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この夏休みに旅したロンドン・パリ・ヴェルサイユで食べたお菓子&お食事、目についた面白いものについて旅(食)日記をつけています。ずっと整理しようと思いながらそのままにしていた「英仏11日かけ足の旅」の目次を作りました。たくさん書いたような気でいましたが、あっちこっち寄り道しながらなので、まだ4日目。なかなかフランスまでたどりつきません…。これからも書き続けていきたいと思っています。興味のあるかたは、↓をクリックしてご覧下さいね~☆イギリス・フランス旅(食)日記 目次《Home》へ
2006.09.30
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8月8日(Tue) ウッドストックオックスフォードからバスで30分弱のウッドストックという町は、世界遺産のブレナム宮殿(マールボロ公爵家の邸宅・チャーチルの生家)があるため観光客で賑わいます。宮殿の見学、庭園散策を楽しみ、ブレナムパレスをあとにします。 ブレナムパレス 東門門のところにマールボロ公爵家の紋章が。外に出て、バスに乗るためウッドストックの町を少し歩きます。夕方6時すぎなので、町にはほとんど人気がありませんでした。英国の田舎は、夕方になるとさっさとお店を閉めてしまうので、ちょっとお買い物~というわけにはいかないのです。もったいない。外はこんなに明るいのに。お買い物もしたいのに…。バスを待っている時に目に入ったのが、この看板↓ ホテルの看板これはどうみてもマールボロ公爵家の紋章!ホテルマールボロ・アームズのarmって「腕」??と不思議に思い辞書をひくと、armの複数形armsには、「紋章」という意味がありました。なるほど。帰国してから家にある本を見ると、このホテルはレストランの全ての壁にチャーチルの写真をはり巡らした典型的なウッドストック・スタイルとのこと。チャーチルは町のシンボルとして親しまれているそうです。調べたのは『英国庭園を旅する』という本。この本を持っていっていれば、間違いなくこのホテルに入ってお茶なり食事なりをしてきたのに、残念!やっぱり今回の旅は、下調べ不足です。 ホテル マールボロアームズウッドストックの町は、17~18世紀の建物が並ぶ美しい町並み。ホテルやお店のそこかしこに、ハンギングバスケットで美しい花々が飾られていました。オックスフォードを訪れたらウッドストックにも行きたい!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅 20 ブレナム宮殿でクリームティー へ戻る英仏11日かけ足の旅 21 ブレナム宮殿の庭園を歩く へ戻る英仏11日かけ足の旅1 ヒースロー空港 テロ未遂事件 へ戻るブレナムパレスのスコーン (もう一つのブログ) へブレナムパレスのローズガーデン (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.09.10
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8月8日(Tue) ウッドストック世界遺産に登録されるだけあって、宮殿の内は華麗な世界。中での写真撮影は禁止なので、外からのみ写します。 ブレナムパレス正面マールボロ公爵家(途中、姓はスペンサー・チャーチルとなる)は、故・ダイアナ元皇太子妃を輩出したスペンサー家ともつながる大貴族の家系です。代々受け継がれてきた美しい館と庭園の維持が次第に困難になり、1986年にブレナム財団を設立。私達観光客の入場料がこの宮殿の修復費用になって、素晴らしい歴史と芸術にふれることができるのだと思うと感慨深いものがあります。伝統を守り、次の世代に受け継いでいく…。英国貴族の誇りを感じました。 ブレナムパレスの庭園広大な庭園を、閉園時間を気にしながら急ぎ足でまわります。どこまでも広がる平らな緑の大地。大きくゆったりと育つ木々。刺激的なロンドンも英国、田舎の景色もまた英国ですね。 薔薇園ぐるっとアーチに囲まれた薔薇園では、8月というのにまだまだ美しく薔薇が咲き誇っていました。夕方5時半すぎ頃です。英国を旅する時には田舎にも行ってみよう!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅 22 ウッドストックで見つけた「腕」? へ続く英仏11日かけ足の旅1 ヒースロー空港 テロ未遂事件 へ戻るブレナムパレスのスコーン (もう一つのブログ) へブレナムパレスのローズガーデン (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.09.09
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8月8日(Tue) ウッドストックオックスフォオードを駆け抜け、15:30にウッドストック行き20番の二階建てバスで出発。小さな村々を抜け、細い道を走り、20分と少しで目的地ブレナム宮殿 Blenheim Palace 前に到着。ここは貴族出身の首相チャーチルの生家で、当時の英国貴族の暮らしが見れるのが楽しみです。バスを降りるとすぐ目の前に宮殿の門があります。が、入ってびっくり。そこから建物までが遠い遠い!途中の駐車場を横目に、延々と歩きます。後でわかったことですが、ここは宮殿の見学だけでなく、【迷路やハーブガーデン、パターゴルフ等のある遊園地コーナー】、【滝や薔薇園、植物園などを散策する湖のほとりの散歩道】、【湖や橋の美しい景色が楽しめる広大なお庭】が揃った、丸一日ピクニック気分で訪れることができる場所だったのです。遊園地まではミニ機関車トーマスのような2両の列車が走っているほどの広さ!あぁ…。下調べ不足。もっと早くにここに来て、ゆったりとした時間がすごしたかった…。 ブレナムパレスのスコーン閉館までの時間を気にしながら、宮殿やチャペルを見学。重厚な家具調度品、マイセンなどの陶磁器コレクション、歴代の公爵の肖像画や様々な絵画、タペストリーなど、地方の大貴族の歴史ある豪奢な暮らしぶりに圧倒されます。宮殿を出て、噴水の見えるテラスでクリームティー。宮殿でティータイム!と、かなり期待が膨らんだのですが、自分で好きなものをとっていくカフェテリア形式のカジュアルな喫茶コーナーでした。私はスコーンと紅茶を選び外に出ます。クリームティーとは紅茶の名前ではなく、「たっぷりのクロテッドクリーム、ジャムを添えたスコーンと紅茶をいただく」ことをさします。 Cream tea田舎でクリームティーを注文すると、びっくりするほどの大きなスコーン(この写真のサイズですね)が一人につき2個出され、夕食が食べられなくなって困ったことがあります。以前イギリス人に聞いた話では、「クリームを美味しく食べたいので、スコーンに先にジャムを塗り、その上にクロテッドクリームをのせる」とのこと。それ以来、私もクリームを上にしています☆ここでは気取らずに全部を塗ってしまいましたが、ホテルのアフタヌーンティーの時は、クリームとジャムをスコーンのお皿にとり、スコーンを一口大にして、食べる分だけ塗っていただきます。イギリスの紅茶は美味しい!美しい景色を眺めながらのクリームティーは最高! Blenheim Palaceこの写真の、建物の一階の白い窓枠のあるところがカフェテリア。出てすぐのところがテラスになっていて、そこでお茶が楽しめます。宮殿を背にして座ると、噴水が見え、広々とした庭園に癒されます。(これを撮った時には閉園間近で、テーブルと椅子がまとめて片付けられた後です)この後は、超急ぎ足で庭園を散策。薔薇園へむかいます。ブレナムパレスは一日かけてゆっくり行ってみたい!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅 21 ブレナム宮殿の庭園を歩く へ続く英仏11日かけ足の旅 1 ヒースロー空港 テロ未遂事件 へ戻るブレナムパレスのスコーン (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.09.08
