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2023年12月29日
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カテゴリ: 本にまあ
最近話題の本を読みました。「新版 科学がつきとめた運のいい人」(中野信子著 サンマーク出版)。



この本を手に取ったのは、運がよくなりたいとかといった動機では無くて(今でも自分は運が悪いと思っていませんから)、科学がつきとめたという部分が気になったのが理由です。「運」というものをどう科学的視点から料理するのかに興味が沸きました。

簡単に言うと「病は気から」や「幸せは自分の心がけ次第」を脳科学の点から説明しようとした本です。5章構成のこの本の章題を書き出すとこうなります。

「運のいい人は世界の中心に自分をすえる」
「運のいい人は『自分は運がいい』と決め込む」
「運のいい人は他人と『共に生きること』をめざす」
「運のいい人は目標や夢を『自分なりのものさし』で決める」
「運のいい人は祈る」

人生の教訓や啓蒙の書としてはありふれたテーマです。それを脳科学という視点から説明したところがこの本のミソ。ただ、素人にも分かりやすく説明しようとしたからなのか、ちょっと物事を単純化している気がしないでもありません。



「運の悪い人」はそれができないからいつまでも幸せになれないのだと思いますが、そういう人がこれを読んでどれだけ考え方を変えられるかそれは分かりません。この本は啓蒙書ではなく「運」を客観的で科学的な分析に委ねたものですから。

私のこれまでの生き方を振り返ってみると、だいたい著者の言う「こうすれば運が向く」的な生き方の通りに生きてきたように思います。そういう意味で私は運のいい人生を送ってきているのかなあと思います。そういう楽観的な人生観を持っていることが運を向かせているのか、運がいいからそう思えるのか。


こうした、卵が先か鶏が先かのような雰囲気が本書にも漂っているように思ったのは私の読み方が浅いのでしょうか。





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最終更新日  2023年12月29日 10時54分06秒
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