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2024.08.05
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中村(1991)が述べているようにイソシギは、他のシギ類が亜寒帯から寒帯地方で繁殖するのに対し温暖地方で繁殖すると報告され、本州中部から北の地方で繁殖しており、それ以外の西日本や沖縄では旅鳥または冬鳥として見ることができると種類です。
ホームグランド千葉県手賀沼とその周辺地域での観察記録を振り返ってみると、興味深い変化があることに気が付きます。1977年から2008年の間では、おもに9月から10月の間に観察されていましたが、2020年以降は所謂繁殖期の4月から9月の間の観察記録が増加しています。
ただし、イソシギが巣をつくるのに適した環境は見当たらないので、どこからか移動してきた個体が一時的に滞在していたのではないかと思われます。
なお、今年6月に訪ねた長野県上高地の梓川では、大きな石や流木の上に止まり、雄がさかんにチッキイキ、チッキイキと囀って雌を呼び込む様子が見られたので、同様の環境で見かけたら繁殖している可能性が高いものと思います。個体の羽衣、鳴き声、採餌などを目撃したら要注目です。
(写真)
一枚目、二枚目:2024年6月6日上高地で観察した夏羽(翼にうっすら黒斑が入ります)
三枚目:2022年10月24日谷津干潟で観察した若鳥(雨覆の羽縁が黄褐色)
中村登流.川辺の孤独な住人.イソシギ.動物たちの地球.通巻825号.p210-214.
朝日新聞社.











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最終更新日  2024.08.05 14:19:01
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