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ぴかっぴかに輝く艶のあるショコラ、カラフルなマカロン、モダンでスタイリッシュなお菓子が並ぶベルギー、ブリュッセルのパティスリー。その実に美しいショーケースの中に、日本独特の苺のショートケーキやロールケーキ、シュークリームも並びます。 海外で活躍されている日本人パティシエの数は年々増加しているかと思われますが、外国でパティスリーを経営されているシェフはそう多くないのでは。 その中のお一人、ベルギーのブリュッセルで2007年にお店をオープンされた佐々木 靖シェフのお菓子講習会が、この夏、日本で行われることになりました。 P?tisserie Chocolaterie Yasushi Sasaki @ベルギー ブリュッセル ※今回ご紹介するお菓子は、全て2008年7月13日にブリュッセルの佐々木 靖シェフのお店「P?tisserie Chocolaterie Yasushi Sasaki 」で、許可を得て撮影したものです。【佐々木 靖シェフのプロフィール】 奈良県出身 ベルギー国立専門学校C.E.R.I.A.卒業 ブリュッセルのパティスリー Mahieu(マイユー)で修業 2007年10月独立 ブリュッセル郊外に P?tisserie Chocolaterie Yasushi Sasaki を開店 ※佐々木シェフが修業された名店 パティスリー マイユー(P?tisserie Mahieu )の記事・写真はこちら(素晴らしいお菓子ですよ~)アントルメ 偶然ですが、私が2008年にベルギーを訪れた時に、現地在住の友人(日本人です)が案内してくれたお店の一つに、こちらの佐々木シェフのお店がありました。シェフとお話もさせていただいて、ブログでご紹介しますね、とお約束してから既に2年。ベルギー・フランス2008 「夏のショコラとお菓子の旅」 旅日記は、2日目まで書いて力尽き、4日目の佐々木シェフのお店までたどりつかないうちに中断…。 今頃ですみません!講習直前ですが、お写真のみアップさせていただきますね。日本独自の 苺ショートケーキ Carr? cr?me fraiche aux fraises 講習会の様子は、またいずれ。フルーツが盛り盛りのパイ 素晴らしく美しいフラットな冷蔵ショーケース このあざやかな赤を吹き付けたデザインは、2008年のベルギーで流行しはじめていたかもしれません。今でこそ、日本でも浦和のアカシエ他、たまに見かけることがありますが、この時はとても珍しく思いました。お店を代表するケーキです。上の深紅のアントルメをプチガトーにすると、長方形に。※2010年現在では『Rubis』という名がつけられています rubis=ルビー シューサブレ Choux sabl?s タルトフロマージュ Tarte Fromage リンゴのコンポート入り ベルギーでは、チーズケーキは、普通パティスリーではなくフロマジュリー(チーズ専門店)で販売されており、甘いチーズケーキはほとんどありません。ベルギーのフロマジュリーのケーキの写真はこちら 佐々木シェフがチーズケーキを店頭に並べた時のお客さんの最初の反応は、「このチーズケーキは甘いの?甘くないの?」。甘いかどうか尋ねられたそうです。 抹茶のブリュレ 抹茶は日本から取り寄せているもの 焼き菓子を置く棚も、とても美しい外観 パティスリー、ショコラトリーと書かれた部分が佐々木シェフのお店 ガラスに書かれた店名 ロールケーキは一本売りベルギーではロールケーキをおいているお店は(ほとんど?)ないとか。評判は上々で、クチコミで人気が広がっているそうです。P?tisserie Chocolaterie Yasushi Sasakiブリュッセル郊外の落ち着いた街並みの住宅地にあります 2008年7月13日 ブリュッセルにて 佐々木 靖シェフ ※ 許可をいただいて撮影・掲載していますP?tisserie Chocolaterie Yasushi Sasaki(パティスリー ショコラトリー ヤスシ・ササキ)佐々木 靖シェフAvenue des Franciscains 10 1150 Bruxelles BelgiumTel:02-779-0568 Fax:02-779-2397営業時間 月~土 8:00~18:30 日・祭 8:00~13:00定休日 水曜 ※ 祭日の営業は変更になる場合もあり ※ 夏季休暇あり 2010年は7月28日(水)~8月27日(金)が休業 交通:バス36番Chant d'Oiseau下車すぐChant d'Oiseau教会前公共駐車スペースありベルギー・フランス2008 「夏のショコラとお菓子の旅」 目次オーストリア・フランス 2010 「地方菓子を巡る鉄道の旅」 目次講習会が楽しみ☆ と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home
2010.07.29
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1898年創業のマルキーズ・ド・セヴィニエ(Marquise de Sevigne)。ハイカカオの高級チョコレートで有名ですが、コンフィズリー(砂糖菓子)も扱っています。マルキーズ・ド・セヴィニエ パート・ド・フリュイ、カリソン・デックス、ヌガーなど、日本ではあまりなじみのないコンフィズリーが、チョコレートと共に美しい詰め合わせにこれは、自宅用というよりは、いかにも手土産・贈り物にふさわしい感じですね お蔵入り写真シリーズです。2008年7月のパリで撮った写真。マドレーヌ寺院の裏側、フォションのすぐ近くにあるお店の、ショーウィンドーにエレガントに飾られた商品を眺めるのが楽しみ。箱や下に敷く布など、色使いがとても素敵☆ マルキーズ・ド・セヴィニエ 『ドラジェ』 アーモンドに糖衣がけをしたドラジェも、お祝い事の時に使われる定番。淡い色合いのものや銀色に輝くドラジェも混ざって、こちらも実にきれいです。 セヴィニエ公爵夫人の肖像画つきのショコラ セヴィニエ公爵夫人 1626~1696年 17世紀フランスの貴婦人娘へ宛てて書き送った数多くの手紙は、ルイ14世の時代の宮廷の様子や貴族のサロン文化を垣間見る貴重な資料となり、その手紙のやりとりは後に出版され、書簡文学の先駆けとなったといわれています。 2007年3月撮影 カルナヴァレ博物館(セヴィニエ公爵夫人が住んでいた館)に飾られている夫人の肖像コンフィズリー詰め合わせ、きれいですね!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.09.18
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アルザスの名産 クエッチは、小ぶりのプルーンのように見える果物。日本語にすると「西洋すもも」ですが、そのまま“クエッチ”と言った方が可愛い響きですよねクエッチ(Quetsches)のタルト 2008年7月 パリのムフタール通りは、賑やかな下町の雰囲気を伝える細い道。両脇にたくさんのお店が並んでいるのでキョロキョロと見ながら楽しく歩きます 旅日記を途中で放り出したままで、時々友人たちに「続き書いてよ~」と言われ続けていますとりあえず、たま~にお蔵入りになっている写真をご紹介しますね。 このタルトは、ムフタール通りのお菓子屋さんの店頭に並んでいたもの。サイズが大きい!食べたかったのですが、かなり色々なものを食べ続けていたのでもう食べれなくて残念 という思いが残る一品。 今、元の写真をデスクトップの背景にしているんですよ☆大きく引き伸ばされると大迫力。 明日はお教室準備でばたばたばた。いつもながら、締め切り間際にならないと動き出せない私…。今回は、洋梨のシャルロットです♪ 【お菓子関係のテレビのご案内】◆ 9月16日(水)5:20~8:00 日本テレビ「ズームイン!!SUPER」 エコール・クリオロが 7:45a.m.頃に登場予定 今年の新作の製作工程を披露 (番組の都合上、放送されないことも)◆ 9月25日(金) 21:00~21:30 BSフジ(再々放送)「恋する幸せスイーツ」 ~Autumn Special 2009~ パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ 藤生義治シェフ メゾン・ド・プティ・フール 西野之朗シェフ 恋する幸せスイーツ BSフジホームページ 9月11日・13日に放映された分の再々放送クエッチのタルト、食べてみたい~!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.09.14
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海外で一人旅の時に困るのが夕食。ランチは平気でレストランにも入ってしまいますが、夜、友達と談笑する人々であふれているお店に一人で入るのには勇気がいります。 パリ祭(キャトーズ・ジュイエ)で賑わうパリの夜。この日は祝日。花火が始まるまでにはまだ時間があり、なんとなく食べそびれてしまったので、とりあえず何かお腹にいれなくては。夜 9時といってもまだ明るく、女性一人で歩いていても違和感はありません。さて、どうしましょう。2008年 7月14日 パリ マレ地区で この時はあまり下調べをしていなかったので、マレ地区に行けばお店も開いているだろうと、適当に歩き回っていました。そしてふと発見したのが、何だかわからない、でも美味しそうなものを食べている人たち。人だかりがしていて、行列ができ、賑わっています。これ、何でしょう?このあたりの雰囲気は中東のお店が集まっている様子。わ~、未知の世界だわ。2008年 7月14日 mi-va-mi のファラフェル (右に見える緑色のお店はファラフェルの有名店 L'AS DU FALLAFEL) 『ファラフェル(falafel)』は、ひよこ豆(又はそら豆)に香辛料を加えてコロッケのように揚げた中近東の食べ物。それを野菜とともにピタパンにはさんだものもファラフェルと呼ばれています。…というのは後で調べて知った話で、この時はおいしそう~という勘で引き寄せられました。 マレ地区のRosier通りには、このファラフェルのお店が何軒かかたまっています。その中の一軒。可愛らしい外観のmi-va-mi へ。お店の中は混雑している様子。ええぃ、立ち食いしてしまえ。一瞬自分の年齢を考えると、いいのかな?とも思いましたが、別にヒラヒラのドレスを着てヒールの靴で歩いているわけではなく、パリ祭のパレードを見に歩き回った後のヨレヨレの姿でしたので問題ないはず。 どれが美味しいのかわかりませんでしたが、並んでいるとお店の人が先に注文を聞きにきて「ファラフェル?」と言うので「ウィ」と。mi-va-mi ピタパンの中に野菜をびっくりするくらいたくさん詰め、ファラフェルを放り込み、また野菜、またファラフェル、そしてソース、とリズミカルに動く様子は見ていて楽しい♪けっこう量が多いわ~、と思った瞬間「これがファラフェルだよ、食べてごらん」とひょいと目の前に肉団子状のものが差し出されました。きゃ~、後で食べきれなくなったら困る!と思いつつも、ありがたくお味見を少しカレーっぽい味が食べやすく、これはおいしい♪ 「全部入れる?」と聞かれ、思わずうなずいたらすごい量に!揚げなすがゴロン、酢漬けキャベツ、きゅうりなどの細切り野菜がぎっしり。ファラフェルは4個も入っていました。(試食とあわせると5個~)スパイシーソースもヨーグルト(かマヨネーズ?)ソースも。mi-va-mi 行列といってもすぐ進み、あっという間に先頭に ファラフェルなるものを手にし、お店の脇で他の人たちに混ざって立ち食いをしながら、改めてお店の脇に書かれているメニューを眺めます。ふむふむ。私が頼んだファラフェルは、ベジタリアン向けなのね。では、この肉団子のような(コロッケのような)ものは一体何~? mi-va-mi のメニュー 当時1ユーロ=174円としてファラフェル1個 5ユーロ=870円(2009年7月現在では1ユーロ=133円とするとファラフェル1個=665円) à emporter=持ち帰り用dinde=七面鳥 boeuf=牛肉 poulet=鶏肉 ファラフェルは、お肉を使っていないとは思えないほどコロッケ状の塊が肉っぽくボリュームがあり、たっぷりの野菜とソースと共にいただくと非常~においしい。ピタパンの底の方にはポテトサラダのようなものが入っていて、上から食べていくとどんどん味が変わります。楽しい! ちょっと量が多いかな、と思ったのも忘れ、どんどん食べてしっかり完食。L'AS DU FALLAFEL 向かい側のお店には日本人も行列。後で調べると、この緑の外観のお店が、この辺りでいちばん人気のファラフェル屋さんだったようです。でも、今回食べたファラフェルで十分満足mi-va-mi23 Rue des Rosiers75004 ParisTEL 01 42 71 53 72最寄駅 St.Paul 結局この晩、暗くなってトロカデロの花火が始まったのは、夜10時50分アルマ橋から眺めた花火はけっこう大きく見え、エッフェル塔がキラキラキラキラ輝く姿も目撃。部屋に戻ったのは11時45分。長~い一日となりました。7月14日パリ祭 戦車と赤ちゃんとラデュレのケーキベルギー・フランス 2008「夏のショコラとお菓子の旅」 もくじ 日本でもファラフェルが気軽にいただけるようになったら、絶対に買いに行きたい!東京では、溜池山王のピタ・ザ・グレート、有楽町の 東京国際フォーラム ネオ屋台村に火曜日に出店中のパパガヤデリなどでファラフェルが食べられるようです。 ファラフェル ミックス粉 ガルバンゾー(ひよこ豆)日本でも手に入るんですねーファラフェル、食べてみたい♪ と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓↓こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.07.16
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目の前に広がる見慣れない光景。戦車に登る子どもたちの姿が目に飛び込んできました。リラックスした表情の“本物の”軍人さんと“本物の”戦車。映画の撮影ではありません。自分の目で見ていながら、すごく不思議な感じが。どうやら、軍隊に親しんでもらうイベントが行われているようです。他に軍用ヘリ、ジープなど、たくさん。戦車が道路を走る姿も、初めて見ました!2008年7月14日 夕方 アンヴァリッド前の広場 7月14日は、1789年バスティーユ牢獄襲撃に始まるフランス革命の記念日。日本ではパリ祭という名で知られていますが、現地では単に7月14日(Quatorze Juillet キャトーズ・ジュイエ)と呼ばれます。 この日には、シャンゼリゼ通りで大統領も出席される軍事パレードがあり、戦闘機が三色旗の色の煙を出して飛ぶ…。というザックリとした知識だけを持って、行けばなんとかなるでしょうと思い、パリの街を一人で歩き回りました。あ、この情報はちょうど一年前、2008年の話です。2008年 ラデュレのアントルメ いつも優雅なラデュレのお菓子。お店のディスプレイも、季節感たっぷりですので毎回見るのが楽しみ。ところがこの日ばかりは、ラデュレの前の道がすごいことに。 シャンゼリゼのパレードに向け近づいていきましたが、交通規制があるのは車両ばかりではなく、人間も通行止めの場所がいくつもあります。早朝に出遅れた私は、マドレーヌ寺院のあたりで、あまりの人混みで動けなくなっていました。 ルイ16世やマリー・アントワネットが非業の最期を遂げたコンコルド広場から、ラデュレの前を通ってマドレーヌ寺院に抜ける道にもパレードは通るようで、かなりごった返しています。この時点で、私は、シャンゼリゼ方向に向かうのを断念。マドレーヌ寺院前は人・人・人 この場所では、パレードは次々と通るのではなく、一塊のグループが通り過ぎるとしばらく間があき、そしてまた次の集団が現れます。じりじりと移動しながら横目で眺める目の前を、ダンプカー?や戦車まで、様々な乗り物が走り抜けます。驚くほどのスピードで走り抜けるものもあり、その音といい威容といい大迫力。(肝心なその姿は、全然写真に撮れていません~) とめてある車のタイヤの上にのったり高い所によじのぼったり、すごい光景!ルーブルの方からコンコルド広場に向かう細い道の途中で、突然目の前に現れた騎馬隊。きりっとしていて、整然とした動きがとても素敵。お人形屋さんでみつけた 革命時のバスティーユ牢獄の前の、兵士とルイ14世の胸像。太陽王の像に銃を持たせかけ、足の裏を出した兵士の姿にはちょっと驚きました。この国では、本当に革命がおきたのですねー。適当な所でパレードを見るのは切り上げて、移動。クレープリーCanettes お昼にガレット 午後からはナポレオンが埋葬されているアンヴァリッドへここへは2004年に続き、2度目の訪問。フランス革命は、当時「廃兵院」であったこの場所の武器庫を襲い、その勢いでバスティーユ牢獄へ向かったところから始まりましたので、この日この場所は見逃せません。アンヴァリッドの門には三色旗が。奥にはエッフェル塔の先が見え、これぞフランス。2008年7月14日 トロカデロの花火が始まるのは夜10時だったか10時半過ぎだったか…。この季節のパリは、深夜まで明るいので、しっかり日が暮れてからようやくスタート。 女性一人で夜の外出はいかがなものかと思いましたが、この日は町中に人も警官もあふれていて、危険な感じは皆無。事前に「スリにだけは十分に注意」と言われていましたので、そこだけに気持ちを集中させて花火見学。 途中までは橋から見ていましたが、帰りの大混雑を避けるため、シャンゼリゼ方向へ歩いて移動。すると、建物の間からも綺麗に花火が見え、プチラッキー。 前夜祭(7月13日夜)のバスティーユ広場でのコンサート見学から始まったキャトーズ・ジュイエ体験。私が思い描いていた「フランス革命を讃えるお祭り」というよりは、現在の「フランスの軍隊と国民のふれあいの場」といった雰囲気に驚きました。アンヴァリッド前の軍用ヘリと、祖父と孫? この催しには、家族連れの姿を多くみかけました。 第二次大戦を体験した世代の方々は戦車などを見て何を思い、孫の世代に何を伝えるのか。忘れ去ることではなく、歴史に学び、平和の大切さを語り継いでいく…。そういう日なのかもしれないと思いました。アンヴァリッドに続く パリで最も美しいと言われるアレクサンドル3世橋 1900年のパリ万博の時に完成し、アールヌーヴォー様式の街灯の曲線が美しいこの橋から、ニンフと天使がこちらを眺めています。平和を願って。ひよこ豆コロッケのファラフェルを立ち食い(この日の夕食)に続きます7月14日のパリの雰囲気に驚いた! と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓↓こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.07.14
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ピエール・マルコリーニのエクレールが日本で購入できるのは名古屋店だけ、と不思議な展開ですが、ちょこっとだけお見せしますね。ベルギー、ブリュッセルの友人宅で、前の晩にグラン・プラスの本店で買ったエクレール・オ・カフェを食べた時の写真です。その時は、エクレール1個だけを購入。透明なプラスティックのケースに入れてくれました。専用のケースとは、贅沢ですね~2008年7月12日 ピエール・マルコリーニの『エクレール・オ・カフェ』食べそびれるといけないと思い、通りがかった時に買っておいたエクレール。結局前の晩も夕食のペンネとワッフルで満腹になり、朝も逃してしまったので、このタイミングでなんとしても食べなくては!と思ったその時とは、マイユーで買ったベルギー伝統菓子を食べた後、友人が用意してくれたチーズとバゲットをいただく前。かなりきつきつですが、やっぱり食べよう☆一晩おいてしまいましたので、できたてのばりっとした皮の硬さはありません。感想は、一言で言うと「軽く上品」。他のケーキも食べた後なので、この軽さはちょっと嬉しい。上がけフォンダンの代わりに薄いチョコレートの板がのるタイプ。去年頃からパリでよく見かけたデザインです。このチョコレートはかなり薄いのが特徴。アマンドキャラメリゼが中央にのっているのが、なんとも繊細です。ピエール・マルコリーニの『エクレール・カフェ』 3.50ユーロ(7月 609円、11月現在 445円)名古屋だと(エクレール・カフェはありませんが他の種類で一本630円。)[追記] 2008年12月10日より、銀座店にてエクレールが販売開始!詳細はピエール・マルコリーニ HP 最新情報 に。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~まだ食べるの?との声が聞こえてきそうですが、ストッケルの朝市から程近い所にあるゴディバで新作のチョコレート『crtail』を見つけてしまいましたので、一個購入。本店に比べカジュアルな雰囲気でしたので、サシェで一個買ってもいいかな、と思いましたが、友人がゴディバのようなお店でチョコレートを一個買うのはちょっと…とひるみ、いつも彼女が買っているゴディバのコーヒーと一緒に頼んでくれました。気を遣わせてしまってごめんなさい~。1個買いしても許されるお店と、気分的に1個じゃ買えないお店、確かにありますよね。どうも日本のゴディバの感覚でいると、ベルギーでは違うようです。ベルギーでもパリでも感じましたが、「格式のあるお店」と「カジュアルなお店」とは、はっきり客層も買い方も分かれているようです。観光客はどちらのタイプにも何も考えずに入っていきますが、住民にとってはチョコレート屋さんの使い分けには細かな暗黙の決まりごとが存在するような気がしました。ベルギーで格式のあるお店といえば、王室御用達のゴディバ、ガレ、コート・ドール、マリー、ノイハウス、ヴィタメールの6社。(コート・ドールはカジュアルかな?)レオニダスはカジュアル、ピエール・マルコリーニは注目の的ですが格式という点ではまだまだこれからといったところでしょうか。アントワープのデル・レイはどちらに入るのか?もっと詳しくご存知の方がいらっしゃいましたらお教え下さいね。ゴディバの新作『crtail』ヘーゼルナッツとクリーム入りですケーキ、食べすぎ!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へガレットのお菓子日記 Homeへ食べログへ
