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パリ世紀末ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展 2019年12月7日(土)~2020年1月31日(金)December 7, 2019-January 31, 2020今日はこの展示を見に行った。14時から学芸員のよる解説があるとのことで、聴き入った。観客の多さにテンションが上がっている感じの学芸員の話は40分の予定が10分ほど延長するほどの熱の入りよう。とても興味深く聴き、興味深く見た。名前だけは知っていたサラ・ベルナール。19世紀末でありながら、数々の写真にポスター。アメリカまで演劇公演したという。また、その際に購入したとされる特注のティファニーの銀食器たち。130年ほど前のものが陳列され、特大のポスターも飾られ、興味深い展示であった。
2020.01.18
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いやー意外だったな。この美術展がどれだけ人気なのかわからないが、来場者がそれほど多くなかった。今まで上野の国立西洋美術館くらいしか行ったことがないのだが、そこは何回行こうといつも長蛇の列。作品を見ているのか他人の頭を見ているのかといったことが多く、混んではいても比較的ゆったりと見れるというのは驚きだった。今回は同行者の勧めもあって音声ガイドなるものを初めて利用した。掲示されている案内文など読むのが面倒だったり、(他人の頭で)困難だったりすることがあるけれど、音声ガイドであれば聴いていればいいだけなので参考にもなり、とてもいい経験だった。これからは音声ガイドを利用することがふえるかも。さて、この「エルミタージュ美術館」はロシアのエカテリーナ2世が絵画などを蒐集したことから始まったもので彼女の肖像画も展示されていて興味深かった。エカテリーナ2世については池田理代子の「女帝エカテリーナ」(全3巻)で熟知していたので親近感もあり、素晴らしい女帝だったこともあり敬愛している。作品群は16世紀17世紀の宗教画、肖像画から始まり、18世紀に入っての近代絵画の世界、写実主義の作品を堪能し、19世紀への自然主義から印象派、新印象派と楽しめて、20世紀絵画、なかでもマチスの「赤い部屋(赤のハーモニー)」を鑑賞できる堂々たる内容だった。以前読んだ「名画の言い分」という書籍の内容が今回の絵画鑑賞にはとても役立った。古典絵画、近代絵画を鑑賞するには、素養として西洋絵画の歴史を知らなければ十分な鑑賞眼を持ちえないということを実感したしだいである。「エルミタージュ美術館」国立新美術館(~7月16日)
2012.06.30
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今日、吉祥寺東急百貨店に立ち寄った。8階の画廊では「松本零士 作品展」がやっていて、あまりの版画の美しさに惹きつけられて中へ入ってしまった。当時幾人かの客はいたのだが、あっと言う間に私一人。係り員の女性がすっと寄ってきて、よどみなく説明を始める。立て板に水の如く、つぎつぎとくりだされる解説は傾聴するに値する素晴らしいものだった。作品の製法、松本零士の人となり、作品の価値、販売実績等々。私が一見の客でほぼひやかしということも見抜いていながら、「まだ決まっていないが、大規模な作品展も予定されているのでその節はごらんください」などと言われ、間断のない説明に退出するタイミングを計りかね、出たときには相当な時間がたっていた。(30分ほどかな)直筆のみごとな水彩画も見られ大いに満足できた作品展であった。売約済も10件ほどあったかなぁ。ちなみに明日が最終日です。
2012.04.17
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『フェルメールからのラブレター展』を見に行った。大人で1,500円とは高いね。この倍くらいの広さや展示物があるならわかるけど、あの狭さだと高すぎる気がする。妥当なのは700円くらいか。日曜だったので混雑していた。絵画の前に居座って動こうとしない見物人がいるので列が流れない。追い越して行ったりすると人込みの背後から絵を眺めることになる。絵と見物人の距離が近いのだが、防護柵のようなものも気になる。あまり近づかないためなのかもしれないが、海外で防護柵を見た記憶がない。絵を鑑賞する環境としてはあまりよろしくない気がした。さて、肝心の絵であるが、フェルメールを見に行ったのに、説明を良く見ないと同時代の他の画家の作品を眺めていることになる。大作となるほど他の画家の作品だった。フェルメールはうまい画家だと思うが、今の人気はひとえに映画によるところが大きいと思える。「真珠の耳飾りの少女」という映画が日本でのフェルメール人気に火をつけたといえると思う。さて、今回その絵はなく、《手紙を読む青衣の女》が評判のようだった。天然のウルトラマリン・ブルー(ラピス・ラズリ)の青色が印象的でフェルメールらしい作品といえよう。
2012.02.19
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六本木ヒルズの森美術館で「ボストン美術館展」を開催している。見に行った。ミッドタウンでランチして、ヒルズへ向かった。昼直後のせいか、客はそこそこ、混雑してはいなかった。ひととおり絵は見た。絵についての注釈は4~5作品を除き、読んでいない。名匠の作家の作品は多かったけれど、代表作と呼べるような代物はなく、たんたんと足早に見て回った感じ。見終わって階下に下りたら、チケット売り場が混雑していた。やはり午後からのほうが混むのだろうか?ボストン美術館展
2010.05.22
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「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」東京都美術館 企画展示室(上野公園) 〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36/TEL 03-3823-6921を見てきました。夏に行きたいと思っていたのがのびのびになり、先日TBSのテレビでも放送されて、会期も終了がせまり、いそいそと出かけました。ん~、なんたって人が多い。見れない。なぜ、あれほど絵に近寄るのか?大人の目線の高さに飾られていて、1mも離れていないところで人垣ができ、他人の頭越しにしか作品を見れない。もちろん、最前列でわずかに動く列に連なればじゃまなく見ることができるんだろうけど、進行をうながす声もなく、遅々として進まない列に並ぶのはバカらしい気がして、遠めに他人の頭越しに見るしかなかった。海外の美術館ではまずこれほど人は多くないし、場合によっては作品に近づけないこともあるが、その作品を全体として鑑賞できないということはまずない。日本の現状、どうにかしてほしいねぇ。さて、「フェルメール展」事前にネットでチェックしていたので、TVで見ためぼしい作品のほとんどは今回出店されてないことはわかっていた。でも、『絵画芸術』の出品中止など残念なこともあった。まぁ、印象派以前の埋もれていた作家の作品の展覧会なので有名作品が少なければ、落胆するのも止むをえない。
2008.11.15
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