発達障害児が伸び伸びと育つために~保健師の目で見た子育て~

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Akiko0314

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フリーページ

ホームページを開設したのは・・・


診断を受けるのを迷っている方へ


障害受容へ向けて


注意信号!


年齢相応なのか、障害なのか?


あなたのせいじゃないんだよ。


診断されることを躊躇する人へ


発達障害児の心をつかむコツ!


愛情をどんどん言葉で表現しよう。


褒めるために1「時間を区切って」


褒めるために2「ありがとう」でいいんです


褒めるために3「褒めるって楽しい」


褒めるために4「褒めるのは恥ずかしい?」


褒めるために5「言葉の使い方のルール」


褒めるために6「発する思いに注目しよう」


褒めるために7「僕は役に立っている」


学校と仲良くなる方法


理解を得るための「言葉」を考え抜くこと。


恐れから、いいものは生み出されない。


「逃げ腰・泣き虫・遠慮虫の自分」と戦う


自己保身の心を捨てると協力者が現れる。


まずは、具体的な作戦を立てよう。


最初の順風:校長先生の理解を得る


先生も責められるのを恐れていた?


学校中に「支援の雰囲気」を作っていただく


親の自己変革(心を見つめて・・・)


傷つきにくい自分になろう!


心に毒を食らわないで生きる。


過去は教訓を得るためだけにある。


陥りやすい心境


発達障害児の才能を伸ばす方法


施錠した人が開錠する(笑)


楽しいアスペっ子


ひとぺろ


がんばっているお友達は?


「ハイと言いなさい」と迫られた時・・・


切ないでしょ?!


珊瑚の気持ちになっていたんだ。


発達障害児いろいろ


学校の先生へ


親と一緒に歩んでくださいね。


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旧タイトルは「発達障害児が伸び伸びと育つために親としてできることを考えましょう」です。

息子TAKUYAは、15歳になりました。TAKUYAの子育てを通して、母親として、保健師としてたくさん成長させていただきました。
今は、仕事やボランティア活動でたくさんの親子に出会い、これまでの経験を生かして共に学ばせていただいています。

また、オーストラリア発の子育てプログラムを学びました。
健常児の親向きプログラムと発達障害児の親向きのプログラムの
ファシリテーターの資格を取り、
この知恵を生かしながら、仕事でもボランティアでもさまざまに支援をさせていただいています。

そして、これらをもとにオリジナルのプログラム「魂を輝かせる子育てプログラム」を作成し、チャレンジド(=発達障害児)が伸び伸びと育つように、応援しています。

そこで得る宝のような経験を一人で持っておくのはもったいないと思い、日々の仕事での経験を知恵に変えて、このブログで紹介していきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。

2009.9.19  Akiko






2005-11-04 22:19:05 発達障がい児=チャレンジドって、どんな子でしょう?!

こんな場面を想像してみてください。

●自分ひとりだけが、ルールを知らされずにゲームをしている・・・どういう意味?教えて教えてってしつこく聞いても、「なんで分からないの?」「うざい」って、・・・なんでって言われても・・・普通にしててだけなのに・・・。

●サッカーの試合中、相手のゴールにボールを入れなきゃいけないことも、手を使っちゃいけないことも知らなかったよ!普通にしてただけなのに、みんなからののしられたり、どなられたり・・・。みんなぐるぐる動き回って、わけが分からない。

●運転している車のフロントガラスはすりガラス、ドアミラーが凹面鏡!外の音は聞こえない。周りの情報がスムーズに入ってこないし、信号に意味があることも、左を走らなきゃいけないなんてルールがあることも知らないけど、でも車を走らせろって言われるからがんばってるんだよ。

発達障がい児=チャレンジドたちは、こんな世界に生きています。
不安で怖い思いをしているのでしょうね。

でも、知ってください!
ちょっとタイプの違う、変わった車に乗って人生を歩んでいるこの子たちですが、
中に乗っている運転手(心・魂)は正常で健全なのです。



small car

そういう、周りの情報がスムーズに入ってこない車に乗っている子どもたちを支援するために、することはひとつです。

「その子にとってわかりやすい形で情報を伝えていく」

これに尽きると思いませんか?



え?その方法・・・・??

