▼ぴあのカテゴリ 0
- 0
▼おうちカテゴリ 0
= 0
▼わんこカテゴリ 0
_ 0
▼アウトドアカテゴリ 0
__ 0
▼その他カテゴリ 0
全77件 (77件中 51-77件目)
朝起きて、居間に足を踏み入れると、そこは春の陽気であった。「だ、誰?ストーブを消し忘れて寝たのは!」と慌ててストーブの電源を見れば、きちんと消されている。つまり、暖房器具無しの状態で5月の陽気を感じさせるほどの暖かさだったのである。こんな日はピアノ日和、昼間から楽しくピアノに向かわないとね、と思いきや、結局、ピアノに向かえたのは夜であった。休日なんてこんなものである。幸い、昼間の暖かさのかけらがピアノ部屋にも残っていたのか、暖房無しで静かに静かにショパンの前奏曲第17番に取り組む私がいたのであった。曲の雰囲気からいって、夜には似合わない穏やかな陽射しを感じる曲であるが、エキサイトせずに「穏やかに」練習できる曲といったら、この前奏曲第17番と、そしてバッハくらいしかなかったため、まぁ仕方がない。さて、時間はさかのぼるが、この日の昼間、予想はしていたものの、ダメ押し的なメールが私の元にやってきた。■本当に今更だがリストのクリスマスツリー楽譜は入手できずもともと楽天の楽器店などのショップでは取り扱っていなかったため、ama*onにて「4~6週間後に発送」という表記に期待して注文したリストの「クリスマスツリー」曲集の楽譜。コレを注文したのがちょうど2ヶ月前、つまり11月16日であった。しかし、1ヶ月が経過しても「いまだ入手できていません」のメールが届いたきり、そのまま音沙汰無し。こうして、クリスマスは過ぎ、更に年は明け、今日になって「残念ながら入手できません。」のメールが届いたのである。ショックはそれほどなかった。版元では既に取り扱っている様子はなかったからである。ただ、ama*onの取引先のどこかで在庫が残っていたら、という甘い期待があったことは確かだ。これで私の長きにわたるリスト「クリスマスツリー」との葛藤は、ここに幕を閉じたのであった。ふぅ、随分と引きずった話題となってしまったものよ。■ワンコがいるピアノ生活を目指して夕方近くになって、車で世田谷まで走る。というのも、駒沢公園近くにレトリーバー専門ショップがあるというのだ。実は今年の「たくらみバトン」にも記載したとおり、我が家族の目標はワンコのいる暮らし(個人的には+ピアノである)。で、その目標に向かって少しずつ走り出したわけだ。何日もかけて話し合い、我が家族のパートナーはゴールデン・レトリーバーとなる予定である。家族はそれでもまだ「ハスキーがいい」とだだをこねる。でも、世話のほとんどをするのが私となれば、私の意見も強く取り入れてもらわねばならない。というわけで、「ゴールデン・レトリーバーかコーギー、これ以外譲れない」と、しばらくの間、我が家には冷たい空気が流れていたのであった。今回訪れたショップは「アイアンバロン」というショップ。ところが、店舗に駐車場がないため、駒沢公園の駐車場に車を停め、テクテクと歩きながら駒沢公園内を散歩がてら、店に向かうしかない。10分ちょっと歩いてようやく店に到着した頃にはすっかり暗くなっていた。そして、「一緒に暮らしたら、あぁ、これも欲しいな、あれも買わなくちゃ」とすっかり「いぬばか」状態。しかし、現在は今すぐ買っても役に立たないため、携帯ストラップとステッカーを買うだけに終わったショップ散策であるが、その後、お店の人とちょっと話をさせて頂いた。なかでも私が気になったのはワンちゃんの「音響シャイ」という症状だ。つまり、、ワンちゃんによっては花火や雷の音に強く反応し、パニック症状を起こしてしまうことがあるらしい。ということは、ピアノの音はどうなのだろう。心配になった私は、「ピアノは大丈夫なのでしょうか」とそれとなく聞いてみる。すると「あっ、それは大丈夫ですよ。鳴っている方向がきちんと目でみて分かるものは、特に問題ありません」とのことで、ほっと一安心。でも、人それぞれという言葉は、ワンちゃんにも当てはまるため、犬それぞれなのかもしれない。それでも、なんだかちょっぴりウキウキ気分である。あぁ、まだ見ぬ我が家のワンちゃんのために「子犬のワルツ」はしっかり練習しておこう。固く心に誓ったふゆのほしであった。(ちょっとちょっと、ゴールデン・レトリーバーって子犬じゃなくて、どう考えても大型犬でしょうに)・・・・・・・・・って、その前に、かんじんの家はどうするの??(深きためいき)呑気に回転寿司で寿司なんて食べてる場合じゃないよ。節約節約!結局、目標途中で挫折しました、なんて言葉をこの場で書く羽目にならぬように。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(夜間練習ゆえ、静かに静かに・・・)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンドアルマンド:弾きこみ段階。クーラント:サラバンド:数回通して弾いて今日はおしまい。細かな練習はまた翌日に。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17#16:夜間練習につき出来ず・・・#17:先日とりあえず最後まで譜読みしたうえで42小節まで重点的に譜読みし、そのなかの苦手箇所19-27小節を特に丹念に練習したのだが、今日もまずはその部分を復習したうえで、最後までじっくり譜読み。中間部も一見譜読みしづらいと思いきや、規則性がある進行なのでそれさえ慣れてしまえばなんとかいけるか!
Jan 15, 2006
コメント(14)
クリスマス5日前ということもあって、居間に飾ったクリスマスツリーのライトを点灯し始めた。ピカッピカッと光る瞬間、壁に飾りの一部が大きな影となって映る姿がなんとも妖しげである。さぁ、気分は盛り上がってきた。しかし、11月16日に某巨大通販サイトで注文した、あのリストの「クリスマスツリー」の楽譜はいまだ届かない。「4週間前後からのお届け」ということで、12月17日以降に何らかのアクションがあると思われたのだが、いまだ連絡は来ず。品切れだったら、もっと早くに連絡があっても良さそうなのだが、それすら無い。あぁ、クリスマス目前、私はただただ待つしかないのか。これは、まさしく喜怒哀楽の「哀」である。◆ ◆ ◆ ◆ ◆ところが、リストの「クリスマスツリー」が掲載された輸入楽譜をようやく発見した。リスト集のなかの1冊なのだが、これが、5000円overとちょっとお高い。もし、上記サイトから正式に品切れ連絡が来たら、これを手に入れることも考えよう・・・とは思っているが、「クリスマスツリー」の他に収録されている曲が、別段、私にとってはあまり興味をひかない曲ばかりゆえ、クリスマスツリーだけのために5000円を払う勇気が、私にあるか、どうかであるが。これは喜怒哀楽の「喜」(半分「哀」)といったところか。◆ ◆ ◆ ◆ ◆さて、12月20日から、楽天ブログの携帯版が大幅リニューアルされた。つまり、これまでは携帯電話から楽天のブログにアクセスした場合、日記を閲覧することは出来ても、コメントは一切観ることも出来ず書くことも出来なかった。しかし、今回のリニューアルで、ようやくコメントの閲覧・投稿が出来るようになったのだ。既にご存じの方も多いと思うが、これはかなり嬉しい。外出先などでも、ちょっとした空いた時間でコメントを書いたりすることも出来る。皆さんもジャンジャン書いてね(爆)帰省シーズンのお正月前に、このような対応をしてくれた楽天スタッフの皆さんに感謝感謝!である。というわけで、これは喜怒哀楽の「楽」?◆ ◆ ◆ ◆ ◆さて、最後はとっておきの「怒」であるが、夜、なにげなくテレビを観ていたら、無視できないニュースが飛び込んできた。「日立製洗濯乾燥機の一部に火災の恐れがあり、早急の修理が必要です」な、なぬ!!その該当型番に覚えがある。これはまさしく我が家の洗濯機ではないか。2002年夏に買った日立の「白い約束」洗濯機にて、ヒーターのリード線が断線する可能性があり、場合によれば火災を引き起こすという、とんでもない内容である。ちょ、ちょっとちょっと・・・勘弁してくれ。当分洗濯できないのか?と思いきや、乾燥機能と温風脱水を使わなければ、特に問題は無いという。乾燥機能付きの洗濯機を買っておきながら、これまで乾燥機能はほんの数回しか使用していないため、はっきりいって宝の持ち腐れとなっていたが、こんな爆弾まで抱えていようとは。なにはともあれ、すぐに連絡し、修理してもらおう。1日のなかで、泣いたり笑ったり怒ったりと、まぁ忙しいものだ。ここ数日、ずっと話題にしていたバッハのフランス組曲も、とうとう譜読み開始。新しい曲を音にする時のあの瞬間って、やっぱり何ものにも代え難い「幸せ」だ。まぁまた詳しいことは後日にでも、ぼちぼちと語ることにしよう。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】本日のメイン練習●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15,#16ab#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#15(3指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #22,#23#22:左手のための練習(右3-4トリルも鍛える)。本日で終了。#23:音型に合った腕と手首を使う練習。16~23小節の進行がスムーズでないため、部分練習。●バッハ シンフォニア #10~#15#10~14:おさらい#15:数日様子をみて安定して弾けていたら終了。●バッハ フランス組曲第1番 アルマンドシンフォニア15番が安定して弾けるようになってきたため、フライングではあるが本日からちょっぴり譜読みしてみる。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16#16:テンポ四分音符126及びゆっくりテンポでの2段階練習を繰り返す。左の和音をもう少し綺麗に。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1ようやく弾きこみ段階といえるところまできたか。細かな粗い部分を整頓していき、フレーズ感を出し、あまり演歌調にならぬよう冷静さを保って弾けるようにしよう。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,5,7----------------------------------------------------今日の語呂合わせ練習なし
Dec 20, 2005
コメント(14)
12月4日、この日はあまりに寒かった。もしかして都内でも今シーズン1番の寒さではないだろうか。ストーブをつけていてもなかなか部屋の温度は上がらず、手は氷のように冷たいままである。こんな時は身体の内側から温めようと、久しぶりに甘酒を作り、ぽっかぽかに。この私、アルコールには強いはずなのに、何故か甘酒には弱い。コトコトと煮ているだけでも酔っぱらってくる始末だ。ってこれは、昨年だったか今年初めの冬にも呟いていたっけ。「酒気帯び練習」だなんてついくだらないことを語っていたような覚えがある。こうして良い気分になってピアノに向かう。寒いといったってまだまだ冬本番とはいえない。しかし、こんな時はいきなりガシガシと指を動かすのではなく、徐々にゆっくりと指を温めていこう。まぁ甘酒効果?もてつだってか、部屋は寒いのに10数分もピアノに向かっていると、上に着ていた半天も「ええいっ、熱い!」と脱ぐ羽目に。それでも、極寒のピアノ部屋ゆえ、刺すような空気に頬が痛い。「やっぱり冬が来たのだな・・・」ピアノを弾きながら季節を実感するのも、また楽しい。今シーズン1番の寒さの日を記念して、秋の終わりから冬を感じる1枚の写真を載せてみよう。これは秋の終わりに那須を訪れた際、雪のなかに舞い降りる紅葉をみつけた時に撮ったものだ。秋の終わりと同時に訪れる冬の始まりに遭遇したような、そんな不思議な気持ちになった。そんなちょっとした想いも、音楽に活かしていければ、そんなことをふと思ってしまった、寒い寒い午後のひとときである。しかし、雪に舞い降りる落ち葉をイメージさせる曲、はて、なんだろう??これが意外と難しい。◆ ◆ ◆ ◆ ◆夜、NHK教育テレビで「NHK音楽祭」が放映されており、ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第4番」をピアニストの小菅優さんが演奏されていた。彼女の演奏はショパンの前奏曲集のCDが縁で時々聴いたりもしているのだが、実際の演奏風景を拝見するのはこれが初めてだったりする。全体的にかっちり演奏しているといった印象で、個人的には彼女が奏でるショパンの方が好みだった。まぁあくまでも個人的好みのレベルであるが。◆ ◆ ◆ ◆ ◆先日、「弟子から見たショパン 増補改訂版」が楽天で購入可能!という話題を掲載したのだが、その後、楽器天国様から連絡があり、入荷が遅れているとのことだ。もともと11月下旬発売予定だったらしいが、私自身各所で情報をチェックしてみたところ、「12月上旬発売予定」が濃厚らしいので、もうちょっとの我慢か。まぁ、待って待って待ち続けていた本なので、今更数週間遅れても気にしないのだが、「今か今か」と待ち続けている人ももうちょっと耐えよう。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】本日のメイン練習●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #22#22:左手のための練習(右3-4トリルも鍛える)。まだまだ進展無し。ただ、慣れてきたせいか、各音に耳を傾けることを忘れてしまいがち。トリルも曖昧でなくもっとくっきりと。●バッハ シンフォニア #10~#15#10~14:おさらい#15:全体的に32分音符進行になると音が不安定になるため、もっと気を付けて。また、ついつい慌て気味になる点も注意すること。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #05,#16#05:弾きこみ段階。一旦テンポを180に上げて練習した途端、今まで確実に弾けていたものが崩れ落ちてしまったため、再びテンポ八分音符170に戻してやり直し。ここが現時点での限界か。#16:今日は再びテンポ四分音符116で繰り返し練習。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1通し練習と後半部分練習はまだまだ続く。後半に少し余裕を感じてきた途端、今度は昼間部に粗を感じるようになったから始末が悪い。lentoの部分も旋律が凸凹にならぬようにきちんと耳で聴きながら弾くこと。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,7----------------------------------------------------本日の語呂合わせ復習(日曜日編)●ショパン 即興曲第1番 Op.29
