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カテゴリ: 歴史箱
インタビュー記事についても解説しておきましょう。
エドワード・リンカーン、マイケル・グリーン、マイク・モチヅキ、アダム・ポーゼン、マイケル・アマコストらそうそうたるメンバーがそろっています。
当時、首都ワシントンに存在するシンクタンクやアカデミックな分野で日本問題を専門としていた研究者はほとんど網羅したと思います。

それ以外の人では、世間を騒がせている経済問題や日米関係を中心にして研究者や学者を選んでインタビューしました。
しかし、その中に唯一の例外の人がいます。
それが、ジャック・アンダーソン氏です。
日米関係や日本経済の問題とはほとんど関係がありません。

それなのになぜ、インタビューしたかというと、まったくの偶然です。
私が首都ワシントンD.C.で比較的暇を持て余しているということを聞きつけたメディア関係者から依頼があったからです。

FBI長官として権勢を振るったエドガー・フーバーを日曜版の特集で取り上げるので、ピューリッツァー賞受賞者で、フーバーのことを長年取材してきたアンダーソン氏にインタビューしてくれというものでした。

1922年生まれのアンダーソン氏は、10代から新聞記者の仕事を始め、第二次世界大戦中は、中国を中心とするアジアで従軍記者を務めました。
戦後、ジョージタウン大学などで学び、1947年からワシントン・メリーゴーラウンド社のコラムニストとして活躍。
政府部内に太いパイプを持ち、独自の調査報道で次々と特ダネを書きました。
69年には社主となり、72年にはニクソン政権がインド―パキスタン戦争で極秘にパキスタンを支援していたことをスクープした一連のコラムなどが評価され、国内報道部門でピューリッツァー賞を受賞しました。

私が本人に電話でアポを取って、当時76歳で首都ワシントン郊外(確かメリーランド州)の田舎に住んでいたアンダーソン氏を訪ねると、フリーのジャーナリストでも快く取材に応じてくれました。

最初の40分ほどでフーバーについての取材は順調に終わらすことができました。
少し時間が余ったかなと思って、これほど政権内部に食い込んだジャーナリストなら、あのケネディ暗殺事件についてもかなり真相に迫ったのではないかと考え、話をそちらに振ってみました。

すると彼は、「真相は分かっている。最初、CIAがキューバのカストロを殺そうとして、それを知ったカストロが先にケネディを殺したのだ」と断言するんですね。
私が「まさか。アンダーソンともあろうものが、なぜそのような陰謀論を今でも信じているのか」と思って、その根拠をアンダーソンに質しました。
すると彼は「CIAからも聞いたし、(カストロ政権誕生でキューバの利権を失って)カストロ暗殺計画にかかわったマフィアにも取材した。


さらに細部を聞くと、アンダーソン氏の取材では、当時は少なくともCIAのジョン・マコーン長官とリンドン・ジョンソン大統領はそのように信じていたことが浮かび上がってきます。
「ジョンソンは本当にそう信じていたのか」と私が聞くと、彼は「そうだ。ジョンソンは仲の良かった米放送局ABCのアンカーマンをしていたハワード・K・スミスに何年か後にそう打ち明けたのだ。スミスがテレビでそう話していた」と言います。

元々ケネディ暗殺事件に首を突っ込むつもりは毛頭なかったのですが、ジョンソン大統領がカストロ首謀者説を信じていたという事実を知って、俄然として興味が湧いてきたわけです。
(続く)





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最終更新日  2025.01.04 10:23:02
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