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他県の人に「ニシムタでポンタ五倍だから与次郎のフレスポ行って来た」なんて言ったところで何のこっちゃ、となるだろう。「与次郎のフレスポ」とは、ダイワハウス系の会社が運営する鹿児島市与次郎一丁目にあるショッピングモールのこと。そこにオープンした「スイート・スイーツ」と云うケーキ店が気になっていたのである。ピンクピンクの店構えから、おっさん一人では入れる訳ないオーラが漂っているから、嫁さんと買い物のついでに行きましたよ。ケーキセットを食べてみたが、さすが有名なパティシエの先生のお店だけあって、レベル高過ぎる!モンブランの栗の表面には金箔が散りばめられている!金価格も上昇中だし、是でテンションが俄かに上がった。其れからと云うものの、年末の愉しみとして、ひたすら甘いものを食べまくることになった。そして親戚から頂いたお歳暮はユーハイムのバウムクーヘンとクッキーのセット~是は人類が創造した最も美しい菓子箱ではないだろうか(笑)。テーゲベックとか、同じの何十年やってんのよと云う感じだが、伝統的ドイツ菓子は変わらなくてもいい。こっちも飽きることなく何十年も食べ続けているのだ。クラシック音楽を飽きずに何十年も聴き続けるのと同じ感覚である。感覚を忘れない為に面倒でもケーキ作りは続けてますクリスマスイヴは平日だから、嫁さんが「タイヨー」で買って来たケーキで凌いだが、仕事納めになって時間が出来たから、自作でケーキを作る。東京時代の時のようにお客様をお迎えして何かやる訳にもいかないので、技術を落とさない為に作っているようなものである。なので、基本に忠実な「普通のケーキ」で。そして食べながら令和参年の反省会を行う。とうとう令和参年も終わりに差し掛かり、二年ぶりに相模原市へ帰省する。帰りに日比谷シャンテに寄ったら、果実園が出店していたので、そこで「フルーツサンド」を食べる。落ち着いた店内でゲミュートリッヒなひと時を過ごさせたいただいた。もう甘いものは是でいいやと思って実家に帰ったら、何と!母がケーキを用意して呉れていて、結局其れも食べてしまう!大晦日もケーキを食べて、もう甘いものはいいやと思っても、まだまだ!母から「鎌倉小川軒」だとか、嫁さんのお友達からもお菓子をいただいて、自宅に戻っても暫くお菓子漬けである。そして仕事初めになって、帰省から戻った人から貰うお菓子もあるのだ。もうお菓子いらない!と思っても、「タイヨー」でカップに入ったティラミスに半額シール貼ってあると、ついつい手が伸びてしまうのである。こんなに甘い物ばっかし食べていいのかねぇと、さすがに罪の意識が芽生えて来たのだが、スーパーの半額シールの誘惑には勝てないものである。自作バナーであります。
2022.02.26
去る令和参年十月X日、博多座にて宝塚月組公演『川霧の橋』の観劇が実現することになった。鹿児島市から博多座に行くのに、肥薩オレンジ鉄道を経由して八時間くらいかけて行った訳だが、帰りは帰りで甘木鉄道やSL人吉に乗ったりして合計十一時間くらいかけて帰ることになった。鉄ヲタ全開の行程を振り返ると、【福岡市営地下鉄】薬院駅→天神南駅、天神駅→博多駅(ポポンデッタでNゲージで遊ぶ)【鹿児島本線】博多駅 11:40 → 基山駅 12:05【甘木鉄道】基山駅 12:32 → 小郡駅 12:39【西鉄天神大牟田線】西鉄小郡駅 12:47 →久留米駅 12:59(久留米駅ビルで「ごぼてんうどん」を食べる)【西鉄天神大牟田線:水都】久留米駅 13:33 → 柳川駅 13:50(約弐時間、柳川観光)【西鉄天神大牟田線】柳川駅 15:50 → 大牟田駅 16:04【鹿児島本線:SL人吉】大牟田駅 16:37 → 熊本駅 17:53【九州新幹線】熊本駅→鹿児島中央駅 気の遠くなるような長い行程の第一歩は、福岡市営七隈線から。七隈線に乗りたいばっかりに、薬院駅界隈のホテルに泊まったのである。なぜ七隈線に萌えているかと云うと、車両がとにかくユニークで、注目すべきは運転席。鉄道車両の多くは、乗務員室は壁で厳重に仕切られているが、七隈線は其れが無い。進行方向逆の場合は運転台をカバーで蓋をして、乗客が運転席に座れる構造になっているのだ。