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前巻から広がった事件がうまく絡み合って収束していくところはうまい。別々の事件が同時進行して、お互い全く関係ない、っていう場合もあるけれど。ばら撒いておいた伏線が、おおここで利いてくるのか!どいうのが推理の醍醐味なんじゃないかな?…推理物はこうでなくっちゃ。貴子と滝沢のコンビがだんだんかみ合ってくるのはうれしい。滝沢はずっと貴子を認めているのに、それが通じていないもどかしさ!病状が心配な人が二人もいるので、次の話ではどうなっているのか気になる。…文庫も出ていることだし、買おうかな(「鎖」も買わねばなんだけど)風の墓碑銘(下巻)
2009.03.31
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「凍える牙」が初コンビだった貴子と滝沢のコンビ、再びです。滝沢が丸くなったなぁ、でもそれがいまひとつ貴子に伝わってないな、というところがミソかな。わかりあってる(やりたいことが伝わっている)ところはたくさんあるのに、どうも気持ちがすれ違ってしまう…こういう書き方だと二人が恋人同士的な風に見えますね(笑)痴呆症のおじいさんの描写がうまい。ここのところ息子関係で病院通いが多く、受付で何度も同じことばっかり言う(そして看護師さんの言うことが全く伝わっていなくてどこかへ行ってしまう…)老人を見かけたばかりなので、実感しました。ホント、看護師さん大変そうだった…(「番号札の順番はまだなんですよ?」「○○科のほうへ来てくださいって言ってますよ」(ここは××科前)で、○○科までその看護師さんが連れて行って…五分もしないうちに舞い戻ってて、また××科受付で私の番はまだかいな?と聞く…○○科受診は終わったのか?と他人事ながら心配しちゃったよ…)風の墓碑銘(上巻)下巻が楽しみ。
2009.03.30
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評判がいいので借りてみたもの。ず~っと夜中中歩き回る本かと思っていたんだけど(「夜のピクニック」みたいな)全然違っていて(笑)すれ違い勘違い片思い天然乙女、な感じの本でした。京都で学生生活、っていうのはなんかズルいよね。学生にとって過ごしやすい街だと思う。主人公は京大生なのだが、なんだかちょっとぬけていて?おもしろい。学生生活では学園祭っていうのは重要なファクターであるんだけど、この本もそこらへんがすごく盛り上がっていてよい。キャラクター的に「硬派であるはずだったのに片思いしている乙女に、出会ってはいるんだけどどうも伝わらない」先輩と、「天然で先輩の思いに全く気づかず、お酒が強く好奇心旺盛な」乙女、の設定がいい。一癖もふた癖もある他の登場人物は別の本にも出ているようだが、また探してみなくては。木屋町も進々堂もなじみがあるのでなんだかうれしかったな。夜は短し歩けよ乙女
2009.03.28
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ネットで評判のブログが本になるパターンは多いが、レシピは検索した方が早いんじゃないの?と思いながら借りてみたもの。おいしかったのでこれは買い!だね。パラパラめくって、メモして作る…にはやっぱり本の方が便利かな?娘がクックパッドとかで時々検索してるけど、「こっちとこっちと、作りやすいのは…材料があるのは…」と比べたり悩んだりで結局印刷して検討してるので、ネットで見るだけで作る、というのは難しいのかなぁ。作り方が簡単なのと、妙に凝った材料じゃないところがいい。見たことのあるような料理、なのかもしれないけど、ひと味違うところがやはり人気の秘密なんだろうな。表紙絵にもある「GBSポテト」。好評でもう我が家の定番になりました。シリーズで何冊か出ているので続きの本も見て、好みのがあったら買ってみようかな。こうちゃんの簡単料理レシピ
2009.03.27
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本所七不思議というと「片葉の葦」とか「送り提灯」「消えずの行灯」とかのあれ。落語にもなっているし、宮部みゆき他がネタにしていることもあり、伝承としては有名なものだと思う。その七不思議に絡めた捕物帳形式の連作短編。七不思議にちなんで七話ある。七不思議、がきちんと解明?されているところと、登場人物が榎本武揚など、幕末の偉人であるところがおもしろい。「…後の○○である」史実に忠実かどうかはわからないけど(笑)あと、「なお××はのその後は誰も知らない」といった感じで書かれているのは実在でない、作者が作った人物なのかな。消えずの行灯ちなみに宮部みゆきが書いた本所七不思議は本所深川ふしぎ草紙こっちの方が有名&おもしろい…けどね。
2009.03.26
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お台場に新社屋ができたテレビ局(フジテレビがモデルだよね)を、テロリストが襲撃!社員を人質にとって立てこもる。そういう雰囲気が似合いそうな?街なのでイメージ的にはぴったりだね、お台場。ひょんなことからTV局の経理部OL,由紀子が一人きりで戦うことになってしまうんだけど、アナウンサーとかADとかそういった「業界の人」じゃなくて普通のOLであるところがまたいい。その普通らしさ、が後で利いてくるわけ。偶然彼女が格闘のプロだった、とかいうずるっこ(笑)設定もないし、そのへんがまた痛快ですね。もう、「ありえないよ!」って言う点続出ですが、面白かったです。
2009.03.25
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WBC記念・野球小説(笑)「野球小説」だ!と思って読むとちょっと期待はずれかもしれないけど。「ミステリーランド」のはずなんだけどミステリ色は薄く、どちらかというとSFまたはファンタジーの分野なのだろう。別世界へ行くからこその「アリス」なのかな。(ウサギさんにも注目)キャラクターがいい。こっちの世界でのみんなの関係はこれ以降変わっていくんだろうな。 「求めれば必ず得られる」というわけではなく現実は「求めても、能力があってもあきらめなきゃならないときだってある」ってことを、ちらりと考えさせられるところも、子どもに読んで欲しいところかも。話は変るが、以前息子が所属していた少年野球チームにも、今年六年生になる女の子がいる。このころの子どもは女の子の方が発育がいいこともあって、チームではなかなかのパワーヒッター。でも、中学へ行くと、野球部に女の子はいないのだ。(たいがいソフト部に入るんだよね)どうしてもやりたい女の子で、シニアリーグへ行く子もいるそうだ。…でも、甲子園のマウンドに立つことはできないんだよね。今年独立リーグに初の女子高生プロ野球選手、が誕生したわけだけれど、ワンポイントリリーフとして人員を割くことのできるプロと、登録人数20人?25人?の高校野球とは違うよね。ある程度の回数投げて打って守って、のできる体力がないと甲子園には行けない。…今後すっごい女子高生が出ないとは限らないけど…一昔前のNHKの「少年ドラマシリーズ」みたいな感じで、(「時をかける少女」とか「謎の転校生」シリーズのような)ジュブナイルとしてとてもいいと思う。小学生でも充分読めると思う。(野球好きならなおよし)面白かった。野球の国のアリス
2009.03.24
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守り人シリーズ三冊目。ここでいったん完結?となる。次からは「守り人」でなく「旅人」シリーズになるので。「精霊…」と同じく舞台は新ヨゴ皇国となる。チャグム・タンダ・トロガイ師なども再登場するのもうれしい。悲しみにひきずられたり人生に絶望したり、つらい世界より心地よい夢に身を任せたりと、現実でもありそうなテーマをうまくファンタジー世界で生かしていると思う。ユグノがちょっと自分勝手な印象を受けたりするが登場人物がみな「いい人」ではリアリティがないかな。(ユグノはある意味「異能の人」であり、異能の人とは普通の人と親しく交わったりすることはなく孤独感や疎外感を感じるものであるのだから、彼がそうなるのも仕方がないことかもしれないけど。ユグノの年齢から考えるとちょっと幼い感じをうける。見た目そのままの年齢である感じ。そのあたりが彼を自己中心的で臆病に見せているのかもしれない)トロガイ師の若いころが描かれ、人物像がまた深まったのはよい。シリーズものではレギュラーキャラに親近感がわくので、人物像が深まるのはうれしい。夢の守り人結局、この本と「闇…」は購入済み。「精霊…」は近所の本屋になかったので、またの機会に。
2009.03.23
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恋愛小説の短編集。単に恋愛というわけでなく、どちらかというと一方通行・かなわぬ片恋なのだ。(最高の恋は片思いだ、というような言葉なかったでしたっけ?なんかの本で読んだことがあるような気がする。)絶対に口に出してはいけない恋心、というところはちょっと「ラヴァーズ・キス」に似たところがあるような気がするし、「許されない恋」の許されない理由もいろいろあって…的なところは実にうまい。「裏切らないこと」はミステリめいてるし、「骨片」は純文学的だと思う。表現が小難しくなくすっと入ってくるところがいいな。春太は早いうちにネタがわかったがけなげで好き。きみはポラリス
2009.03.22
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乱歩を意識したのか、時代的にもレトロな一冊。(怪人二十面相の何年前、という記載からも)二十面相というよりは女賊だけど。麝香の香りのする予告状、十重二十重に囲んだ罠をかいくぐり見事に盗み出す怪盗、それに対する名探偵という、ある意味様式美のようなものがいい。怪盗には予告状(古くはアルセーヌ・ルパンに二十面相、現代ではコナンの怪盗キッドも予告状出しますし)は必然だよね。麝香姫の恋文解説の和田慎二氏がいい。「怪盗アマリリス」だったかな?読んでみたくなった。 【古本】怪盗アマリリス 10/和田慎二
