Gゼミ塾長日記

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2010.09.21
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カテゴリ: 時事問題について
この前、書いた記事
ひろゆき氏の意見
民主主義は時代遅れ? について

実はこれとものすごく似た意見が
主張された時代がありましたよね

1929年、世界経済を引っ張っていたアメリカで
株価が暴落、世界中に不況が広がった
いわゆる、世界恐慌

あの時も、当時、社会主義で統制経済だったソビエトは
世界同時不況の影響を受けず
「これからは、自由主義でなく、国家が経済など統制すべきだ」
という意見が世界に広がっていきました

ドイツがヒトラーを中心に国民生活を統制し
全体主義の体制を確立
そういった国家が力をつけてくるのを見た日本で
「やはり時代は自由主義でなく、全体主義だ」
という意見が広がり
「バスに乗り遅れるな」という言葉が流行
日本でも国家が国民生活を統制する体制ができあがっていった時代

はい、戦前の日本のことですよね

当時も、日本国民は国家の方針の下
多くの我慢を強いられたわけです


・世界的な不況
   ↓
・そんな中経済統制の国家が順調に成長
   ↓
・国家の発展のために国民生活の一部を制限せよ
 という意見が出てくる


あらまあ、これこそ『いつか来た道』そのもの

こういった状況で国内の保守派
特に過激な排他主義を唱える人たちが
国民から支持されるようになってきたら
いよいよ、『歴史は繰り返す』となります

もちろん、当時は軍部の発言権が強く
天皇の統帥権をたてに政治に口出しをしていたという
現在と状況が違う部分も多々ありますから
単純に比較はできないですが

歴史から学ばないと
同じ不幸を繰り返すことになる

これは金融バブルに浮かれたアメリカが
不況を世界にまき散すという悪夢が
再び、繰り返されたことからも明白だと思います

「愚者は経験から学び
 賢者は歴史から学ぶ」


やはり、歴史を知ることは重要
ひろゆき氏のブログを見て
そんなことを考えました

※ただ、個人の尊厳と平等思想が行き過ぎて、国民全体にとってマイナスをもたらしているという意見は、すべてではないですが、同感でる部分があります。





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最終更新日  2010.09.21 22:39:25
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