ぜひ名鉄パノラマカーみたいな展望を拝みたいと思ったが、残念ながらコロナ禍の謎ルールで、乗客は入れないようになっている。地下鉄二路線を乗り継いで博多へ到着。博多阪急の開店と同時に店内に入ると、「すみれの花咲くころ」がBGMで流れてテンションはMAXであります。アミュプラザ側のポポンデッタで、Nゲージで遊ぶことになっている。嫁さんとは暫く別行動だ。手持ちの阪急9300系の試運転を行う。何故かポイントレールで脱線してしまった。少し不安が残るが、拙者が自分で付けた室内灯がちゃんと点灯していたのでホッとする。実は、国鉄103系も一緒に走らせた。国鉄時代、労組が車体にスローガンを書き殴った「アジ電車」が走っていたが、それをNゲージで再現する予定なのである。キレイな車体では最初で最後の運転だ。これ、何の話か分からない方は、→こちらからどうぞ。甘木鉄道を経由した鉄道ラリー博多駅で薩摩藩の皆さんへのお土産を買って、11:40発の鹿児島本線快速電車に乗った。途中に気になる駅がある。南福岡駅である。南福岡駅と云う駅名も、よく考えたら妙なものである。そのそも福岡県内に「福岡駅」と云う駅は無いのだ。外国人観光客が、「福岡駅」を目指して富山県へ行ってしまったと云う笑い話があった。何故こんな駅名になったのかも訳があって、元々は雑餉隈(ざっしょのくま)駅であった。構内に南福岡車両区があって、多くの列車が発着していたらしい。昔の国鉄は、今より遥かに広域輸送が盛んだったが、他県の人間は「雑餉隈行」と云われても、何処へ行くのか分からないし、そもそも「読めない」と云う人が続出、結局「南福岡車両区がある駅だから南福岡駅にしてしまえば、何となく分かるんじゃないの?」と云うことになったらしい。 さて、電車は30分弱で基山に到着、ここから甘木鉄道に乗り換えるのだ。なんで甘木鉄道に乗るかと云うと、柳川へ行きたいが、西鉄との直接の乗換駅が無くて、どうせなら一生に一度は甘木鉄道に乗っておかないと人生損すると思ったから。そしてやって来た列車は、旧国鉄塗装仕様であります。何だか得した気分。乗車時間は僅かで、直ぐに小郡で降りなければならない。西鉄との乗換駅だ。西鉄小郡から西鉄久留米まで行って、西鉄久留米駅ビルでゴボ天うどんを食べた。あまりゆっくりしていられない。時間厳守の訳は、13:33発の特急が「水都」仕様だからである!来ました!「水都」であります。昨年は「旅人」にも乗ったので、目的は見事達成である。「水都」は、単線区間や複線区間を走り抜けて、あっという間に柳川へ到着。ここから少しだけ柳川観光。まあこんな景色が広がっておる訳です。何キロ歩いたかな。絶対に時間厳守なので、柳川駅まで戻るのに西鉄タクシーを使った。柳川から大牟田へ早めに移動して、大牟田で珈琲でも飲むことにした。嫁さんが「大牟田駅前のカフェ」を検索したら、たった一軒だけあると云う。スマホの画面の通り進んだら、これですよ!旧西鉄電車の保存車がカフェになっている!去年は屋根もなく、ただ静態保存されていただけだったが、まさかのカフェ開設とは。カフェ内は、全然違和感が無い素晴らしい出来具合ですよ。ちゃんと往時の雰囲気を壊すこともなく、令和の新しい価値観と調和している。(詳しい写真はこちらからどうぞ。)締めくくりは「SL人吉」時間厳守の訳は、SL人吉に乗車するためであります。鹿児島生活で最大の後悔と云えば、球磨川豪雨災害の前に肥薩線に乗る事が出来なかったこと。あいにくのコロナ禍で観光そのものを自粛せざるを得なくなり、悶々としているうちに豪雨災害が起きてしまい、肥薩線の熊本県区間~球磨川を走る最もおいしい区間がズタズタに寸断されてしまったのだ。鹿児島県内を走る「特急はやとの風」は、運行休止前にギリギリセーフで乗車出来たが、熊本側だけはどうにもならん!と諦めかけていたところに朗報が。SL人吉が、鹿児島本線を借りて特別運行を始めたのだ。秋の夕焼け空を浴びながら、列車はまったりと進んで行きます。長い長い旅も漸く終わりに差し掛かりました。肥薩おれんじ鉄道の「モーニング」、熊本電鉄のくまもん電車、博多座のタカラヅカ月組公演、博多のもつ鍋を囲んで参加者との有意義な時間・・・内容の濃い一泊二日の行程でありました。↑のサイトはこちらから・・
2022.02.06
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