天の王朝

天の王朝

PR

×

プロフィール

白山菊理姫

白山菊理姫

フリーページ

ハーバード経済日誌


ハーバード経済日誌(2)


ハーバード経済日誌(3)


ハーバード経済日誌(4)


ハーバード経済日誌(5)


ハーバード経済日誌(6)


古代飛騨王朝を探して


海外でのダイビングあれjこれ


海外でのダイビングあれこれ2


海外でのダイビングあれこれ3


驚異のガラパゴス(1)


驚異のガラパゴス(2)


驚異のガラパゴス(3)


歴史箱


山口博教授の講演録


古典SFの世界


富山サイエンス・フィクションの世界


ETとの交信は可能か


不思議な世界


不思議な世界2


不思議な世界3


不思議な世界4


不思議な世界5


不思議な世界6


不思議な世界7


不思議な世界8


フォト・ギャラリー


雑感


誰がケネディを殺したか


誰がケネディを殺したか2


誰がケネディを殺したか3


誰がケネディを殺したか4


カストロが愛した女スパイ1


カストロが愛した女スパイ2


カストロが愛した女スパイ3


カストロが愛した女スパイ4


カストロが愛した女スパイ5


カストロが愛した女スパイ6


カストロが愛した女スパイ7


カストロが愛した女スパイ8


カストロが愛した女スパイ9


カストロが愛した女スパイ10


カストロが愛した女スパイ11


出雲族と大和族の話(パート1)


出雲族と大和族の話(パート2)


サイド自由欄

設定されていません。
2007.12.08
XML
テーマ: いい言葉(573)
カテゴリ: 文学・芸術
シェイクスピアから生まれたバラ5(黒い貴婦人

突然ですが、これがアン・ブリンの最期の姿です。

剪定

アンはヘンリー8世の二番目の后でしたね。王の寵愛を受けたのが1000日ほどでしたので、『千日のアン』という映画もできました。首をはねられた後も籠の中で唇を動かしていたそうですから、剪定された花もしばらくはぴくぴくと動いていたかも。

なんて、ちょっとブラック・ユーモアが過ぎました。
でも Anne Boleyn (アン・ブリン)がバラの名前になっているのは、本当です。

サーモンピンクのかわいらしいバラですね。史実とのギャップが際立ちます。

このほかにも『冬物語』に出てくるシチリア王の娘Perdita(パーディタ)、『シンベリン』の主人公でブリテン王のCymbeline(シンベリン)、『アントニーとクレオパトラ』に登場するクレオパトラの侍女Charmian(チャーミアン)などがバラになっていますが、詳しい説明は省略させていただきます。

そして、最後に紹介するのが The Dark Lady (ダーク・レディ=黒い貴婦人)という、dark red(濃い赤色)のバラです。



ただしシェイクスピアが恋を歌ったのは、黒い貴婦人に対してではないんですね。若くて美しい、高貴な青年(!)に対してです。この青年にシェイクスピアはもうぞっこん。バラにたとえたり、夏の日にたとえようとしたり、もう大変な入れ込みようです。その有名な一節を紹介しましょう。

Shall I compare thee to a summer's day?
Thou art more lovely and more temperate:

君を夏の日にたとえようか?
いや、君のほうがもっと麗しく、穏やかだ。

この時代、youの代わりにtheeが使われることがありますが、フランス語のtoiやtuと同じでtheeは親しみを込めるときや、親しい関係にあるときに使います。「夏の日」に関しては、『リチャード3世』でエドワード4世の幼い王子たちを「初夏のように初々しい美しさ」とたとえているように、若い男性をほめるときには、夏のモチーフがよく出てくるようです。でもここでは、その夏よりも麗しいと言っていますね。

シェイクスピアが思いを寄せるこの美青年を誘惑する「悪い女」が、黒い貴婦人です。
明日は黒い貴婦人について語られた部分を『ソネット』から抜き出して、紹介しましょう。
(続く)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007.12.08 10:52:39
コメント(4) | コメントを書く
[文学・芸術] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

MartaTek@ President The US president raged at NATO allies o…
立山の百姓@ 尖山について はじめまして。 尖山の近くで農園を営ん…
simo@ Re:新刊『UFOと交信すればすべてが覚醒する』の解説(03/21) こんにちは。初めまして。 昨年妻が海で撮…
たぬき@ Re:ニニギの兄に祭り上げられたホアカリの正体(03/12) ホアカリ。 徐福が秦の始皇帝の使節を隠れ…

カレンダー

バックナンバー

・2026.07
・2026.06
・2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12
2025.11
2025.10

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: