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気になっていたアニメを鑑賞しました。
ちょっとだけ感想です。
アニメ『あの日見た花の名前を 僕達はまだ知らない。』
(全11話・2011年)
会社のアニメ好きの同期におススメを訪ねたところ、
こちらの名前が出て来たことがあったので、
前々から観てみたかったんですよ。
*以下、ネタばれアリです。お気をつけください。*
幼い頃に死んだ幼馴染の少女・ めんま
が、
高校一年生の夏に、成長した姿で突然現れた。
リーダーシップをとっていた昔の面影はまるでなく、
引きこもりとなった主人公・ じんたん
に、
彼女は「自分のお願いを叶えて欲しい」と頼む。
今は疎遠になった他の4人の幼馴染たちを巻き込み、
めんまの願いを探るうちに、
各々の想いや葛藤が徐叙に明らかになっていく。
↑なんとなく、「死んだ幼馴染が現れる」「仲間モノ」というのは
どこぞで読んで知っていました。
観終わった第一の感想は、
期待したものが、しっかり期待通りある作品でした!
・・・です。
この感情が観たいな・・・と思っていた感情が、一番に入ってくる、間違いのない作品で。
全11話というコンパクトさだからこそできるまとまりで、すごく見やすい作品でした。
面白かったです!
ただ、使われる幼馴染面々の「感情」が、
想像以上に苦しく醜い感情ばかりで・・・
そこが凄く噛みごたえ&苦みがありました。
高校一年生・なかなか痛々しい成長を遂げた5人と、
幼い日の白いワンピースでふわふわと駈けまわる
とにかく美しいめんまちゃんという図式
が・・・
作品の核ですし、
アニメーションでしか表現しきれない面白さだと思います。
正直なところ、幼馴染の幽霊モノ・・・ということで
お話の要素としては、割と使い古されたものばかりだったと思いますし、
展開も驚くようなびっくりさはないと思います。
これだけ人気があるのは、
とにかく・・・間違えなさ
・・・だと思いました。
雰囲気がすごくあるおしゃれな作品ですが、それだけじゃないしっかりした安心感があって。
幼馴染に限らず、出てくるキャラクターには
全員に嫌な思いもしてもらうし、
でも全員に魅力的な描写も入れて、救われるようにしてありますし。
間違えないから、 後半になっていく分、きちんと
作品の主題に沿うようにテンションが振り切れていく
んだと思います。
最終話になって、一人浮いていたポッポくんの葛藤が溢れだすとことか、
要素出しが程度によって、きちんとテンションに乗っかるようになってて
凄いなぁと思いました。
5人全員が、ごたごたを思いっきり吐き出してすっきりした分、一番大事にしたい思いで、めんまちゃんに向き合うことが出来て。
結局、めんまちゃんが戻ってきたのは
じんたんにしかその姿が見えないことからも分かるように、
完全にじんたんの為だった・・・
というのが最後に分かる・・・ ラブストーリー(泣ける)
と
それぞれがめんまちゃんの死に責任を感じ、葛藤してきた幼馴染たちが
その思いを吐き出し、共有し、きちんとめんまちゃんにお別れを言うという
仲間の絆の物語(泣ける)
が、
見事に重なって昇華する(大泣き)・・・最終話が一番、面白かったです。
あとはもう・・・
ジャパニメーションの誇る繊細で丁寧でオシャレな演出
と、
若手実力派声優さまたちの熱演
ぶらぼー!
特に後半は、声が作品をぐいぐい引っ張って行ってるのが分かりました。
う~ん・・・言いたいことがごちゃごちゃの感想ですが;
観て納得!の人気作でした。
11話くらいの作りこんだアニメって観やすいし、見ごたえがあってイイナぁ・・・と思いました。
by姉
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