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2022.11.08
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昨日、ホームグランド手賀沼沿岸でコチョウゲンボウと出会いました。
じっと電柱に止まっていましたが、それも開放的な環境で捕食活動を行う関係
でのものです。これから冬にかけて、捕獲した小鳥を貯蔵する行動を見かけることがあります。コチョウゲンボウの捕食と貯蔵行動について文献で報告があります。
参考までに紹介します。
松村(1993)は、1987年をのぞく1980~1991年の8月~翌4月に
福井臨海工業地帯内の工場敷地内の草原、造成後人工的に吹きつけをした草原、
造成後自然に草原が復元し,裸地と草原がパッチ状に分散している海に面した草原とクロマツ林、池、港、海の環境から構成されるエリアで、ワシタカ類の捕食行動などについて調査を行った結果を報告しています。
(1)捕獲行動と場所
おもに、獲物が隠れる場所のない開放的な草原で行なわれ、地上近くの杭や砂山などで「とまり型」を行ない、おもに飛期中の獲物を発見すると追尾や急降下を交えて捕獲していたと述べています。そのほか、地上または低木にとまっている獲物の場合は,接近により飛び立たせてから捕獲行動に移ったことも記しています。
(2)貯蔵行動
チョウゲンボウとチョウゲンボウの貯蔵行動は,11月上旬の小鳥が次々に
渡る日に観察され、コチョウゲンボウは、貯蔵後すぐに上空を探索する行動を
とり、獲物を発見するとすぐに捕獲の体勢に入る行動が連続的に観察されたと
報告しています。また貯蔵場所は、あまり茂っていない草の根元であり
貯蔵のあとも食物の所在が容易に観察できたとしています。
(3)捕食していた3つのタイプ
なお、コチョウゲンボウが捕食していた小鳥は、草原低木種(スズメ、カワラヒワ)、上空通過種(メボソムシクイ、メジロなど)、地上種(タヒバリ、ヒバリなど)の3つのタイプだったと報告しています。その他では、キジバトやハマシギなどを狙ったが成功しなかったと述べ、捕獲行動の成功率は52.3%と述べています。
(引用文献)
松村俊幸.1993.松村工業埋立地における非繁殖期のワシタカ類の捕食行動と









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最終更新日  2022.11.08 20:17:45 コメントを書く
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