2009.03.21
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バルサの過去に関する物語。バルサの故郷の人々の暮らしぶりが新ヨゴ帝国とは気候も生活レベル?も違っていてまたしっかりとした設定がいい。栄えた国と貧しい国があるとか出稼ぎしなければならないとか、細かいところだけれどしっかりと作りこまれているので物語にも厚みがあるというものだ。この間では表題にもあるように「闇」がいい。闇の中での槍舞は(火花を散らせて切り結ぶ短槍!)怖いくらいに美しいのだろうな。またキャラクター作りという点では 新登場の人物の弱さも強さもうまく生かせていると思う。弱い、と思われているものが大事なところで見せる強さ、のようなものが好きなんだけど(反対に人の心の弱さ、につけこむ○○、といった陰謀的な話も好きだ)そういう面でも期待していい。バルサの養父、ジグロに関する過去の精算といった意味でも、ある意味鎮魂という面でも前作よりは大人向けな物語だと思う。いや~、このシリーズ、買いですね。文庫版あるし。闇の守り人
2009.03.20
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食わず嫌いならぬ「読まず嫌い」…っていうか嫌ってたわけではないんだけど、なぜか手に取ることがなかったシリーズ。児童書コーナーにあることと、本が大きかった(重かった)からかな?この本は文庫版なので借りてみた。架空の世界で、女用心棒バルサが第二皇子チャグムを守るように依頼されて…、というように物語は始まる。バルサの強さ・賢さもいきいきとしていていいし(彼女が万能でないところがまたいい)、皇子としてかしずかれ、守られてきたチャグムがだんだんたくましくなってゆくのもいい。ストーリーとしてはある種の「呪い」を解くという探求モノでもあり、「宝物」を守るという面もありまたチャグムの成長モノということからも楽しめる。設定、世界観、キャラクターがしっかりしているので途中の破綻がなく、安心して(?)読めるのもいい。第一シリーズ?三部作らしいので続きを読むのが楽しみ。買おうかな。
2009.03.19
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原発とテロリストを絡めた秀作。最初の子どもがヘリに乗り込むのが後になって利いてきているところがうまい。わりと早い時点で犯人(の一人)がわかるのだが、犯人がわかっても興味が薄れたり、ということは全くない。原子力関係などの専門用語は多いがストーリーのテンポがよく、面白く読めた。原発モノには古くは原子炉の蟹(長井彬)なんかがあるけど、時代を切り取って問題提起という点ではネタにしやすいものかな、と思う。自分の生活基盤を、当たり前のように消費し見えないフリをしている(あるいは見ようともしない)一般大衆に対するメッセージ、という展開は、モノは違うけれど福井晴敏氏や五条瑛氏の一連の作品にも通じるところがあると思う。…そして、この問題は現代も解決されていない、ということには考えさせられる。天空の蜂
2009.03.18
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入院している子どもの暇つぶし(?)に購入。文字が大きめで写真も多いので読みやすかったようだ。先日ドラマを見たのだが、このエッセイ本と内容がかなりダブっていて、読んでから見たほうがよかったかも?と思った。子どものころ、そして高校時代がいきいきと書かれていてよい。語り口のような文章はブログそのまま、な感じ。やっぱり野球についてのところがよく書かれていると思う。(テーマを主に野球にした先日のドラマはよかったと思う)上地雄輔物語先日のドラマでは上地クンは一人っ子かと思ってたんだけどこの本読むと弟さんがいらっしゃるようですね。
2009.03.17
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「不健康な精神も…」シリーズが図書館に2冊しかなくて、本棚見ていたら海馬シリーズがあったので借りたもの。海馬シリーズははじめて読むのだがやはり面白い!この本の後半は友人の月夜野亮さんのバースデイパーティの話なのだが、こういう業界の人ならでは?の破天荒さで、参加してたら楽しそうだなと思った。50歳バースデーの様子もぜひ書いて欲しいものだ。
2009.03.16
