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今年最初のお菓子教室は、お抹茶と黒豆を使ったパウンドケーキのようなものを、という生徒さんからのリクエストで、『テ・ヴェール』をお教えしました。これはパウンドケーキとはちょっと違った配合。食感はふんわりではなく、むっちりモッチリしっとり系。かみしめると味わい深い~見た目より「濃い」ケークです。 th?=お茶 vert=緑色1月のお菓子教室 お抹茶と黒豆のケーク『テ・ヴェール』 少し火の通りにくい生地ですので、浅い型、もしくはスリム型がおすすめ。味が濃いので薄めに切っていただくようにしています。こんなに薄くて小さいのに、インパクトの強いお菓子です☆ お抹茶は、「お稽古用抹茶」を使うこともありますが、今回はいただきもので風味が落ちないように冷凍していた宇治抹茶を贅沢に使用。色も香りもはっきりし、リッチな気分に。 お抹茶と黒豆のケーク『テ・ヴェール』今回は、長さ23cmのスリムパウンド型を2本使用。 深型スリムパウンド型 ピーターラビットのフィギュア(英国で購入) 今年はうさぎ年ですので、ピーターラビットに登場してもらいました。デジイチで近づいてパチリ。見ているようでいて、いつもは細かいところまでは見ていないものですね。ちょこんと揃った手(前足?)が可愛い♪と、写真を見て初めて気づきました。 黒豆はケークに合う☆ と思われたら↓を押して応援して下さいね♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeニフティ スイーツ部 ガレットの先取り!スイーツ情報局 へ食べログへ
2011.01.19
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ビスキュイ・ア・ラ・キュイエールを細く絞って焼いたものを周りに貼り、濃厚なバニラクリームの中に苺をたっぷりと埋め込んだ苺のシャルロット(シャルロット・オ・フレーズ)は、飾り方次第でできあがりの印象ががらっと変わるところが面白くて気に入っています。 今日は今年のお菓子教室最終日。無事に一年を終え、今はほっとする充実の時間です。シャルロットは、デコレーションによってはクリスマスケーキにもなり、新春のお菓子にもなります。 12月のお菓子教室 『苺のシャルロット』 今日の写真はデジイチで撮影。来年はもっと使いこなせるようにマニュアルを読みこなさなくては☆12月のお菓子教室 少しずらして重ねて、花びらのように生徒さんのアイデアで、中心の苺をお花のように ビスキュイも、斜めに絞ったり、縦にまっすぐ絞ったり。 生クリームを絞れば、クラシックなデザインに 以前、生徒さんからいただいた大切なミントの苗を枯らしてしまいましたここでミントがあれば、少し緑が加わっていい感じになったのに、残念です~。※クリスマスアントルメの記事を描くはずが、予告と違う内容になってしまいました!ごめんなさい。苺のお菓子は華やかでいいですね☆ と思われたら↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeニフティ スイーツ部 ガレットの先取り!スイーツ情報局 へ食べログへ
2010.12.27
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生徒さんのリクエストがあり、12月のお菓子教室でチョコレートクリスマスケーキを作りました ご希望は、「ふんわりした生地で、ナッツなどでガリボリしていなくて、シンプルにチョコレートクリームだけと組み合わせてあるもの」。そういう時は、クラシックレシピをよみがえらせます。2010年12月のお菓子教室 『ショコラレジェール』 レジェールは“軽い”という意味。ふんわり生地3枚とガナッシュを重ねた本当にシンプルな構成。 上の飾り模様はシュガーデコレーションの手法のコーネリーワーク。トレーシングペーパーでコルネを作り、一筆書きで重ならないように不規則に細く絞りだします。繊細に絞るとレースのように見え、きれいですよ~。 この写真のケーキは、生徒さんに描いていただいたもの。上に飾るオーナメントを選んで完成。本当に簡単に作れる嬉しいケーキです☆ トレーシングペーパー 12月のお菓子教室 帰宅された生徒さんから、リクエスト通りのものが教えていただけて嬉しかった♪という内容の喜びのメールが届きました。ご家族の好みにぴったりあったと伺い、ほっとします。 最近のスイーツ界ではムース系が中心となったケーキが主流ですが、ふんわり生地とクリームの組合せを好む方も多いですね。どちらのタイプも作れるようにしておきたいと思います。 メリー・クリスマス~! と思われたら↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeニフティ スイーツ部 ガレットの先取り!スイーツ情報局 へ食べログへ
2010.12.25
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12月のお菓子教室、一つはクリスマスプディングをお教えしました 英国伝統のクリスマスのデザートで、ドライフルーツがたっぷりで牛脂が入ります。日本人には想像しにくいお味ですねー。ねっとり。小さくカットして温かいうちにいただきます。12月のお菓子教室 『クリスマスプディング』ほか 普通はシャルロット型などで作りますが、クグロフ型で作っても形がしっかり出るので気にいっています♪デジイチで撮影 ↓↑ 『クリスマスプディング』 デジイチ、苦戦中! ↑ テーブルクロスの色に影響されているのか、なぜか全体に赤みが強い色合いで写ってしまいました。どこかを調整しなければいけなかったですね。またマニュアルと格闘~。 ↓ここから下は今までのコンパクトデジカメで撮影 ゆでる前、型に詰めたクリスマスプディング 一か月くらい前から仕込み、熟成させ、当日朝から2時間かけて茹でます。たっぷりのバターソースで温めて、最後にパッと火をつけてフランベ 冷めると牛脂が白い脂の塊に戻ってしまいますので、温かいうちにいただくのが鉄則です☆ ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ KUSUMITEA(クスミティ) 今日いただいたお茶は、フランスの高級茶で有名なクスミティの、クリスマスにちなんだ紅茶『ロアマージュ(Th? des Rois Mages)』。缶のふたを開けると、ぱ~っとスパイスの香りが広がり、異国風の香りに包まれます。強いスパイスの香りで、クリスマス市の体が温まるホットワインを連想しました。 Rois Mages = 東方の三博士イエスの誕生は12月25日(クリスマス)。星に導かれて東方の三博士がイエスのもとを訪れ、イエスの誕生を公にしたと言われる1月6日は、エピファニー(?piphanie 公現節)とよばれ、盛大に祝われます。ガレット・デ・ロワはエピファニーのお菓子として有名ですね。 紅茶の名前は、その由来を知ると面白いですね。このロアマージュは、中国茶にオレンジ、アーモンド、薔薇、バニラ、エピス(スパイス)の香りづけがされています。茶葉に混ざって、砕いたアーモンドが見えます。 缶にはロブションのシールが。六本木などで購入できるのでは、と思います。ブロ友の家族で眼鏡さん、素敵な紅茶をごちそうさまでした♪ お稽古の時にいただきました☆ もうすぐクリスマス~! と思われたら↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeニフティ スイーツ部 ガレットの先取り!スイーツ情報局 へ食べログへ
2010.12.20
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11月のお菓子教室 今田美奈子分室コースでは、クラシックな配合のマドレーヌと、りんごを使った細長いパイをお教えしました。さらにもう1品、12月のクリスマスプディングの仕込みもしますので、無駄なく動くため頭を使います。 11月のお菓子教室 今田美奈子分室コース 基礎科 『アリュメット・オ・ポンム』『マドレーヌ』 マドレーヌシェル型 マドレーヌシェル(ほたて貝)型 「マドレーヌ型」と検索すると、昔ながらのものもありますね。この形↓をマドレーヌとよぶのは日本独特で、通常はマドレーヌといえばシェル型で作られます。 ホタテ型でも焼いてみました。ぷっくりコロンとした形が可愛らしくて、気に入って使っています♪おけいこの後のティータイムには、りんご入りの紅茶を。 ハース&ハースの『アプフェルシュトゥルーデル』 フレーバーティーです。 りんごを薄い生地で巻きこんで焼いたウィーンの銘菓アプフェルシュトゥルーデルをイメージした紅茶で、りんご、レーズン、アーモンドが入っています。袋を開けた瞬間からふわ~っとただよう香りが鼻をくすぐり、その甘く優雅な香りは、なんとなく冬を連想させます。 りんごのお菓子が美味しい季節になってきました☆ と思われたら↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeニフティ スイーツ部 ガレットの先取り!スイーツ情報局 へ食べログへ
2010.11.30
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11月のお菓子教室は、クリスマスケーキにも使える栗を使ったアントルメをお教えしました。レトロなデザインです。11月のお菓子教室 『ガトー・オ・マロン』 現代的に作るなら、生地を一枚にしてセンターにカシスのジュレをいれたり、バニラのブリュレを冷凍しておいたものをはさみたいところ。生徒さんの中には、お菓子作りをはじめたばかりの方もいらっしゃるので、今回は配合はできるだけシンプルに、工程も少なく。 上の飾りも、最も簡単に削りチョコにすると見た目が昔風になりますね。スソはチョコレートではなくケーキクラム。洋栗のマロンペーストには、王道のラム酒の組合せ。少しお酒をきかせた大人味に仕上げています。中には手が痛くなるほど皮向きに苦戦して作った熊本産和栗の渋皮煮もいれていますが、これはどちらかというとおまけっぽく、今回は洋栗の方がメイン。 熊本産和栗の渋皮煮 「TOKYO SINGAPOLE」の茶葉 作った後はおしゃべりを楽しむティータイム 色々ある茶葉の中から生徒さんに選んでもらい、お茶をいれます。この日のお茶の一つは、TWG Tea の「TOKYO SINGAPOLE」。 水色(すいしょく)は緑茶ベースの淡い緑色。緑茶に柑橘系の香りが着香され、花びらも入り、異国風の香りを楽しみます。栗と緑茶の組合せはグッド。 このお教室の後、夜には表参道ヒルズで開催中の「東京スイーツコレクション」へ。KEITA MARUYAMA TOKYO PARISとパティシエのコラボスイーツファッションショー、最先端のお菓子、パティシエたちのパフォーマンスを堪能♪その記事、急いでまとめますね☆今の時期に栗のお菓子はいいですね☆ と思われたら↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeニフティ スイーツ部 ガレットの先取り!スイーツ情報局 へ食べログへ
2010.11.13
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10月のお菓子教室では、坊ちゃんかぼちゃをくり抜いて生地を流して焼いた『パンプキンボンボン』をお教えしました。 おやつに作ったのは、先日広尾 ラ・プレシューズの厨房での「モンブランアントルメ講習」の余りで、持ち帰った和栗ペーストを使って作ったモンブラン♪私の中では日本一大好きな味・香りの和栗のモンブランです。(日経の今週の3つ星スイーツにも選ばれていましたね) 10月のお菓子教室 少し日がたっていましたので、栗ペーストを絞れる硬さに調節するのにてこずりましたが、生徒さんたちには喜んでいただけました☆(ペーストが硬いまま急いで無理やり絞ると、うにょうにょんと波波になってしまいます。「ラ・プレシューズの絞りと全然違う!」とお叱りのコメントが飛んできますね。わ~!ごめんなさいっ。ラ・プレシューズ講習のお話は、また後日) 参考:2007年、モンブランアントルメ食べ比べ会に参加した時のラ・プレシューズのモンブランの記事はこちら 『パンプキンボンボン』 同じ生地でも、かぼちゃに直接流し込んで焼いたものと、パウンド型で焼いたものとでは食感が変わるのが面白い。直接流して焼いた方は、緑色の皮ごといただくことができますよ~。 坊ちゃんかぼちゃは、手のひらサイズの直径約10cmくらいの可愛いかぼちゃ ☆ 坊ちゃんかぼちゃラ・プレシューズ 山川シェフの著書 永遠のクラシック菓子秋は芋・栗・かぼちゃスイーツが美味しい♪と思われたら↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeニフティ スイーツ部 ガレットの先取り!スイーツ情報局 へ食べログへ
2010.10.19
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9月の焼き菓子教室ではガトー・ショコラ・ド・ナンシーをお教えしました。ぐっと涼しくなってきたこの頃、オーブンが長時間動いていても苦になりません。(この夏は、本当に暑かったですね)ガトーショコラ・ド・ナンシー ガトーショコラ・ド・ナンシーは、フランス、ロレーヌ地方の都市ナンシーの家庭に伝わるお菓子。パティスリーで売られるお菓子ではなく、自宅で簡単に作るもののようです。でも、とっても美味しいんですよ♪♪♪ガトーショコラよりもしっとり。アーモンドたっぷりの風味のよい焼き菓子です。焼きあがってすぐは少しボケボケした感じですので、3日位置いてからの方が全体が馴染んで美味しくなる気がします。 『ガトー・ショコラ・ド・ナンシー』 別の日に同じ内容のレッスンをしたものですが、ケーキ型やお皿、クロスが変わると、かなり違った雰囲気にみえますね♪丸型も、変形リング型も、花びらのような三段ねじれ型も、内容は全て同じです。 ナンシーといえば…放置しっぱなしになっていて、続きを早く書いて!と言われまくっているこの6月のオーストリア・フランス 14日間「地方菓子を巡る鉄道の旅」 で、まだ全然書いていない部分ですが…(名産品は、ミラベル、ベルガモットキャンディーなど)ナンシー スタニスラス広場 アール・ヌーボーの街ナンシー。ところが、中心部のスタニスラス広場だけは、同じ曲線でもロココの宮廷風。金色の派手な装飾に覆われています。すごくきれいな広場です。ナンシー美術館地下 ドームのガラス工芸の展示 広場に面して建つナンシー美術館。ガラス工芸品の質の高さと色の美しさ、数の多さにしばらく足がとまります。フランスの地方菓子に興味深々☆ と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeオーストリア・フランス 14日間「地方菓子を巡る鉄道の旅」もくじ へ真夏の韓国旅日記 もくじ(完結) へ
2010.09.28
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9月のお菓子教室ではガレットブルトンヌをお教えしました。猛暑の頃はオーブンに近付く気にもなりませんでしたが、少し涼しくなってくると、がぜん焼き菓子が作りたくなります。『ガレットブルトンヌ』 厚みがあるガレットブルトンヌは、フランス、ブルターニュ地方の銘菓で、パリッと割れるクッキーとは食感が別物。ほろっ、と崩れるもろさが特徴。家庭でもとびきり美味しく作れますので、お気に入りの一品です。甘さの中の塩味がポイント。今回も、ゲランドの塩(フルール・ド・セル)を使いました。 9月のお菓子教室 初めていらして下さった方とでも、美味しいお菓子を前にすると話がはずみます☆最近、ブログやお菓子レポート書きに夢中になっりかなりの時間を費やしていますが、生徒さんたちと触れ合うことのできるお菓子教室は別の意味で大切なリフレッシュの時間♪久しぶりにのんびりしました。 おまけとして、お土産にいただいたドイツのチョコレートをお出ししました。Leysieffer のチョコレート Leysieffer …。ライジーファー、ライズィーファー?ドイツ語の発音は難しいです。1909年創業の、ドイツのチョコレート屋さん。膨大な種類の板チョコで有名で、ドイツの町や空港に何店舗もあります。 ざらっとしたお砂糖がついているボール状のチョコは、触ると柔らかい!?なんと中にはミルクチョコレートのフレッシュクリームが入っていました。これは貴重な。ドイツのチョコレート。今まで情報が少なく、あまり意識していませんでしたが、ちょっと興味が湧いてきました。 日本では日本橋浜町にカフェがあったようですが、その電話番号は今は全く違う人のものになっており、現在もカフェが継続中かどうかは調べきれませんでした。(ご存じの方、いらっしゃいましたらコメント下さいね)やっと秋の気配が… と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Homeオーストリア・フランス 14日間「地方菓子を巡る鉄道の旅」もくじ へ真夏の韓国旅日記 もくじ(完結) へ
2010.09.18
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手土産に持っていきやすい焼き菓子を2品、という生徒さんからのリクエストで、『ガレットブルトンヌ』と『ウィークエンド』をお教えしました。ガレットブルトンヌの方にはゲランドのフルール・ド・セルを使い、ウィークエンドには愛媛産のレモンを。どちらもシンプルなお菓子なだけに、素材選びが大切です☆2010年 5月31日 5月のお菓子教室 焼き菓子2品『ウィークエンド』 愛媛産レモンを使って 『ガレットブルトンヌ』 『ウィークエンド』 ガレットブルトンヌは、クッキーのようにばりっと硬くはなく、厚みがありホロッとした口あたりでが気の一品。アクセントの塩がきいています。 5月のお菓子教室 庭の薔薇を少しだけ切って飾ります2010年 5月31日 ピエール・ド・ロンサール 満開♪ダージリン ファーストフラッシュ ジャンパナ茶園 あわせたお茶は、先日友人からいただいたダージリンの初摘み、ジャンパナ茶園のファーストフラッシュを。淡い色合い、香り高いけれど浅い感じの味わいは、今の季節のものです。薔薇がきれい♪と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home食べログへ
2010.06.03
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5月のお菓子教室は緑の美しい季節。マーガレットのお花の焼き菓子『マルグリット』を作りました。センターにはマジパンを黄色く色づけしたものをのせます。アーモンドの香りが強く、焼き立てでもしっとりと美味しいお菓子です♪2010年5月17日 今田美奈子食卓芸術サロン分室コース 基礎科5月 『マルグリット』 基礎科5月 『マルグリット』と『ババロワ バニーユ』 いつも一番最初に咲きはじめるのは、きまって深紅の大輪の薔薇。名前がわかりません。薔薇の赤にあわせて、お茶はオーガニックのローズヒップティーを。ハイビスカスとレモングラス入りでさわやかな酸味が気に入っています。ビタミンCたっぷり~* マルグリットマルグリット 花びら二つ分をカットすると細長ハート型にお花の形のケーキは可愛い♪と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home食べログへ
2010.05.25
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生徒さんのリクエスト「手土産に持ち運びやすい焼き菓子を」ということで、今日のお菓子教室ではプルーンのタルトとフィナンシェを。タルトは小さめに作り、カラ焼きなしの簡単タイプに。4月のお菓子教室 『プルーンのタルト』『フィナンシェ』 焼き菓子がシンプルなので、リネンを派手に。器はリモージュのカジュアルラインの白で揃えます。フチの地模様が気にいっています☆ 2010年4月27日 4月のお菓子教室 プルーンのタルト φ17cm どちらも家にある材料を使ってちゃちゃっと作ることができますので、お教えしやすい組合せでした。特にフィナンシェは卵白消化ができる優れものです♪ 焼き菓子大好き☆と思われたら↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home食べログへ
2010.04.27
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今日のお菓子教室は、生徒さんからのリクエストでドライイチジクの焼き菓子2種。白いちじくと黒いちじくを使い分けます。手土産に最適 深みのある味わいが好評で、意外と簡単に作れるため、お教室むけのお菓子です。2010年3月17日 3月のお菓子教室 いちじくの焼き菓子2種 焼き菓子2種類 『いちじくのクグロフ』『いちじくのクグロフ』 生徒さんにカットしてもらいました。クグロフ型の溝に沿ってナナメにカット。この切り方は斬新!自分で切る時は、模様に関係なくまっすぐに切っていました。こうして切ると断面が大きく、いちじくがゴロゴロと入っている様子がよく見えていいですね~。面白い切り方です。並べると、流れるような動きがでました。 マーブルのクグロフを私が切ると こんな感じ クグロフに使用したのは、トルコ産・大粒の白いちじく。たっぷりのラム酒で香り付けを。 白いちじく 黒いちじく 『キャラメルフィグノワール』 キャラメルフィグノワールは、先にキャラメルを作り、刻んだアメリカ産・黒いちじく(ブラックミッション種)と混ぜます。濃厚なお味ですので、もう少し薄くカットしてもいいかも。 いちじくは、すべての植物の中でカルシウム量、鉄分、マグネシウム、カリウムを最も多く含むそうです。もともとプチプチとした食感が好きで、よく食べています。生のいちじくはあまり得意でないのですが、ドライになると大丈夫。焼き菓子2種 白い食器は、先日衝動買いしてしまった普段使いのリモージュ焼き。ちょっとぽこぽこっと浮き出た模様が可愛らしい、クラシックなデザインです 今日のお茶は、オーガニックのローズヒップティー。鮮やかな赤い色がとってもきれい。♪茶葉にたっぷりローズヒップが入っていて、みるからに健康的ですね~。ビタミンがたっぷりとれそうな気がします。Salon de Uvaのローズヒップティーの茶葉 ローズヒップティー この酸味が、またなんともさわやか☆美肌と疲労回復にバッチリですね。焼き菓子もイチジクも大好き♪ と思われたら ↓を押して応援して下さいね。 いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.03.17
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ウィーン菓子『マルモアグーゲルフプフ』(マーブルのクグロフ)を作りました。白い生地と黒い生地が美しく段々に見えるように作るのにはちょっとしたコツがあります。その方法を知って、お教室にいらした生徒さんが驚かれる顔を見るのが楽しみ☆2010年3月8日 『マルモアグーゲルフプフ』Marmorgugelhupf この日の器は、母の手描き(ポーセリンアート)。寒々とした季節ですが、スカッとした青空が見たい、と思ってこの色に。クグロフの上には粉糖をふり、雪景色。 『マルモアグーゲルフプフ』(マーブルのクグロフ) 今回作ったクグロフは、ぎゅっと生地が詰まった少しサックリした食感。こういった焼き菓子に関しては、ふわふわよりも、このタイプの方が好きです。 おけいこの後のティータイムは、ゆったりと… 3月のお菓子は、苺を使った春らしいものと、雪をイメージした冬の終わりと、ちょうど境目なのでどちらも作ります。 …もっとウィーン菓子が食べたくなってきましたクグロフは模様がきれいに出るから好き♪ と思われたら ↓を押して応援して下さいね。 いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.03.11
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「30分で作れるデザート」というと、家庭で作るお菓子の中では簡単な方ですね。ところが、レストランで注文してから30分待たないと出てこないデザートとなると、なんだか手がこんだものが登場するような気になってきます。不思議な時間の感覚。今日ご紹介するのは、シンプルなオーストリアのデザートです。『ザルツブルガーノッケルン』 Salzburgernockern アップしそびれていた 1月のお菓子教室では、生徒さんのリクエストで、オーストリアの古都ザルツブルクに伝わるスフレのようなデザート『ザルツブルガーノッケルン』を作りました。 nockern=かたまり、(方言で)山 本当はオーバル(楕円)の耐熱皿があれば、そちらの方が、ザルツブルクから見えるアルプスの山々を模して作ったというこの形が一段と生きてくるかと思いますが、今回は家にある丸皿で代用。こんな感じの楕円のお皿を使った方が山並みの雰囲気が出ます。 マトファー オーバルグラタン皿 『ザルツブルガーノッケルン』試作は2山 一人分一皿は1山 1月のお菓子教室 2010年 1月20日 試作の時に少し火が入りすぎていたのを調整。浅く仕上げます。あっという間にしぼんでしまうので、食べるのが忙しい先にお皿にソースを敷いて準備しておきます。食感は、ふわふわ~。素朴な味わいです☆ 作り置きができないため、デザートとして家庭で出すとすると、作るタイミングが難しいですね。パレットナイフでこんもりと山の形に整えてオーブンへ。粉糖が山にかかる粉雪のよう。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ ソースは、本当はリンゴンベリー(コケモモ)のジャムを使いたいところでしたが、今回はソースに酸味のあるベリーをと思い、以前作っておいたハスカップのコンフィチュールを利用。 ハスカップ ハスカップというのは、ブルーベリーに似た小さな紫色の粒状の果物で、まん丸ではなく少しとんがった楕円形。夏のフルーツです。北海道の親戚から送ってもらったという貴重な品を、友人が譲ってくれました。いただいた時にパッと見て、てっきりブルーベリーだと思いこんでしまいました!北海道のブルーベリーは形が丸くないのね~と、のんきに考えていましたが、後になってそれがハスカップという全く違う種類のものだと知って赤面。形に違和感を覚えた時に、ちゃんと調べてみるべきでした。 ダルボ リンゴンベリージャム 原産国:オーストリア ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 最初にザルツブルガーノッケルンをいただいたのは、溜池山王のオーストリア料理マイスターのお店カー・ウント・カーで。5人で特注しましたので、山が5つ作られていたことと、そのあまりにも飾り気のない姿に大いに驚きました。 いつかは、本場ザルツブルクで食べてみたいですねー。見た目は地味だけれど実は美味しいお菓子が好き♪ と思われたら ↓を押して応援して下さいね。 いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.03.02
