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2006.05.20
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カテゴリ: メディア
羽根の謎2

これを調べるのは非常に困難である。唯一方法があるとしたら、いつの時代から羽根という地名が確認できるかである。

とりあえず、公的な文献に残っている地名の記録を調べてみた。能登の羽根については、1518年3月に能登を旅した冷泉為弘「能州下向日記」に「ハネ」という地名が出てくるのが最初である。富山市の羽根は、江戸初期(1604年)に「はね村」として登場する。岐阜県萩原町の羽根も江戸期にはあったことがわかっている。愛知県岡崎市の羽根は、戦国期に羽根郷として現われる。渥美半島の赤羽根はもっとも古い記録が残っており、鎌倉時代には存在していたことがわかる。

しかし、これだけではいつから羽根のラインが存在していたかわからない。おそらく鎌倉時代以前からあったのであろうが、文献でたどれるのはここまでである。

「いつ」がわからないのだから、「誰」がわからないのも当然といえば当然だ。しかし、ヒントはある。

「旧岡崎市史」によると、岡崎市の羽根の由来は、古代土師(はじ)部の住地で埴土(はにつち)が産出したからであるという。そうだとしたら、羽根のラインが築かれたのは、古代にまで一気に遡る可能性がある。ただ「旧岡崎市史」も、おそらく伝聞を書いているだけであるから、真偽のほどは定かではない。土師部が絡んでいるというのは、一つの有力な説ではあるだろう。

別の見方をすれば、記録に残っていないことが「誰」を解くヒントになるかもしれない。日本海側から太平洋側まで320キロを南北一直線になるよう測量し、後々まで残る地名を名づけるという壮大な作業は、時の政権が成し遂げたのであれば、何らかの記録が残ってしかるべきである。それがないということは、時の政権とは一線を画した存在が羽根のラインを築いたとも考えられるわけだ。
(続く)





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最終更新日  2006.05.20 10:53:36
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時代  
AKIKO0845  さん
その時代にまでさかのぼるなら、もしかすると、現存する以上に「羽根」の地名はあったかもしれませんね。
(2006.05.20 11:25:03)

Re:新聞記者の日常と憂鬱95(05/20)  
ほわいと さん
白山菊理姫さん、こんにちは。

たいへんな調査ですが、何かがあるのだと思います。


堀江氏は、現在もお元気で活動されているそうです。
1996年にNGO・「アジア子供の夢」を結成し、頑張っていらっしゃるとのことです。
「アジア子供の夢」:アジアの貧困にある子どもたちの自立のため教育の機会を提供することを中心に、生活・医療面での援助を行うことなどを目的に結成された。 (2006.05.20 15:54:03)

Re:時代(05/20)  
白山菊理姫  さん
AKIKO0845さん
こんばんは。

>その時代にまでさかのぼるなら、もしかすると、現存する以上に「羽根」の地名はあったかもしれませんね。

そこが難しいところですね。現在も市町村合併が進み、古い地名が消え、新しい地名が続々と生まれています。かつての羽根という地名も変わっているかもしれない。古い時代の地名を探そうとしましたが、結局それは不可能に近い作業であると気づき、あきらめました。記録もそんなに古いものは残っていません。ただ現存する羽根という地名が南北一直線に並んでいるのは、偶然ではありえないと考えています。
(2006.05.20 22:02:47)

Re[1]:新聞記者の日常と憂鬱95(05/20)  
白山菊理姫  さん
ほわいとさん
こんばんは。

>たいへんな調査ですが、何かがあるのだと思います。

何かがあるはずですが、結論を言うと推測の域を出ないのが実情です。ただいえるのは、われわれの知らない歴史が隠されているということです。

>堀江氏は、現在もお元気で活動されているそうです。
>1996年にNGO・「アジア子供の夢」を結成し、頑張っていらっしゃるとのことです。
>「アジア子供の夢」:アジアの貧困にある子どもたちの自立のため教育の機会を提供することを中心に、生活・医療面での援助を行うことなどを目的に結成された。

そうですか。堀江さんたちはいい活動をなさっていますね。今堀江さんらが書かれた「黒三ダムと朝鮮人」の本を読んでいるところですが、かなり苦労されたようです。朝鮮人のことを聞くなら話さないと言われたこともあったそうです。「臭いものには蓋」という日本人の精神性の一端がよくうかがわれます。 (2006.05.20 22:08:47)

Re:新聞記者の日常と憂鬱95(05/20)  
こんにちは

地名は宅地開発とともにも変わっていきますから検索は難しいのでしょうね

古いゼンリン地図には、私の父の世代の人間も呼ばなくなった地名が記載されていることがありますが
当然WEBにはアップされていないでしょう

消えていった地名のことを考えると
羽根のラインは他にもあった可能性はありますか (2006.05.21 13:26:42)

Re[1]:新聞記者の日常と憂鬱95(05/20)  
白山菊理姫  さん
かめちゃん☆さん
こんばんは。

>地名は宅地開発とともにも変わっていきますから検索は難しいのでしょうね

地名の語源をたどると、アイヌ語になるという説もありますね。ちなみに能登(のと)は、アイヌ語で「鼻の先」という意味だそうです。形が似ていますね。

>古いゼンリン地図には、私の父の世代の人間も呼ばなくなった地名が記載されていることがありますが
>当然WEBにはアップされていないでしょう
>
>消えていった地名のことを考えると
>羽根のラインは他にもあった可能性はありますか

キリストの墓があるという青森県戸来村も、今では新郷村と呼ばれています。戸来(へらい)はヘブライのなまった地名だとの説もありました。このように地名が変わったしまうのは、残念なことです。 (2006.05.21 20:58:27)

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