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8月8日(Tue) オックスフォード老舗パブ ターフ・タヴァーンの外のテーブルで気持ちのいいランチの後、デザートのスティッキー・トフィー・プディングが出てくるまでに非常に時間がかかり、後の予定がつまってきました。私は「絶対パブのデザートを食べる」と確固たる意思を持っていましたので、夫に先に店を出てもらい、ウッドストック行きのバスの時間とバス停を調べてもらうことに。クライストチャーチの入り口で、(並ぶといけないので少し早めの)2:15に待ち合わせることにしました。熱々のプディングを超スピードで食べ終え(!)、クライストチャーチへむかいます。ほとんど時間はないけれど、私にはどうしても行きたい場所がもう一つ!もちろん聖メアリー教会の塔に登って町を見下ろたりもしてみたかったのですが、それも諦めて、走る、走る。(街中で走る人なんて珍しいですよね。ちょっと恥ずかしかったけれど走りました。)めざしたのは、クライストチャーチの入り口のすぐ向かい側にある「不思議の国のアリス」のAlice's shop。著者のルイス・キャロル氏がこの町に住んでいたので、街にアリスグッズがあふれているかと思いきや、あまりみかけないため、ここに行けば必ずアリスの小物が買える!と楽しみにしていました。…でも、お店にすべりこんだのが2:10分。5分間でお買い物って~~ムリムリムリ!店中のアリスの小物をゆっくり眺める間もなく、とりあえずティータオルだけを買い、大急ぎで店を出て待ち合わせ場所に向かいます。後ろ髪をひかれる…。列ができはじめているちょうどよい時間にすべりこみました。 Christ Church映画「ハリー・ポッター」で見て以来、英国伝統の大学の食堂をぜひこの目で見てみたい!と思っていました。中は観光客でいっぱいでしたが、荘厳な雰囲気に圧倒されます。昼でも薄暗いホールの中にはテーブルセッティングが。そして、驚いたのは、たった今まで食べていました、という雰囲気が伝わるお料理の匂いが!あ~、ここでどんなお料理が出されたのか見てみたかった~!歴史的建造物が、現在も食堂として機能しているのは面白いですね。食堂だから食事の匂いがしても当たり前なのですが、私の頭の中では「観光地」だったので、とても意外な気がしました。お皿にはクライストチャーチの模様が入っています。壁一面には肖像画が飾られ、厳粛な雰囲気。 先生方のテーブルホールのつきあたりの、一段高くなっていて赤い絨毯が敷いてある場所は、多分先生方のテーブルでしょう。映画の中でも先生方は前の方でかたまってお食事をしていましたね。オックスフォードのアリスのお店、行ってみたい!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅 20 ブレナム宮殿でクリームティー へ続く英仏11日かけ足の旅 1 ヒースロー空港 テロ未遂事件 へ戻るロンドン パティスリー・ヴァレリーでベリーのタルトを (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.09.07
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8月8日(Tue) オックスフォードオックスフォードの老舗パブ ターフ・タヴァーン Turf Tavernのランチの後、いよいよデザートを。せっかく夏に来たので、この季節だけの有名なデザート、サマープディングを食べてみたいと思い、メニューにはのっていないけれどひょっとして今の時期だけおいているかも?と尋ねてみましたが、やっぱりありませんでした。残念。これは家庭のデザートなので、外で見つけるのは難しいのでしょうか…。湖水地方のお菓子と聞いたこともありますが。サマープディングとは、ラズベリー、レッドカラント、グーズベリー、ブルーベリー、ブラックベリーなど赤系のベリー類をピューレとシロップで煮て、少し古くなって乾燥した薄切り食パンを敷き詰めたプディング型にぎっしりと詰め込んで冷やした健康的なデザート。とても華やかで、イギリスの夏のデザート王様!この旅行中に出会えるのでしょうか?↓サマープディングは自分で撮った写真がないので、こちらを参考に… サマープディング気をとりなおして、ターフ・タヴァーンのデザートメニューを見ます。ルバーブ・クランブル、オレンジマーマレードブレッド&バタープディング、ヴァニラアイスクリームなどと並んで、私の目をひいたのは、スティッキー・トフィー・プディングの文字。たしかスティッキーとは、歯にくっつくような食感のものを表す言葉。“ねばねば”ですね。トフィーはキャラメル味のお菓子。確かに聞いたことがある名前だけれど、どんなデザートだったかしら?夫に店の中まで注文しに行ってもらいましたが、ついうっかり「アイスクリームまたはカスタード添え」のどちらを選ぶか伝えそびれてしまいました。先日のグリニッジのカスタードソースに浮かぶ~ルバーブパイの大失敗(粉っぽいカスタード!)に懲りたのでアイスクリームにしたかった…。なぜか夫は「カスタードにしてきたよ」と。まぁ、それはそれで…。さて、どんなプディングが出てくるか、楽しみ楽しみ。さんざん待たされて、次のクライストチャーチ見学とウッドストック行きのバスの時間が気になりはじめた頃、ようやくスティッキー・トフィー・プディングの登場~こ・これは????? ……… sticky toffee pudding £3.45(約804円)ロールキャベツ?ではなく甘い香りが。見た目の超シンプルさにびっくり。デザートを目でみて楽しむワクワク感、笑顔がこぼれる幸せ感…とはちょっと違うような。。。あぁぁ、これが伝統のイギリスのデザート。そして、とにかく一口。「!」またしてもやられた!という気になりましたね~。…熱い。「真夏」「デザート」=冷たいもの、と先日も思い込んでいて温かいデザートに驚いたばかりだったのに、またまた忘れてびっくりしてしまいました。でもね… sticky toffee pudding カットするとシンプルな外見とはうらはらに、とても美味で、また驚き!こーんなに量も食べられないし、と最初に思ったのですが、ほぼ完食。ねっとりとした口当たりの濃厚なフルーツケーキのようなものが中に入っていて、熱々のところをカスタードソースにからめていただくと、なんとも後をひく美味しさ。甘いけれど甘すぎてだめ~ということではありませんでした。カスタードがまたよかったですね~。粉っぽさも全然なく、本当に感動のソースでした。帰国後に調べたところによると、このデザートの核となっているのはデーツ(ナツメヤシの実)だそうで、独特のコクのある甘味が、このデザートに深みを与えている秘密でした。調べたのは↓この本 イギリス菓子のクラシックレシピからでも、この本にのっているsticky toffee puddingと、私がパブで食べたグラタンのようなものとは、見た目が全然違っていました。色々なパターンがあるのでしょうね。英国に行ったらプディングを色々食べてみよう!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅 19 クライストチャーチのテーブルセッティング へ続く英仏11日かけ足の旅 1 ヒースロー空港 テロ未遂事件 へ戻るロンドン パティスリー・ヴァレリーでベリーのタルトを (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.09.04
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8月8日(Tue) オックスフォードオックスフォードの老舗パブ ターフ・タヴァーン Turf Tavernのランチのお話の続きです。 フィッシュ&チップス £6.95メニューによると「タラ(Cod)の最上の切り身(フィレ fillet)をビール入り練り粉で調理。チップス、エンドウ豆、タルタルソース添え」となります。pea =エンドウ豆 bean=豆(インゲン、ソラマメの類。English breakfastにはトマト味で煮たビーンズが) beans英国人には“下味をつける”習慣はないの?と思うほど何も味がついていない魚は、普通は、どうぞお好みで味をつけてください、とタルタルソース、ウスターソース、ケチャップ、ミントソース、塩コショウ他色々置かれている調味料の中から選んで味付けします。以前イギリス人にお食事に連れていっていただいた時に、レストランで料理が運ばれた瞬間に、いきなり味もみないでガリガリとコショウと塩をかけはじめたのを見て驚いたことがあります。多分いきつけのお店なので、味がないことを承知していたのでしょう。フランス料理なら、シェフがとんできて怒りそうな光景ですよね! Turf Tavern 奥の中庭でランチチップスは日本でいうフライド・ポテトのこと。じゃがいもが大きいせいか、かなり大ぶりのものをよく見かけます。昼でも夜でも、いつでもどこでもチップスは大活躍。まさに「山のように」こんもり盛られてでてくることが多いですね~。カラッと揚がったチップスに、ビネガーをふりかけて“シナシナ”にして食べるのが英国流。(ケチャップを好むのはアメリカ人や日本人のようです)以前の英国料理のつけあわせは“くたくた”になった温野菜が主流。“しゃきっ”とか“ぱりっ”という食感に巡りあえず、英国料理は美味しくないと言われ続けていましたが、今はEUのおかげで食材も豊富、美味しいレストランも国内にたくさんできつつあるので、変わってきているかなと、今回の旅ではかなり期待しているのです☆ パブランチでもサンドイッチは定番そしてランチといえばサンドイッチ。旅行中、何度となく食べてしまうのが、このサンドイッチです。そんなにお腹がすいていない時や時間がない時、列車の中でもどこでも、気がつくとまたサンドイッチ。二日に一回くらいは口にしているような気がします。不味いといわれている英国料理ですが、サンドイッチに関しては、どこでいただいてもハズレはないような。具はたっぷり、パンは胚芽パンなどの色つきのもの他、種類も多く、がっかりする目にはあっていません。そしてパブランチのデザートは、またまた絶句…つづく パブ Turf Tavern 店内英国に行ったら一度はフィッシュ&チップスを食べよう!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅 18プディング恐るべし!英国伝統のデザートに驚く へ続く英仏11日かけ足の旅1 ヒースロー空港 テロ未遂事件 へ戻るロンドン パティスリー・ヴァレリーでベリーのタルトを (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.09.02
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8月8日(Tue) オックスフォード 旅の4日目、ようやくロンドン脱出。パディントン駅発は10時21分。大好きなアガサ・クリスティーの小説『パディントン発4時50分』では、ミス・マープルの友人が列車の中から殺人事件を目撃する、というところから話が発展していきます。実際に列車の窓から見えるのは、ロンドンを離れるにつれ、ひたすら平坦な牧草地が延々と続く、のどかな田舎の景色でした。所々で羊や馬がのんびりと草を食べ続けています。ちょうど一時間位乗り11時20分にオックスフォード駅に到着。歩いて市の中心地へと向かいます。まっさきに向かったのは、もちろんクライストチャーチ。映画「ハリー・ポッター」のホグワーツ魔法学校の大食堂のロケに使われたことでも有名です。ところが、現在使用中のため開くのは2時半とのこと。出直すことにして、それまでの間、色々な大学を外から眺めたり、昼食をとることにしました。ご存知のように【オックスフォード大学】という一つの大学は存在しません。ユニバーシティカレッジ、ニューカレッジ、マートンカレッジ他、多くのカレッジが集まり歴史ある一つの学園都市を作り上げています。夫はこの町に詳しいので、細い路地の奥の奥、こんなところに?と驚くような場所にある有名なパブ、ターフ・タヴァーンへ案内してくれました。 Turf Tavernいよいよ田舎のパブランチです☆建物の右側 ↑ から奥へ入ります。パブといっても、「お酒を飲む人であふれていて、煙草の煙と喧騒が…」という“飲み屋”のイメージは、ロンドンの夜のパブのもの。オックスフォードは田舎といっても大きな町ですが、お昼のパブは、ベビーカーに乗せた赤ちゃんや子供を連れてランチを食べに来たりする人も多く、普通のレストランのよう。お天気もよかったので、中庭のようなところでいただきました。 Turf Tavernの外でランチを。高い壁がいい具合に日陰を作り、外でのお食事は気持ちがよかった~。蜂がとびまわっているのは気になりましたが、日本のように蚊にさされることもなく、快適。まずお店の中に入り現金で飲み物を買い、中でも外でも好きな席へ。座っているとお料理の注文をとりに来てくれます。 Baked PotatoesAll baked potatoes are served with a dressed salad and butter on the side Mature Cheese & Beans. £3.95 (約920円) 〔 mature=熟成した 〕私が注文したのは、通称「ジャケット」と呼ばれるベイクド・ポテト。もともと「jacket=じゃがいもの皮」という意味があります。皮付きのまま焼いて十字に切れ目を入れ、チーズやビーンズなどのソースをかけた豪快な料理のこともジャケットとよび、イギリスではとてもポピュラーな食べ物です。ちょっとチーズの量は多いけれど、これがシンプルでなかなか美味しい☆イギリスに来ると、しょっちゅうじゃがいもを食べている気もしますが…メニューにある a dressed salad (ドレスを着た・美しく飾ったサラダ)ってどんなサラダ?と思いましたが、ドレッシングのかかったサラダのことでした~。パブランチについては、更につづく英国のパブランチ、美味しいかも!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅 17 フィッシュ&チップス パブランチ田舎編2【オックスフォード】 へ続く英仏11日かけ足の旅1 ヒースロー空港 テロ未遂事件 へ戻るロンドン パティスリー・ヴァレリーでベリーのタルトを (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.09.01
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8月7日(Mon) ロンドン 昨日のブログで、 まだ三日目なのにもう和食 ( ロンドンで「くるくる寿司」)!と愚痴ってしまいましたが、英国料理が続くとツライという心情をお伝えするのに、毎朝しっかり食べているフル・イングリッシュ・ブレックファーストのことを書き忘れていたことに気づきました。そう、私達は、実は朝からたっぷりと英国料理をいただいているのでした… English Breakfast 8月7日私達の泊まったホテルでは、ビュッフェ形式の朝食で、席では紅茶かコーヒーと、トーストだけを注文し、後は自由にとりに行きます。まず冷たい飲み物、オレンジジュース(グレープフルーツジュース、ミネラルウォーター他)などを運びます。もともと夏でも湿度が低くさっぱりとした気候のせい(それとも溶けて薄まるのを嫌うせい?)でしょうか、普通フレッシュジュースに氷は入れません。冷たいフレッシュジュースは、朝の目覚めにぴったりの爽やかさです。それからシリアルをとったり、色々並ぶ中からメインのお皿に食べたいものを組み合わせます。この日は、ソーセージ、ビーンズ、スクランブルドエッグ、マッシュルーム、ベークドトマトにしました。ソーセージは独特の「ねっとり」とした食感で、ドイツの「パキッ!ぷりっ!」としたソーセージとはまったくの別物。最初は驚きますが、食べ慣れるとイングリッシュ・ブレックファーストといえばソーセージはこの味、と、頭の中にセットで記憶されるようになります。 シリアル トースト薄切りにして三角に切ったトーストは、カリカリ。イギリスでは「パンを美味しく食べる」というより「カリカリトーストはジャムを美味しく食べるためにのせる台」という感覚でしょうか?トーストは銀色のトーストスタンドに立てられて登場します。この他にもクロワッサンのようなパン(フランスで食べるような層になったパリッとしたクロワッサンとはちょっと違う)もおいてあります。 フルーツこの日はフルーツだけにしましたが、プレーンヨーグルトもそばにあるので、フルーツヨーグルトにしてソースも添えていただくこともできます。プルーンのシロップ煮が、とてもふっくらとしていて美味でした!私はビュッフェ形式の時、食後のデザートの感覚でフルーツを最後に食べることが多いのですが、このフルーツやヨーグルトは、英国ではシリアルと共にメインの料理の前にいただくのが基本、と耳にしたこともあります。(シリアルにはミルクをかけても。)ビュッフェの場合はどこでフルーツを食べても大きな問題ではないと思いますが、「正式な英国の伝統の朝食ではフルーツをどこで食べるか?」ご存知の方にお聞きしてみたいな~、と思いつつ現在に至っています。(健康をテーマにした最近のテレビ番組で「ヨーグルトのビフィズス菌の効果を上げるには、空腹時に食べずに食事の一番最後に食べるとよい」と見たような気もしますけれどね。)家では紅茶とトースト1枚の朝食ですが、こちらでは毎日、ついついしっかり食べて(食べ過ぎて)しまいます。たくさん歩き回るのだから、カロリーは消費されるかな~?イングリッシュ・ブレックファーストについては、書き出すと長くなってしまいますので、続きは後日、またご紹介しますね。英国に行ったらイングリッシュ・ブレックファーストを食べよう!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅 16 パブランチ 田舎編【オックスフォード】 へ続く英仏11日かけ足の旅 1 ヒースロー空港 テロ未遂事件 へ戻るロンドン パティスリー・ヴァレリーでベリーのタルトを (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.08.31
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8月7日(Mon) 夕方 ロンドン 楽しい「別行動」の時間はあっという間に過ぎ、コヴェント・ガーデンを後にします。5時に自然史博物館の前で待ち合わせ、午前中に混んでいて見れなかった恐竜のコーナーを堪能。入場料無料(寄付制)なので助かります。イギリスの子どもたちは、いつでもこんな質の高い展示を見ることができて幸せですね。骨もたくさん飾ってありましたが、小型肉食恐竜を再現した人形が二匹並んでそれぞれに動くのがリアルで怖かったですね~。(映画「ジュラシックパーク」で、ラプトルが獲物に襲いかかろうと相談しているような臨場感!)…でも、恐竜、実はけっこう好きです。真剣に見てしまいました。閉館後、サウス・ケンジントン駅まで歩きます。夕食は、私はパブでもレストランでも、イギリス料理&伝統のデザートがいいな、と思っていたのですが、「どうしても和食が食べたい!」と言われてしまい(まだ3日目なのに!)たまたま駅のそばで見つけた「Kulu Kulu Sushi」へ。あ~ぁぁぁ~。ロンドンで回転寿司… Kulu Kulu Sushi カウンターお値段は詳しく見ませんでしたが、海老天ぷら+サーモン+アボカド手巻きが一皿£3(1ポンド=233円として 約700円)。カリフォルニアロールのような大きな巻物も普通のにぎり寿司も次々と流れてきます。回っているものは日本同様お皿の色によって金額が変わります。私はリーズナブルなMixed Sushi (A)セット。 Mixed Sushi(A) 10ピース £6 prown, salmon, octopus, mackerel(サバ) egg, avocado salad, 2 cucumber roll, 2 salmon rollサーモンが、にぎりと細巻きでダブっている?と思った意外は、本当に「普通のお寿司」の味。ということは、こちらに住む人にとっては紛れもなく日本の味。でも、店で働く人もお客さんも、さっと見回した限りでは日本人はいませんでした。お値段も日本に比べ高めのせいか、こちらでは庶民的というよりは少しオシャレなお店の部類に入るのでしょうか。ワサビは中に入っていなくて、お刺身のように自分でつけるスタイルでした。回っているお皿の上には、揚げ豆腐、鶏唐揚げ、キムチ揚げ餃子のような居酒屋風メニューも。私たちが入った6時過ぎにはすいていたのですが、時間がたつにつれ、どんどんお客さんが増えてきました。帰りにレジで店員さんに聞いたところによると「いつもこのくらい混む」そうです。はやっている人気店のようです。 お味噌汁ときつねうどんお寿司やお味噌汁、うどんを食べて生き返ったような顔をしている姿をみると、ここで和食もしかたがないかなぁ、と。私は1ヶ月くらいは和食なしで海外で過ごしてもストレスがたまらない性格ですが、「お米を食べないと力がでない!」というタイプの人は、ご飯がないとかなり辛いようです。 Kulu Kulu Sushi39 Thurloe Place, London, SW7 2HP020-7589-2225今回の旅では英国伝統の夏のデザート サマープディングをなんとかして食べたい、というのが目的の一つにあるのですが、難しいかも…。ただでさえ家庭で作るデザートと言われているものなので、パブなどで目にすることができるのかどうか??不明。機会があれば必ず注文し続けよう、と思っているのですが、少なくとも英国料理のお店に行かないと、ないですよね~この日は「疲れた」ということで夜7時!にホテルへ戻りました…………サマープディングが食べたい!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅 15 イングリッシュ・ブレックファースト へ続く英仏11日かけ足の旅 1 ヒースロー空港 テロ未遂事件 へ戻るロンドン パティスリー・ヴァレリーでベリーのタルトを (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.08.30
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8月7日(Mon) 午後 ロンドン 家族旅行の最中、3時間15分だけ別行動。一人で走り回っています。コヴェント・ガーデンのジュビリー・マーケットで超スピードでアンティークシルバーを購入。その途中で別の銀製品を扱うストール(露店)で目をひかれるものがありました。 Jubilee Market 店じまいをしようと片付けている最中のストールこの時は、純銀製にこだわらず、細工が細かい小物で何か面白いものがあれば、と思っていたところ、ヴィクトリアンのシュガーニップス sugar-nipps (又はシュガーニッパー sugar-nippers)を発見☆「みせてもらっていいですか」「おいくらですか」などと話していると、「本当は£18だけど£10でいいよ。ヴィクトリアンだよ。」とお店のご主人が商品を片付けながら明るく値引きしてくれましたので、即座に購入。ヴィクトリアンは大物だと柄があまりにもごちゃごちゃとしていて“装飾過多”なので、私の家におくのは難しいのですが、小さなものなら大丈夫。夢がある品でしょう?長さ10.5cmと小ぶりで、花や葉の模様がびっしりついてデコデコとしています。 シュガーニップス 1ポンド=233円として約2330円nip は「はさむ、つまむ」 nippersは「はさむ物」 日本にもニッパーという工具がありますね。シュガーニップスというと、角砂糖をはさむ道具になります。アンティークの食卓まわりの小物を買うのが好きなのは、後でそれを使う時に、自分が見つけた時の様子、買ったその場の雰囲気がよみがえってくるから。そして再び同じ場所に行っても、二度と同じ商品とめぐり合うことは(めったに)ないからです。(そういった理由なので、アンティークといっても厳密に100年以上たった物にこだわることもなく、また飾って楽しむ品よりは、実用的なものを使って楽しむ方が好きですね。)その品がどんな家で使われてきたのか、どういう経緯でマーケットに出ることになったのか、想像するのもまた楽しい☆この日の夕食へ つづくシュガーニップス、見たことありません!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅 14 サウス・ケンジントンで「くるくる寿司」 へ続く英仏11日かけ足の旅 12 ジュビリーマーケットで銀のシュガートングを へ戻る英仏11日かけ足の旅1 ・ ヒースロー空港 テロ未遂事件 へ戻るロンドン パティスリー・ヴァレリーでベリーのタルトを (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.08.29