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チョコレートの“金塊”という豪勢な名がついたケーキを、2月のお菓子教室でお教えしました。バレンタインデーが終わった後でも、寒い時期にはいつでも食べたいこってりとしたチョコレートケーキ。といっても、濃厚になりすぎないように調整していますので、一切れ食べるともうひとつ食べたくなる困ったお菓子です家に一本あると危険!『ランゴー・オ・ショコラ』 ショコラ生地を前日に焼いておけば、見た目に反してびっくりするほど簡単に作れる嬉しいレシピ。お教室向きですね。作りたてすぐよりも、少しお酒がなじんだくらいが食べごろ♪ 『ランゴー・オ・ショコラ』 lingot(ランゴー)=地金、鋳型の形のままの金属(鋳塊)正確には、lingot d'or(ランゴー・ドール)が「金塊」 (or=金)英語では、ingot(インゴット)=鋳塊 「金の延べ棒のような形のチョコレートケーキ」2月のお菓子教室 2010年 2月24日 なんとなくバレンタインのイメージをひきずって、ピンク色を基調に。派手なピンクの花柄のお皿は、ロイヤルアルバートのレディーカーライルのシリーズもの。日本ではお手頃価格ラインとして気軽に販売されていましたが、私はこの食器には少々思い入れが。 アガサ・クリスティのミス・マープルシリーズ「バートラムホテルにて」の英国制作のTVドラマ?の冒頭で、実に英国らしい雰囲気のホテルで優雅にアフタヌーンティーを楽しむシーンがあり、この器が使われていたのです。その時からお気に入りになり、いくつか集めました。残念ながら、今は廃番となってしまったようですが…。 英国人は花柄の壁紙に花柄のソファーをあわせたり、難しい柄同士をあわせたりと、難しいインテリアがけばけばしくならない秀逸なセンスを持ち合わせているといつも感心しています。柄と柄を重ねるのは難しい!花柄の食器も、他のものとあわせて実に上手に使われますね。 ロイヤルアルバート ミス・マープル [完全版] 2 バートラム・ホテルにて 英国の器には、英国のセンターピースを。陶器のお人形は、ロイヤルドルトンの「ダイアナ」。お人形一つ一つに名前がつけられているのも素敵です。 2月のお菓子教室 生徒さんからいただいたチョコレート ちょっと面白い工夫のある手作りチョコレートと、乳化剤を使わずに長時間かけて伝統製法で作るという珍しいスイスの『Winter』というタブレットをいただきましたこちらはスパイス入り。じっくり楽しんでいただきま~す。パッケージもとっても素敵♪蜂屋柿スイーツを下さった生徒さんとは、別のかたです。 この後は、お話が弾み、長~いまったりとしたティータイムに。 生徒さんが、お稽古の様子をさっそくアップして下さいました。3月は、イースターにちなんだお菓子を作る予定です☆金塊という名のゴージャスなチョコレートケーキ♪ と思われたら ↓を押して応援して下さいね。 いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.03.01
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パイ生地にアーモンドクリームを入れ、丸く平らに焼き上げたガレット・デ・ロワは、1月6日 キリスト教のエピファニー(公現節)のお祝いの時に食べられるものでした。 現在のフランスでは、クリスマスが終わるとすぐにお菓子屋さんもパン屋さんもこれを焼き始め、1月下旬まで店頭に並びます。フランス人にとってガレット・デ・ロワは、「お正月のお菓子」といった意味合いを持つのでしょうか。 Galette des Rois =(直訳すると)「王様のお菓子」 Epiphanie = 東方の三博士がベツレヘムにキリストを訪ね、その誕生を公に知らせた日。それを ご公現(神が公に現われる)とし、お祝いする12月・1月のお菓子教室 ガレット・デ・ロワ 12月と1月のお菓子教室では、このパイを作っています。フィユタージュはバターを包み込む通常の方式で作ります。折っては休ませ、折っては休ませと、かなり時間がかかるので、事前に差し替え用をいくつか用意しなければなりません~お教室準備としてはけっこう大変ですが、自分で作るパイ生地を覚えるといろいろ使えて便利ですので、ここは頑張ります。 この写真のガレット・デ・ロワの模様は、生徒さんがつけたもの。ナイフを短く持ち、回転台にのせたパイをくりっくりっと動かしながら、すっすっと筋をつけていきます。模様のパターンは、他に葉っぱや麦などがあります。 中には陶器のフェーヴを一つ入れて焼き上げます。大勢で集まった時に切り分けて一番年下の子どもが、誰にどの一切れを与えるのかを決め、フェーヴが当たった人がその日の王様に。 fève = そら豆ガレットとは? お稽古の後は、おまけの焼き菓子と共に、楽しいティータイム !しまった!王冠を上に飾るのを忘れていました ぁぁ~本当は、紙製の王冠を上にのせます。 さらに詳しいガレット・デ・ロワの説明は、クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワのHPに。※ ガレット・デ・ロワの基本はパイ生地とクレームダマンドですが、最近はチョコレートを使ったり和素材を使ったりと、どんどんバリエーションが増えているようです。サダハルアオキの和素材ガレットが、ヴェルデさんのブログに。カット販売という発想は、超・日本人的感覚で面白い…。※ カタカナ表記として、音の響きからガレット・デ・ロワとしましたが、ガレット・デ・ロアと書かれることも多く、統一されてはいないようです 昨日、ル・ポミエ本店に行き、初スイーツをいただきました~。フレデリック・マドレーヌシェフのガレット・デ・ロワもお店にありましたよ。動物フェーヴを購入そのお話は、次のページとその次に。1月にはガレット・デ・ロワを!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.06
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12月のお稽古では、生徒さんからのリクエストでクリスマスプディングを作りました。英国伝統のクリスマスのデザートです。 今回は、形が気に入っている小さめのクグロフ型で。 ギルア クグロフ型小 先月のお教室の時に仕込み、一ヶ月弱、熟成させています。英国の気候では「布に包んで軒先につるす」と言われますが、日本では念のため冷蔵庫へ。朝からぐつぐつとゆでてバターソースにからめ、温かくしていただきます 牛脂入りなので少しねっとり。甘さは現地のものよりは、かなり控えめに…。クリスマスプディング 型にギュッと詰めて長時間ゆでます2009年12月14日 12月のお菓子教室 いただきもののお菓子も並べ、にぎやかに ブログ友達のビスケットママさんにいただいたサンタ柄のリボン ラッピングの上手な生徒さんにお願いして、全て柄の表が出るような結び方で花器を巻いてもらいました。ワイヤー入りなのでリボンの形がとっても綺麗です♪サロン・ド・テ・ミュゼ イマダミナコのお菓子 お味見いちじくとクルミのパウンド、サブレ・ココ、メレンゲ 同じお菓子でも、のせるお皿によって印象がかなり変わりますね。お稽古で作ったクイーンハートクッキーとパリセヴェイユのシュトーレン お味見 クッキー抜き型クィーンハート 『クリスマス・キャロル』チャールズ・ディケンズ作 脇 明子訳 岩波少年文庫版ですが、初版に使われたというジョン・リーチの挿絵が19世紀中ごろの英国の雰囲気をよく伝え、とても気に入っています。手元に一冊おくならこれをと思い購入しました~☆この本のおかげで、当時すたれつつあったクリスマスを家族で集まって祝う風習がよみがえったと言われています。クリスマスプディングについての記述も詳細で、情景が目に浮かぶようですよ♪クリスマスプディングは英国の雰囲気を伝えるデザート!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.12.14
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昨日のお菓子教室で作ったのは、マロンペーストを使って気軽に手作りできる焼き菓子『アルデッショワ』。しっかりと栗の味がする、秋の趣き深いお菓子です。今回はパウンド型でお教えしましたが、レーリュッケン型やクグロフ型、他の型でも作ることができて、バリエーションが楽しめます11月のお菓子教室 『アルデッショワ』“ふんわり”ではなく、“どっしり”した食べ応えのある焼き菓子 アルデッショワは、栗や果物の名産地で有名なフランスのアルデッシュ地方の栗を使って作られたものがその名のルーツ。 サバトン社の栗の加工品は、まさにそのアルデッシュ産の栗(とイタリア産の栗)を使って作られていますので、このお菓子にぴったり。今回はそのペーストを使用。和栗の渋皮煮や甘露煮を飾りに添えたいところですが、この名前に敬意を表して、今回はフランス栗のお菓子ということでシンプルに。 サバトン マロンペースト1kg入り 240g入り (左右の写真の縮尺率はあっていません) サバトンのマロンペーストは、以前は1kg入りの大きな缶しか売っていませんでしたが、最近はマロンクリーム同様に使いきりの小さな缶(240g)が発売され、便利になりました。スーパーなどでよく見かけるのは、同じサバトンでもマロンクリームで、ペーストより柔らかいクリーム状。買われる時には、間違えないようにお気をつけて。 あわせた紅茶の名はルピシアの『マロンショコラ』。チョコレートの甘い香りとマロンの香りがほんのり。ミルクティーによくあいます。栗づくしです♪ こげ茶色のマットは、オーストリアのバックハウゼンのもの。今年3月、伊勢丹のオーストリアフェアの会場で、ホテルインペリアルのウインナーシュニッツェルを食べた時に おまけにいただいた品。気に入っています☆並べ方によって、何故か和モダンなセッティングに見えるところが不思議ですね。この季節は栗のお菓子に夢中!と思われた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリック、ありがとうございます! 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へお菓子教室発~美味しいお便り ガレットのお菓子日記 2 へ食べログへ
2009.11.05
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10月のお菓子教室は、りんごのタルトにしました。生徒さんが作りやすいように、中にはクリームなどは入れずに直接りんごを。上に散らしたシュトロイゼルとナッツのボリボリッとした食感がアクセントです。 りんごのタルト 2009年10月19日 生地だけ前日に仕込んでおけば、当日はあっという間にできる簡単タルト りんごのタルトと一口に言っても色々な種類があるので、りんごが美味しいうちにあれこれ作らなくては♪お菓子に使うりんごは少し酸味があるものが最高♪と思われた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.10.26
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昨日作ったお菓子は、洋梨のシャルロット。花びらの形に絞ったフタも付けた、可愛らしいデザインです。「貴婦人がかぶっていた帽子の形に似ている」のでこの名前がついた、という説もあり、いつも作る時にはどんなお帽子かな?と想像しています。ロマンティックですよね~シャルロット・オ・ポワール 帽子に見えます? charlotte=縁にひだやリボンの飾りのある昔の婦人帽子9月のお菓子教室 シャルロット・オ・ポワール 同じシャルロットでも、4月の苺のシャルロットと比べると、使っている素材・お皿を変えるとずいぶん印象が変わります。「絞りが難しい~!」という生徒さんの声はよく聞きますが、シャルロットに使う絞りは色々なものに利用できて便利ですので、ぜひ頑張って作れるようになってもらいたいです☆慣れると絞りはとっても楽しい これ↑がシャルロット型ですが、今回はセルクルを使用。シャルロット・オ・ポワール そして、中はどうなっているかというと…シャルロット お酒でマリネして細かく刻んだ洋梨を ナイフを入れて断面が見えた時に「わぁ~、可愛い♪」と声が。嬉しい一言です。 生徒さんが、お教室で作ったお菓子を持ち帰った様子をレポートしてくださいました☆ こちらです。崩れずにきれいに持ち帰れたようで、よかったです☆ 夏の終わりに咲いてしまった薔薇を切って洗面所に置きました。おけいこの時に、ちょうど美しく満開に。生徒さんの「お庭の薔薇ですか?きれいですねー。写真撮っちゃいました☆」の言葉になごみます さて、バザーの季節になってきました。週末にむけ、また山のように焼き菓子を作らなくては!(でも、今日はどうしても出席したいパティシエの講習会があります~~) ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 名古屋方面の方へJR名古屋高島屋で開催されている「ズームイン!!SUPER 全国うまいもの博」に、エコール・クリオロの秋の新作『焼きモンブラン』登場。「日本にもないし、フランスにもない、世界初」とサントス・アントワーヌシェフが語る新作は、タルトの上に栗・カスタード・栗入りマドレーヌを重ね、更にマロンクリームをぐるぐるぐる…。そして、オーブンで焼き目をつけて温かくしていただくという斬新なモンブラン!スタッフの説明によると、「外はサックリなのに中はしっとり。今までにない食感と感動が味わえます。」見た感じではけっこう大きいですよ♪(2個1,081円、3個1,621円)なんと、東京では販売されていない名古屋会場限定とのことどんなお味????? 売場へGo! (あぁ、遠くて行かれない~~、いいな、名古屋の人!)◆9月16日(水)~22日(火・祝) 10階 催会場 ※最終日は午後5時閉場◆洋梨のシャルロットはシンプルで美味しそう♪と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.09.17
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9月最初のお菓子教室は、焼き菓子三種。テーブルがすっかり秋色です。ずーっと続けてオーブンがフル稼働。焼き菓子の美味しい季節になりましたね~ 焼き菓子 『ダックワーズ』 『ガレット・ブルトンヌ』『フロランタン』 フロランタンは少し工程が多いので、大忙し。最後にスリムに細長くカットするまで気が抜けません。正方形に切っても素敵ですね。 フランスでは、円形の型を使って作り裏にチョコレートを塗る形のフロランタンも。(表側にも少しチョコレートを塗ることも)難易度は、今日作ったものよりも上がります。 チョコレートモールドPC製マトファーフロランタン ピエール・エルメ フロランタン ↑エルメのフロランタンは細長く、アーモンドキャラメルの他にオレンジピールも使用 9月お菓子教室 ダックワーズは、シャブロンにすり込んで作ります。型がなければ、絞りだしてもOK。 ゴム製ダックワーズ型 自宅のお菓子教室の後は、ル・パティシエ・タカギの高木シェフの講習会へ♪シェフの講習も焼き菓子でしたよ~。秋になるとお菓子のイベントも目白押し。今日は充実したけれどハードな一日でした。へろへろです。前のページのコメントのお返事がまだ書けていません、ごめんなさい~!あと少しお待ち下さいね。いつもコメントを下さっている皆様、お読みいただいている皆様、本当に感謝しています☆焼き菓子の美味しい季節になりましたね~♪と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.09.10
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8月のお菓子教室は、ガレット・ブルトンヌにしました。ガレット・ブルトンヌはフランスのブルターニュ地方の伝統菓子で、甘さの中に塩味が光ります。これはよく作る大好きな焼き菓子『ガレット・ブルトンヌ』 普段からあまりお菓子を作ってはいない方々にお教えする時には、見慣れない型を多用しないよう気をつけています。スポンジ型・タルト型・パウンド型のような家にある型を使ってできるものの方が、帰宅してすぐに作れるからいいですよね。でも、焼き小菓子の時には少々困ります。 焼き小菓子の型は、マドレーヌ型・フィナンシェ型・丸セルクル・小判型ほか、形が実に様々。今回は二種のサイズのセルクルを使用するため、お家に型がない方のためにφ20cmのタルト型で大きなガレットも焼いてみました。食感は、大きい方が優しい口当たりとなり、違った二つの味わいが好評♪ ステンレスセルクル丸 φ55 タルト型20cm(底取れ式) 召し上がった生徒さんが「こんなに美味しいとは思わなかった~!」と驚かれていましたので嬉しくなっちゃいました。最初は、「よく焼き菓子の詰め合わせに一つくらい入っているお菓子ですよね」と、その地味な見た目に平静な反応でしたが、一口食べるとぱっと笑顔に。この瞬間が好きですねー。 2009年 8月26日 お菓子教室 ガレットブルトンヌ ザクザクに焼ききってクッキーのようにするのではなく、周りはサックリ、中心は少し柔らかさを残しています。柔らかい…といっても、ふんわりともしっとりともまた違います。ホロホロ…っと崩れてくる脆さがありながら、かみしめるとバターとヴァニラの香りがぶわっ。そしてワンテンポ後に塩味がキラリゲランドの塩 フルール・ド・セル 本来は、塩味のバターが美味しいブルターニュ地方では地元の有塩バターを使って作るようですが、ここではゲランドの塩を加えました。 ゲランドの塩の中でも最高級品のフルール・ド・セル。 fleur=花 sel=塩海水が蒸発して塩になる時に、最初に表面に浮き上がってきた結晶を花びらを摘むように手作業で集めるところから、フルール・ド・セル(塩の花)と呼ばれています。 ただ塩辛いだけではなく、はっきり感じる甘さがある不思議なお塩。ミネラル分がたっぷりです。(魚の塩焼きの時にも使っていますよ~♪) お教室の最後に、おまけでフランスの塩のお話も少ししました。 パッケージには、塩を頭にのせ運ぶ女性の絵や、塩田で、グランドを平らにならす道具のようなもので塩を採る姿が。現在でも、全て手作業。化合物も一切添加されていないところが魅力です。 夏は汗をかくからか?少し塩味のお菓子を美味しく感じました~。 ガレット・ブルトンヌで焼き菓子のおいしさ再発見!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログ
2009.08.27
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北海道増毛産のさくらんぼが手に入りましたので、夏のフルーツロールケーキを作りました。もう一品はパイナップルとレーズン入りチーズの焼き菓子を。サッパリとした味わいです。2009年 7月30日 お菓子教室 北海道増毛産のさくらんぼは、7月~8月初旬に販売されるという珍しいもの。追熟が遅いので完熟に近い状態で収穫でき、糖度も高く赤い色がきれい☆苺のない季節に、この赤い色は嬉しい♪最初、夏のロールにはマンゴー一色で黄色に♪と思っていましたが、このさくらんぼも使うと、全然違った印象のロールケーキに。結局 さくらんぼ、マンゴー、キーウィ、ゴールデンキーウィを使ってにぎやかに作りました。 このデコレーションは、生徒さんにしていただきました。さくらんぼを丸ごとのせると、ずいぶん可愛らしくなりますね。自分ではしないタイプのデコレーションですので、刺激をうけます。7月のお菓子教室 チーズを使った焼き菓子にも、夏らしくパイナップルを使用。パイナップルとチーズは相性抜群最近あまり使っていなかったレーズンも入れています。暑い季節、長時間オーブンを使いたくない時には、小さく作って短い時間で焼きあがるこのタイプの焼き菓子が便利。 《kiri》クリームチーズ 北海道のサクランボ「紅秀峰」北海道のさくらんぼは今が旬なのね~!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.07.31
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お菓子教室でチーズケーキを教えてほしい、というリクエストがあり、空気をあまり含ませない濃厚なタイプのベイクドチーズケーキを作りました。これはしっかり冷やして、小さめに切っていただくのがおすすめ。 とはいえ、使用したチーズはあっさりと食べやすい 《kiri》クリームチーズ【1kg】 ですので、濃厚といっても詰まった感じではなく、重たいのに後味はしつこく感じないのが嬉しいところ2009年7月23日 ベイクドチーズケーキ 7月のお菓子教室 中には、毎年お取り寄せをしている樹上完熟さんの長野県産 完熟杏で作ったコンフィチュールを。大きめの果肉をゴロゴロ残して炊いているので少し食感があります。樹上で完熟したものを使うと香りが違いますね~♪“濃い”杏を感じます。市販のジャムではこの味は出せない☆ フルーツと相性のよいチーズケーキですので、更に北海道産ブルーベリーで作ったコンフィチュールもソースにして添えます。このブルーベリーは、まん丸ではなく少し細長い、面白い形でした。(手作りジャムについては、また後日くわしく。) コンフィチュールは、どこを切っても杏が出るようにリング状に ベイクドチーズケーキ 同じチーズケーキでちょっと遊んでみました。 クレームシャンティイを絞ると雰囲気が変わりますね。これはこれで可愛い♪ 《kiri》クリームチーズ【1kg】チーズケーキ大好き♪ と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓↓こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.07.23
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暑い夏に熱いグラタン。およそ、お菓子教室とは思えないラインナップですが、これが意外においしくて、ビタミンCをたっぷりとることができる幸福感が スイカやメロン、冷えたグレープフルーツと、この季節は暑さを振り払うように冷たいものをたくさん食べてしまいがち。今回のお教室では、季節の果物をグラタン仕立てにし、自家製バニラアイスクリームと組み合わせてみました。オーブンで焼くのは短時間ですので、キッチンで汗をかかずにすみます。グラタン・オ・フリュイ あつあつ まるでホワイトソースをかけたグラタンのように見えますが、これはサバイヨン。ふんわりとした口当たりに凝縮した甘さのこのソースで、酸味のある果物の味をひきたてます☆グラタン・オ・フリュイの果物 今の時期は果物が豊富♪今日は、ゴールデンキウィ、さくらんぼ(北海道産)、ブルーベリー(群馬産)、グレープフルーツ(ルビー)、ソルダム、パイナップルを使用。(左の写真にはパイナップルは写っていません)2009年7月22日 7月のお菓子教室 センターピースはお花ではなく、フェイクも交えたたくさんの果物を飾ります。 ランナーにはベリー柄のアイリッシュリネンを。ブラックベリーやさくらんぼ、プラムなどの柄はまさに今の季節。本来は食器を拭いたり磨いたりするためのしっかりした生地のティータオルですが、柄が美しいので、うちでは棚の上の目隠しとして本などの上にかけたり、お菓子の道具の上にかけたり、今回のようにテーブルに利用したりしています。この柄・質感ともに大好きなアイテム。 ブログ友達のhanacoromoさん、素敵なリネン、ありがとう~。ずいぶん前にいただいたのですが、やっとご紹介できました☆ さて、明日のおけいこの準備をしなくては。明日はチーズケーキをお教えする予定です。 あっ!しまった!今日は皆既日食の起こる日でしたのに、全く忘れていましたー。ぐずついたお天気でしたが、どうだったのでしょう。ニュースを見ますね。 今回のお教室の様子は、生徒さんがブログ 「☆ Atelier Confetti ☆ ハッピィ*トーク」 で可愛くレポートして下さいました♪暑い夏、熱々フルーツグラタンが意外に美味しそう♪ と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓↓こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.07.22
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月と星型クッキーをお菓子教室でお教えした時に、デジタル一眼レフ(デジイチ)をお借りして初めて撮影してみました。同時に薔薇の写真も一枚。デジイチって面白い!今まで一度も覗いたことのない世界が目の前に広がって…。 まずは普通にいつものコンパクトデジカメで撮った写真を。2009年 5月24日 5月のお菓子教室 この日は、ブログ友達で犬・薔薇ブログを書いていらっしゃるアレッサさんが、薔薇を見にいらして下さいました。そのついでにお菓子も教えてね、ということで、お教室を☆ アレッサさんのお宅にお邪魔して、ボルゾイのアレックスくんに初対面した時の様子は 「超大型犬ボルゾイにメロメロ 今日だけ犬ブログ」に。↑普通のデジカメ↓初・デジイチで撮影した卓上の薔薇(アンジェラ) デジイチを手にした時、大きい!重い!と思ったのですが、よく考えると数年前までは大きなもっと重いフィルムカメラを使っていた私。すっかり小型薄型デジカメに慣れてしまった今では、焦点も定まらないくらい不安定な気がしました。構図のとりかたが難しい!フィルムカメラの一眼レフ→デジイチ と、一眼レフに慣れた方が進むとスンナリ使いこなせるのでしょうか?フィルムカメラ→デジカメ→デジイチ は、思ったより難しい~~。そう、私、今までに一度も一眼レフをのぞいたことがなかったのです。↑普通のデジカメ このクッキーは、私が盛り付けたり生徒さんにお願いしたりするのですが、今回のアレッサさんのように星を重ねて大きく空間をとり、絵画風に盛り付けたのは初めて!この発想、素敵です。(たくさんあると、ついついあればあるだけ飾りたくなってしまいますが)盛り付け例 1 盛り付け例 2↓初・デジイチで撮影したお菓子 うわわわ~っ、銀皿の傷までしっかり写ってしまう!構図もなんだか変だわ~。まぁ、初めての一枚はこんな感じで…。 アレッサさんは前々からデジイチを使いこなし、いつもとても美しい写真を撮っていらっしゃいます。今回のおけいこの様子と、庭の薔薇を撮影してアレッサさんのブログにアップして下さいました ご覧になったら「拍手」のところをクリックしてきて下さいね♪↑アレッサさんのお写真、特に薔薇は、これがうちの庭の薔薇!?と信じられないほどの表情をみせています。満開の時期を少しすぎ、雨に打たれてあまりいいコンディションではなかったのですが、デジイチで撮ると雫もまた魅力的☆デジイチを買って使いこなせる?どうするどうする~!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.06.23
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6月のお菓子教室では、甘いお菓子タイプのマフィンを。朝食にいただく甘さ控えめのマフィンではなく、お茶の時間にぴったり。上に散らしたクランブルの塩味が甘さを引き締めて、イマドキのお味に2009年 6月16日 お菓子教室 マフィン センターに飾ったのは、幼馴染の友人のお母さまがアメリカにお住まいだった頃、みつけて下さった天使。当時、私が天使の置物をコレクションしているのを知り、色々探してはプレゼントしていただきました。ラッパを吹く天使 オルゴールになっているんですよ~。優しいお顔に癒されます。カリフォルニアから海を渡って来てくれました。 今回はクランブルを散らしたマフィンですが、同じ生地で形を変え、ミニパウンド型でも焼いてみます。材料も作り方も同じなのに、型が変わると食感が変わるのが面白いですね。ふんわり。中には先日作った宇和ゴールドのピールを細かく刻んで入れました☆ 宇和ゴールド 軽いふわふわ感ではなく、少しもっちりした弾力があるふんわり感が面白いマフィン。マフィンには色々な作り方があり、できあがりの食感も全く違ったものができますので、作り比べると楽しい♪レシピは何種類も持っています。 【型】M203 OTマフィンカップ(リーフ) 20枚_ このカップの柄が好きで、ずっと前から愛用しています。 作った後は、生徒さんとのお話がはずみ、楽しいひととき。美味しいと言っていただけると嬉しいですね~。2009年 6月10日 道端に咲く紫陽花 薔薇の花はほとんど終わり、夏に二番花が咲いてくるまでは緑色の庭。道路のなんでもない所に紫陽花が咲いていたりして、すっかり雨が似合う季節に移りました。お菓子タイプのマフィン大好き♪と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2009.06.16
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5月のお菓子教室は、生徒さんからのリクエストで『オレンジを焼きこんだタルト』を。アーモンドクリームにフレッシュオレンジをカットしたものを埋め込み、長時間かけて焼くタイプで作ってみました。シンプルだけど、おいしい~2009年 5月26日 5月お菓子教室 タルト・オランジュ この時は、薔薇が満開…をちょっと過ぎたところ。食卓に飾ろうとしましたが、オレンジとあう薔薇がとっさに思いつかず、断念。フルーツ盛りにしてしまいましたクロスは新緑の緑。薔薇の季節からだんだんにフレッシュな緑へと移り変わっていく、勢いのある季節です。タルト焼成前 焼き上がり タルト生地は少し中の空気を抜いていく作り方ですが、やりすぎてガチガチに硬くなりすぎないように気をつけます。フォークでサクッと切れる程良い硬さ。あまり時間をおかず、早めにいただく方が美味しいですね~。 お教室の様子を、生徒さんのお一人がブログでレポートして下さっています。きれいにまとめて下さって、いつもありがとう~。 オレンジをコンポートにするか、スライスオレンジを使うか迷ったものの、今回は生のオレンジをそのまま利用。水分をできるだけ逃がさないように、細かく気を配ります。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 缶詰を使うとまた雰囲気が変わり、可愛らしく作れますよ。これは便利♪ バレンシアオレンジスライス缶 4号缶 皮を向く手間がかからないので、本当に楽々。でも、使う時には、缶詰臭さを消すために必ず一手間加えるのがポイント ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ お教室では、作った後にゆっくりティータイム。生徒さんが楽しくお帰りになると、いつも「やった~!」と小さな達成感が。これが嬉しくて続けているのでしょうね。 心地よい疲労感とともにぼーっとしていた時に、ふと「ミニ薔薇がオレンジがかった色かも」と思いつき、ちょんちょんちょんと開ききったものを切ってガラスのお皿にいれてみました。生徒さんに見ていただくのには間に合いませんでしたが、ブログがあってよかった。みてみて、オレンジのタルトに似合う薔薇 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 色々な予定が重なり、怒涛のような(無理な)スケジュールになってしまって、かなりヘロヘロのまま駆け抜けた 5月。気づくと、紫陽花が控えめに(でもしっかりと)花開き始める頃になりましたね。 この先は、あまりむちゃくちゃにあれもこれもと予定を詰めないようにと、少し反省。欲張りな性格を改めなくては。 ブログをお読みいただいている皆様、いつも本当にありがとうございます。コメントを下さるディープな読者の方々にも、毎回心から感謝しています☆ ミニ薔薇 最近、コメントのお返事を即行でお返しできなくてごめんなさい。ついつい長々とお返事を書いてしまい、本文以上に情報を盛り込んでしまったりしていますので、時間がたつのがあっという間で。コメントは、毎日すごく楽しみに読ませていただいています。すぐにはお返事できないかもしれませんが、どうぞお許しくださいね。 また、コメントをいただいた時にはできるだけすぐにそちらにも訪問して“コメント返し”するのが礼儀だとは思うのですが、一週間分まとめて読ませていただいたりもしています。ごめんなさい~。ブログは、このやりとりが楽しいので、夢中になってしまいます。 おいしい情報(と、時々いろいろな脱線情報)をお届けしますね。これからもよろしく、おつきあい下さいませ。お教室の後のおしゃべりは楽しい♪ と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ガレットのお菓子日記 Home食べログ
2009.06.09
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4月のお菓子教室は、苺と生クリームのケーキを作りました。もうすぐ姿を消してしまう苺を惜しんでたっぷり使います。 今回は、ショートケーキではなく、シャルロット。中にも苺を詰め、シンプルにバニラのババロアと組み合わせました。『シャルロット・オ・フレーズ』(苺のシャルロット) 女性の帽子をイメージしたというシャルロット。↑じっと見ていると帽子に見えてきます? こんな帽子の形? それともこっち? いえいえ、現代の帽子ではありません。ひだやリボンの飾りが縁についた、昔の貴婦人のお帽子(その名がシャルロット)が由来といわれています。当時のお帽子を見てみたいですね☆ シャルロット型 私が好きなタイプは、周りのビスキュイを細く絞るもの。生徒さんの中では「絞り袋を扱うのが嫌い、苦手」という人が意外と多いのですが、好きなんですよねー、こうしてまっすぐ絞りだすことが4月のお菓子教室 苺が5個のっている方は、作りたて。冷やす時間が足りないのでサイドをまっすぐ保つことができず、少しぷっくらふくれたオデブな形にリボンできゅっ。もう少し濃い赤のリボンがよかったかな~。 断面に見えている苺が足りませんが、中にはぎっしり シャルロットには色々なタイプがあります。多く見られるのは、ビスキュイ・ア・ラ・キュイエールと呼ばれる細長く絞りだしたビスキュイの帯が周りを囲んでいるもの。 今までにブログでご紹介したシャルロット・ シャルロット・フリュイ(マルメゾン)・ バラの香りのババロア・シャルロット仕立て(サロン・ド・テ・アンジェリーナ)・ シャルロット・フランボワーズ(Paul)・ シャルロット・ロワイヤル(今田美奈子お菓子教室) 実はこの記事、昨晩に完成していました。アップしようとした瞬間に何を間違えたかミスタッチで画面を閉じてしまい、全消しになって唖然!最近は念のため途中で何度か下書き保存をするようにしていましたが、魔がさした~!しばらく呆然とし、どうやっても記事が戻ってこないとわかると、脱力。すぐに書き直す気力が湧いてきませんでした~ ああ、無駄な時間を使ってしまった~~ようやく全て打ち直し、アップです。(内容はちょっと変わってしまいました)苺の季節が過ぎてしまうのを惜しむ!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ガレットのお菓子日記 Home食べログ
2009.05.10
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3月のお菓子教室のテーマカラーは黄色。春を表す色は、日本では桜のピンク色、西欧では黄色。 今の季節、あちこちで美しい花をたくさんつけているミモザ。その花に見立てたふんわり優しいお味のケーキ『ミモザ』と、イースターの伝統菓子『シムネルケーキ』を手作りしました。太陽が輝いていてもまだ風が冷たいこの時期に、一足お先に春を楽しむティータイムを 2009年3月 お菓子教室 イースターといえば、卵とうさぎ。美しく模様が描かれた卵や、動物フィギュアも飾ります。 ほわほわっとした外見の『ミモザ』。カットすると中には苺と卵を使ったたっぷりのクリームが♪切り口が見えた瞬間の「わぁ~」という声が嬉しい~。 最近お気に入りのグムンドナー陶器。普段使いでカジュアル柄ですが、どこか可愛らしくて愛用しています。オーストリアの職人の手描きなので、ひとつひとつちょっとずつ柄の太さが違っていたりして、温かみがあるのが大好き カップは190mlと130ml。私が使っているのは190mlの方。 もう一品は、イースター伝統の英国菓子『シムネルケーキ』 フルーツケーキの上にマジパンをのせ、マジパンを丸めたボールを飾ります。「ユダを除くキリストの11人の弟子を意味する11個のボール」または「オリンポスの12神を現す12個のボール」という二つの説が。 レーズンやオレンジピールなどのドライフルーツがたっぷり入っているので、手で持つとずっしりと重い同じフルーツケーキでもクリスマスやウェディングの時は何ヶ月もお酒に漬け込んだドライフルーツを使いヘビーな味わいですが、シムネルケーキはあっさりとした軽さで食べやすい☆ 15世紀の王室の料理人、ランバート・シムネル(Lambert Simnel)がこれを考案し、その名がつけられました。イースターのお菓子であると同時に、このお菓子は母の日のお菓子としても有名。奉公に出た娘が故郷の母のために作ったという言い伝えが。 『シムネルケーキ』 イースターとは、十字架にかけられたイエス・キリストの復活を祝うお祭り(復活祭)。春の訪れを喜ぶという意味もあります。フランスではパーク(Pâques)。 イースターは「春分の日の後の最初の満月の次の日曜」。3月21日~4月24日ごろ(宗派により更に違う日のことも)と、毎年日にちが変わります。キリスト教で、最も重要な行事(クリスマスよりも重要)とされていますが、移動祝日というシステムがわかりにくいせいか、日本にはなかなか定着しないようです日本ではこの季節は「桜」一色になってしまうため他の行事が入る余地がないのかもしれませんね。パリでは、この時期、いたるところで卵型やニワトリ型、うさぎ型のショコラを目にします。可愛らしいですよ~。パリでみかけた卵・動物ショコラの写真はこちら。イースターについてはeigoTown.comの「イースターって何?」のページに詳しい情報が。お菓子の世界は季節を先取り♪と思われたら↓を押して応援して下さい☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓
2009.03.10
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2月のお菓子教室で、『シフォンケーキ』をお教えしました。全卵で作るオーソドックスなタイプですが、お砂糖の種類をグラニュー糖から他のものに換えるだけで変化がつくのが面白いところ。2009年2月18日 きび砂糖シフォンケーキ 今回は、最近お気に入りのきび砂糖を使用。精製途中の砂糖液を煮詰めて作ったきび砂糖は、ミネラルがたっぷり。やさしい甘さでサラサラの粉末なので、使いやすいお砂糖です きび砂糖 栄養成分表(日新製糖HP)2月お菓子教室 きび砂糖シフォンケーキふわっふわのシフォンケーキは、たまにすごーく食べたくなる!と思われたら↓を押して応援して下さい☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ
2009.02.18
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バレンタインデー直前に「切ると中からチョコレートが流れ出るフォンダンショコラを」という生徒さんからのリクエストがあり、お教室でお教えしました。お菓子作りを始めて間もない方ですので、今回もポイントは「手に入りやすい材料で」「難しい型を使わずに」「できるだけ簡単に」。元々これは、フランス、オーベルニュ地方の星付きレストランのデセールとして作られたもの。それにならってデザートの皿盛り仕立てにしてみます。2009年2月12日 フォンダンショコラ ちょっと小さめに作りました fondant=溶ける(形容詞) fondre =溶かす、溶ける(動詞)(過去分詞はfonduフォンデュ)※フォンダンにはもう一つ「大理石の上でヘラを使ってシロップを白く滑らかになるまでこねてクリーム状にしたもの」という意味もあります。手作りされるお店もありますが、家庭では市販のフォンダンを使うことが多いですね。糖衣としてエクレールの上に塗ったり、飾りとしてよく使われます。フォンダンショコラ生徒さんに皿盛りをしていただきました。バレンタインなので模様が可愛いですねー。ソースのデザインがアートになっていて、お上手セルフィーユもアップルミントも枯らしてしまいました!こういう時に、ちょっと緑色があればお皿の差し色になってよかったのにー、残念。また育てなくちゃ。 切ると、中からチョコレートがどろーんと流れ出ますと、試作ではうまく流れてくれたのですが、今日は少し火を入れすぎてしまったのか、 微妙~もともと「ザーッ」と流れ出るような配合ではなく「どろーん」ですが、ほんのちょっと余計に火を入れてしまったり、写真を撮ったりしている時間などによって仕上がりが変わってしまうのが難しい~。フォンダンショコラの作り方は、大きく分けて2通り。一つは、今回のように一種類の生地で火加減のみで外側のパリッとした状態と中のどろ~んとした部分に分かれるもの。もう一つは、ガナッシュを別に作って固めて、生地の真中に入れて焼くもの。ショコラ・ショー・モワルーという名もあります。「簡単に」であれば少しでも工程が少ない方がいいですよね。また、同じ生地でも火の入り方によって全く違った食感のお菓子に化けていくところが面白い☆デザートでもあり、人に差し上げる焼き菓子にもなる楽しいスイーツです。柄のクロスを使った時は、食器はシンプルな白がベース。今日使っているカップ&ソーサーはロイヤルコペンハーゲンの ホワイトフルレース ティーカップ&ソーサーたまたま4脚だけ手に入りましたので、これにあわせてフルレースのケーキ皿を、と思いましたら、不思議なことに白のフルレースのケーキ皿が見つからない!ハーフレース ケーキ皿で妥協してしまうか迷いつつ、買いそびれたまま何年もたっています… 豆の花その辺に生えていそう…と思いつつも、“つる”が何だか可愛くて購入寒い真冬に氷(雪?)の中から力強くつるを伸ばし頑張る豆!…というイメージで。「豆の花」としてお店で売っているのを見たのは初めてです。今日のお稽古のことを、生徒さんがご自分のブログ☆ Atelier Confetti ☆ ハッピィ*トークにまとめて下さいました。トールペイントを教えていらっしゃる方ですので、デザートのお皿に絵を描くのはお得意なのでしょうね~。フォンダンショコラは「どろ~ん」が魅力♪と思われたら↓を押して応援して下さい☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじガレットのお菓子日記 Home食べログ
2009.02.12
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生徒さんから「とにかく簡単に作れてちょっとした贈り物になる焼き菓子を教えて下さい」というリクエストがあり、急遽“簡単焼き菓子教室”を。555555アクセス記念カウプレの時にもお送りした星型のクッキー(クッキーといっても、普通のものとは違って、ホロホロの食感が大人気)と、いくつかのポイントをしっかりクリアすれば簡単に作れる『ケーク・オ・キャラメル』の二種類を。『ケーク・オ・キャラメル』『シルフィード』キャラメル味のパウンドケーキの方は日持ちがしますので、贈り物に最適です♪星型クッキーは、作ってから日にちがたちすぎるとサクッホロッ感が薄れてきますので、本当は差し上げるギリギリ直前に作るのがおすすめ。もう少し日持ちがするものを選んだ方がよかったかな~。 月のクッキー 星のクッキールセットを見た時に、あれがない、これがない、買いにいかなくちゃとか、どこで手に入るのかしら~と考えると、気軽にお菓子作りをしたい人の場合は嫌になってしまいますものね。今回は、材料もほとんどが家にあったり簡単に手に入るもの。見た瞬間「簡単そう」って思えると作る気になりますよねー。2009年 2月のおけいここの日の紅茶は、ブログ友達で紅茶教室をされているソレイユさんにいただいた大阪・堂島のMUJICA(ムジカ)の「PRIDE OF SRI LANKA」。ブロークン・オレンジ・ペコ・ファニングス(BOPF)なので、短時間(1~2分)で濃い紅茶がいただけます。この紅茶はミルクティーが似合う♪そして、ミルクティーに、この焼き菓子やクッキーがまたあうんですよねー。至福のティータイムでしたバレンタインには手作りクッキーを添えて?と思われたら↓を押して応援して下さい☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじガレットのお菓子日記 Home食べログ
2009.02.10
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クグロフ型で作るお菓子は、きちんと型にバターを塗って準備しておくと、焼き上がりにスッキリと美しい線が現れるので大好きな型です☆イーストで作る『クグロフ』今田美奈子食卓芸術サロン分室コースの研究科12月のおけいこでは、クグロフを作ります。中にレーズンを入れ、パンのような味わいのシンプルなクグロフです。上にかけた粉糖は今の季節に見ると粉雪のよう。甘さ控えめですので、粉糖をたっぷりかけるとちょうどいい味わいに。(もっと真っ白くしてもよかったですね~)緑色のお皿は、ノリタケの玉鬘(たまかずら)。(今は廃番かも)和の色味がかっているのにモダンに感じる緑色が気に入って使っています。 玉鬘は『源氏物語』の登場人物で、六条の御息所の生霊に取り殺されてしまう源氏の恋人・夕顔と頭中将の忘れ形見。人生に翻弄されながらも聡明な人柄でしっかりとした地位を築いていくという、源氏物語の中では珍しいタイプの女性。(宇治十帖に後日談がありますが)今田美奈子食卓芸術サロン分室コース 研究科12月ドライフルーツがぎっしり詰まった『プラムケーキ』この他にもう一品、イーストを使った揚げ菓子『バウムシュテムヒェン』(2枚目の写真の左端)も作ります。日本のクリスマスケーキは、ずっとイチゴと生クリームが主流。今はムース系のものも人気ですが、焼き菓子でクリスマスを感じるのも渋くていいでしょう♪ クグロフ型には色々な素材がありますが、私が使っているのは↑この型。焼き色がきれいに出ます。クグロフ型を使ったお菓子は美しい!と思われたら↓を押して応援して下さい☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 2日目 もくじガレットのお菓子日記 Home食べログ
2008.12.20
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栗の季節があっという間にすぎていきますね。10月の今田美奈子お菓子教室分室コースの研究科は、クラシックなお菓子の世界で“栗のお菓子といえばこの人”と、その名がつくと栗のお菓子である確率の高いネッセルローデにちなんだもの。『ガトー・ネッセルローデ・ア・ラ・クレーム』先日作った栗の渋皮煮の上にチョコレートがけをし、飾りに使っています。ネッセルローデとは、ドイツ系貴族で19世紀前半、ロシアの外交官となり政治家として活躍した人の名前。西欧諸国とわたりあっている最中に彼が催す宴席で披露された美しく洗練されたお菓子は話題を集め、特に栗を使ったデセールの数々に彼の名が残っています。ネッセルローデという名のついたお菓子をみかけたら、それは栗のお菓子では?とチェックしてみて下さいね。複雑な断面に見えますが、作り方はそう難しくありません。マジパニングという作業が含まれています。(ドイツにはマジパンをかぶせて食べてしまうお菓子が多いですね)表面のコーティングはホワイトチョコレート。断面が美しい、とタイトルに書いたのに、切り方がいまいちでした。もっとスパッと切らないといけません。ごめんなさい~。(しかも下にオーブンペーパーを敷いたまま…)言い訳ですが、作りたては柔らかくて切りにくい。ショックフリーザーがあれば一瞬かためてから切りたいところです。『フロレンティーナシュニッテン』丸く作ればフロランタンでしょうか。切り分けているのでシュニッテンです。アーモンドの飴がけがされていて、ぽりぽりぽりぽり食べ始めるととまらなくなる美味しさ♪ [追記] ブログ友達で、パン&お菓子教室をされているビスケットママさんの講習では、アーモンドスライスではなくアーモンドスリーバードを使って『マンデルシュニッテン』を教えていらっしゃいます☆(なんと偶然、同じ日に講習をしていました~!)一年中作れるお菓子ですが、なんとなく“秋”に作りたくなりますね。こちらは更にアーモンドのカリポリ感が増し、手がとまらなくなりそう♪マンデル(ドイツ語)=アーモンド(英語)=アマンド(フランス語) ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~お稽古とは別ですが、先日の渋皮煮を刻んで、焼き菓子を作りました。『ケイク・オ・マロン』甘さはやや強め。栗の味がしっかり楽しめる大好きな焼き菓子です☆栗の季節を惜しみつつ、もうすぐX'masシーズンに突入~!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へガレットのお菓子日記 Homeへ
2008.11.04
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今田美奈子お菓子教室 分室コースの9月のお稽古で、厚めの生地にホワイトチョコレートのガナッシュをはさんだクラシックタイプのケーキを作りました。ヴァイセショコラーデントルテサイドの模様は三角グシ(三角コーム、三角デコレーター)でつけます。ホワイトチョコレートに関しては、カカオマスを含まないためフランスではチョコレートとして認めないという頑固なショコラティエもいらっしゃいます。(カカオマス、カカオニブ、カカオバター、ホワイトチョコレートの成分についての説明はこちらに詳しく)もう一つのチョコレート王国ベルギーではカカオとチョコレートの博物館の中で、「ショコラにはスイート、ミルク、ホワイト(ショコラノワール、ショコラオレ、ショコラブラン)の三種類があります」としっかり説明されていたこと、また町のショコラティエでもホワイトチョコレートは堂々たる存在感を持って陳列されていたことを思い出します。では、ドイツでは?オーストリアでは?スイスでは?もっともっとホワイトチョコレートの使われ方を知りたくなりますね。ホワイトチョコレートのケーキ 断面このケーキは、生地の美味しさを楽しむお菓子。断面の白のグラデーションも上品です。いまどきのケーキは、スポンジ部分はどんどん薄くなり、天板にのばして短時間で焼き上げるものが主流ですが、こういったクラシックなお菓子では厚く焼き、スポンジ自体の美味しさを味わいます。ホワイトチョコレートのケーキ 一切れこの日は、ブルージュのHET BRUGS THEEHUISで買ってきたアップルマンゴーのフルーツティーとあわせていただきました。アップルマンゴー フルーツティー一つ謎は、これがリンゴとマンゴーのフルーツティーなのか、アップルマンゴー(という種類のマンゴー)一種のフルーツティーなのか???写真左が乾燥した状態、右がいれた後のふやけた出がらしです。一番上の写真にある通り、水色(すいしょく)は薄め。フルーツティーは紅茶と違って、10分以上かけてゆっくり香りを出します。ホワイトチョコレートに興味がわいてきました…と思われた方は↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.09.11
