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2003年09月05日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 今日も朝からずっと仕事。出口が見えた感じでかなり進む。この感覚がつかめるまで時間がかかることがある。今回は苦しかった。

 昨日は携帯に届く迷惑メールのことを書いたが、電話にはたびたび押し売りの電話がかかる。娘が上手に処理してくれているのだが迷惑この上ない。息子に「うちの電話は電話して誰も出なくてもFAXに切り替わるアナウンスが流れてそれだけで少なくとも10円は取られるねえ」といったら「だから、それが迷惑電話の予防になるんだ」と息子。なるほど、出ないのに(実際昼間はダイニングにある電話は誰も出ないだろう、非通知の大体出ない)お金がかかるようでは困るだろう。もっともそんなことで電話をやめるほど良心的(というのかどうかわからないが)なところはないのかもしれないが。

 仕事の合間、合間に保坂和志の小説を少しずつ。『この人の閾』読了(文庫で70ページほどの作品)。十年ぶりに一年先輩の女性の家を訪ねるという設定だが、何か起こるかと思って(そういう発想で読むのはまちがいだろうが短編なのでなおさらイベントを期待してしまった)読み進んでも何も起こらないといえば起こらない。あれあれと思っているうちに終わってしまう。なのに不思議に心に残り、僕は読みながら大学の頃のこととか(唐突だけど)雑草を抜いた時の感覚とかが蘇ってきた。

 突如として始まる哲学の議論は興味深い。ヨハネ福音書の冒頭(「初めに言葉があった」)の解釈。言葉には命があってその命は人の光で、光は闇の中で輝いた。「だから言葉が届かないところっていうのは”闇”なのよね。そういう”闇”っていうのは、そこに何かがあるんだとしても、もういい悪いじゃないのよね。何もないのと限りなく同じなのよね」(p.75)

 夜中に保坂氏の インタビュー を読んだ。出し惜しみしないで、「今ある力で書き尽くすようにしないと、次の作品は書けないと思うんです。ネタを温存していると、今書いている作品がモノにならない。逆に、「もう書くことが何もなくなった、この先自分はどうするの?」と思うくらいシッカリ出すように心がけると、次が出てくる」。なるほどそういうことか、と今の僕にはこの言葉は心を打った。





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最終更新日  2003年09月05日 22時58分58秒
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