Dec 4, 2005
コメント(14)
あと1週間もしないうちに、我が誕生日がやって来る。あぁ、私もとうとう40代の仲間入りとなる訳である。気持ちは永遠に20代なんて言っていながら、肉体的には確実に衰えを感じている今日このごろである。そんななか、この時期になると家族や実家から「誕生日は何欲しい?」と聞かれることが多い。こんな時、私の頭のなかじゃ、こんなことがポワンポワンと浮かんでいるのだが・・・「ショパンコンクール記念コンサートのチケット代かしら(ちょっと現実的)」「注文しきれなかったショパンコンクールCDの残り分とか(ちょっと我が儘)」「いや、そんなせこいことはいわずに新しいピアノとか!それが置ける家?」(ありえん)「自分を見つめるために、mp3レコーダーとか」(結構高いゾ)「・・・・・やっぱり現実的に音楽ギフト券?」(現実的過ぎ?)って、口にするのもはばかられるようなことまでが頭に浮かぶものの、実際に口にはしたら間違いなく家族崩壊に?だからせいぜい、妄想の世界を楽しんでおくことにしよう。結局、最近では誕生日を口実に、なるべく家族で使えるようなものを選んで何か買うことが多いのだが、結局今年は自宅サーバーの強化をはかり、増設用のハードディスクユニットを買うこととなった。な、なんて夢のないプレゼント・・・しかし待てよ、ハードディスクが増設されたらあんなこともこんなことも出来るゾ(どんなこと?)。◆ ◆ ◆ ◆ ◆また、自分から自分へのプレゼントとして、何か楽譜1冊とCDでも買おうと思っている。そろそろ、バッハのシンフォニアの復習も終える予定なので、バッハの「フランス組曲」をさらってみるか、それともすぐに「平均律クラヴィーア曲集」へと進むか、悩んでいるところなのだ。それにしても、なんとか2005年の年末にちょうどシンフォニアを終えられるのは、なんとも区切りが良くてホッとしている。まぁ実際にはまだまだ粗が多いため、私が勝手に定めた「バッハの日(8の日)」のなかで地道に復習は続けていくことにしよう。◆ ◆ ◆ ◆ ◆過去に貰った誕生日プレゼントのなかで、かなり異質だったのは、クルマ用のマフラー(いわゆるあの排気マフラーね)。「昔、誕生日にマフラーを貰った」という話を友人にすると、だいたい首に巻くマフラーを想像して「まぁ、冬らしいプレゼントね」と言われるのだが、あのころの若き私にゃ、首に巻くマフラーよりクルマ用マフラーのほうがお似合いだった・・・だなんて恥ずかしくて言えない(言ってるじゃないか)。そんな「自分ならでは」の誕生日の記憶、あったら、是非聞かせて。えっ、ナイショ?◆ ◆ ◆ ◆ ◆結局、夕方になってまたしても町田のヨドバシカメラ(他に行くところはないのか?)に行き、お目当てのハードディスクを探してみるが、なんと在庫切れ。そういえば、そろそろ携帯電話も買い換える、という話が家庭内で出てきているのだが、お目当ての機種は、発売待ち状態ゆえ、たいした情報も仕入れられずにすごすごと退散するしかなかった。帰りに、私が風邪でうなされながら「寿司食べたい食べたい。」と言い続けていたのを覚えていたのか、回転寿司屋に連れて行ってもらい、たらふく寿司を頬ばる。しかも、気前よく家族がお金を出してくれたではないか。しかし、ひとこと「今年の誕生日ディナーは随分安く上がったな。」えっ・・・・・、私の誕生日は9日だってば。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】本日のメイン練習●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #22#22:左手のための練習(右3-4トリルも鍛える)。昨日からあまり変わらずままの状態だが、各所のトリル、そして12小節の左分散上行のミス、17~20小節の左流れの改善につとめて。強弱などの表現ももっと豊かにいこう。●バッハ シンフォニア #10~#15#10~14:おさらい#15:26-28小節の左右手交差含む小節の部分練習。また、6小節両手にて32分音符上下行がもっと粒良く綺麗に合うように。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #05,#16#05:弾きこみ段階。テンポ八分音符170で繰り返し練習。#16:通し練習後、24~29小節までを徹底練習。特に26,27小節の右1-4-2-3を中心に。今日のところはあまり改善はみられなかった。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,7---------------------------------------------------本日の語呂合わせ復習(土曜日編)●ドビュッシー ベルガマスク組曲からプレリュード●ツェルニー30番から#03
Dec 3, 2005
コメント(20)
先日の日記にて、私の手のサイズは如何ほどか、なる話題を掲載したのは記憶に残っている人もいるだろう。実はそれにあたって左手をぐいっと広げた写真を同時に掲載したのだが、昔の私ならば多分そんなことはできなかった。今日は、そんな過去のちょっと辛いコンプレックスのお話。実は、小学校1年生の頃、私は家の前で自転車レースなるものを友達とやっていて、その時にコーナーを曲がりきれずに民家(って自分の家だ)の塀に激突。なんと左手首を骨折するという事態に見舞われた。そう、当時から内気でおてんばだったのである。ピアノの練習にしても、折角調子にのってきた時期だったのに数ヶ月ほどはレッスンもお休み、幸い左手だったため、文字を書くことには苦労しなかったのだが、生活には苦労した。それまでは私の両手は色白で、自分でいうのも変だがそこそこ綺麗な手をしていたはずなのだ。ところが、長かった骨折治療も終わり、ようやく包帯生活からも解放されたと喜んでいたころから、私の左手は確実に変化していた。ほどなく私の左手の甲にそばかすのようなものが現れていたのである。確かに以前はそんなものはなかった。母親も「なにかしら、これ」と困惑顔。それもそうだ。左手の甲いっぱいに小さなそばかすが増殖していたのだから。当時、本人は特に意識していなかったのだが、それは意外な形でコンプレックスとなってしまった。学校の体育の時間でフォークダンスがあったりすると、男子と手をつながねばならない。その際にある男子が言い放った言葉、それが私を深く深く傷つけた。「おまえのその左手、なにそれ!汚い」これはショックだった。確かに己の両手を見比べると、右手は年相応、しかし左手は既に年老いたような手である。どんなに手入れをしても、それは治らない。一時期はそのそばかすを全て彫刻刀で削ってしまいたいとさえ、思うようになっていた。今、思うと結構すさんでいたな、あの頃の心。まぁ、それがもとで長々といじめられるようなことはなかったのだが。それもそうだ。当時のクラス内は、それでなくても男子がよく見境なく女子たちや先生(当時若い女性の先生だった)をいじめるひどい状態だったのだが、私は一度ぶちきれて、そのいじめ男子のランドセルと机のなかのものを全て床にぶちまけたことがある。「やられたらやりかえす、なんか文句あるかー」と。それまでいじめられても立ち向かう女子がいなかったせいか、クラス内不特定いじめはエスカレートしつつあったのだが、まぁこれが流れを変える良いきっかけになってくれたようである。一方でそんなコンプレックスの固まりのような左手も、ピアノでは十分に活躍してくれていた。ピアノを再開してからは、なかなか言うことを聞いてくれない左手であるが、子供の頃は右手よりも左手のほうが元気に動いてくれていたのだ。このコンプレックスを、ピアノを弾く原動力に変えよう、多分、そんな思いが働いていたせいもあったのかもしれない。それでも、ピアノを弾く以外の時は、つい左手を隠してしまう、そんなクセはだいぶ長き年月にわたって続いていた。左手が他人の視線にさらされるのが、すごく怖かった。しかし、40歳目前、この左手のそばかすもようやく目立たなくなってきている。それでも、今でもうっすらと残っているそばかすを見るたびに、時々子供の頃のコンプレックスを思い出してしまう。って、年をとってからそばかすが目立たないだなんて、ちょっと変か。いや、手の色自体が当時よりだいぶくすんできてしまっているからかもしれない。それにしても、今にして思えばどうしてこんなそばかすが左手の甲いっぱいに出来てしまったのだろう。母は治療のせいだ、と言い張っているが、幼かった私には当時どのような治療を施されたか、かんじんなところを覚えていない。やたら長時間、電気のようなものにあたっていた記憶は残っているのだが。それとも、単に時期的な偶然だったのだろうか。私の手は骨折しようがしまいが、こんなそばかすだらけの手になる運命だったのだろうか。今となっては、わからない。◆ ◆ ◆ ◆ ◆人間、なにかしらのコンプレックスを抱えて生きていく人は結構少なくないのではないだろうか。そのコンプレックスをいかに活力に変えるか、ここがなかなか難しい。理屈では割り切れない部分も多々あるから。でも、今、そんなコンプレックスも含めて自分なのだから、と言い聞かせて生きている。でも、コンプレックスってやっぱり厄介だ。一般的に、たかがそんなことで、と思われるようなことでも、本人が強く認識してしまったら、それは強いコンプレックスとなってしまうのだから。コンプレックスを排除するのではなく、うまく共存していけるほうが良いのかもしれないが、これもまた難しい。ふとそんなことを想ってしまった。◆ ◆ ◆ ◆ ◆さて、私の左手だが、こうして毎日ピアノを練習するなかで、日々ほんの少しずつ元気を取り戻しつつある。しかし、まだまだ3-4-5指はどうにもしっくりいかない。しかし、あるいくつかの書で「指を強化することでタッチの均等性を得るよりも、各指の個性を大事にせよ。そして、指で補えないことはもっと手首や腕を使って弾くこと」という言葉を目にしてから、だいぶ気分的に楽になっている。そういえば、ピアノを再開した当時は、弾く行為自体をすっかり忘れてしまっており、いつのまにか「手のなかだけ」でピアノを弾いてしまっていた。つまり、ピアノは手だけで弾くものではなく、もっと身体の様々な部分を使って弾くもの、それを思い出したのはだいぶ経ってからだった。3-4-5指が思い通りにならないからって、躍起にならずに、もっと手首や腕を駆使して、いかに弾きやすくなるかをゆっくり考えながら、今日もピアノに向かいたい。ガンバレ、私の手とその仲間たち。(前半はなんだか暗い話になってしまい、申し訳ない。)----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】本日のメイン練習●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #21#21:右手明確な指さばき練習 弾きこみ段階。4音固まりの前2音ばかりに重きをおいていた弾き方が災いしていたのか、後2音をちょっと意識するだけでも随分弾きやすくなった感があり。客観的に聴いても前2音ばかりが目立った流れになっていたのを修正。これでなんとかなるか。●バッハ シンフォニア #10~#14#10~13:おさらい#14:弾きこみ段階。13小節の1拍目のミスは修正できたかと思いきや、いまだに時々現れる。ここの修正がきちんと直って全体的にまとまったら次へ。あと数日はかかりそう。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #05,#16#05:弾きこみ段階。#16:テンポ一定練習をちょっとお休みして、リズム変奏練習と、左跳躍を中心に練習。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-170小節の右指使いを再度見直すことでだいぶ弾きやすくなってきた。後半54小節の4拍目の右和音については今日も更に部分練習要。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,7----------------------------------------------------本日のおためし~ライフワーク的取り組み●ショパン 幻想曲 Op.49
Nov 24, 2005
コメント(12)