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8月7日(Mon) 午後 ロンドン 活気にあふれたコヴェント・ガーデンのアップル・マーケットを通り抜け、そのすぐ横にある今回のお買い物の目的地ジュビリー・マーケットに到着。ジュビリー・マーケット 入り口が花のハンギングバスケットで美しく飾られていますジュビリー・マーケット内のストール(露店)アンティーク銀器、カトラリー、アクセサリー、食器など様々なものが売られています。食卓まわりの品が多い気がしました。終了時間はまちまちのようで、所々でストールを片付けはじめている様子を目にすると、少しあせります。今回は、朝にストリート・マーケットに行く予定を入れにくかったため、アンティーク・マーケットを短時間で要領よく見るにはここが便利かと思い、やって来ました。以前の旅の時にはエンジェル駅のカムデン・パッセージを訪れ、マッピン&ウェッブのジャムスプーンや、シュガーシフタースプーンなどのお手頃な可愛らしい物を手に入れたので、今回もちょっとした実用的なテーブルで使える小物を探します。目移りしそうになるのをぐっとこらえて、お目当てのシュガートングに絞ってマーケットを見てまわります。時間があまりない時には大物を見たら目の毒ですね。見ない、見ない。…本来は旅行前にインターネットなどで「相場」をよく調べてくるべきでしょうが、[下調べ不足のまま、自分の気に入ったものを短時間で見つけるという暴挙] にでることになってしまいました。手に入れたものが、日本でもっとお安く手に入る!とわかったら悔しいですよね~。でも、もう来てしまったのだからしょうがない。勘だけで動きます。見始めてすぐにシンプルなビーズのシュガートングを発見。スターリングシルバー(純銀・92.5%)の証である【歩くライオン】のホールマークを確認。【いかり】のマークはたしかバーミンガム産かシェフィールド産?店番の感じのよい老婦人に挨拶をしてお値段を尋ねると「£23」とのこと。1ポンド=233円として5,359円。この時点で私は買うことに決めましたが、マーケットを一回りしてからもう一度来ようと思ってその場を離れます。店じまいをはじめていた他のストールで一つ買い物をすませてからこの店に戻ってもう一度眺め、少しだけ値段交渉。「£20」(4,660円)と笑顔で言っていただけましたので、めでたくこのシュガートングは私の手元に。 純銀製シュガートング ホールマーク(刻印)右から二番目が【歩くライオン】Lion Passant。その左の【いかり】のマークはバーミンガム産でした初心者でも、この歩くライオンのマークが純銀製を表すことだけ知っているとアンティークマーケットがぐっと楽しくなります。(同じような形のものでも、銀めっきと純銀製ではお値段に大きな差が!)詳しい刻印の読み方は、英国で何種類も販売されている『ホールマークの解説書』にでています。純銀かどうか、産地はどこかの他には、製作者のイニシャル(またはどの工房で作られたか)、何年に作られたか等が書かれているのですが、年号については正確な解読は難しいようです。南青山の「英国骨董おおはら」の大原千晴氏・著の『食卓のアンティークシルバー』は私の愛読書です。透かし彫りの細工の美しい銀器他、たくさんの美しい写真とともにアンティークシルバーの楽しみ方が紹介されています。このシュガートングはお買い得なのか損をしたのか?どっち?と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅 13 ヴィクトリアンのシュガーニップス へ続く英仏11日かけ足の旅 11 アップル・クランブルを横目にコヴェント・ガーデンを駆け抜ける へ戻る英仏11日かけ足の旅 1 ヒースロー空港 テロ未遂事件 へ戻るロンドン パティスリー・ヴァレリーでベリーのタルトを (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.08.28
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8月7日(Mon) 午後 ロンドン ニール・ストリートのTHE TEA HOUSEで紅茶を手に入れた後は、駅の反対側のコヴェント・ガーデンへ向かいます。広場に近づくにつれ賑わいは増し、あちこちで見かける大道芸人たちの周りには人だかりが。 お店の前でストップモーションをする大道芸人 ジャグラーたちは色々な物を投げて受け止めたりして自慢の技を披露し、体中真っ白や銀色に塗った人たちはぴくりとも動かない彫像のまねをしています。それを見物人が近寄ってしげしげと眺め、小銭を投げ込んでいきます。時々形を変える以外は全く動かない、その忍耐強さは「アート」ですね。 Covent Gardenコヴェント・ガーデンの中にはアンティークの銀器や食器、アクセサリー、様々な雑貨を扱うストール(露店)が並ぶアップル・マーケットがあり、わくわくする雰囲気。何か掘り出し物がないかじっくり見たいところですが、とにかく時間がないので、ぐっとこらえて目的地に向かって駆け抜けます。 アップル・マーケットここは昔は青果市場で、映画「マイフェアレディ」のイライザ(花売り娘)が歌い踊った場所♪でもあります。コヴェント・ガーデン内には他に常設店として、レストラン、おもちゃ、カード、チョコレート、紅茶を扱うお店などなどたくさんの魅力的な小さいショップがひしめいています。通路のところにあるレストランで伝統のお菓子をみかけました。 アップル・クランブル £2.50クランブルは「こなごなに砕く」という意味。粉・砂糖・バター等をすりあわせて「そぼろ状」にしたものを、スライスしたリンゴの上にかけてオーブンで焼く、イギリスの家庭で作るデザートの定番。ここでは切り分けて食べるケーキの形にしていますね。アーモンドを加えたり、他の果物で作ったり、色々と応用がききます。コヴェント・ガーデンは楽しそう!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅 12 ジュビリー・マーケットで銀のシュガートングを へ続く英仏11日かけ足の旅1 ・ ヒースロー空港 へ戻るロンドン パティスリー・ヴァレリーでベリーのタルトを (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.08.27
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8月7日(Mon) ロンドン ナイツブリッジのパティスリー・ヴァレリーでベリーのタルトをいただいた後は、急ぎ地下鉄ピカデリー・ラインに乗り、5つ先のコヴェント・ガーデン駅へ。ロンドン市内の地下鉄は隣の駅との距離が近いので、あっという間に到着。駅を降りるとコヴェント・ガーデンとは反対側の路地ニール・ストリート(Neal St.)にあるTHE TEA HOUSEで少しだけ紅茶を選びます。このあたりはとても活気があり、自然食品やファッション関係、靴屋、カフェなどの小さいお店が並び、見て歩くのに楽しい道。 ニールス・ストリートのTHE TEA HOUSE 外壁工事中15 Neal St. Covent Garden WC2H 9PU020-7240-7539赤がアクセントカラーのこの小さなお店の一階で、種類が豊富な中国茶を眺め、紅茶の茶葉を選び、二階でティーポットや小物を見ます。大きめのティーポットを買おうかと思っていましたが、気に入ったものが見つからず断念。 THE TEA HOUSEの紅茶 赤い象のポットの絵のついた紙パッケージが可愛いニール・ストリート周辺を歩き回った後は、コヴェント・ガーデンへむかいます。英国といえばやっぱり紅茶!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅 11 アップル・クランブルを横目にコヴェント・ガーデンを駆け抜ける へ続く英仏11日かけ足の旅1 ・ ヒースロー空港 へ戻るロンドン パティスリー・ヴァレリーでベリーのタルトを (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.08.26
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8月7日(Mon) ロンドン 自然史博物館内での昼食後は、家族と別行動。わずか3時間15分の「自由時間」をどう使いましょう。速足で、ハロッズのあるナイツブリッジ駅方面へむかいます。両替商で日本円を少しポンドにかえ、以前にも入ったことのあるパティスリー・ヴァレリーへPatisserie Valerie215 Brompton Road, Knightbridge SW3 2EJ0207-823-9971 パティスリー・ヴァレリーのショーケースガラスごしなので写りが悪いですね。お店を覗き込んでいる人の足も写りこんでしまいました!Patisserie-ValerieのHPでは、左側のSpecialty Cakes や Wedding Cakesをクリックすると、ケーキの写真が見れます。パティスリー・ヴァレリーは、ベルギー生まれのマダム・ヴァレリーが大陸のお菓子をイギリスに紹介しようと1926年にFirth Streetに作った歴史あるお店です。1991年にできたこのナイツブリッジのお店は支店の中で最大で、奥に広く120席あります。落ち着いた内装で、予約も不要。一人でふらっと入っても大丈夫。笑顔で感じのいい店員さんが迎えてくれます。ケーキはもちろん、朝食、サラダ、パスタなど食事も楽しめて便利なお店です。ただ、周辺のお店同様に、夜はハロッズが閉まる頃と前後して7時には閉店してしまうのでご注意を。他にもロンドンにはコヴェントガーデン、ケンジントン、メリルボーン・ヴィレッジ、ソーホー、ベルグラヴィアに支店があります。 Patissrie Valerieここでタルトとカプチーノ(もう一つのブログに詳細が)を食べ、ほっと一息。もう一つケーキを注文したいところですが、旅行ではいつも食べたいものとお腹との戦いが…。他のケーキに心を残しつつ店を出て、途中ウィタード(紅茶屋さん)のsaleをちょこっとのぞき(ポンド高なので、かえって日本で買った方がお得かも?と思いながら)、ハロッズを横目で見つつ、地下鉄へ。今回はストリート・マーケットをじっくり見ている時間がとれないので、ここで何としてもアンティークのストールのある場所へ行こうと思っています。英国のケーキは焼き菓子ばかりじゃない!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅10 ・ コヴェント・ガーデンで紅茶を へ続く英仏11日かけ足の旅1 ・ ヒースロー空港 へ戻るロンドン パティスリー・ヴァレリーでベリーのタルトを (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.08.25
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8月7日(Mon) ロンドン 朝はのんびり過ごし、地下鉄で移動。ロンドン中心部(ゾーン1)内では一駅でも長距離でも、一回一律£3。今回は円に対して非常にポンド高なので、何を見ても物価が高く感じられます。1ポンド=約233円!隣の駅まで一駅乗って699円は高いですよね~。この日は朝9時半を過ぎていたのでワン・デイ・トラベルカード(オフピークチケット)を購入。一日中乗り放題で£4.90。このチケットでバスにも乗れます。これを買うにも(進みののろい)行列…。ロンドンではどこに行っても行列するので、キュー(queue=列になって待つ)という単語は覚えてしまいます。サウス・ケンジントン駅で降り、自然史博物館 Natural History Museum へ。混んでいる恐竜の展示は後回しにして、地球ギャラリーを見たらもうお昼の時間。 自然史博物館 カフェテリアでランチ混み始める前に入ったので、するするっと席につくことができました。(私たちが出る頃には入り口に大行列が!)この日のランチは、好きなものをとって、まとめてお会計をするカフェテリア方式。ドライドトマトとバジルのペンネ、チップス(フライドポテトのことです)とコーンの盛り合わせ、(写真にはありませんが)ツナサンドを適当につまみました。イタリアンはすっかり英国料理の中に溶け込んでいる気がしますね。色々なところでイタリア料理をみかけます。このペンネも茹で過ぎということもなく、美味でした。自然史博物館 カフェテリアのデザートここではデザートはパス。写真だけですが、博物館の中にいるということを一瞬忘れるようなモダンなディスプレイですね。チョコレートケーキや、アイシングがしっかりかかったパウンドケーキ系のお菓子は定番。 自然史博物館自然史博物館は、まるで大聖堂のような凝ったデザインの美しい建物。壁に想像上の(おかしな)動物の像がいくつもくっついていて、その表情にイギリス人のユーモアが感じられます。一つ一つ見ると面白いですよ~。昼食後は、家族と別行動。一人になると歩くスピードが倍の速さになります♪さて、私はどこに向かったのでしょう?英国人は、じゃがいもをよく食べる!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅9 ・ ナイツブリッジでケーキを へ続く英仏11日かけ足の旅1 ・ ヒースロー へ戻るロンドンの薔薇 セント・パンクラス駅近くで (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.08.24
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8月6日(Sun) ロンドン グリニッジ夕食にアッサリしたものが食べたくて立ち寄った英国伝統のパイ専門店 ゴッダーズ・パイハウスのショーケースには果物のパイも並んでいました。 Goddard's Pie Houseアップルパイ、チェリーパイ、ルバーブパイ、ブラックカラント&アップルパイ右側は子羊と野菜のコーニッシュパスティー以前から酸味が気に入っていて、日本ではなかなか目にする機会のないルバーブ(リュバーブ)のパイがある☆これはなんとしても食べたい! ※ ルバーブって何?という方は↓こちらを見て下さいね。 リュバーブ(大黄) フレッシュ 500g フランス産 ↓(今の時期は売り切れだと思いますが、参考に) 夕食用の牛挽肉のパイを注文した後に続けて頼むと、今度は「カスタ~ド?」と聞いてきます。カスタードクリームが添えてあってもいいかな、と思って “Yes, please.” とお願いした瞬間、さきほどのグレービーソースが頭をよぎり、もしや、と思うと同時に恐ろしいことが!ああああ~っ!大きなレードルからカスタードソースをざ~っとお皿にそそぐ店員さん。一瞬の後に ↓ のような状態に。 なぜ、そんなに大量にかける~??? ルバーブパイにカスタードソースがたっぷりさて、問題のこのデザートのお味は…ナイフとフォークで切り分けて、口に入れてまたびっくり!温かい!!後でショーケースの中を撮った写真をよく見ると、「HOT OR COLD」ってちゃんと書いてあるので、このパイは温めて食べる方だとわかるのですが、この時は、デザート=冷たいもの(しかも今は真夏ですし)という思い込みをブチ破られましたね~。温かいデザートと聞いて、とっさに思いつくのはグランマニエ酒でフランベするクレープ・シュゼットや、フルーツのグラタン、アプフェルシュトゥルーデル位でしたので。(あっ!冬には温めたアップルパイにアイスクリームを添えていただくこともありますね。落ち着いて考えればおかしいことはないのでしょうが)この時はとても意表をつかれて驚きました。温かいカスタードソース!(「熱々」、ではなくて「温かい」…)さてさてお味は…パイ皮は、挽肉の方と同じくショートクラスト・ペイストリー。温度に気をとられたので、生地自体が甘かったかどうかは全く記憶にありません。これが美味しい?かどうかは微妙。家庭の手づくりの味、おふくろの味、という感じでしょうか。素朴な食感で、日本でいういわゆるサクサクして何層にもなっている「パイ」とは全くの別物です。では、全体にすごく不味いかというとそうでもなくて、ルバーブの部分が実に美味。酸味がきいていて、嫌味がないインパクトのある甘酸っぱさ。おいしい~☆ルバーブパイ半割り 中には甘く煮たルバーブがぎっしり問題はカスタードソース。このお店のものは、私の記憶にある「英国伝統の家庭のカスタードソースの味」そのもの。甘さは甘すぎるということもなくほとんど気にならないのですが…要するに…とても粉っぽいソースです。うぅ~む。これは…。英国伝統のパイはデザートも温かい!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅8 ・ 自然史博物館カフェテリアのランチ へ進む英仏11日かけ足の旅6 ・ パイ専門店で英国伝統のパイを へ戻る英仏11日かけ足の旅1 ・ ヒースロー へ戻るロンドンの薔薇 セント・パンクラス駅近くで (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.08.23
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8月6日(Sun) ロンドン グリニッジカティーサーク号の美しさを堪能した後は、夕食を軽くすませましょうということになり、今回の旅で(朝食は別として)はじめての英国料理を。Goddard's Pie House の店頭 牛挽肉のパイ他45 Greenwich Church St. 020-8293-9313グリニッジの駅(Cutty Sark for Maritime Greenwich駅)から賑やかな通りに出てすぐ右に行くと、大通り沿いにこじんまりとしたパイ専門店が。ゴッダーズ・パイハウスの店頭に並ぶパイを見て、これならアッサリ食べられそうと思いお店の中へ。カウンターで注文して商品をうけとり、好きな席に座るカフェテリア形式の気楽なお店は賑わっていました。以前から挑戦してみたいと思っていた“庶民の味”「ジェリード・イール(ウナギの煮こごり)」がメニューにあったので頼もうとすると「パイではない(皿盛り)」とのこと。せっかくパイ専門店に来たからにはやっぱりパイを食べなくちゃと今回はパスして「伝統的な牛挽肉のパイ」を注文。「マ~ッシュ?(mash)」と聞かれ、一瞬マッシュルームかと思ったけれど、先に行った夫のお皿の上にマッシュポテトがこんもり乗っているのを見て、断りました。(デザートも食べようと思っていたので、食べすぎになるかな~、と考えて。後でこれは失敗だとわかります…)次に「ソ~ス?」(だか「グレービー?」だか忘れましたが)と聞かれ、せっかくだからかけてもらいましょう、と頼むと、うわっ!何故そんなにたくさん…と驚くほどなみなみとかけてくれて、見た目がシチューのように。 これは夫が注文したマッシュ(何故2つも?)つきの Traditional Home Made Minced Beef Pie前の晩にこってりイタリアンを食べたので、アッサリしたものがよかったのですが。味は、というと「う~む」…予想はしていましたが、《パイ》という言葉から連想するいわゆる何層にもなったサクサクのフィユタージュとは全くの別物で、少し噛み切りにくく食べた時にちょっと口の中に残る素朴なお味。おそらくショートクラスト・ペイストリーという、粉・塩・バター・水だけで作った簡単に仕込めるイギリス伝統のパイですね~。マッシュを添えてもらわなかったのが何故失敗かといいますと、具とソースの味が濃いので、しばらく食べていると辛く思えてくるからです。マッシュをつけながら食べると味がマイルドに感じられます。そして同時に、私はデザートのパイもいただきました。それはまた恐ろしいことに…つづきは次回。 グリニッジの町並みロンドンの他の町と同じく、パブの店頭をはじめ、町中にお花が飾られていました。夜6時半ですが、まだまだ明るく、日曜ということもあり人出も多かったです。英国伝統のパイのお味が知りたい!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅1 ・ ヒースロー へ戻る英仏11日かけ足の旅7 ・ デザートのルバーブのパイに驚く へ進むロンドンの薔薇 セント・パンクラス駅近くで (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.08.22
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8月6日(Sun) ロンドン グリニッジへ見たいところだけピックアップして大英博物館を3時間半位でまわり、心を残しながらも次の目的地グリニッジへ。お菓子の世界に関係するのは、Cutty Sark for Maritime Greenwich駅近くに展示されている帆船カティーサーク号。前々から見てみたいと思っていたので、3本マストの優雅な姿を目の当たりにして感激!カティーサークと聞くと「ウィスキー?」と思う人も多いかと思いますが、この美しい帆船はお菓子の友「紅茶」と大いに関係があり、その激動の歴史に心動かされます。 カティーサーク号紅茶といえば何といっても新鮮さが命。18世紀には原産地中国からアフリカの喜望峰経由でロンドンまで半年以上かけて運んでいましたが、19世紀中頃に登場した快速船ティー・クリッパー(紅茶を運ぶ帆船)によって90日ほどに短縮され、少しでも早く届いた紅茶に高値がつくようになります。新鮮な紅茶を手にいれようとする熱は高まり、どの船が最も速く新茶を運ぶか賭けが行われ、イギリス人がティー・クリッパーレースに熱狂する時代に突入しました。紅茶研究家の磯淵 猛氏の著書『紅茶画廊へようこそ』(扶桑社刊)の中に、【テムズ川沿いのレストランで賭けた船を待つ人々】の絵が載っていて当時の様子がわかります。そして1869年、“史上最速にして最も美しい船” カティーサーク号がティークリッパーとして華々しく登場。ところが…哀れなことにその直前にスエズ運河が開通。運河を通れば60日ほどで航海ができるようになったのですが、構造上、蒸気船でないと通行できないため、帆船の役目は終息に向かっていったのです。 カティーサーク号の絵が描かれたティーキャディー(英国製)カティーサーク号は1877年まではティークリッパーとして使われレースにも参加しましたが、その後はオーストラリアから羊毛を運ぶなど、様々な荷物を運搬するようになります。(没落した貴婦人というイメージが…)1895~1922年にはポルトガルに売却され、名前もFerreira号へ、そしてMaria do Amparo号へと変えられ、もしかするとそのまま異国の地で廃船となったかもしれません。運が強いことに、引退した帆船の船長Wilfred Dowman氏がカティーサーク号であることに気づいて当時の価値より高い£3,750で買い戻し、カティーサーク号はめでたくイギリスへ戻ることができました。その後テムズ大学→カティーサーク協会→グリニッジへと移り、1957年からは現在のように一般公開がなされています。カティーサーク号のHPには「現存する唯一のティークリッパー」「大航海時代の見本」と書かれ、その歴史も詳しく紹介されています。(船は[She]なのですね。)お菓子&紅茶好きの皆様、イギリスに行かれましたらぜひグリニッジでカティーサーク号をご覧になり、その数奇な運命に思いをはせて下さいね。カティーサーク号の激動の歴史に感激!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅6 ・ パイ専門店で英国伝統のパイを へつづくちなみにお酒のカティーサークはこちら。よく見ると、ラベルに帆船カティーサーク号の絵が描かれていますね。 カティーサーク 700ml 40度↓インテリア(完成品)のカティーサーク号には帆がはってあります。 帆船”カティサーク”↓自分で作る模型のカティーサーク号はこちら ウッディージョー 1/100 サーモピレー《Home》へ
2006.08.20
