blog the seventeen(いまの気持ちを17文字で)

blog the seventeen(いまの気持ちを17文字で)

2023年10月02日
XML
カテゴリ: 日常生活
来週98歳になる母は物忘れを自覚しており、覚えておきたいことはメモをとるようにしています。

訪ねてくれた人の名前もすぐ忘れるので意識して書き留め、その人が持ってきてくれたもの、してくれたことをしっかりとメモに残すようにしています。最近のメモを見ると「〇〇(私の名前)が来て色々家事をしてくれる。洗濯や食事の準備をしてくれてとてもありがたい」みたいなことを書いていました。

それを見て姉が怒っています。

月に一度、せいぜい数日しか親の世話をしていない私と違い姉は本当によく世話をしています。でも母のメモに姉のことは出てきません。片道20分の道を毎日のように訪ねては生活全般に細かく目をかけ世話をしているのにも拘わらず。

存在が近すぎて、やってもらうことが当然のようになってしまっているようです。

洗濯をするとき実家で母の目の前で行う私と違い、姉は汚れ物をもって帰って自宅で行うのもあるのでしょう。私は自分の居場所を伝える意味もあって「これから洗濯をするよ」とか「洗ったものを二階で干してくるからね」といちいち言いながら用事をするので、母にはそれらの記憶が鮮烈に残ります。洗濯物を畳むのも目の前です。

洗う、干す、取り込む、畳むのは同じ。でも回数も多く、やることが丁寧な姉には感謝の言葉なし。

自分の目の前で起こっていないことはあまり想像できないのが認知症のひとつの症状。汚れ物が数日するときれいに畳まれて返ってくるのが姉の行為の結果だと母は思っていないのかも知れません。自分の時間を削り身を削って尽くしている、最近ノイローゼ気味の姉は憤懣やるかたない様子。

たまに来て自分の十分の一もやっていない私が感謝されるのには腹が立って当然です。



次に帰省したときは、いかに姉が献身的に尽くしているかを母にしっかり説明しなきゃ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023年10月02日 18時07分02秒
コメント(0) | コメントを書く
[日常生活] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: