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5月14日は母の日。カーネーションの花束を毎年注文しては母の日前に実家に届くように手配しており、それと同時に実家に帰ったりもしていたのだが、今年はどうにも帰れそうにない。更に、折角の母の日だからと、シューマンの「花の曲」あたりを母のために演奏したいなんて思っていたのだが、これも無惨にも消え失せてしまった。今頃、花束は無事に母の元に届いているかな・・・と考える。というわけで、仕事の休憩がてら、突然ではあるが「花」にちなんだピアノ曲を探してみることにした。えっ、ちっとも息抜きになっていない休憩だって?しかもしかも、探してみると母の日にうってつけな「カーネーション」を題材としたピアノ曲もあるではないか。■花にちなんだタイトルをもつピアノ曲たちヴィラ=ロボス:「花の組曲」ヴィラ=ロボス:ブラジル民族舞曲小曲集から「カーネーションはバラとけんかした」カスキ:バラの花園の乙女 Op.24-1ガーデ:春の花 Op.2bクープラン:クラヴサン曲集第1巻第5組曲から「花の女神」クープラン:クラヴサン曲集第3巻第13組曲から「ゆりの花ひらく」クープラン:クラヴサン曲集第3巻第15組曲から「花咲く果樹園」グラナドス:詩的な情景 第1集から「バラの踊り」シベリウス:13の小品Op.76から「リンネ草」シベリウス:5つの小品(花の組曲)Op.85から「ひな菊」シベリウス:5つの小品(花の組曲)Op.85から「カーネーション」シベリウス:5つの小品(花の組曲)Op.85から「アイリス」シベリウス:5つの小品(花の組曲)Op.85から「金魚草」シベリウス:5つの小品(花の組曲)Op.85から「つりがね草」シューマン:花の曲Op.19シューマン:森の情景Op.82から「孤独な花」タイユフェール:フランスの花から「プロヴァンスのジャスミン」タイユフェール:フランスの花から「ギエンヌのひなげし」タイユフェール:フランスの花から「アンジューのバラ」タイユフェール:フランスの花から「ラングドックのひまわり」タイユフェール:フランスの花から「ルシヨンのカミツレ」タイユフェール:フランスの花から「オート・プロヴァンスのラヴェンダー」タイユフェール:フランスの花から「ベアルンの昼顔」タイユフェール:フランスの花から「ピカルディーの矢車菊」チャイコフスキー:四季Op.37aから「松雪草」ドヴォルザーク:ポルカ「わすれな草」バルトーク:2つの絵画Op.10から「満開の花」バルトーク:3つのハンガリー民謡から「白いゆり」マクダウェル:森のスケッチOp.51から「野ばらに寄す」マクダウェル:森のスケッチOp.51から「水連に寄す」ランゲ:花の歌 Op.39番外編:「母」をタイトルにもつピアノ曲も発見!グリーグ:自作の歌曲によるピアノ曲Op.52から「母の嘆き」グリーグ:自作の歌曲によるピアノ曲Op.52から「老いた母」というわけで、「カーネーション」をタイトルにもつ曲というと、シベリウスの5つの小品(花の組曲)Op.85から「カーネーション」、そしてヴィラ=ロボスのブラジル民族舞曲小曲集から「カーネーションはバラとけんかした」、私が探したところ、この2曲が見つかった。シベリウスの5つの小品については、CDも持っており、実際に何度も聴いているのだが、一言でいえばとても穏やかでホッとできる小品。サロン等でさりげなく弾きたいそんな1曲だ。しかし、残念ながら私は楽譜を持っていない。全音の楽譜「シベリウスアルバム」にも5つの小品から数曲掲載されてはいるものの、かんじんのこの曲は収録されていないのだ。あぁ、いつか楽譜を入手して弾いてみたい、「カーネーション」そして、ヴィラ=ロボスの曲は実際に聴いたことがないのだが、いやはや「カーネーションはバラとけんかした」って、一体どんなシチュエーションなのだ??そういえば、母の日にはカーネーション、父の日にはバラをプレゼントするというのが割と定説だったりするが、このヴィラ=ロボスの曲のタイトルを見て、あれこれ深読みしてしまった私であった。さてさて、他にもまだあっただろうか、花にちなんだピアノ曲。って、仕事はどうした?というつっこみが入りそうなので、これにて失礼しよう。(大丈夫、既に目処はついた!)
May 14, 2006
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21日の朝、やたら磨りガラスの外が白い。慌てて窓を開ける。「雪だ!」どうやら東京では21日未明から雪が降り始め、朝10時過ぎには路面も屋根もベランダも、すっかり真っ白な雪で覆われていた。しんしんと静かに降り続ける雪だが、時間の経過と共に確実に積もり続けている。こんな日は、やはり「雪」にちなんだ曲を弾くしかないだろう。えっ、ワンパターン?そういえば昨シーズン、都内の大雪の際にも同じことを言っていたような気がする。その際に選んだ1曲がドビュッシー 子供の領分から「雪が踊っている」まぁ私の今の技量ではこの曲がせいぜいである。しかも、雪が降らないと、この曲を弾こうという気持ちにならないあたりが、進歩を妨げているらしい。いつまで経ってもヨタヨタ歩きな「雪が踊っている」、こんな調子では雪が踊るどころか、「雪が泣いている」か。折角なので、昨年12月に掲載した「冬」がキーワードなピアノ曲たちをちょっと整理してみよう。前回はクリスマスを含めていたが、今回はそれらを割愛し、「雪」を中心にいってみたい。■朝、窓を開けたら雪だった・叙情小曲集から「冬の景色」 (ギロック)・こどものためのアルバムから「冬の朝」Op.39-2 (チャイコフスキー)・ピアノのための6つの印象から「初雪」Op.11b-5 (ハンニカイネン)■窓から雪の情景を楽しむ・叙情小曲集から「音もなく降る雪」 (ギロック)・子供の領分から「雪が踊っている」 (ドビュッシー)・5つのスケッチから「冬の情景」Op.114-2 (シベリウス)・「粉雪」 Op.57-2 (パルムグレン)・ユーゲントアルバムから「冬の時 その1」Op.68-38 (シューマン)・ユーゲントアルバムから「冬の時 その2」Op.68-39 (シューマン)■雪の降る日、部屋で温まりたい・子供の情景から「炉端で」Op.15-8 (シューマン)・四季から1月「炉端にて」Op.37a-1 (チャイコフスキー)■折角だから雪のなか、出かけてみる・前奏曲 第1集から「雪の上の足あと」 (ドビュッシー)・10のやさしいピアノ小品から「ハンガリー民謡.ゲデレーの市場に雪が降っていた」 (バルトーク)・「予言者」による挿絵から「スケートをする人々」 (リスト)・「富士山の白雪」 (カウエル)■戸をたたきつける雪の嵐・子供の小品から「吹雪」Op.27-23 (カバレフスキー)・小泉八雲の怪談によるバラード「雪女」 (ノルドグレン)・超絶技巧練習曲集から「雪あらし」 (リスト)さぁ、こんな雪の日、あなたならば何を弾く??えっ、いつもと変わらない???やっぱりショパンの「幻想曲」?雪のふるまちを~♪と・・・それよりも、とにかく今晩中にどうかやんで欲しい、この雪たち。今日は雪にちなんだ曲を弾くよりも、雪がやむことを祈りながら弾くことのほうが必要そうだ。
Jan 21, 2006
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気が付けば12月30日、いまだ年賀状に翻弄されている自分がいる。来年は「いぬ年」ということで、結局2005年に各所で出逢ったワンちゃんたちの写真を何枚か選んでレタッチソフトでちょちょちょいっと加工すると、安直なワンちゃん年賀状のできあがり。あとは印刷するだけだが、年に数回しか活躍しないカラープリンターは既に10年程前の老体機種ゆえ、1枚1枚手差しで印刷せねばならない。あぁ、なんて効率が悪いのだ。まぁここで愚痴っても仕方がない。こんな時は、来年2006年のいぬ年にちなんで、今年最後のキーワードdeピアノ曲、いってみよう。「犬」がテーマだ!!まてよ、犬??これってあまりに少なくないか??だいたい、ショパンの「子犬のワルツ」とサティの、えっと、なんだっけ、妙なタイトルの・・・。それしか思い出せない。他にあるのか?犬の曲。■犬、もしくは犬にちなんだピアノ曲たち・ヴィラ・ロボス:赤ちゃんの一族第2集から「ゴムの子犬」・ギロック:「子犬」・サティ:犬のためのぶよぶよしたプレリュード(全4曲)・サティ:犬のためのぶよぶよした本当のプレリュード(全3曲)・サティ:1906-13年の時期の6つの作品から「犬のプレリュード」・ショパン:ワルツ第6番 変ニ長調 Op.64-1「子犬」・ダカン:狩の楽しみ(ディヴェルティメント)から「犬の吠える声」作曲者の構想に「犬」という題材は向かないのか。音楽家は犬を飼っていないのか。いやぁ、そう考えると、私はジョルジュ・サンドに感謝したいくらいだ。確か、ショパンの子犬のワルツは、ジョルジュ・サンドが飼っていた子犬から構想を得た曲のはずである。もし、ショパンがジョルジュ・サンドと暮らしていなければ、このような曲は生まれなかったかもしれないではないか。それにしても、あぁ、2005年最後の「キーワードdeピアノ曲」で思いっきりすべってしまったような気がする。ちなみに、犬を題材にしたピアノ曲、他に知っている人・・・・いるだろうか??◆ ◆ ◆ ◆ ◆そうそう、楽天ブログの左上端のバナー表示が、一時期ちょっぴり大きなサイズで表示されていたことに気付いた人はいるだろうか。これまで「楽天広場」というロゴのみだったのだが、12月下旬になってその横にカタカナで「ブログ」と大きく表示されるようになってしまったのだ。しかも、そのバナー表示は白背景(もしくは薄色)に合うように作られているため、当サイトのように背景色が濃いものには、なんとも不釣り合い。決してサイトデザインにこだわっている訳ではないものの、これにはビックリしてしまい、あわてて楽天広場のスタッフさんに問い合わせメールを送ったところ、「検討させて頂きますね」という返事とともに、数日後にはブログというカナ文字が消え、再びロゴのみの表示に変わっていた。すごい、楽天広場のスタッフの皆さんは、もしかして私の声を聞いてくれたのだろうか。いや、そういう問い合わせも多かったのだろうか。いずれにしても、本当に嬉しい。年末のこの忙しい時に、ユーザーの声をきちんと聞いてくれることに、改めて感謝したい。そして、こういう場を提供してくれることに、あらためて深い感謝の気持ちをこめて、「ありがとうございます」◆ ◆ ◆ ◆ ◆やったー、なんとか大晦日の日に、たまり気味だった日記の掲載が追いついたぞ!!これで年末の挨拶日記を心おきなく書けそうだ。今年の汚れ、今年のうちに♪なごとく、今年の日記、今年のうちに♪がなんとか実現できた。おまけに、31日にピアノの弾き納め、できるかな。えっ、大晦日にまでピアノを弾くなって??
Dec 30, 2005
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11月23日にキーワードdeピアノ曲シリーズのひとつとして「冬にちなんだ曲」、そして12月1日に「同曲異作曲家の曲:ソナタ」についてあれこれ調べた内容を日記に掲載していたが、それらをようやくフリーページに掲載しなおした。キーワードdeピアノ曲を探せコーナー・キーワード四季編:冬編・同曲異作曲家の曲たち:ソナタ今後、予定しているキーワードは、●変奏曲 ●ロンド ●即興曲 ●舞曲といったキーワードでいってみようかと思っているのだが、そのなかで大がかりとなってしまいそうなキーワードが「舞曲」。舞曲といえば、そのものズバリ「アルゼンチン舞曲」や「ハンガリー舞曲」などというタイトルのものもあるのだが、舞曲に区分される種類として、・アルマンド・ガヴォット・クーラント・サラバンド・ミュゼット・メヌエット・ブーレ・パスピエ・パヴァーヌ・ポルカ・ボレロ・ポロネーズ・マズルカ・ワルツ・タランテラ・タンゴいや、まだまだありそうだ(他に何があるかご存じな方はご一報を!)。さすがにこれらを、舞曲としてひとくくりにしてしまうのは乱暴なので、ひとつひとつ分けて調べていくと、かなり大がかりになるであろう。というわけで、「舞曲」はひっそりとじっくりと時間をかけて進めていくことにしよう。他にこんなキーワードで調べたら面白いぞ、といったアイディアがあったら、どうぞお気軽にお声がけを。◆ ◆ ◆ ◆ ◆10日の夕方、実家に帰った際に久々にアップライトのピアノを弾いてみる。ところが、なんだなんだこの「湿気た音」は!これは私の弾き方のせいではない・・・はずだ。更に鍵盤のタッチ具合もモッタリしている。これも決して私の弾き方のせいではない・・・はず?そういえば以前弾いた時も、少し鍵盤に違和感を感じていたので「ちょっとちょっと、まだ調律してないでしょ」と慌てて母に言うと「そういえば調律するタイミングが無くて、まだしてないわねぇ」、ってオイオイ、何呑気なことを言っているのだ。一体、前回はいつ調律してくれたのか、もう何年も放置されていないか?とさえ疑ってしまう。ちょうど楽天ピアノ弾きのaliceさんの日記でもピアノの調律についての話題を取り扱っていたのだが、調律の期間をあけてしまうと、それだけ調律も難しくなり、また、金額もどんどん上がっていってしまうとか。その昔、必ず1年に1回は調律をしていた記憶しかない私には、何年も調律されていない(であろう)ピアノが、それこそまともによみがえってくれるのだろうか、という不安が非常に大きい。ええいっ、勝手に調律師を手配して実家に送り込んでしまおうか、と思ってしまった私である。ピアノはある意味「生き物」、皆さんもピアノからのSOSを聞き逃さず、どうか大切に。◆ ◆ ◆ ◆ ◆電子ピアノの場合は調律こそ必要ないのだが、電子機器ゆえに一生使用可能、という訳にはいかないのが辛いところ。それでも毎日お世話になる楽器であることには変わりない。ついつい、ピアノを弾いたら蓋を開けっ放しでそのまま部屋を立ち去ることが多い私であるが、電子機器にホコリは大敵。やっぱりきちんと蓋を閉めるようにしよう、と反省してしまった。ピアノのお掃除、どのくらいの頻度でしているだろうか。えっ、毎日が当たり前??それとも、えっ・・・・・・・・ま、まさか、してないって??(寝ぼけながら書いたせいか、日記の所々に誤記があったため、若干修正する羽目に(笑))----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(実家にて)●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #01,04,05,07,16●ショパン ノクターン Op.48-1●湯山昭 お菓子の世界から「バースデーケーキ」
Dec 10, 2005
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つい先日、12月から放映のNHK教育「スーパーピアノレッスン」~大曲に挑む~のレッスン曲を日記上で紹介したのだが、そこでふと思った。「今回は大曲と称して名を連ねているのは、ピアノソナタが多いぞ」と。となると好奇心の固まりな私としては、一体どれだけの作曲家がピアノソナタと称するものを手がけてきたのだろうか、ということだ。これは調べずにはいられない。というわけで書籍やらネットやら楽譜やらをかき集めて調べてみた。なんだかまたしても「暇人だ」という呆れ(笑)声がとんできそうだ。ところで、ピアノに限らずクラシック音楽や、最近は某ドラマのタイトルとしても使用されてすっかり馴染み深い「ソナタ」、この語源はご存じだろうか。音大や音高など専門教育を受けられた方やピアノレッスンを受けている人は講義などでも勉強されているだろうが、音楽辞典によれば「イタリア語で"鳴り響く"という意である動詞のsonareが語源。これがルネサンス時代に器楽曲に対し使われるようになった」とか。まぁ、一般的にはソナタ形式の楽章を含む3,4楽章からなる楽曲が多い。では、ソナタ形式とは? いわゆる提示部-展開部-再現部の3部構成で、更に序奏がついたりコーダがついたりと、これらは実際にソナタを弾いたり聴いたりしていれば「あぁ、なるほど」と分かるはず。■1650年代誕生~スカルラッティ:ソナタK.1~555ヘンデル:ソナタHWV.577,578■1700年代誕生~ヴァンハル:2つのソナタガルッピ:ソナタ第1番「エレナ」,第2番「ヴェニスへの虹」,第3,4番,第5番「シチリアーナ」,第6番,第7番「サン・マルコの鳩」,第8~10番,第11番「ステンドグラス」,第12,13番,第14番「愛の巣」,第15番「嘆きの橋」,第16,17番ソレール:ソナタ(1~120番)チマローザ:ソナタ(1~88番)ハイドン:ソナタHob.XVI:1,2,2a~h,3~52C.P.E.バッハ:6つのソナタWq.48~52,63,6つのやさしいソナタWq.53,婦人たちのための6つのクラヴサンソナタWq.54,専門家と愛好者のための6つのソナタ第1~6集Wq55~61■1750年代誕生~ウェーバー:ソナタ第1番Op.24,第2番Op.39,第3番Op.49,第4番Op.70エベール:ソナタ第1番Op.1,第2番Op.5,第3番Op.12,第4番Op.16,第5番Op.27,第6番Op.43,第7番Op.39クレメンティ:ソナタWoO.14,Op.2,Op.7~10,Op.12,13,Op.23~25,Op.33,34,37,40,47,50シュタイベルト:ソナタ第1~6番Op.27-1~6シューベルト:ソナタ第1番D.157,第2番D.279,第3番D.459,第4番D.537,第5番D.557,第6番D.566,第7番D.568,第8番D.571,第9番D.575,第10番D.613,第11番D.625,第12番D.655,第13番D.664,第14番D.784,第15番D.840,第16番D.845,第17番D.850,第18番「幻想」D.894,第19番D.958,第20番D.959,第21番D.960デュセック:3つの連弾ソナタOp.67フィールド:ソナタ第1番Op.1-1,第2番Op.1-2,第3番Op.1-3,第4番フンメル:ソナタOp.20,Op.81,華麗なソナタOp.106ベートーヴェン:ソナタ第1番Op.2-1,第2番Op.2-2,第3番Op.2-3,第4番Op.7,第5番Op.10-1,第6番Op.10-2,第7番Op.10-3,第8番「悲愴」Op.13,第9番Op.14-1,第10番Op.14-2,第11番Op.22,第12番Op.26,第13番Op.27-1,第14番「月光」Op.27-2,第15番「田園」Op.28,第16番Op.31-1,第17番「テンペスト」Op.31-2,第18番Op.31-3,第19番Op.49-1,第20番Op.49-2,第21番「ワルトシュタイン」Op.53,第22番Op.54,第23番「熱情」Op.57,第24番Op.78,第25番Op.79,第26番「告別」Op.81a,第27番Op.90,第28番Op.101,第29番「ハンマークラヴィア」Op.106,第30番Op.109,第31番Op.110,第32番Op.111,3つの選帝候ソナタWoO.47,ソナタWoO.51モーツァルト:ソナタK.279~333,K.475,533,545,570,576,2台ピアノのためのソナタK.448■1800年代誕生~アルカン:大ソナタ「4つの時代」Op.33グリーグ:ソナタOp.7シューマン:ソナタ第1番Op.11,第2番Op.22,第3番Op.14,第4番(未完),子供のための3つのソナタOp.118ショパン:ソナタ第1番Op.4,第2番Op.35,第3番Op.58チャイコフスキー:大ソナタOp.37,ソナタOp.80バラキレフ:ソナタ第1番,2番ブラームス:ソナタ第1番Op.1,第2番Op.2,第3番Op.5メンデルスゾーン:ソナタ第1番Op.6,第2番Op.105,第3番Op.106,その他ソナタ3作品リスト:ソナタロ短調ワーグナー:ソナタOp.1,大ソナタOp.4■1850年代誕生~アルベニス:ソナタ第3番Op.68,第4番Op.72,第5番Op.82ガーデ:ソナタOp.28グラズノフ:ソナタ第1番Op.74,第2番Op.75シベリウス:ソナタOp.12シマノフスキ:ソナタ第1番Op.8,第2番Op.21,第3番Op.36R.シュトラウス:ソナタOp.5シンディング:ソナタOp.91スクリャービン:ソナタ第1番Op.6,第2番「幻想ソナタ」Op.19,第3番Op.23,第4番Op.30,第5番Op.53,第6番Op.62,第7番「白ミサ」Op.64,第8番Op.66,第9番「黒ミサ」Op.68,第10番Op.70ストラヴィンスキー:ソナタ(2作品)デュカス:ソナタパデレフスキー:ソナタOp.21バルトーク:ソナタヒンデミット:ソナタ第1番「マイン川」,第2番,第3番,ソナタOp.17ブゾーニ:ソナタOp.20aプロコフィエフ:ソナタ第1番Op.1,第2番Op.14,第3番Op.28,第4番Op.29,第5番Op.38,第6番Op.82,第7番Op.83,第8番Op.84,第9番Op.103,第10番Op.137ベルク:ソナタOp.1マクダウェル:ソナタ第1番「悲劇的ソナタ」Op.45,第2番「英雄ソナタ」Op.50,第3番「北欧人」Op.57,第4番「ケルト風」Op.59ミヨー:ソナタ第1番Op.33,第2番Op.293メトネル:ソナタOp.22,おとぎ話ソナタOp.25-1,ソナタ「夜の風」Op.25-2,ソナタ=バラードOp.27,ソナタ回想ヤナーチェク:ソナタ「1905年10月1日、街頭にて」ラフマニノフ:ソナタ第1番Op.28,第2番Op.36■1900年代誕生~ウーリネン:ソナタ,ソナタ第2番カバレフスキー:ソナタ第1番Op.6,第2番Op.45,第3番Op.46カプースチン:ソナタ第1番「ソナタ・ファンタジー」Op.39,第2番Op.54,第3番Op.55,第4番Op.60,第5番Op.61,第6番Op.62,第7番 Op.64,第8番Op.77,第9番Op.78,第10番Op.81,第11番Op.101,第12番Op.102,第13番Op.110ショスタコーヴィッチ:ソナタ第1番Op12,第2番Op.61ハチャトゥリアン:ソナタヒナステラ:ソナタ第1番Op.22,第2番Op.53,第3番Op.55間宮芳生:ソナタ第1番,第2番,第3番「スプリング」(追記:カプースチンのソナタ情報を、F松さんから頂いた。感謝感謝!)◆ ◆ ◆ ◆ ◆きっとまだまだあるはず。これも追加して欲しい!というリクエストがあれば是非ご一報を。それにしても、一生のなかでこの中の一体どのくらいのソナタに触れることが出来るっていうのだろう。自分で書いておきながら言うのも変であるが、気が遠くなってきた。あぁ、折角届いたショパンコンクールのCDの話でも書こうと思っていたのだが、どうやら文字数制限に引っかかりそうなので、これはまた後日にしよう。あっ、それでもこれだけは書いておきたかったので一言。なにげなくテレビをつけていたら「へぇ」なニュースが耳に届いた。どうもキャベツが乳ガン抑制に効果があるという話らしい。根拠などについては詳しく伝えていなかったのだが、もし、これが本当ならばキャベツをもっと食べたい。キャベツをモリモリ食べられる効果的な料理って何かしら??----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】本日のメイン練習●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #22#22:左手のための練習(右3-4トリルも鍛える)。曲の流れにはだいぶ慣れてきたものの、ちょっとしたミスが目立つ。トリルもまだまだ。12小節の左分散上行が毎度音を外してしまうため、きちんと進行を把握して。(どうも最後の2音の指使いが3-1という点が指に馴染まないようだ。4-2だったらどんなに楽か・・・)。27小節進行のほうはようやく指が馴染んできたものの、まだあやふや。こちらも部分練習要。●バッハ シンフォニア #10~#15#10~13:おさらい#15:各所に登場する32分音符進行を粒良く弾けるように。後半で左右手の交差がある部分がスムーズにいくように、各練習。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #05,#16#05:弾きこみ段階。テンポ八分音符170で繰り返し練習。#16:今日はメトロノーム無しで、細かな粗部分の拾い出し。またリズム変奏およびスタカートで練習。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1通し練習と後半部分練習は続く。今日はあまり体調がすぐれなかったため、練習少な目に。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,7----------------------------------------------------本日のおためし~ライフワーク的取り組み●ショパン 幻想曲 Op.49----------------------------------------------------本日の語呂合わせ復習(今日は何にも該当しなかったため)●シベリウス 樅の木
Dec 1, 2005
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ちょっと気が早いが、もうすぐ12月ということもあって、不定期ながら定番のキーワードdeピアノ曲「冬シリーズ」の登場である。この「冬」シリーズ、既に昨年の時点で紹介済みかと思いきや、このような暇な企画を思いついたのはどうも今年の春先からだったようで、フリーページの欄にもキーワードdeピアノ曲の冬コーナーは準備中のままであった。というわけで、とりあえず冬とつくもの、冬が連想される「ピアノ曲」を思いつく限り、更には調べるだけ調べて、書き並べてみた。これって多いのか少ないのか、こんなものなのか、まだまだ調査しきれていないのか、定かではない。■「冬」また冬っぽいキーワードなピアノ曲たち・「子供たちのクリスマス」 Op.36 全5曲 (ガーデ)・「富士山の白雪」 (カウエル)・子供の小品から「吹雪」Op.27-23 (カバレフスキー)・叙情小曲集から「冬の景色」 (ギロック)・叙情小曲集から「音もなく降る雪」 (ギロック)・「クリスマスのための小組曲」 (クラム)・「冬の音楽」 (ケージ)・5つの小品(樹木の組曲)から「樅の木」Op.75-5 (シベリウス)・5つのスケッチから「冬の情景」Op.114-2 (シベリウス)・子供の情景から「炉端で」Op.15-8 (シューマン)・ユーゲントアルバムから「冬の時 その1」Op.68-38 (シューマン)・ユーゲントアルバムから「冬の時 その2」Op.68-39 (シューマン)・ユーゲントアルバムから「大晦日の歌」Op.68-43 (シューマン)・四季から1月「炉端にて」Op.37a-1 (チャイコフスキー)・四季から11月「トロイカで」Op.37a-11 (チャイコフスキー)・四季から12月「クリスマス」Op.37a-12 (チャイコフスキー)・こどものためのアルバムから「冬の朝」Op.39-2 (チャイコフスキー)・子供の領分から「雪が踊っている」 (ドビュッシー)・前奏曲 第1集から「雪の上の足あと」 (ドビュッシー)・「冬の輪舞」 Op.13 (ドホナーニ)・「クリスマスの夢」 (ニールセン)・小泉八雲の怪談によるバラード「雪女」 (ノルドグレン)・子供のために第2部から「クリスマスの魔法の歌」 (バルトーク)・10のやさしいピアノ小品から「ハンガリー民謡.ゲデレーの市場に雪が降っていた」 (バルトーク)・「粉雪」 Op.57-2 (パルムグレン)・ピアノのための6つの印象から「初雪」Op.11b-5 (ハンニカイネン)・シンデレラから10の小品から「妖精の冬」Op.97-4 (プロコフィエフ)・ニューイングランドの牧歌から「真冬」Op.62-3 (マクダウェル)・「クリスマスの笛の音」 (マスカーニ)・ピアノのための6つの前奏曲から「トナカイの冬のヨーイク」 (間宮芳生)・「クリスマスの飾り付け」 全3曲 (モンポウ)・「予言者」による挿絵から「スケートをする人々」 (リスト)・超絶技巧練習曲集から「雪あらし」 (リスト)・「クリスマスツリー」全12曲 (リスト)◆ ◆ ◆ ◆ ◆他にこんな曲があるよ、とご存じな方は是非ご一報を。(追記:ドホナーニとドナホーニを書き間違えたまま掲載してしまい、いや、お恥ずかしい(笑)。ころころ。。。さん、指摘ありがとう!!)だ、誰? そこで「あいかわらず暇人やなぁ」と言っているのは(笑)。このなかで実際に弾いた経験がある冬の曲は、チャイコフスキーの四季の「クリスマス」、そしてドビュッシーの「雪が踊っている」そしてシベリウスの「樅の木」くらいなのだが、冬を題材とした曲は割と子供向け曲集に多くみられるようだ。そういえば、先日日記上で楽譜の捜索願いをしたリストの「クリスマスツリー」だが、あれからamazonに注文してみたものの、いまだ音沙汰がない。在庫がなければ「ありません」なるメッセージが来るであろうが、それもまだである。なんだか思いっきり期待してしまっている今日このごろだが、さて、結末はいかに・・・?とまぁ、「冬」のキーワード曲をこうしてあげてみたのだが、冬に弾きたい曲というのはまた別にあるような気もする。それも、別段、冬向けの曲として作られた訳ではないのに。例えば、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」あたりはやはりクリスマスにも似合う。アヴェマリアあたりも良さそう。やっぱり冬は厳かでどこか「聖なる」イメージがあるのは何故?◆ ◆ ◆ ◆ ◆ガラリと話題は変わって、23日は夜21時過ぎになって、いきなりカラオケに行くことに。家族でカラオケに行くのは久しぶりなのだが、行けば必ず「耐久戦」となってしまうから困りモノだ。しかも家族総員風邪っぴき。なにもこんな時に行かなくとも、とは思ったものの、ここのところ、ずっと家にひきこもりがちだったため、そろそろ外が恋しい。案の定、5時間ぶっ続けで交互に歌い続け、家に帰ってきたのは午前3時近くであった。なにやってるんだ、私。いや、唄うことは良いことだ。きっと、ピアノを弾くうえで大いなるヒントになるに違いない。そうして都はるみの「北の宿から」を熱唱し、頭の中でショパンのピアノコンツェルト第1番を唄っていたのであった。(って最近の流行曲を歌えないだけの話だが。哀れや私)----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】本日のメイン練習●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #21#21:右手明確な指さばき練習 弾きこみ段階。どうやら腕が緊張するのは4音固まりが頻繁に上行・下行するところ(11,12,13小節などに代表される動き)のようだ。いかに腕を楽にして弾くか、難儀している。●バッハ シンフォニア #10~#14#10~13:おさらい#14:弾きこみ段階。13小節の1拍目のミスは変な形で記憶してしまったため、なかなか修正困難。部分練習を繰り返す。一方、21小節の4拍目の中声指使いミスについては修正済み。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #05,#16#05:弾きこみ段階。#16:本日は更にテンポ116にして繰り返し練習。しかし、オクターブ含む左の跳躍のなんとも情けない音か。更に28小節で修正したはずの指使いがまたしても元に戻ってしまい、そのせいで速度が上がらず。再び矯正。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1昨日同様の課題、そして後半部へと続くオクターブももっと余裕をもって、そして不必要な音を鳴らさないで。後半の54小節の4拍目の右和音が相変わらずきちんとつかめていない。しっかりせよ。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,7----------------------------------------------------本日のおためし~ライフワーク的取り組み●ショパン 幻想曲 Op.49
Nov 23, 2005
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まだまだ暑い日は続いているが、「9月」という文字をみると、あぁ、秋だなぁという気分になる。芸術の秋ゆえ、秋に音楽は実によく似合う。って音楽好きにとっては、秋だろうが春だろうが、うだる夏であろうが、更には凍える冬であっても、好きなことには変わりない。それにしても、誰が「芸術の秋」なんて言い出したのだろう?暑い夏が過ぎ、様々なことに集中出来る季節だから?しかし、温暖化の影響で「秋」が短く感じられる気がするのは・・・気のせいか。まぁそれはさておき、折角9月になったことだし、ここらで、ふゆのほし恒例の「キーワードでピアノ曲を探せ!シリーズ」~秋編~、いってみようか。「秋」という季節とピアノの音色はとても調和するため、わざわざ秋を題材とした曲を探さなくても良さそうなものだが、これまでずっと続けてきた意地というやつである。これでより「秋」を感じることは・・・はて、できるかな?■「秋」また秋っぽいキーワードなピアノ曲たち・「秋のワルツ」第1番 Op.170-1 (アルベニス)・「秋の朝」Op.21-2 (カスキ)・24の小品集から「秋の歌」Op.39-11 (カバレフスキー)・「秋が来た」(ギロック)・叙情小曲集から「秋のスケッチ」 (ギロック)・「秋のワルツ」嬰ヘ短調 (ギロック)・クラブサン曲集第1巻第5組曲から「ぶどう摘みの女たち」(クープラン)・クラブサン曲集第2巻第6組曲から「収穫をする人びと」(クープラン)・ユーゲントアルバムから「収穫人の歌」Op.68-18 (シューマン)・ユーゲントアルバムから「収穫の歌」Op.68-24 (シューマン)・ユーゲントアルバムから「ぶどう狩りの時」Op.68-33 (シューマン)・四季から10月「秋の歌」Op.37a-10 (チャイコフスキー)・四季から08月「収穫」Op.37a-08 (チャイコフスキー)・プレリュード第2集から「枯れ葉」(ドビュッシー)・ピアノのための5つの小品「秋の想い」Op.20-1 (ハンニカイネン)・森のスケッチ「秋に」Op.51-4 (マクダウェル)・ニューイングランドの牧歌「秋の喜び」Op.62-10 (マクダウェル)・「秋」Op.115 (ミヨー)・草陰の小径にて第1集から「散りゆく木の葉」(ヤナーチェク)・「赤とんぼ変奏曲」 (三宅榛名)(きっとまだまだある・・・)とまぁ、ざっとこのくらいしかあげられなかったが、もし、他に思い当たるものがあったら是非是非教えて欲しい。それにしても、今回調べていて、初めて「赤とんぼ変奏曲」なる曲があることを知ってしまった。そう、あのお馴染み「赤とんぼ」が様々な形に変化するユニークな変奏曲である。ところで、秋をテーマとしたものに限らず「秋を感じる1曲」といったら、どんな曲??----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】本日のメイン練習●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。●クラーマー=ビューロー60練習曲 #18#18:右分散音型練習。少しずつテンポアップ開始。●バッハシンフォニア #01~#10#01~09:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#10:弾きこみ段階。今更ではあるが1音1音をはっきり弾くことを意識して弾くことで、明るく快活な曲となった。あとは余裕をもって弾けるようになったところで次に進みたい。●ラフマニノフ 前奏曲 Op.23-5通し練習。後半部を中心に和音進行の見直し。あいかわらず最後の3小節の右上行がデコボコ気味。指の移動の仕方が悪いのは分かっているのだが、なかなか改善がみられず。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#16(指強化メニュー)----------------------------------------------------本日の試し弾きまたは期間限定練習●ハッピーバースデー変奏曲(期間限定)弾きこみ段階。----------------------------------------------------本日の息抜きタイム(メイン練習の合間に息抜きを)●ヒナステラ アルゼンチン舞曲から #0202粋な娘の踊り:昨日から感情過多気味?色気を出し過ぎのような気がするが、冒頭主題がシンプルゆえ、感情面をたっぷり出したほうが良さそう。中間後半部の和音進行はもう少し丁寧にさらうこと。
Sep 1, 2005
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ただいま梅雨まっただ中・・・のはずである。確かに毎日ジメジメした蒸し暑い日が続いているのだが、日差しは既に夏本番。こんなに暑いと、何もしたくない。これが本音である。どんな環境であろうと、ピアノだけは別と考えていたのだが、あぁ、この暑さで己のピアノ情熱も思いっきり蒸発してしまいそうだ。それでも、今日は昨日練習できなかったクラーマー=ビューローとバッハのシンフォニアを中心に練習し、気がつけばフラフラになりながら階上の居間へと自然と足が向いていた。さすがに引き続き、この蒸し風呂状態のピアノ部屋でモーツァルトは弾けそうになかったのだ。あぁ、居間は冷房が効いて幸せそのものである。居間にピアノを引っ張ってきたい、真剣にそう思ってしまう。実は今日あたり、Musical Batonをきっかけとし、自分の思い入れのある曲 作曲家別編なるものを考えてみようかなと思っていたのだが、どうもこの暑さのせいか残念ながら過去へとさかのぼる元気が出なかったため、この暑すぎるここ数日にちなんで、「夏」を題材にした曲たちを探してみることにした。えっ、そんなことを考えていると余計暑くなりそうである・・・って??ごもっとも。■「夏」また夏っぽいキーワードなピアノ曲たち・夏の思い出 (中田喜直)・夏の朝 Op.35-1 (カスキ)・夏の夜 Op.38-1 (カスキ)・太陽と雲から9月「夏の最後のバラ」Op.102-9 (パルムグレン)・フィンランドの歌と踊りから「ある夏の夜に」(パルムグレン)・夏の夜の牧歌 Op.16-2 (メリカント)・ピアノのための5つの小品から「夏の風」Op.20-2 (ハンニカイネン)・森の中の小さい草原の夏の朝 Op.61-1 (カバレフスキー)・18の練習曲から「大雷雨」Op.109-13 (ブルグミュラー)・前奏曲 第2集から「花火」 (ドビュッシー)あれれ、夏をキーワードに調べてみると、予想以上にフィンランドの作曲家によるピアノ曲が多いことに気がついてしまった。やはり、フィンランドの作曲家の曲たちには、大地や自然の情景が色濃く表現されているものが多いようである。しかし、「夏」を題材にした直接的な曲はあまり多くないのか。私の調べ方が悪いのか、なかなか調べきれず、ちょっと悔しい。夏にクラシックは似合わないのか(夏といったらやっぱりサザンか?チューブ?)。というわけで、夏といえば「水」が恋しい、というわけで、水をキーワードとした曲達を夏に弾いて、気分だけでも涼もうというのはいかがだろうか??「水」をキーワードとした曲たちについては、6月4日の日記をどうぞ参照願いたい。他に、夏ならばこの曲が似合うよ、といったものがあれば、是非是非教えて頂けると嬉しい!!それにしても暑いっ暑いっ暑いっ・・・こんな暑い日に飲みたい1杯!は、やっぱりビール??いや、麦茶でもいい。とにかく水分が欲しくてたまらない、そんな今年の夏である。あれ、まだ夏ではない??----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●ブラームス51練習曲 #07,#08#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。リズム変奏含む。#08:アルペジオ練習。●クラーマー=ビューロー60練習曲 #13#13:遅めのテンポにおいてはそこそこ慣れてきたが、最後2小節において右指使いを間違える率が高い。ここを特に注意。しかし、曲に慣れ始めたからといってさっさとテンポアップしないこと。右進行の各固まりがリズム良く粒良く弾けるまでは焦らず焦らず。●バッハシンフォニア #01~#07#01~06:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#07:本日もまずは各声の流れを把握してから、通して練習。各声を合わせて弾くことでミス発生することが多々あるので、まずはそのミスを最低限に抑えることを目標にしよう。昨日と今日の練習でいつもの1日分の練習に相当する状態となってしまった。というわけで、本日はモーツァルトとシューマンの各曲はお休み。
Jun 25, 2005
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6月の花嫁、いえ、決して私のことではない。実は、火曜日の夜、遅い夕食の準備をしながらテレビのスイッチを入れると丁度、火曜サスペンス劇場が流れていたのだ。6月ということで、「6月の花嫁」シリーズを放映しており、その日は「四重奏」なるタイトルの音楽にちなんだサスペンス。おっ、これはちょっと興味深いか?と思ってキッチンからチラリチラリと画面を見ていると、家族が帰ってきた。あらまぁ・・・予想はしていたが、家族によってあっけなくチャンネルは変えられ、画面はプロジェクトXに。「ふぇーん、海底ケーブルの話、以前一度観てるじゃないのぉ?」と私はちょっぴり不満げ。しかし、家長には逆らえない(ウソ!)。次の日になって、前日の番組のことなどすっかり忘れていたのだが、ゼクシィのCMだったか、パパパパーン~と共に結婚行進曲が耳に飛び込んできて、再び頭のなかに6月の花嫁がよみがえる。すると無性に「愛」がたっぷりな曲たちが気になり始めた。うぅ、私らしい、無理矢理な発想である。■結婚行進曲ってどのくらいあるものなの??「結婚」にちなんだ曲って世の中にはどのくらいあるのだろう。普段、耳にするのはメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」からの「結婚行進曲」。そしてもう1曲がワーグナー作曲のローエングリンから「結婚行進曲」。曲の好みだけを言うならば、個人的にはワーグナーの方が好みだったりするが、結婚式における採用率はどちらが多いのだろう?ちょっぴり興味があったりする。更に、海外における結婚式でも、こうした結婚行進曲が使われるのだろうか??楽天日記を始めてから出逢った結婚行進曲といえば、フィンランドの作曲家であるクーラの「結婚行進曲」。上記2曲とはまた違った、どことなく切なさすら感じる旋律が心に染みわたるステキな結婚行進曲である。もしかしたら、これは結婚式を迎える父親の心境ではなかろうか??そんなことを思わせてくれたりも。他に結婚にちなんだ曲・・・・はて?何があるだろうか。意外と結婚に疎い私であった。そうそう、メンデルスゾーンの無言歌集に「紡ぎ歌」Op.67-4なる曲があるのだが、私が所有する楽譜には記載されていなかったものの、どうやら「蜜蜂の結婚」なる別名もあるようだ。何時の間にそんな別名が登場したのだろうか?今日の私の頭のなかはハテナマークだらけ。■披露宴で弾くならばどんな曲??今まで、披露宴といえば、私の場合なぜか歌ばかり披露してきた。それもそうだ。披露宴に出席する機会が多い時代、私はピアノから離れていたのだ。披露しようがなかったのだ。というわけで、ピアノの演奏はしたことがないのだが、披露宴の場にふさわしい1曲というと、実際にどんな曲があるのだろう?ふと考えてみた。・愛の夢 第3番 (リスト)・愛の挨拶 Op.12 (エルガー)あれれ、考えてもなかなか出てこない。「愛」にちなんだ曲で考えるから出てこないのか。ではもう少し範囲を広げて・・・・ノクターン第2番Op.9-2 (ショパン)・主よ人の望みの喜びよ (バッハ)・子供の情景から数曲 (シューマン)・アラベスク 第1番 (ドビュッシー)・無言歌集から春の歌 (メンデルスゾーン)→春の結婚式だったら?どうしたことか、やっぱりなかなか浮かんでこない。まぁ、だいたい、結婚式も披露宴も呼ばれる予定は当分なさそうだが。普段、クラシックを中心に弾かれている人も、こういう場では割とポピュラーな曲を弾くものなのだろうか。まさか、お祝いの場で、短調の曲の出番はないだろうし、そこそこ有名な曲のほうが万人ウケするだろうし、実は曲選びって結構大変だったりする?----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #24~25●ブラームス51練習曲 #07,#08,18#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。リズム変奏含む。#08:アルペジオ練習。#18:4-5指トリル練習。●クラーマー=ビューロー60練習曲 #12#12:右手同音連打の進行、白鍵続きは問題ないのだが、どうも黒鍵まじりの上行は苦手とみた。同音連打でなく音がつながってしまうのだ。まだまだしばらくこれで苦しみそう。大きなつまずきこそ減ったものの、細かなミスはまだ発生する。●バッハシンフォニア #01~06#01~05:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#06:今日はまるで進歩無し。ただひたすら曲に慣れるために何度も何度も弾き続ける。●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475通し練習後、先日あげた苦手箇所を中心に練習。特に136~138小節の左手32分音符の3連音符の入れ方でつまずくこと多々。最も好きな箇所であるはずなのに、どうしても指が慣れてくれないのはまだまだ練習不足ということか。●モーツァルト「ピアノソナタ ハ短調 K.457」1楽章:通し練習後、先日あげた苦手箇所を中心に練習。2楽章:本日から譜読み開始。2楽章という位置づけにしては大曲な予感。32分音符やら64分音符の多さに惑わされそうだが、全体テンポが遅いのでとにかく譜面に慣れろ!●シューマン 子供の情景から#01,02,03,07,08,0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。03鬼ごっこ:あぁ、私はこの曲に向いていないのか。全く進歩無しの状態。初心に戻って練習し直そう。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。08炉ばたで:進行には慣れたものの、たまに右・左指が鍵盤の上で喧嘩することがあるので気をつけて。強弱をもう少し意識して。09木馬の騎士:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#0404インテルメッツォ:本日の練習締めくくりに2度程繰り返す。
Jun 8, 2005
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6月に入り、雨の日が増えてきた。土曜日も昼過ぎから空が暗くなり、雷を伴った雨が降り出すし、天気予報をみれば週間予報は傘マークな表示がズラリ並び、まさしく梅雨を感じさせる今日このごろである。というわけで、そんな梅雨な気分を心地よくさせるような、「雨」や「6月」に関するピアノ曲、更にはそこから発展させて「水」に関するピアノ曲をあれこれ探してみた。私はとにかく「×××」にちなんだ曲やら「×××」にピッタリな気分な曲、などというものを探すのが大好き。これまでも、「クリスマス」やら「雪」やら「春」等、季節ごとにターゲットを絞った曲探しをしてきたが、この手の行動に走る時こそ、次の季節を肌で実感している時だったりするのだ。■「雨」「6月」がキーワードなピアノ曲たち・24のプレリュードから第15番「雨だれ」Op.28-15 (ショパン)・版画から「雨の庭」 (ドビュッシー)・悲しみの園から第4番「雨」Op.52-4 (メラルティン)・太陽と雲から6月「夏至祭のポールのまわりで」Op.102-6 (パルムグレン)・雨の樹 素描 (武満徹)・四季から6月「舟歌」Op.37a-6 (チャイコフスキー)(▼追記分)・コンサートエチュード花ごよみから「額あじさい」 (塚本文子)さて、チャイコフスキー「四季」6月から「舟歌」なる曲が登場したところで、ここから更なるキーワードとして「舟歌」をあげてみよう。これは以前の日記でも一度掲載したことがあったので、そこからの抜粋及び改訂だったりするが。■「舟歌」がキーワードなピアノ曲たち・ホフマンの舟歌 (オッフェンバッハ)・舟唄 (ギロック)・24の旋律的練習曲から「舟歌」 (グルリット)・舟歌 Op.60 (ショパン)・四季から6月「舟歌」 (チャイコフスキー)・舟歌 第1~6番 (フォーレ)・25の練習曲から「舟歌」 (ブルグミュラー)・子供の世界Op.31から「舟歌」 (メリカント)・無言歌集から「ヴェニスのゴンドラの歌」 (メンデルスゾーン)・舟歌 Op.10-3 (ラフマニノフ)・水彩画 Op.19 第1集から「舟歌」 (ガーデ)・舟歌 Op.44 (リャードフ)(▼追記分)・舟歌 Op.24-10 (シベリウス)・マリョルカ島(舟歌)op.202 (アルベニス)・12の性格的な小品集から「舟歌」(紺碧の空)Op.92-3 (アルベニス)・旅の思い出から「海にて(バルカロール)」Op.71-1 (アルベニス)・舟歌 Op.38-6 (アルカン)・舟歌 Op.65-6 (アルカン)・舟歌 Op.28-1 (ビーチ)・舟歌 (チャドウィック)・Barcarolle Valse Op.16-4 (ゴドフスキー)・幻想小曲集から「舟歌」Op.6-1 (グリフェス)・舟歌 Op.46 (リャプノフ)・舟歌 Op.14 (シャルヴェンカ)・舟歌 Op.60 (タールベルク)舟歌といえばやはり次に浮かんでくるのは、「水」。あぁ、更にキーワードは広がっていくというわけで、次は「水」に関するピアノ曲を少しばかり探してみよう。■「水」がキーワードなピアノ曲たち・映像 第1集第1曲から「水の反映」 (ドビュッシー)・プレリュード 第2集から「水の精」(ドビュッシー)・水の戯れ (ラヴェル)・夜のガスパールから「オンディーヌ」 (ラヴェル)・水面に歌う (シューベルト=リスト)・バラード 第2番 Op.38 (ショパン)・巡礼の年報 第1年から第2番「ワレンシュタットの湖で」(リスト)・巡礼の年報 第3年から第4番「エステ荘の噴水」(リスト)(▼追記分)・12の練習曲Op.25-12「大洋」(ショパン)・バラード 第3番 Op.47 (ショパン)・鏡から「洋上の小舟」 (ラヴェル)・海 Op.17-2 (パルムグレン)・夜の海辺にて Op.34-1 (カスキ)・激流 Op.48-1 (カスキ)・旅の思い出から「海辺にて」Op.71-7 (アルベニス)・旅の思い出から「入江のざわめき(マラゲーニャ)」Op.71-6 (アルベニス)・巡礼の年報 第1年から第4番「泉のほとりで」(リスト)・3つの音画から「夕べの湖」(グリフェス)・4つのローマのスケッチから「アクア・パオロの泉」(グリフェス)・小組曲から「小舟にて」 (ドビュッシー)注:連弾・無言歌集から「小川」Op.30-5 (メンデルスゾーン)・無言歌集から「岸辺にて」Op.53-1 (メンデルスゾーン)あらあら、雨やら6月のキーワードから始まったはずなのに、気がつけば水そのものに関するキーワードで曲探しをしてしまう始末。探せば更に多数の曲があるのだろうが、私がわかるのはここまで。しかも実際に弾けるのはそのなかでも、ほんの一部でしかない。雨の時に弾きたくなる曲、聴きたくなる曲、はたまた、水を感じたい曲、他にオススメがあったら是非教えて欲しい。ところで、今日はピアノ練習日記が無い?と言われてしまいそうだが、実はこの土日は少し手を休めるために、ピアノの練習もお休みしてしまった。私にしては珍しい?が、まぁたまにはこんな週末があっても良いのかもしれない・・・ということにしておこう。p.s 今回コメント頂いた曲たちを、謹んでリストに加えさせて頂いた。更にキーワードに引っかかる曲を思い出したり発見したりもしたので、(追記分)として一緒に幾つか追加した。私としたことが、フィンランド音楽にも水系な音楽があることをすっかり忘れていたのだ。コメントくださったみなさん、感謝感謝である!! 6/7現在、更にリストがボリュームアップ!日記のままだと埋もれてしまうため、しばらくしたらフリーページにてリストを掲載しようかと思っている。コメント頂いた皆様のハンドル名を一緒に掲載したいのだが、・・・もし困るようであればふゆのほしまでその旨、伝えて欲しい。・・・って掲載まで少々時間がかかりそうなのでその点はご了承頂きたい
Jun 4, 2005
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昼間、ピアノ部屋の棚にある楽譜を整理していたら、エリック・サティの楽譜がひょっこりと出てきた。そういえば昔、「ジムノペディ1番」が無性に弾きたくて買った楽譜だ。癒しな旋律、どこかけだるい進行が印象的な曲であり、この曲を弾かれた経験がある人も多いのではないだろうか。私も例に漏れずそのひとりであるが、ひととおり満足したところでそのまま棚の奥へしまわれてしまった。そんな楽譜を久々にめくってみると、サティの曲には不思議なタイトルがつけられていることに改めて気づく。「梨の形をした3つの小曲」、うーむ、それはまだいい。「ぶよぶよとした(犬のための)前奏曲」、ぶよぶよ・・・って何なんだ?肥満犬のお話か?更には「乾からびた胎児」には、もうなんと言って良いやら、とにかくすぐにでも弾いてみたいという気力がわいてこないタイトルに、思わず苦笑するしかない(もしかしたら、実際に弾いてみるとかなり良曲なのかもしれないが)。多分、楽譜を購入した当時も、その怪しげなタイトルに「これ以上、サティの世界に踏み込んでは危険だ」とでも思ったのか、楽譜はそのまま封印されてしまったのであろう。(勿論、サティのなかにもまともなタイトルの曲だって存在する。)しかし、よくよく考えてみれば、なにがまともで、何が変なのか、そんなことは個人の主観に過ぎない。だから、大きな声で「このタイトルは変だ」と言ってしまってはいけないのだろうが、それにしてもサティの強烈なネーミングには驚かされるのは確かだ。それでいて彼の目指した音楽は「家具の音楽」、つまり家具のようにそこに存在し、生活を邪魔しない音楽、音楽として聴く構えを必要としない音楽であり、実際に同タイトルの曲も存在している。公演時、「家具の音楽」をコンサートの休憩時間に演奏し、「どうぞこれから演奏する音楽には気にせず、休憩してくれ」といった類のことをサティが言っていたとか。しかし、折角演奏されている音楽を聴かない客もいないだろう、ということでサティの企みは失敗だったという話もあるらしい。いやはや、やはりサティ、ただ者ではない。この話を知り、はて、BGMと同類なのでは?と思ったりもしたのだが、BGMは音楽としての役割を十分果たしているため、家具の音楽とは異なるのだろう。あぁ、うまく言えない。まぁ、その話はとりあえずおいておくとして、他に何か不思議・ユニークなタイトルの曲はないだろうか、と棚の奥を引っかき回す。しかし、結局はそれほど珍しいタイトルな曲の譜面を持っているはずもなく、「残念・・・」と思いながら全音ピースの裏面をなにげなく見つめる。すると、これまた気になるタイトルがいくつか目にとまる。■ふゆのほし的あくまで独断偏見!気になるタイトルな曲たち(全音ピースの曲目リスト、一部は記憶の片隅より)・さらばピアノよ(ベートーベン):えっベートーヴェンにこんなタイトルの曲が?・踊子の稽古帰り(橋本国彦):ど、どんな曲だろう?・彩られた地形第2番(北爪道夫):どこか壮大なタイトルのような?・ピアノメディア(一柳 慧):タイトルから曲が全く想像できないが、なんと上級上の難曲らしい・しばられた手の祈り(高橋悠治):ど、どんなシチュエーションな曲なのだ?・バターつきパン(モーツァルト):このタイトルをみる度にパンが食べたくなる・お菓子の世界(湯山昭):子供向け曲集。美味しいお菓子を思い浮かべながら弾きたい・・・と全音ピースを見ながらあるひとつのことに気がついた。不思議なタイトルだと思わせてくれる曲を作曲しているのは、ほとんどが日本人ではないか。まぁ西洋の曲の場合、原曲タイトルを邦題にする時点で複数の解釈が考えられるうえ、割と意訳されることも多いのだが、さすがに日本人が作曲したものは当然ながら作曲者の意図するものだろうから、ダイレクトに意志が伝わる。邦人作曲家の曲は、こどもの頃、中田喜直氏の曲を幾つか弾いただけで、ほとんど弾くことがなくなってしまったのだが、たまには邦人作品を弾いてみるのも良いかもしれない。特に湯山昭の曲集「お菓子の世界」には、今すぐにでも食べたくなるタイトルがいっぱい。シュークリームやらバウムクーヘン、ショートケーキにクッキー、バースデーケーキ(まだまだ続く)なるものまであり、間奏曲のタイトルには「どうしてふとるのかしら」・・・って、あなた、それだけ食べれば太るでしょうに、と間違いなくつっこみたくなる。
Mar 19, 2005
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あいかわらず暇人的な企画「同題名異作曲家な曲たち」第2弾は、「舟歌」「アラベスク」「ラプソディ」「インテルメッツォ」「幻想曲」である。もともと、アラベスクに限って調べようと思っていたのに、何故かあれもこれも調べたくなるあたりが、良くも悪くも私らしい。しかしながら、プロの演奏家も割とタイトルにこだわって演奏会やCDをプロデュースすることがあることを、今更ながら気づいてしまった。なんだなんだ、決して珍しい企画ではなかったのかと少々恥ずかしいが、まぁ適当に読み流して頂ければ嬉しい。さてさて、皆さんのお気に入りの曲はあるだろうか。■舟歌オッフェンバッハ(「ホフマンの舟歌」)ギロック(「舟唄」)グルリット(24の旋律的練習曲から「舟歌」)ショパン(「舟歌」Op.60)チャイコフスキー(四季から6月「舟歌」)フォーレ(「舟歌」第1~6番)ブルグミュラー(25の練習曲から「舟歌」)メリカント(子供の世界Op.31から「舟歌」)メンデルスゾーン(無言歌集から「ヴェニスのゴンドラの歌」)ラフマニノフ(舟歌)・・・他多数■アラベスクガーデ(「アラベスク」)シューマン(「アラベスク」Op.18)ドビュッシー(「2つのアラベスク」)ブルグミュラー(25の練習曲から「アラベスク」)・・・他多数■ラプソディガーシュイン(「ラプソディインブルー」)ブラームス(「2つのラプソディ」Op.79-1,2、4つの小品Op.119から第4番「ラプソディ」)リスト(「スペイン狂詩曲」、「ハンガリー狂詩曲」第1~15番)・・・他多数■インテルメッツォアレンスキー(「インテルメッツォ」Op.13)カプースチン(8つの演奏会用エチュードOp.40から「間奏曲」)ギロック(「間奏曲」)グルリット(24の調による練習曲Op.201から「インテルメッツォ」)シューマン(ウィーンの謝肉祭の道化Op.26から「間奏曲」)ブラームス(「3つの間奏曲」Op.117、4つの小品Op.119から第1,2,3番、6つの小品Op.118から第1,2,4,6番8つの小品Op.76から第3,4,6,7番、幻想小曲集Op.116から第2,4,5,6番)ムソルグスキー(「間奏曲」)・・・他多数■幻想曲アルベニス(スペイン組曲Op.47から「アラゴン(ファンタジア)」)シューベルト(「さすらい人幻想曲」Op.150)シューマン(「幻想小曲集」Op.12、「幻想曲」Op.17)ショパン(「幻想曲」Op.49、「幻想ポロネーズ」、「幻想即興曲」)スクリャービン(「幻想曲」Op.28)平井康三郎(「幻想曲さくらさくら」)モーツァルト(「幻想曲」K.396/7)・・・他多数◆ ◆ ◆ ◆ ◆それにしても、なにやら左手の中指が痛い。これは、決して肉離れや腱鞘炎のせいではなく、よくよくみると爪のフチあたりがぷっくらと膨らんでいるではないか。どうも私の左手は呪われているのか、ここのところ、負傷続きである。どうしても痛みがとれなかったら明日は病院に行こうと、深いため息をつくのであった。(それよりも厄払いにでもいった方が良いのか)また、安静第一ではあるが、どうしても耐えられずに以下の2曲のみ右手でのほほんと弾いてみた。あぁ、ピアノの鍵盤がこんなに恋しいだなんて、昔ではありえない感覚だ。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)【左手負傷中により大幅に練習量削減中】すべて右手のみで練習●シューマン 「クライスレリアーナ」#07第7曲:まだまだ後半主題部に戻る手前、オクターブ進行で下る箇所でつまずく。音のキレもまだまだダメ。●シューマン「アラベスク」本日もCDに触発されて、さらってみる。テンポのゆれがなかなか難しい。自然にrit出来るように流れをつかむこと。
Mar 14, 2005
