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2023.01.19
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カテゴリ: 旅日記
2023/01/19/木曜日/夕されば寒し


なぜ木下杢太郎?

何ヶ月か前に読んだ『かくして彼女は宴で踊る』
殆ど主客的な扱いで、木下杢太郎が登場する。

名前だけは知っていたけれど、なるほどこんな人物だったのだろうなぁ、と初めて像が結ばれた。

誠実、温厚、ブレることのない心棒。

文も絵もヒトカド以上の科学者で
それでいて、なかなかにロマンチスト

地元の高等小学校を経て医者になるため


生家は杢太郎の記念館として現存する。

文学者として紹介されるが、そもそも皮膚科の
世界的権威であり、ハンセン病隔離を早くから
否定している。

海に近い生まれ、関心は海外に及び、詩心があり
ハンセン病との関わりがある

それは私にスコットランドの頗る好きな男、
スティーブンソンを思い出させる。


東大医学部に進んで政府から欧州研修を拝命し、
第二次世界大戦勃発の年にフランス政府から
レジオンドヌール賞を授与された。



1835年の築造という。

記念館では併せて杢太郎の次兄、橋梁技術者であった太田円三の展示もある。

震災復興後の隅田川の永代橋や、あの清澄橋をデザインしたのがその人であったとは


市内を流れる松川

その遊歩道には杢太郎のレリーフが点在して、これを確かめながら散歩するのも愉しい。










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最終更新日  2023.01.19 18:27:36
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