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今田美奈子お菓子教室分室コース、6月のもう一品は、スリーズフランベ。自家製バニラアイスクリームに、熱々のさくらんぼソースをかけていただきます 前ページのサクランボの姿の見えないサクランボのケーキ(ツガーキルシュトルテ)同様、6月の主役はさくらんぼですね。冷た~いアイスクリームの横に熱々ソースをかけるので、あっという間に溶け始める~!急いで写真を撮らないと さくらんぼはアメリカンチェリーではなく、国産。さくらんぼの種抜き器を使い、一個一個、種をはずしておきます。 プラムストレーナー (さくらんぼにも使えます) 参考 オリーブの種抜き器 (ちょっと大きめ)さてさて。 さくらんぼのソースを作る時、今回は意外なところで大苦戦!とんでもないことになっていました。実は、私はお酒が飲めないので、家で使うお酒は全て料理・お菓子用になってしまいます。当然、ワインのコルクを抜くこともほとんどなく…限りなく少なく…もしかして一度もなかった…かも?お教室で使うワイン を開ける時には、きゅっきゅっとねじるタイプのフタか、あるいは、コルクの場合、たいていどなたかお酒に慣れた人がいるのでオープナーを渡し、「お願いしますね」と頼んでいました。ところが今回の生徒さんたちも私と似たり寄ったりで、コルクは今まで“誰かに開けてもらっていた”人ばかり。ええっ?!困ったな、と思いつつ、私がコルク開けにチャレンジすることに。そこで使った道具は… ↓このフランスパンの形が可愛くて、ずいぶん前にどこかで買って以来ずーっとうちにある道具です。これをコルクにきゅっきゅっとねじこんでいきます。ふっ、快調、快調。ぐっとひっぱると… 開かない。さらにぐぐぐぐっと力をこめてひっぱっても、コルクはびくともしません。「これ、何か開け方にコツがある?」と生徒さんにお聞きしても、さっぱりわかりません。…困った。何が何でもこのワインをあけないと、ソースが作れません。再度チャレンジ。ぐぐぐぐぐぐぐっ!…ううう、ほんの数ミリ、上に上がったような…?いつも、皆さんがこんなに苦労して開けていた?かどうか覚えていませんが、これはたいへんだー。いや、絶対に何かコツがあるはず。きっとコツが…。と思いましたが、結局わからず、根性で力まかせに引き抜く結果に。疲れました。コルクの先が少し崩れてしまい、これはまずい! 夕方、おけいこが終わった後、友人がお茶をしに家に来てくれましたので、その時に聞いてみました。これって、開け方にコツがある?…。きっぱり、「これは無理。」と言われてしまいました。「両手でハンドルを持って、下にぐいっと下げるオープナーを買った方がいいよ。楽だよ!」と。ああ、その形、実家で見たことがある! ウイング式コルク抜き (イタリア製) …大人になって、知っていると思っていたことが、意外と知らないままきてしまったのだわ、と気づくことがいろいろ。今まで、お教室で奮闘してコルクを開けて下さっていた皆様、ごめんなさ~い!自分でやってみて、とんでもなくたいへんな作業だってわかりました。反省!みなさん、ご自分でワインのコルク、開けていらっしゃいますか~?便利な道具を使いこなそう! と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ 《ガレットのお菓子日記》 Homeへ
2008.06.11
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6月のお菓子のテーマはさくらんぼ。スイス伝統のお菓子、ツガーキルシュトルテ(Zuger Kirsch Torte)を作ります。このお菓子、今の日本では入手困難なバターをたっぷり使うので、お菓子教室主宰者としては頭が痛いオリジナルコースの方では極力バターを使わないか、もしくは使っても少なめのものを考えますが、《今田美奈子お菓子教室分室コース》では年間カリキュラムが決まっていますので、必死に確保しておいた大量のバターを消費し、21cmの大型ケーキを作りました。昔、バタークリームは硬くてあまり好きではない、と思い込んでいましたが、このお菓子をいただいてから、バタークリームの美味しさに開眼。今ではオペラをはじめ、バタークリームを使ったお菓子のファンになっています。サイドには三角コーム(デコレーター)で線をつけます。 断面図上にさくらんぼがのっているわけではなく、中に入っているわけでもありません。では、さくらんぼはどこに???答えは、おわかりですね~。さくらんぼの蒸留酒キルシュがたっぷり含まれていて、存在感をアピール。奥ゆかしいケーキです。 さくらんぼ 独語 Kirsche ・ キルシュ 仏語 cerise ・ スリーズ英語 cherry ・ チェリー 3(ドライ)タンネンドイツキルシュ↑美しく澄んだ透明な液体です。さくらんぼのお菓子だけでなく、色々な果物と相性がよいので使い道が多く、あっという間になくなってしまいます。バタークリームはちゃんといただくと実は美味しい! と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ 次ページさくらんぼのデザートに続きます。《ガレットのお菓子日記》 Home へ
2008.06.09
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ロールケーキや小さな焼き菓子は、お菓子教室の体験レッスンをするのにちょうどよいので、初めていらっしゃる方には、こういったお菓子を作っていただきます。 蜂蜜ロールケーキとピエール・ド・ロンサール(薔薇)(ピエールは、もう少しかためていれた方がきれいでしたね~)紅茶は、スリランカのウバを。「このブログの中のどこにお菓子教室の案内がありますか?」「お菓子教室のHPを教えて下さい」と時々質問をいただきますが、実はHPは自分で作ろうとして断念。お教室案内のページは、ブログ内には作っていません。そんなに欲がなくてどうするの~、と友人に言われることも度々。でも、積極的に生徒を募集して集まりすぎても、自分の好きなこと(旅行、友人とランチ&お茶、食べ歩き、宝塚観劇、パティシエの講習会に行ったり読書をしたり…ブログを書いたり!)をする時間が十分にとれなくなってしまうかな、と思いまして。(プラス、やらなければならないこと=家事 がありますね)では、何故体験レッスンが???と不思議に思われるでしょうね~。とてもありがたいことに、ネットでお菓子教室を検索したり、私のブログを読んでいるうちにお教室に興味を持って下さった方々は、メッセージでお問い合わせをして下さいます。そこでやりとりを重ね、習ってみたい、と思われた方が体験にいらっしゃいます。 お一人で尋ねて下さる方はとても熱心で、長く通っていただけることが多い気がします。お友達といらっしゃる方は、その方が来られなくなると一緒にやめていかれる場合もありますね。美味しいお菓子と賑やかなおしゃべり、春秋には薔薇を楽しみ、スイーツ最新情報交換も…。私の場合、菓子職人・パティシエールを目指すのではなく、サロン形式のお菓子教室をするのが好きなのだわ、と最近よく思います。生徒さんが作ったお菓子を家に持ち帰り、ご主人やお子さんたちの「美味しかった!」と喜んでいただけた様子を伝えて下さると、嬉しくなります。(特に子どもは正直なので、美味しいという声が聞けると、よかった~!とほっとします)お菓子の世界にも色々あるのねー、と思いませんか?食べるのが好きな人、作るのが好きな人、スイーツの情報発信をする人、お菓子教室の先生、お菓子屋さんのパティシエ、ホテルやレストランのパティシエ…。自分にあった方向からお菓子に関わっていきたいですね 2008年6月5日 ようやく花開きかけたガートルード・ジェキル(薔薇)薔薇がほぼ終わりを告げ、二番花を待つ間、雨に打たれた紫陽花が美しい季節に変わりつつあります。そんな時に、この遅咲きの薔薇がいくつもつぼみをつけているのを見ると、ちょっと嬉しくて。 さて…と、こんな時間ですが、まだ明日のおけいこの下準備が終わっていないので、今からごそごそと支度をはじめます。あと少し。どうして、もっと早くから準備しておかないの!といつも言われていますが、もうこの性格はなおらないかもー。夜型です。お菓子教室がんばって~!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ 《ガレットのお菓子日記》 Home へ2008年 春の薔薇 もくじ へ
2008.06.05
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5月のお菓子教室では、『春の花々』という名の香り高いハチミツ「フルール プランタニエール」を使い、少しカステラっぽい焼き上がりのロールケーキを作ります。菜の花をベースにしたこのハチミツは香りが“濃い”☆鮮やかな色のマカロンは、おまけです。湯島のロワゾー・ド・リヨンのお教室で作って持ち帰ったもの。苺、レモン、ナチュールの3種。ハース&ハースのフルーツティー『ウィンナーワルツ』をいれ、おしゃべりを楽しむティータイムがスタート ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ マスタードで有名なフランス ブルゴーニュ地方の ディジョンにあるアピディス社のハチミツは、他のハチミツとは製法が大きく違います。普通のハチミツは、瓶詰めをする時に流動性をもたせるため温めて作業性をアップさせています。これにより短時間で瓶詰めができますが、温められたハチミツの香りは飛んでしまいます。アピディス社は、蜂の巣の中と同じ温度(人肌くらい)を保ちながら、熱を加えずにゆっくりと時間をかけ瓶詰めしています。膨大な時間を費やす事で、香り豊かなで純粋なハチミツが出来上がります。↑という話を、展示会の時にアピディスの担当者にお聞きして、このハチミツを使ってみたい!とずっと思っていました☆こだわって作られたこういうハチミツは、当然お菓子作りに使う時には注意が必要。熱してしまうとせっかくの香りが飛んでしまうので気を使います。今回は、熱を加えずにそのまま生クリームとあわせて泡立てました アピディス フルール プランタニエール(蜂蜜)乳白色で、どろ~んとしています。香りが強い。ロールケーキが食べたくなってきました~! と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ 《ガレットのお菓子日記~お菓子作りの道具と材料》 Home へ
2008.05.12
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さくらんぼ(サワーチェリーとキルシュ酒)を使ったクラシックタイプのチョコレートケーキを作り、散りゆく桜の花を惜しむ…というわけではありませんが、今月のおけいこはドイツ菓子『シュバルツベルダーキルシュトルテ』と半生タイプの焼きチーズケーキの『アイアシェッケ』。『シュバルツベルダーキルシュトルテ』 生クリームたっぷりのチョコレートケーキですローズバッドという絞りをしますが、いくつか見本に絞った後は、生徒さんにやってもらいました。慣れないと力の加減で絞りがやや大きめになってしまいますね~。今回は時間の関係でいきなりケーキの上に絞っていただきましたが、本当はバットの上などで練習してからケーキの上に絞ります。おけいこの後には、お菓子の名前の由来や特徴についてお話をします。3枚にスライスして重ねるため、断面は豪華。ムースタイプのお菓子が流行している今では、懐かしい感じがする味わいですね。これは、ヨーロッパの色々な国で作られているとても有名な伝統菓子です。もう一つはソボロ状に生地を上に散らして焼き上げたソフトタイプのチーズケーキ。こちらも断面は層になっていてきれいです♪サイズや切り方を変えると、雰囲気がガラッと変わるのも面白いですね。正方形に切っても素敵ですよ~。おいしそう♪と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 《ガレットのお菓子日記~お菓子作りの道具と材料》(楽天)Homeへ
2008.04.03
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今日はエイプリル・フールですね。今田美奈子お菓子教室 分室コースの3月のおけいこで、フィユタージュ生地とクレームパティシエール、たっぷりの苺を組み合わせた『ポワソン・ダブリル』をお教えしました。速成パイ生地(フィユタージュ・ラピド)は、三つ折×6回で仕込みます。ポワソン・ダブリル ちょっと目玉が小さすぎました…生地にきちんとバターが折りこまれていないと、焼いた時に生地から溶け出し、バターの海で魚が泳ぐことになってしまいます。今回はセーフ。きちんとできていました。この バター不足 の時にパイか~。…などと、泣き言を言っている場合ではありませんね。パイ生地を重ねる時は、ひっぱらないように気をつけ、同じ大きさにカットしないと焼き縮みが出てしまいます。『ポワソン・ダブリル』は「4月馬鹿(エイプリルフール)」のことで、4月1日に食べられるお菓子です。直訳すると「4月の魚」。 poisson=魚 Avril=4月フランスでは、ポワソン・ダブリルといえばチョコレートの魚がほとんどです。 余談ですが、ルイ15世の寵姫 ポンパドゥール侯爵夫人の本名はジャンヌ・アントワネット・ポワソン。平民出身である彼女の出世を妬んだ宮廷人の間では、旧姓のポワソン(魚)に由来するポワソナードという戯れ歌を作り、彼女を攻撃する者もいました。名前をもじって揶揄するとは、子どもっぽい意地悪をするものですね。 今日はエイプリルフール。昔からこの日は苦手でした。私の場合、だまさなくちゃ!と思うとどうも顔に出てしまうようで、“罪のない嘘”をつこうと思ってもすぐ見破られてしまって、成功したことがありません~。というわけで、今日の記事にも“嘘”はありません ヒラメのように見えますが、本当はサバです。4月馬鹿に魚って面白い!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 《ガレットのお菓子日記~お菓子作りの道具と材料》(楽天)Homeへ
2008.03.31