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先日、シューマンのアラベスクの話題を日記に掲載したところ、アラベスクといったらブルグミュラーにも同名の曲があった、等という話で少し盛り上がったため、ふと、そこで頭をよぎったのは「様々な作曲家のピアノ曲のなかで、同じタイトルの曲ってどのくらいあるのだろう」といった疑問。そこで、好奇心旺盛な私としては、同題名異作曲家の曲たちを少し調べてみたくなってきた、というわけで、第1回目は最もメジャーなタイトルである「プレリュード」「ノクターン」「エチュード」「バラード」について列記してみよう。しかしながら、ここに紹介したものは、星の数ほどあるピアノ曲のなかからほんの一部に過ぎないかもしれない。他にも「この作曲家にもあるよ。この作曲家が掲載されていないなんて、納得いかん」といった作曲家の「プレリュード」「ノクターン」「エチュード」「バラード」があったら、是非当方までどうぞ!ピアノが弾けないからって、なに暇な事をしてるのだ?なんて突っこみは・・・無い事を祈る。■プレリュードカスキ(前奏曲Op.7-1 変ト長調)カバレフスキー(24の小品集Op.39から「前奏曲」、ピアノのための6つのプレリュードとフーガ)カプースチン(24のプレリュード、8つの演奏会用エチュードOp.40から「前奏曲」)サティ(4つの前奏曲、ぶよぶよした前奏曲、星たちの息子への3つの前奏曲)ショスタコーヴィチ(24のプレリュード、24の前奏曲とフーガOp.87)ショパン(24のプレリュード)スクリャービン(24のプレリュードOp.11、2つの前奏曲、4つの前奏曲、5つの前奏曲、左手のための前奏曲)ドビュッシー(ピアノのために「前奏曲」、プレリュード第1,2集、ベルガマスク組曲「前奏曲」)バッハ(9つの小プレリュード、平均律クラヴィーア曲集第1,2巻)パルムグレン(24のプレリュードOp.17)フランク(前奏曲コラールとフーガ)ラヴェル(クープランの墓から「プレリュード」)ラフマニノフ(「前奏曲 嬰ハ短調」Op.3-2、10の前奏曲集、13の前奏曲集)リスト(ハンガリー狂詩曲 第10番「前奏曲」)・・・他多数■ノクターンアレンスキー(24の小品Op.36から「ノクターン」)ギロック(ノクターン)グリーク(抒情小品集 第5集Op.54から「ノクターン」)サティ(「ノクチュルヌ」第5番)ショパン(「ノクターン」第1~20番)スクリャービン(2つの左手のための小品Op.9から「ノクターン 変ニ長調」、詩曲夜想曲Op.61)チャイコフスキー(6つの小品Op.19から「夜想曲」)ドビュッシー(「ノクチュルヌ」)フィールド(「ノクターン」第1~18番)フォーレ(「ノクターン」第1~13番)レスピーギ(6つの小品から「ノクターン」)グルリット(24の調による練習曲 Op.201から「夜想曲」)・・・他多数■エチュードカプースチン(8つの演奏会用エチュードOp.40)グルリット(24の旋律的練習曲Op.131、24の調による練習曲)シューマン(交響練習曲Op.13)ショパン(12の練習曲(作品10,25)、3つの新練習曲)スクリャービン(12の練習曲、8つのエチュードOp.42、3つのエチュードOp.65)ツェルニー(110番、100番、24番、30番、40番、50番、60番)ドビュッシー(ピアノのための12の練習曲)ブルグミュラー(25の練習曲、12の練習曲、18の練習曲)ヘラー(25の練習曲、30の練習曲)モシュコフスキー(15の練習曲、20の小練習曲)ラフマニノフ(絵画的練習曲集)リスト(12の練習曲、超絶技巧練習曲、2つの演奏会用練習曲、パガニーニ練習曲)・・・他多数■バラードアレンスキー(24の小品Op.36から「小さなバラード」)ショパン(「バラード」第1~4番)ドビュッシー(「バラード」)ノルドグレン(「小泉八雲の怪談によるバラード」)ブラームス(6つの小品Op.118から 第3番「バラード」ト短調、「バラード」第1~4番Op.10)ブルグミュラー(25の練習曲から「バラード」)リスト(「バラード」第1,2番)・・・他多数◆ ◆ ◆ ◆ ◆これが新曲選択にすこしでも役に立ってくれれば本望である(・・・って役に立つはずもないか)。明日は、第2回「舟歌」「アラベスク」他を予定している。乞うご期待!(誰も期待してないだろうに)。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)【左手負傷中により大幅に練習量削減中】すべて右手のみで練習●体調不良によりお休み
Mar 13, 2005
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まだ2月とはいえ、そろそろ春が似合う曲なんぞも選曲してみたいと思う私は、まず手っ取り早く題名に「春」がつくピアノ曲を探してみた。そのうち、四季それぞれ編をしてみようとも思うのだが、まぁとりあえずはほどなくやってくるであろう「春」のみに絞ってみた。しかし、私の検索能力が低いのか、まだまだ未知な曲が多いのか、「春」な題名をもつピアノ曲というのはそれほど無いのだろうか。(といっても、私が実際に弾いた記憶があるのはメンデルスゾーンの「春の歌」くらいであるが)■タイトルに「春」がつくピアノ曲たちメンデルスゾーン:無言歌集から「春の歌」Op.62-6ショパン:遺作集から「春」Op.74-2/BI 117シベリウス:5つのスケッチから「春の幻」Op.114-5パルムグレン:組曲太陽と雲-フィンランドの四季から3月「春のはじまり」 Op.102グリーグ:抒情小曲集 第3集から「春に寄す」Op.43-6ショパン=リスト6つのポーランド歌曲から「春」シューマン=リスト:リーダークライスから「春の夜」Op.39-12カバレフスキー:春の遊びと踊り Op.81グルリット:24の調による練習曲から「春の歌」ト長調 Op.201-3■タイトルに「春」はつかないけれど春が似合いそうな曲たち?ランゲ:花の歌チャイコフスキー:四季から「3月/ひばりの歌 4月/松雪草」ドビュッシー「2つのアラベスク」(・・・実はなかなか思いつかない)ピアノ曲に絞らなければ、もっと様々な「春」な曲たちがあるだろう。有名過ぎるところでいえば、ヴィヴァルディの「四季」から春、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ「春」、ストラヴィンスキーの「春の祭典」等など。春になったら是非弾いてみたいな、と思うレパートリー、はたまた、弾いてみたいと計画している曲、どのくらい持っているだろうか。また、他にこんな「春」な曲があるよ、とご存じのかたがいたら是非教えて欲しい。(2/12夜体調不良により、2/11分の日記掲載が遅れました・・・とほほ・・・)----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)●ハノン #01-20,#39,#40,#41#01-20,(各指の独立訓練)、まずは指慣らし。#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)テンポ120#40半音階スケール各種#41全長短調アルペジオ、テンポ108●ハーモニックスケールハ長調,ト長調,ヘ長調,ニ長調3,6度並進行/反進行:3オクターブ(調によっては2オクターブ)。●ブラームス51練習 #9ab,#07,07ab,#08ab,#17#09ab:各指を広げる運動、2回往復#07ab:3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。#08ab:aの運動で指を慣らし、bでアルペジオの練習。aからbへと続けて弾くこと2回。いつも両手で弾いていたが、いざ左手のみで弾いてみたところ、あまりの下手さ加減に呆然。というわけで左手のみリズム替えて練習。#17:各指のトリル練習。5回繰り返し。●クラーマー=ビューロー60練習 #07,#08#07:まとめ段階。#08:6,7小節の左手進行を集中練習。及び、まだ指が慣れていない17小節以降をリピート練習。(きっとツェルニーであれば17~最終小節までをリピート記号でくくりそうだ)。●バッハシンフォニア #01~#03#01:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#02:通して数回。昨日に引き続き、まだまだ16分音符がもったりしている。気に入らない音だ。#03:のばすべき音はのばし、切るべき音は切る、今日もそれをモットーに練習。●ショパン エチュード Op.10,25Op.10-01:テンポ四分音符120/130/135で通し練習。Op.10-12:15~18小節、28~32小節を部分練習後、通し練習を繰り返す。特に28~32小節は左手5-4指を中心とした強化練習。Op.25-12:和音練習+譜面通りに通して練習。基本的に1拍中の4音固まり後半2音は同音のパターンなのだが、たまに左手のみ別音のパターンが含まれており、この音を間違うことがあるので要注意。1小節のなかで1往復の上下はまだテンポアップも出来そうだが、1小節のなかで2回の上下往復がある箇所は、テンポアップはとてもきつそう。ってまだテンポの事を気にする段階ではないのだが。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミス1回コース・復習)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #04●バッハインヴェンション #01~#15----------------------------------------------------本日の試し弾き(あくまで体験弾き)●なし
Feb 11, 2005
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