11月3日は文化の日。よし、文化芸術にふさわしいことをしよう、となにやらゴソゴソと始めたのは結局、HDDレコーダーに録画した番組の整理やら、必要なものをDVD-RAMに保存する作業であった。実はこれまで放映された「スーパーピアノレッスン」やその他の好みの音楽番組を録画して編集しては、せっせとDVD-RAMに保存している。きっと後でまた見直す時があるだろう、と思ってのこと。つまり、保存版だったりする。まぁ一旦保存してしまうと安心してしまい、次に観るのはそれこそ何年後?となる場合も多々あるのだが、たまたま、先日録画した「辻井伸行氏のショパンコンクール特集」を編集して、いざ、My音楽番組保存用DVD-RAMに書き込もうとした時、悲劇は起こった。HDDレコーダーに、My音楽番組保存用DVD-RAMを挿入する。すると、カタコン、カタコン、ニーッニーッニーッ、カタコン、カタコン・・・(リピート)DVD-RAMがレコーダーの中でカタカタ音を立てて、こちらが何のボタンを押そうが全く無視している。なんだなんだ?DVD-RAMが反乱でも起こしたのか。イジェクトすら出来ない。コレは俗に言う「暴走」状態というやつらしい。しかし、My音楽番組保存用DVD-RAMにはこれまで録画した大切な音楽番組たちが入っている。むやみにHDDレコーダーの電源を切ってRAMを破壊されてはたまったものではない。待つこと30分以上(よくそこまで待ったものだ)、ようやくHDDレコーダーからカタコン音が消え、本体のボタン等の動作も受け付けるようにはなったのだが、かんじんのDVD-RAMの中身が読めない。ゾーッ、血の気が引くとはこういうことをいうのか。一旦、DVD-RAMを機械から取り出し、電源を切って再投入。再びRAMを入れたところ、「ディスクに問題があり、再生以外はできません」なる警告がテレビ画面にドーンと表示された。しかし、これは不幸中の幸いである。「再生」できればとりあえずRAMの内容をHDDレコーダー側に戻すことが出来るのだ。まぁ、今回はこれで事なきを得たのだが、もし、RAMが再生不可だったら、折角録画して保存した私の大切なコレクションが消えてなくなるところであった。RAMのなかには、舘野泉氏の特集番組「奇跡のピアニスト」やら、「題名のない音楽会」のショパン特集、ピアニストの高橋多佳子さんが芸能人格付けチェックの「ピアノ」編に出演された時のものなどが、ひしめきあうように格納されていたのである。これが消えてしまったら、当分立ち直れなかったかもしれない。しかし、どうしてこんなことになったのだ。不安になって、他のDVD-RAMがきちんとHDDレコーダーで再生できるか、確認してみる。すると、問題なくせっせと再生している。そう、たまたま、大事なこのRAMだけが何らかの原因によって損傷したらしい。DVD-RAMやDVD-Rに保存して安心しているみなさん、重要と思われるディスクだけでも、時々は再生できるかチェックした方が良いかも?それにしても、とんだ休日となってしまった。そういえば、その昔、古い古いカセットテープを再生した際、テープがのびてしまったのか、なんとも間延びした音になってしまったことを思い出した。まぁそれは保存状態が悪かったからなのだろうが、DVDの類もやはりある程度保管に気を遣わねばならないのだろうか。ちなみに、データの保証年数ってどのくらいなのだろう。今まで気にしてもいなかった。◆ ◆ ◆ ◆ ◆こんなハプニングはあったものの、なんとかピアノの練習だけはこなすことが出来た。しかし、鼻風邪はいまだ治らず。やはりピアノに向かうならば、きちんと体調管理しないとだめだな、と実感している。だって、たかが鼻風邪というが、息が苦しい状態で弾いていると、演奏まで息苦しく感じられてきてしまうから。鼻づまりなショパンなんて、聴きたくもないだろう。温かいものでも食べて、ゆっくり安静安静。風邪気味のみなさんも、今は健康なみなさんもどうぞお気をつけて。風邪にきく温かい料理、何かないかな??----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】本日のメイン練習●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #21#21:右手明確な指さばき練習 実テンポは一体どのくらいなのだろうか、と試しにメトロノームで実テンポ66に合わせてみたところ、とてもじゃないが話にならない。まだまだ実テンポの6割程度でのんびりいこう。中間部と終わり付近で凡ミス多し。●バッハ シンフォニア #10~#13#10~12:おさらい#13:弾きこみ段階。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #05,#16#05:弾きこみ段階。実はコブリン氏が弾く#05を聴いて以来、この曲に対してどう向き合って良いか悩む羽目に。#16:練習段階。既に停滞気味だったりするが、右の広音域進行部分もだいぶ慣れてきたので、少しは前進しているらしい。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1弾きこみ段階。昨日同様、表情付け検討。後半は更に主旋律を目立たせるように、しかも自然に且つ、フレーズの流れを意識して。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4----------------------------------------------------本日のおためし~ライフワーク的取り組み●ショパン 幻想曲 Op.49冒頭から154小節まで徹底練習続く。納得いくまで次には進まない。
Nov 3, 2005
コメント(14)
8月25日、まさしく台風11号が関東地方に近づいていた。どうやらこの台風、夕方から本格的に東海・関東へと影響が出るらしく、関東への上陸は避けられないらしい。ニュースでも「関東地方では25日夜中から26日午前中は雨・風が強く、十分警戒する必要があるでしょう」・・・・・・なんてこった・・・・・・・私は普段以上にショックを隠せなかった。そう、26日の午前中はかなり以前から楽しみにしていた「ショパン公開講座」に出かける予定なのである。私の普段の行いが悪いからこんなことになるのか?それとも他に行いが悪いお人がいらっしゃる??その日は台風以上に私の気分は大荒れお天気。しかも、台風はノロノロと移動するだなんて、もう、嫌がらせにしか思えない始末だ。この荒れ模様の気分を利用して、ガツガツと掃除をし、気になる台所の油汚れも落とし、うむむ、それでも、まだすっきりしない(おいおい、気分が荒れないと掃除せんのか?)。いてもたってもいられない私、結局明日開催されるヤマハの所沢店に連絡し、「明日の講座を申し込んでいるのですけれど、もし、交通機関が乱れていて時間どおりにたどり着けなかったら、どうしましょう?」と泣き言までいってみる。どうや講座は開催するようだが、こんな事情ゆえ、もし、行けなくても無料でキャンセルもきくらしい。でもやっぱり行きたい。こうなったら、台風にはさっさと去ってもらわねばならない。結局この日は台風情報ばかりが気になり、ピアノの練習どころではなくなってしまった。それでもなんとか最低限の練習だけはこなし、ひとつひとつの音に「台風去ってくれ」祈願をする。しかし今日1日はずっと不機嫌なままであった。台風以上の荒れ模様に家族もダブル迷惑、といったところか?◆ ◆ ◆ ◆ ◆余談ではあるが、台風情報をみていたら、その合間にこれまたなんとも「えっ?」という報道が耳にはいる。そう、ずっと謎のままだった例のピアノマンがドイツ人であることが判明、今までの数々の内容も結局は芝居だったということらしい。当初、ピアノの腕前はプロ並みなんて話だったが、これもどうやらウソ。私は当初、類似した映画の宣伝かと思っていたのだが、まぁ、宣伝ではなかったものの、結局はドラマや映画のようには、物事はうまく進まないといったのが現実だ。ピアノ弾きとしては、プロの腕前というわれるその演奏にとても興味があったものの、一向にその演奏が放映されないことに疑問をもっていたため、「なんだ、やっぱりそういうことか」と妙に納得してしまったりも。◆ ◆ ◆ ◆ ◆さぁ、私は翌日、無事にショパン公開講座に行けたのであろうか。それは翌日の日記をお楽しみに・・・(って、既に予想はついてるか(笑)。この日記の公開タイミング遅すぎ!!)----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】本日のメイン練習●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。●バッハシンフォニア #10#10:全声合わせて弾くことでまだまだ戸惑う箇所が幾つもあるため、とにかく進行に慣れること。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#16(指強化メニュー)----------------------------------------------------本日の試し弾きまたは期間限定練習●ハッピーバースデー変奏曲(期間限定)弾きこみ段階。まだ若干の音ミスを伴ってしまう・・・だんだん憂鬱になってきた。----------------------------------------------------本日の息抜きタイム(メイン練習の合間に息抜きを)●ヒナステラ アルゼンチン舞曲から #0202粋な娘の踊り:全体的に少しテンポを落とし気味にして、全体がスムーズに弾けるように。ペダリングも要検討。
Aug 25, 2005
コメント(10)
最近、町に出かけても楽器店の楽譜コーナーばかりに立ち寄る私であるが、久々に本屋のパソコンコーナーを覗いてみた。すると、最近、ブログに関する本がやたら多いことに気付き、あらまぁビックリ。ブログ(ウェブログ)というものがこの世に出てくるまでは、HTMLなどの専門知識がないとWEBサイトを運営するのは結構大変だったのだが、各社が提供するブログのサービスを利用すれば、誰でも簡単に情報発信が出来るというのが実にウケているらしい。しかも日記形式というのも、利用者の敷居をグッと低くしている。そんなブログ本たちのなかで、「ブログを続ける力」(九天社)なる本に、ふと目がとまった。この本、「ブログの力」といった、いわゆるブログ運営手引き書の続編のようだが、ブログを「続ける」というところに視点をおいたのがなんともユニーク。まぁ確かに、いざブログをはじめてみたはいいが、結局、続けらずにだんだんと遠のいていく、という人結構多いようである。ここで遠のいてしまう原因について、私もちょっと考えてみた。・そんなに毎日毎日書くだけのネタがない・いざ書いたはいいが、反応がなくて寂しい・そもそも書く時間がない・不本意なコメントに対し、ネットの怖さを感じた・書くことに意味がなくなった私がこのブログを始めたきっかけ、それはピアノを再開したはいいけれど、再び挫折してしまわないか、怖かったから。あぁ、なんとも情けない理由である。つまり、不特定多数に対し、私は「毎日ピアノを弾いているぞー」と公開していることで、なんとか続ける原動力を得ているようなものである。ピアノの練習しなければ、練習日記だって書けない。日記を書いていないと、練習していないという「事実」が否応なく自分に突きつけられる。読んでいる不特定多数の皆さんからも「あいつ、練習サボってるよ」と思われそう?って、あんたは追い込まれないと練習しないのか!と言われてしまいそうだ。でもまぁ、少なからず、このブログの存在が自分にとってピアノを続ける原動力になっていることは確かである。(読んでいる皆さんには呆れられることも多々あるだろうが、それは、うぅ、申し訳ない!)ただ、時々非常に困ることがある。それは「そんなに日々、自分のピアノ技量は進歩してくれない」ことである。時には前日の練習内容をそのままコピー&ペーストしなければならない時もある。そんな時は・・・・・・・・・やっぱり情けない。まぁこの情けなさすら、明日のピアノへの活力になれば、それはそれで良いのかも?これからもピアノを続けていく限り、日々あまり変わりばえしないネタ続きになってしまうことはあるだろうが、それでもブログも続けていけると良いな、そんなことを思う今日このごろである。余談だが、ブログといえば最近「鬼嫁日記」なるものが人気らしく、漫画やらドラマ化もされるとか?嫁な存在の私としては、なんとも複雑な気分だが、世の中そんなに鬼嫁が多いのか?ブログを続ける力-Blogを続けるのに必要かつ大事なこと(九天社)----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。●クラーマー=ビューロー60練習曲 #17#17:両手で分散和音練習。ようやく楽譜にかじりつきながら練習する段階は脱したが、まだまだテンポは上げられそうにない。強弱を意識しながらもうしばらくゆっくりテンポでスムーズに分散和音がつながるように練習しよう。●バッハシンフォニア #01~#09#01~08:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#09:弾きこみ段階。あと数日間弾きこんで安定して弾けたところで次に進もう。●ラフマニノフ 前奏曲 Op.23-5本日も中間部のアルペジオ部分のみ練習。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#16(指強化メニュー)●バッハインヴェンション #08----------------------------------------------------本日の試し弾きまたは期間限定練習●ハッピーバースデー変奏曲弾きこみ段階。とにかく回数をこなして。
Aug 17, 2005
コメント(14)
なんだなんだ?この情けないタイトルは?しかも、一見ピアノに関係ないではないか、と思われそうだが、まぁ話していくうちに無理矢理?ピアノ話へと進んでいくのでまぁお許しを。というわけで、今日はあまりに間抜けな話である。私は、寝相が悪い。それも、かなり悪い。夜の間に、布団じゅうをあっちだこっちだゴロゴロ転がっているらしい。しかも、猛暑の寝苦しい夜になればなるほど、ゴロゴロ度は更にヒートアップ。どうやらそのゴロゴロ移動しながら、あるタイミングで、右腕が身体の下敷きになってしまったらしい。といっても、本人は爆睡中なものだから、後になって想像するしかないのだが。朝、起きてみると、右腕が完全にしびれている。しかも、動かしただけで、腕の筋が「イッイタイッ」それにしても、何故、右腕が身体の下敷きになっていたのが分かったのかというと、右腕にしっかりと寝間着の跡が残されていたのである。こ、これは物的証拠だ!!しかし、ゴロゴロ移動していれば、早々に下敷き状態から解放されるはずなのだが、布団のすぐ右横が壁、私は、かなり長き時間、その壁に寄りかかるように右腕を潰したまま寝ていたらしい。かなり痛かっただろうに、それでも起きない私って・・・何者?あぁ、私の全体重が乗ってしまった悲惨な右腕は、しばらく使い物にならなかったのであった。寝違えて首や肩が痛い、という話は聞くが、腕が痛いなんていう人は、そうそういないのではないだろうか。勿論、その日のピアノの練習は、辛く悲しいものとなってしまった。ピアノの練習をし過ぎて腕を痛めるならば、まだ本望・・・しかし、寝相が悪くて右腕傷めてピアノが弾きづらいだなんて、あまりに情けなさ過ぎないか。というわけで、この日は腕をたっぷり使うラフマニノフの前奏曲なんて到底弾けるはずもなく、基礎練習だけ終えるとすごすごとピアノの前から退散するしかなかったのである。あぁ、夏はとっても寝苦しい。それでも睡眠たっぷりとって体力回復したい。しかし、またしても同じ目に遭ったらどうしようと思うと、安心して寝られない、そんな憂鬱な夏の夜である。ピアノ弾きの皆さん、いや、楽器弾きの皆さん、どうかお気をつけて。ってそんな間抜けな目に遭うのは私くらいかもしれないが。何か安心して快眠できる方法を探したい今日このごろ。工夫されていることがあったら、是非是非教えて欲しい。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。●クラーマー=ビューロー60練習曲 #16,#17#16:3-4-5指トリル練習。本日でとりあえずおしまい。5-4-3指のバランス練習に良いうえに個人的に気に入っているため、この曲も#08同様、毎日の指運動メニューに加えよう。#17:両手で分散和音練習。本日から譜読み開始。まずは楽譜どおりに弾いていこう。●バッハシンフォニア #01~#09#01~08:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#09:凡ミス多し。適度な緊張感をもって鍵盤に向かうこと。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08(指強化メニュー)●バッハインヴェンション #08----------------------------------------------------本日の試し弾きまたは期間限定練習●ハッピーバースデー変奏曲どうしてもこの曲の進行に慣れず、単純なミスが多い。技巧的に難関なところはひとつもないため、とにかくテンポを落としてでも進行に慣れること。
Aug 8, 2005
コメント(8)
今日は、久々に音楽以外の話題をひとつ。全国各地の一般道路上の休憩スポット「道の駅」、ドライブや旅行が趣味な人ならば一度は立ち寄ったり、または耳にしたこともあるのではないだろうか。全国に700以上もある道の駅だが、何故か東京にはひとつもなかったりする。ところが、そんな道の駅が東京都心の品川に出現だ!と思ったら、それは8月6日、1日限りの道の駅。8月10日の「道の日」にちなんで1日だけの臨時開業と称して品川駅前のインターシティー中庭に道の駅「品川宿」が登場したのである。品川宿といえば、東海道の1番目の宿場町としても知られていることもあってか、道の駅の名前としてもピッタリ。それにしても、なんて大胆な企画なのだ?と思いきや、その内容は全国各地の道の駅がより集まった、いわゆる道の駅物産展だったりする。つまり、道の日イベントのひとつということだ。それでも道の駅フリークな我が家としては、これは行かない訳にはいかない。というわけで、電車で行けば早いものを、わざわざ車に乗って都心の渋滞の海へとくりだしていったのである。「道の駅に行くならば絶対車で」これが我が家のモットー、いや、ただの意地である。しかし、道中、ドアミラーが外れて慌ててディーラーに駆け込んで思わぬ時間を食ってしまったり、案の定、首都高速は大渋滞、あぁ、品川は遠い、遠すぎる。ようやくたどり着いた品川のインターシティー中庭、もとい、道の駅「品川宿」。そこは、予想はしていたが、人・人・人の嵐であった。だいたい物産展の類は混雑を覚悟せねばならないのだが、それにしても、これが道の駅と分かって来ている人もいれば、単なる物産展と思ってきている人が相まって、それはもう大賑わいである。敷地内では、屋外のテントに各道の駅の出張販売がズラリと並ぶ形態であり、8月というこの猛暑のなかでは、かなり気の毒に思えたりも。なかでも、山形県の道の駅「いいで」(飯豊町)では特産の米沢牛を串焼きにして、その場で販売しているのだが、あまりの暑さに必死に焼いている販売員さんも汗だく。しかし、この串焼きは大人気で、お客さんの長い列も発生していた。うん、確かに美味しかった!!当日参加した道の駅は以下のとおり。サンフラワー北竜(北海道北竜町)/つるた(青森県鶴田町)/なみおか(青森県浪岡町)/よこはま(青森県横浜町)/しょうわ(秋田県潟上市)/遠野風の丘(岩手県遠野市)/いいで(山形県飯豊町)/むらやま(山形県村山市)/あつみ(山形県温海町)/庄内みかわ(山形県三川町)/そうま(福島県相馬市)/にしあいづ(福島県西会津町)/ばとう(栃木県馬頭町)/上野(群馬県上野村)/三芳村(千葉県三芳村)/多古(千葉県多古町)/山北(神奈川県山北町)/雷電くるみの里(長野県東御市)/朝日(新潟県朝日村)/親不知ピアパーク(新潟県青海町)/ゆのたに(新潟県魚沼市)/氷見(富山県氷見市)/福光(富山県南砺市)/うすずみ桜の里・ねお(岐阜県本巣市)/星のふる里ふじはし(岐阜県揖斐川町)/舞鶴港とれとれセンター(京都府舞鶴市)/あさご(兵庫県朝来市)/フレッシュあさご(兵庫県朝来市)/奥津温泉(岡山県鏡野町)/黒井山グリーンパーク(岡山県瀬戸内市)/みやま公園(岡山県玉野市)/掛合の里(島根県雲南市)/鷲の里(徳島県鷲敷町)/とよはま(香川県豊浜町)/虹の森公園まつの(愛媛県松野町)/原尻の滝(大分県豊後大野市)/子守唄の里 五木(熊本県五木村)品川は私にとっても馴染みの場所。というのも、学生時代、埼玉の奥地からずっと通っていたのだから。しかし、その頃にはまだこんな巨大なインターシティーなる建物はなかったし、だいたい鉄道の駅自体もこんなに立派ではなかった。あぁ、実家のある町にしても、長年通ったこの品川にしても、私が利用しなくなった後になって開発されていくだなんて、ちょっと複雑・・・
Aug 6, 2005
コメント(2)
我が家は家族揃ってネット依存症気味、そのせいか、インターネットの常時接続とやらもかなり早い時期から取り入れており、現在は光ファイバーの回線を利用して、まぁそこそこ高速な通信速度でインターネットが利用可能である。まぁ、ADSLや光ファイバー回線、CATVもここ数年でグーンと利用世帯が増えているので、ネット常時接続も決して珍しい話ではなくなってきてはいる。ところが、前日(8月3日)の午後あたりから、どうも我が家の回線が不調になり始めていた。楽天のブログにアクセスしようにも、幾ら経っても待たされる、ラフマニノフ前奏曲の音源をネット上で誰か公開してくれていないかな、と検索しようにも、画面はじーっと固まったまま、いつまで経っても応答してくれない。ふぅ、確かに今日は暑い、暑すぎる。回線もとうとう夏バテか?夏バテならば、涼しくなったら復帰してくれるか(そんなわけ無い!)訳のわからない理由づけをしたものの、何の対処も出来ぬ私はそのまま呑気にピアノの練習。すると、ほどなくピアノの横でリンリンと電話が鳴る。予想どおり、相方からであった。実は我が家の場合、プロバイダ側のサーバーではなく、自宅に設置されたサーバー上でちょっとしたWebサイトを公開している。したがって、相方が時々、出先から自宅のサーバーをメンテナンスするためにアクセスすることがあるのだが、これまたいつまで経っても自宅サーバーに接続できず、ようやく我が家の回線不調に気付いたらしい。「光ファイバーの回線終端装置が暴走してるみたいだから、電源を入れ直して」しゅ、しゅうたんそうち??なんじゃそれは、と思ったら、NTTが回線工事の際に取り付けていった光回線を変換する装置のことらしい。まぁ、ややこしい話はここでは割愛するとして、その装置に視線を向けると、電源をおもむろにブチッと切る。そして、再び電源を入れてあげると、あらまぁ不思議(ではない!)、今までの不調がウソのように、接続環境が回復されたのであった。「なんだぁ、やっぱりこの機械が単に熱暴走でもしたのか」うんうん、安心安心、と心おきなくこれでネット三昧・・・ではなく、再びピアノへと向かった私。ところが10分もしないうちに、再びリンリン、私を呼ぶ電話音。「誰じゃい、ピアノに集中できんぞ」と電話をとれば、やっぱり相方から。またしても同じ現象が起きたらしい。再び、その暴走した装置の電源を入れ直す始末だが、こんな調子がずっと続くのは非常に困る。というわけで、相方がNTTに連絡を取ったらしい。NTTさんの対応は実に素早く、翌朝、すぐに暴走しがちな回線終端装置を交換しにやって来てくれたのであった。予想を上回る対応の早さに、ニンマリ。どうもNTTのサービスというと、「待たされる」というイメージが強かった(失礼!)のだが、最近はそんなことないらしい。まぁなにはともあれ、無事に再びネットの大海にくり出せるようになった私であった。いやはや、インターネット接続ができないと、それこそ楽天日記の更新も出来ないわ、ニュースも読めないわ、テレビ欄すらわからない(我が家、恥ずかしながら、報道はネットニュースで十分と思ってしまっているため、新聞をとっていなかったりする。)。ピアノにしても、譜読みの際に、作曲の由来やら背景を調べるにも、ちょっとした音楽用語を調べるにも、やはりネット接続は不可欠・・・・あぁ、私はいわゆるネット依存症候群なのかもしれない。いや、確実にそうだろう。さぁ、これで心おきなくピアノの練習も出来るし、日記の更新も出来る。・・・って、そういえば楽天の日記って携帯電話からでも更新可能だったような?しかし、さすがにいつものこの日記を携帯電話で入力するのは、いくらなんでも無理だろう。それこそ腱鞘炎になりそうだ。私に短文で日記をまとめる能力は備わっていないし、ここは素直にやめておこう。いつもいつも読みにくい日記で、ホント申し訳ない。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。●クラーマー=ビューロー60練習曲 #16#16:3-4-5指トリル練習。弾きこみ段階。●バッハシンフォニア #01~#09#01~08:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#09:上声、中声のみを一度通して弾いてから全声合わせて練習。2声では各声の流れを意識して弾けているものの、下声を合わせるとどうしても各声がごっちゃになってしまいがち。おまけにまだ進行に慣れたところまではいけていない。●ラフマニノフ 前奏曲 Op.23-5ゆっくり通して練習。今日は特に後半をじっくり集中的に。最後2小節の上行がスムーズに駆け上がれないため、ここも要部分練習。和音はまだまだミス多いが、曲のイメージだけは昔の記憶がよみがえってきた。しかし、そのとおりに弾けないこの現実・・・●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#0404インテルメッツォ:通して数回。慌てた感じにならないように。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08●バッハインヴェンション #08----------------------------------------------------本日の試し弾きまたは期間限定練習●ショパン「華麗なる大円舞曲」Op.18ゆっくり通して練習。以前はそれほどスラーを意識して練習していなかったことを実感。譜読みし直しといったところか。●ハッピーバースデー変奏曲まだまだ余裕がない弾き方ではあるが、曲には少しずつ慣れてきている。とにかく弾きこんで。
Aug 4, 2005
コメント(4)
(スーパーピアノレッスンの8月2日のレポートを先に掲載してしまったため、日記の公開日時が前後してしまった点、ご了承頂くとして・・・)。今、こうしてピアノを弾くようになって、ピアノには直接関係ないところで、生活の何かが変わった気がしている。何が変わったって・・・あまりにくだらない話なので、まぁ笑って読み流して欲しい。1.庭の草とりをする頻度が著しく上がった夏になると我が家の庭には、それこそサツマイモでも育てているのか、というようなたくましい雑草が伸びてくる。それも、とってもとっても何処からか生えてきて、もううんざり。更に、夏は暑くて庭の雑草とりもままならぬ状態だったりするわけだが、ピアノ部屋の窓から庭がよく見えるので、庭に雑草だらけだと、心がすさんで、ピアノを弾く「心」まですさんできそう。というわけで、ピアノを再開してから、否応なく庭の雑草とりに精を出す羽目となってしまった。でも雑草のごとく、踏まれても摘まれても成長していく、その心意気(?)は見習いたいものだが。2.家族の理解しがたい趣味に対して寛大になった縁あって一緒に住んでいるのであれば、一緒に何かやりたい、私はそう考える人であったが、最近、家族が没頭している趣味で、且つ、それが自分にとって理解できないものであっても、うるさく干渉しなくなった・・・か。ほら、家族がひとりで楽しんでいる行動に対し、ついつい「そんなことをしていて、何がそんなに楽しいのかしら」なんて、ぼやいてしまったりすることはないだろうか。って、自分がピアノという生き甲斐を見つけたものだからって、ちょっと都合が良い考えだったりするかもしれないが。3.少しは短気な性格が穏やかになったような気がするピアノの練習には譜読みと苦手箇所の克服がつきもの、この地道な作業は実に根気が要るのはご存じのとおり。もともと短気な私は、ちょっとしたことですぐに沸騰してしまいがち。ピアノに向かい、苦手箇所と格闘していると、当然ながら己の下手さ加減に腹立たしくなってくるはずなのだが、あらあら不思議、怒りを静めてなんとか練習にのぞめているのだ。この効果が実生活にも役に立ってきたのか、ちょっとしたことで腹を立てるようなことが少なくなってきた(ような気がする)。逆に、喧嘩をしても、以前は、感情むき出し状態だったのに、ここのところ、妙に理屈っぽくなってきたのは、はて?何故??、年のせいか?4.月並みだが「時間はつくるもの」と再認識させられた1日はたった24時間しかないわけで、そのなかでピアノに向かう時間をどう捻出するか、これは私だけでなく多くのピアノ弾きの皆さんの悩みのタネではないだろうか。ついつい、忙しいから、と自分への言い訳をしてしまうこともあるのだが、可能な限り、1日を有効に使うようにしよう・・・って以前はそんなことをいちいち考えることもなかった。これは、生活のなかに「ピアノ」という三文字を組み込んだ効果ゆえ?そのおかげで、ピアノ以外の日常雑務も時間意識をもって行動するようになってきたようである。「ピアノを弾く」という行為が、実は意外なところで役立っていたなんてこと、案外とあるのではないだろうか。と私は思いたい。いや、思うことで正当化しようとしている己がいる。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。本日から開始。●クラーマー=ビューロー60練習曲 #16#16:3-4-5指トリル練習。さぁ、弾きこみ段階。曲自体がとても気に入っているせいか、いつもよりもクラーマーにかける時間が長く、いつもより早く弾きこみ段階に突入できたような気がする。●バッハシンフォニア #01~#08#01~07:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#08:明日からノーミス1回コースへ。●ラフマニノフ 前奏曲 Op.23-5正式練習に移行。本日もゆっくりテンポで冒頭~中間部のアルペジオ部分までを中心に練習。17~24小節の、特に右手進行を部分練習。まだまだ音ミス多し。アルペジオ部分は徐々に慣れてきているものの、まだまだ音ミス多い状態が続く。●モーツァルト「ピアノソナタ ハ短調」K.457全楽章:弾きこみ段階。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08●バッハインヴェンション #01~08----------------------------------------------------本日の試し弾きまたは期間限定練習●ハッピーバースデー変奏曲8月は実家の母の誕生日があるため、それに合わせて期間限定的練習開始。以前、一度軽くさらったこともあるが、真剣に練習するのは今日から。まずはしっかりと譜読みをすること。
Aug 1, 2005
コメント(10)
とにかくどっと疲れた・・・というわけで、5月5~8日、3泊4日東北のくるま旅を無事に終え、5月8日の夜中に東京都下の我が家に戻ってきた。それにしても、東北道から首都高速、約700km近い距離ながら渋滞にはほとんど遭遇することなく帰って来られたのは、ほとんど奇跡に近い。だいたい、関東圏内になると土・日曜日の夜は渋滞するのが当然となっているからである。って、長いゴールデンウィークの最終日の夜までウロウロ走っている人は、さすがに少ないのかもしれないが。実は、旅の途中でネットへのアクセスを試みたのだが、携帯電話の電波状況が非常に悪く、結局アクセスもままならぬ状態のままとなってしまい、旅先更新が実現できなかったのがちょっと残念。おまけに、折角皆さんから日記やBBSにコメントを頂いていたのに、返信がとんでもなく遅れてしまうこととなり、本当に申し訳ない。現在、山のような洗濯を片づけながら、ぽつぽつとコメントさせて頂いているので、「今更~」なんて言わずにどうぞ読んでやって頂けると嬉しい。5~8日の旅日記は、5日分のみ既に宿でせっせと書いていたため、画像含めて今日中には掲載予定である。これで少しでも訪れた気分になっていただけると、これまた嬉しかったりする。ちなみに各日のコースはこんなテーマ(仮題)となっている。・5月5日:寒さに震えながら十和田湖ぐるり周遊・5月6日:新緑にはちょっと早かったか、奥入瀬渓流・5月7日:桜満開時期を過ぎた弘前公園・5月8日:帰りがてら厳美渓~中尊寺へさて、いつまでも旅な時間に浸っているわけにもいかない。家に帰れば、毎食の食事だって自分で作らねば何も出てこないし、洗濯掃除だと当たり前の家事をこなさねばならないうえに、あまり考えたくない憂鬱な問題だって、再び思い出される。旅の時間から日常に戻るこの瞬間が、最も現実を感じる瞬間であるが、だからこそ、時には非日常を味わう大切さを感じる瞬間でもあったりする。心のゆとりを得るためにも、たまには旅に出るのも良いのではないだろうか。といっても、ついつい「折角旅行に行ったならば、あれもこれも観て廻ろう」という気持ちが先走り、結局疲れて帰ってくることが多いのも事実。なんだか本末転倒のようにも感じられる今日このごろである。時間を優雅に使えるようになって、初めて旅の達人と言えるのかもしれない。なんて・・・思ったりも。(でもこれはお金と時間にゆとりがなければ実現も困難か・・・)数日間、ピアノから離れていて、ピアノが恋しいはずなのにピアノに向かう元気がないのは、それだけ疲れすぎてしまったということか。あぁ、まだまだ未熟者だ、私。
May 9, 2005
コメント(20)
5月6日、秋田・青森地方のこの日の天気予報は「晴れのち雨」。あぁ、なんて不安定な天気なのだ。今回の旅では今日訪れる奥入瀬渓流がメインだというのに、困ったものである。しかし、朝5時早々に目が覚めた私がカーテンをささっと開けると、太陽の光がやけにまぶしい。どうやら、今のところは天候も良さそうではないか、期待も膨らむ。というわけで、本日訪れる場所は十和田湖からほど近い位置にある奥入瀬渓流。■奥入瀬渓流とは?ガイドブック風に奥入瀬渓流を語るとするならば、十和田湖から続く唯一の川、それが奥入瀬川であり、特に焼山から子ノ口にかけての約14kmほどの区間を奥入瀬渓流と称している。渓流には遊歩道があり、川の流れに癒されながら歩いていけば、途中、様々な滝や躍動感に満ち満ちた流れを見ることが出来る。四季それぞれに美しい姿に変え、訪れる人の心に残る場所である。ちなみに奥入瀬の由来は、奥に入るほど瀬が多くなるということから付けられたらしい。実は十和田湖をぐるりと廻りながら、周囲の風景がまさしく冬そのものだったことに少なからずショックを受けていたため、新緑の奥入瀬を楽しむのはすっかり諦めていた。そう、奥入瀬の新緑を見たいならば、5月末から6月初めにかけて訪れるべきだったのである(今後、新緑目的で訪れようと考えている人はどうぞお気を付けて)。ということは、今回、なんとも中途半端な季節にやってきてしまったらしい。まぁ、宿の割安宿泊プランで、普段よりもかなり安く泊まれただけでも良しとしようか。■いざ奥入瀬へ!冬の顔を残しながら春の始まりへ宿から十和田湖畔の道を駆け抜け、途中、瞰湖台展望台から朝の十和田湖を拝むといざ奥入瀬渓流へ。5月6日といえばとりあえず平日。しかし、観光スポットに平日も休日も変わりはない。観光バスはいるわ、小学生くらいの遠足団体はいるわ、ファミリー等の姿も目につく。三脚と一眼レフカメラを抱えた本格派もいれば、コンパクトカメラでフットワークも軽く、バシバシと写真を撮る者、更には携帯電話のカメラでせっせと撮っていたり、いやはや、各所からシャッター音が賑やかだ。それにしても、最近は携帯のカメラで写真を撮る者がこれほど多いとは、あぁ、これも時代の流れか。私なんぞ、電子小物が好きな割には、いまだ携帯電話にカメラ機能がついていない。なんだか時代に乗り遅れた感がある今日このごろである。って話が脱線してしまった。さて、「銚子大滝」で圧巻な滝パワーを見せつけられ、「阿修羅の流れ」ではまるで巨大洗濯機を見ているような(情緒のかけらもない表現だが)水の流れに思わず吸い込まれそうになり、石ヶ戸付近ではようやく新緑らしい緑明るい川の風景に出逢い、数時間かけて奥入瀬を満喫させてもらった。次は是非とも紅葉の時期に訪れたいものだが、きっと紅葉シーズンの混雑ぶりは、今の比ではないのではなかろうか。そう思うと、ついつい躊躇してしまう、人ごみ嫌いな我々である。昼食には、奥入瀬渓流から十和田市の市街地方面へと国道102号を走らせた途中にある道の駅「奥入瀬」のレストランで十和田湖和牛のステーキに舌鼓をうち、身も心も胃袋も十和田を満喫したのであった。「さて、これからどうしよう・・・」、今回は特に細かなスケジュールなど全く決めていなかったうえ、時計をみれば14時過ぎとなっていたため、またしても奥入瀬渓流に戻る羽目に。途中、奥入瀬湧水館なるところでは、奥入瀬源流水を使用した「水出しアイスコーヒー」(1日50杯の限定だとか)を堪能。あぁ、大人の味だ・・・夕刻の奥入瀬渓流は、なんと午前中以上の混雑ぶり。観光バスの量も更に増え、呆然である。それでも16時を過ぎる頃には訪問客もグッと減り、ようやくゆっくり観て歩き、本日の奥入瀬散策の旅は幕を閉じたのであった。それにしても、奥入瀬散策は体力勝負、もっと鍛えてからまた来よう。心配されていた「晴れのち雨」といった天候も、どうにか今日1日晴れのままもってくれて、ほっと一安心であったが、明日はどうやら本格的な雨が降るらしい。あぁ、どうしよう・・・明日の予定。実は、5月6日夜の時点で、翌日の予定を全く決めていないままではないか。なんて呑気過ぎる旅なのだ。瞰湖台からみる朝の十和田湖圧巻!銚子大滝奥入瀬の定番的な風景阿修羅の流れ石ヶ戸の瀬石ヶ戸付近の穏やかな風景十和田湖和牛のステーキ奥入瀬湧水館の桜
May 6, 2005
コメント(8)
実に久々の長旅決行ということで、5月5日朝5時過ぎに東京都下の自宅を車で出発、首都高を抜けて東北自動車道へと突き進む。休日ゆえ、早朝から渋滞に巻き込まれることも多少は覚悟していたのだが、まるで久々の旅を歓迎してくれているかのごとく、渋滞はなく、あれよあれよという間に東北圏内へ。そう、何事もなければ東京-東北は近い存在であるのだ。といっても、車で片道約7時間以上はかかるため、これを近いといって良いのかは定かではないが。■新緑の十和田湖を見に来たはずが、残雪?東北道 十和田ICから一般道をひた走り、十和田湖方面へと向かうなか、ふと頭の中を不安がよぎる。「ちょっと待てよ、私たちは確か新緑の十和田湖を楽しみに来たつもりなのに、これは一体どういうことか」。そう、山道を走る車道から見える風景、それはまさしく「冬そのもの」であった。木々は枯れ、ほんの少しだけ新芽がチラッと見える程度、更には斜面には雪が残っているのである。東北でも5月になればそれなりの新緑が見られるかと思っていた我々の勝手な期待は、見事なまでに外れてしまった訳である。■寒さにふるえつつ十和田湖1周枯葉舞う冬の様相であっても、とりあえずはここで十和田湖を満喫しないでどうする!と気持ちを奮い立たせ、本日は「十和田湖をぐるり1周めぐる」と称し、以下のコースで「走り」「休み」「歩く」を満喫してみた。発荷峠展望台(ここでまずは今日初めての十和田湖をのぞむ)↓休屋(名物のひめます料理を食べ、乙女の像、十和田神社、遊覧船で十和田湖を満喫)↓瞰湖台(展望台で十和田湖をのぞむ)↓御鼻部山展望台(周囲の道路はまさしく雪の壁状態。)↓宿へ十和田ICから国道で十和田方面に向かうと最初に現れる展望台が発荷峠展望台、というわけである。まずはそこで十和田湖を高台から眺めると、次は十和田湖で最もメジャーなスポットといわれる「休屋」。ここにはお土産店や食事処が軒を連ねている他、各種宿泊施設や遊覧船、湖畔の散歩が出来たりとちょっとした観光スポットとなっているのだ。あの「乙女の像」や「十和田神社」もこのエリアにある。昼食はといったら、勿論、名物の「ひめます刺身」を食べる。十和田湖はもともと魚が生息しない湖として有名であったが、のちに様々な試行錯誤の末にようやく、初めて「ひめます」の養殖に成功したのであった。現在は、鯉や虹鱒、岩魚など15種類ほどの魚も生息しているという。ちなみに、ひめますの刺身の味は、まさしくサーモンの刺身を食べているような感じだったりする。身もしっかりしており、それでいてプリッとした感触がなかなか美味しい。それにしても、この時期の遊覧船といったら、春の風が気持ちよいと思われがちだが、この日はとんでもなかった。肌をさすような風、冷たい空気にさらされ、デッキで写真を撮る我々は身も心もシャッターをおす指も凍りつく。そして固く誓う、「今度、新緑を期待してここに来るとしたら、やはり5月末あたりにしよう」・・・と。更には十和田湖の廻りを1周まわって、まさか雪の壁に遭遇するとは思いもよらなかった。それはもう何メートルにも及ぶ壁が出来ていて唖然。雪国に迷い込んだのかと一瞬思ってしまったくらいだ。ただ、雪は既に土や排気ガスによる汚れがべったりと混ざり、お世辞にも綺麗とは言えない状態ではあったのだが。それでも、ここのところ関東では暑い陽気に身体が慣れていたせいか、冬をも感じさせるこの冷たい空気に「日本ってやっぱり広い」とあらためて思わざるを得なかったのである。さて2日目は十和田湖周辺の名所として知られる「奥入瀬渓流」を訪れる予定。しかし、天気予報では天候の悪化を告げるばかり。あぁ、どうなるのだ、この旅は。(っと日記を書いている6日早朝は太陽の光が窓から差し込み、天気も良い。この天気、いつまでもってくれるやら)p.s この日記を書いたのは5月6日早朝だったのだが、結局携帯電話の電波状況が悪くてリアルタイムに日記更新が出来ず、自宅に帰ってからの公開となってしまった発荷峠からみる十和田湖ひめます刺身乙女の像十和田神社湖上からみる十和田湖瞰湖台からみる十和田湖どうみても冬の風景御鼻部山からみる十和田湖
