全2件 (2件中 1-2件目)
1

フランス語の戯曲集です。翻訳アプリで頑張って読みましたよ。作者のマリー・ルドネは好きな作家ですが、小説しか読んだことがなかったので、戯曲を読んでみることにしました。やっぱり戯曲は戯曲ならではの特徴がありますね。基本人物のセリフだけで成り立っているので、物語の展開が早い。この人の小説はよく言えば独特のリズムがあり、悪く言えば癖があるのですが、それが戯曲の方では緩和されていたように思います。なかなかの人間ドラマで、読みごたえがありました。どちらの戯曲もラストがすっきりしています。戯曲には「狂言回し」という役柄が配置されていることが多いです。観客と物語とをつなぐ役柄ですね。一般的に物語の本筋にはかかわらないことが多いのです。それが「パンドールサーカス」では脚本家という役柄なのですが、それがいつの間にか物語の本筋に巻き込まれていて、最終的に物語にとって大変重要な役をこなす、という役柄になってしまいました。とてもいい構成の戯曲でした。70ページくらいの短い戯曲なのですが、一つの世界や宇宙を見ているようで、大長編を読破したような充実感があります。まあ、マリー・ルドネの小説はどれも世界観がすごいんですけどね。「ガンボ砦」にも脚本家が登場しますが、こちらは本当にただの「狂言回し」でした。事件に遭遇した時に「今起きた出来事は我々には関係ない」と言い切っていたのにはちょっと笑ってしまいました。遠回しに「自分は狂言回しである」と言っているようなものですね。戯曲ならではの面白さです。
2026.04.27
コメント(0)

先月、大阪の自然史博物館でやっていたものです。一般向けなので面白かったのですが、細かいところは結構難しかったです。ようするにゲノム解析でこれまでと違うことが分かった、とかいう話ですね。例えばハヤブサ系はタカ系と近いと思われていたのが、実はインコ系に近かった、とかいう話です。この本の内容すべて頭に入ったら賢くなれそうやけど多分無理(笑)私の場合、むしろ絵を描くための資料として活躍しそう。鳥のはく製写真がいっぱい載ってるんですよ。
2026.04.12
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1


