2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全32件 (32件中 1-32件目)
1
![]()
通勤時に途切れ途切れに読んでいるので何日もかかってしまった。未知の存在にYrrと名づけ、名前をつけたことにより存在感がでる…「はじめにことばありき」あるいは「言霊」みたいとちょっと思った。名づけただけで、詳しいことはあまり判っていないのだけど。相変わらず人はバンバン死んでいくし、スケールはでかいし専門用語は多い。いちいち説明はしてあるのでわかりやすいことはわかりやすいんだけど。一気に読みたいところなんだけどなぁ。なんだかトンデモ本な方向へ進んでいくんじゃないか?と心配だが、情報量が多く濃い取材をされている分トンデモ感がなく納得できる結果になりそう。 深海のYrr(中)関係ないけど、著者写真がめっちゃ男前!
2009.04.30
コメント(0)
![]()
デビルマンのアニメと違う原作に衝撃を受けたのが高校時代。永井豪の漫画はバイオレンス&エロティックで、濃密なので好き嫌いは激しいと思う。私自身、世代としてはデビルマン連載リアルタイムくらいだと思うが、当時少年誌をあまり読んでいなかったので(同世代ではやっていたのはチャンピオンだったと思う。「マカロニほうれん荘」とか「がきデカ」のころ)永井豪に関してはゲッターロボやデビルマンの原作者というイメージしかなかった。後に、「鬼」を描いたシリーズを読む機会があり、ストーリーの大きさ、表現の激しさはすごいと思う。迫力が違うよね。リアルタイムに「ハレンチ学園」系のものを未読だったが、読んでおけばよかったかも?エッチ系で避けていた(当時)「けっこう仮面」がかなりの漫画をパロディにしているということを聞いていたのだが、なかなか読む機会が無かった(さすがに図書館には置いていないし…)この本で「裁縫部009」のカットを見ることができたので自分としてはとても満足の一冊でした。のち、古本屋で「けっこう仮面」文庫本を立ち読み(めっちゃ恥ずかしかった…でも、これを買う勇気はもっと無かったので…)裁縫部009のシーン、しっかり読んできました。…当時の石森ファンがカミソリ送った、っていうのはわかるなぁ。今の大人の私なら笑って済ませるわけですが(むしろ面白かったし笑)
2009.04.29
コメント(0)
![]()
主人公が次々に面倒に巻き込まれていく…というシチュエーションコメディとして秀逸。どんどん積みあがる雑用(笑)、頼りない友人(頼りになるどころか用事を増やす)はたまたいきなり上京する家族、締め切り間近の難解なレポートを書く暇も無く…と、主人公が困れば困るほど(笑)面白くなってゆくもので。その雑務が一つずつ解決してゆくのもよし。学生生活も、こんなもんだよね、という感じで懐かしくも面白い。ここまで個性のある人はいなかったけど寮生活(ここでは県人会だけど)ってある意味大変だよね。 久しぶりで買おう,と思った本に出会った。
2009.04.28
コメント(0)
洒落た感じのするエッセイ…なんだけど「男は…した」と三人称で書いてあるのが、小説風。(内容が矛盾?しているところがあったりで、自分のことのみ書いているのではないんのだろう) 東京育ち
2009.04.27
コメント(0)
![]()
スポーツ小説のアンソロジー。「スポーツ小説」とはいえ、三島由紀夫は三島由紀夫らしいし(想像通り剣の話だった。美しい)、井上靖はやっぱりそれらしい話で、マジメな小説もたまにはいいやん?題名はゲーテ「ファウスト」より。(ミュンヘンオリンピック映画のほうかな?) 時よとまれ、君は美しい
2009.04.26
コメント(0)
![]()
姫川玲子シリーズ(目立つ名前だね)2冊目。前作「ストロベリーナイト」を読んでいないのでちょっと人間関係が判り辛いこともあったが、姫川がそこまでモテる理由がいまひとつ伝わってこなくて違和感。(年上の部下、よくわからない別職場の男、監察のおじいちゃんセンセ…モテモテですよね)人物像は面白く(日下氏はそう敵視するような人じゃないと思う。というか私は好きだ)また推理などストーリーはいい。キャラが立っているので、ドラマなど映像化するのもいいと思う。現実社会で虐待などのニュースを聞くたびに母性・父性ということを考えさせられるなぁ…
2009.04.25
コメント(0)
![]()
少々長い!それに最初はとっつきにくいのだが、読み進めていくと乗ってくる感じの話。作者がドイツ人で舞台がノルウェーということでなじみの無い地名・名前が出てくるかと思ったがそれほど違和感なく読めた。(日本人の名前がまともだったのも珍しい)登場人物が多くかつたくさん死んでしまう話なので(きっと中・下巻でもそうだろう!)一人の人に思い入れを持ちつつ読むにはちょっと向いていないかも。登場人物一覧はとても役に立った!!海底のゴカイ、クジラ、ロブスターと謎はあちこちに広がり、広がった風呂敷をどうたたんでいくのか、続きが楽しみ。深海のYrr(上)
2009.04.24
コメント(0)
![]()
エッセイ集。亡くなられてからまとめられたのかな?教養というものを感じさせる文章が心地よいのだが、これが最後のエッセイになるとはさびしい。茸の挿話(中には一度しか食べられないものもあるよ)、外国に住むと日本の湿気さえ自慢するところなどが面白かった。 心臓に毛が生えている理由
2009.04.23
コメント(0)
![]()
どちらも再読。「凍える牙」は家にあるんだけど「花散る…」は図書館本。何度も読み返すんなら買おうかな…「凍える牙」主人公が生き生きしているし、相棒のひねくれっぷりもいい。警察は男社会だと思うし(しかも体育会系)そこに生きる女刑事っていうのも話になりやすいのか、最近いろいろあるんだけど、このシリーズが一番「リアル」なような気がする。(柴田よしき「RIKO」シリーズはちょっといじめられすぎ、誉田哲也「姫川玲子」シリーズは理由も無くモテすぎ)最初はともかくラスト滝沢は音道を理解し評価しているのに彼女の方はそれに気づいていない。それは彼女が疾走し、滝沢がそれをフォローするというところから来ているのだが、そのあたり今後の話を読んだ後としてはなかなか深いものだと思う。ラストの疾走シーンは爽快感アリ。犬好きの人にはぜひお勧めだと思う。一気に読ませる力があり、読後感も良し。「花散る頃の殺人」短編集。音道が職場に溶け込んでうまくやっているのがうれしい(親の目線だねこれ)女刑事の日常、いった感じで大事件ではないがストーカーなどありそうな事件が描かれている。交通違反のもみ消しみたいなのって警察勤めだとやはり頼まれちゃうのかな?滝沢とチラッと会う(すれ違いくらいだが)場面があるのだが、これは作者のお遊びなのか何かの伏線なのかな?
2009.04.22
コメント(0)
![]()
OSが変った、というのにはちょっと共感…したような気になって、実は何も理解できていないのが現状なのだ。文章は平易でややこしいことを言っていないのにもかかわらず、私には少々難解かも。というのも実例に挙げられている本をそこまで読みこんでいないからだろう。樋口一葉あたりを読んでみたくなった。 大人にはわからない日本文学史…大人だからわからなかったんだ(…嘘)ついでにもう一冊「メイちゃんの執事」 (コバルト文庫)ドラマ化されたので娘が借りてきたもの。でも我が家ではドラマ見てなかった…コミック未読、ドラマ未視聴なんだけど「ルチア様」のイメージ山田優で読んでいたら全く違ってた。コミックのノヴェライズとしては文章もいいし、読みやすくてよかったと思う。
2009.04.21
コメント(0)
![]()
「守り人」シリーズはバルサの、「旅人」シリーズはチャグムの物語なのかな?順番でいけば「神の守り人」なのだけれど、文庫本がでていないし、図書館に無かったので旅人シリーズのこちらを先に借りてみた。「精霊…」以来、皇子でありながら異世界にかかわりのあるチャグムだが、今回は異世界とのあれこれというよりは国家間の争いにまつわる話となっている。新ヨゴ皇国、の元であるヨゴ皇国がちらっとでてきたり、「虚空…」の舞台となったサンガル王国、同じく「虚空…」で話に上ったタルシュ帝国など、チャグムの世界もどんどん広がってゆく。それに伴い彼の皇子としての幅というか、人間の器のようなものが成長したと思う。父帝とチャグムがわかりあえないままなのだが、このあたりは今後どのように発展していくんだろう?と、とても楽しみ。シリーズものにはよくあることなんだけど、登場人物が成長しているのがうれしい。次の本借りなくっちゃ。蒼路の旅人