2008.11.15
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朝市から戻るとすぐに、華やかなケーキに目が釘付けになったパティスリー マイユーで購入したケーキを食べました♪2008年7月12日(土)11:30頃 ブリュッセル友人宅 にてマイユー(Pâtisserie Mahieu)のお菓子と小さいサイズのパンこれは、彼女が用意してくれたパンとチーズのランチをいただく直前のこと。前のページと話が前後してしまって失礼~。あれだけ店頭に美しい色合いのケーキが並んでいたのに、二つとも地味!という声が聞こえてきそうですが、どうしても食べてみたかったのは、これらのベルギー伝統のお菓子。マイユーは現代風のお菓子も伝統のお菓子も、両方扱っているので嬉しいお店です。マイユーの『ジャヴァネ』(Javanais)これってパリのダロワイヨが作り出して世界に広まった『オペラ』?と思われた方、一見すると似ているように思えますが、違うんですよ☆『オペラ』(7層の断面説明と工程写真)は、コーヒーシロップをたっぷり打ったアーモンド入りのビスキュイ・ジョコンド(生地)、コーヒー味バタークリーム(クレーム・オ・ブール・カフェ)、間にガナッシュ、上にグラサージュという組み立てで、チョコレートとコーヒーの微妙なバランスを楽しむお菓子。形はパリ・オペラ座を模し、上にのせる金箔はオペラ座の上の「アポロン像の持つ金の竪琴」のイメージと言われています。 ☆参考:「オペラ食べ比べの会」それに対しベルギーの『ジャヴァネ』は、ビスキュイ・ジャヴァネとよばれるアーモンド入りの薄焼きの乾燥した生地を一晩置き、コーヒー味バタークリームを何層も重ねます。上にはグラサージュがかかっていますが中にガナッシュはなく、主役はコーヒー味。『ジャヴァネ』という名前自体、「ジャワ(Java)島の人」という意味。この場合、ジャワ島はコーヒーの産地として有名な所から、この名がついています。(使われている材料の産地をお菓子の名前にすることは、ヨーロッパでよく行われていますね。)マイユーの『ジャヴァネ』(大)食べた感想は、7月の真夏というのに冷蔵する必要がない気候でしたので、コーヒーのバタークリームが柔らかく、生地とあいまって美味しい♪バタークリームはしつこくなく、とても食べやすくお腹におさまりました。素朴な印象です。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~マイユーの『ミゼラブル』(Misérable)これはまた、見た目が一段とシンプルでしょう~。食べると、アーモンドの香りが強く、ボソッとした生地がバタークリームの滑らかさとよくあって、シンプルだけれど意外な美味しさ。名前の『ミゼラブル』は、ミュージカル「レ・ミゼラブル」(ヴィクトル・ユゴー原作)等でおなじみの“みじめな”“貧しい”。およそお菓子に名付けるにしてはいかがなものか、という名前ですね~。これは、味が貧しいのではなく、「クリームに使われているカスタードを、牛乳ではなく水で炊いている」というところからきています。ベルギー人に聞くと、このお菓子は別名『ブッキア』。ブック(本)に形が似ているところからそう呼ばれているそうです。面白いですね。マイユーの『ミゼラブル』(大)仕上げは現代風に。本の形に見えないこともありませんね~。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~この二つに加え、“素晴らしい”という意味の『メルヴェイユ』(Merveilleux)が、典型的なベルギーの古典菓子です。左:マイユーの『メルヴェイユ』 右:ストッケル市場の『メルヴェイユ』メレンゲによく泡立てた生クリーム(クレーム・シャンティイ)をのせ、またメレンゲをのせ、更に周りに生クリームを塗りチョココポーをを貼り付ける…。メレンゲと生クリームからできているメルヴェイユは、あまりにもこってりして甘そうでしたので(しかもプチガトーなのに大きい!)、買う勇気がでなくてパスしてしまいましたが、やっぱりチャレンジしてみればよかった~、と後悔。ベルギーの人は、このお菓子をこよなく愛しているようで、いくつものケーキ屋さんで見かけました。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~同様に、『トンプース』(Tompouce)と呼ばれる、表面の淡いピンク色が可愛らしい印象のベルギー伝統のお菓子もあります。(表面は白いことも)マイユーの『トンプース』生地は、キャラメリゼしたフィユタージュ(パイ生地)。間にはさまっているのはクレーム・アングレーズ(カスタードクリーム)。こちらもシンプルですね。『トンプース』画像イメージ検索実は、この後まだ、ピエール・マルコリーニのエクレールを食べることになるので、一番上の写真の、マイユーの魅惑的なヴィエノワズリー(菓子パン)は、さすがにほとんど食べれませんでした。残念!おいしそうでしたよ~~。《37》 ピエール・マルコリーニのエクレール・カフェに続きます。ベルギー伝統菓子、食べてみたい! と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へガレットのお菓子日記 Homeへ食べログへ
2008.11.14
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市場で手に入れたチーズやパンを、さっそくいただきます。友人宅にもどると、ささっとお昼の仕度をしてくれました11:30頃 ランチパンの横に切れ目を入れ、具をはさみます。さきほどストッケルの市場で買ってきたパン。“みるからに美味しそう”という期待に違わず、ベルギーのパンって美味しいんだわと納得のいくお味。私の大好きなタイプで周りはカリッと、中はふわっとしたハード系。↓このパンです♪Laurent Dumont(ローラン・デュモン)のパンそして、市場で買ってきたチーズも右の白い山羊のチーズは熟成が若い。食べやすいお味です。真ん中の小さいのは『プロヴァンサル』という名前のフレッシュチーズ左の茶色いのは同じ山羊のチーズでも全然違った食感。ゴムのような、なんともいえないグニュンとしたかみごたえのある食感なのに、美味しいんですよ~☆不思議。『フェルミエール』という名前です。お手製のヘルシースープセロリ・長ネギ・ジャガイモなどを使って野菜スープを作ってくれました♪嬉しい。ストッケルの市場のチーズ屋さんで売っていたルバーブのコンポート色鮮やかです。一口お味見させてもらいました。すごく酸っぱいかと思えば、とてもまろやか!繊維が目に付くのに、食べると繊維は全く気になりません。話が前後してしまいましたが、実は、このパンとチーズを食べる前に、マイユーなどのお店で買ったケーキをいろいろ食べました!その中には伝統のお菓子も。《36》 ベルギー伝統菓子ミゼラブル、ジャヴァネに続きますシンプルな昼食が素敵 と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へガレットのお菓子日記 Homeへ食べログへ
2008.11.13
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ブリュッセル市内のストッケルの町でみかけたチーズ専門店。どーんと飾られた美味しそうな焼き色のタルト♪そう、ベルギーでは、チーズのタルトはお菓子屋さんにはほとんどなく、チーズ屋さん(フロマジュリー)で売られています。“チーズを使ったタルト”と聞くと、日本人はチーズケーキをすぐに思い浮かべると思いますが、こちらではキッシュの仲間のような、甘くない塩味のタルトが一般的。お菓子というよりお料理の一つと考えるのでしょうか。ワインのおつまみ?オードブル?いえいえ、軽いランチになったりと活躍しそうですね。『タルト・オ・シェーブル トマト』 1/4切れ3.30ユーロ(7月には574円 / 11月現在では419円)魅惑的な焼き色~♪シェーブルは、山羊の乳を原料としたチーズです。匂いに特徴があるといいますが、タルトになるとどんなお味?旅行中はたくさん食べ過ぎて、常にお腹が一杯の状態。帰ってから写真を見ると、あれも食べたかった、これも食べればよかった、と…。今見ると、本当に食べてみたくなります~~。ストッケルのチーズ屋さんこんな感じでチーズを使ったお惣菜も店頭に並んでいます。パリでもブリュッセルでも、必ず見かけるチーズ専門店。ベルギー初日の記事の下の方で、グラン・プラスの近くのフロマジュリーもご紹介しました。こちらのチーズは基本的には量り売り。会話力に自信がないので、なかなかお店の中に入る勇気がでません。これはどんなチーズ?食べごろはいつ?と、チーズを買うにはお店の人と会話を楽しむべきですよねー。 ~ ~ ~ ~ 友人(日本人です)の車で移動し、また別のこじんまりとした市場へ。ベルギー滞在中、あちこちで青空市をみかけました。週数回、広場で定期的に開かれているようです。いつも同じ場所に同じお店が出店するようで、友人には買い慣れているお店がいくつもあり、すっかり常連さん?チーズを買っている所を見たい!という私の心の声が届いたのか?特に私が何を言ったわけではないのですが、彼女がたまたま自宅用に買うチーズを選ぶところを目撃 お店を構えているフロマジュリーよりも、市場の方がぐっとくだけた雰囲気でいい感じ♪このお店は山羊のチーズ専門店。香辛料?がついたきれいなチーズもいろいろあります。プライスカードには山羊の絵が。お店のご主人が、彼女に何か説明しています。何、何~?と聞くと、同じ種類のチーズでも、若いもの、中くらいのもの、時がたったものと3種類あり、それぞれに味わいが変わるとのこと。ほぉぉ~。左の3つが同じ種類。手前が若く真っ白で、真ん中のものがやや茶色がかり、奥のものは濃い茶色。同じチーズでも、どのくらい時がたった物が自分の好みか、食べ比べて体験して覚えていくのでしょう。ワインでも、ボジョレーヌーボーの若さを好む人もいますものね。チーズは一度ちゃんとお勉強してみたいと思いつつ、講座はワインとセットになっていることが多いので、体質的にお酒が苦手な私はなかなか行かれません。そんなことよりも、日本のフロマジュリーで少しずつ買って、自分で食べて覚える方がいい?チーズの世界も、足を踏み入れてしまうと、かな~り奥深そうです。《35》 市場で買ったパンとチーズに続きます山羊チーズを食べてみたい!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へガレットのお菓子日記 Homeへ食べログへ
2008.11.11
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ピエール・マルコリーニ 銀座の『マロンパフェ』の話題が出たついでに、この夏のブリュッセルに話を戻しますね。ベルギー旅日記2008 2日目の続きです。ストッケルの朝市を眺め、リエージュ風ワッフルを食べた後、市場の外を少し歩くと ピエール・マルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)のお店を発見。前日の夜に立ち寄ったグラン・サブロンの本店の堂々とした宝石屋さんのような立派なつくりに比べ、ストッケルの町の雰囲気にあわせ、やや気軽で入りやすい雰囲気。ピエール・マルコリーニの『DELVAUX(デルヴォー)』2008年7月12日 午前中「ミルクチョコレートとキャラメルのサバイヨン、バニラのクレーム・ブリュレ、フランボワーズ」パティスリー マイユーでたくさんケーキを買ってしまいましたので、ここでは見るだけ。つやつやと輝くケーキが並びます。食べていないので、ケーキの内容だけをざっとご紹介しますね。DELVAUXはフランス語の辞書にはのっていません。固有名詞でしょう。調べると「ベルギー王室御用達で世界最古のの高級鞄メーカーDELVAUX」や、「ベルギーのシュールレアリスムの画家ポール・デルヴォー」等にデルヴォーという名がありますが、どちらか?どちらも違うか?このお菓子の名の由来は不明。『JAVA』(意味は“ジャワ”)「コーヒーの香りのブラックチョコレートとミルクチョコレートのサバイヨン、アーモンドをカリカリさせたもの(クルスティヤン)」…違うかな?「ブラックチョコレートのサバイヨンとコーヒーの香りの牛乳、アーモンドをカリカリさせたもの」…?真ん中から上がフランス語、下はフラマン語(オランダ語方言)グラン・サブロンの本店では、商品説明のカードは店内の方に向いていましたが、ストッケルのお店では、外に向けて置いてあるので、どんなケーキだかわかって嬉しい。(でもうまく訳せないものも…)本店で店内撮影禁止でしたので、こちらのお店も外からショーケースを写します。『OVIEDO』 (スペイン北部アストゥリアス公国の首都)「ミルクチョコレートのサバイヨン、キャラメル、ヘーゼルナッツプラリネ、バニラのビスキュイ」『OVIEDO』プチ・ガトー 長方形同じ名前のお菓子でも、長方形にして小さく作ると雰囲気がずいぶん変わりますね。面白い。ショーケースに飾られたお菓子は、ほとんどがアントルメ 4人分18.80ユーロ。旅行当時7月のCash換算で1ユーロ=174円として3,271円。11月11日のレートで1ユーロ=127円とすると2,388円おもいきり円安の旅でした 同じく、プチガトー1人分は 4.70ユーロ(7月…818円! 11月…597円)このケーキは名前を写しそびれました!漆黒のグラサージュがつやつやし、とても美しい♪シンプルなデザインが素敵。ストッケルのマルコリーニのお店 明るいショーケースにケーキが並びます。色が悪い変な写真でごめんなさい~!実物は遥かにきれいです。日本ではマルコリーニはチョコレートとアイスクリームは展開していますが、生菓子はみかけないですよね?マルコリーニ氏は、ショコラティエ、パティシエ、グラシエ(アイスクリーム職人)、コンフィズール(砂糖菓子職人)の4つの資格をお持ちです。日本にケーキが入ってこないのには事情があると耳にしましたが、裏づけがとれていないのでここには書けません。唯一、エクレール(1本630円)だけは名古屋店で販売されています。東京で手に入らないのが謎~。『タルト・オ・ショコラ』「チョコレートのサブレ生地、柔らかなビスキュイ、ブラックチョコレートのムース」『タルト・オ・シトロン』「アーモンド入りサブレ生地、レモンクリーム、イタリアンメレンゲ」 私がピエール・マルコリーニのチョコレートのファンになったのは、昨年、友人からいただいた、この詰め合わせて間もない新鮮なプラリネを口にした時から☆今まで食べてきたチョコレートは何だったの?!と意識が覆るほどのショックでした。精米したてのお米を始めて口にした時と似ています。その話は、またいずれ~。 ストッケルの町ではチーズ専門店を見たり、お花屋さんを眺めたり。あ、ゴディバにも寄りました。コンパクトに色々なお店がかたまっていて暮らしやすそうな場所、と思いました。《34》 チーズ専門店のタルトに続きますピエール・マルコリーニのケーキを食べてみたい!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へガレットのお菓子日記 Homeへ食べログへ
2008.11.10
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ここのワッフルが一番人気!と友人に連れていってもらったのは、ブリュッセルの中心部からやや離れた住宅地ストッケル(STOCKEL)の朝市の中のお店。2008年7月12日 ストッケルの朝市 ワッフル屋さん友人が買ってくれたので確認していませんが、この表示だとゴーフル(ワッフル)は、写真上のリエージュ風も下のブリュッセル風もどちらも1個1.35ユーロ(235円)。5個買うと0.75ユーロおまけしてくれて 6ユーロに。リエージュ風ワッフル市場の中を歩きながら立ち食いです。あつあつどちらかというとベルギーに住む日本人の間で人気が高いのはリエージュ風とか。 かじると…外はサックリ、中はモチモチッ。前にグランプラス近くで食べた時に比べ、中に入っているワッフルシュガーも軽くカリッとしていて、全体的に思ったより柔らかく、たしかに美味しい~サイズは大きいけれど、ぺろっと食べてしまいました☆やっぱりトッピングなしでシンプルにこうやってかじるのがいいわぁ。 7月のいちご しっかり太陽を浴びていますねー。涼しい気候だからこれでも大丈夫。色がきれいです。平たい桃 Perzik Plat キロ 5.20ユーロ(904円) 1kgって何個くらいでしょうね?Plat=平らな桃…なのに平べったい♪なんだか好きです、この形。この時に見て以来ずっと気になっていて、食べてみたかったので、次に行くパリで買って食べました。味はきゅっと身がしまった普通の桃でした~。その奥は、お菓子屋さんの店頭でタルトになっていた、この時の旬のアプリコット。果物屋さん このお店はフランス語ではなくフラマン語の表示お花もたくさん売られていますストッケルの朝市 7月のお花ストッケルの朝市に並ぶ大輪の薔薇!《33》 ベルギーのピエール・マルコリーニのケーキ に続きます朝市は色々なものがあって楽しい!と思われた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 2日目 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.10.08
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ブリュッセルでは、あちこちの広場に市場がたつのをみかけました。その中でも友人がよく利用し、おすすめなのはここ、ストッケル(STOCKEL)の朝市。このあたりは電車の便もよく、日本人も多く住んでいるという地域。ベルギーワッフルはこの市場のものが最高♪という声を聞き、あとで買うのがとても楽しみ2008年7月12日 ストッケルの朝市先日ご紹介した、華やかなケーキやタルトがショーケースに早朝からずらっと並びパンを求める行列ができる名店パティスリー マイユーのごく近くです。 野菜や果物、お花、パン、ケーキ、その他色々なお店が立ち並び、とても活気があります。ぷらぷら見て歩いているだけでなんだか楽しい。規模もけっこう大きめです。この日は土曜日。7月でも長袖の人が多いですね。ベビーカーを押す赤ちゃん連れや、おしゃれなマダムたち、さまざまな年代の人が集まります。朝市のパン屋さんアルティザン・ブーランジェ・パティシエを掲げローラン・デュモン(Laurent Dumont)という名が。みるからに美味しそうなパンが並びます。無造作に置かれた長~いパンよく売れています。友人はバゲットを購入。ベルギーのパンは周りがバリッとしていて、美味しいですよー。後で彼女の家にもどってからいただきます。ケースの中にはベルギー伝統のお菓子など生菓子が並びます市場のケーキ どこに行っても必ずあるのは、エクレール真ん中のチョコレートと生クリームでインパクトのあるサイズの生菓子は、ベルギー伝統のお菓子メルヴェイユ(詳しい説明は後日まとめますね)パン屋さんの左隣には乳製品を扱うお店がベルギーは乳製品にも恵まれた国です友人はタッパーに入ったルバーブのコンポートを購入ちょうどこの頃はルバーブの季節。市場で無造作に売られているルバーブの束を発見!日本まで持って帰りたい~。(この時、私は知りませんでしたが、日本では友人宅に私がお願いしていた北海道のルバーブが届いていました。それは帰国後、ルバーブジャムにしました)ストッケルの朝市何を売っているのかよくわからない雑貨屋さんなどもありますオリーヴ専門店OLIVE VIOLETTES(オリーヴ・ヴィオレット)は紫色?OLIVE GREQUE(オリーヴ・グレック)はギリシアのオリーヴ?OLIVE A LA CORIANDRE(オリーヴ・ア・ラ・コリアンドル)はコリアンダー味?PROVANCALE(プロヴァンサル)はプロヴァンス風、NICOISE(ニソワーズ)はニース風…。でも、NOIRE DENOYAUTEEとなると、黒い何だかさっぱりわからない。オリーヴ一つにしても、色々な種類があって楽しい~。台の下に巻いてある布もオリーヴ柄ですね!《32》 リエージュ風ワッフル に続きます朝市は活気があって楽しい!と思われた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 2日目 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.10.07
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目が覚めるようなデザインのプチガトーとアントルメをご紹介しましたが、さらにもう一つ、ジャンルが分かれているのは「タルト」です。これはまた、今までの華やかな生菓子とは一味違った美しさが。リンゴのタルト 2008年7月12日(土曜)朝 ストッケルのマイユー(Mahieu)にて薄切りリンゴの重なりがまるで花びらのよう。きれいですね~。タルトブルトンヌ パイ生地、クレーム・パティシエールに生クリームを加えて軽くしたクレーム・レジェール、細切りりんごの組み合わせ細切りリンゴを使うと、また雰囲気が変わりますね。「~ブルトンヌ」と名がつくと、「(フランス北西部の)ブルターニュ地方の、ブルターニュ風の」という意味です。ブルターニュ地方といえば、真っ先に思い浮かぶのは、ゲランドの塩。その塩を使った有塩バターなどの乳製品の産地としても知られています。タルトポワール半割りの洋梨が7切れも入っています!ローストしたスライスアーモンドの飾り方が可愛いこの季節、どこのお店でも見かけた アプリコットのタルトアプリコットはピスタチオと組み合わせているお店が多いなか、マイユーでは白いカシューナッツ?とあわせています。 さて、ここでタイトルに挙げました「フルーツタルト 日本とベルギーの違い」のお話を。日本人はフルーツタルトというと、クレーム・ダマンドやクレームパティシエールの上に生のフルーツがぎっしりのったものを想像することが多いのでは?デコレーションは生クリームだったり…。日本でタルトが人気のお店といえば、例えばキルフェボン。キルフェボンのタルトの写真一覧を見ると、日本人の好むタルトのイメージがわかってくる気がしますね。ベルギーでは、タルトにのる果物はしっかり焼きこまれていました。生クリームでデコレーション、ということはまずないですね。焼いたまま。では、フレッシュフルーツは飾らないかというと、そうでもなくて、↓こんな美しいものも。キロメートル・オ・フリュイ フレッシュフルーツがのったパイキロメートル、っていう名前の由来、お聞きしてみたいですね。このパイは、タルトのコーナーではなく、アントルメの所に飾ってありました。パンを買うための行列 進みは速い! この写真は、お店の正面から入って右端までいき、振り返って撮ったものです手前にタルト売場、その左のショーケースにはアントルメがぎっしり。そしてショーケースは90度曲がり、まだアントルメ。右奥にはプチガトーの売場が。タルトのケースは見事に茶色ですね。他に、タルトタタンなどもありました。突き当たり右奥に見えているのが、行列が目指しているパン売場。あ、パンの写真、撮りそびれました…私たちはパンとケーキと両方買うので、パンの行列には並ばずにケーキ売場の方へ。友人の話では、並びなおさなくても、ケーキを買う時についでにパンを○○と△△を、と注文すれば一緒にしてくれるそうです。ちょっと嬉しいサービスですね。ちょうど翌日から長期の夏休みに入り、お店がクローズしてしまう所でした。危機一髪!外側に向けた飾りコーナー お店は広場に面し、広場には有名なストッケルの市がたっています。市場のお話は、のちほど~。パティスリー マイユー Pâtisserie Mahieu StockelPlace Dumonplein 41150 Woluwe St-PierreBruxelles , BelgiqueTél: +32 2 772 72 45※ マイユーは2010年3月に倒産したもよう。HPも閉鎖されています。7月現在の様子は不明のため、調査中。後日、マイユーの中でも販売されている ベルギー伝統のお菓子 を整理しますね。ベルギーのお菓子は、チョコレートとベルギーワッフルだけではないのです~《31》 ストッケル 朝市のパン屋さん に続きますベルギーのお菓子ってすごいのでは?と思われた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 2日目 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.09.24
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華麗なプチガトーの数々を前のページでご紹介しましたが、このお店のすごさはそれだけでは終わりません。朝の9時半すぎというのに、このアントルメの充実っぷりというのは、一体何なのでしょうね。サイズも何パターンかあり、ショーケースの中にぎっしり。この時間はパンを求める行列ができ、しばらくするとケーキを買いに人が集まる、と時間帯によって混む部分が変わってくるようです。2008年7月12日(土曜)朝 ストッケルのマイユー(Mahieu)にて華やかなアントルメがずらっと並びます アクセントは「マイユー」ではなく「マイユー」 後ろが強い小さく見えますが、これもしっかりアントルメ少しずつ違うサイズが置いてありますね。サイズによって細かく値段設定が変わってきます。この中にベルギー伝統のお菓子が2種類。どちらもモダンなデザインで“今風に”リニューアルされています。どーれだ?答えは、ベルギー伝統のお菓子をまとめたページに書きますね。しばしお待ちを☆プチ・ガトーの種類の多さにも驚かされましたが、もうこのアントルメに至っては、何種類あるの~!と目が点になり、だんだん興奮状態に。日本のお菓子ともフランス菓子とも違う現代的なデコレーションに目が釘付け 朝っぱらからアドレナリンが駆け巡る(この表現、あってます?)ようです。ベルギーすごい!美しい!美味しそう!食べてみたい!きゃぁ~~プロフィットロール発見。大きいですね。立派。エクレールは必ずどのお店にもありますが、シュー・ア・ラ・クレーム自体はほとんど見かけません。マイユーでは、プロフィットロールがアントルメの棚にありました。これも珍しいかも!このサイズのプロフィットロール、日本のケーキ屋さんの店頭に並ぶことはめったにないのでは???堂々と並んでいるところをみると、しっかり売れるのでしょう。ベルギーの人は、どういうシチュエーションでこのプロフィットロールをいただくのかしら。なんとなく、お誕生日とか特別な日のためにあるのではなく、日常的に食べているような雰囲気が…。この手前のプロフィットロールで13.60ユーロ(2,366円)。住宅地なのでリーズナブルです。グラン・サブロン広場のような市内中心部でしたら、もっとずっとお高いでしょうね。友人がよく買うという ランゴー(Lingot=金塊)金ののべ棒の形です。中はクレーム・バヴァロワーズとフレッシュフルーツ、底はパイ生地、周りは焼いたメレンゲ…。断面が見てみたい~!パティスリー マイユーPâtisserie Mahieu StockelPlace Dumonplein 41150 Woluwe St-PierreBruxelles , BelgiqueTél: +32 2 772 72 45※マイユーは2010年3月に倒産したもよう。HPも閉鎖されました。現在どうなっているかは不明です。調べなくては。次はタルト、タルト、タルト またこれが、どれも美味しそうで…《30》 フルーツタルト ベルギーと日本の違い に続きますベルギーのお菓子ってすごいのでは?と思われた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 2日目 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.09.23
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華やかなケーキ(プチガトー)が、一体何個並んでいるのでしょう!写真を見比べてくださいね~。もう、本当に目がぐるぐる泳いでしまいました。ベルギーのお菓子屋さんに魅了されています2008年7月12日(土曜) ストッケルのマイユー(Mahieu)にてベルギー歩き2日目の朝は8時に起床。初日は信じられない距離を歩き回りましたが、ぐっすり眠ったので、爽やかな目覚め。友人宅で、絞りたてのフレッシュオレンジジュースとネクタリン、メロンとコーヒーを用意してくれました。果物が美味しい♪ここでパンを食べないのは、これから出かける場所に関係があります。マイユー 一番右の名は「Ninja」(忍者?) 3.05ユーロちょっとMのマークが横を向いている所がご愛嬌。おおらかですね~。彼女にお願いして、車で“ブリュッセルのお菓子屋さんといえばここ”という有名店 パティスリー マイユー(Pâtisserie Mahieu )に連れて行ってもらいました。このお店で修行したパティシエも多いと耳にしています。(※彼女は「マユー」と発音。土屋シェフの著書『フランス、ベルギー ショコラを巡る旅』の中では「マイユ」と表記されています。2010年佐々木シェフの講習会資料では「マイウー」となっていました。どれに統一したらよいのか非常に迷います。マイユだとフランスのマスタードの産地のようですしね…) マイユーのHPによると、このお店はPâtissier - Boulanger - Chocolatier - Glacier - Banquets - Traiteurつまりお菓子・パン・ショコラ・アイスクリーム・パーティー料理・お惣菜を扱っているということですね。初日に訪れたパティスリー ドゥ・バーレ(Pâtisserie De Baere)でも驚きましたが、住宅地のお菓子屋さんの守備範囲は本当に広い!そして、お菓子屋さんのパンはまた美味しいんですよね~朝9時半すぎですが、お店の前に行列ができています。年齢層はやや高め。土曜の朝なので(?)男性も多く、慣れた様子でパンを買いに並びます。行列の進みは速く、行列ができてはとぎれ、また気づくと行列ができている、という感じ。これなら並んでいても全くストレスがないでしょう。 店頭のパネルベルギーのチョコレートは非常に有名ですが、お菓子には何がある?というと、ついついベルギーワッフルと答えてしまいそうです。でも、ベルギーのお菓子界はこんなにも素敵なケーキを作っているのですね。伝統のお菓子もあり、最新デザインのものもあり。目を奪われます。エキサイティング パティスリー マイユー Pâtisserie Mahieu StockelPlace Dumonplein 41150 Woluwe St-PierreBruxelles , BelgiqueTél: +32 2 772 72 45【追記】2010年7月現在、マイユーのHPが削除されていました。なぜ?と思い調べてみたところ、ベルギー在住でマイユー近隣にお住まいのブロガーさんによると、不況のためマイユーは今年3月に閉店したとのこと。ピエール・マルコリーニが、マイユー再建のため投資を申し出たという話もありますが、現在はどういう状況になっているのかは不明です。ちょっとショックですね…。【追記】2010年7月、確認したところ、マイユーは完全になくなってしまい、9月頃には全く新しいお店ができることになっているそうです。こんな素敵なお店がなくなってしまったと思うと、本当に残念です。ケーキの写真はまだまだあります。《29》 華麗なアントルメ マイユーのケーキにクラクラ に続きますすごく美しいお菓子~!と思われた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.09.23
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朝から丸一日食べて歩いて、ようやく夕食。さすがに疲れて、あまり頭が回転していません。友人に車で住宅地の普通のレストランに連れて行ってもらいました パスタはゆで加減もよく、味も上々。普通に美味しかったです。 ペンネ 15.10ユーロ 一人分…量が多い~Les Pennes au Artichaut, Tomato Séchées, Serrano et Roquetteアルティショ(アーティチョーク)、ドライドトマト、セラーノ(ハモン・セラーノ…スペインの生ハム?)、ロケット??のペンネステーキ&フリッツ このポテトの量~!数本、お味見させていただきました。カラッと揚がっていて、確かに美味です。ベルギー人は、本当によくフリット(フリッツ・frites=フライドポテト)を食べます。フリテン(frieten)とも言います。こういったレストランでの付け合わせの他、屋台もあるフリット専門店 フリトリー(friterie)で買って、外で食べたり気軽にお持ち帰りできる軽食として定着しているようです。そのまま食べるのはもちろん、マヨネーズなど様々なソースをつけて楽しみます。cocopafeというサイトに、非常に詳しくこのフリットについての解説が。こちらによると、フレンチフライはフランスではなくベルギー発祥とのこと。マヨネーズ、タルタル、ピクルス、ケチャップ、カレー、マスタード、中華風…etc.ソースの種類が20種類近くも!ブリュッセル風ワッフル 粉糖がダイナミックにかかっていますあっ!待って~、写真撮るから!と言うのが遅く、彼女が切り分けてくれました。もとはカッチリした長方形です。ブリュッセル風ワッフルは、リエージュ風ワッフルに比べ、すごく軽く、上がけしてある粉糖の甘さでアッサリいただけます。上にホイップクリームをこんもり乗せているものもあるようですが、私は粉糖が好き♪これは手でつかんで食べるよりは、レストランのデザートとしていただく方があうような…。ワッフルシュガーがガリボリして食べ応えのあるリエージュ風の力強さとは、違います☆本日のおすすめは、手書きにんにく(ail)とフレッシュハーブのcalarmar?のグラタンパルマの生ハム・メロンエクルヴィスのクーリ(ピューレ)のsandre?の石畳(pavé)オーストリア風ステーキ ソース・プロヴァンサルシャトーブリアン(分厚いヒレ肉のステーキ)ティラミスムース・オ・フリュイ・ルージュ(赤い果物のムース)ざっと読めたのはこれだけです。エクルヴィスって何だったかしら???…後で調べると、ザリガニでした。「?」の部分、解読できる人は教えて下さいね~。あ、シャトーブリアンの後の(2couverts)は、「二人分」でしょうか。couvert(クーヴェール)=覆われたcouverture クーヴェルチュールは、「カバー、覆い、毛布」と言う意味から転じてトリュフチョコレートのセンターをカバーする 製菓用のチョコレートという意味で使われていますね。couvertの名詞の意味は(一人分の)食器一揃い、(揃いの)カトラリー「2couverts」は食器二揃い→二人分…かな。2008年 7月11日 夜9時すぎ外はまだ明るく、気候が良い(やや涼しい)ので、外のテラスで食事をする人が多かったです。本当に、夏は日が長い!このあとはお風呂でゆっくり疲れをとり、12時に就寝。翌日(ベルギー2日目)は、午前中に市場とケーキ屋さんをまわり、午後からブルージュ へ。ケーキの写真はまだまだこれから。いよいよ二日目です。《28》 宝石のようなきらめきで魅了するケーキたち @マイユー に続きますよく食べよく歩きよく眠り、旅は健康的!と思われた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ一枚目の写真が一度で表示されないというトラブルが続いています。防衛のために、一番上に表示されなくてもいい写真を貼り付けてみました。トラブルの原因は不明です。何故でしょう~???↑[追記]原因不明のまま、写真は以前のように表示されるようになりました。全く理由がわかりません。謎です。(9月18日)
2008.09.15
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なんと絵になる風景!と、振り返ってデジカメを構えたまましばらく見とれてしまいました。つい先ほどまでの滝のような大雨がうそのようにすっかり上がり、ルイーズ通りから更に歩き続けて朝のスタート地点 グラン・サブロン広場に向かう途中のことです。2008年 7月11日 19:15p.m. 夜だというのに夏の空は明るい プチ・サブロン広場から見たノートルダム・デュ・サブロン教会車道の向こう側にある中世の華麗なフランボワイヤン・ゴシック建築のノートルダム・デュ・サブロン教会を背景に、手入れの行き届いたこじんまりとした公園に咲く花が美しい 一日の疲れが消えていくような気持ちになり、癒されます~ 昼間に車で通った時、ベンチに人があふれ、のんびりとお花を楽しんでいる様子を目にし、この美しい公園は何だろう?と気になっていたプチ・サブロン広場のそばを通りましたので、立ち寄ってみました。グラン・サブロン広場からは、わずかな距離です。プチ・サブロン広場 真夏の夜に咲くお花中央には、スペイン圧制に対抗して処刑されたベルギーの英雄二人のブロンズ像が立ち、平和な風景を見下ろしています。広場というよりは小さな公園といった雰囲気です。ここは、48体の中世のギルド職人をかたどったブロンズ像がのった柱で、ぐるっと取り囲まれています。プチ・サブロン広場のラベンダー北海道のように涼しいのでラベンダーが咲いているのでしょう。まっすぐ上に向かって伸びるハーブというイメージがありましたが、這うように咲いているのは品種が違うのかな?不思議です。大雨に打たれたからといってこうはなりませんよね~?? ←上に向かうラベンダーのイメージベルギーの偉人像 @プチ・サブロン広場当時の服装がわかって面白いですね。等身大とも思える大きな像がいくつも立ち並びます。唯一知っている!と思ったのは、メルカトル氏の像。たしか地図にメルカトル図法ってありましたよね。(それがどんな図法だか、今となっては全く説明できませんが…子どもの頃に習った記憶です)グラン・サブロン広場の ピエール・マルコリーニ 本店のケーキ宝石屋さんかとも思えるスタイリッシュでモダンな店内。夏は金曜日は夜8時まで営業ということでしたが、2階はすでにクローズ。1階でエクレールカフェ(3.50ユーロ)のみ購入。持ち帰ります。店内での撮影はできないとのことなので、写真はお店の外から。※マルコリーニのお店は、翌日・翌々日にも寄りましたので、詳しくはそちらで。夜 8時すぎ、友人に車でピックアップしてもらいました。外はまだまだ明るい。夕方の土砂降り に打たれた彼女の家の薔薇 「何もお手入れしていないよ。自然に咲いているの。」…この美しさ!強い薔薇!《27》 ブリュッセル風ワッフル 住宅地のレストランで夕食 に続きます食べて歩いて食べて歩いて…また食べる!と驚かれた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.09.14
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アールヌーヴォー建築が今に伝わるオテル・アノンのステンドグラスが想像以上に素敵でしたので、その後は、ちょっと遠いな~と思いましたが頑張ってオルタ美術館(Musee Horta)まで歩こうと決意。ヴィクトール・オルタ(Victor Horta)はアールヌーヴォーの建築家としてベルギーで活躍。彼自身が住んでいた邸宅が美術館となって公開されています。その住所は Rue Americaine 25 。…地図を見ながらなんとかアメリケーヌ通りにたどりつきました…。アメリケーヌ通りのきれいなお家この写真は、住宅が並ぶ道の途中の、確か何かお医者さんのクリニックだったと思います。お花の飾り方がきれいなので、パチリ この時、私は全く気づいていなかったのですが、このお家についている青い看板の左下の小さい数字は、通りの番地でした。ちなみにここの看板には100番台~200番台の数字が書いてあります。(オルタ美術館は25番地!)この時点では全く番地を見ずに、スタスタと自信を持って歩いていた私。道に咲いている紫陽花がきれいだわ~、などと能天気に思いながら歩いていきます そして…。唐突にアメリケーヌ通りは終わりを告げ、その先には無常にも違う名前の通りが! ?????間違っているとは思いもしなかったので、一瞬うろたえました。ここはどこ?これが地図友人が車で落としてくれた場所(ランチとケーキを楽しんだ所)は観光地ではないので、私が持っていた日本のガイドブックには全くのっていません。友人に借りた「アールヌーヴォー建築巡りの地図」と、彼女にコピーしてもらった↑これと続くもう一枚の地図とを頼りに歩いていたわけですが。。。困った時には言葉は何とかなるもので、角のカフェにとびこんで道を尋ねます。「私は今、どこにいるのでしょう?」という間抜けな質問をするなんて~。そこで教えてもらってはじめて、逆方向に歩いてしまったと気づいた私…。かなりの距離を あ~、完全に地図を読み違えていました!!!LEEMANSから、この地図にはのっていない右下方向(もう一枚の地図)に向かって歩いてしまったようです。それから延々と引き返し、25番地まで歩き続けます。 オルタ美術館普通の住宅に溶け込み、気づかずに通り過ぎてしまうような、さりげない入口。到着したのは17:15。17時半にクローズしてしまう美術館ですので、この時間は既に入館できません。ああ、無常! オルタ美術館の扉というわけで、アールヌーヴォーの巨匠、オルタの邸宅の扉だけを見てきましたここから先は、かなり無茶苦茶な距離を歩きます。こうなったらもう、この時間に開いている名所を探して次に向かうパワーもないので、ひたすら街歩きをして食べたものを消化し、目に入ってくる普通のブリュッセルの町並みを楽しみます。 街の教会歩いている時に何度も感じましたが、アールヌーヴォーの建物が次々と姿を現した頃、世紀末のこの街はどれだけ美しく、街全体が輝いていたことでしょう100年の時を経て、十分な手入れがされていない建物、落書きに覆われくすんでしまった建物を見ると胸が痛みます。 教会内部マリア様はやさしいお顔雑貨屋さんでちょこっとお買い物。そして、ルイーズ通り(Av.Louise)にたどりつきました。 路面電車が走っています。風情がありますね~。ルイーズ通り 背の高い木々が大らかな印象の美しい並木道実はこの通り沿いにもオルタの作品の他、多数のアールヌーヴォー建築が見られるのですが、ここでぱらぱらと雨が降ってきてしまいましたので先を急ぎます。ルイーズ通りには高級ブランドショップも多く、日本でいうと銀座のような雰囲気。 シャネルのウィンドー黒い服に町並みが写りこんで、模様のようにも見えて面白い!拡大してみました↓ この直後、一寸先も見えないような恐ろしい土砂降りに襲われました ショッピングアーケードの中、お店が次々と閉店していく時間帯ですが、開いていたZARAにとびこんで服を品定めしながら小降りになるのを待ちます。ちょうどセールの真っ最中で、店内はごった返していました。《26》 ベルギー 夏の夜の花 に続きます迷子になっても、なんとかなる!と思われた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.09.13
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ブリュッセルは知る人ぞ知る、アール・ヌーヴォー建築が今に伝わる歴史の街。しかしながら、多くは個人所有の住宅のため、今は外から見るだけで、内部が公開されているものは少ないといわれています。私が向かったのは、その建物内部を見ることができる貴重な館のうちの一つ、Hôtel Hannon オテル・アノン(アノン邸)。 hôtel=(領主の)館、金持ちの大邸宅、ホテルオテル・アノンのステンドグラス 2008年7月11日アノン邸は、1903年、アール・ヌーヴォー全盛期の時代に建築家ジュール・ブリュンフォー(Jules Brunfaut)によって建てらました。注文主は、技師であり写真家のエドゥアール・アノン。彼は当時の最高の職人を雇い、この美しい館を完成させました。残念なことに、今はエミール・ガレによる家具などは失われてしまい、ここには残されていません。階段 壁面には全面にボードゥアンの壁画が実にアール・ヌーヴォーらしい、植物のつるのような手すりの曲線2階から階段下ホールを見おろす 床の模様にも曲線がなんと贅沢な床~!室内からサンルームを臨む 大ステンドグラス玄関 ドアの取っ手も実に装飾的Hôtel Hannon オテル・アノン 外観1 rue de la jonction訪れた時に、入口のドアに鍵がかかっていたので一瞬あせりましたが、「ベルを鳴らして」と看板に書かれていたので、無事に中を見学できました。(英語表示があってよかった!)入館料は2.5ユーロ個人の邸宅としては豪邸ですが、家具がないのでがらんとした淋しい印象は否めません。ステンドグラスの素晴らしさ、階段の壁画、装飾の美しさをみるにつけ、もし自分が19世紀末のブリュッセルに滞在し、この館に来客として招かれ、最もこの建物がきらきらと輝いていた時にここを訪れることができていたら…と思わずにはいられませんでした。一瞬だけタイムスリップし、往時の賑わいの中に身をおいてみたい、と少しセンチメンタルな思いに捕われてしまいました。ふくろうの家 Les Hiboux オテル・アノンのすぐ隣55 avenue Brugmann建物にふくろうの絵が描かれているほか、丸い窓枠はふくろうの目玉のよう。エドゥアール・プルズネールEdouard Pelseneer設計avenue Brugmann(ブルグマン大通り)に面した建物いちばん左端がふくろうの家 中を見学することはできませんアール・ヌーヴォーは、1890年頃から1910年までのわずか20年の間に爆発的に流行し、姿を消したごく短い間の様式といわれています。植物をモチーフにした曲線を多用し、建築では開放的な設計、光を部屋に多く取り入れるために窓を大きく作るなどの特徴がありますが、短期間の流行で終わってしまったのには、その必然…理由があるはずですね。実際、個人の邸宅として現在も館を受け継いでいる人たちは、その維持に頭を悩ませていることと思います。「ブリュッセルのアール・ヌーヴォーをめぐる地図」を友人から借り、探しながらオテル・アノンまで来る途中でも、地図には存在していた屋敷が、取り壊されて更地になっているのを目撃しました。国が管理して整備をし、観光施設として開放するのではなく、個人が住み続け生活をし続けながら美の遺産を持ち続けていくことの難しさを感じます。開放的な設計ということは暖房費がかかりすぎたのか、他にも様々な理由がありアール・ヌーヴォーという様式が失速してしまったのだと思いますが、ミュシャやクリムトの絵画やポスターを後世に残すのと違い、建物を手入れし、その美を保ち続ける困難さ…。それゆえ、今に残るオテル・アノンのような館は、より一層大切な遺産に思えてなりません。「建築」という芸術品を伝えていく難しさ…。それだけに、実際にそれを目にした時の感動はひとしおです。《25》ブリュッセルで道に迷う! に続きますアールヌーヴォー建築は世紀末に花開いた一瞬の美…と思われた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.09.07
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ファブリス・コリニョンでラベンダーのケーキを食べた後、ブリュッセルの中でも観光客はほとんど見かけない Ixelles という全く知らない町を歩きます。目指すは、公開されているアール・ヌーヴォー建築の邸宅。友人から借りた「ブリュッセルのアール・ヌーヴォー建築を巡る地図」が頼りです。といいつつ、途中でケーキ屋さんがあるとついつい寄り道を。15:30p.m.すぎPâtisserie du Solboschお腹もいっぱい、買って帰ることもできないのに、目だけは貪欲に店頭の美しいケーキに引き寄せられてしまいます。こちらのお店は、先ほどのスタイリッシュなコリニョンに対し、もっとずっとカジュアルな住宅地のケーキ屋さん。ここに写っている写真の奥の店内にも、たくさんのお菓子がありました。あっ!ルバーブのタルトを発見。ずいぶん大胆に、ざくざくっと切ったまま焼きこまれていますね。ルバーブとは、ビタミンC、カリウム、食物繊維をたっぷり含んだ植物で、葉は食用には向かず、葉柄(茎)の部分を食べます。生で食べると酸っぱくてとても食べられたものではないルバーブですが、火を通してタルトやパイ、コンフィチュールにすると劇的に味も食感も変化し、甘酸っぱくて美味しくなるんですよね~。(ああ、食べたい)生のルバーブの見た目は蕗(ふき)に似ていて、繊維がたっぷりな所はセロリみたい。赤いものと緑色のものがあります。この時期(7月11日ごろ)、ブリュッセルの色々なお菓子屋さんの店頭で、ルバーブやアプリコットのお菓子をよくみかけました。まさに旬です。生のルバーブは、なかなか日本では見かけません。(先日手に入れた北海道産のルバーブは、全てコンフィチュールにしてしまいました~。この形では使っていません。時間があれば、タルトにしたかった!) ルバーブ ふき セロリ Pâtisserie du Solbosch ガラス張りのカジュアルなお店ブリュッセル訪問の楽しみの一つには、19世紀末から20世紀初頭にかけて流行した建築様式アールヌーヴォーのデザインが、今でも町中で使われていて、気軽に見ることができるという点があげられます。ブリュッセルは、この様式の全盛期の頃に中心となった町のひとつ。何気ない建具に植物をモチーフにした曲線が使われていたりします。当時のものがそのまま残る古いものと、もちろん似せて作られたものとがありますが、普通に住宅地を歩いていてふと見ると、次々と美しい曲線が目にとびこんできます。何気ない手すりも、きれい~道端に咲く花。背景がきれいだと映えますね。《24》アールヌーヴォ建築の美 オテル・アノンとふくろうの家 に続きますルバーブ、食べてみたい!と思われた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.08.30
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ランチに続いてル・サントーレのアプリコットタルトを食べた後、お腹はいっぱいだけれどすぐ近くのもう一軒のケーキ屋さん、Fabrice Collignon(ファブリス・コリニョン)のお菓子も食べたい。しばらくの間、地図を見て、何かこの周りに歩きまわれるアーケードやお店、美術館などはないものかと探しますが、方角を見失い、一瞬迷子状態。ここをあまり離れてしまっては戻ってこれない!と思い、仕方なく腹ごなしにお店周辺をウロウロと。この時間のロスが後に響いてくるのですが…。とりあえずお腹のきつさをおさめてから、いざ、コリニョンへ。15:10p.m.ラバンダン(Lavandin) フルーツキャラメルソースつき お持ち帰りは3.95ユーロ(687円)。サロンの中でいただくと値段は変わり、5ユーロ(870円)になります。ラバンダンは、ラベンダーのこと。紫色のイメージがありますが、何故かすごいオレンジ色。怖いもの見たさ…で、注文してしまいました。ラベンダーの香りがふわっ。甘さは控えめです。ビスキュイ・ナチュール、杏のムース、ホワイトチョコレートとラベンダーのガナッシュ、焼いた杏?Biscuit nature, Mousse à l'abricot, Ganache au Chocolat blanc & à la Lavande, Abricots rôtis何かの種(タネ)のように見えるものは、薄いショコラに緑色をつけたもの。なんだか可愛い。オレンジ色は杏の色だったのですね。ケーキの名の「ラベンダー」の色にしないところが一ひねり。生のラベンダーの花が口の中でモサモサあたりますが、ケーキ自体は意外とあっさりしていて美味しい~ でも、大きい!ラベンダーの香りはうるさくなく、結局大きいけれど何の問題もなくぺろっと一個食べてしまいました。よかった。ホワイトチョコのムースは甘いけれどしつこくなかったので、助かります。コリニョンでお茶 カフェ2.50ユーロ(435円) コーヒーを頼むとギモーヴ(Guimauve)がついてきます。季節の果物を使ったものの他に、薔薇、オレンジの花(フルールドランジュ)、ひなげし(コクリコ)、すみれ等花の香りのものも。C'est divin…それは素晴らしい、とHPに。ギモーヴは、さわるとかなり硬くしっかりとしています。割ると、中までピンク。いわゆるマシュマロをイメージして食べるとちょっと違う。けっこう歯ごたえがあり…これは甘いっ!かなり、かなり甘い~。 実は、このお店で有名なのは、コーヒーではなくてお茶。紅茶はもちろん、フレーバーティー、緑茶、白茶、フルーツティーなど数多く取り揃えています。でも!この時はコーヒーが飲みたかったの~コリニョンの生菓子左からLavandin, Céladon, Double citron, Seychelles, Fraîcheur Pècheラベンダー、スラドン?、ダブルシトロン、セイシェル、フレッシュな桃Si Doux, Tropézienne, Granada, Pizza aux Fruits de Saisonとても甘い(?)、トロペジエンヌ、グラナダ、季節のフルーツピザ一つ一つのケーキには、細かく説明が書かれています。名前を見ても、見慣れないものが多く、何が使われているどんなお菓子だか想像するのが楽しいですね。やっぱりベルギーのお菓子については、まだまだ知らないことばかり! si=もし~ならば、たいへん、とても doux=甘い ショコラコリニョンといえば、まずショコラ、だそうですが、この時は、もうギブアップ。ここで大量に買っても、まだまだ旅は先が長く、日本に持ち帰ることも食べきることもできないので、ここでは買いませんでした。そのかわり、ランチをしたお店のコーヒーについてきた上の写真のショコラは、実はすぐ近くのコリニョンから仕入れているそうなので、持ち帰ったこれのお味見を。二口サイズのショコラが多いベルギーのプラリネの中では、この0.5口サイズはめだって可愛い。このサイズがいいわ~。思った通りカバーしてあるチョコレートも薄く、口溶けがとてもなめらか。お味はミント+柑橘系の爽やかなミニミニショコラでした。上の緑色を見て、ふと思ったのは、サダハルアオキ氏が展開したショコラ、ボンボンマキアージュの上の色。この色使いを最初に始めた人って、どこの国の誰なのでしょうね???コリニョン店内オープンしてからまだ3年ちょっと位ですので、とても新しい。現代的な印象をうけました。店の奥には、中庭があり、外でお茶をすることもできます。カウンターの後ろにずらっと並んでいるのは、様々な種類のお茶。話が前後しました。ファブリス・コリニョン氏とは、どんなパティシエなのでしょう。店名が名前になっていますので、もちろん彼はオーナーシェフです。コリニョン氏は、ホテル学校のディプロメ(お免状)を持ち、ブーランジェ、パティシエ、ショコラティエであり、コンフィズリー、グラスリー(グラス=アイスクリーム)を専門としています。(何でもできるんですね!)ミシュランの星つきレストラン数軒でパティシエ修行をし、アラン・デュカス氏の元でシェフ・パティシエを経て独立されました。コリニョン外観お店は風格があり、スタイリッシュ。Fabrice Collignon(ファブリス・コリニョン)Chaussée de Waterloo, 587 1050 Bruxelles, Belgium 電話: 02 344 26 06営業時間 (火)~(土)7:30~18:30 (日) 8:00~15:00 定休日 (月)ティールームあり《23》ルバーブのタルトは大胆に Ixellesの町で見かけたお菓子屋さん に続きますベルギーのお菓子に興味津々!と思われた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.08.28
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華麗な生菓子をたくさん目の前にして、さて、何を食べようか激しく迷いました。実はル・サントーレのすぐ3,4軒先には、もう一つ行きたいと思っているお店があるので、その分のお腹も残しておかなくては。ということで、美しい生菓子に心を残しつつも、ずっと気になっていた旬の食材「アプリコット」を使ったタルトを購入。こちらに来てよくみかけたのが、アプリコットとピスタチオの組み合わせ。色合いといい、相性がいいのでしょうね。ル・サントーレ タルト・ダブリコ(小) 2.85ユーロ(496円) タルト生地にフランジパーヌを流し、杏を並べ、刻みピスタチオとスライスアーモンドを散らしてしっかりと焼きこんでいます。ああ、杏がジューシー♪お持ち帰りのみですが、目の前の小さな公園にベンチがあるので、そこでぱくぱくいただきます。とにかく「アプリコットをいっぱい食べています!」という印象のタルト。他にも生のプルーン、ルバーブ、りんごなどがぎっしり詰まったタルトを目にしました。このお店は“タルト生地+フランジパーヌ+旬の果物”という組み合わせで季節を表現しているように思います。「タルトを見て旬の果物を知る」店頭に並ぶタルトを見ると、今、何の果物が美味しいかがわかる…お菓子屋さんって、いいですね~。季節の果物のタルトが店頭に並ぶ…そんなのあたりまえじゃない、と言われてしまいそうですが、その辺りがヨーロッパと日本の夏のお菓子の違いかな、と今更ながらに気づいたのです。「日本の7月のお菓子」と聞いて「旬のフルーツのタルト」という言葉はなかなか返ってこないのではないかな~。改めて、ヨーロッパと日本の気候の差を感じます。北海道では旬のタルトが美味しく味わえるのでは (先日、北海道からルバーブをたくさん送っていただきました。東京・横浜ではなかなか八百屋さんでもスーパーでもみかけません)大きいサイズはこれです↑すぐとなりのお花屋さんの店頭のお花Le Saint Aulaye(ル・サントーレ)Rue Jean Chapelié, 4 - 1050 Ixelles, Belgium 電話: 02 345 77 85営業時間 (水)~(土)7:00~19:00 (日) 7:00~18:00 定休日 (月) (火)お持ち帰りのみ《22》 ラベンダーのケーキはオレンジ色 @ファブリス・コリニョン に続きますタルトを食べたのね☆ と思われた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.08.22
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ル・サントーレの、外に向いたショーケースの中にずらっと並ぶ、目のさめるような美しさのアントルメ(大型のお菓子)。それに負けていないのが、一つ一つ丁寧に作られたプチ・ガトー。フランス菓子では見かけない名前のものも色々あります。左から二つ目のチョコレートの↑お菓子は「Chapeau de curé(カトリック教区を預かる)主任司祭の帽子」という名前。3.10ユーロ(539円)中味は、ショコラのメレンゲ、ビスキュイ・ショコラ、ビターチョコレートムース右端の王冠のような形のは「Framboise-lait d'amande フランボワーズとアーモンドミルク 」。フランボワーズのムースと、アーモンドミルクのババロア↓一番上は、ベルギー伝統のお菓子「Merveilleux メルヴェイユーズ」 メレンゲを土台に、フレッシュクリームやチョコレートを使ってボリュームたっぷり~! merveilleux=素晴らしい 2.90ユーロ(504円)プチ・ガトーは、最近パリでは作業の効率化を図ってか、四角く大きく作って長方形にカットするお店が増えてきています。モダンなデザインではありますが…。“手をかけて一つ一つ作った”という印象が強いのは、このお店のようにセルクルを使って丸く作るお菓子の方ですね。ル・サントーレには、お菓子屋さんの作るパンもありますよ~。ル・サントーレのキッシュ(Quiches)手前は「ブロッコリーとハム」、赤いのは「野菜料理」、その左の白いのはたぶん「ポロネギとシェーブル(山羊のチーズ)」。他に「ブリーチーズと胡桃」「キノコとパセリ」「キッシュロレーヌ」のキッシュがあります。キッシュのサイズは、実に細かく分かれています。8と10は二日前までに予約が必要。 1. 1~2人用 8.50ユーロ (1,479円) 2. 2~3人用 10.20ユーロ (1,775円) 3. 3~4人用 12.00ユーロ (2,088円) 4. 4~6人用 14.00ユーロ (2,436円) 8. 8人用 24.00ユーロ (4,176円) 10. 10人用 27.90ユーロ (4,855円)ベルギーでは男性もしっかりとお菓子を食べます Le Saint Aulaye(ル・サントーレ)Rue Jean Chapelié, 4 - 1050 Ixelles, Belgium 電話: 02 345 77 85営業時間 (水)~(土)7:00~19:00 (日) 7:00~18:00 定休日 (月)(火)お持ち帰りのみ《21》 ル・サントーレで買ったお菓子 に続きますベルギーのお菓子屋さんは一味ちがう!と思われた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.08.21
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ランチにイイダコをいただいたあと友人と別れ、すぐ近くのケーキ屋さんをのぞきます。ベルギー2008 最新お菓子事情はどんな感じでしょう?味は?デザインは?朝に立ち寄った住宅地のお菓子屋さん ドゥ・バーレ では、華やかな生菓子、パン、ショコラ、トレトゥール(キッシュなどのお惣菜)ほか、とても美しいお菓子の数々が目を楽しませてくれました。そしてここでも道行く人が立ち止まり、ショーウィンドーのケーキを覗き込みます。2008年7月11日 14時過ぎ Ixellesの Le Saint Aulaye(ル・サントーレ)ここのお店も周辺も、観光客らしき人の姿は全くみかけません。上に2列、下には3列。段差があるディスプレイは大迫力フランス菓子とはまた少しデザインも違っていますね。ここに並ぶのは全てアントルメ(大型の生菓子)お店の正面から見ると3段、そして更に上に2列お菓子が並びますタルト 16.40ユーロ(2,853円) このサイズで良心的なお値段ブログ友達のヴェルデさんが“東京グルメの旅”の中で、高円寺のラ・レーヌを紹介されていましたが、シェ・シーマを経てシェフパティシエに就任された本間 淳シェフは、ベルギーで、こちらのル・サントーレで修行されているんですね。ベルギーには(ほとんど)存在しないロールケーキが、ラ・レーヌのスペシャリテになっているのに興味をひかれます。ラ・レーヌのお菓子の写真ル・サントーレは、ワーテルロー通りと交差するジャン・シャペリエ通りに面しています。 ナポレオン率いるフランス軍が、オランダ・イギリス連合軍&プロイセン軍に大敗した「ワーテルローの戦い」の戦場は、ここベルギーにあります。イギリスにあるウォータールー(ワーテルローの英語読み)は、この戦勝を祝してつけられた地名です。ウォータールー駅から、フランス行きの列車ユーロスターが出ていました。(現在はセント・パンクラス駅)Le Saint Aulaye(ル・サントーレ)Rue Jean Chapelié, 4 - 1050 Ixelles, Belgium 電話: 02 345 77 85営業時間 (水)~(土)7:00~19:00 (日) 7:00~18:00 定休日 (月) (火)《20》 キッシュと丸いプチ・ガトー ル・サントーレのケーキは美しい に続きますベルギーのお菓子の美しさにびっくり と思われた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.08.20
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ブリュッセルの観光スポットは、実にコンパクトにまとまっています。市内観光の中心地は、中世の美しい建物に囲まれた広場グランプラスから歩いて行かれる範囲にぎゅっとかたまり、チョコレート屋さん、ベルギーレース店、レストラン、カフェ、ビアカフェなどがその周辺にひしめいています。人気ショコラトリーのヴィタメール、ゴディバ、ノイハウス、ピエール・マルコリーニが集まる落ち着いたたたずまいのグラン・サブロン広場。他には、高級ブランド店が立ち並ぶ広い並木道のルイーズ通り、古典・近代の作品が揃う巨大な王立美術館、アールヌーボー建築のオルタ美術館。ざっと見てそれ以外の場所は、観光地図の上ではほとんどが真っ白です。2008年7月11日 13時過ぎ IxellesのEN FACE DE PARACHUTE でランチオールドファッションとモダンな雰囲気が同居した素敵なお店。卓上花…花?…が面白い。アスパラガスの葉と、何でしょう?友人にギャルリー・サンチュベールのノイハウスの前まで迎えにきてもらって、車でお昼を食べに移動します 観光地図にはのっていない、地元の常連さんが集まるようなお店へ。(本当はグラン・サブロンまで戻ってピックアップしてもらえば車で拾いやすかったそうですが、いまいち地図を読み込んでいなくて迷わずに戻る自信がなかったため、町の中心部まで来てもらいました。短い時間ですが駐車場に車をとめなければならなかったようで、料金がかかってしまいました!ごめんなさい。彼女には色々な所で細かな迷惑をかけています。)近くに彼女のおすすめのケーキ屋さんがあるIxelles(イゼールと発音?)という町のスーパーに車をとめ、EN FACE DE PARACHUTEでランチを。お店の入口には、チョークでランチメニューが書かれています 手書きのメニュー …読めない!後で辞書を引いても解読できず。なんとかわかったのは、鶏ハム(Jambonneau de Volaille)…(鶏ハムと訳してあっています?)トマトと?のカネロニ(canneloni de tomate et brocc??) 二人ともこのランチにしました。彼女がてきぱきと注文してくれます。お店には、濃い色合いの木製の棚にワインがずらっと並び、とても落ち着いた大人の雰囲気。年齢層も高めでした。夜にはお酒を中心としたレストランになるのでしょうか。きどらない雰囲気が素敵です。 この時は気づきませんでしたが、帰ってから調べると、窓側の椅子は電車のベンチを使用したものだとか。こちらのHPに 写真 が。とても風情がありますね。お料理は一皿に全部が盛り込んであるタイプ。これにフランスパンがつきます。(このパンがバリッとしていてとても美味でした)味は、かなり塩味がしっかり濃い目。甘いものが続いていたので、ここで塩味は嬉しい ♪ランチ11ユーロ(カードで支払いましたので2,500円)はリーズナブル。ちょっとびっくりしたのは、いいだこが使われていたこと。確か欧米人はギリシア人などを除き、あまりイカやタコは食べないはずでは?…この地域は地中海とかに旅行し慣れている人が多くてタコも食べ慣れているんじゃない、と友人が語る。なるほど~。後日調べると、経営者の一人はコルシカ人、もう一人はマルセイユ出身とのこと。海に囲まれたコルシカ島、港町マルセイユ。海の幸に親しんで育ったのでは、と想像できます。そして、このお店のお料理のジャンルは、ビストロ・地中海料理・ベルギー料理。ふむふむ。少しわかってきたような気がします。タコは異国情緒あふれるちょっとおしゃれな食べ物…?日本では「地中海料理屋さん」というジャンルは、あまり耳にしませんね。お店はワーテルロー通り(WATERLOO)にあります。私たちが食べている時、食事を終えた老紳士が帰り際に、私たちに向かってにこにこと「ここの料理は美味しいかい?おいしいだろう~☆」というような雰囲気で明るく話しかけてきました。日本人はこのあたりでは珍しいのかもしれませんね。こちらも笑顔でお答えしました。ちょっと心温まる嬉しい出来事です。店名のEN FACE DE PARACHUTE(アン・ファース・ドゥ・パラシュート)の意味は面白くて、名前そのままの意味です。つまり、「PARACHUTE (という名のお店)に面して」という店名。(en face de~の正面に、~の向かいに)パラシュート(確か洋服屋さん)はお店の向かいに確かにありました☆ブリュッセルの道の名前が書かれている看板には、二つの言語が。EN FACE DE PARACHUTEChaussée de Waterloo, 578, Brussels 1050, Belgium 電話: 02 346 47 41営業時間 12:00~14:00 、 19:00~22:00定休日 (日)(月)ここで彼女と別れて、ケーキ屋さんにむかいます。《19》華やかなベルギーのケーキの写真 最新のお菓子は美しい! ル・サントーレに続きます海外で食事するのは一人より二人が楽しい~と思った方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.08.19
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チョコレートを食べにベルギーまで来てしまった目的の一つは「フレッシュクリーム入りのプラリネが食べたい♪」ベルギーから空輸され、日本でも手に入る物もありますが、ここでの絶対的なキーワードは「鮮度」です。どのチョコレートも、作られてからできるだけ早く食べるのが最も美味しくいただくコツだと思いますが、中身がフレッシュクリームの場合はそれが更に顕著です。今回の旅でも、フレッシュクリーム入りのものは一週間以内に食べて下さい、とあちこちのお店で言われました。ノイハウス 『マノン』現在、日本のショコラティエが作るチョコレートは非常に美味しくレベルが高いと思います。あえて国内のものではなく、海外の美味しいチョコレートを最高の状態でいただきたいと思う場合、空輸されたチョコレートが日本に届いて店頭に並ぶ日をお店に確認し、その日に食べきれる分だけのチョコを買う。これがおすすめです。…“お菓子の世界のグルメな先輩”とも呼べる方に↑教えていただいた時には半信半疑でした。そこまでしてチョコレートにこだわる?そんなに味が変わってしまうの??その後、去年の一人旅の時に「鮮度」に関して、実感しました~(そのお話はまたいずれ)さて、ブリュッセルの美しいアーケード、ギャルリー・サンチュベールのノイハウスに話を戻します。なんとその店頭で、日本人女性が働いていました。パリでも色々なパティスリー、ショコラトリーで日本人が働く姿をみかけましたが、ブリュッセルにも☆日本語でお買い物ができるのは、ある意味、気楽です。色々とお聞きしたい所をぐっとこらえて、フレッシュクリーム入りの商品について伺いました。ノイハウスのスペシャリテてとして有名なのは、三角形で大きめのタンタシオン (Tentation)とカプリス (Caprice)。タンタシオンはコーヒーガナッシュ入り、ヌガティン、周りはミルクチョコレートでカバー。カプリスはヴァニラのフレッシュバタークリームにヌガティン、周りはビターチョコレート。詳細は日本のノイハウスのHPに。これは、新宿伊勢丹で行われたサロン・デュ・ショコラの時にノイハウスの人が実演販売をしており、そこでいただいたことがあるので、今回はパス。他にフレッシュクリーム入りとして説明があった、ノイハウスだけでなくベルギーの他の多数のショコラトリーでも扱う伝統のチョコレート『マノン』に注目してみました。ノイハウスのショコラ 中央ホワイトチョコの周りが『マノン』その右側は、人気商品『タンタシオン』『カプリス』ノイハウスには、なんと6種類のマノンがあります☆Manon Lait: Crème au beurre au praliné avec brésilienne ブレジリエンヌのプラリネのバタークリーム入り ☆Manon Noir: mousse au chocolat チョコレートムース入り☆Manon Choco Vanille: Crème au beurre vanille couronnée d'un cerneau de noix くるみがのったヴァニラバタークリーム入り ☆Manon Choco Café: Crème au beurre café コーヒーバタークリーム入り ★Manon Sucré Café: Crème au beurre café sur nougatine, enrobé de sucre confiseur café コーヒー砂糖衣かけヌガティンのコーヒーバタークリーム入り ★Manon Sucré Vanille : Crème au beurre vanille sur nougatine, enrobé de sucre confiseur vanille ヴァニラ砂糖衣かけヌガティンのヴァニラバタークリーム入り ☆と★ではお値段が違うとのこと。ノイハウス店内 バロタン↑重さを選び、チョコレートの好みを伝えて、この箱に適当に詰めてもらうという買い方が主流です。箱の名前はバロタン。今でこそどこのお店でも見られますが、実はこの箱を発明した最初のお店が、ここノイハウスです。ナッツ類に飴をからませペースト状にしたヌガティンをチョコの中に閉じ込めた“プラリネ”を発明したのもこのお店ですよ~。詳しくはこちら。マノン自分用にサシェ(袋)に入れてもらいます。「N」の文字がついているのがマノン ノワール。白い方がマノン ショコ・カフェ。ノイハウス マノンcutマノンはとても脆いので、気をつけて持ち運ばないとつぶれてしまいます。バタークリームはふわっとしていて、じつにクリーミーそして、ここで私、一つ気づいたことが。マノン… マノン!ああ!この作り方をテオブロマの土屋シェフに講習で習ったことがありました!!「周りが白いマノン」は、ホワイトチョコレートがけされたものとフォンダンがけされたものとがあります。(「本来マノンはフォンダンがけ」という説も。)マノン他フレッシュクリーム入りプラリネノイハウス以外も参考に…ゴディバ(Godiva)ガレー(Galler)ヴィタメール(Wittamer)pdfマリー(Mary) [→collections→Permanent Collection と順にクリック]↑ ノイハウス、ゴディバ、ガレー、ヴィタメール、マリーの5店がベルギー王室御用達コルネ ポール・ロワイヤル(Corné Port-Royal)イルシー(Irsi)レオニダス(Leonidas)◆ ピエール・マルコリーニ(Pierre Marcolini)にはマノンはないようですギャルリー・サンチュベール 左端がノイハウス右隣の緑色の十字のある所が、ノイハウスの出発点となった薬屋さん直径約24.5cm×高さ約10.5cm ガラスのコンポートかさばる!割れる!この先邪魔になる!でも買ってしまいました。ノイハウスの店頭のセールで なんと 7.50ユーロ(1,305円) お買い得!お値段を見間違えたかと思いました~♪ありがとう、ノイハウス!《18》観光客のいない町で友人とランチ に続きます 「フランス・ベルギー ショコラを巡る旅」著・土屋公二ベルギーのショコラ事情がわかってきた!と思った方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》Home へ
2008.08.12
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再びギャルリー・サンチュベールまで歩いて戻り、アーケードの中にあるノイハウス本店へ。ベルギー国内に星の数ほどあるチョコレート屋さんの中でもこのお店は格式が高く、ベルギー王室御用達 “BELGIAN ROYAL WARRANT HOLDER” であることも含め、「高級ショコラトリー」と呼べるでしょう。高級ですが、お値段はそれほど高めではない所がありがたいです♪ノイハウス本店 1857年創業 クラシックな雰囲気150周年を迎えたノイハウスは、新たな挑戦を。新店の出店の際には、栗色(marron)と珊瑚の赤(rouge corail)を基調としたモダンな内装に変えるなど、時代に即した戦略をとっています。2006年10月には日本にも、銀座に海外初のニューコンセプトショップをオープン。(ベルギー以外では、現在はロンドンと銀座だけ)ノイハウス(日本語HP)日本ではチョコレート専門店の数自体がそう多くなく、どのお店も揃ってチョコレートに対する評価が高く美しい店構えのため、全体的に「チョコレートは高級品」というイメージが定着していますが、ベルギーの場合は“高級店”と“庶民的なお店”とがしっかり分かれているような気がします。まずは、ノイハウスのエレガントなディスプレイをご紹介。2008年7月11日 12時半ごろ レースのパッケージが美しいですねー。これで 9.50ユーロ(1,653円)リボンの赤が、とっても上品夏だから透明のパッケージ?なんとなく涼しげです。果物のミニチュアがリボンと共に飾りについていますね。右がギャルリー・ロイヤル・サンチュベールの入口ギャルリー・サンチュベール 朝はただの通路だった所にレストランの椅子が道幅いっぱいに広がり、お客さんで賑わっていますお昼ごはんの時間ですね 《17》 フレッシュクリーム入り『マノン』はベルギー伝統のショコラ @ノイハウスに続きます 『フランス、ベルギーショコラを巡る旅』著・土屋公二ノイハウスのチョコレートはどんなチョコ?と思った方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。おかげさまで、最近ランキングが上がってきました。感謝していますー。 ↓ ↓ 軽井沢一泊 レトロな旅 2008年 8月 2~3日ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.08.11
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この警備員の数は何事~?わさわさと人の数が増えてきました。グランプラスへ歩いて戻ると、広場の雰囲気が何かおかしい。そこに二人の恰幅のよい紳士が登場。笑顔で歩きだすと、周りをカメラマンが取り囲み、フラッシュの嵐 あとで確認した所、大臣と商工会議所の会頭(のような要職の人)という政府の要人だったようです。私が立っていた場所の目の前を通り過ぎていったので、びっくり。2008年7月11日 朝11時頃 グランプラスは警備員でいっぱいそれにしても、広場に設置された仮設ステージといい、居並ぶ警官(ガードマン?)といい、グランプラスはごったがえしていました。グランプラス 右の建物は、ブラバン公の館騒ぎを尻目に、目的地 カカオとチョコレートの博物館(MUSEE DU CACAO ET DU CHOCOLAT)へ向かいます。MUSEE DU CACAO ET DU CHOCOLAT9 Rue de la Tete d'Or, Brussels 1000, Belgium TEL 02 514 20 48開館時間 10:00~16:30定休日 月曜(7・8月、祝祭日は営業)入場料 5ユーロ(870円)この建物はグランプラスを取り囲む美しい建物の一つギルドハウスの左端。グランプラスからはみ出たTete d'Or通りにあるので、広場からは徒歩一分です。入るとすぐ、液体チョコをつけたクッキー1枚をお味見。中では、カカオ豆がチョコレートになるまでの流れがパネルで説明してあったり、実際に使っていた麻袋やチョコレート製造のための道具などが展示されています。昔の道具も置かれていました。ここで感じたのは…ああ、ここは英語圏ではないのだわ~、ということ。英語での説明はごくわずかで、ほとんどがフランス語とオランダ語で書かれています。うむむむむ。展示や写真を見て歩きます。以前テオブロマの土屋シェフに教えていただいたことやシェフのご本『Chocolat et cacao』を読んだ知識が頭をよぎります。土屋シェフ、ありがとうございます~。マダムがプラリネを作る実演をしていました。子どもたちの団体がいたので、優しい言葉でゆっくりと説明。フランス語ですが、製菓用語なので理解できました。ショコラには三種類あり、ショコラノワールは何からできていて、ショコラオレは何から、ショコラブランは…と説明が続きます。やっぱりショコラブラン(ホワイトチョコレート)はベルギーではチョコの一種として扱われていますね。 とても大切なことですが、ベルギーでは、一粒チョコを作る時にはムール(moule 型)を使って作る方法が一般的。フランスのショコラとの大きな違いはそこです。フランスではセンターを先に作り、温度調節をしたチョコレートの中に浸けて周りをカバーする製法が主。(テオブロマのHPをクリックし、最初に出てくるチョコをフォークで引き上げている動画がこの製法)それに対しベルギーでは、先に型にチョコレートを流して周りの部分を作ります。↑写真は、型にチョコレートを流し、型を逆さにして余分なチョコレートを落としているところ。乾かして周りの部分ができたら、センターにガナッシュなどを流し、最後に底になる部分をチョコレートでフタをして、かためて型からはずします。※ もちろんどちらの国も、全てがその製法だけというわけではなく“主となる作り方の違い”という意味です。この製法の違いにより、フランスのボンボンショコラは周りの部分が薄くかかり、センターとの一体感・口どけの良さを楽しみ、ベルギーのプラリネは周りが厚くなる分、周りのチョコレートの味をしっかり感じ、センターとの味の対比を楽しむことができます。サイズはフランスの方が小さく、ベルギーでは二口サイズ。マダムが当たり前のようにコキーユ(ホタテ貝)のムールにチョコレートを流し、これがプラリネの作り方、と説明していたのを目の当たりにし、やっぱりそうなのね~と、ちょっと嬉しくなりました ただ、子どもたちの団体の前にいた男性が、とても詳しくマダムにフランス語で色々と質問し、マダムから細かな説明をうけている姿を見て、フランス語が理解できたら何十倍も充実したのだわ~、と。観光客ならともかく、ショコラについて勉強したい!と思った場合、フランス語がしっかりわかればここでベルギーのショコラ事情についてもっともっと情報が得られたのに!残念!!!(…でも、もう来てしまったのだから仕方がない。フラ語ができないならできないなりに、せっかくこの国に来たのだから、ベルギーお菓子事情を私なりに情報収集してみせる~~~!と、逆に燃えました… )ショコラに関係したポスターも展示されていますこれは、19世紀に世界で初めて現代に通じるカカオプードル(粉末ココア)の製造法を発明したオランダのヴァンホーテン社のものわかりにくいのですが、一階の受付を一旦出るとすぐ階段があり、その上の2階、3階も展示室になっています。気づかずに1階だけ見て帰ってしまう人がいそうな感じでした。上の階には、チョコレートで作られた洋服や食器、チョコレートに関するポスターなどの展示が。グランプラスのギルドハウス↑この建物のずーっと左端(広場より外)にカカオとチョコレートの博物館があります。そして、このギルドハウスの一番右の建物は、前にもご紹介しましたパン職人のギルドハウスなので、建物の入り口、アーチの少し上の部分には、パンの守護神サン・オベール司教の胸像が。パンの守護神 サン・オベール司教↑ …私のように、ズームにしてこの像を撮る人は少ないのかもしれませんが、どうか室内にバケツを置くのはやめて下さい~グランプラス 11時52分《16》ノイハウス本店 美しいディスプレイに続きます 『Chocolat et cacao』 著・土屋公二チョコレート博物館に行く前には、下調べが必要!と思った方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。おかげさまで、最近ランキングが上がってきました。感謝していますー。 ↓ ↓ 番外編 2008年パリのラデュレ 銀座三越にオープン番外編 軽井沢一泊 レトロな旅 2008年 8月 2~3日ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.08.08
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このワッフル、手で持って食べるには、あまりにも生クリームが多すぎるのでは~???リエージュ風ワッフルは気軽に食べ歩くイメージがありますが、こんな風にたっぷりとトッピングをのせて食べることもあるんですねー。観光客向けかな?2008年7月11日↑グランプラスから小便小僧ジュリアンくんに向かって歩き、あと少しというところで見つけたワッフル屋さん。ここでは食べずに、見るだけに。リエージュ風のほうがブリュッセル風に比べ生地がしっかりしていて、中にワッフルシュガーが入ってガリガリとした食感が楽しめます。また、すぐ近くの別のワッフル屋さん。こうしてディスプレイしてあるお店は、町中で何軒もみかけました。このお店のお持ち帰り価格はリエージュ風ワッフル(Gaufres Liege) 1.50ユーロ(261円)。ジャムやチョコレートがけ、シャンティイ(砂糖を入れて泡立てた生クリーム)をのせたものは2ユーロ(348円)です。これらは、ユーロ高に関係ない嬉しい金額 ジュリアンくんに向かう道沿いのショコラトリー箱とリボンにグランプラス(Grand Place)と書いてあるので、それが店名?観光客は、店内のチョコレートファウンテンに、足を止めて見入っていました。昔はこんな道具、なかったですよね~。それにしてもすごい数のチョコレート!小便小僧(Manneken Pis) ジュリアンくん くつろいだ表情~ウィキペディアによると、17世紀に制作された現物は紛失。今立っているジュリアンくんは、作り直された二代目。グランプラスを取り囲む壮麗な建物の一つブリュッセル市立博物館(王の家)に、世界各国から贈られたジュリアンくんのお洋服の一部が展示されています。670着以上あるというそのお洋服。見に行きたいなと思いつつ、今回も行きそびれました~。以前見た時は裸でした。どういうサイクルで着替えているのでしょうね建物と建物の角に唐突に現れます。もっと下がってみると… 人気者のジュリアンくんは、意外と小さい左の道をまっすぐ進むとグランプラスへ。ジュリアンくんの右側のお店も、やっぱりチョコレート屋さん。名前は「chocolaterie Manneken Pis」チョコレートファウンテングランプラスからジュリアンくんへの道にはチョコレート屋さんがいっぱい!と思った方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。おかげさまで、最近ランキングが上がってきました。感謝していますー。 ↓ ↓ 《15》 カカオとショコラの博物館 ベルギーとフランスのショコラの製法の違いに続きます番外編 2008年パリのラデュレ 銀座三越にオープン番外編 軽井沢一泊 レトロな旅 2008年 8月 2~3日ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.08.07
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ブリュッセル観光の中心グランプラスを通り過ぎ、どこへ向かって歩いているかというと、目的地は小便小僧ジュリアンくん。広場からそう遠くなかったはずですが、あちらを見てもこちらを見てもチョコレート屋さんばかりで、あまりの数の多さについつい寄り道をしてしまうため、なかなか先へ進めません。今回ご紹介するお店も、その中の一つ。ジュリアンくんの立つ所に向かう道 Charles Buls通り沿いにあるHELENE DE TROIES(エレーヌ・ドゥ・トロワ)。足を止めて見入ったのは、店頭のショコラのディスプレイ。エレーヌ・ドゥ・トロワ ブリュッセル 7月11日ちょっと大きめでごつごつっとした見た目のプラリネ(一粒チョコ)は、手作りっぽい雰囲気満点。二口サイズは、まさにベルギーのショコラの特徴です。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~※ ベルギーでは一粒チョコ(フランスではボンボンショコラと言う)のことをプラリネ と呼びます。フランス菓子の世界では、プラリネとは、砂糖をカラメル状になるまで熱し、ローストしたナッツ(アーモンドやヘーゼルナッツ等)を加え、からめて、固まった後に砕いたもののことを言います。粒状でガリガリッとした食感をもつものと、ローラーで挽いて滑らかなペースト状にしたものと、用途により使いわけます。ペーストにカカオバターやキャラメル、様々なフレーバーを加え、てボンボンショコラのセンターとして使ったり、バターやクレーム・パティシエールと混ぜてクリームとして絞ったり、使い方はいろいろ。フランスのプラリネと、ベルギーのプラリネは意味するものが違いますので、ちょっと紛らわしいですね。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~チョコレートのディスプレイは夏~ やっぱり 夏を意識したチョコレートの飾り方がありますね。 Hand Madeの表示が。artisan=職人 artisanal=職人の工場で大量生産し、たくさんのお店に卸す「大手」とよばれる商売方法もありますが、その地に根ざしてコツコツと手作りをし、そこでしか食べられない味を作り出している「アルティザン」という言葉に強く惹かれます☆ お皿からこぼれ落ちんばかりに盛られたマンディアンとオランジェット。そしてお店の奥に進むと、量り売りのコーナーがあります。ここで、発見!「ガレット(Galette)」という名のチョコレート これは買うしかないでしょ、と思い、一つだけ買えますか?とお聞きするとマダムは笑顔で快諾。サシェ(袋)に入れてもらい、無事購入できました。私が買った一個は40セント(約70円)。ユーロ高でも嬉しい金額♪値段は一個いくらではなく、重さで計算されます。店内で写真を撮ってもいいですか、と重ねて尋ねると、それもOK。嬉しい限りです。お店の外に出て、小便小僧ジュリアンくんを眺めながら買ったショコラをいただきます。丸くて…少し平べったいからガレット?直径3.5cmはありそうなやっぱり大きい二口サイズ。裏返してみると↓いただきま~す …うぅ、しっかり甘い。濃厚~。ヘーゼルナッツの風味が口の中に広がります。上についているナッツが、ガリガリゴリッボリボリボリ…、かなりの歯ごたえ。一個でも食べごたえがあります。ベルギーの人は、本当に一日中よくショコラを食べているようで、コーヒーについてくるのをつまみ、買ってはつまみ、一日に何個もこの大きさのものをたべています。~~~~~しか~し!~~~~~帰国後、ちょっとショックなことが。ガレット…と思ってたべていたこのショコラ、実は違う名前でしたー! ↓いえ、ショックというほどのことではありませんが。筆記体を、勝手に読み間違えていました~。よく見ると、正しくはGaufrette(ゴーフレット)。 ゴーフル=ワッフルゴーフレットの意味は、ウエファース、もしくは小型ゴーフルあらららら~。おっちょこちょいですね。エレーヌ・ドゥ・トロワ (HELENE DE TOROIES)Rue de Etuve 32A 1000 BRUXELLEStel: 02/ 5143240文字はしっかり読まなくちゃ!と思った方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。おかげさまで、最近ランキングが上がってきました。感謝していますー。 ↓ ↓ 《14》 生クリームこんもりワッフルと小便小僧ジュリアンくん へ番外編 2008年パリのラデュレ 銀座三越にオープン番外編 軽井沢一泊 レトロな旅 2008年 8月 2~3日ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.08.06
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「お菓子屋さん」と一口で言っても、フランスやベルギーでは微妙に専門分野を区別する用語があります。店により商品は実に幅広く、特に住宅街のお菓子屋さんでは何種類もずらっと並べるなど、日本の「ケーキ屋さん」のイメージとは少し異なった品揃えに。そのお菓子屋さんは何が自慢なのか。スペシャリテは何か。せっかく訪れるのであれば、そのお店が得意とするものをいただきたいですねブリュッセルのダンドワ (J.DANDOY) は何屋さん?この写真はBeurre通りのお店◆ パティスリー(pâtisserie)は、所謂ケーキ屋さん。生菓子(ガトー)やタルト、焼き菓子(ケイク)中心に、キッシュ等のお惣菜(トレトゥール)、アイスクリーム(グラス)、チョコレート、コンフィチュール、パンまで売っていることもあります。お菓子屋さんが得意とするパンは、ブリオッシュ・ア・テットやクロワッサン、パン・オ・ショコラ等のバターや砂糖が多めのヴィエノワズリー(Viennoiserie)。◆ ブーランジュリー(boulangerie)=パン屋さんの中心は、バゲット、パン・ド・カンパーニュ(田舎パン)他。バゲットの種類は多く、粉の種類、天然酵母、酸味があるもの等、実に様々。形も色々。パン屋さんでは、ヴィエノワズリーはもちろん、逆にエクレールやタルトなどケーキも一緒に売ったりします。お店により「ブーランジュリー パティスリー」と並べて書く所も。◆ ショコラトリー(chocolaterie)はチョコレート専門店。他にチョコレートケーキやマカロン、キャラメルやアイスクリームを置いているお店もあります。◆ コンフィズリー(confiserie)は砂糖菓子屋さん。飴やキャラメル、ギモーヴ、ヌガー、カリソン、パート・ド・フリュイ、フリュイ・コンフィ(果物の砂糖漬け)他、どれだけ種類があるかわからないほど多種多様な品を扱っています。チョコレートも売っていたりしますね。◆ フロマジュリー(fromagerie) お菓子屋さんじゃないでしょう?との声が飛んできそうですが、忘れてはいけないのはこのチーズ専門店。チーズの塊の間に、よく見るとチーズケーキが。こちらの人の感覚では、チーズケーキはチーズ屋さんで買うもの、という常識があります。この話は長くなりますので、また後日。私の頭の中では、ざっと↑のような分類になっていたのですが、ここで登場した謎の単語が◆ ビスキュイトリー(biscuiterie)… ビスキュイ(スポンジ生地)?ビスケット屋さん??ダンドワのスペキュロス(SPECULOOS)と木製の型Rue Charles Buls 14(グランプラスから小便小僧への道にあるお店)そう、今日の本題は「ビスキュイト(ゥ)リー」。写真は、グランプラスのすぐ近くで見つけた2軒のダンドワ (J.DANDOY)から。そのHPには、ビスキュイトリーの文字が見られます。ダンドワは、1829年創業の老舗。ブリュッセル市内に5軒お店があります。この時は、ショコラで頭がいっぱいで、あ、スペキュロスの型がある!とか面白いパン菓子がある~、とショーウィンドを見たものの、深く考えず写真を撮っただけで何も買わずに通り過ぎてしまいました!大失敗。ここのお菓子は持ち帰るべきでした!!!上の写真のスペキュロスは、ベルギーの伝統菓子。もとは12月6日の聖ニコラ祭の時に、木製の型で聖ニコラを模ったクッキーとして食べられていましたが、今では一年中みかけます。ダンドワのHPによると、スペキュロスとは、「カソナード(サトウキビから作られた精製されていないブラウンシュガー)とエピス(シナモンなどのスパイス,香料)を主成分とするカリカリとしたビスケット」材料は、小麦粉、バター、カソナード、エピスなど。ショコラノワール(スイートチョコ)やショコラ・オ・レ(ミルクチョコ)をかけたバリエーションもあります。スペキュロスの「型」は、“型抜きする”のではなく、“木製の型に押し付けて鏡のようにそっくりその形を写し取る”ためのもの。ダンドワには昔から使い続けている型が展示してあります。実に色々な種類が♪ダンドワ のHPを開け、フランス語のFabrication(又は英語のManufacturing)をクリックし、SPECULOOS(SPECULAAS)を見ると、写真が動き、作り方がよくわかります。ベルギーでコーヒーを頼むと、よく小さく袋詰めされたスペキュロスが添えられてきます。日本でも輸入食料品店で、半分赤いパッケージに入ったLotusというメーカーのものを見かけませんか?アッサリしていて、私は大好き。後を引く美味しさです。 聖ニコラ祭については、地球の歩き方のHPに、詳しい説明が。こちらの写真を見ると、グランプラスが光にきらめいて、なんと美しい(確かにこれは「世界で最も美しい広場」かも…)パン・ア・ラ・グレック Pain à la Grecque Beurre通りのお店直訳すれば、「ギリシャのパン」 ア・ラ・グレックは、“ギリシャ風の”という意味。スペキュロスと並び、ダンドワのスペシャリテですが、実はこの名は「翻訳ミス」と説明されています。フランス語の「溝のパン」(Pain du Fossé)を意味するフラマン語(違オランダ語?)“Brood van de Grecht (Gracht)”が、なまってGrecque(ギリシャの)と呼ばれるようになったので、このパン自体ギリシャとは何の関係もありません。ダンドワでは何代もに渡り伝えられてきた昔ながらの製法で作っているので、今でもこのパンを手で丸め、パールシュガーをまぶすのも全て手作業で行っています。材料は、小麦粉、砂糖、牛乳、バター、塩、エピス(香料)、そしてlevure。このlevure、辞書をひくと「酵母・イースト・ベーキングパウダー」。さて、どれ???クック・ドゥ・ディナン COUQUE DE DINANTディナンは地名。COUQUEはフランドル地方のお菓子の一種。小麦粉、蜂蜜、水だけでできていて、非常に硬い。そして、大きいですね~。買い方はグラムで。PETITE (小) 160g 4.05ユーロMOYENNE(中) 280g 7.10ユーロGRAND (大) 330g 7.90ユーロといわれても、この写真、一個でどのくらいの重さだか想像もつきませんね。ダンドワは、よくガイドブックに「2階のカフェでワッフル(ゴーフル)が食べれます」、と掲載されているようですが、せっかくでしたらスペシャリテのスペキュロスかパン・ア・ラ・グレック、あるいはパン・ダマンドに挑戦を。「ビスキュイト(ゥ)リー」で扱う商品が、なんとなくわかってきました…。ビスキュイのbisは「二度」 cuitは「焼けた」(“cuire=焼く”の過去分詞)焼き菓子屋さんと訳してしまっていいものか、日本語訳が難しいですね。今まで意識していなかった分野です。今は海外のサイトでも日本にいながらパソコンで見れるので本当に便利。あ~、もっと下調べをしてから行けばよかった!ビスキュイトリー初耳!と思った方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ 《13》ガレットという名のヘーゼルナッツのチョコレート? に続きますベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.08.05
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ブリュッセルを初めて訪れる観光客で、ここを見逃す人はまずいない最高に有名な場所はグランプラス。町の中心部にある大きな広場です。何で有名かというと、15世紀頃に建てられたブリュッセル市庁舎やギルドハウス(同業者組合)などの非常に装飾的な美しい建物が広場をぐるりと取り囲み、360度どこを見ても華麗な建築・彫刻が圧倒的存在感をもって迫ってくるからです。『レ・ミゼラブル』の著者・文豪ヴィクトル・ユゴー(Victor-Marie Hugo)は、フランスから離れしばらくこの地に住んでいて、ここを「世界で最も美しい広場」と讃えています。ブラバン公の館今発売中の『るるぶオランダ・ベルギー』を、成田空港の免税店で買って持っていきましたが、この中に「グランプラス完全ガイド」としてそれぞれの建物や周辺が詳しく説明されています。機内で『るるぶ』を読み、前にこの広場にあるカフェでお茶をして、ぼーっと広場を眺めて、なんという壮麗な広場!と感動したのを思い出し、今回もとりあえずここでお茶をしよう、と思っていたのですが…。ブリュッセル市庁舎尖塔が中央に高くそびえ立つ堂々たる建物しかし…しかし、建物は記憶と違わず私を圧倒したものの、“世界で一番美しい広場”という言葉には大きなクエスチョンが。というのは↓広場はがちゃがちゃ 2008年7月11日何かコンサートでもあるのでしょうか?仮設ステージがど~んと広場の中央にできていて、あまりにも雑然としています。昔のものと現代のものが混在するのって、私は好きではありません。一度素晴らしい広場を見て印象に残っているからいいものの、今回が初めて(あるいは最後の)ベルギー訪問で、この広場を見て世界一の美しさと思える人がいるのか…???装飾広場を見ずに、建物を見る!ひたすら上を向いて写真を撮っていました。パン職人のギルドハウスにあるカフェ ル・ロワ・デスパーニュここでお茶しようかと思っていたのですけれどね~。座っても目の前に見えるのは仮設ステージで、あまりにも景色が悪いため、断念。 『るるぶオランダ・ベルギー』(2008年3月1日発行)がっかり~!と思った方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。おかげさまで、最近ランキングが上に近づいてきました。感謝していますー。 ↓ ↓ 《12》 ビスキュイトリー ダンドワのスペキュロスとギリシャのパン?へ番外編 2008年パリのラデュレ 銀座三越にオープンベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.08.04
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チョコレートを食べてでっぷり太った私…ではなく、今日ご紹介するのは“太ったチョコレート”。しかもテーマは 「夏」 です。グランプラスに向かう道沿いには可愛らしいチョコレート屋さんが何軒もあります。このElisabeth Chocolatier Brussels も、その中の1軒。他のお店も工夫をこらしたディスプレイが目を楽しませてくれますが、とりわけこのお店のインパクトは大きいもしかして私はこういうものに巡り合いたくてこの旅に出たのかもしれません。ウィンドーショッピングをしただけですが、買えばよかった、と後で後悔~。トリュフがすごく美味しそうでした。さて、何が太っているかといいますと… 右の籠には貝殻チョコがでっぷりねっ!堂々とした気持ちのいい太り方でしょう~。これぞ夏のチョコ!「チョコレートは寒い(涼しい)季節のもの」という日本人の常識をひっくりかえすようなチョコですね。まいりました。ヒトデ?お店のHPにも似た様なデザインのものがこの飾り方も好きです。トリュフチョコレートとオランジェット(オレンジピールにチョコがけ)というよくある組み合わせが、見事に夏のチョコに大変身タツノオトシゴ、いるか、魚チョコ…。同じ魚でも、3月のパリで見た魚チョコは4月1日の「ポワソン・ダブリル用の魚チョコ」(たとえばヴァローナの4色お魚チョコ)でしたが、7月のベルギーでは、「夏の海の魚チョコ」に見えますね。Elisabeth Chocolatier Brussels 地図 2008年7月11日 朝10時15分頃エリザベス(Elizabeth)かと思ったらzではなくsでした。エリサベス。やっぱり町の皆さんの服装が真夏には見えないですね。夏のチョコ、最高~!と思った方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。おかげさまで、最近ランキングが上に近づいてきました。感謝していますー。 ↓ ↓ 《11》“世界一美しい広場グランプラス”のはずが…?に続きます番外編 軽井沢一泊 レトロな旅番外編 2008年パリのラデュレ 銀座三越にオープンベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.08.01
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ブリュッセルの町中に、一体何軒のショコラトゥリーがあるのでしょう???町の中心部、グランプラス近くを歩いていると、5軒に1軒はチョコを売っているのでは、と思えるほど、どっちを向いても、チョコレート、チョコレート、チョコレート。レースを扱うお店とショコラトゥリーだけがどんどん目にとびこんできます。今は7月、真夏ということを忘れてしまいます。Chocolaterie Filip Martinわ~、かわいいお店。ぱっと見ると何のお店かわからなくても、たいてい近寄るとチョコレート屋さんなので嬉しくなってしまいます。このお店は、ベルギーの建物の絵をモチーフに、明るく賑やかにディスプレイ。売っているショコラは、↓こんな感じ。2kgのお値段で3kg売りますよ、というどこかで聞いたような売り方。この時はまだ、1kgが何粒くらいなのか、どのくらいのボリュームなのかがピンときていません。ショコラ3kgって、何粒ぐらい?どのくらいの大きさの箱~?展示してある箱が1kgなのかしら。ベルギーのプラリネ(フランスでいうボンボンショコラ。一粒チョコレートのことです)は、フランスと比べ大きめ。お店によって、様々な型で作られています。この箱には、ホワイトチョコはやや少なめなものの、スイートチョコ、ミルクチョコとほぼ同じくらいの割合で詰められていますね。やっぱりホワイトチョコ(ショコラブラン)は、ここでは市民権を得ています。ちなみに数えてみました。中央のナッツがのっているのがよく見えませんが、それをミルクチョコとすると、スイート7個、ミルク7個、ホワイト5個。ふむふむ。3×6=18個入なのね。…と思うと、数があわない。あれっよく見ると、左上の方はもちゃもちゃっとしていて全部で19個詰めてあります この辺りも、きちきちっとしたがる日本人の売り方とは違って、大らかな感じがいいですねー。こちらでは、個数よりもグラム重視のようです。日本で“19個入の商品”って、あまりきかないですよね。こういうささやかな発見をすると、旅がぐっと楽しくなってきます。Chocolaterie Filip Martin↑お店のHPが見つからなかったので、支店が何店舗あるのかはわかりませんが、グランプラスをぬけて小便小僧ジュリアンくんのいる方向へ進むと、同じお店をもう1軒発見。こちらは黒のひさしで、大人っぽい雰囲気ですね。さきほどのお店から、歩いてすぐの場所にあります。壁に落書きされているのが、ちょっと悲しい。お店の前で立ち止まっている人の服装を見て下さいね。この日のブリュッセルは肌寒く、長袖の上にコートでちょうど良いくらいの気温でした。(だからチョコが美味しい♪)(左端に半袖の人も写っていますね。服装は人それぞれ?ちなみに私は長袖の上に長袖ジャケットをはおっていました)同じお店とは思えないほど雰囲気を変えていますね。と思ったら、やっぱりありました。2+1FREE 2箱買うと1箱おまけ。そして、見事にスイート、ホワイト、ミルクとコーナーがわかれていて、ホワイトチョコレートが9種類もありますね。実はこの写真の中にも、ベルギー伝統のショコラ「マノン」がありそうです。そのお話は、また別のところで。次もまだチョコレート屋さんの写真が続きます。 チョコの箱は動かないようにぎっしり詰めるのね!と思った方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。最近ランキングがぐぐっと上がってきました。感謝していますー。 ↓ ↓ 《10》 夏のショコラは でっぷり太ってに続きます番外編 2008年パリのラデュレ 銀座三越にオープンベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.07.31