さぁ、このサイトで一緒に考えて生きましょう。
まずは、 フリーページ でご自分に関係ありそうなところを開いてみてください。


周囲の大人自身が自分の心を見つめ、自分を変えていくことも必要になってきます。

人生は何が起きるかわからない!チャレンジの連続です。
私は、この子達のことを 『チャレンジド』と呼ぶことにしています。
それは、 「たくさんの可能性を持って生まれ、挑戦という使命を与えられたこども」という意味です。

鼻歌を歌いつつ、チャレンジャーとして明るくがんばりましょうね。


2005-11-04 02:00:13

おひさまにこにこクリニック 心の病について考えよう




発達障害(ADHDや
LD、アスペルガー症候群や高機能自閉症など、
傍目には分かりにくいけれども、本人は深刻に困っている障害)
をもっている子どもたちの多くは、

「何度言ってもわからない子」「変なこだわりを持つ育てにくい子」と、
だめな子扱いをされ自尊心が傷ついています。


その結果、二次障害として「不登校」「ひきこもり」「いじめ」などの問題を抱えることになっています。
そして、その両親も思い通りに行かない育児にとても苦しんでいるのです。


私は保健師として、そんな親子をたくさん見てきました。

また、私自身も、今は12歳になった息子が8歳のときに
アスペルガー症候群と診断されるまで、とても苦しんでいました。


でも、診断されてから、支援者にも出会うことができ、
対処法も工夫し、学校との関係も徐々に改善されていきました。


ほとんどの親が悩んでいる学校との関係作りについて、
一緒に考え、・・・

また、うちの子も何らかの発達障害があるかもしれない、
と悩んでいるお母さん方への応援メッセージを送る・・・


そんなことができるページにしたいなと思っています。


どうかよろしくお願いいたします。



アスペルガー症候群とは? ADHDとは? LDとは? 高機能自閉症とは?

※私とお知り合いの方にも多く訪ねていただき、心から感謝しています。ここに書いてある内容は、息子に対しても、また息子のお友達に対しても、ご配慮をお願いいたします。





2010年05月29日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
発達障害を持つ子は、コミュニケーションが苦手ですが、その中身は本当に子どもによってさまざまだと思います。

表情が読めない
言葉通りに受け止める
あいまいな表現がわかりにくい

TAKUYAは、これらはかなり乗り越えてきたように思います。
意識して表情を読む努力をしたり、言葉の裏を教えたり、
あえてあいまいな表現をして、開設したりしてきましたが、
やはり社会生活の中で、彼自身も自分で学んできたなぁと感じます。

ただ、家族だと彼の独特のコミュニケーションに慣れてきて、


今日、こんなことがありました。

待ち合わせをしていたのですが、それぞれに事情があり、
場所の変更と私が遅れてしまったことでTAKUYAをずいぶん待たせてしまいました。

そんな時も、「別にいいよ」といつもTAKUYAは言ってくれるので、
私もそれについ甘えていたのですね。

TAKUYAは怒りません。いつも淡々としていて、こちらが悪くても許してくれます。
でも今日は、悪かったなぁと思って、何度も謝っていると
「僕、ずっと外で待っていたんだ。今日は寒かったから手がかじかんだよ」
「本当は、8時からのテレビを見たかったんだ」

私は、「エ~~!」
「室内で待つって言ってたよね?」

と伝えると、
「別にいいんだよ。怒ってないから。不可抗力ですから」
と言うのです。

「でもね、誰が悪いかということじゃなくて、次にこういうことが起きないように、
どうしたらよかったのか、考えてみようよ。

今日は、見たいテレビがあるって、あらかじめ伝えるとか・・・」
と提案すると、

「え~普通の人は、みんなそうやって、次はどうするかを考えてるの?
僕は、許すか許さないか、とか、誰が悪いか、とか、わざとか不可抗力か とか、
そういう風に考えるものだと思っていたよ。
お母さんが悪気がないのはわかるから、腹を立てたらいけないんだ」

「でも、相手がわざとじゃなくても腹が立つときはあるでしょう?!
同じ失敗を何度も繰り返すのは、賢くないよね?!」


そう言って話し合いました。

そして、(訓練のつもりで)予定が変更することもあるから、
おかしいと思ったら電話をかけること
その日の予定や、希望をできるだけ相手に伝えること

この二つをやってみることにしました。
こういう一つ一つのやり取りが必要なのだなと感じます。


ところで、その後、私が遅れた理由を説明すると、
TAKUYAの反応は、
「ふぅーん」
だけです。

いつものことなので、何とも思わなかったのですが、
私も気持ちを伝えてみました。

「お母さんはね、TAKUYAを長く待たせて困らせたから、
TAKUYAに悪いことをしたと思って、心が痛んでいるんだよ。
だから、こんなどうしようもない理由があったんだよ、って事情を話して、
TAKUYAの気持ちがちょっと軽くなるかなと思ったの。
だから、TAKUYAから気持ちをフィードバックしてもらえるとうれしいんだけど」


「え?別に。理由を聞いてもふぅーんとしか思えないんだけど」

「あ、なるほど」

アスペの大人とコミュニケーションをとるとき、フィードバックがないので
やり取りしていて、心にスッと落ちてこないことがあります。
それはそれでいいかと思っていたのですが、
TAKUYAにその気持ちを伝えてみました。

気持ちを伝えるって、ものすごく難易度が高いものなのかもしれません。

でも、これからも伝えてみよう・・・と思っています。
Akiko










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最終更新日  2010年05月29日 21時54分24秒
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