猪突猛進ダンサー日記

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chiichan60

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May 16, 2012
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カテゴリ: 旅行記

昨日は日本美の凝縮空間の一つ

老舗料亭、竹茂楼のお部屋を紹介しましたが、

今日は京懐石の紹介です。

和食のもてなしの空間には茶の心が生きています。

ちょうど訪れた日は葵祭の前日でした。

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端午の節句の季節にふさわしい

床の間のお軸、兜、菖蒲の花が飾られた

室礼の行き届いたお部屋で

お料理にも季節感が漂います。

食前酒の杯には「花」の文字が。

粽(ちまき)には若狭の春さばを焼き鯖寿司にして巻いてあります。

白い団子状のものはユリ根。その横にはエビとオクラ。

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料亭の花といわれる斬新な絵柄の漆椀のふたをあけると、

美濃吉伝承の秘伝の鯉こく汁が。

皮一枚残し、骨切りし、低めの油でさっくり揚げ、くさみが抜けた鯉が

だしのきいた白味噌にからんでとても美味しゅうございました。

ミョウガとの相性も絶妙です。

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カツオのたたきや鯛のお刺身とともに

ワサビの葉っぱもすべていただきました。

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伝統京野菜の伏見唐辛子、玉ねぎ、揚げレンコンには

山椒味噌がはさんでありました。

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京料理といえば川魚料理。

小鮎は骨が柔らかく、頭から丸ごと食べられます。

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お部屋でもう一度、若鮎に火を入れて仕上げてくださいます。

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蓼酢(たです)や山椒味噌につけていただきます。

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旬の筍は朝堀りの京筍。

「特選牛ロースと春野菜鍋」は人気のメニューとか。

京のうまだしに、肉汁がまじり、京筍、京芹(せり)、たらの芽に

うまみがしみて、花山椒がたっぷり入っています。

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湯葉とえんどう豆いりのご飯。

鰻は山椒と煮てくさみをとり、京漬物の横にさりげなく。

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最後に和のスィーツが出ます。

アイスクリームにまで黄な粉がかけてあります。

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そしてお抹茶を「一服どうぞ」

 どうですか?

京懐石を堪能できましたでしょうか?

明日は平安神宮で出会った動植物についてです。






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Last updated  May 16, 2012 10:27:39 AM コメント(2) | コメントを書く


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