May 5, 2005
コメント(8)
気が付けばゴールデンウィーク直前!(実は日記公開時には既に突入していたのであるが)。今年のゴールデンウィークは会社によっては超大型10連休となるところもあるのだとか。いやはや、これは経済効果も凄まじそうだ。というのはまぁさておき、ゴールデンウィーク中は何処に行っても混雑しているのだから、家でのんびりが一番だ、と無計画なまま27日になっていたのだが、家族が突然旅行に行きたい、しかも3連泊程度で!といきなり言い出したではないか。な、なぬ!!、ゴールデンウィーク直前になっていきなり連泊できるような場所が予約できるはずないだろう。しかも、今日はもう4月27日。ゴールデンウィーク2日前だというのに、なにを今更言っているのだ・・・と。しかし、旅が趣味だなんて言いながらその看板を既におろしたといっても良いほど、ここのところ全く旅らしい旅もしていなかった。まぁ、たまには良いか、とまずはインターネットの各旅サイトで空き室状況をみることにした。目的地は東北の十和田湖方面。この周辺で3連泊できる宿を探してみたものの、やはり「おっ、良いなぁ」と思える宿は既に満室だらけ。世の中、そんなに甘くはないのである。実は以前、旅先で家族が倒れた際、十和田湖の某ホテル(仮にAホテルとしよう)でかなり温かな配慮を受けたことがある。夜中だったため、ホテルの車でふもとの病院まで連れて行ってもらい、診察中、ずっと待っていてもらったり、部屋でもなにかと気遣いの言葉を頂いたり、更には看病の私にはサンドウィッチ、病人の家族にはおかゆをそっと差し入れてくれたり。あれは本当に嬉しかった。それ以来、そのホテルのファンである。しかし、残念ながらそのAホテルも旅行予定日のうちの数日は既に満室。仕方が無く、他の宿をあれこれ探してみるが、「おっ、空いているかな」と思ったら料金がべらぼうに高かったり、はたまた、クチコミ情報で辛口意見が並べられているような場所だったり。宿を探すだけですっかりげっそりとしてしまった私は、ふっと我に返ってみる。そして、「インターネットの空室状況では満室と掲載されていても、もしかしたら直接電話をしてみたら案外と空いているのではないだろうか。」ということに気付いたのだ。気付くのが遅い!!というわけで、もともとのお目当てであった十和田のAホテルに直接電話してみる。すると、あっさりと予約出来てしまったではないか。まぁ、ゴールデンウィーク後半にターゲットを絞っていたのも幸いしたのだろう。こんなことならば、最初から電話で予約すれば良かった、私の宿探しにかけた数時間は、大いに無駄だったというわけだ。ゴールデンウィーク中、急に旅行がしたいと思い、宿探しをする場合、インターネットの空室状況はある程度参考にはなるが、やはり一度は直接電話をしてみるほうが早道だ。ネット上で満室と掲載されているところでも、案外空いていたりするかもしれない。えっ、こんなことは常識だって??それは失礼した。私自身、インターネット予約にすっかり慣れてしまったため、宿に電話をして予約するなんてことはほとんどなかったのだ。ここまできて予想がつくだろうが、本日はこれで時間をとられすぎてしまい、ピアノの練習どころではなくなってしまった。それでも、なんとか基礎練習とモーツァルトのソナタまではこなす。といっても、折角、前日スーパーピアノレッスンを観たというのに、かんじんのモーツァルトピアノソナタK.331の練習はできずじまい。更に、旅行期間中はまたしてもピアノに触れないまま、長い時間を過ごすことになる。ピアノを再開してから長期間の旅行に行かなくなったのも、心のどこかで「ピアノがあるから」という気持ちがあったのだが、これでは逆にピアノに失礼なような気がしてきた。ピアノのせいで自分の行動が制限されるだなんて、ピアノからしてみても本望ではあるまい。きっと、旅先で見た様々な風景が、自分の演奏にフィードバックできれば、ピアノとしても嬉しいに違いない。もっとどっしりとした気分でピアノに向かわねば!!まぁこれは手を負傷して弾けなかった1ヶ月間のおかげで、何かつきものがとれたような感じである。それまでの私といったら、がむしゃら過ぎ!!たった数日練習しなかったからって、ピアノから離れていた20年間に比べれば短いもの。そんな再開当初よりは、指だって動いてくれる。自分をもっと信じないとね。以上、日記の締めくくりは、己の独り言となってしまった。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●ピアノのテクニック #13~15●クラーマー=ビューロー60練習曲 #09,#10#09:左手進行、まだミス多し。ゆっくり焦らず弾くこと。#10:テンポ125通し練習。指はかなり慣れてきた模様。中間部分左右別々の進行にて多少ミスすることもあるが、このテンポでまずは慣れていくこと。●バッハシンフォニア #01~03#01~02:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#03:通して数回。後半、特に16分音符進行が怪しい。ゆっくりでいいから確実な音で弾けるように。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」1楽章:テンポ125で通し練習。更に弾きこめ!!2楽章:仕上げに向けて通して数回。3楽章:テンポ86で練習。何故か懸念事項であった133~126小節、33~39小節、196~204小節がスムーズに弾けるようになっている。やはりある日突然練習成果が出るということもあるのか、とほっと一安心。こちらも更に弾きこめ!!
Apr 27, 2005
コメント(16)
私が住む町は東京都下のとある田舎町。自宅近くには桜の木々があり、1年のうちでも特に春が待ち遠しい、そんな場所だったりするのだ。ところが、今年の桜は、昨年度(2004年)よりもやや遅めである。現在の土地に引っ越してきてから、毎年春になると自宅近くの桜の写真を撮り続けてきたのだが、今年は3月30日になってもまだまだ蕾は固いままである。ちなみに、過去の写真をみながら我が町の桜開花状況をみると、・2004年度は3月26日時点で5分程度の咲き具合・2003年度は4月01日時点で満開・2002年度は3月20日時点で6分程度の咲き具合・2001年度は3月28日時点で5分程度の咲き具合であった。ということは今年は例年に比べ、かなり遅いということだろうか。ちなみに、さきほど報道番組をみていて知ったことなのだが、開花宣言が出されるのは「だいたい桜が5,6輪咲いた時点」ということらしい。我が町の桜はまだまだか。写真は、自宅近くの桜。つぼみの先に濃いピンクが現れた。
Mar 30, 2005
コメント(10)
私がせっせとPCに向かっている横で、二足歩行ロボット製作にいそしんでいた相方であるが、組立自体はあれよあれよという間に終わったものの、電池が充電されていなかったり、仕事で毎日帰りが遅く、時間的に限られているせいか、なかなかロボットが立つところまではいかなかった。そんななか、3月3日ようやく・・・「おぉ、ロボットが立った」拍手喝采、パチパチパチ。「じゃぁ、次は歩いてみよう」と、相方がPCを操作しながらロボットに歩く動作を指示する。すると、ロボットはよたよたと歩き出した。・・・が、どうにもまっすぐ歩かない。それどころか、支えてあげないとすぐにパタリと倒れてしまう。やはり一筋縄ではいかないようだ。次は片足で立ってみよう、と再びPCをパタパタと操作しながらなにやら指示すると、ロボットが少しずつ足を上げる。「おぉ、足あげてる。」(そのままだ)拍手喝采、パチパチパチ再び。しかし、この組立キットだけで出来ることは限られており、現状では前後にしか動かないのである。旋回などの動作をさせるためには、部品やら基盤を追加しないといけないらしい。ロボットにはまだ名前もつけられておらず、名無しの権兵衛。「おーい、五郎」「三郎が寝てるよ」「ガッチャンと遊ぼう」・・・って、ロボットを呼ぶたびに異なった名前を呼ぶのは、そろそろやめたいものだ。
Mar 3, 2005
コメント(2)
といっても私ではなく、家族が・・・である。最近、我が家族は毎週日曜日の夜に放映されるワールドレコーズ(日本テレビ)が大のお気に入り。といっても、二足歩行のロボットバトルのコーナーのみである。あれを見ては「ロボットを作りたいなぁ」とやたら熱く語られ、そんなことが何週間続いたやら。しかし、テレビを見ながらただ他人のロボットばかりうらやましがっている姿をみるのはしのびない。ここは第一段階として、ロボットの製作キットを買おうということになった。と簡単に言ってはみたものの、二足歩行ロボットの製作キットは12万円もするのだ。「た、高すぎる・・・」と呆然とする私。しかし、ロボットの世界ではどうやら12万程度は、いわゆる はした金らしい。テレビに出演するような強者たちは、一体ロボットに幾らのお金をかけているのだろうか。個人的には、技術的な向上が見こまれる趣味は大歓迎なので、ここは折角やる気になっている家族の気持ちを思い、ひそかにオーディオスピーカを買おうと貯めていた貯金をおろし、買ってしまったのであった。あぁ、居間のスピーカは今も壊れたまま・・・、未来もこのまま壊れたままなのか。近藤科学製品小型二足歩行ロボット 組立キットKHR-1というわけで、2月末に届いたロボット製作キットを早速組立開始(私はただ見ているだけである)。しかし、ロボットの動力源であるバッテリーは12時間ほど充電しないと使えないということに気づき、部品を組立ながら充電するだけで本日の作業は終わってしまったのであった。あぁ、ロボットが立つのは何時??
Mar 1, 2005
コメント(2)
いつもはピアノな話題で埋め尽くされる私の日記であるが、今日ばかりは全く異なるジャンルな話題で日記を埋めなければならない。実は、金曜日に税務署に行ったことで私が今最優先すべき事項が何かであるかに気づいたのである。そう、確定申告はすぐそこまでやってきているではないか。今年度は初めての青色申告であり、またこれが最後の青色申告でもある。というのも、昨年末で個人事業を廃業してしまったため、なんとか必死に覚えた青色な知識は今回限りという訳だ。帳簿類はとりあえず全て整理していたものの、帳簿の記載漏れやダブリを(今更ながら)再チェックしたうえで決算書を印刷し、更に固定資産や保険の支払実績など、確定申告書を作成する前に再度確認しておかねばならない。それにしても、確定申告も結構便利になったものだ。というのも、国税庁のWebサイト上で申告書を作成することも出来るのだ。売上金額や所得金額、社会保険料、源泉徴収税などなど申告に必要な値を入力すれば、あらびっくり、いちいち手書きしなくとも立派な申告書ができあがりである。あとはカラープリンタに出力して郵送なり、税務署に提出するなりすれば良い。しかし、ここで問題発生。経理上、客先に請求書を発行した時点で「売上」として計上(つまり売掛金)しているのだが、昨年度の売掛金が今年になって客先から振り込まれたため、客先から発行された今年度の支払調書にはその額も含まれて記載されているのである。しかし、その振り込まれた額は、帳簿上は既に昨年の売上として計上されているため、今年度の「売上金額」と、客先からの支払調書の額がどうしても合わない。つまり、支払調書の額の方が高いのである。ところが、いざ国税庁のWebサイトで申告書を作成しようとすると、入力した帳簿上の売上金額に対し、支払調書の額が高いとそれから先に進めないのだ。入力した額を確認してください・・・ってメッセージと共に途方に暮れる私。「えー、どうしたらいいのだろう???」同じようなことで悩まれた人はいないだろうか。それともそんな初歩的なところで悩むのは私くらいか(もしかしてとっても恥ずかしいことを書いているのかもしれない)。ネット上で同じような悩みを抱えた人はいないかと調べていると、やはり同様の内容を書かれている人は見つけたものの、有効な回答は見つからずじまい。これは週明けにでも恥をしのんで税務署に問い合わせてみるしかないかと思いつつも、とりあえず売上額=支払調書額を同額にして申告書自体は作ってみた。さて、今年からは青色申告用の決算書や白色申告のための収支内訳書も国税庁のWebサイトから作成可能になった。実はこれ、昨年度の国税庁のアンケートの際に「申告書だけではなくて決算書もWebサイト内で作れるようにして」と要望を出した内容だったりするのだが、同じように思う人が多かったのか、国税庁も意見をしっかり取り入れてくれらしい。というわけで、申告書やら決算書、少額資産の明細等を作っていたら、いつの間にか真っ暗だった空が明るくなっていた。久々に徹夜してしまった。ピアノ練習はほとんど出来ずじまいだったし、とんだ週末になってしまったのであった。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)●ハノン #01-20,#39,#40,#41#01-20,(各指の独立訓練)、まずは指慣らし。#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)テンポ120#40半音階スケール 何故かオクターブの反進行が苦手。3度の反進行の方がまだマシではないか?#41全長短調アルペジオ、テンポ108●ブラームス51練習 #9ab,#07,07ab,#08ab,#17#09ab:各指を広げる運動、2回往復#07ab:3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。#08ab:aの運動で指を慣らし、bでアルペジオの練習。aからbへと続けて弾くこと2回#17:各指のトリル練習。5回繰り返し。●クラーマー=ビューロー60練習 #07#07:23小節3拍目の4音目、及び4拍目1音目の運指を間違って覚えてしまったため、音が切れていたことに今日気づく。その修正にかなりの時間を要してしまった。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミス1回コース・復習)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #04●バッハインヴェンション #01~#15----------------------------------------------------本日の試し弾き(あくまで体験弾き)●なし無念にも本日の練習は基礎練習のみに終わってしまった。
Feb 5, 2005
コメント(7)
ここ2年ほど、個人事業主の専従者として経理方面を引き受けていたのだが、とうとう廃業することになった。まぁ経営不振などといった重い理由ではないのが救われるところだが、それにしても、個人事業を開業するときにもやたら書類が必要だったのが、実はやめる時にもなんだかんだと税務署へ提出する書類を作成しなければならない。そう、廃業届だけ提出すれば良い、という訳ではなかったのである。こんな時こそ、インターネットの力を借りようと、「廃業」に関する情報を検索したのだが、あらまぁ、個人にしろ会社にしろ開業に関しては多数掲載されているのに、廃業となると情報量はグッと少ない。まぁ、一度設立したらそんなに簡単には廃業はしないだろうが。しかし、SOHO等が増えたここ数年、個人事業主として仕事をしている人も多いはずである。そんな人が再就職すれば個人事業主として事業を維持する必要もないのだから、当然、廃業届も出すだろうに、はてはて、どうして話題にならないのか。いや、わざわざ話題にするほどのことでもないのかもしれない。結局、廃業にあたって必要な書類は以下なものだった。■個人事業 開廃業等届出書・・・この書類、廃業したら1ヶ月以内に管轄の税務署に提出する書類らしい。廃業の事由も書かなくてはならず、しばし文面に悩む。■所得税の青色申告の取りやめ届出書・・・これまで青色申告をしていた人はこれも必要。■給与支払い事務所等の廃止届出書・・・こちらは専従者等に給与を支払っていた場合に必要な書類。廃止後1ヶ月以内に要提出まぁ、青色申告者でなければ、廃業届だけで良かったようだが、税的に有利な分、なんだかんだと書類も増えるのは仕方がないか。ついでに、年末調整後の処理として、1月31日までに税務署に提出する、「給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表」も作成してしまおう。つい、数年前まではこんな書類には全く縁がなかったのだが、いろいろな分野の仕事を知ることって面白い。ちなみにこの書類、1年間の給料等支払合計と源泉徴収税額の合計を記載するものであり、年末調整処理をした(つまり、給与を支払った)個人事業主の皆さんは要提出な書類なので、どうぞ忘れないように。また、これとは別に、役場には給与支払報告書を提出しなければならなかったりと、1月はあれやこれやと雑務が多い。こうして、ようやく作り終えた書類たちだが、記載方法はこれで正しいのだろうか、等という一抹の不安がある。とにかく、これらの書類をもって、明日は税務署に行くことにしよう。明日はかなり寒い1日らしく、かなり憂鬱である。本日は、久々に音楽話以外の話題で日記を埋めてしまった。最後に恒例のピアノ練習メモをつけておこう。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例)●ハノン #01-10,#39,#41#01-10(各指の独立訓練)、久々にハノン前半で指慣らし。#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)#41アルペジオ、ハ長調,イ短調,ヘ長調,ニ短調,変ロ長調,ト短調。どうも変ロ長調は苦手意識があるようだ。●ブラームス51練習 #17,18ab,#9ab,#05,#07#17、3回繰り返し#18ab、16分音符4音の間に3連音符、2回繰り返し#09ab、各指を広げる運動、2回往復#05、オクターブ移動訓練、2回往復。#07、3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。#07ab、#07の応用(両手別の進行)だが、#07aはすんなり弾けるものの、#07bは何故か一方の手の進行につられることがある。●ツェルニー30番 #26#26、いよいよテンポアップ開始。しかし、テンポをあげることで乱暴な弾き方にはならないよう、細心の注意をはらって。特に同音連打の各音が汚くなりがち。●クラーマー=ビューロー60練習 #04~#05#04、後半部、アルペジオを右手から左手へとつないで弾く部分、左手運指間違いにより音ムラが激しかった。(誤)4-5-4-1→(正)2-4-2-1。これで音ムラは解消。テンポ四分音符110でミス無き弾けるよう、練習。#05、左手、ばたつかない。そろそろ曲らしく仕上げていこう。●バッハインヴェンション #01~#15#01~#11はノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#12、明日からノーミス1回組へ。#13、まとめ段階。#14、どうも32分音符が続くたびにテンポが不安定になってしまうので、十分に気をつけて。#15、あいかわらず進歩なし。後半部を中心に練習。●ショパン エチュード Op.10,25Op.10-01、テンポ四分音符120で通し練習。Op.10-12、テンポ四分音符100前後で通し練習。まだ苦手箇所前後で手がとまることがあるので、とにかく流れを止めずに弾けるように練習だ。Op.25-02、テンポ二分音符86で右手の音粒を揃えて弾くこと。ミスタッチ率はかなり減ってきた。●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」「メヌエット」「月の光」プレリュード、おさらい(通し練習1回)メヌエット、通し練習2回。月の光、通し練習2回。●シベリウス 「樅の木」「ピヒラヤの花咲く時」樅の木、通して数回ピヒラヤの花咲く時、32分音符上り進行部分を集中的に練習後。通して数回。
Jan 5, 2005
コメント(0)
12月23日になると各地でもクリスマスとことん一色。クリスマス・イブ・イブ?といったところだろうか。というわけで、今年は山梨県の河口湖にある「河口湖オルゴールの森」でクリスマスイルミネーションと心地よい音楽を、更に、ここ何年も恒例となっている、勝沼にある町営ぶどうの丘レストランでクリスマスディナーを楽しむ、この2本立てでクリスマスを満喫することとした。(したがって本日のピアノの練習は完全にお休みである。)車は一般道をひたすら走り、途中、道志村にある道の駅「どうし」で小休憩をしようと立ち寄ると、サンタクロースの格好をした店員さんたちが餅つきをしており、ここでも例に漏れずクリスマスイベントまっただなか、といったところか。そんな姿を微笑ましく見守りながら、豚汁とホットドックを頬ばると、再び車を走らせる。■河口湖オルゴールの森で優雅な音色と光の演出にうっとりのクリスマス河口湖畔の一角にある「河口湖オルゴールの森」は、ヨーロッパ情緒ただよう建物と様々なオルゴールが展示された美術館。ここの目玉はなんといってもエントランスホールにあるダンスオルガン、そしてオルゴールミュージアムにあるあの悲劇の豪華客船タイタニック号に搭載されるはずであったオーケストラオルガンだ。更に、提携しているチェコスロバキアの弦楽四重奏団の生演奏も聴け、まさしく音楽に包まれる優雅なひとときが過ごせるスポットなのである。そして、クリスマス時期になれば、夜間のイルミネーションも華やかということで、いそいそと再訪してみたのだが、確かに幻想的なイルミネーションが楽しめ、冬の寒さもしばし忘れるくらいだ。本日の弦楽四重奏団はモーツァルトのディヴェルティメント(番号がわからなかったのだが)とポピュラーな曲を演奏、隣の客は優雅な演奏についついコックリしていたようだ。あぁ、勿体ない。 ▲ダンスオルガン▲弦楽四重奏団の生演奏▲オルゴールの森のライトアップ ▲噴水とオルゴールの光が感動を呼ぶ■勝沼町営ぶどうの丘でクリスマスディナー山梨県勝沼町といえば、国内でも有名なぶどうの産地。つまり、ワインの産地でもある。どうしても海外産ワインに注目が集まるなか、国産ワインだって素晴らしいものは多数あることを勝沼町は証明してくれている。そんな勝沼町のワイン集合施設的な存在なのが、町営「ぶどうの丘」である。ここでは勝沼町産ワインの展示販売、ワインカーブ、そして展望レストラン等があり、ワインを飲みながら美味しい食事を楽しむことができるのだ。ここを訪れるようになって、もう6年以上が経つが、クリスマス時期には必ずディナーをここで頂くことが我が家的恒例行事となっている。本日の食事は、海の幸の盛り合わせカクテルソース添え/ペルー産フレッシュ白アスパラガスとオマール海老のグラタン/牛フィレ肉のロッシーニ風/燃え富士山とパンドーロ/コーヒーと小菓子 以上であり、いや、どれも100点満点の美味。ワインは、勝沼町 白百合醸造のスパークリングワイン(シャンマスカット)を選択、これは、マスカットの甘酸っぱさと微炭酸が調和した手軽で飲みやすいワインである。実は、食事に合わせてもう少し味わい深いワインを、と思ったのだが、個人的にも、口あたりの良いこのワインがとても好きなので、まぁ良しとしよう。食後は、お土産代わりに勝沼町産ワインを2本ほど選び、買って帰ってきた。甘口ロゼの「シャンテ・巨峰」(ダイヤモンド酒造)、シャンテワイン甲州・甘口白(同じくダイヤモンド酒造)の2本は、さぁ、私にどんな印象を持たせてくれるのだろうか、後日ゆっくり味わうことにしよう。最後に甲州にこだわった酒店をご紹介。「甲斐酒福」では、甲州の地酒、ワイン、焼酎などをこだわって扱った酒店。楽天市場内にも出店しているので、甲州ワインが気になる人は覗いてみてはいかがだろうか。個人的には、「七賢」の日本酒、大和葡萄酒のワインを好んで旅先で購入することが多かった。p.s 楽天日記の設定を誤って本日の日記を数回削除してしまい、見に来て頂いた人には申し訳ないことをしました。この場を借りてお詫び申し上げます。
Dec 23, 2004
コメント(2)
現在の家に引っ越して5年、ようやく今日になって石油ファンヒーターを買った。それまでの年月、冬になれば当然のようにエアコンを使用していたのだが、やはり電気代は気になるし、高額な料金を支払う割にはそれほど温かさを感じないため、ついにエアコンに見切りをつけたというわけである。というのは建前であり、移動が可能な石油ファンヒーターを買えば、ピアノが置かれている部屋にだって持って行ける。ということは、これから冬でも快適なピアノ練習が出来るのではないか、とたくらんだのである。実はこのピアノ設置部屋、我が家における極寒の地として、長き間 冬は「開かずの間」になっていたのだ。それとも今日でおさらば・・・と思いきや。「うっ、このワインたち、どうしよう・・・」、そう、ピアノ部屋にはこの寒さを利用して趣味?のワインが置かれていたのである。部屋を温めれば、このワインたちが可哀想ではないか。さて、ワインを移動するか、私がこの寒さのなかで我慢してピアノ練習を続けるか、悩ましい。ワインたちを何処かへ移せば良いだけの話なのだが、とにかく我が家は物が煩雑しており、他に移動すべき場所もないのが現状である。結局、石油ファンヒーターは今日もリビングルーム「だけ」で活躍中である。私はといえば、自らが熱源となり、今日も寒さのなかで負けじとピアノに向かっている。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例)●ショパン エチュード Op.10Op.10-01、テンポ四分音符100で繰り返し練習。Op.10-12、前日あげた苦手部分を意識しながら、通して数回。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(期間限定?)●シベリウス 「樅の木」40小節からのアルペジオ部分を中心に練習。その後、通して数回。●シベリウス 「ピヒラヤの花咲く時」前半部を中心に練習。どうしても指が馴染まないため、しばらく片手ずつ練習してみるが、あまり効果はみられない。樅の木よりも、曲の進行が素直でない分、この曲風に慣れることが必要かもしれない。今日はほとんど練習できずじまい。残念!