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8月6日(Sun) ロンドン カフェでお茶 (続き)大英博物館一階グレート・コートのカフェに並ぶスコーンやブラウニー、フルーツケーキなどに混ざって、ケーキに添えられた説明文の中で気になるものを発見。ざっとメモしたので正確ではないかもしれませんが、だいたいこんな文字が。 Traditional Demel Chocolate Cakeデーメル?これってもしやザッハトルテ?大英博物館 デーメルチョコレートケーキ朝11時からチョコレートケーキは重い…と思うまもなくトレイにのせていました。席でじっくり検討。2004年、ウィーンのデーメルで食べたザッハトルテの味の記憶は?結論からいってこれは(直輸入ではないのかもしれないけれど)、イギリス伝統のお菓子ではなく、やっぱりウィーン菓子(ザッハトルテ)ではないかと。“一切れが大きい”、“ホイップクリームが添えられていないので甘味を和らげることができず苦しい”、という点を除いても、かなりいい線をいっている気がしました。イギリスで最初に食べたケーキはウィーン菓子…。EUのおかげで新鮮な食材や美味しい料理がイギリスに気軽に入ってくるようになったとは聞いていましたが、ちょっと嬉しい驚きでしたね~。このケーキは、上がけのチョコの部分はカチカチではなくフォークですっと切れます。横にスライスされ、アプリコットジャムがはさんでありました。ザッハトルテにはアプリコットの酸味が実によくあいますよね。あれっ?…とするとやはりデーメルのではないかも?確か本家ホテルザッハのは真中をスライスしてジャムをはさみ、デーメルのはコーティングしてあるチョコのすぐ下の部分だけにジャムが塗ってあったはず。ケーキの上には、ウィーンではホテルザッハは○、デーメルのは△のチョコプレートがのっているけれど、これには何ものっていない。…謎は深まる…。でも深く追求せず、ここは「大英博物館でデーメルのウィーン菓子を食べた」と記憶しましょう。詳しくご存知の方は、ぜひコメントしてお教え下さいね~。大英博物館 グレート・コートカフェの席から上を見上げると、広々とした空間が。ロンドンに美味しいケーキがありそう!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅5 ・ 紅茶とカティーサーク号 へつづく《Home》へ
2006.08.19
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8月6日(Sun) ロンドン 朝はゆっくり起きて大英博物館へホテルから歩いて行ったので、11時すぎに着いてすぐ一階のカフェでお茶を。 大英博物館 グレート・コートのカフェに並ぶケーキイギリスではいちごの旬は夏。今、まさにベリー類が美味しい!お茶ができるところでは、スコーンを必ず見かけますねマジパンのニンジンがのっているケーキは一切れが大きい!アイシングたっぷり正面入り口を入ってまっすぐ進むと以前は何もなかった(?)スペースにガラスの天井がついて、広々とした明るい大空間グレート・コートが出現。中心の円柱状の建物の二階はレストラン、一階はミュージアムショップと壁一面の本が目をひく図書室。そしてその外側の吹き抜けになっている部分の二ヶ所にオープンカフェが。カフェテリア方式で、好きなものをとってレジへ進みます。そこで私が選んだケーキは…英仏11日かけ足の旅4 ・ 英国で最初に食べたお菓子 へつづくロンドンに美味しいものがありそう!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 《Home》へ
2006.08.18
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本当は「旅行ブログ」として別に新しく作る方がいいのでしょうけれど、余裕がないのでしばらくこのブログに旅行記を書いてしまいます。初めてここにいらして下さって、「お菓子作りの道具と材料」というタイトルと違う!と思われた方、ごめんなさい。9月からはもとのブログにもどしますがしばらくはロンドン・パリ(食)日記におつきあい下さいね。滞在中に食べたもの、お菓子の写真などを中心に2006年夏の様子をお伝えしますね~。8月5日(Sat) ロンドン着 16時頃機内でトム・クルーズの映画「ミッション・インポッシブル3」をみて、あまり眠らないで来てしまった…。ホテルに着いて町を少し歩いたらもう夕食の時間。ピカデリーサーカスの裏(ソーホー)でイタリアンのお店に入りました。The Little Cottage カネロニ31 Great Windmill St. London W1D 7LP TEL 020 7734 4956Open 7days a week 12noon~11:15p.m.機内食を食べ続け、運動もしていないのでお腹はいっぱい、でも食べたい!見た瞬間、「うわっ!多い」と思ったのですが、ソースといい肉の詰まったカネロニの食感といい、レベルが高くいいお店でした。一口食べたら止まらなくなりましたね~。ちょっとお味見したさっぱり系リゾットも、固めだけれど芯が残っているわけではない絶妙の食感。(満腹でデザートが頼めなかったのが本当に残念!)イギリスは美味しい。(林望氏の本『イギリスはおいしい』ではありませんが、この先何度も出てくる言葉です)壁にはずらっと舞台のスターたちの写真やお店の従業員の似顔絵が飾られ、古くからの歴史が感じられる落ち着いた雰囲気でした。1961年創業とのこと。(何故従業員の絵とわかったかというと、コショウをふっている人やワインを運ぶ人など、仕事中の様子がコミカルに描かれているから。)このあたりからレスタースクエアにかけては小劇場が多く、観劇の前後に寄るのに便利なお店がたくさんあります。夜遅くまでとても賑やかな地域。荷物には注意していますが、家族で普通に歩いている分には危険は感じられませんでした。お店の近くではミュージカル「ガイズ&ドールズ」をやっていました。 ロンドンに美味しいものがありそう!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅3 ・ 大英博物館のお菓子 へ《Home》へ 林 望 イギリスはおいしい(2)
2006.08.17
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昨晩ロンドンから無事帰国しました☆8月10日に航空機を狙った爆破テロ未遂事件が起こり、そのため私たちが出発する8月14日のヒースロー空港の警備は最高レベルに近くて、チェックインの時に「何事???」と思うような目にあいました。事件は、英国からアメリカへ向かう複数の航空機を狙ったもので、機内に手荷物として持ち込んだ液状の物質を組み合わせて爆破させるテロ計画を企てたとして、容疑者21人が逮捕されたというものです。テロ対策部門と治安当局の捜査により、テロは未遂に終わりました。…という話は後から飛行機の中で見たニュースで初めて知ったもので、旅行中はBBCのニュースも何も見ていなかったため、ヒースローではわけがわからず、配られた透明ビニール袋と持ち込み品の制限を聞いて唖然。機内に持ち込めるのは、透明ビニール袋に入れた貴重品他ごくわずかの物だけ。バッグもメガネケースもコンタクトレンズの洗浄液も、許可された物以外は全てダンボールに詰め預けなければなりませんでした。パソコンはOKになったと聞きました。(特に飲み物は没収され、液体類は厳しくチェックされていました。)靴まで脱いでビニール袋とともにX線検査。大行列ができ、ごったがえす空港と、その警戒ぶりのものものしさに驚きました。免税店でお買い物をする時間がほとんどなかった…などとのんきなことを言っている場合ではありませんね。テロの脅威というのは「平和な」日本にいる限りなかなか身近に感じられないのですが、ロンドンで昨年のテロで爆破された駅などを実際に見ると、犠牲になられた一般市民の方々のことを思い胸が痛みます。機内での多少の不自由はがまんしても、テロ対策を徹底的にする方が安心できます。でも、できれば無差別テロそのものがこの世からなくなってほしいと心から願います。この夏ロンドンに行かれる方は、お早めにヒースローへ行かれることをお薦めします。 パリ フォション(マドレーヌ寺院そば)パリでは一日しか時間がとれず、フォションも前を駆け抜けただけ。かなり慌しい旅の様子は、また。ロンドン・パリの旅おつかれさま!と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 英仏11日かけ足の旅2 ・ ピカデリーサーカス周辺でイタリア料理 へロンドンの印象 (もう一つのブログ) へ《Home》へ
2006.08.16
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