久しぶりに読んだ。面白い小説はいっぱいあるのだけど、胸をえぐられるようだ、とか、つらい、痛々しいとか思うのはあまりない。しかもこの本のすごいところは、最終章ですべてひっくり返してしまった・・というよりも、いくつもの破片だったものたちをギューッと集約してしまった。このおかげで絶望的だった状況に光がさして見える。どういう話かというと、デビュー作の次の2作目が書けなくなってしまった若い女性作家、ミアが主人公です。彼女はパリを拠点に置いているが、架空の地方都市を行ったり来たりしながら、母親や作家仲間とその周辺の上流階級の人々などと交流をしているうちに、流行作家と人気女優が殺された…といった話です。話は現在進行形で進みますが、あいだに回想が頻繁に挟まれて、ミアがどういう人生を送ってきたのかを浮き彫りにしていきます。そもそもこの物語を貫いているテーマは「回想録」で、登場人物の何人も回想録(又は回想録のようなもの)を残しては死んでいきます。殺人事件もそもそも関係者の回想録が関係している。一見、主人公の内面の問題ー次回作が書けず精神的にまいっている、恋人たちとの関係ー彼らは不思議なことに、アレの最中に、ミアのことをキャンディと呼ぶーーと、外の問題、上流階級の人々同士の因縁や殺人事件は、関係なさそうに進んでいくが、次第にミアの人生に影を落としていきます。ちなみにキャンディとは、殺された人気作家の小説のヒロインの名前であり、映画化した時の挿入歌のタイトルでもある。ある出来事がきっかけで、ミアは第二作の初稿「キャンディ・ストーリー」をついに書き上げるが、これに至る精神的葛藤が、私には読んでいて辛くて。ここまでせねばならないのかあと思ったけど、ミアは強かった。最後は母親と恋人の死という絶望的な状況に陥るが、むしろ彼らとの別れによって、本当の自分を生きることができるかもしれないという予感をもって話は終了する。ミアと母親は母子家庭だったようで、ミアは母が好きだったけど、いくらか重荷に思っていた節がある。少し話はそれるけど、ところどころに挟まれる詩的表現にはしびれました。特に廃墟でのエッチシーン。マリー・ルドネのほかの作品と比べると、だいぶ生々しい。もしかしたら、それこそマリー・ルドネの自伝要素がかなり反映しているのかもしれない。途中、つらい部分があったけど、読んだのは後悔してないし、マリー・ルドネの一番ではないけど、すごい怪作だとは思います。海外の書評をネットで読んだけど、あまり高評価している人は少なくて残念だ。・・・・と、ここまで書いておいてなんだけど、大体アレの時によその女の名前を言うような男とうまくいくわけないじゃん。と思ったことも付け加えておく。
2024.02.22
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アマゾンで注文して、遅れに遅れてやっと届きました。結局一か月かかったわ。海外便なのである程度は仕方ないとはいえ、心配で仕方なかった。で、早速翻訳アプリで読んでます。小説ですが、現代英文なのでかなりいい感じです。よく理解できます。前回翻訳アプリで読んだのは19世紀の英詩だったので結構苦労したけど、今回のはスムーズです。とは言え、本当はこの作家はフランス語で書いているので、原語の本の方がいいのだろうけど、私が全くフランス語はわからないので英訳本のほうで挑戦です。
2024.02.14
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おかげさまで賃貸に出していた家も借り手が決まったり、介護していた義母もデイサービスの日数を増やしてもらったりして、一気に私の体も気も楽になりました。物事はいい方向に向かってます。そのせいか、今まで介護と犬の世話と制作に神経を集中させていたのが、やっと周りに目が行くようになりました。といってもこの先なにかしようとか特に予定はないんだけど、何かチャンスがあったら食いつこうとは思う。とりあえず父親からホームページを作ってくれって頼まれたので、それからするかな。(いまどきホームページ・・・?という疑問があったので、そんなものよりもSNSの方がいいと何度も説得しようとしたんだけど頑固おやじは聞く耳持ちませんでしたとさ。)
2024.02.08
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