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2021.12.28
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カテゴリ: 歴史散歩
大晦日の夜をアニェスと過ごし、1981年になってしまったからには、このブログも終わりにしなくてはなりません・・・・・・
というのは冗談で、もともと「ザ・イヤー・オブ・1980」(1980年という年)というこのシリーズのタイトルは、「The Academic Year 1980-81(1980学年度)」といったような意味で、1980年の夏から1981年の夏までの一年間を振り返るという趣旨のブログでした。
ですから1981年になっても、まだまだ続きます。
通しのタイトルは今度考えるとして、一応次回からは「ザ・イヤー・オブ・1981」とタイトルを変えようと思います。

さて、1981年の幕開けをパリジェンヌのアニェスと一緒にブリ―ヴのカフェで迎えたところからでしたね。
その後私たちは、再びユースホステルに歩いて戻って、それぞれの部屋で休みました。
私はアメリカ人のグループを起こしてはいけないので、忍び足で寝床のセッティングをしなければならなかったので、大変でした。
もっとも彼らは疲弊して深い眠りの中にいましたから、少しぐらいの物音を立てても私が帰ってきたことに気づかなかったと思います。

かくして1981年1月1日の朝を迎えるわけですが、その前に、1981年はどのような年だったのか簡単に紹介しておきましょう。


「強いアメリカ」のイメージを前面に打ち出し、2月に経済再建計画「レーガノミクス」を発表します。
その矢先の3月、20年ごとにやって来るとされる「テカムセの呪い」のせいか、暗殺未遂事件に巻き込まれ胸に重傷を負います。

しかし、ここからレーガンが“名優”ぶりを発揮します。
この危機を数々のウィットに富んだジョークで乗り切り、国際政治の舞台では「タカ派大統領」を熱演。
イギリスの「鉄の女」マーガレット・サッチャーと共闘し、後にレーガン自身が名づける“悪の帝国”であるソ連に対抗する姿勢を鮮明にします。

フランスでは5月、グルノーブルのたかり屋さんが私に予想したように、社会党のフランソワ・ミッテランが現職のジスカール・デスタンを破り、社会主義者の大統領に就任。
その直後にローマ教皇暗殺未遂事件があったことから、あたかもノストラダムスの予言が的中したかのようにフランスに「赤い薔薇」が咲きました。

暗殺を免れた人がいる一方で、10月にはエジプトのサダト大統領がパレードを観閲中に、未遂ではなく実際に暗殺されています。これも衝撃的な事件でしたね。
空軍のフランス製ミラージュ6機が見事なアクロバット飛行を披露している最中に起きた暗殺事件というのも、意味深なシンクロニシティでした。

ほかに見ると、スペースシャトルが初めて打ち上げられたのも、エイズ患者が初めて見つかったのもこの年です。
7月29日には、ダイアナ妃とチャールズ皇太子が結婚していますね。



初めてのフランスの大晦日、初めてのビズなどフランスで初めて何々をするというのが続きましたね。
もちろんフランスで迎える初めての元日とか、初めて訪れるボルドーなどは当たり前にあるわけですが、この日はちょっと違いました。
この元日に、私は初めて警察官から職質、つまり職務質問を受けるからです。
いきさつは次の通りです。
(続く)





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最終更新日  2021.12.28 17:35:30
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