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バレンタインデーのために、今月のお教室では贈り物の焼き菓子 チョコレートブラウニーを。今回は長方形セルクルを使いましたが、形は自由。ハート型で作っても可愛いですね。小さく切って小袋に詰めれば義理チョコにもなりますね。ざっくりと正方形にカットしてみました。赤いランナーは、先日のテーブルウェア・フェスティバルで購入。クリーム色のクロスと重ねます。同じブラウニーでも、切り方を変えるとまた違った印象に。横に倒すとヘーゼルナッツとくるみがゴロゴロ。上はガトーショコラのようにパリパリッと、中はしっとり、少しモッチリ、生っぽい食感を残しながらもしっかり火は通っています。ナッツはガリボリカリカリッ。一つのお菓子でたくさんの食感が楽しめるお菓子です♪シンプルな作り方なのに、おいしいっ ラッピングをする時には注意が必要です。ブラウニーはホロホロっと崩れやすいので、そのまま袋に入れてしまっては持ち帰る間に粉々に。しっかりした厚みの金台紙を袋にあうサイズに切り、底板として入れれば大丈夫。一袋だけ差し上げる時にはシールをちょこっと貼ると、「心をこめています」という印象に。 金シール Best Wishes クリスタルパック T11-16 金台紙18cm★金台紙について四角くて厚みのある金台紙を探していますが、見つけられません。今は、無駄がでますが仕方なくφ18cm丸の金台紙をハサミで切って使っています。どなたか四角い金台紙の情報をお持ちの方は、お教えください!よろしくお願いします。↑[追記] 教えていただいて、クオカで購入できました。ありがとうございました。チョコとナッツの組み合わせ、大好き♪と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 《お菓子作りの道具と材料》 (楽天)Homeへ
2008.02.11
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お教室が二日続くと、お買い物やら計量やら、下準備に飛び回ることになりますが、終わってしまうとほ~っと力が抜けます。睡眠不足は相変わらずですが(何故もっと前から準備をしないのでしょうね~。締め切り間際にならないと動きだせない性格は、もうなおりません。)、作った後の生徒さんとのティータイムはとても楽しく、お教室の後は、心地よい疲労感がゆるゆると体を包みます。こういうぼーっとした時間、けっこう好きです。今日のおけいこは、りんごのブランデーカルヴァドスを使ったソースとカスタードクリーム、りんごの赤ワイン煮を組み合わせたケーキ。よく冷やしていただきます。食感は、カスタード部分がプリンのように滑らかで、プリン液のようなソースを流した部分はシートスポンジにしみこんでパンプディングのよう。アクセントになるのは、りんごの酸味。酸味を優先して紅玉を使うと、煮込んだ時にかなり柔らかく煮崩れ気味に。酸味がほどよく扱いやすいのはジョナゴールド。これはゴールデンデリシャスと紅玉をかけあわせて作られたもの。どちらを使うかは、お好みで。(形をしっかり残したい時には、また別の種類を使います)カルヴァドスは、フランス、ノルマンディー地方のカルヴァドス(Calvados)という地域で生産されるりんごを原料とするブランデー。その中でも特に、最上のりんごの産地と言われるのはペイ・ドージュ(Pays d'Auge)。 pays=地方 ペイ・ドージュ→オージュ地方のお菓子の名前にカルヴァドスやペイ・ドージュとついていたら、りんごとカルヴァドスを使ったお菓子ということがわかりますね☆ パリセヴェイユ『ペイ・ドージュ』 パティスリー タダシヤナギ『カルヴァドス』 ジョナゴールド カルヴァドス スクエア型もうすぐ紅玉の季節も終わり~と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 《お菓子作りの道具と材料》 (楽天)Homeへ
2008.01.18
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今年最初のお菓子教室は、今田美奈子お菓子教室分室コースのカリキュラムからスタートです。21cm丸型で作ると、12カットできます。一切れはけっこうしっかり大きめですが、味わいは軽く甘すぎないので、あっさりといただけます。 Erdbeer Sahnekrem Torte今、日本で人気の「ふわっふわのスポンジ生地」ではなく、「軽いけれどもしっかりとしたクラシックな味わいのスポンジ」なので、どこか懐かしい感じのお味 もう一品は簡単に作れるオレンジ色系の果物を使ったゼリー。Russiann Jellyこちらも、現在の流行のゼラチンを極力少なくした口当たりの柔らかいグラス盛りのジュレ(型から出すと形にならないような柔らかさ)とは違った方向をめざす、レトロな味わい。使用した材料をお皿に飾る手法で、生徒さんに自由に盛り付けていただきました。ジャン=ポール・エヴァンの銀色の円筒形+赤ピーマンの超・未来的なお菓子に出会う一方で、苺のショートケーキにほっとして、お菓子の世界は広いな~って思います。さて、明日のお教室の準備をしなくては。(いつも下準備は真夜中に…) デコ底取型 21cm クグロフ型 14cmやっぱり苺のショートケーキは好き♪と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 《ガレットのお菓子日記~お菓子作りの道具と材料》 (楽天)Homeへ
2008.01.17
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紅茶(アールグレイ)の茶葉とカカパウダー入りのビスキュイの帯を巻き、チョコレートムースの間にフランボワーズの味をアクセントに入れたアントルメ。今年最後のお菓子教室のクリスマスケーキの続報です。左側の焼き菓子はトルコ産ヘーゼルナッツをたっぷり使ったディンゴ。“のら犬”のイメージにあうようにひょろっと細く絞リます。周りにつけるヘーゼルナッツはホールの状態で空焼きし、粗ミジン切りにしてまぶします。アントルメのトップはクレーム・シャンティイでカバーし、ヒイラギのピックなどで飾ります。中に使う生クリームは乳脂肪分をおとしていますが、上に塗るのは中沢乳業 純生クリーム45%。同じようなピックを使っても、置く場所、角度が変わるだけで、違った雰囲気になり、その人の個性が表れるので面白いですね。この時は生のフランボワーズが手に入りませんでしたので、冷凍のものをよく水切りしながら解凍、ミロワール・ヌートルをからめます。とりあえず赤の色味だけ。ショコラフランボワーズ↑このデザインになるまでには、ちょっとした苦労が。白いクレーム・シャンティイの上にクリスマスっぽいデコレーションをしようと思いまして、フランボワーズのコンフィチュールと、ミロワール・ヌートルを混ぜ合わせてコルネに入れ、ぽとっと絞って水玉模様をめざします。イメージとして頭にあったのは、パティスリー・サダハル・アオキのルージュ・エ・ブラン(Rouge & Blanc)。生徒さんがくださった2007年伊勢丹のクリスマスケーキカタログでは、大小の真っ赤な水玉がホワイトチョコレートの板の上に不規則に並び、とってもキュート。白地に赤の水玉を作ってみたいと思い、いくつかの●に絞ってみると…。私のケーキの上では、 アガサ・クリスティーのミステリーの世界ではありませんが、まるで雪深い山荘の惨劇。こ・これは…。なるほど、サダハル・アオキの水玉は大きい。シャープな長方形のケーキに対し、大きな水玉が印象的。これをφ15cmの小さな丸いケーキの中の小さな赤い●にしてしまうと。。。犯人は誰だ!…このデザイン、なんとかならないものか~。もう少し赤い●を大きめに絞りなおし、盛り上がっていた表面を平らにしてみます。生のブルーベリー●を買ってありましたので、色を緩和するために所々においてみます。うーむ。今度は、和の邸宅の玄関の玉砂利?そして粉糖をふり、全体を眺めてみると…。なんとなく可愛い色合いになったので、これでよし、っと。前ページで、コメントを書き込んで下さったみなさんが「上品」と言って下さったので、よかった~♪と、これがこのデザインの裏話です。Paul クロワッサン、ベニエ・サーモン(左)、アンシェン・ミックス(右)午後からのクラスでしたので、生地を一つ仕込んでからとりあえずパンでランチ。ベニエ・サーモンは、スモークサーモン、トマト、クリームチーズ、卵などがサンド。アンシェン・ミックスは、アンシェン・ポールにトマト、ナチュラルチーズ、スモークハム、グリーンリーフがサンドしてあるシンプルなもの。この他、ピッツア・シャンピニオンと、生徒さんがお土産に買ってきてくださった宇都宮の話題のお店クロッシュのシュトーレン(シュトーレンなのにフレッシュ感もあり、美味☆)をいただいて、お稽古にもどりました。さて、明日は幸せのケーキ共和国「クリスマスアントルメの会」。いくつクリスマスケーキを食べるのでしょう~?報告は後日。お楽しみに 2007年 お教室のクリスマスケーキ・ クリスマスプディング、ブッシュ・ド・ノエル・ マスカルポーネクリームの白いケーキ ミロワール・ヌートル ヘーゼルナッツ ホール 純生クリーム45%ケーキのデコレーションは難しい!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 《お菓子作りの道具と材料》 (楽天)Homeへ
2007.12.22
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今日は今年最後のお菓子教室 チョコレートとフランボワーズ、アールグレイの組み合わせのアントルメを作りました。デコレーションは、お家の形の飾りを見つけましたので、それを中心に。落ち着いた大人の可愛らしさを出したいな~、と思って飾っています 一歩間違えると“地味”になってしまうので、赤をアクセントに。断面もシックな色合いになりました。このデザインに決めるまでには少し裏話が。次のページにもう少し続けて書きます。とりあえずここまで、速報でアップです♪2007年 お教室のクリスマスケーキ・ クリスマスプディング、ブッシュ・ド・ノエル・ マスカルポーネクリームの白いケーキクリスマスケーキ、色々な種類があって楽しい♪と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 《お菓子作りの道具と材料》 (楽天)Homeへ
2007.12.20
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お教室では色々なクリスマスケーキを作りますが、昨日はマスカルポーネチーズを使ったクリームを巻き込んだ白いケーキを。断面がちょっと面白くなっています。12月お菓子教室 Forêt Blanche今回はダークチェリーを使いましたが、ゴロゴロしました。スライス苺の方が楽でしたねー。生徒さんによって、独創的なデコレーションをされるので、毎回とても楽しみです。クリスマスの飾りは、色々ある中からお好きなものを選んでいただきます。テンパリングして周りに貼るクーベルチュールホワイトのプラケットも、小さく割ってつけるとまた違った雰囲気になって面白いですねー。クリスマス のテーブルの雰囲気作りに、ずっとトナカイの置物を探していましたが、なかなか気に入る物がなくて。そんな時に、とてもおしゃれで幅広~い情報をお持ちの知人がとても素敵な雑貨屋さん表参道 ラ・ヴェセルのHPを教えて下さり、これだ!と。このHPは、見始めたらとまりません。あれも欲しい、これも欲しい…。結局、表参道まででかけ、現物を見て購入。めでたく私の元に、この2頭がやってきました。なめらかな曲線と質感が気に入っています パルマラット マスカルポーネチーズ 500g ダークチェリーエキストラ 4号缶クーベルチュールホワイト 500g次のお教室では、チョコとフランボワーズのクリスマスケーキ を。クリスマスのテーブルセッティングは楽しい♪と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 《お菓子作りの道具と材料》 (楽天)Homeへ
2007.12.18
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12月のお菓子教室は、カリキュラムが決まっているコースの方では、英国伝統のクリスマス・プディングを作ります。11月のお稽古の時に仕込んで一ヶ月寝かせたものを、2時間かけて茹で、バターソースをたっぷりかけて熱々の所をいただきます。クリスマス・プディング温めると、つやつやに光ります もともと大家族のクリスマスパーティーでいただくもので、フルーツ、ナッツ、牛脂、その他色々なものがどっさり入ったとてもリッチなお味ですので、薄く切ってほんの少しだけいただきます。12月のお稽古 は下準備をすることが多く、色々たいへんですが、出来上がると充実感が。 心地よい疲れに浸っています…今日使った型は↓ ギルア クグロフ型 小 クリスマスプディングが登場する本、DVDなど (洋書) (英語の絵本)『ディケンズのクリスマス・キャロル』The Adventure of the Christmas Pudding 洋書(アガサ・クリスティー『クリスマス・プディングの冒険』の原書)『ポアロのクリスマス』秋を満喫する前に、いつのまに冬に!?と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 《ガレットのお菓子日記~お菓子作りの道具と材料》 (楽天)Homeへ
2007.12.13
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