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ミステリのトリックその他の矛盾点を指摘する、といった本。未読の作品がある場合ちょっとネタばれになるので読まないほうがいいかも。キムラ弁護士がダメだしをした本の中に結構好きなのが入っていたのでちとショックだった。私的メモ。キムラ弁護士がダメだししたものマークスの山 半落ち 十二人の怒れる男 司法改革(姉小路祐)長いお別れ 人間の証明黒革の手帖 死者の木霊 量刑(夏樹静子)犬神家の一族 そして誰もいなくなったオリエント急行の殺人 天使のナイフ チームバチスタの栄光 99%の誘拐容疑者Xの献身 冷静と情熱の間 キャッチャー・イン・ザ・ライ 愛の流刑地 海辺のカフカ 運命峠(柴田錬三郎)甲賀忍法帖 伊豆の踊り子新生(島崎藤村)絶賛したものダヴィンチ・コード Xの悲劇 名もなき毒 流星ワゴン 冬のソナタ いま、会いにゆきます 欲望(小池真理子)白い薔薇の淵まで 心にナイフをしのばせて リプレイ(ケン・グリムウッド) 越前竹人形 雁の寺 五番町夕霧楼 夏への扉 明日の記憶キムラ弁護士、ミステリーにケンカを売る
2009.03.15
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高校野球小説、は数々あれど、甲子園常連レベルの強豪校というのはあまりなかったかもしれない。この本は「横浜の」「甲子園常連校の」(今日、ドラマで上地雄輔物語やってますが、この本のモデルは横浜高校かな?)スポーツ推薦とか特待生とかじゃない一般入試を受けて入学してきた補欠ーベンチ入りぎりぎりの選手が主人公。漫画や小説でありがちなのが「田舎で・メンバーがぎりぎりあるいは少数で・そこへ天才ピッチャーorバッターが入学して・あるいはすごい(能力or熱意)指導者が来て・(一年限りの)大活躍をしちゃう」ってパターン。「ルーキーズ」や「メジャー」なんてわりとそんなとこあるよね。私の御贔屓・「イレギュラー」もそう。中学野球だけど「バッテリー」もそうだよね。そのパターンからがらっと変っているところは面白い。高校時代と大人(八年後)が交互に描かれている構成はいいと思う。「高校時代みんな一丸となって野球していた仲間と八年後には音信不通になってる」という理由がだんだん語られていくわけだが、どうもその問題提起と解決がすっきりしない。青春時代の問題、としてはあることなんだろうけど、野球を取るかあっちか、という選択は正直エンタメ小説を読んでるつもりなのでちと重いしそういうのを期待して読んでいなかったので、」読書メーターのほかの人のコメントを見ていてもその辺の評価が辛いのだと思う。(ネタばれしないように書くのって難しいね!)あと、甲子園を目指してがんばってるスポーツマンならタバコはよそうよ…(あと合コンも飲酒も止めとこうよ…)人物描写はとてもいい。特に鬼監督がうまく描かれていて、怖いけれど尊敬できる人物だったということが伝わってくる。こういう監督の下で部活やらせたいな。あと、試合も練習もリアルでいい。サイン盗みとか伝令の役割(ある意味データマン的な仕事だと思う)なんかも細かく描かれていて、レギュラー選手だけで試合が成り立っているのではないというところがいい。こういう点では中学生の息子にも読ませたいところだが(文章も読みやすいし)、タバコ・飲酒・合コンにナンパ的なところは読ませたくない…(息子が読んでいても怒るわけじゃないけど、親が「いい本だよ」って薦める本にはちょっと違うだろ)とりあえず文庫になったら買い、ではありますね。こっそり本棚から息子が取っていって読むのはOK(笑)ひゃくはち映画化もされてた。【送料無料選択可!】ひゃくはち プレミアム・エディション / 邦画
2009.03.14
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以前に読んだ「シンデレラティース」の姉妹編。「シンデレラ…」の主人公サキの友人、ヒロが主人公である。サキとヒロが卒業旅行のためにバイトをするわけだが、この本はそのヒロちゃんバージョンなのだ。お嬢様のヒロに対し「肝っ玉母ちゃん」的な気風のヒロは沖縄のペンションでのバイトを始る。ところが…、というように話ははじまる。いやぁヒロ、おっとこまえやなぁ!(注:女性です)あと、出てくる料理がおいしそう。ラフテーとかゴーヤチャンプルーのようにこちらでもメジャーになってきた沖縄料理もあるけれど、地元の人が普通に食べているようなものがまたおいしそうに書かれていていい。ちょっとツアーで行ったくらいでは食べられないんだろうけど。こういう「ゆるい」宿に長期滞在なんてやってみたかったなぁ。(年をとったらキツイだろうなぁ)ホテルジューシー
2009.03.13
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表紙写真が綺麗でふと手にとって借りてきた本。材料の数も多くなく、作り方も簡単でカロリーオフならいうことなし。また、大体が一人分、たまに二人分なのは夜食やなんかには便利。とりあえず豆乳のグラタンとキャベツのスープ煮は作った(←娘が)この際、買おうかな。 300kcal以下のま夜中ごはん息子がスライディングして骨折…牛乳飲ませねば~!
2009.03.12
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ユーモアミステリ。人物設定やなんかはお気楽お笑いっぽいんだけどトリックは盲点をついていてよし。動機のとこらへんをもっと書き込んでもよかったかもしれないけど、そうなれば「軽み」を失って蛇足になっていたかな?三毛猫というところでちょっとネタがわかってしまったのは私にとっては不幸かも…だが、三毛猫(しかもデブ猫)招き猫だらけのミステリはなかなか面白かった。完全犯罪に猫は何匹必要か?
2009.03.11
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検屍官シリーズが面白かったので期待して借りたのだけれど、ちょっと期待はずれ。シリーズ2冊目から読んでしまったのがいけないのかもしれないが、どうも話の世界に入りこめない。ガラーノのキャラクターにもう一つ魅力を感じないのかもしれない(混血のハンサムな男性、なんだけど)ラモントやスタンプとの関係もよくわからないし。読みながら疲れる本は久しぶりで(薄いのに)読み終えるのに時間がかかった。(検屍官シリーズだとわりに一気読みだが)慣れ、かなぁ?
2009.03.10
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コーヒー会社のサイトで公開されたということでコーヒーの香りはもちろんだが、市場・雨上がりの土・オレンジのフーセンガム・木の香りなどいろいろな香りが出てくる。角田光代「父とガムと彼女」阿川佐和子「アンタさん」高樹のぶ子「何も起きなかった」が好き。特に「何も…」は手紙の往復のみの構成でみごとなミステリになっているその他覚書的メモ「夢の香り」石田衣良 雨上がりの土・ジャケット・汗・コーヒー「父とガムと彼女」角田光代 蜜柑味のガム「いちば童子」朱川湊人 市場(鰹節・コロッケ・海苔)「アンタさん」阿川佐和子 木の香り(材木)「ロックとブルースに還る夜」熊谷達也 コーヒー「スワン・レイク」小池真理子 水の香り・雪の香り(ペパーミント)「コーヒーもう一杯」重松清 コーヒー(マンデリン)「何も起きなかった」高樹のぶ子 四月二日の匂いあなたに、大切な香りの記憶はありますか?
2009.03.09
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ちょっとBLかな…?という感じも受けるかも。BL絶対嫌悪の方にはお勧めじゃないとは思うが(直接的表現は全くないので)でも、、BLというよりも耽美風味が入った佳作。華美な表現がないのに描写が美しく繊細である。対照的に、登場人物がいまひとつはっきりしないキャラクターだと思う。主人公格二人ともになにやら流されている風味で、おとなしい方も活発?である方も積極的に何かを起こそうというわけでなくあるがままにたゆたっているよう。そのせいか、登場人物を外から見た形の「水に沈んだ私の村」のほうが表題作よりもわかりやすい。主人公達を「外から」接して、交わっていても決して一つに合わさることのない「生徒」と「先生」という形、で表現されるのが切なく懐かしい(ノスタルジー)雰囲気だ。前編に漂うカルキの匂い、月に跳ねる魚、トマトの青い香り、屋上から見る花火…夏だ。 月魚
2009.03.08
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破線のマリスの続編。前作でも登場したテレビ局の、テレビのニュース番組(7時のニュースとかではなくニュースショータイプの)のディレクターを軸に、報道に関する悪意(マリス)を描いた作品…と、まぁ短く言えばそういった感じかな。連作短編のような形式を取りながら実は長編といった骨組みは見事。(前二つの事例のような、事件を解決パターン大団円お見事、っていう物語も好きなんだが)真犯人(?)はちょっと宮部みゆき「模倣犯」を思わせる人物。マスコミを味方に付け利用し、世論を操ってゆく…っていうのは実際問題として結構あるんじゃないか、なんて心配になったりする。(特にTVだと印象に残る映像ばかり繰り返し流されるので)洗脳、なんて大げさな言葉かもしれないけど、情報は鵜呑みにしないで考える癖をつけないといけないのかも。破線のマリスマリスのドラマDVD(未視聴)【中古DVD】破線のマリス/サスペンス・ミステリーで、砦なき者砦なき者ドラマ化されていたので(主演・妻夫木・役所)[DVDソフト] 砦なき者おまけ・模倣犯模倣犯(1)5冊なので1巻のみ(笑)宮部みゆきの大ベストセラーを中居正広主演で映画化した話題作!■模倣犯■
2009.03.07
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盲目の姫と国を追われた国王が「冬の離宮」に囚われていて、姫が会うことができるのは父王と世話係の「ダフネ」のみ。姫が幼児のころより父王は姫を教育し、友となる犬ダークを与え読み書きやピアノを奏でる姫は美しく成長し…といういわば御伽噺チックなストーリー…であったはずなのに!場面が変ると、いろいろな「真実」がわかってくるんだけど、この小説のキモは真実がどうであったとか犯人?追求とかのミステリではないのだろう。光を失った「レイア姫」の感情の豊かさ、表現や描写の細やかさ、「レイア姫」の成長や変化そのもの…取り止めがなくなってしまいましたがそういった「美しさ」を愛でる物語であり、それのみで美しき余韻に浸ることもできるのだ。それさえあればオチ的な大団円など不要なのかも。(いやいちおう落ち着くところに落ち着いた感はあるんだけど)もうひとつ「父王」の意図が通じてこないのが(まぁ彼はそういう人だったんだなということでいいのか)すっきりしない気分のモトかも。(しかしそれがまた余韻となって響いてくるわけで)…途中「囚われの美しき姫が年頃になったので…」的な下世話な想像をしてしまったことを反省してます…
2009.03.06
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日記にグイン・サーガ書くの初めてだったりするかも。思い起こせば高校時代、友人がこれを集め始めてたぶん10巻くらいまでは彼女に借りて読んだと思う。流浪の聖双生児(プラチナブロンドに紫の瞳の王子王女)陽気な傭兵そして記憶を失った異形の戦士、対するは豪華華麗な女将軍、となるとまぁアニメ化されないほうがおかしいくらいで、4月からオンエアになるわけだが。いや~、グイン・リンダ・レムス・イシュトバーンが一緒に旅してたころが一番面白かった…様な気がするんだなこれが。(その後のほうが長いんだけど)高校卒業してからは図書館で借りたりでいまのところところどころ欠けながらも読み続けている。…どんどん登場人物は増えるし舞台は広がるし…風呂敷を広げるだけ広げて未完、というのだけは避けていただきたいのだが…(作者の健康状態が大変心配!この巻は三分の二くらいがヨナ君とスカール太子の旅模様。移動よりも会話で話が進んじゃってるので移動距離もストーリーも停滞気味。(読者にはわかってることを、初対面の二人で話し合ってる…のでストーリーはほとんど進まないよ?)あとの三分の一はイシュト君暴走の巻。いや彼は好きなことやってる感のあるキャラだからそれでいいけど。カメロンさんは大変だよなぁ。ドリアン王子の子守?まで手を出すし。そういえば次世代。ゴーラはドリアン君でいいとして(血筋的にはいいでしょ。アムネリスの子だし)ケイロニアはシルヴィアさんの子どもはどっかいっちゃうし(グインの血筋ではなくてもケイロニア王家の子なのに)マリニア姫は女の子だし耳が聞こえないし(ケイロニアとパロの両王家の血を引いているけど)パロはというとレムスの子はどうなっちゃったんだっけ?リンダは誰かと再婚しそうにないし(イシュト君は無理だと思うなあ)…なんだか次世代は大変な気がする。今後の展開勝手に想像…1.もういっそグインが中原平定しちゃって2.次世代は一番まともそうなスーティ君にまかせる もうむちゃくちゃやがな(笑)(文庫)グイン・サーガ125ヤーンの選択/栗本薫 【2009年02月上旬発売予定】伊勢丹で買ったケーキ。検診で新宿行って、小田急も見たけど伊勢丹で買いました。ちっちゃいけど凝ったケーキ(携帯なので画像イマイチですが)ロリオリ365 で購入。
2009.03.05
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キャリアウーマン・翔子(でも周囲からはお局様的な目で見られたりすることもあり)仕事もできるし都心にマンションを持ってそれを維持していけるだけの収入もあり、でもトラブル続きでちょっと疲れて…と、「負け犬の遠吠え」的な考えになっちゃう彼女が「ペンギンを見に」オーストラリアへ。ケアンズで働く愛美側の話も絡めながらのストーリー展開はうまい。翔子サイドの話のほうが愛美サイドの話よりもおもしろい。OL話だからかな。自分はOL経験はないのでこういう「私の企画力が認められる」「部下を育てる・部下の管理も私の仕事」という立場になったこともないのでこういうのは新鮮。(ドラマみたい!)更衣室なんかでの足の引っ張り合いみたいなことってホントにあるのかしらん?翔子にはこのままバリバリ仕事してってもらいたいので部下との恋愛モドキみたいなエピはあまりなくてもよかったかなー(でもそういう「弱さ」みたいなのもエッセンスとして必要かな)ワーキングガール・ウォーズ
2009.03.04
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海洋モノとか王国モノ?とかではなく現在日本の推理モノ。「猿の手」と「残酷な揺り籠」の二篇の中篇を間奏というべき小品でつないだ形式。二つの話は登場人物が重なっていて、ある意味つながった物語になっている。「猿の手」はストーリーもいいのだが作中の「猿の手」の新解釈が斬新で、ぞくっとする。ホラーとしてはこの解釈がいいかも。(「猿の手」はW.W.ジェイコブスのホラー?小説。こちらを先に読んだほうが倍楽しめるかも。S.キングの「ゴールデンボーイ」にも「猿の手」が出ているそうである。もはや古典なのか)妃は船を沈める以下ネタばれ含む。「猿の手」の物語自体は、トリックでは見事にだまされた。某人物が川に入れなかった理由というのが真実を知った後では余計に怖くなる。「残酷な揺り籠」は残酷な揺り籠という表現そのものが秀逸かもしれない。地震の後そんなに簡単に移動が可能なのかという難点はあるがストーリー・トリックともにまぁそこそこな感じで(上から目線でスマン!でもちょっと物足りない)で素直に読めた。二作とも共通の「妃」の魅力がちょっとわかりにくい。特に「残酷…」の時でさえファム。ファタール的魅力がある女性かというとそう伝わっては来ないのだ。妃の魅力が故の犯罪であるべきなのでそこのところが描き足りないのはトリックの良し悪重要なのではないだろうか?二篇をつなぐ形の「間奏」ともいうべき小品がいい。ファドを聴きに行ってみたくなる店だ。
2009.03.03
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2冊目はまるまる修行体験記といった感じ。文章が読みやすく、面白いのでいい。どうもBL作家さんのようなのだが、このエッセイ(体験記か)はそういう感じはミジンもないのでご安心を(笑)(いや別にBLに偏見はないつもりだし、もちろん名作もあるし面白かったものもあるんだけど現在ではやっぱりメジャーじゃないというか嫌悪感を持つ人もいるだろうからまぁね)今回の中ではアーユルヴェーダはちょっとやってみたい。予約とか取るの大変なのかな…近くにないかな?オススメ書籍不健全な精神だって健全な肉体に宿りたいのだ2
2009.03.02
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載っている本をほとんど読んでない…あまり作者言うところの「善良な読者」じゃないのか、と思う(笑)読んだのは「日本語練習帳」「永遠の仔」「模倣犯」「空想科学読本」「五体不満足」「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」41冊中6冊だ。確かに筆者がエンタメ系の本に不得手ということもあるのだろうが、私が普段読んでる本はなしし、読まないタイプの本ばかり載っている。書評というよりもベストセラー本の裏側的な話で、視点が変っていて面白い。確かにこんな本、そこまで売れる本なの?(私は読んでないよ?)っていう本あるんだよね。(私の趣味が偏っているだけかも)ちょっとはここに書かれているような本も読むべき?なんだろうか??趣味は読書。
2009.03.01
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