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ベルギーのガイドブックで、レストラン案内のページに必ず登場するイロ・サクレ地区(Ilot Sacré)。道に張り出してテーブルが並び、色とりどりのクロスやナフキンがじつに鮮やか。色が氾濫する雑然とした様子に、思わず足を止めて眺めてしまうような地域です。ただし観光客への客引き、支払い時のトラブルが度々みられ、安全の証明として“イロ・サクレ地区商店連合会”の店には目印の青い看板が出るようになりました。イロ・サクレ地区のレストラン昼・夜の食事時にはたいへんな活気を見せるこの地区も、朝10時頃はまだほとんどのお店が閉まっていて、静まりかえっています。あ、パン屋さんは、こうしてフランスパンを配達するのねー。 であちこちに届けるのかな?泥棒はいないのね。それにしても長~い。しかもむき出し!ギャルリー・サンチュベール(アーケード)からグランプラス(広場)まではすぐ近くのはずですが、微妙に道に迷い、寄り道をしながらぷらぷら歩いていきます。リエージュ風ワッフル 1.60ユーロ(278円)全く予定外ですが、いきなりワッフルを食べることになってしまいました通りがかりのお店で、下の方に火が燃えていて、網の上でワッフルを温めている様子。ふーん、こうやって保温するのか~、と見ていたら、超・笑顔の店員さんが「ハロー!」と近づいてきてしまいました。あ、だめだ断れない。ま、いいっか。ということで、さっきパンとケーキを食べたばかりですが、けっこう大きめのリエージュ風ワッフルを買うことに。1950年創業のワッフル屋さん Belgaufra(ベルゴーフラ)店名はゴーフル(gaufre ワッフル)をもじっているのかな。 現在はフランチャイズをしているチェーン店のようです。気軽に食べるファーストフード感覚?お店の前でいただきます。周りはカリカリ。中は柔らかく、中にもワッフルシュガーが入っていて、食感はカリカリッ、がりっ。おやつという感じです。そんなに甘すぎず、食べやすいお味。楕円に焼いたリエージュ風ワッフルは適度な歯ごたえがあり、手で持って気軽にいただけます。ブリュッセル風ワッフルは長方形。後で食べますので、その時にもう少し詳しく説明しますね。Boulangerie - Patisserie Paul 発見♪ シャルロット・フランボワーズ 12.50ユーロ(2,175円)あ、しまった。パンの写真を撮り忘れています。Paulのマカロン カフェ、ピスターシュ 各2.80ユーロ(487円)大きめのマカロンです。これは買わずに写真だけ。にぎやかな飴屋さん子どものパーティの時に、こんなおやつが並んでいたら可愛いな、と思うようなお店。グミもあります。これはギモーヴでしょうか?夏のデザインですね。「海!」フロマジュリー Le P'tit Normandこのお店は、同名ですぐ近くにcharcuterie(シャルキュトゥリー / 豚肉[ハム類]屋さん)&boucherie(ブーシュリー / 肉屋さん)もあります。↑写真をクリックすると肉屋さんの様子が大きく見えますフランス、イタリア、スペイン、ドイツにも支店のある大きなグループのようです。fromagerie(フロマジュリー / チーズ屋さん)の商品このLe P'tit Normandというお店は、メゾン・フロマジェール(Maison Fromagère)というワロニー地方(Wallonie:ベルギー南部のワロン語を話す地方)のチーズを販売するグループに入っているようで、ワロニー地方のチーズを 10~15 種類販売するという意味の二つ星を持つお店。日本に比べ、この国の人々のチーズに対する親しみ方は、ぐっと深いように思われます。チーズ好きな私としては、色々な種類を気軽に食べ比べてみたい!旅行中は、大きなチーズ一塊を買っても一人で食べきるのは難しいので、買い方を考えなくては。でも、おいしそう~ 食べ歩きはのんびりと!と思う方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。最近ランキングがぐぐっと上がってきました。感謝していますー。 ↓ ↓ 《9》 チョコレート屋さんの売り方 2+1FREEに続きます番外編 2008年パリのラデュレ 銀座三越にオープンベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.07.30
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旅の途中で目にし、欲しい!と思った品が、壊れ物だったりかさばったり、びっくりするようなお値段だったりして買わずに帰ってきてしまったことは何度もあります。その中で、何年たっても忘れられない心が残る品ってありませんか?やっぱり買っておけばよかった~、いやいや、買わなくてよかった…でも、忘れられない~。私の場合、それがお人形であることが多々あります。ギャルリー・サンチュベール Galeries Saint-Hubert のレース屋さんレース編みをしているおばあさん、フライパンを持つコックさん、画家今回ベルギーで出合い、家に持ち帰りたい!と思ったのは、このお人形たち。 一体だけ飾ってあるよりも、こうして何体も並んでいると迫力倍増です。すご~い、リアルな表情!!!昔のベルギーの人々の暮らしがお人形で表現されているようで、職業がわかる小物を手にしている人も。服装も、多分当時のものでしょうね。左の女性は、コーヒーミルを持っています。テーブルにお茶の仕度が。一人でカフェを楽しんでいる所かな。お顔がなんともいえずいいでしょう~。しわの感じとか。レースの衣装も素敵です。そして、買ってしまおうか、と激しく迷ったのはこのパン屋のおじさん。もしベルギー伝統のお菓子を手にしたパティシエ人形があれば、購入していたかも。昔は配達もしていたのかな?とか、想像してしまいます。この籠の中のパンはなんという名前なのかしら。私が躊躇してしまったのは、やはりお値段…。ここでもユーロ高がネックになりました。コーヒーミルを手にする女性は、165.50ユーロ。1ユーロ100円の時代ならまだしも、今換算すると28,797円う~む、高価なおばあさん!いいな、と思うものはお高いのです。。。(関西の方に、子どもたちに仕事に親しみを持たせるようにと作られた体験型の大きな施設があり、そこのお人形の制作費が一体300万円ほどするものもある、と聞いたことがあります。どんなすごいお人形なのか、それだけは見てみたい気が。)そしてまた、別のお店。クリムトの『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像』が人形に~なぜセクシーなお人形と並んでいるの~?その前には『手』が!又、↑この写真ではちょっとわかりにくいのですが、左端の奥は、同じくクリムトの『抱擁』ではないかと。アール・ヌーボーといえば、このかたの作品ですね。ゴージャスな金! クリムト 『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像』 『抱擁』他に、ギャルリー・サンチュベールには、薔薇に関する色々な商品を集めた美しいお店 ROSY ROSA もあります。↓店頭には本物の花びらが!香りが鼻をくすぐります。ずっと見ていたいところですが、ベルギー歩き初日午前中の目的地、ヴィクトル・ユゴーに「世界で最も美しい広場」と言わしめたグランプラスへと歩みを進めます。途中でワッフルを食べたり、ショコラティエをのぞいたり、寄り道をしながら歩いていきます。一人旅を気楽と思うのは、こういう時ですね~。そのお話は次のページで。 パン屋さん人形、欲しい!と思う方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。最近ランキングがぐぐっと上がってきました。感謝していますー。 ↓ ↓ 《8》 ワッフル・ギモーヴ・フロマージュ グランプラスまでの寄り道に続きます番外編 2008年パリのラデュレ 銀座三越にオープンベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.07.29
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ベルギーの町並みは、たとえ工事中であっても美しい。例えば修復中の教会には、その教会本来の姿に似せて描かれた覆いをかけ、美観を整えている。ぼ~っと見ていると気づかずに通りすぎてしまうように、上手に風景に溶け込んでいるその様子は、まるでだまし絵のようでもある。グラン・サブロンの朝無事グラン・サブロンで朝食を済ませた私は、地図を片手に町の中心部グラン・プラスに向かってやや迷いながら坂を下りはじめた。少し裏道をいくと、美しい建物の陰に無造作にスプレーされた落書きが目に痛い。ダウンタウンというわけではないのに、なぜこんな観光客も通る普通の道に落書きがいくつもあるのだろう。美しいが古いものと、新しく無機質なものとが雑然と混ざり合い次々と目の端をよぎっていく。世紀末建築の美しい姿が失われていくことへの旅人の感傷は、現実生活の逞しさにとうていかなうものではない。しかし、美しいものがそのままの形で残る場所もあるだけに、舞台裏を見てしまったような物悲しさがすり抜けていった。昔訪れたはずのグラン・プラスには、なかなか行き着けない。多分この方向で大丈夫だろうと、やや心もとない思いをしながら進んでいくと、急ににぎやかな広場に出た。ふと見ると、広場の脇に、記憶の中で華やかなきらめきを放つ、鉄とガラスでできた美しいアーケード《ギャルリー・サンチュベール》の入り口が現れた。朝 9:40 ギャルリー・サンチュベール到着以前訪れたのは夜。柔らかい光が幾重にも反射し、あまりの美しさにしばし見とれたことが思い出される。この時は朝。開店前の店をのぞきこむようにして歩く団体客の塊以外、道行く人は少ない。開店準備のためガラスを磨く店員、会社へ向かい足早に通り過ぎる人。観光客の喧騒に襲われる前のほんのひと時の静けさが広がっていた。CORNÉ Port-Royale トリュフ175g 7.95ユーロ今回の旅の一番の目的は夏のチョコレート。店は夏用のディスプレイをしてチョコレートを売っているのか。そもそも夏にチョコレートを食べて、果たして美味しいのか?空港の免税店で最後に買う土産は、季節に関係なく何故必ずチョコレートなのか。そしてブリュッセルの町の中心でおびただしい数のチョコレートに出合った私は、その答えをやすやすと見つけることになる。CORNÉ Port-Royale…と、旅行記を詳しく書きすぎて、話が全然先に進みませんでしたので、ルポ調に一気に書いてみました。でも、文体を変えると自分らしくありませんね~。驚かれました?いつもの口調に戻します。(たまにこの形で書くと、するするといきそうな気もしますが。)ギャルリー・サンチュベールは1847年に完成した世界最古のアーケードです。太陽がふりそそぐ日中と、幻想的に光が灯る夜がきれいですね。一つ一つのお店はとても重厚なつくりながらエレガントな色合い。気にかけているせいか、何軒ものショコラトリーが目につきます。このアーケードにはノイハウス本店もありますが、そこでのお買い物の話は、また後で。CORNÉ Port-Royaleベルギーのショコラは、フランスのものに比べ、一回り大きいものが多いですね。重さも違います。CORNÉ 1939あ、やっぱりあった。夏のディスプレイ。魚が涼しげなのにあわせ、ショコラのパッケージも水色に青いリボン。日本では夏にチョコレートというのは、あっという間に溶けてしまいそうで考えにくい組み合わせですが、ベルギーのさらっとした気候、この時期でもまだ長袖を重ねてもいいほどの涼しさでは、チョコを食べよう、という気になります。(年によっては暑い時もあるそうですが)北海道より更に北ですものね。La Belgique Gourmandeこちらも違うお店ですが、やっぱりディスプレイは魚と珊瑚。白(ベージュかな?)を基調にした包装がすっきりしています。各お店のショコラの飾り方も本当に色々な方法があるので、お店をのぞくごとに、どんなディスプレイなのかを見るのがとても楽しい ベルギーではホワイトチョコレートを使ったプラリネ(二口サイズのチョコ)をよくみかけます。ホワイトチョコは、ビターチョコ、ミルクチョコと並び堂々とチョコレートとして扱われています。(ホワイトチョコにはカカオマスが入っていないので、特にフランス人はこれをチョコレートとして扱わず、飾りとして以外には使わない、と言っているショコラティエも多いとか。ベルギーでは、ホワイトチョコもしっかりチョコレートとして扱い、その用途に意味を持たせているような気がしました。)ショコラの写真、たくさん見せて!と思う方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。最近ランキングがぐぐっと上がってきました。感謝していますー。 ↓ ↓ 《7》 パン屋さん人形発見!に続きます番外編 2008年パリのラデュレ 銀座三越にオープンベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.07.27
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クロワッサンよりもう少しコロッとした感じの、いかにもバターをたっぷり使っていそうな美味しそうなパンと、「賞を取ったのはこのお菓子」と友人に教えてもらったケーキを一つ、それとショコラを買い、パティスリー ドゥ・バーレ(Pâtisserie De Baere)を後にしました。2008年 7月11日 ドゥ・バーレのパン車の中で食べようか?と友人と話していたパンですが、ドゥ・バーレのマダムと話がはずみゆっくりしてしまったせいで時間が足りなくなり… 朝 8:40 ブリュッセルの中心地グランプラスに程近いグラン・サブロン広場のヴィタメールの前まで送ってもらい、彼女の車が走り去るのを見て、さて一人になったと思った瞬間…わずかな心細さが。ブリュッセルには前にも一度来たことがありますが、その時はかなりの部分彼女のお世話になってしまったので、地図が頭に入っていない。さぁ、買ったパンをどうしましょう。早朝なのでお店が軒並み閉じている中、ヴィタメールだけはすでに椅子を出しています。誰もいない椅子に一人座り、ヴィタメールのパンとコーヒーでも頼んでどさくさにまぎれてドゥ・バーレのパンも食べてしまおうか…。でも、パンはいいとしても、そこでドゥ・バーレのケーキまで取り出して食べるのは気がひけます。後で調べるとヴィタメールのショップは 7:00から開いていますが、カフェの営業時間は10:00~18:00となっていたので、この選択肢はだめでしたね~。ヴィタメール 住所・営業時間詳細グラン・サブロン広場に面した ヴィタメールここにあるのがベルギー国内唯一の店舗で1910年創業。 ここはカフェとケーキのお店。(カフェの2階はとても素敵 写真をクリックすると拡大)ショコラティエはこのお店に向かって左側の並び、数件先にあります。ヴィタメールの美しいケーキは、日本でも販売されていますね。ジャパン・ケーキショーにも登場しています。国内店舗一覧 お取り寄せグラン・サブロンのヴィタメールのカフェメニューは こちら (pdf) コーヒー 3.50ユーロ (609円)~ 紅茶 (ティーポット) 5ユーロ (870円) ヴィエノワズリー(クロワッサンや甘いパン) 1個 2.50ユーロ (435円) 朝食 11ユーロ (1,914円) [ ヴィエノワズリー2個・オレンジジュース・ エスプレッソ(又はアールグレイ又はショコラ・ショー) ]友人宅を出る前に、絞りたてのオレンジジュースとネクタリン、メロンなどのフルーツ、コーヒーをいただいているので空腹というほどでもなく。どうしようかな~。迷う迷う。まだ頭がスッキリ働いていません。彼女が「少し行った所に小さな公園のようなスペースもあるわよ」と言っていたのを思い出し、動き出します。が、その公園は、なんと工事中で閉鎖~。ヴィタメール脇の道 危険な感じはしないものの、あてもなく歩き回るのはやや不安。これは戻った方がいいかも、と思い、再びグラン・サブロンへ。人が歩いていないのを幸いに、こうなったら外で食べてしまおう!グラン・サブロン広場 朝8時45分ごろ噴水の脇で写真を撮り、ぱくぱくと。ミネラルウォーターのボトルを持ち歩いているのは正解。ドゥ・バーレのパン ハラハラ落ちるパンくずは、鳥が食べてくれますね。レーズン入り。サクサクッとしています♪そしてケーキ。プチガトーはだいたい 3.25ユーロ(566円)ドゥ・バーレは住宅地にあるせいか、お値段は良心的。下からビスキュイショコラ、バニラクリーム(クレーム・ブリュレ?)、ビスキュイショコラ、オレンジコンフィ、ビスキュイショコラ、上がけチョコレート、チョコの板、コーヒー豆型チョコ、マカロンという構成に思えます。見た感じ「大きい…」という印象。お味は、見た目よりもふわっと軽く、最初はそんなに甘く感じないので嬉しい嬉しい。最後まで食べ終えてはじめて甘いかな、と思います。チョコレートケーキというよりは、オレンジのインパクトが強い。張り付いているマカロンは、焼ききってあり硬めでバリッとした食感。もしかしたら夕方くらいになると硬さが変わってくるのではないかと。このケーキは残念ながら他の長方形のケーキにあったミニサイズは作られていませんでした。これをミニサイズでいただいたら、他にもう一つは食べれたかな。Pâtisserie De Baere20, av. Heydenberglaan 1200 Woluwe St.Lambert BrusselsTEL 02 770 62 16FAX 02 779 25 88定休日 (月)営業時間 (火~土)7:00~18:30 (日)7:00~15:00 『フランス、ベルギーショコラを巡る旅』 土屋公二土屋シェフのご本に、ドゥ・バーレ、ヴィタメールが紹介されていますブリュッセル一人歩きがんばって!と思う方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。最近ランキングがぐぐっと上がってきました。感謝していますー。 ↓ ↓ 通貨レートはcashで両替した時の1ユーロ=174円で計算(2008年7月)《6》 ギャルリー・サンチュベールは美しいアーケードに続きます番外編 2008年パリのラデュレ 銀座三越にオープンベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.07.26
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マリー・アントワネットの映画に使われたお菓子制作で一般にもその名が広く知られるようになったパリの老舗サロン・ド・テ ラデュレ。今まで催事の時に短期の日本上陸はありましたが、満を持して本日、銀座三越 2階にサロン・ド・テがオープン。ベルギーの旅のお話の途中ですが、先に、2008年夏 パリの最新のラデュレの様子を写真でご紹介しますね。2008年 7月14日 ラデュレ パリ Royale店 左下のフレーズ・デ・ボワのタルト?(大)は31.60ユーロ (5,498円)昨今のユーロ高を考えますと、同じ質のものであるなら、もしかしたら日本でいただいた方が、かなりお得なのでは?と思ってしまいます。お金の話はどうかと思いますが、円安の時にパリに行くショックをちょっとだけお伝えしますね。パリのお菓子屋さんの中でもラデュレはお高い方ですが、先日の旅の時のCashのレート [1ユーロ=174円]で計算してみます。2008年 右下 サントノーレ(大) 44.80ユーロ (7,795円)お菓子の場合、たいていお持ち帰りよりも店内でいただく時の方がお値段が上がります。パリのラデュレの場合、マカロンは1個 5ユーロ (870円)、ミニマカロン1個 2ユーロ (348円)・4個 7.10ユーロ (1,235円)。プチフールを店内でいただこうと思うと、エクレール・ショコラ1本 5.30ユーロ (922円)、バラのルリジューズ 6.40ユーロ (1,114円)、ミルフィユ・オ・プラリネ 6.90ユーロ (1,201円)…(一切れのお値段ですよ)これに紅茶 6.30ユーロ(1,096円)~をプラスすると…。くらくらしてきますね2008年 ラデュレ パリ Royale店 ディスプレイが楽しみ例えば朝食(プティ・デジュネ)ミニヴィエノワズリー(甘いパン)と伝統的なパン(pain à l'ancienne)、バター、蜂蜜、ジャム、フレッシュオレンジジュースかグレープフルーツジュース、コーヒー又は紅茶又はホットチョコレートのセットで18ユーロ (3,132円)。これに卵料理とフレッシュフルーツサラダがつくと27ユーロ (4,698円)。日本の一流ホテルの朝食と同じ位か、いえ、もっとでしょうか。昼食(デジュネ)はアントレと主菜の組み合わせ、または主菜とデセールの組み合わせで34ユーロ (5,916円)。サンドイッチは15.50ユーロ (2,697円)~。 ああ、ユーロ高…。いえ、日本ではレベルの高い美味しいお菓子がお安くいただけて幸せ、と考えるべきかもしれませんね。2008年というわけで、日本でいただくラデュレのお菓子に、とても期待してしまうのでした。銀座三越では、甘いものはもちろん、ランチ、ディナーもあるそうです。営業時間は10:00~23:30(食事の注文は22:30、飲み物は23:00まで) オープン初日は混むかな?と思う方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.07.26
