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2024年01月11日
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カテゴリ: 本にまあ
「パブリックアート入門」(浦島茂世著 イースト新書Q」を読みました。

パブリックアート、すなわち駅や公園など公共空間に置かれている彫刻や絵画を紹介したものです。パブリックアートは「ハチ公」の銅像や太陽の塔、ロダンの像など有名なものもありますが、全国にはそれと知らず触れているものがかなりあって、本書を通して日常的に知らずに通り過ぎているものも多いと気がつきました。

この本ははそんな全国に散らばるパブリックアートの紹介が中心ですが、単なる紹介ではありません。

たとえば銘板。多くのアートには銘板が近くに据えられていてアートの名前や作者、説明などがあるので、周りにあるそれを探してみることも勧めています。変わったものと言えば(だいたいパブリックアートは変わったものが多いのですが)水木しげるロードの妖怪達や長野県立美術館の霧の「彫刻」、東京オペラシティギャラリーの音の「彫刻」なども紹介されています。

最後の章ではちょっとしつこいくらいに「パブリックアート」の楽しみ方が語られ著者のパブリックアート愛が見られます。

本書には取り上げられていませんでしたが、沖縄には家の門柱や屋根の上によくシーサーが乗っています。ゆいレール牧志駅の近くの広場や読谷村の残波岬には巨大なシーサーがあり、これらもパブリックアートの一種でしょう。どちらも何度も目にしたことがありますが、銘板を見たこともありませんしあまり注目していませんでした。

そう言えば那覇空港近くの瀬長島に巨大なカニがいたり漫湖公園にはクジラがいたりします。あれは遊具かとも思いますが、パブリックアートと言えないことはないでしょう。こうして考えていくとパブリックアートは意外と近くに潜んでいそう。

脚の痛みが引いたらウォーキングを再開する予定ですが、パブリックアートを見て回るとより楽しさが増すかも知れませんね。





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最終更新日  2024年01月11日 11時20分04秒
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