猪突猛進ダンサー日記

小学２年生のポコちゃんは

夏休みの宿題に読書があります。

先日ママと本屋さんに行って買って来ました。

野坂昭如原作、高畑勲監督

徳間アニメ絵本「火垂るの墓」－ほたるのはかー

と

ほねほねザウルス

「アシュラとりでのほねほねサムライ」と

「ティラノ・ベビーとミラクルツリー」

です。

「火垂るの墓」をポコちゃんとペコちゃんは熱心に読んで

それぞれが感想を言ってくれました。

小学校２年生のポコちゃんは

「B29から爆弾を落としたアメリカは悪い。

テレビで見たけど、風船爆弾を飛ばした日本も悪い。

どっちも戦争をしたので悪い。

戦争はいやだ。」とのこと。

保育園の年中さんのペコちゃんは

「あのね、昭和２０年にね、空襲でお母さんが死んで

ペコと同じ４歳の節子が食べるものがなくて死んじゃって、

お兄ちゃんも死んで、お父さんも死んで、

みんな死んじゃったんだよ。

節子はね、小石をご飯やと思ってどうぞって言ったんだよ。

小さなスイカを一口食べて死んじゃったの。

可哀そうだね。」とのこと。

２人は私達がいつ生まれたのかと尋ねました。

そしておおばあばは戦争のずーっと前に生まれて

戦争が終わっても長生きしているので

良かったねと言いました。

無邪気な幼子たちの会話を聞いていると

この子たちに「火垂るの墓」と同じような体験を

二度とさせてはいけないなと強く思うのでした。