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ブリュッセルの中心地をぬけた、落ち着いた住宅地にあるパティスリー ドゥ・バーレ(Pâtisserie De Baere)で扱うショコラには、“町のお菓子屋さんのショコラ”を超える秘密が。ショコラのコーナーは、お菓子・パン・お惣菜のカウンターを通り越し、お店の突き当たりにあるのでゆっくり選ぶことができます。2008年7月11日(金) ブリュッセル ドゥ・バーレ (De Baere) このお店のチョコレートは、日本でもバレンタインの時に期間限定で出店したことのある ヴァンデンダー(Van Dender) のもの。1957年創業のお店を1989年に継いだ2代目エルマン・ヴァンデンダー氏の活躍の一部をご紹介しますね。1994年/1995年 プロスペール・モンタニェ賞 ファイナリスト(ベルギー最高のパティシエ、グラシエ、ショコラティエ)◇フランス(リヨン)クープ・デュ・モンド1995年優勝・1999年準優勝・2003年3位&ガトー部門優勝2007年チーム監督 総合準優勝&味覚部門優勝2002年 ベルギー王室御用達に指定2003年 皇太子の結婚式のケーキ制作・白鳥の氷彫刻を献上ドゥ・バーレのショコラの箱(バロタン)と袋(サシェ)実は、このパティスリー ドゥ・バーレの経営者は、ヴァンデンダー氏の奥様。テオブロマの土屋シェフの著書『フランス、ベルギー ショコラを巡る旅』の中で紹介されていましたので、友人に「ヴァンデンダーのチョコレートが食べてみたい」と相談すると、ドゥ・バーレはよく知っているお店なので、そこなら車で行きやすい、とのこと。というわけで、ドゥ・バーレでヴァンデンダーのチョコレートを手にいれることができました ドゥ・バーレ(ヴァンデンダー)のショコラ詰めあわせ(二段になっています)友人に頼んでお店の女性に 「土屋シェフの本を見て来ました」 と通訳してもらい、持参した本のコピーをお見せすると、そのマダムはヴァンデンダー夫妻の写真を見て「これは私の娘よ!」とおっしゃったのでびっくり。(このフランス語のフレーズだけは聞き取れた♪)ベルギーではアルティザン(職人)のお店は家族経営が多い、と聞いたことがありますが、本当だわ~。マダムは土屋シェフのことをよく覚えていらして、単に一日取材で訪れただけでなく、しばらくの間ヴァンデンダーのお店で修行(スタージュという単語が聞きとれたような)していかれたとのこと。マダムはコピーを他の店員さんにも見せ、とても喜んで下さいました。このページの一番上の写真左端の後姿がオーナーのお母様。ショコラを詰めて下さっているところです ショコラは量り売り。注文の仕方については、別の所でまた詳しく説明しますね。個々のショコラの説明は、ヴァンデンダーのHP の左側 PRODUITS(フランス語で「製品」) をクリック。型抜き・四角・伝統的なもの・スペシャリテ・トリュフの写真つき解説が。 三つの○で立体的な形の Trianon は伝統のショコラ。外側と同じくセンターにもミルクチョコが使われていて、食べるとシャリッとするガリガリ系。大きい。 つやつやと美しい赤いハートは Coeur rouge 。coeur の意味は心臓(ハート)。中はフランボワーズ風味のビターなガナッシュですが、周りが厚み2~3mmのホワイトチョコで覆われているので甘めの印象。 このハート型と、葉っぱの型 Feuille(フィユ。ヴァレンシアのプラリネ、細かく砕いたヌガティン入り)のは Pralines moulées(プラリーヌ・ムーレ)というジャンルで、型抜きした(形の整った)タイプ。 顔の絵が描いてあるのは Maya 。中には滑らかなガナッシュが入っていますが、80%のカカオ分のチョコを使っているのでかなりビターな大人の味。好きですね~、こういうチョコ。 右側のクレヨンのような色の4個は、マダムが「日本をイメージしたものよ」と説明して下さったのですが何のことかわからず、後で調べてみると ・青 …ブラックベリー ・赤 …ストロベリー ・(肌色に見えますが)オレンジ …マンダリン ・緑… ライムこの中で、オレンジのマンダリンガナッシュに“わさびの控えめな香り”がつけられているとのこと!この後もどんどん食べるため、食べきれないと思い友人宅にいくつかチョコをおいてきましたが、その中にこのわさび入りオレンジチョコが~。どんな香りだったのかしら???あ~、残念。ドゥ・バーレ 外観 中は広い!ところで夏にチョコレートを食べて美味しく感じる?と、日本の暑い暑い夏真っ盛りの今、チョコレートを食べたい気分ではない皆様、ご心配になるかと思いますが、ベルギーはこの時期肌寒く、長袖の上に更に長袖ジャケットをはおってちょうどいいくらい。曇ったり雨が降ったりしていました。湿度が低くさらっとした気候ですので、まさにチョコが美味しい季節♪Pâtisserie De Baere20, av. Heydenberglaan 1200 Woluwe St.Lambert BrusselsTEL 02 770 62 16FAX 02 779 25 88定休日 (月)営業時間 (火~土)7:00~18:30 (日)7:00~15:00Van Dender Leuvensesteenweg 416 1030 BrusselsTEL 02 734 18 67FAX 02 734 46 40定休日 (月) 『フランス、ベルギーショコラを巡る旅』 土屋公二 土屋シェフのご本の中や、日本に期間限定で出店された時、 VAN DENDER は「ヴァンデンダー」と表記されていましたので、他にも読み方はあると思いますが、今回はこの訳を使いました。ヴァンデンダーのショコラを食べてみたい!と思う方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ 《5》 朝食のパン、どこで食べる?に続きます次ページは番外編 2008年パリのラデュレ 銀座三越にオープンベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.07.24
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ブリュッセル在住の旧友は、普段の生活はほとんど車で移動し、めったに電車に乗ることはないそうです。今回の旅でも彼女にはずいぶんお世話になってしまい、電車やバスを乗り継いでは行きにくい場所にあるお店にも色々と案内してもらえました。その中の一つがパティスリー ドゥ・バーレ(Pâtisserie De Baere)。落ち着いた住宅地にあります。2008年7月11日(金) ブリュッセル ドゥ・バーレ (De Baere)テオブロマの土屋公二シェフが2005年に出版された『フランス、ベルギーショコラを巡る旅』の中で、日本でも有名なベルギーのショコラトリー ノイハウス、ヴィタメール、ゴディバ、ピエール・マルコリーニ、バリーカレボー社等と並び、このお店で扱うチョコレートも紹介されていました。ショコラの話は長くなりますので次のページに。まずはドゥ・バーレで扱っているケーキ、お惣菜、パンをお見せしますね。(店内撮影許可は、いただいています) アントルメ私たちがこのお店に着いたのが朝8時ごろ。すでにショーケースには輝くばかりの美しさのケーキがぎっしり並んでいました その数の多いこと、多いこと。お店に入るとすぐ、笑顔で Bonjour ! とご挨拶。以前は顔が硬直してしまった私ですが、さすがにこの最初の挨拶だけは自然な笑顔で言えるようになってきました☆プチサイズの四角い生菓子ベルギーのケーキは、日本と比べ、全体的にサイズは大きめです。でも、このお店にはプチガトーを更に小さくしたサイズもありました。(全種類あるわけではありませんが)こういった住宅地のお菓子屋さんのケーキは、特別な時に食べるのではなく、ひんぱんに買うため小さい物も好まれるのかな~、などと想像してしまいます。タルト旬の果物を使ったタルトが美味しそう~。この時期は、杏やルバーブを使ったタルトをよくみかけました。杏はピスタチオとの組み合わせが多いですね。日本では、大きいタルトもアントルメと同じ所に陳列されているように思いますが、こちらでは果物を焼きこんだタルトは何種類もあるので、タルトだけでまとめて棚に飾っているお店が多いような気がしました。ヴィエノワズリー(菓子パン)この時間帯は、朝食のパンを求める人で行列ができています。男性も女性も、次々とやってきて並んではどんどん注文し、バゲットやクロワッサンなどを購入。お店は7時から開いていますので、近所の人は焼きたてのパンを朝食にいただけるのですね~。いいなー日本のように自分で好きなパンを取ってトレイにのせるのではなく、ガラスケースの中やレジの後ろにあるパンを見てお店の人に注文し、袋に入れて渡してもらうシステムです。パンの名前もお値段も書かれていないので、これ、とかあのお砂糖がついているもの、などと注文している様子。行列している人たちは普段買いに来る常連さんたちばかりといった雰囲気で、するすると列は動いていきます。ドゥ・バーレ 曲線のカウンターが美しい店内レジの後ろにも前にもパンがぎっしり。よく売れています。一瞬レジの前に人がいなくなった時に撮影。またすぐにカウンターに沿って行列ができていました。左側にはお惣菜、更に奥には可愛い形のアイスケーキの棚もあります。トレトゥール(お惣菜)住宅地のお菓子屋さんには、本当に色々な種類の商品が求められているのですね~。お惣菜も美味しそう♪Pâtisserie De Baere20, av. Heydenberglaan 1200 Woluwe St.Lambert BrusselsTEL 02 770 62 16FAX 02 779 25 88定休日 (月)営業時間 (火~土)7:00~18:30 (日)7:00~15:00 『フランス、ベルギーショコラを巡る旅』 土屋公二 友人は「ブラッセル」と発音しますが、日本でなじみのある「ブリュッセル」という表記にしておきます。また、土屋シェフのご本の中で De Baere は「ドゥ・バール」となっていますが、これは友人が言い慣れている「ドゥ・バーレ」と書くことにしました。フランス語読み、フラマン語読み、英語読みなど色々あり、日本語で書くのは難しいですね。《4》 ドゥ・バーレのショコラの秘密 に続きますベルギーのお菓子屋さんに興味津々!と思う方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.07.23
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成田空港発は 11:35a.m.(現地時間 4:35a.m. 日本との時差は夏時間で7時間)でしたが、滑走路混雑のため、離陸まで30分以上機内で待機。そしてようやく飛び立ちました 2008年7月10日 飛行機の中 夏休みにはちょっと早い?すいていましたので、時々通路に出て軽く足を曲げ伸ばし。ベルギーへの直行便がとれなかったので、フランクフルトまで約12時間のフライト。水分を多めにとると良いそうなので、ミネラルウォーターをこまめにもらって飲みます。機内への液体の持ち込み制限は依然として厳しく、外から見えるようにジップロックのような透明プラスチック製袋の中に、一つの容器に100mlまで、計1000mlまでしか入れられません。クリーム、歯磨き粉なども持ち込む場合はここに入れます。機内で爆弾製造をされてはたまらないので、不便と思いつつもこれにおさまるように素直に用意しておきました。現地時間 6:20a.m. 飲み物サービスの後は機内食1 「すき焼き&かにご飯」または「ビーフ&チーズバーガー ハッシュドビーフソース」。どちらもファッティーだわ、と思いつつチーズバーガーにしてしまいました。うう…やっぱりコッテリと重い。チーズ好きの私は、ブルサンがついていたのがちょっと嬉しい。クラッカーにつけていただきます。(アイユだったかポワブルだったか記憶があいまい…)あ、前回と同じく、気づくとチーズを食べている私。この写真左上は日本そば。食べ過ぎたかな、と思った瞬間、笑顔が爽やかなキャビンアテンダント(男性もこの呼び方であっています?)が、素早くハーゲンダッツのミニカップアイス(バニラ)を手渡すので、思わず受け取ってしまいました。きゃ~っ!これが出るとわかっていたら、もう少し何か残すべきだった…。前の座席の背の小さな画面で映画「相棒」(これは劇場の大画面で見た方がかなり迫力が!)を見ながら眠りに落ち… はっ!と気づくと終わりの方で、登場人物が、これ誰?と記憶がとんでいた。。。寝てしまった所まで戻してもう一度見て、それから真剣に眠りました。 現地時間 14:25 機内食2 チキンと豆のトマト煮翼の少し後ろの席16:35 ほぼ定刻にフランクフルト空港着 ここの空港は広いよ~、と話にきいていましたが、本当にものすごく広い!ターミナルAからターミナルBに移動…というような時に、↓こういうムーヴィンウォーク(動く歩道)の上をひたすら歩きます。立ち止まっていたら、いつ着くかわからないような長さどこまで遠いの~! フランクフルト空港で乗り継ぎ慣れないと、この空港で乗り継ぎ時間が短かったらかなり怖い思いをしそう。フランクフルト空港で売っていたお菓子は、ドーナッツ、マフィン、プレッツェル、パンナコッタなど。今回のベルギーでは、友人(日本人です)宅に泊めていただけることになっていて、しかも彼女がブリュッセルの空港までお迎えにきてくれるという優しさ 彼女との連絡のため、今回初めて成田空港で国際携帯電話をレンタル。といっても普段使っている携帯のICチップを入れ替えるだけなので、電話もメールも同じ番号が使えてとても便利。ただし、受信にも国際料金がかかってしまうので、注意が必要です。フランクフルト発が30分ほど遅れるということで、彼女の携帯にドイツから電話してみました。使えるかな~、ドキドキ なんと、すぐそばにいるようによく聞こえ、びっくり。すごい~。この時、うっかり日本からの急ぎではないメールを着信してしまいました。しまった!出発が30分遅れたのに定刻19:25にブリュッセル空港に着いたという謎。。。ブリュッセルは雨 事前に聞いていたように肌寒く、長袖にジャケットでちょうどよい気候。 ベルギーの公用語は、フランス語とフラマン語です。ブリュッセル空港 荷物受け取りまでここも遠くて、歩く歩く。 「出口」…英語Exit・フランス語Sortie…左の二つのうち、きっと上がフラマン語でもう一つはドイツ語?通常ベルギーでは、看板にはフランス語とフラマン語の二つの単語が書かれています。彼女とは無事に会えて、夕食に手料理をごちそうになり、ほっと一息。翌日から、いよいよブリュッセルのショコラ、お菓子めぐりがスタートです。《3》 ブリュッセル 住宅地のお菓子屋さんに続きます無事に友人と会えてよかったね、と思う方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.07.22
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「ベルギー・フランス11日間 夏のショコラとお菓子の旅」 から無事帰国しました。真夏なのにどうしてチョコレート?と不思議にお思いでしょうが、そのお話も順々にしていきますね。2008年7月12日 ブルージュのショコラティエ DUMON実質ベルギーに3日、フランスに5日間の慌しい旅でしたが、行きたかったお店はかなり頑張ってまわってきました。もっともっと頑丈な胃袋が欲しい!と思いながら、ものすごい距離を歩いて消化しつつ、盛りだくさんに駆け回った日々… 2008年7月11日 ブリュッセル Hôtel Hannan アールヌーボー建築数はたくさん見れなかったのですが、ブリュッセルのそこかしこに息づいているアールヌーボーの建築にも触れ、19世紀末はどれほど美しく輝いていた町だったのか、思いをはせました 今はその建物を維持するのはかなり厳しい状況のようで、昔の美しい遺産を大切にすることの難しさをひしひしと感じた一面も。2008年7月11日 ブリュッセルのパティスリー Le Saint Aulayeベルギー在住の友人(日本人です)の力強い協力のもと、お菓子屋さん巡りはかなり充実 ベルギー伝統のお菓子と、現在の最先端のお菓子を堪能~。もちろんワッフルも二つのタイプをしっかり食べてきました☆ ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~パリでは完全に一人旅。ホテルはルイ15世の寵姫ポンパドゥール夫人の住まいだった所に宿泊。ポンパドゥール夫人はいくつもの城を所有し、パリでの住まいはエリゼ宮(現・大統領官邸)もありますが、もちろんそちらではなく、ルーヴル美術館のそばにある方です。2008年7月16日 フランス フォンテーヌブロー城 王妃の間そして列車とバスを乗り継いで代々の王家が滞在したフォンテーヌブロー城へ。ここはとっても面白かった!大興奮!!火トカゲの紋章を見てフランソワ1世を思い、アンリ2世とディアーヌ・ド・ポワチエ、カトリーヌ・ド・メディチの三角関係を連想させる組文字を見つけ、ルイ15世の肖像画、マリー・アントワネットをはじめ代々の王妃が使用した部屋を見て、さらにナポレオンのモチーフ 蜂の模様つき玉座を発見…。ヴェルサイユではブルボン家の歴史を楽しめますが、フォンテーヌブローでは更にヴァロア家の歴史も!あ~楽しい♪2008年7月17日 パリの朝食 ブーランジュリー,カフェ HEURTIERホテルの朝食を一回キャンセルし、街角のパン屋さんの2階で朝食。ここのバゲットは本当に美味しかった!2008年7月18日 パリでディナー L'Angle 最新のデセール“アイルランド在住のブログ友達”Toffee-appleさんと合流。二日間、楽しいディナーをご一緒させていただきました 一人だと、夕食は簡単にすませてしまうことが多いので、かなり嬉しい♪一日目は地元の人おすすめの、中心部からちょっとはずれた、知らなければなかなか行かれないお店へ。次の日はとてもモダンなコースをいただける最先端のお店へ。おしゃべりが弾み、全く違ったタイプのパリの夜を楽しめました。やっぱり夕食は一人で食べるよりも、気の合うお友達と一緒がいいわ~。この他、7月14日のパリ祭の行事をちょこちょこと見学したり、中世の美術館に行ったり…前回のように途中で書くのを断念しないように、スピードアップしてどんどん最新のベルギー、フランス事情をお伝えしますね。おたのしみに~。美味しいものが次々と登場します☆旅行中、コメント欄が荒らされるのを恐れて閉じていましたが、復活です。短い一言でもとても嬉しいので、どんどん書き込んで下さいね おかえりなさ~い!と思う方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ 《2》 フランクフルト経由でブリュッセルへ へ続きます「ベルギー・フランス11日間 夏のショコラとお菓子の旅」 もくじ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.07.20
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唐突に、ベルギーとフランスへ旅行しますとお伝えし、驚かれた方も多かったと思います~*たくさんのメッセージ、ありがとうございました。気をつけて行ってきますね。2007年3月 パリ シュクレ・カカオお休み中、コメント欄が荒らされても嫌ですので、とりあえずコメントをできないように設定してしまいます。もどりましたらまた復活させますので、しばらくお待ち下さいね。2007年3月 パリ コンコルド広場 (ギロチンはここに…!)向こうで友人と会えることになり、それも楽しみ。初めて国際携帯電話もレンタルしました。では、帰国後のレポートをお待ちくださいね。行ってきま~す。 いってらっしゃ~い!と思う方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ 《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.07.06
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