2009.04.20
コメント(0)
![]()
文章がとても読みやすいし、街に住みながら自然に親しむ姿は魅力的。子供の頃の話もよし。特にアウトドア系や昆虫系の話は面白かった(ダンゴムシを落とす話など)日本語を母国語としない人が書いたとは思えないほどいや逆に母国語で無いからこそ繊細なのか。自分は短歌など詠めないし(汗)空からきた魚
2009.04.19
コメント(0)
もう一冊、しょーもない本。漫画というよりもネタ本。ショーモナイのだけれど思わず笑ってしまう。こういうのはキライじゃないよ(笑)
2009.04.18
コメント(0)
![]()
ちらっとページをめくって、簡単なオヤツの作りかたかな?と思って借りたもの。…どうも期待はずれ、でした。オヤツの作り方は書いてはあるものの、「蒸しパン(蒸しケーキだったかも)と生クリームをラップにくるんで冷蔵庫に」とか「芋をつぶして芋羊羹。塗りのお皿に入れたらおしゃれ」とか、「インスタントコーヒーをちょっとの水で溶かしてサイダーに入れる(不評だったらしいが)」、わざわざ本を読んでまで作るもんか??といったレシピ。あとは…筆者が好きなものについてだらだら書いているだけ!映画とか歌手とか、お取り寄せモノとか、その他身のまわりのことについての普通のエッセイ。(全く普通の日常なんだなこれ)こういうのって文章力があるか、内容が奇抜か、筆者自身がカリスマか、で読むものだと思うのだが、この本は全くどれからも遠い印象で、どこがいいのやら全く理解できない。なんだか日本一有名なアイドルか誰かが書いているような文体なのもどうも…。(筆者が何かの分野ですっごいヒトなのかな?と検索をかけてもなにもひっかからないんだけど…)レシピのほかも、お取り寄せも普通に有名店ものだし(筆者が開拓したお勧め!ならともかく)映画もマイナーなものでなく普通にヒットした有名作品。いまさら紹介するようなもの?という感じを受けた。あとね、映画を「a画」と書くセンスが理解できないし。私には合わない筆者だったな、と。…ひさしぶりにボロクソな感想、でした。
2009.04.18
コメント(0)
![]()
連作短編集。就職しそこなったトカチこと石狩くんが謎の占い会社に拾われて…という設定。厚化粧のオバサンに「あたしは時を越えて過去を見てきたのよ」みたいなことを言われるのでちょっとSF?と思ったが、 ちゃんとしたミステリなのだった。きちんと論理的な解決があるところがすごい。あと、題名がパロディなのでユーモアミステリなのかと思ったけど、軽いコージーミステリでとても良い。優麗センセも他のキャラも濃くて魅力的。(ちょっと典型的なキャラかもしれないけど)シリーズ化するといいなぁ。 謎の転倒犬ちなみに章題とその元小説「時をかける熟女」→「時をかける少女」(筒井康隆)「まぼろしのパンフレンド」→「まぼろしのペンフレンド」(眉村卓)「謎の転倒犬」→「なぞの転校生」(眉村卓)「狙われた学割」→「ねらわれた学園」(眉村卓)「七セットふたたび」→「七瀬ふたたび」(筒井康隆)なつかしのNHK少年ドラマシリーズ、がたくさんある…
2009.04.17
コメント(2)
![]()
舞台が広がってゆきまた新しい国の物語。チャグムが父の代理として外交している。お供がシュガなのもうれしいところ。チャグムが成長していて、他国の人ともうまく付き合っているのがいい。。登場人物の成長を見守っていくのは好き。(親の目線だなぁ)サンガル王国の女性たちがいい。今後また、第二王子(即位した新王は影が薄いので…)とか女性たちとチャグムたちの話など広がっていくといいな。虚空の旅人
2009.04.16
コメント(0)
![]()
一冊丸々「イシュトヴァーンがいきなりパロへやってきてリンダに求婚するの巻」一応「初恋の人」だったりするわけだが(何巻くらいの話だったんだろう…)「三年待って」といわれていたのにさっさと結婚してしまうのもどうかなとかは思ってたけど、八年前(ああ、物語の中では八年しかたってないんだ!)の約束を元にやってくる男(笑)リンダ個人の幸せ?としてはイシュトに攫われて行っちゃう方がいいのかもしれないけど。他の結婚相手がいまひとつだし…マリウスの女ったらしぶりとは一味違うイシュトの口説き方はよし。あとがきの黒衣談が面白かったが(表紙絵のリンダは喪中にしてはちょっと色っぽすぎなドレスかと思うが)、作者の体調がやはり心配。アニメ版も始まったことだし最初の方また読んでみようかな?(全巻読み返しは無理!だけど)アニメ絵はなんだかかわいらしすぎて、聖双子の神々しさ?なんかは全く無いようで、ちょっとビミョーな感じですが。グインはいいけど。(「グイン」の発音、思ってたのと違って違和感!)黒衣の女王
2009.04.15
コメント(0)
![]()
副題?「A Lollypop or A Bullet 」がタイトル欄に入りきらなかった…直木賞作家、桜庭一樹の本を読むのは二冊目だが、こっちの方が好きかな?もともと富士見ミステリー文庫でいわゆるラノベとして出されていたものだが、ラノベにしては重いだろう(でも設定とか登場人物とかはラノベ的だと思う…)表紙絵を見ると、富士見版は萌えアニメキャラ的な(ちぃ、みたい)絵柄なので、これで手にとって読んだら詐欺なんじゃ?とも思う(笑)天然不思議キャラの転校生(美少女)、ひきこもり、虐待と、ありがちなような題材を切り口を変えて力わざで新しいものにした感じ。インパクトは強い。文章も読みやすい。少年少女の描かれかたに対し、大人が紋切り型というか浅いのは視点が少女にあるからだろうが、ちょっとなんだな…(と思うのは自分が大人、だからだろう)自分の力を過信しまた力のなさを思い知る、中学・高校生くらいのころに読みたかったかも。すっきりする読後感ではないが、思春期の不安定さ加減を感じることができると思う。 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
2009.04.14
コメント(0)
![]()
エッセイ。脚本家として活躍し、横綱審議委員、はては大学院で学ぶというパワフルな?筆者である。もしかすると作品は「ひらり」位しか見たことがないかもだけれど(そういえば「ひらり」は相撲もでてましたっけ)読みやすくて面白かった。なめないでね、わたしのこと
2009.04.13
コメント(0)
![]()
ちょっと装丁が「白夜行」(東野圭吾)に似ているな、というのが第一印象。ブックモニターで手に入れたので、文庫本ではなく、ちょっと持つのが重いな…と思いながら読み、実際内容も重かった…見事な構成で、一気に読まされてしまう。-44章から始まり、0章(事故の瞬間)に向かってカウントダウンしていく章数がまた0からカウントアップしてゆく。とてもユニークだと思った。小さなエゴが重なって起こる事故はどの一つが欠けていても起こらなかったかもしれない悲劇を生んだ。いわゆるバタフライエフェクト、といえるかも。冒頭に悲劇提示されているので、読者はそれを頭に入れたまま読まねばならないのが、悲劇の内容が内容だけにちょっと辛いかも(子供が犠牲になる話は嫌だな)事故後、被害者家族が事故原因を追い求めてゆく形式なんだけど、犯人?がわかっていっても(読者には最初から提示されているわけだけど)すっきり感がなく、犯人に対する毎にもやもやとした嫌な感じが残る。犯人を求めて、めでたしめでたしとはいかないのだ。読後感は悪いが、心にもやもやとした何かを残すことがこの本の主題なのかもしれない。と、なればもやもやのままで終わった方が…ラストの旅行シーンで「癒された」のような部分は蛇足のような気もする。でもこれがなかったら読者はどうしようもなく重っくるしい気分のまま放置されてしまうんだろうけど。ちなみにこれが白夜行白夜行背表紙はもっと似てる(笑)まったくのペーパードライバーだった私なのだが、最近必要に迫られて息子の送迎なんぞをやっている…ので、車庫入れのできないお姉さんには同情…でも逃げちゃいかんね。(自分も!)