Dec 19, 2004
コメント(2)
12月に入ってからどうも耳の調子が悪く、なにやら耳の中でバリバリ鳴っている。鼓膜が破れかけているのか、と思いながらも、その症状は常時ではなく、何かの拍子で発生するので、なかなか病院にも行けずじまい。こうして半月が経ってしまった。おまけに手を見れば、あいかわらず指先の各所がひび割れ状態。手には十分気を遣って、クリームを塗ったり、薬を含ませたガーゼを巻いたりして、なんとかその場をしのいでいたが、その時は治っても、油断すれば再びピアノの鍵盤が血塗られる羽目になる。薬もなくなってきたことだし、「そろそろ病院に行こうかなぁ・・・」毎月15日は銀行で事業関連の振込処理等をしなければならないため(これも今年でおしまいか・・・)、朝9時から銀行に飛び込むと、慌てて窓口で振込やらお金の移動等の処理を済ませ、その足でようやく市内の総合病院へと向かったのであった。それにしても病院というところは、どうしてこうも混雑しているのだろうか。予約している訳でもないので、受付をしてからだいたい2時間以上は待たなくてはならない。初診ゆえ、まぁ仕方がないのだが、世の中こんなに病人やけが人が多いのか、と改めて思い知らされる。■やっぱり皮膚科の診察はどこも一緒?こうして待つこと2時間、ようやく名前が呼ばれて診察室へ入る。しかし、先生は手の患部をチラッと見ただけで「まぁ、一種の職業病ですね。家事をやめない限りは治りません」・・・って、おーい、やめる訳にはいかないだろうに。「とにかく、ひっきりなしに薬を塗って、手を休めてあげること。そうしないと治らないですよ」とだめ押しされ、はい、おしまい。2時間待って、診察2分、あっという間である。皮膚科に行くと、いつもこうなのだ。病院を変えてみても結果は同じ。ひどい病院になると「あんた(患者をあんた呼ばわりするとは何事じゃ!!)のその髪の毛、切っちゃいなさい。そんなロングヘアーだからシャンプーに時間もかかるのだし、だから手だって痛むんだよ」なんて言葉を頂いてしまったことだってある。もっと、言いようがあるだろうに、それ以降、その病院には行っていない。■バリバリ音の原因は単純だった、耳鼻科で一発解決さて、次は耳鼻科。気がつけば、患者はほとんどおらず、私はほぼ最後状態となっていた。いやはや、病院で半日以上使ってしまうのか、と思いながら耳鼻科の診察室へ入ると、あらまぁ、茶髪でちょっとファンキーな先生ではないか。「え、耳のなかがバリバリいうの?どれどれ」と機械を使って耳の中を覗き込む。「耳掃除、し過ぎでしょ」、うっ、図星である。あまり綺麗な話ではないが、私は耳掃除が大好き。どうやら、やたら耳掃除をするもので、耳のなかを傷つけ、流血したらしい。それが治りかけてかさぶたとなっているのである。おまけに、そのかさぶたが鼓膜にへばりつき、どうやら耳の中のバリバリ音は、そのかさぶたが原因だったという、なんとも恥ずかしい事態であった。(美しくない話で、ほんとすみません)実は、ヘッドフォンでピアノの練習をし過ぎて、耳を悪くしたのではないか、という不安がずっとつきまとっていたため、先生のその言葉に、心の奥底からホッと安心。鼓膜を直接さわるわけにはいかないので、吸引器でかさぶたをとってもらい、はい、おしまい。「これでバリバリ音はないはずだけど、もし、それでもまだ耳の中でバリバリいうようだったら、また来てね。そうそう、耳掃除はこれから1ヶ月、絶対にしちゃだめだよ」、あぁ、つらいお達しである。そうして耳鼻科の先生は、耳掃除についてあれこれ語ってくれたのであった。うむ、耳鼻科系の病気にかかったら、またここに来ることにしよう。病院から戻った私は、すっかりお疲れ状態である。病院ってある程度元気でないと行けない、そんな妙な矛盾を感じてしまった1日。病院で貰った薬を塗りながら、「ピアノを弾く人にとって、やはり耳と手は大切だし、もっといたわってあげないと」と、手のひらをみつめる。今日ばかりはピアノの練習もパワー不足であまり出来なかった。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例)●ハノン #21-22,#29-30,#39,#40#21-22(3-4-5指の訓練)を続けて繰り返し1回#29-30を続けて繰り返し2回。#39テンポ120で1回ずつ(2往復)全長短調の4オクターブ音階#40半音階(オクターブと3度)●ブラームス51練習 #17,18ab,#30,#9a(4-5指強化の為,指を広げる)#17、3回繰り返し#18ab、16分音符4音の間に3連音符、3回繰り返し#30、1音押さえたまま4-5指のトリル。1回レガート往復。1回8分音符スタカートにて。#09a、各指を広げる運動、1小節ずつ繰り返し2回往復#09b、各指を広げる運動その2、3回往復。●ツェルニー30番 #24#24、ようやくまとめ段階●クラーマー=ビューロー60練習 #01~#04#01~02、おさらい#03、まとめ段階#04、後半のアルペジオのミスタッチをなくすべく今日も部分練習。●バッハインヴェンション #01~#13#01~#10はノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。(#08の左手進行はやはり苦手か)#11、まとめ段階#12、ゆっくりテンポで通し練習、及びトリル部分含む前後小節を重点的に練習。#13、9~13小節、そして最後2小節の左手ミスタッチをなくすべく本日も重点練習。今日は時間がとれず、また、体力限界により、基礎練習でおしまい。
Dec 15, 2004
コメント(8)
12月9日は私の××歳の誕生日、もう素直に誕生日を喜べない年となってこれまた早ウン年、年月が経つのは本当に早いものである。というわけで、誕生日といったらベーカリーレストラン・サンマルクでお食事、私にとってこんな行事がはじまって早5年、既に恒例となっている。サンマルクといったらちょっと高級っぽいファミリーレストラン・・・といっては失礼か、焼きたてパンが食べ放題のベーカリーレストランである。この焼きたてパンも楽しみなのだが、それ以上に楽しみなのはレストラン内で聴けるピアノの生演奏だったりする。今回は平日にもかかわらず店内が混雑していてピアノの近くの席をとれなかったのだが、いつもはピアノの近くの席に座りながらゆったりとした食事を楽しんでいるのだ。さて、今回はクリスマスが近いということもあってか、ピアノ演奏もクリスマス曲が中心、ポピュラー曲が大多数であったが、ユーミンの「恋人がサンタクロース」やクリスマスにはお馴染みの「聖夜」「サンタが街にやってきた」等を、優雅なピアノアレンジで聴かせてくれ、気分は誕生日というよりもクリスマスディナーといったところか。といっても、誕生日ディナーを注文した人向けに、「ハッピーバースデートゥーユー」を弾いてくれるなど、これまたニクイ演出である。今、ピアノ練習に励んでいる人のなかには、こういったレストランでピアノを弾くことを夢みている人も、もしかしたらいるのではないかと思う。こういったレストランで弾く場合、あくまでも食事空間がメインであり、ピアノ演奏が目立ちすぎるのは厳禁、あくまでも控えめに、そして耳に優しく、穏やかな気分で食事が楽しめるよう、配慮しながらピアノを弾かなければならない。そういえば、数年前、このサンマルクでピアノ演奏を聴いた時、ものすごい勢いで譜面をめくるピアニストのお姉さんがいた。うぅむ、ちょっとあれは頂けない。譜面をみながら弾く場合、譜めくりも含めてピアノ演奏なのだから、と人の振り見て我が振り直せ・・・だったり。はたまた数年前のピアノ演奏の時は、きっとピアニストのお姉さんがクラシック好きだったのかもしれない。ドビュッシーの「月の光」やショパンの「ワルツOp.69-1」、リストの「愛の夢」等を次から次へと弾いていき、これにはもう、食事そっちのけでピアノ演奏に浸ってしまったこともあった。特にショパンワルツOp.69-1は私の18番的な存在でもあったり。あぁ、やはりショパンのワルツには癒しの効果たっぷりだ。折角なので、お食事内容を・・・本日のスープと称し、かぼちゃのポタージュ、そして生ハムのシーザーサラダ、魚料理はサーモンとポテトのいくら添え(名前を忘れてしまった)、肉料理は牛カツレツ、そしてデザートはケーキとアイス、コーヒー。パンは食べ放題であり、しかも今回はデニッシュ系のパンが多く、いちごやかぼちゃ、チョコ、チーズ等のデニッシュ、更にクロワッサンやチーズパン等の正統派パンも次々と登場。スパークリングワインのハーフボトルは運転しない私が全て飲み干し(おまけに主賓だし)、心温まる音楽に優雅な食事の時間、久々に幸せな気分を味わったような気がする、そんな誕生日の夜であった。最近、割と派手目な曲ばかりを選曲をしていた私だが、たまには癒し効果たっぷりな曲を選択し、自分自身を癒しながらピアノを弾くのも、また良いかと思う今日このごろである。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例)●ハノン #29-30,#39#29-30を続けて繰り返し4回。#39テンポ120で1回ずつ(2往復)全長短調の4オクターブ音階●ブラームス51練習 #17,18ab,#30,#9a(4-5指強化の為,指を広げる)#17、数回繰り返し#18a、右手16分音符4音の間に3連音符、3回繰り返し#18b、16分音符4音の間に3連音符応用、3回繰り返し#30、1音押さえたまま4-5指のトリル。2回レガート往復。1回8分音符スタカートにて。#09a、各指を広げる運動、2回往復#09b、各指を広げる運動、2回往復、運指に気をつけて。指を十分に広げるためには運指を間違えると効果無し。●ツェルニー30番 #23#23、指定テンポで弾けるようになったものの、後半両手3度進行でやや音ムラあり。ここをクリアすればOK●クラーマー=ビューロー60練習 #01~#04#01、まとめ段階>OK#02、まとめ段階 ペダルを使用して仕上げてしまったのだが、これで良かったのだろうか・・・#03、ミスタッチに気をつけながらテンポアップ開始#04、特に前半部の左右手の動きを指が覚えるまで練習。まずはゆっくりテンポで。●バッハインヴェンション #01~#12#01~#10はノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。春秋版譜面にフレーズ区切りを書き込み、参考にする。#11、通しで繰り返し練習。ミスタッチは全体の1/5程度になったが、いつも同じ箇所で間違える訳ではないあたりが厄介。#12、今日も左手トリル部分を中心に練習。かなり遅めのテンポだとトリル箇所もクリアできるが、右手16部音符2音に対し、左手3連音符トリルを弾くのは苦手だ。●ショパン エチュード Op.10,25Op.10-01、テンポ四分音符100でゆったり通し練習と譜面2~3ページ中心に部分練習。Op.10-04、テンポ四分音符120でしばらく通し練習後、最終ページ最終段を部分練習。テンポ125で再び練習。Op.10-12、譜面1~2ページを中心に部分練習。左手の動きを頭にたたき込め!Op.25-02、本日お休み●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」「メヌエット」プレリュード、まとめ段階、暗譜完了メヌエット、通し練習を数回。●ドビュッシー 「雨の庭」通し練習数回。練習時間がなくなりこれにてストップ
Dec 9, 2004
コメント(14)
「スヌーピーハンドベル」といえば、ペプシツイスト・ダイエットペプシツイスト500mlボトルにもれなくついてくるおまけ。10月中旬から順次ついてくるこのおまけ、音楽&スヌーピー好きならばついつい集めたくなってしまう嬉しいキャンペーンだ。実は、このペプシツイストシリーズ、このスヌーピーハンドベルの前期間にはガンダムボトルキャップがついてきており、相方が熱心に集めていた。それこそ居間にはうんざりする程のガンダムが並べられ、数えてみれば100本近く飲んだことになる。いや、最終的には私もかなり協力し、ひと仕事した後にはペプシを飲むのが日常となっていた。そのキャンペーンも終わり、ようやくペプシから解放されるかと思いきや、次にはスヌーピーハンドベルが待っていたのである。相方はスヌーピーにもハンドベルにも興味はないらしく、結局ひとりで細々と集める羽目になったのだが、このハンドベルのおまけ、ツイストペプシ8種類、ダイエットツイストペプシ8種類、計16種類が存在する。幸い、あらかじめおまけのパッケージには何が入っているかがわかるので、効率的に集めることは出来るのが救いであるが、期間内にどこまで集められるだろうか。というわけで、いつも立ち寄るスーパーを覗いてみると、あらあら、ツイストペプシコーナーには常時10本以上のボトルが並んでいるのに、2~3本しか無いではないか。「うむむ、誰かまとめ買いしたのかな」、2本を買い物籠にいれるとすごすごとその場を立ち去るしかなかった。まぁ、ゆっくりと集める楽しみを堪能しようか(・・・って決して負け惜しみではない)。ペプシツイスト スヌーピーハンドベル(8種類)01:[ド]スヌーピーの指揮者02:[レ]チャーリーブラウンのチェロ03:[ミ]ルーシーのヴァイオリン04:[ファ]シュローダーのピアノ05:[ソ]ペパーミントパティのフルート06:[ラ]サリーのシンバル07:[シ]ウッドストックのバスドラム08:[ド]ライナスのホルンダイエットペプシツイスト スヌーピーハンドベルカジュアル(8種類)09:[ド]チャーリーブラウンのスネアドラム10:[レ]サリーのベルリラ11:[ミ]シュローダーの歌12:[ファ]ライナスのトランペット13:[ソ]マーシーのトライアングル14:[ラ]ウッドストックのトランペット15:[シ]ルーシーのハンドベル16:[ド]スヌーピーのタンバリン上記のうち、入手したのは10/29現在、01,09,12,14、計4種類・・・まだまだである。※毎日掲載しているピアノ日記については前日と同様メニューなため、割愛
Oct 29, 2004
コメント(4)
左手の痛みの話題はここ数日の日記に多数登場しているが、少しは痛みも減ってきたかと油断していた。「それでも薬くらいは買っておこうかな」、そうして薬屋で湿布と塗り薬を購入し、早速塗ってみる。しかし、それから数時間後、これまでに無い痛みがやってきた。指を少し動かしただけでも「い、痛い!」。これはさすがにまずいと判断し、慌てて病院へ。あぁ、こんなことならば午前中に市販の薬など買わずにそのまま病院へ行っておけば良かったのだ。レントゲン写真を見るなり、医師は「む?なんだこれは」。あぁ、かなり危険な状態なのかとドキドキ。医師は「この骨の欠けた部分はなんだろう?」と手首の一部をさしたのである。しかし、そこは私が幼い頃に骨折した名残であった。その後も医師はその欠けた部分の説明ばかりで、かんじんの話が出てこない。そして最後に、「で、腱鞘炎ですね。電気治療をしましょう。薬を出しておきます」あっけない診察であった。腱鞘炎の診察ってだいたいこんなものなのだろうか。それでも医師が処方した湿布の効き目はかなり良い。ただ、こんな状態になってみて今更気づくのだが、手って何かとよく使うものだ。安静にしろと言われても、ついつい使わずにはいられない。今だってこうして日記を書いているではないか。まぁ、ピアノに比べればパソコンのキーボードはあまりに軽すぎる、空気みたいなものだ。とにかく、早く治さねば、折角ピアノを再開してから快調に動き出した(かにみえる)左指が再び硬直してしまうではないか。
Sep 21, 2004
コメント(3)
全77件 (77件中 51-77件目)