「田中宇の国際ニュース解説」によると、目下、イラクに駐在する米軍兵士のおかれた環境は相当悪いようだ。50度以上の酷暑の中、一日に1.5リットルのボトル2本しか水は与えられず(イラクの現状では一日10リットル必要)、開戦以来5ヶ月、ほとんど携帯用の軍事食(何ヶ月も持つように作られたアルミパック入りの食事)だけを食べていることを、駐留している兵士のMary Yahneが、母親に送ったメールで明らかにしている。Yahaneはこう書いている。「私たち兵士がここにいる理由は何もない。石油(利権)を守るということだけなのです」(There is no real reason for us to be out here!!!, We’re protecting the oil is all)。そして日用品を駐留兵士に送ってほしい、と訴える。母親はこのメールを受け地元シアトルの放送局KIROにこの話を明らかにした。母親はいう。「私は最初は戦争に賛成していました。軍隊は支持します。でも、戦争は支持しません。もしこれが戦争といわれるものならばということですが」