2009.04.12
コメント(0)
![]()
どうも図書館にそろってはいないので(買えばいいんだけど…)ぼちぼちと借りている。文章のテンポがよく、また内容もとても面白い。(小説の方はまだ未読だけど…)ご本人もさることながら弟君のキャラクターがいい。温泉に行って遭難…体力系姉弟ならではの逸話なんだろうな。姉弟のみならず、一族みんなが超体育会系…ここに嫁に行ってしまったらついていけないだろうな…2巻、「八丈島の…」は即答できました(そういう世代だな>自分)「はじめてのぱそこん」(←違)のところ、面白かった。こういう時代だったんだなぁ、とあと十年後くらいに読んだらまた面白いかも。
2009.04.11
コメント(0)
![]()
どうも図書館にそろってはいないので(買えばいいんだけど…)ぼちぼちと借りている。文章のテンポがよく、また内容もとても面白い。(小説の方はまだ未読だけど…)ご本人もさることながら弟君のキャラクターがいい。温泉に行って遭難…体力系姉弟ならではの逸話なんだろうな。姉弟のみならず、一族みんなが超体育会系…ここに嫁に行ってしまったらついていけないだろうな…2巻、「八丈島の…」は即答できました(そういう世代だな>自分)「はじめてのぱそこん」(←違)のところ、面白かった。こういう時代だったんだなぁ、とあと十年後くらいに読んだらまた面白いかも。
2009.04.11
コメント(0)
![]()
正直、逆転の発想とでも言うべきトリックには驚いたが、それを成し遂げるだけの動機が微妙。そこまでの精神力のある犯人、というのがいまひとつ伝わってこない。また、被害者もただ独善的な人物に描かれているが、そこまでしょて執着する理由がイマイチ弱いかも。人の心って、そう決めたからって(契約したからって)割り切れるものでもないでしょ?とか思ってしまう。内海薫はドラマ版とはイメージが違うし、違うのなら別の刑事でいいんじゃないのかな?ドラマ版よりも落ち着いていて賢く、また草薙さんは今回恋していたから?お馬鹿になってしまった気がする。福山雅治の歌のところの「お遊び」はいい。こういうのを探して楽しむのがファン心理というものだし。聖女の救済
2009.04.10
コメント(0)
![]()
第四回ホラーサスペンス大賞受賞作。サスペンスはともあれ、ホラーというよりもところどころグロテスクなので注意。発想がとても面白くまた今日的だと思った。携帯やら通話料無料やら、ありそうなことから飛躍した事件になるのは面白い。日常に潜む闇、的な話だと思って読んでいったら、こうなるか?!と、いろんな意味で裏切られた感じはある。ラストがいまひとつすっきりとはこないのだけど、これ以外どういう落としどころがあったのかというと疑問なので、この結末でいいのかな。
2009.04.09
コメント(0)
![]()
エッセイ集。酒飲みのグルメ的なおいしい話…と思ったら全くそういう傾向ではなかった。エッセイを書くのは嫌い」とおっしゃる作者だが、この本はエッセイには違いないのだしまたなかなか面白い。身の回りのことをたらたらと書くのを軟派なエッセイとすればこれは社会的なメッセージを描いた硬派なエッセイだと思う。こういうのもまたよし。
2009.04.08
コメント(0)
![]()
娘が友達から「この本いいよ~」と借りてきたもの。で、本人は文章の癖が気になって気になって気色悪いので読んでみて…、と、いう訳で読んでみた。この作者初読みだが、小説というよりもシナリオかなにかのようななんだか読みにくいというか物語に入りにくい文体が独特。書評を見ていると「文章が平易で読みやすい」という評がいくつかあってちょっと驚きなんだけど。確かに難しい文章というわけではないんだけど、読みやすいとはいえないと思うんだよね。サクサク読めるといえばそうだし。(正味1時間以内に読めてしまった)文体に引っかかって読みにくいといえば読みにくい。例えば、地の文の中で現在形と進行形の時制が混ざるのがちょっと気持ち悪かったり。「○○は困惑した。…していた。…と思った。…驚く。」みたいに。後、同じ語尾が延々と続くのは文体的に狙っているのかどうなのか?「…した。…見た。…た。」脚韻みたいに重ねているわけでもなさそうだし、娘が引っかかったのはそこらへんらしい。確かに文章が気持ち悪い…設定は面白いのだから、少年漫画の原作にでもすれば話が生きるかもと思う。人体実験的な「自殺スイッチを無理やり持たされる少年少女」という設定の重さに対して文章が軽すぎるし、黒幕氏のやりたいことが伝わってこないし、ラスト救いがないし…読後感はよくない。でも人気作家なんだよね、この方。若い子にはいいのかなぁ…スイッチを押すとき
2009.04.07
コメント(0)
![]()
映画「感染列島」のノヴェライズ本ではなく、アナザーストーリーのような位置づけの本。ここのところパニック物の中に感染モノって多くなっていて、「ホット・ゾーン」(リチャード・ブレストン、エボラ出血熱)とか「アウトブレイク」(ロビン・クック、エボラ出血熱)「夏の災厄」(篠田節子、日本脳炎)あるいはこの前のドラマ「ブラッディ・マンデー」のように、ちょっと食傷気味かも。(好んで読むからかもだけど)この本は、映画関連の小説ということを割り引いても、感染モノとしてはいまひとつ。いろいろ組み合わせているのはよいのだが、その分、間延びした印象を受ける。感染経路や条件など、面白い発想なのに残念。吉村達也、読みやすいのになぁ。
2009.04.06
コメント(0)
![]()
以前読んだことがあるのに、題名を覚えていなくてまた借りてしまった(笑)長いけれど一気読みパターンの本である。中学校の修学旅行先の京都で少女が失踪。京都市内をグループで自由行動って、いつごろからあったのかな?(近所の中学でもその方式だ。自分たちの頃は、中学は全体行動で、高校の修学旅行がグループ自由行動だったなぁ)京都に土地勘があるので京都舞台の話はちょっとうれしいんだけど、失踪事件こそ京都だけど、現在の舞台は東京でちょっと惜しいかな?20年後にそのクラスメイトに次々と奇妙な事件が起こるのだが、その失踪事件に関係あるらしい…、と始まりからぐいぐい引っ張られてゆく感じ。人の「悪意」とか「恨み」とかをうまく描写しているとは思う。一気に読ませる力はあるし、細々とした事件の盛り込み方もいい。この長さに対して、ラストがちょっとあっさりというか物足りないのは惜しい。で、題名の「激流」。文中に京都で雨が降って鴨川の水量が増して、っていうのがあるんだけど、確かに鴨川って街なかの川だからのんびり流れているように見えて、山に雨が降ると思ったよりも激流になるんだよね。そこのところを人の心とかけている題名なんだろうな、と。
2009.04.05
コメント(0)
![]()
三冊目。今回は学園祭。学園モノに学園祭は欠かせない(笑)このシリーズにおいては真美子の男装は欠かせないのと同じく、男子校の学園祭では女装(というか演劇においての女役)が欠かせない…、とまぁ安易なシュミの方向へ行ってしまうのは…まぁアリ、なんだろう(こういうのキライじゃないからまぁよし)三冊目にして新メンバー加入?…五行の人だとは思うんだけど今回限りなのかな?【古本】風水探偵タケル 四三の外法/六道慧
2009.04.04
コメント(0)
![]()
某作家(エチケット?としてあえて伏せる)の別名ではないかという中田永一氏の恋愛短編集。推定某氏(笑)の作風そのままの、せつなさ、懐かしさなどが堪能できる。小梅がよかったなぁ。以下自分的メモ「百瀬、こっちをむいて」…美男美女カップルと僕ら。鬼灯「なみうちぎわ」…眠り姫または人魚姫「キャベツ畑に彼の声」…センセイとワタシ「小梅が通る」…ホントウのワタシがわかるのは?
2009.04.03
コメント(0)
![]()
シリーズ2冊目。富士見ミステリー文庫なせいかサクサク読めるんだよねこれ。(病院の待ち時間にぴったり)「眠り病」に襲われる人が多発して、タケルが依頼を受け、という形で事件に巻き込まれる。今回の霊獣は玄武。結構美少女で雪彦の反応がイマドキでちょっと時代が…(大正ロマン推理ではなかったか笑)非時香果(ときじくのかぐのこのみ)ってたしか橘だったよね。 【古本】水魔の都/六道慧
2009.04.02
コメント(0)
![]()
連作短編。異能な姉(見たくないものも「見える人」、しかも薄幸の美少女だ)を妹の目から懐かしい(?)時代を背景に描いている。昭和三十年代初め、みんな貧しかったけれど、他人の面倒を見たりいい意味での深い近所づきあいがあって、いい時代だったんだろうな(「三丁目の夕日」の時代だよね)貧しくても、ミシンを購入することを「産業革命」というように、明るく生きる家族がいとしい。「異能な故に迫害される」というパターンにならなくてよかったのだが、底に流れる哀しみのようなものが時代とともに切なさを感じさせるのだろう。続編も読みたい。 わくらば日記
2009.04.01
コメント(0)
全32件 (32件中 1-32件目)
1


![]()