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2007.10.18
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デュランタ も「 北米原産シオンの1種 」も一生懸命?咲いているのだが、来る虫達は何時も同じ。ネタ切れになってしまった。

 何か居そうな芙蓉の葉裏にいたのは掲載済みの キイロテントウの幼虫 だし、最近になって新芽が出て来たトベラには、目を皿の様にして調べたが、アブラムシ一匹居ない。土に直に置いた植木鉢の下を見れば、屹度、トビムシやオカダンゴムシ、うまく行けばオオミスジコウガイビル等が居るかも知れないが、余り気をそそらない。

 そうこうしている内に2日も経ってしまった。仕方ないので、昨日撮ったホソヒラタアブの空中静止の写真を出すことにした。


空中静止するホソヒラタアブ1
空中静止するホソヒラタアブ.その1(2007/10/17)



ホソヒラタアブ には既に3回も出演を請うているので本当はもう出したくない。それでも出さざるを得ないのは、やはり芸のある虫と言うことか。一方では、それだけ我が家の庭に何時も居る虫と言うことでもあろう。

空中静止するホソヒラタアブ2
空中静止するホソヒラタアブ.その2(2007/10/17)



 以前、幼虫の餌になるアブラムシが少ない夏にはヒラタアブ類は居なくなるのではないか、と書いた。確かに7~8月は、我が家では全くヒラタアブ類を見かけなかった。それが9月になるとまた現れ始めた。

空中静止するホソヒラタアブ3
空中静止するホソヒラタアブ.その3(2007/10/17)



 しかし、少し離れた林や藪のあるところでは夏の間も活動していた。と言うことは、夏になると草本に2次寄生しているアブラムシやその他の小昆虫の多い草むらへ移動し、秋になるとまた戻って来る、と言うことだろうか。オオクロバエ等とは規模が違うが、ヒラタアブ類も一種の避暑をするのかも知れない。

空中静止するホソヒラタアブ4
空中静止するホソヒラタアブ.その4(2007/10/17)



 もうかなり秋めいて来て、ホソヒラタアブも晩秋や早春の様に、当て処もなく彷徨っている様に見える。こう言う個体は何時も雌である。産卵の為、幼虫の餌になるアブラムシを探しているのだと思うが、今活動している個体が産卵しても、その卵が冬までに成虫になれるとは思えない。仮に成虫まで成長出来ても、最早、越冬に必要な栄養を摂ることは難しいに違いない。

 今産卵しているキチョウも同じで、この時期のこれらの虫達の母親は空しい努力をしている様に見える。

 しかし、これも自然の摂理と言うものであろう。







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最終更新日  2007.10.18 17:03:31
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