星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

PR

プロフィール

星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2023.06.02
XML
 「Vesak Day(ヴェサック・ディ)という世界中の仏教徒にとって大切な日を来星してから知り(シンガポールは1955年からこの日が祝日)国によって祝日の日が違うようですが、シンガポールは今年は今日が祝日です。日本ではお釈迦様の誕生は4月8日とされていますが、ヴェサック・ディはお釈迦様の誕生、成道(悟りを開いた日)、入滅(亡くなった日)の3つを合わせた神聖な日で、シンガポールでは旧暦の最初の満月の日と決められているため毎年この祝日の日は違います。



 昨年11月から今年3月まで
「ACM(アジア文明博物館)」で開催されていた お釈迦様や仏教についての展覧会「Body & Sprit」を1月に見に行き、1898年にイギリス人のウィリアム・ペッペによって発見された「Piprahwa(ピプラワ)仏舎利塔」の中にあったキラキラと輝いている秘宝を初めて見ました(ピプラワはお釈迦様の生誕地から近い所にあるそうです)が、 実は秘宝よりも驚いたのは仏像の「手」に込められた深い意味で今更ながらに仏教の奥深さを感じました。



 タイでは
長い瞑想の後のこの 座像と手のポーズが一般的なようですが、右手が地上を指している意味がパネルで説明されていて「お釈迦様が地上の女神に彼の悟りを乱そうとする悪魔をマーラ軍によって打ち破る手助けの証言をお願いする」というような事が書かれています(訳が今一つですが💦)ちょっと私には難解です。



 左の立像で上げた右手の意味は「Fearlessness(勇敢)」、右の座像で左手を下に右手を乗せたよく見るこのポーズの意味は「Meditation(瞑想)」です。他にもいくつかパネルで紹介がありました。

 敬虔な仏教徒であればこの「手」の意味は当然知っている事なのだと思いますが、宗教心の薄い私には大袈裟に言うとカルチャーショックでした。因みにシンガポールは多民族国家で宗教も仏教、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教など多様でお寺、教会、寺院が数多くあり観光名所にもなっていますが、日本に比べても熱心な信者が多いという印象です。今日は近くのお寺に行ってちょっと様子を見て、夜は満月を見上げてみようかなと思っています。












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.06.02 11:42:15
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: