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(C)2018 LAMF JN, Ltd. All rights reserved.イーサン・ホークはこの手の作品でこのような役を演じることが多いような気がする。イギリスの港町サンドクリフ。博物館で働く30代後半の女性アニーは、長年一緒に暮らす大学講師・ダンカンと平穏な毎日を送っていた。ダンカンは雲隠れした往年のミュージシャンのタッカー・クロウに心酔し、ブログ・コラムを書き続けていた。子がいない生活を望んだ同棲であった。とあるひ、ダンカン宛に名曲”Juliet”のデモ版”Juliet, Naked”が送られてきたことで二人に亀裂が入る。ひょんなことから、アニーはタッカー・クロウと出会うが、タッカーは虚実ないまぜの噂とは全く異なる私生活を送っていた。そして、出会った二人はすれ違うも……。男女間は相手への想いがないといけないんだねぇ。しっちゃかめっちゃかな人間模様であるが、この社会の中に親愛は生まれる。amazon prime video にて2018年/アメリカ・イギリス/97分/G監督:ジェシー・ペレッツ原作:ニック・ホーンビィ脚本:エフジェニア・ペレッツ、ジム・テイラー、タマラ・ジェンキンス出演:ローズ・バーン、イーサン・ホーク、クリス・オダウド、アジー・ロバートソン、アヨーラ・スマート、リリー・ブレイジャー、フィル・デイビス、デニース・ゴフ、リリー・ニューマーク原題:Juliet, Naked(「ジュリエット、むき出し」)お薦め度「15年後のラブソング」★★★★(80%)
2024.09.19
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Amazon.co.jp: プッチーニ : 歌劇《ラ・ボエーム》 / トリノ王立歌劇場 (Puccini : LA BOHÈME / Teatro Regio Torino) [Blu-ray] [Import] [日本語帯・解説付き] [Live] : ダニエル・オーレン, トリノ王立歌劇場管弦楽団, トリノ王立歌劇場合唱団, プッチーニ, ダニエル・オーレン: DVDこれを”家で見た映画”に分類するのはどうかと思えるけれど、上演されたものではないような気がする。”ラ・ボエーム”誕生125年を祝して、この年にどうしても初演の舞台装置にて上演し映像に収めたかったのではないだろうか。というのも客席は一切映らず、幕開きに指揮者が映るだけ。あとは舞台でクローズ・アップや引きの舞台全体が映されている。ソリスト以外のコーラスは助演含め、みなマスクを着用している。コロナ禍での撮影だったことが見て取れる。30年ほど前に助演としてオペラ「ラ・ボエーム」の舞台に乗っかったにも関わらず、未だ全編を見たことがなかったので、土曜日にオペラ「ラ・ボエーム」観劇をひかえて予習しておこうと思って見た。同時期と思えるが”ラ・トラヴィアータ(椿姫)”と似て異なる設定に、パーティのシーンもある”ラ・トラヴィアータ”の方が、より絢爛豪華で悲哀に満ちている気がして、日本人好みなのか”ラ・トラヴィアータ”の上演回数に比べて極端に少ない”ラ・ボエーム”のその少なさがわかった気がした。ラストに涙がこみあげてくるのは演出の力なのかもしれない。
2024.09.18
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(C)2024 PARAMOUNT PICTURES突っ込みどころのあるエピソードがいろいろあるけれど、絵空事ということで目をつぶればいいのかなぁ。「クワイエット・プレイス」一作目のえもいわれぬ底なしの恐怖感はマンハッタンの都市では感じられなかったかも。なぜ、こういったものたちが襲来し、音にだけ反応するのか、その発見も検証もなく、いたずらに逃げ回るだけ。映画館へは見に行かなかったけれど、スクリーンで見るほどのスペクタクルなものもないような気がする。見たかったので、見たことに満足。U-NEXTにて2024年/アメリカ/100分/G監督:マイケル・サルノスキ原案:ジョン・クラシンスキー 、イケル・サルノスキ脚本:マイケル・サルノスキ出演:ルピタ・ニョンゴ、ジョセフ・クイン、アレックス・ウルフ、ジャイモン・フンスー原題:A Quiet Place: Day One(「静かな場所:1日目」)お薦め度「クワイエット・プレイス DAY 1」★★★☆(70%)
2024.09.16
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Romance in Style (2022) (imdb.com)今まで散々描かれてきたラブコメのあるあるストーリーなので新味はない。プラスサイズの視点もすでに描かれているので新機軸でもない。それなら何がおもしろいのかというと予定調和ではないがシーンシーンを面白おかしく見てラストにほっこり涙する、その感じがいいんだと思う。クライマックスの意地悪な展開は無理やりこじつけた感が強くて下手な展開に思えるが、ラストにぐっと胸つまり涙の予感を感じさせるにはこれもあるあるの手順である。もう少しドキドキ感、もう少し意外性、もう少し面白さがあれば相当イイ作品になったと思える。Netflixにて2022年/カナダ・アメリカ/86分監督:マイケル・ロビソン原案:ルーサー・M・メイス脚本:カレン・バーガー出演:ジェイシー・エリオット、ベン・ホリングスワース、コニー・マンフレディ、ジョルジャ・ケイデンス、デイリン・ウィリス、ローラ・ソルティス、ポール・エッシーンブル原題:Romance in Style(「スタイリッシュにロマンス」)お薦め度「ロマンス in スタイル」★★★(60%)
2024.09.15
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The Escape (2017) (imdb.com)女優ジェマ・アタートンが製作総指揮までやって描き出したかったものは何なのか。夫にHを強要され拒絶することもままならず、一家の主婦として子育て・家事に追われる。主催したバーベキューでの振る舞いがおかしい。夫に愛を感じなくなったのか。子供に愛着がなくなったのか。自分探しの旅なのか。発作的に飛び出したように見えるパリへの逃避行は本人にとってはやらねばならないことだったのか。パリでの出会いアバンチュールは嘘を重ねたものだった。そこに喜びは……。結末がこのように帰着しても、彼女が演じたもの、伝えたかったものは私には感じられなかった。言葉にしない感情というのは理解しがたい……。U-NEXTにて2017年/イギリス/102分/監督:ドミニク・サベージ脚本:ドミニク・サベージ出演:ジェマ・アータートン、ドミニク・クーパー、ジャリル・レスペール、フランシス・バーバー、マルト・ケラー原題:The Escape(「脱出」)お薦め度「シークレット・エスケープ パリへの逃避行」★★★(60%)
2024.09.15
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(C)2019 Wanda Media Co., Ltd. All Rights Reserved原題が“沈黙的証人 Bodies at Rest”となっている。映画を見た感じからすると“保管死体”という意味なのかなと思える。検視に回された遺体に凶弾が残ったままなのでその凶弾から使用拳銃が特定され自身の犯行がばれてしまう。ゆえに証拠隠滅=遺体の中の凶弾を略奪しようとした3人組が検視センターに強盗に入る。検視官たちを脅して凶弾を持ち去ったが、海に捨てようとした時にその凶弾がすり替えられた別の物に気付く。あわてて検視センターに戻るとまた検視官たちを脅し……クリスマスイブに起こった事件は「ダイ・ハード」をなぞっているようでもある。ひどい夜と訳せそうな邦題「ハード・ナイト」。その名の通りハードでタフな一夜が描かれる。突っ込みどころはありそうだが、見どころもある。U-NEXTにて2020年/中国・香港/94分/監督:レニー・ハーリン脚本:デビッド・レッサー出演:ニック・チョン、ヤン・ズー、リッチー・レン、フォン・ジアイー、カルロス・チェン、マー・シューリアン原題:沈黙的証人 Bodies at Rest(「保管死体」)お薦め度「ハード・ナイト」★★★☆(75%)
2024.09.11
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秋津温泉 (shochiku.co.jp)今「女優 岡田茉莉子」という本を読んでいる。年代を追って、少女時代から新潟への疎開の6年を経て、東京に帰ってきた高校卒業の18歳。関係者の勧めで女優デビュー。以来、木下恵介・小津安二郎ら巨匠の作品に出演し、主演をもこなし、変遷・変転を経てとある作品で出演100作品を越えた時、百本記念作品として企画されたのがこの「秋津温泉」である。岡田茉莉子が厳選した小説を原作とするこの作品を見てみたくて見た。終戦前、肺病病みだった男・河本は岡山から山陰へ親戚を頼って汽車に揺られる最中、山陰まで行く気力体力なく、秋津温泉に戻るという女に頼んで秋津温泉へ向かう。そこで、その宿の一人娘・新子と出会う。お互いに惹かれ合うが、女将である新子の母に河本は追い出される。新子の思いは断ち切ることなく河本を思い続け、河本はなすがまま子をなした女と籍を入れる。しかし、自堕落な河本はなすすべなく秋津温泉を再訪する。しかし、また別れ。そして、再訪、また別れ。上京し、音信不通となった河本は社名により岡山に出張となった足で秋津温泉を訪れる。河本の存在を記憶の彼方に追いやっていた新子は痛切に悩み突飛な行動に出る……。この物語、関係性や描き方は違うけれど「アンナ・カレーニナ」や「失楽園」(渡辺淳一)に相通じるものがあるように思える。一途に愛を貫く。愛し続ける女の心。なぜ、岡田茉莉子がこのような辛い身の女の話を選んだのかわからないけれど、そこには女の気持ちを女優として表現したいというものがあったのかもしれない。「女優 岡田茉莉子」を読んで知ったが、この作品は多忙な岡田茉莉子ゆえかけもちの映画撮影の合間を縫ってロケを敢行し、相手役は文学座の芥川比呂志であり、当初のロケに参加したけれど、芥川が肺病を病み、長期療養を余儀なくされたことによって長門裕之の抜擢となったとある。そんな裏話を知れて「女優 岡田茉莉子」は読みどころのある本である。この映画を見て、大いなる感動はなかったけれど、それは多分に大人びた新子のふるまいのせいなのかもしれない。U-NEXTにて1962年/日本/112分/監督:吉田喜重原作:藤原審爾脚色:吉田喜重出演:岡田茉莉子、長門裕之、日高澄子、殿山泰司、中村雅子、戸辺みさ江、宇野重吉、小夜福子、神山繁、小池朝雄、名古屋章、東野英治郎、吉川満子、夏川かほる、芳村真理、山村聰、辻伊万里、吉田雅利、下元勉お薦め度「秋津温泉」★★★☆(70%)
2024.09.08
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(C)2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.アイアン・クロー(鉄の爪)を武器に一世を風靡したプロレスラー、フリッツ・フォン・エリックのことは記憶に焼き付いている。その子供たちのドラマ。4人兄弟、いや5人兄弟(長男は幼少期に死亡)だったのが、中年になったころには一人だけ生き残った。兄弟たちの苦悩と葛藤の日常を描いた作品。たとえ真実だったとしても、いや真実だからこそ、この兄弟たちの半生、晩年を映画として描くのは内容が痛切なだけに見ている方も辛い。息子たちがプロレスで活躍しているものかと期待して見たから、そのギャップに驚いたこともある。主役にザック・エフロン、その妻役にリリー・ジェームズがキャスティングされているのでメジャーな映画なのだと思える。ヒットしたうわさを耳にしてみたけれど、見るには辛い映画だったなぁ。U-NEXTにて2023年//アメリカ/132分/G監督:ショーン・ダーキン脚本:ショーン・ダーキン出演:ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン。モーラ・ティアニー、スタンリー・シモンズ、ホルト・マッキャラニー、リリー・ジェームズ、マイケル・J・ハーネイ、チャボ・ゲレロ・Jr.、キャジー・ルイス・セレギーノ、ライアン・ネメス、ケビン・アントン、マイケル・プロクター、サイラス・メイソン、デビン・インブラグリオ、マクスウェル・ジェイコブ・フリードマン、アーロン・ディーン・アイゼンバーグ原題:The Iron Claw(「鉄の爪」)お薦め度「アイアンクロー」★★★☆(70%)
2024.09.07
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10 Things We Should Do Before We Break Up (2020) (imdb.com)このような展開で物語はいいのだろうか。シングルマザーが友人にはめられてブラインド・デート。男は軽薄な野郎であったけれど、ことの成り行きに身を任せ…、それはシングルマザーも同じ。勢いにまかせたワンナイトラブのつもりが…妊娠!!!どうする?どうするシングルマザー!?どうする野郎!?中絶の問題も浅く、いや深く悩みながら……この結末でいいのかなぁ‥…。楽しんで見ましたよ。U-NEXTにて2019年/アメリカ/74分/監督:ガルト・ニーダーホッファー脚本:ガルト・ニーダーホッファー出演:クリスティーナ・リッチ、ハミッシュ・リンクレイター、リンジー・ブロード、カティア・ウィンター、ジョン・エイブラハムズ、スコット・アツィット原題:10 Things We Should Do Before We Break Up(「別れる前にすべき10の事柄」)お薦め度「別れる前にしておくべき10のこと」★★★★(80%)
2024.09.04
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Amazon | ワイルド・ドライバー [DVD] | 映画ハチャメチャでお馬鹿な映画。楽しめたー!!さえない男。友人宅に居候のはずが元恋人とよりを戻すために出かけたところで盗難車に便乗することに、腹が減ってはとハンバーガーのドライブスルーに立ち寄ると、売り子をピックアップ。パトカーに追われる盗難車で見知らぬ男女三人の珍道中が始まる。ニュージーランド縦断の旅は壮絶で熾烈でいろいろなことが起こった。さえない男の元恋人に会うために……。いつしか、国中に知られてテレビ中継されて南下の先はパトカーが待ち受ける。クライマックスまでのカー・チェイス、見ごたえあった!グッと胸にせまるクライマックスは全国民注目の的。いやー、おもしろかった(笑)1981年製作のコメディ映画”Goodbye Pork Pie”が底本になっているようだ。U-NEXTにて2017年/ニュージーランド/105分/監督:マッド・マーフィ脚本:マッド・マーフィ出演:ディーン・オゴーマン、ジェームズ・ロールストン、アシュリー・カミングス、アントニア・プレブル原題:Pork Pie(「ポーク・パイ」)お薦め度「ワイルド・ドライバー」★★★★(80%)
2024.09.01
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(C)2024「青春18×2」film partners映画館公開時、話題になっていたことは知っていた。見に行くにはちょっと二の足を踏んでいたら、配信でいいかと思えたけれど、映画館で見たかった。そう思える傑作。キャストがいい。主役のジミーを演じたシュー・グァンハンが18歳と36歳の役。似ているけれどひょっとして別人が演じているのではと思えるほど若者と中年の違いが出ている。清原果耶がいい。日本人バックパッカーを演じてジミーと同じ18歳かと思って見ていたら4歳年上とのこと。4つ年上かぁ。4歳年上のアクティブな彼氏がいる22歳女子。経験豊富に見えるしぐさは年上のなせる技。初々しいジミーが良かった。日本への旅で出会うカメラ少年18歳の男子を演じた道枝駿佑が彼ならではの言葉をしゃべっていたのはドンピシャなキャスティングに思えた。ネカフェ店員の黒木華も良かった。演技巧者な彼女だけにジミーとの交流が現実感あり。おっちゃん、いやおじさんの松重豊も田舎にいそうなおじさんで良かった。アミ(清原果耶)の母、黒木瞳も良かった22歳から18年後だと40歳である娘の母親として年齢的にも合っていて娘を持つ母として感情移入しやすかったのではないだろうかとも思え、いい感じの母役であった。すべてのキャストが良くて、台湾の神戸KARAOKEの店員たちも良かった。映画『青春18×2 君へと続く道』公式サイト<ネタバレあり>とっても映画だなと思える作品だった。電車の行き返りって左から右、右から左で表現することがあるけれど、この作品はアミの台南の旅の始まりを下から上、台南の旅の終わりを上から下で街を引きで映して描いた。トンネルを抜けるとそこは…川端康成の小説の世界を映像として体験させてくれた。それは映画”Love Letter”からのつながり。ミスチルは台湾でも人気です。ミスチル聴きますか、とイヤホンを男女それぞれ片方だけ耳にさして聴く。カップルのなせる技、素敵です。(ミスチルの歌は流れない(我々には聞こえない))灯篭飛ばしでは涙してしまった。映画館で見たら泣くだろうなあ、と思ったら涙が頬を伝っていた。その後も映画館で見てたら号泣だなと思えたけれど、気づいたら号泣と言えるほど涙していた。アミのちょっとした表情。「うん?」という視線や口元、清原果耶のかわいい顔に胸キュン!ジミーを見る視線がいい!三分の二ほどジミー目線で描いてきて、アミの現在を知ったあと、アミ目線で描きなおす。もうたまりません。涙腺崩壊。感極まる……。映画館で見れば良かった。「バイクの二人乗り、台湾に来たらやってみたくて」とアミが言う。台湾らしく、そして日本らしい。とってもとっても素敵な作品。映画館で見れば良かった。ジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2 日本慢車流浪記』という原作をみごとに映画化した藤井道人はすごいな。Netflixにて2024年/台湾・日本/123分/G監督:藤井道人原作:ジミー・ライ脚本:藤井道人出演:シュー・グァンハン、清原果耶、ジョセフ・チャン、道枝駿佑、黒木華、松重豊、黒木瞳台湾語:《青春18x2 通往有你的旅程》お薦め度「青春18×2 君へと続く道」★★★★★(100%)
2024.09.01
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(R), TM & (C) 2022 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.ニコラス・ケイジガニコラス・ケイジを演じる?ん?ニック・ケイジ?ニコラス・ケイジではないのか?どうもニコラス・ケイジではないようであるけれど、私はニコラス・ケイジだと思って見てしまっていた。楽屋落ちともいえるスター俳優の日常を表裏なく描き、娘を持て余す父親としてオロオロしながら、マフィア相手にちょこまかする。出て来るCIAは間抜けな感じが否めないけれど、間抜けな感じのニックが活躍するのが楽しい。クライマックスで切り替わり、カメオ出演的にデミ・ムーアが出演していたことに驚いた。こりゃなんちゅうドタバタ喜劇なのであろうか。(笑)amazon prime video にて2022年/アメリカ/107分/PG12監督:トム・ゴーミカン脚本:トム・ゴーミカン、ケビン・エッテン出演:ニコラス・ケイジ、ペドロ・パスカル、シャロン・ホーガン、アイク・バリンホルツ、アレッサンドラ・マストロナルディ、ジェイコブ・スキピオ、ニール・パトリック・ハリス、ティファニー・ハディッシュ、アディリリー・シーン原題:The Unbearable Weight of Massive Talent(「とてつもない才能の耐え難い重さ」)お薦め度「マッシブ・タレント」★★★☆(70%)
2024.08.31
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The Union (2024) (imdb.com)マーク・ウォルバーグにハル・ベリーとはNetflixはお金をかけたものだ。組織の中での裏切り、内通者に関してはよくある話であるけれど、その内通者がボスだったりするこれまでの作品と違ったところは妙味があったかな。白人と黒人の組み合わせに東洋人も出て来る当たり、現代のアメリカのキャスティング事情が現れている。裏切者はわかっても内通者に関しては登場すらせず、カー・チェイスは見物であったけれど、ポルシェが普通車に追い付かれるのはいかがなものかと思えたりした。アクションも見ものであってその点楽しめた。Netflixにて2024年/アメリカ/109分/監督:ジュリアン・ファリノ原案:デビッド・グッゲンハイム脚本:ジョー・バートン、デビッド・グッゲンハイム出演:マーク・ウォールバーグ、ハル・ベリー、マイク・コルター、アドウェール・アキノエ=アグバエ、ジェシカ・デ・ゴウ、アリス・リー、ジャッキー・アール・ヘイリー、J・K・シモンズ、ロレイン・ブラッコ、ダナ・デラニー、パッチ・ダラー、ジェームズ・マクメナミン、フアン・カルロス・エルナンデス、スティーブン・キャンベル・ムーア原題:The Union(「連合」)お薦め度「ザ・ユニオン」★★★☆(70%)
2024.08.31
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枯れ葉 : ポスター画像評判な作品なので期待して見た。甘いも酸っぱいも息苦しさもない、男女。期待にそぐわない映画だった。もっとエモーショナルな劇的感情にゆれる内容だったら良かったのだけれど、内面の感情はともかく表層的には淡々としていて感情というものがあまり感じられなかった。ゆえにこんな作品だったんだという残念な感じ。名も知らず住所も知らす、それでも恋に落ちて(?)惹かれ合う。中年を過ぎた独身者で雇止めにあってしまう貧乏人の恋(?)。激昂しないところが大人であり、題名にある「枯れ葉」なのかもしれない。U-NEXTにて2023年/フィンランド・ドイツ/81分/G監督:アキ・カウリスマキ脚本:アキ・カウリスマ、ドゥニ・ビルヌーブ出演:アルマ・ポウスティ、ユッシ・バタネン、ヤンネ・フーティアイネン、ヌップ・コイブ、アンナ・カルヤライネン、カイサ・カルヤライネン原題:Kuolleet lehdet(「落ち葉」)お薦め度「枯れ葉」★★★(60%)
2024.08.29
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(C)2017 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.英語の勉強をするには最適という映画なので見てみた。わかりやすくて聴き取りやすい英語が流れてくるので、英会話勉強には適していると思える。内容は奇想天外な物語だが、奇抜なところに目をつぶれば十分楽しめる作品なのかも。amazon prime video にて2017年/アメリカ/97分/G監督:トム・マクグラス原作:マーラ・フレイジー脚本:マイケル・マッカラーズ声:アレック・ボールドウィン、スティーブ・ブシェーミ、ジミー・キンメル、リサ・クドロー、マイルズ・バクシ、トビー・マグワイア、ビビアン・イー、エリック・ベル・Jr.原題:The Boss Baby(「ボス・ベイビー」)お薦め度「ボス・ベイビー」★★★☆(70%)
2024.08.28
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amazon.co.jp/dp/B0C262H717?tag=eigacom-movie-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1ややこしい。”トランスポーター”と邦題につけられたネーミングに騙されてしまった。原題はトランスポーターなんてワードはない。前提というか、冒頭がチキンレース並みの車短距離競争。その賑わいはワイルド・スピードを彷彿させ、興味を持った。トラック運転手と俳優と撮影ロケの掃除婦がいて、PTSDの退役軍人のFBI捜査官や密売人や組織のボスなどが説明なく登場してくるので収拾がつかない感じ。そんななか、シングルマザーの凄腕ドライバーの掃除婦とFBI捜査官の対峙。先も読めないし、展開もわかんない。あのオヤジが父親だったのか…なんて、感じ。内容は深いか濃いかというものであるが、まとまりがないのでわけわからない結末となる。いや、わけはわかるんだけれど、おさまりがついたとは思えない。素材を活かしきれなかったというべきか。amazon prime video にて2023年/アメリカ/95分/監督:シェーン・スタンリー脚本:CJ・ウォーリー出演:ダニエル・C・ライアン、ディオラ・ベアード、ジョセフ・D・ライトマン、アイバン・セルゲイ、ブレント・ベイリー、ケビン・ジョイ、ポール・ハーパニエミ、レジー・オースティン、トーマス・ネルソン、ジョー・ランドー、エイブラハム・ベンルービ原題:Night Train(「夜行列車」)お薦め度「MISS.トランスポーター」★★★(60%)
2024.08.25
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◆東宝映画「太平洋の翼」円谷英二特技監督◆三船... - ヤフオク! (pinterest.jp)なんと素晴らしい特撮だろう。ミニチュアに思えるシーンもあるけれど、そのミニチュアにしろ戦闘機が群を成して離陸するところは壮観である。見どころ見ごたえのあるシーンである。戦艦大和の横を滑空する戦闘機のシーンは感極まった。これほど素晴らしい絵を撮る特撮技術は特筆すべきだと思える。そうそうたるキャストは豪華であり、西村晃の快活さ、渥美清のにぎやかしに実力を感じた。佐藤充も良かった。物量で勝てず、戦略なき戦いは負けるしかなかったと思える。U-NEXTにて1963年/日本/101分/監督:松林宗恵特技監督:円谷英二脚本:須崎勝弥出演:三船敏郎、加山雄三、夏木陽介、佐藤允、船戸順、片岡光雄、新野悟、岡豊、織田政雄、桐野洋雄、大村千吉、田崎潤、西村晃、上村幸之、中山豊、西条康彦、池部良、伊藤久哉、渥美清、砂塚秀夫、中谷一郎、小杉義男、志村喬、宮口精二、藤田進、清水将夫、清水元、田島義文、河津清三郎、平田昭彦、星由里子お薦め度「太平洋の翼」★★★☆(70%)
2024.08.18
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(C)2023 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved前作「デューン 砂の惑星」を見たのだけれど、その内容も朧気で、なぜ今こうなっているか理解しがたく、でも理解しなきゃという思いで見ていた。敵対する者が敵対はしていても血縁関係があるとわかり、話はますます複雑になってしまい、ポール(ティモシー・シャラメ)がとんでもなく独裁者になっていき、チャニ(ゼンデイヤ)がかわいく思えてきた。妹とされるアニヤ・テイラー・ジョイが映し出された時に嬉しくなってしまい、それは映画とも内容とも無関係なので申し訳なく、なんだか意味不明の決闘もすごいのだけれど、わけがわからないことであった。「メッセージ」「ブレードランナー2049」がわけわからなかったのと同様に、監督であるドゥニ・ビルヌーブらしさが出ていたというべきなのだろうか。恐るべき存在になってしまったポールを見事に演じたティモシー・シャラメに成長を感じた。U-NEXTにて2024年/アメリカ/166分/G監督:ドゥニ・ビルヌーブ原作:フランク・ハーバート脚本:ドゥニ・ビルヌーブ、ジョン・スパイツ出演:ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、ジョシュ・ブローリン、オースティン・バトラー、フローレンス・ピュー、デイブ・バウティスタ、クリストファー・ウォーケン、レア・セドゥ、スエイラ・ヤクーブ、ステラン・スカルスガルド、シャーロット・ランプリング、ハビエル・バルデム、アニヤ・テイラー=ジョイ原題:Dune: Part Two(「デューン:第二部」)お薦め度「デューン 砂の惑星 PART2」★★★☆(70%)
2024.08.14
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(C)2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.アクションは申し分ないが、この親友同士が一人の女を取り合うというので、この設定はどうだろう。この設定というのは男同士が知り合いであるということを伏せて彼女を口説くあうということ。同僚で親友だということを知らせずにである。魅力的な男性を求める主人公女子は肉食系であり、ご意見番の既婚女子に相談しつつ二股をかける。スパイアクションでド派手なドンパチを繰り広げるけれど、取るに足りない二股合戦はあまり興味をそそらなかったかあなぁ。バツイチ子持ちの役のアビゲイル・スペンサーが魅力的で気になった。amazon prime video にて2012年/アメリカ/98分/G監督:マックG原案:ティモシー・ダウリング、マーカス・ガウテセン脚本:ティモシー・ダウリング、サイモン・キンバーグ出演:リース・ウィザースプーン、クリス・パイン、トム・ハーディ、ティル・シュワイガー、チェルシー・ハンドラー、ジョン・ポール・ルッタン、アビゲイル・スペンサー原題:This Means War(「これは戦争」)お薦め度「Black & White ブラック&ホワイト」★★★☆(70%)
2024.08.12
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あなたがここにいてほしい : ポスター画像「観客に結果をゆだねないでくれ!」そう思った結末。空想の世界なのか、夢の世界なのか、映像で見る絵は現実か幻かわからないから、はっきりするまで惑ってしまう。その結果、現実の世界のシーンも疑って見てしまい、現実がわからなくなってしまう。さて、どう考えても不幸な結末と思えるエンディングが最後のワンシーンにて不幸ではない物語なのか、きがかりになったまま映画は終わってしまう。なんなんだこれは!はっきりとした結末を見せてくれて、その良し悪しを観客が言い合い、是か非かを定めたい。そう強く思った。”ネットに投稿され中国で社会現象を巻き起こした実話をもとに描く純愛”(U-NEXT)主人公の女性がとにかくかわいい!!U-NEXTにて2021年/中国/105分/監督:シャー・モー原作:リー・ハイボー脚本:チェン・クォフー出演:チュー・チューシアオ(屈楚蕭)、チャン・ジンイー(張婧儀)原題:我要們在一起(「一緒になるよ」)英語題:Love Will Tear Us Apart(「愛は私たちを引き裂くでしょう」)お薦め度「あなたがここにいてほしい」★★★★(80%)
2024.08.11
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(C)2018 IMAGINE Rights, LLC. All Rights Reserved.”ロックバンド「マーシーミー」が2001年に大ヒットさせたクリスチャン・ソング「I Can Only Imagine」の誕生秘話とバンドのボーカル、バート・ミラードの半生を描いた音楽ドラマ”(映画.com)実話ということで見てみた。どうしてこんな太っちょ君が主人公なのだろう?と思ったけれど、実際の本人も太っちょ君なのだった。実話ゆえに脚色してあるところと本当のところでかえることが出来ない部分が思うけれど、大ヒットした歌によりかかりすぎたのか、内容はやや盛り上がりに欠ける気がした。感動的でないように思えた。とはいえ、クライマックスの意外性、盛り上げ方はしていて、単にそれが私好みでなかったのかもしれない。有名人は暴力的な父親を演じたデニク・クエイドくらいであったが、このデニス・クエイドが暴力的な親父という印象を感じない。私が持っている彼の印象からはそうだったので、その点も作品に没入できなかった点なのかもしれない。とはいえ、車社会でラジオが主要電波であるアメリカらしく、本物というか、本当に歌が上手い人でないとヒットしないと思えた。音楽だけしか聴けないとダンスも容姿も関係ないからね。U-NEXTにて2018年/アメリカ/110分/G監督:アンドリュー・アーウィン、ジョン・アーウィン原作:バート・ミラード原案:ジョン・アーウィン、ブレント・マコークル、アレックス・クレイマー脚本:ジョン・アーウィン、ブレント・マコークル出演:J・マイケル・フィンリー、マデレイン・キャロル、トレイス・アドキンス、プリシラ・シャイラー、クロリス・リーチマン、アーサーデニス・クエイド原題:I Can Only Imagine(「想像することしかできません」)お薦め度「アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌」★★★☆(70%)
2024.08.10
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(C)2019 映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会NHK-BSで放送された「蜜蜂と遠雷」を録画していて、見た。映画館で見て以来なので、4年10カ月ぶり。原作小説は2021年9月に読んだので3年ほど経っている。映画を見て原作を読んでいるのだから筋書きについては記憶に残っていないといけないのに、結末を考えるも思い出せなかった。その分、未知の物語として見られたけれど、楽しめなかった。というより映画館で見た時の衝撃、圧倒感というものを感じず、また、こんなにも楽曲、ピアノ演奏が多かったのかと思った。映画館で見た当時はそのピアノ演奏に圧倒されたのに、である。2019.10.23ブログ「蜜蜂と遠雷」初見の時にも感じたようであるが、チラシに載っている4人のコンクール出演者。松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士はみな良かった。芝居も良かった。イメージ映像として出て来る”雨の中の馬”の意味は分からなかった。初見の時に見た感動や再見する納得度はないけれど、また見たいと思っていた映画を見ることを良しとしよう。2019年/日本/119分/G監督:石川慶出演:松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士、臼田あさ美、ブルゾンちえみ、福島リラ、眞島秀和、片桐はいり、光石研、平田満、アンジェイ・ヒラ、斉藤由貴、鹿賀丈史お薦め度「蜂蜜と遠雷」★★★★☆(90%)
2024.08.04
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Ballerina (2023) (imdb.com)タイトルロールは主人公ではない。バレリーナは主人公の親友(?)。薬を扱い、女性を奴隷にしてしまうイケメン無法者が親友バレリーナの敵(かたき)と知り、復讐を果たす物語。残虐で無残なシーンが続き、血みどろで非情な作品であった。ストーリー、展開、映像は良し悪しが言えないほど圧倒的、超絶映画である。Netflixにて2023年/韓国/93分/監督:イ・チュンヒョン脚本:イ・チュンヒョン出演:チョン・ジョンソ、キム・ジフン、パク・ユリム原題:Ballerina(「バレリーナ」)お薦め度「バレリーナ」★★★☆(70%)
2024.08.04
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(C)2022 Vintage Park, Inc. All rights reserved.アメリカでも中絶が法に触れる時代があった。妊娠中毒症ではないが心筋梗塞を起こした中年妊婦は一命をとりとめた。担当医は特別に認可して中絶しようと稟議にかけるが男性医師たちの反対にあい、否決されてしまう。母体よりも胎児の命が優先されるのか……。行き場をなくした彼女はモグリの”Call Jane”に電話した。……中絶。そこからこのグループに関係を持ち、手助けをするようになり、中絶手術の現場に付き添い、やがて自らも手術を請け負いたいと考えて……。なかなかのドラマである。実話ではあるが訴求性とエンタテイメント性は期待したほどなかった。U-NEXTにて2022年/アメリカ/121分/PG12監督:フィリス・ナシー脚本:ヘンリー・ショア、ロシャン・セティ出演:エリザベス・バンクス、シガニー・ウィーバー、クリス・メッシーナ、ウンミ・モサク、ケイト・マーラ、コリー・マイケル・スミス、グレイス・エドワーズ原題:Call Jane(「ジェーンに電話して」)お薦め度「コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話」★★★☆(70%)
2024.07.28
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(C)2017 Fechner Films - TF1 Droits Audiovisuels - Studiocanal - TF1 Films Production - CN5 Productions主演がフィリップ・ラショーで「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」で主人公リョウを演じた俳優だと気づいたのは見終った後だった。フランスではこの手の作品というか、バカげた内容の映画が受けるらしく、ハチャメチャなコメディは僕には笑えない。とはいえ良く作ったもので当意即妙というかうまく出来上がっている。突っ込みどころがないとも思えるギャグやベタな笑いとほくそ笑む笑いと、笑いに徹した(?)内容は良くできている。U-NEXTにて2018年/フランス/93分/監督:フィリップ・ラショー脚本:フィリップ・ラショー、ジュリアン・アルッティ、ピエール・デュッダン出演:フィリップ・ラショー、エロディ・フォンタン、ジュリアン・アルッティ、タレク・ブダリ、ナタリー・バイ、ディディエ・ブルドン、ナウェル・マダーニ、メディ・サドゥン原題:Alibi.com(「アリバイ・ドット・コム」)お薦め度「アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件」★★★☆(70%)
2024.07.25
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Netflix映画「ビバリーヒルズ・コップ アクセル・フォーリー」7月3日(水)独占配信今さら何ゆえに続編を作ったのか。期待と不安を持ちながら見た。結果、作らなくても…と思える仕上がり。悪くはない、悪くはないが、ひと目見てこいつ真犯人だなと思わせる登場だったり、カーチェイスで滅茶苦茶に車をなぎ倒し何台も何台も壊していくのを見ていると力業しかないだけにむなしかった。同じNetflixの映画「グレイマン」のカー・チェイスは斬新で切れがあり、そこまでやるか!と思える素晴らしさがあった。また、映画「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」のカー・チェイスもそんなのあり!?と思えるキレッキレさに、ブチ楽しかった。作品としての「ビバリーヒルズ・コップ アクセル・フォーリ」は新作でありながらまるで1980年代からかわらない筋書き、アクション、カー・スタントに思え、強調したようにカー・チェイスの無駄に車をぶち壊すシーンは全然おいしくなかった。注目すべき美女も愛らしい娘も出てなくてじい様だらけで残念。悪くはないが今どきの作品ではないと思える。Netflixにて2024年/アメリカ/117分/監督:マーク・モロイ脚本:ウィル・ビール、トム・ゴーミカン、ケビン・エッテン出演:エディ・マーフィ、ジョセフ・ゴードン=レビット、テイラー・ペイジ、ジャッジ・ラインホルド、ジョン・アシュトン、ポール・ライザー、ブロンソン・ピンチョット、ケビン・ベーコン原題:Beverly Hills Cop: Axel F(「ビバリ-ヒルズコップ:アクセルF」)お薦め度「ビバリーヒルズ・コップ アクセル・フォーリー」★★★☆(70%)
2024.07.24
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A Family Affair (2024) (imdb.com)さすがだなぁ、ニコール・キッドマン。AmazonにしろNetflixにしろ映画だけでなく配信にも精力的に出ている。売れっ子である。中年になったザック・エフロンの相手役として主演を張る、すごいなぁ。コメディとして見る分にはとてもおもしろく楽しんで見た。有名人としての孤独、一人で寂しさを享受していたプレイボーイは麗しい年上の女性に惹かれてしまう。あったその時にベッドインって、映画かよ!と突っ込みを入れたくなる展開ではあるけれど、ひとめぼれ展開で楽しませてもらった。ニコールの母役でキャシー・ベイツ。有名実力派を配しているのも手堅い。娘役のニコール・キングの自分本位さも良し。楽しめた作品である。Netflixにて2024年/アメリカ/113分/監督:リチャード・ラグラベネーズ脚本:キャリー・ソロモン出演:ニコール・キッドマン、ザック・エフロン、ジョーイ・キング、ライザ・コーシー、キャシー・ベイツ原題:A Family Affair(「ある家族の事件」)お薦め度「ファミリー・アフェア」★★★☆(70%)
2024.07.21
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Sauver ou périr (2018) (imdb.com)消防士をたたえる映画かと思ったらそうでもなかった。パリの消防士の生活を垣間見られることで興味深かった、この映画の当時、フランス人しか消防士はいないように思えた。(アフリカや中東からの移民はいないということ)消防署の家族住宅に暮らす若い夫婦。男は軍曹として勤務し、昇格試験に合格し一つのチームを束ねる庁になった。近隣の倉庫大火災の応援出動を受けてこのチームで初めての出動となった。が……。火に囲まれながらも自力で脱出した彼は瀕死の重傷、大やけどを負っていた…。突然の負傷により長い入院生活となった。大けがなため、またやけどの傷跡ひどく、家族に亀裂が入っていく。英雄的行動は表彰されるも……。傷を負って再起できない男。その男に寄り添う妻であるが、心は悲鳴を上げていた……。不幸に見舞われえた時、どうなるのか。どうすれ良いのか。愛していても愛せなくなってしまう。しかし、愛は深い。いろいろな感情が渦巻き、見入った作品であった。U-NEXTにて2018年/フランス・ベルギー/116分/監督:フレデリック・テリエ脚本:デビッド・エルホフェン、フレデリック・テリエ出演:ピエール・ニネ、アナイス・ドゥムースティエ、バンサン・ロティエ、クロエ・ステファニー、サミ・ブアジラ原題:Sauver ou perir(「救うか滅びるか」)お薦め度「スルー・ザ・ファイヤー 炎の傷跡」★★★☆(70%)
2024.07.21
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(C)Insceal 2022テレビから流れる英語、その場で生活している人たちの言葉は不明。言葉が不明なのは聞き慣れないからだ。この場所はアイルランドである。ググると”アイルランド語と英語は、同じインド・ヨーロッパ語族(ヨーロッパから南アジア、北アジア、アフリカ、南アメリカ、北アメリカ、オセアニアにかけて話者地域が広がる語族)であり、言語学上、言語系統的には同じ語族に分類されるが、ケルト語派であるアイルランド語とゲルマン語派である英語とは、非常に大きな差があり意思の疎通はできない。”(以上、Wikipediaより)よって全く類推することが出来ない未知の言葉を聴きながら映画を見るということになった。”1980年代初頭のアイルランドを舞台に、9歳の少女が過ごす特別な夏休みを描いたヒューマンドラマ。第72回ベルリン国際映画祭で子どもが主役の映画を対象にした国際ジェネレーション部門でグランプリを受賞し、第95回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートもされた。”(映画.comより)畜産を営む子だくさんの夫婦。夫は仕事に真面目ではない様子の亭主関白ぽい。妻は身重で6人目の出産を控えていた。自閉的と思える4番目の娘に手を焼いたのか、子を亡くしたいとこにその娘を出産までのひと夏、預けた。これは4番目の娘(9歳の少女)と預かったいとこ夫婦の日々をところどころ映し出した作品である。登場してくる人々は悪い人たちではないけれど親切な人でもなかった。言葉がなくとも通ずるようになった娘と預かったいとこ夫婦。ラストシーンに涙した。U-NEXTにて2022年/アイルランド/95分/G監督:コルム・バレード脚本:コルム・バレード、クレア・キーガン出演:キャサリン・クリンチ、キャリー・クロウリー、アンドリュー・ベネット、マイケル・パトリック原題:An Cailin Ciuin(「静かな少女」)英語題:THE QUIET GIRLお薦め度「コット、はじまりの夏」★★★★(80%)
2024.07.20
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(C)2023 - LBP – EuropaCorp - TF1 Films Production - All Rights Reserved.(C)Photo: Shanna Besson - 2023 - LBP - EuropaCorp - TF1 Films Production - All Rights Reserved.何なのだろう、この映画。まともには評価できない。監督はリュック・ベッソンなのか……。実際の事件に着想を得たとあるが、事件はどのようなものであったのか気になる。家庭内暴力、父親からの熾烈で無情な仕打ちをされた少年が下半身不随になりながら生きながらえた、その行く先はおぞましいものであったのだろうか。彼は犬とともに生きられたのか。非情で無情で無法な状況。とても気持ちのいいものではなかったけれど、忌み嫌うほどおどろおどろしいものでもなかった。この作品の意図とは?ラストは神と結び付けられるように受け取れるがこの作品についてはインパクトしか残らないのではないだろうか。amazon prime video にて2023年/フランス/114分/PG12監督:リュック・ベッソン脚本:リュック・ベッソン出演:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ジョージョー・T・ギッブス、クリストファー・デナム、クレーメンス・シック、ジョン・チャールズ・アギュラー、グレース・パルマ、イリス・ブリー、マリサ・ベレンソン、リンカーン・パウエル、アレクサンダー・セッティネリ原題:Dogman(「犬人間」)お薦め度「DOGMAN ドッグマン」★★★☆(70%)
2024.07.20
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(C)2019 L.FP. Les Films Pelleas - Auvergne - Rhoone-Alpes Cinema - Versus production肉欲なのか愛欲なのか、彼を求める気持ちは理解できる。わかる気がする。やむにやまれぬ止めどない思い。それは愛、それは恋。焦燥たる思い。恥ずかしげもない赤裸々な裸は衝撃的で合体するふたつの体も映し出される局部も大胆であった。原作はノーベル賞作家アニー・エルノーである。「シンプルな情熱」読書レビュー読後感としてはこの本が話題となりこの作家がノーベル文学賞を受賞するとはとても思えない。たまたま時流に合った。そう思える。”俳優としても注目を集める世界的バレエダンサーのセルゲイ・ポルーニンがアレクサンドル、「若い女」のレティシア・ドッシュがエレーヌを演じた。2020年・第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション作品。”(映画.com)<ネタバレ>バツイチのフランス人女性が10歳年下のロシア人既婚者と逢瀬を重ねる。男からの一歩的な連絡を待つしかなく、会えば体を重ねる。その繰り返し。ある日突然、音信不通。追いかけることもできない相手を思い慟哭の日々を過ごす、やがて別離を受け入れる。といった内容の本だと思う。この映画作品は原作小説の意を汲んで、くんずほぐれずのベッドシーンを描いているがその絡み合う体のように情熱はほとばしっていた。映像に刺激を求めてか抱擁やベッドシーンは繰り返される。小説で昔を思い出すことはあっても去ってしまった恋人を思い一人孤独で侘しく過ごす内容であった。結末も小説は恋人に去られ音信不通となった関係を切られた悲痛な思いが書かれていたのに対し、映画では女が別れを告げている。振られたのか振ったのか。同じ関係が終わったとしても感情的には対極である。それでいいのだろうか。U-NEXTにて2020年/フランス・ベルギー/99分/R18+監督:ダニエル・アービッド原作:アニー・エルノー脚本:ダニエル・アービッド出演:レティシア・ドッシュ、セルゲイ・ポルーニン、ルー=テモ・シオン、キャロリーヌ・デュセイ、グレゴワール・コラン、スリマヌ・ダジ原題:Passion simple(「シンプルな情熱」)お薦め度「シンプルな情熱」★★★☆(70%)
2024.07.17
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BlackBerry (2023) (imdb.com)ひと頃、カナダで携帯電話の世界を席巻したブラックベリーというものがあったことを初めて知った。オバマ元大統領も当時使っていて市場の40&以上を占める大人気であったと。その大人気、ブームについては映画の中でも描かれるが、すさまじいことなんだと思う。<ネタバレ>ところがである、アップルによるキータッチをなくした前面スクリーンのスマートフォンが発表されると、にわかに人気がかげり、対抗して新商品を出すために禁じ手であった中国での生産に手を出したことで、不良品のヤマ。ブラックベリーは終わってしまった。実話物であり、面白く見た。Netflixにて2023年/カナダ/120分/監督:マット・ジョンソン原作:ジャッキー・マクニッシュ、ショーン・シルコフ脚本:マット・ジョンソン、マシュー・ミラー出演:ジェイ・バルチェル、グレン・ハワートン、マット・ジョンソン、リッチ・ソマー、マイケル・アイアンサイド、マーティン・ドノバン、ソンウォン・チョ、ソウル・ルビネック、ケイリー・エルウィズ原題:BlackBerry(「ブラックベリー」)お薦め度「ブラックベリー」★★★★(80%)
2024.07.15
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Damsel (2024) (imdb.com)Netflix配信と同時に全世界で一位を獲得というのは伊達じゃない。すごい!!見ごたえ見どころのあるところが満載。主演ミリー・ボビー・ブラウンが弱冠19歳でこの過酷な役を演じきったのは驚きである。彼女の意志の強さと負けない気持ちを前面に押し出した姿が素晴らしい。過去のドラゴンとの確執から生贄を捧げ続けることとなったアウレア国。そこに王子の嫁と迎え入れられた辺境の地の王女エロディ(ミリー・ボビー・ブラウン)は生贄の花嫁だった……。エロディの孤軍奮闘ぶりがすごすぎる。ドラゴンと戦うのだ。クライマックスも結末も手に汗握るスリリングさ。アクションマックスでドラゴンの咆哮と炎は恐ろしい!圧巻のスペクタクルであった。Netflixにて2024年/アメリカ/109分/監督:ファン・カルロス・フレスナディージョ脚本:ダン・マゾー出演:ミリー・ボビー・ブラウン、レイ・ウィンストン、ロビン・ライト、アンジェラ・バセット、ニック・ロビンソン、ショーレ・アグダシュルー原題:Damsel(「乙女」)お薦め度「ダムゼル 運命を拓きし者」★★★★☆(90%)
2024.07.15
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(C)2001 Warner Bros. All Rights Reserved.2001年カンヌ映画祭パルムドール受賞作と目に入り、思わず見てしまった。精神科医の父親と奇麗な母、そして高校生の息子と娘。息子は学校でアンモナイトの化石を盗んだと嫌疑をかけられる。すったもんだしたあげく、わからずじまい。と、息子は母に……。そして、息子は……。家族が知らない息子の一面が明らかになっていく。喪失感を感じ、それを穴埋めしようとする物語なのかも。U-NEXTにて2001年/イタリア/99分/監督:ナンニ・モレッティ原案:ナンニ・モレッティ脚本:リンダ・フェリ、ナンニ・モレッティ、ハイドラン・シュリーフ出演:ナンニ・モレッティ、ラウラ・モランテ、ジャスミン・トリンカ、ジュゼッペ・サンフェリーチェ、シルビオ・オルランド、ステファノ・アコルシ、クラウディア・デラ・セタ原題:La stanza del figlio(「息子の部屋」)お薦め度「息子の部屋」★★★(70%)映画.com ALL TIME BEST
2024.07.14
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(C)2018「Life on the Longboard 2ndWave」製作委員会馬場ふみかを見たくて評価の高そうなこの作品を見てみた。愛想も挨拶もない30歳過ぎのプーターロー。サーフィンの腕前だけはとびぬけているよう。コータローと呼ばれる主人公を吉沢悠が演じる。高感度がまったくない役柄だ。見たかった馬場ふみかは吉沢悠演じるコーターローのサーフィンの恩師工藤銀二の娘役である。この時23歳か24歳の馬場は少女のあどけなさが残る初々しさがあった。「恋は光」で見せた色っぽさと演技力は見られないけれどそのあどけなさに好感を感じた。さて、物語は無職で家賃を払えず追い出されたコータローが昔のはがきを見つけてなけなしの金をはたいて種子島にやってくる。頼りにした恩師・工藤は2年前に亡くなっており、おsの娘・美夏(馬場ふぃみか)には厄介者扱いされる。ひょんなことから飲食店経営者(と思しき)香里奈に仕事を紹介されるが仕事をする気がないため、初日でクビ、次の仕事も初日でクビ、さらに初日でクビとなり、コータローは逃げ帰るしかなくなった。そんな時、サーフィンでのけがを手当てしてもらった病院でドライバーノ仕事委ありつく……。間近に迫った東京オリンピックのサーフィン種目へ挑戦という話題性と時代性を織り込んでいるけれど、挑戦前で終わってしまうので、尻切れトンボ、肩透かし、前口上といった印象。海、サーフィンの映像も家で見たのではダイナミック感を味わえない。シニアの人たちとの交流も、報連相ができないコーターローでは、なんだかなぁと感じる。なんだかなぁ、という作品であった。U-NEXTにて2019年/日本/112分/G監督:喜多一郎脚本:喜多一郎、金杉弘子出演:吉沢悠、馬場ふみか、香里奈、立石ケン、大方斐紗子、泉谷しげる、松原奈佑、南美沙、森高愛、TEE、角田信朗、勝野洋、榎木孝明、竹中直人お薦め度「ライフ・オン・ザ・ ロングボード 2nd Wave」★★★☆(70%)
2024.07.14
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Trigger Warning (2024) (imdb.com)Netflixの新着お知らせで残っていたので見てみた。ジェシカ・アルバなので悪くはなかろうと思ったけれど、首を傾げてしまう展開に悩む、というかついていけず。期待したほど楽しめなかった。オープニングは良かった。何が起きているかはまったくわからなかったけれど、広大な平原でのカーチェイスからの銃撃戦。そして、格闘。ただ、よかったのは、ここまで。その後の、荒野にある一軒家のような飲食店の実家に戻った彼女であるが、父親は洞窟の落盤による自殺?事故死?となり、謎を追求するサスペンスになるかと思われた。ところが、旧知の保安官との恋の再燃?のラブ・ロマンス。議員の父親とその息子が保安官。そして、アウトローな弟。軍の武器の横流しがあって……。ありそうな話がありえない展開をし、わちゃわちゃな銃撃、攻防戦……。終わってみれば、何を見せられたのか?と思ってしまった。Netflixにて2024年/アメリカ/106分/監督:モーリー・スルヤ脚本:ジョン・ブランカトー、ジョシュ・オルソン、ハリー・グロス出演:ジェシカ・アルバ、マーク・ウェバー、トーン・ベル、ジェイク・ウィアリー、ガブリエル・バッソ、アンソニー・マイケル・ホール、カイウィ・ライマン、ハリー・ディロン原題:Trigger Warning(「閲覧注意」)お薦め度「トリガー・ウォーニング」★★★(60%)
2024.07.13
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おとなの事情 : ポスター画像幼なじみとも思える4人の男どもがそれぞれの伴侶を伴って、ホームパーティを開催。月食の夜に始まったのは、携帯電話に届くメール、電話をみんなにオープンにするというゲーム。誰しも知られてはいけないようなこと、プライベートなことがあるにもかかわらず、夫婦の間に秘密なしといったような清廉潔白を誇示したくてなのか、嫌々ながらも全員参加となる。ところがみなそれぞれ秘密を持っているようでごまかそうとしてもごまかしきれない、おとなの事情を大人の事情でうやむやというか、未解決のまま……。すったもんだが痛々しく生々しく、ところどころ心温まったりヒヤッとしたり。これが室内劇ということもあるのか、そのユニークさから世界18か国でリメイクされ、日本でも「おとなの事情 スマホをのぞいたら」と映画化されている。U-NEXTにて2016年/イタリア/96分/G監督:パオロ・ジェノベーゼ脚本:フィリッポ・ボローニャ、パオロ・コステラ、パオロ・ジェノベーゼ、パオラ・マミーニ、ロランド・ラベッロ出演:ジュゼッペ・バッティストン、アンナ・フォッリエッタ、マルコ・ジャリーニ、エドアルド・レオ、バレリオ・マスタンドレア、アルバ・ロルバケル、カシア・スムトゥアニク原題:Perfetti sconosciuti(「完璧に不明」)お薦め度「おとなの事情」★★★☆(70%)
2024.07.11
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(C)北条司/コアミックス 1985見て知った。この実写映画はhシティーハンターのそもそも、導入部らしい。めずらしい組み合わせのキャスティングのような気がする。いまは売れっ子となった森田望智がここでも準主役。そうそうに消えてしまう安藤政信はこのところ出演作をよく見る。ひょうきんとマジを瞬時に演じ分ける鈴木亮平はさすがだ。ロングヘアの木村文乃に驚く。新宿の町をロケしたのもすごい。どこまでがリアルでどこがSFXなのかわからないけれど、見ていて楽しめる作品であった。Netflixにて2024年/日本/104分/監督:佐藤祐一原作:北条司脚本:三嶋龍朗出演:鈴木亮平、森田望智、安藤政信、華村あすか、水崎綾女、片山萌美、阿見201、(声の出演)神谷明、杉本哲太、迫田孝也、木村文乃、橋爪功お薦め度「シティハンター」★★★☆(70%)
2024.07.07
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告白(2023年) (imdb.com)題名に騙された。いや、邦題に騙された。「永遠の愛を誓う」とは何?全然、誓ってないじゃん。原題の”告白”が作品を表している。”籔の中”ではないが、年配の夫婦が散歩の途中、崖から妻が墜落死した。事故とのことだが、真相は……。5分で説明がつく内容をあちらあこちらと話をややこしくして、とどのつまりの真相は夫が語ることで終わり。なんというドラマを見てしまったのか。途中退屈して、どうにもならないと視聴を諦めかけたが、カトリーヌ・フローが出演していることもあり、期待をかけて見続けた。見終ってみれば、断念しても良かったと思える作品であった。amazon prime video にて2023年/フランス/86分/監督:エレーヌ・フィリエール原作:ジョン・ウェインライト脚本:エレーヌ・フィリエール、クロード・スカッソ出演:ローレン・ゲラ、カトリーヌ・フロ、ダイアン・ルゼ、アントワーヌ・デュレ、テオ・オジェ、ローラ・デオー、ギヨーム・アルノー原題:UNE CONFESSION(「自白」)お薦め度「永遠の愛を誓う」★★★(60%)
2024.07.07
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(C)I.T.PLANNING,INC. (C)2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners昨年、驚異的な観客数をあげ、超ロングランヒットした「THE FIRST SLAM DUNK」。見て見たところ、聖地巡礼となった湘南の踏切などは一切映っていない。たぶんテレビアニメか原作によるものなのだろう。スラムダンクについては何一つしらない者なので、初見で見て内容についていけるかと不安があったが概ね理解は出来た。いろいろと経歴があるのだろうけれど、時系列があちこちにとんでもわかるよううまくまとめていたと思う。映像としての映し方も工夫されていて、人物の下書きから始まるオープニング。スローになったり、無音になったり、劇画的に描かれたりと手が込んでいた。登場人物たちのバックボーンを知らない初めて見る者にとっては目の前にある事象を理解するのが精一杯でそれぞれの人間関係など知る由もなく、そのためか深い感動を味わうところまでいかなかった。初見者に大きな感動を与えるとしたクラアイマックスのゲームセットまえのボールの軌跡はやや長かったかもしれない。とはいえ、ファンにとっては大感動、大感激、大感傷に浸れる名勝負であったと思われる。映画館で見ていれば観客の熱気でもっと集中し、もっと感激していたかもしれないと思えた。Netflixにて2022年/日本/124分/G監督:井上雄彦原作:井上雄彦脚本:井上雄彦声の出演:仲村宗悟、笠間淳、神尾晋一郎、木村昴、三宅健太、奈良徹、長谷川芳明、武内駿輔、鶴岡聡、かぬか光明、梶原岳人、島袋美由利、久野美咲、園崎未恵、岩崎諒太、阿座上洋平、櫻井トオル、遠藤大智、村田太志、堀井茶渡、星野佑典、瀬戸麻沙美、宝亀克寿、岩城泰司、江越彬紀、田所陽向、峰晃弘、金光宣明、武田太一、山本祥太、真木駿一、坂本真綾お薦め度「THE FIRST SLAM DUNK」★★★★(80%)
2024.06.23
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(C)Carole BETHUEL (C)DHARAMSALA & DARIUS FILMS比重をどちらにかけるかで違ったドラマになったと思う。家族がいても宇宙に飛び立つ夢を叶えるべく邁進する姿を期待した私にはなんとも見どころのない映画となってしまった。クライマックスが搭乗前に隔離される直前の家族との面談・交流会だと思う。シングルマザーと娘の心を描かんとした作品は母子の思いのたけは理解できるが、その行動に私は鼻白んでしまった。つまり、興ざめしたのである。なんともつまらない作品を見たものだ。エバ・グリーンが主演だというのに、と思った。しかし、話が終わりエンド・クレジットになったときに、これまでの宇宙に飛んだ母でもある宇宙飛行士が子供とともに映る写真が、何人も何人も映し出された。その写真の数々、何度も宇宙に飛んだ人もいるママ宇宙飛行士たちの子供と写る画像を見た時。作者は、監督は、この親子愛を宇宙にかける夢の現実とともに映画化したかったのだと気づいた。そう思うとなかなかの作品なのかもしれない、私にはピンとこなかったけれど。U-NEXTにて2019年/フランス/107分/G監督:アリス・ウィンクール脚本:アリス・ウィンクール、ジャン・ステファンヌ・ブロン出演:エバ・グリーン、ゼリー・ブーラン=レメル、マット・ディロン、ラース・アイディンガー、サンドラ・ヒュラー、アレクセイ・ファティーフ原題:Proxima(「プロキシマ・ケンタウリb(太陽に最も近い恒星)」)お薦め度「約束の宇宙(そら)」★★★(60%)
2024.06.20
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Sous la Seine (Film, 2024) - MovieMeter.nl鮫映画だとは思わなかった。冒頭から中盤まではありそうなことと興味を持って見っていたが、事件が起こってからの市長の態度・姿勢と勝手な行動にでる主役含むPOLICEたちの行動が腑に落ちず、終わってみれば終わりのない映画となっていて、落胆を感じた。映画を見ているその間スリルで楽しめればいいというのなら、それだけでいいなら、最高な作品かもしれない。しかし、そこに道理や顛末を望むのであれば、納得できない作品となってしまう。恐怖に慄き、見入ってしまった。しかし、評価はできない作品なのだろう、と思う。Netflixにて2024年/フランス/104分/監督:ザビエ・ジャン原案:エドゥアール・デュプレ、セバスチャン・オーシャー脚本:ヤニック・ダアン、モード・ハイバン、ザビエ・ジャン、ヤエル・ラングマン、オリビア・トレスブレット・ヘイリー出演:ベレニス・ベジョ、ナシム・リエス、レア・レビアン、アンヌ・マリビン、森本渚、サンドラ・パルフェ、アクセル・ユストゥン、オレリア・プティ、マルビン・デュバル、ダウダ・ケイタ、イブラヒム・バ原題:Sous la Seine(「セーヌ川の下に」)お薦め度「セーヌ川の水面の下に」★★★(60%)
2024.06.16
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アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームス - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画楽曲”I'll See You in My Dreams”が演奏される。退職者用居住地で暮らす70代の女性、一人暮らし。一人娘がいるが娘はニューヨーク暮らし。14年連れ添った犬との暮らしが突然終わる。備え付けのプールの清掃員はたびたびかわる。新しく来た清掃員と交流を持つ。ゴルフクラブで見かけた老人とも交流を持つ。仲良し4人組の老女たち。そんなこんなの日々に突然、別れはやってくる…。映画の幕切れは、なんかいい。Netflixにて2015年/アメリカ/96分/監督:ブレット・ヘイリー脚本:ブレット・ヘイリー、マーク・バッシュ出演:ブライス・ダナー、マーティン・スター、ジューン スクイブレア・パールマン、メアリー ケイ プレイス、マリン・オーカーマン、サム・エリオット原題:I'll See You in My Dreams(「私の夢であなたに逢いましょう」)お薦め度「アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームス」★★★☆(70%)
2024.06.15
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(C)2022 LOTTE ENTERTAINMENT & BIGSTONE PICTURES CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.「バトル・オーシャン 海上決戦」続編、三部作の第二作。名将、イ・スイシン将軍が前作のチェ・ミンシクからかわってパク・ヘイルとなり若返っているので、続けて見ると違和感がある。さて、監督・脚本が同じキム・ハンミンのせいか、前作同様、朝鮮軍に与(くみ)する日本人がいたり、情報を伝える女性が登場する。決戦前夜における日本陣地内での仲違い、豊臣秀吉の名を受け単独行動となる武将には違和感を感じるが朝鮮側が勝った道理の一因ともなるので、この設定なのか。朝鮮、日本の両軍とも大将指揮官の命令に順じず、勝手な行動をする武将がいる。そのことで戦況に与える悪影響。双方、万全な戦い方でないのが、戦況の変化とともに知略を講じなければならない状況に見ていて手に汗握るほどだ。結果は予想外の援軍に力を得た方の勝利であった。大砲、火砲、弓矢、鉄砲といった飛び道具だけでなく、体当たりまでしてしまう海上戦に注目。なかなかのスペクタクルであった。U-NEXTにて2022年/韓国/130分/R+15監督:キム・ハンミン脚本:キム・ハンミン、ユン・ホンギ、イ・ナラ出演:パク・ヘイル、ピョン・ヨハン、アン・ソンギ、ソン・ヒョンジュ、キム・ソンギュ、キム・ソンギュン、キム・ヒャンギ、オク・テギョン、コンミョン原題:한산: 용의 출현(「ハンサン:龍の来臨」)英語題名:Hansan: Rising Dragon(「ハンサン:昇り龍」)お薦め度「ハンサン 龍の出現」★★★★(80%)
2024.06.09
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豊臣秀吉の朝鮮出兵を描いた映画作品は邦画ではないように思う。この作品は続く「ハンサン 龍の出現」と三部作の三作目となる「ノリャン―死の海―」に先立つ第一作目である。最終章となる「ノリャン―死の海―」は2024年8月9日より劇場公開されるとのこと。ヒットはしたけれど評価は高くないようなので、なるべく期待せずに見たけれど、なんともすごい迫力のある作品であった。肉弾戦とも思えるほどの血なまぐさくパワフルな戦いも、それに先立つ大砲、弓矢での攻防も見ごたえがあった。さんざん無茶苦茶な海戦を決死で戦い抜いた大将船に爆弾船が突っ込むシーンは圧巻だった。イ・スンシン将軍が乗る大将船は砲弾を撃ち尽くし爆弾船を撃沈することができない。その爆弾船を他の朝鮮軍船に知らせるために想い人を見殺しにしてスカートを旗代わりに扇ぎ振り回す女性の心持を思うと感極まり泣けてきた。330隻の日本水軍に対峙する朝鮮水軍はわずか12隻。イ・スンシン将軍の決死の背水の陣は武将達には同調されず、大将船一隻で日本一の水軍と戦うことになる。御身を捨てての戦いは熾烈を極め、まわりを取り囲まれて捕縛、討ち死にするかに思えた時、奇策の一点集中砲火により窮地を脱する。この集中砲火によって大将船の砲弾は打ち尽くしてしまうこととなる。我々の恐怖は相手の恐怖とイ・スンシン将軍の必勝法はうまく機能するのか。激戦に次ぐ激戦、クライマックスは見どころである。多くの韓国俳優が日本人を演じて日本人見えないのだけれど、日本語を話すことで日本人とわかる。あと、戦闘服でも日本とわかる。そんな中、大谷亮平が密偵として日本側に潜入していた朝鮮兵士を演じていたのに気づき、驚いた。そして、敵武将(日本)に「お前は日本人なのか、朝鮮人なのか」と言われたところが胸に詰まった。監督が「神弓 KAMIYUMI」のキム・ハンミンで大谷亮平も出演していたので、この作品にも登場したのであろう。いやはやすごい映画であった。U-NEXTにて2014年/韓国/110分/監督:キム・ハンミン脚本:キム・ハンミン出演:チェ・ミンシク、リュ・スンリョン、パク・ボゴム、クォン・ユル、キム・ミョンゴン、チョ・ジヌン、大谷亮平原題:명량 회오리바다(「鳴梁(ミョンリャン)渦巻」)英語題名:Roaring Currents(「唸りたてる潮流」)お薦め度「バトル・オーシャン 海上決戦」★★★★(80%)
2024.06.08
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ミッドナイト・キラー : ポスター画像主演はミーガン・フォックスなのだろうが、ブルース・ウィルスとエミール・ハーシュの存在によって行くわからなくなっている。犯人の思考、行動が理解できず動機もわからない。これでは物語に感情を移入することは難しく、途中でいなくなったブルース・ウィルスばかりが気になった。恐怖感だけを残した、意味不明な作品であった。amazon prime video にて2021年/アメリカ/99分/監督:ランドール・エメット脚本:アラン。ホースネイル出演:ミーガン・フォックス、ブルース・ウィリス、エミール・ハーシュ、ルーカス・ハース、コルソン・ベイカー、リディア・ハル原題:Midnight in the Switchgrass(「アメリカクサキビの中の真夜中」)お薦め度「ミッドナイト・キラー」★★★(60%)
2024.06.02
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(C)2021 VVZ Production – Pathe Films – Constantin Film Produktion – M6 Filmsなかなか見どころのあるラブ・ストーリーが描かれていたが、これは全くの創作なのだろうか。だとしたらちょっといただけない。実在した人物ゆえに、全く架空の人が登場ということを私は感心しない。とても素敵な恋物語だけに残念な気がする。また、エッフェル塔製造の艱難辛苦も少し描かれている。私としては壮大なスケールでエッフェル塔構築の壮絶さを余すところなく微に入り細に入り描き、完成時には涙を流す成功物語として結実してほしかった。それにしても、エッフェルの相手となるアドリエンヌ・ブールジェを演じたエマ・マッキーは魅力的であった。大きな瞳大きな口。素敵だ。U-NEXTにて2021年/フランス・ベルギー・ドイツ/108分/R15+監督:マルタン・ブルブロン原案:カロリーヌ・ボングラン脚本:トーマス・ビデガン、マルタン・ブルブロン、マーティン・ブロソレット出演:ロマン・デュリス、エマ・マッキー、ピエール・ドゥラドンシャン、アルマンド・ブーランジェ、アレクサンドル・ステイガー、ブルーノ・ラファエリ、オンドラニック・マネ原題:Eiffel(「エッフェル」)お薦め度「エッフェル塔 創造者の愛」★★★☆(70%)
2024.06.01
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Yahoo!オークション - 映画ポスター トロイのヘレン B2ポスター(ロバ...私のアフロディーテ(女神)といえるロッサナ・ポデスタ主演の超大作である。たぶん一生見ることはなかったなと思えるがU-NEXTで検索したらあったので見てみた。見てみてわかったが、トロイの戦争は、トロイにとって悲劇であった。悲しい結末で終わる作品だ、もちろん、トロイの木馬がクライマックスに登場する。ギリシア神話の大英雄アキレスも登場する。なかなか見ごたえのある作品である。この作品、当時の流行なのだろう、OVERTURE(オーバーチュア)、すなわち序曲で始まる。延々と続く序曲は5分くらいあろうか。史劇としてのスペクタクル巨編が始まる。東西の交易の要所にあったトロイ王国は堅牢な城壁で囲まれていて、攻め落とすことは困難であった。諸国を支配下に置くスパルタ王国はギリシア諸国と力を合わせトロイ攻略を狙っていた。それを察知したトロイであったが、平和外交を目指し、王子パリスを大使として送り込む。しかし、嵐のため難破し、漂流したパリスはスパルタ王妃ヘレンに助けられる。ヘレンを王妃と知らないパリスは恋におちたようだ。パリスは単身でトロイ攻略の軍議をしているスパルタ王宮に乗り込み、客人としてもてなされたが、軟禁されてしまう。パリスの命を助けるべくヘレンは従者たちを使いパリスを逃がす。しかし崖っぷちで追手に囲まれたパリスはヘレンともども身投げして脱出する。トロイに戻ったパリスは凱旋し、ヘレンを姫として遇する。スパルタはギリシャ諸国を引き連れてトロイせん滅に上陸し、大戦の激闘は始まった……。これを映画館で見ていたら、圧倒されたんだろうなと思える。68年前に公開だからなぁ。さて、ロッサナ・ポデスタについて記す。U-NEXTでは「トロイのヘレン」以外では「黄金の七人」「続黄金の七人 レインボー作戦」という作品が見られる。「黄金の七人」での彼女は「ルパン三世」の峰不二子のモデルとされ、羨望の的であった。私が彼女にぞっこんになったのは「黄金の矢」というダマスカスの都のお姫様強奪物語であった。1963年製作・公開の「黄金の矢」の時、彼女は28歳、とてもチャーミングだった。その彼女の姿を求めて映画雑誌を漁った。映画における最初の私のアイドルである。その「黄金の矢」との再会を期していろいろと探したが見ること能わずだったが2022.10.30にYouTubeで見ることが出来た。日本語字幕のない英語のみだったけれど、嬉しかった。今は見れないのか、検索できない。U-NEXTにて1955年/アメリカ/120分/監督:ロバート・ワイズ原作:ホメロス脚色:ジョン・ツウィスト出演:Helen_of_Troyロッサナ・ポデスタParisジャック・セルナスKing_Priamサー・セドリック・ハードウィックMenelausニオール・マッギニスAchillesスタンリー・ベイカーHectorハリー・アンドリュースPolydorusロバート・ブラウンAgamemnonロバート・ダグラスUlyssesトリン・サッチャーPatroclusテレンス・ロングドンAjaxマクスウェル・リード原題:Helen of Troy(「トロイのヘレン」)お薦め度「トロイのヘレン」★★★☆(70%)
2024.06.01
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野村芳太郎 「張込み」 (1958) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆) (ameblo.jp)松本清張原作で野村芳太郎監督作品の傑作と知り、見てみた。1958年、昭和33年公開の映画である。白黒作品である。電車ではなく汽車、SLが走っている。社内の空調は扇風機である。大都会東京は喧騒の都市であるが、張り込む先となる佐賀は田舎で、町を離れると田畑や野原が広がっていて家など何もない。わずかに集落があるくらいか。そんな時代の話。質屋殺しの共犯者を追って、三年前の恋人で今は人妻となった女性宅を張り込むために佐賀までやって来た。ちょうど向かいに木賃宿があり捜査員二人は逗留し、見張ることに。捜査員の一人は勤続20年の刑事で家族持ちであり、若い方は結婚を前に心揺らぐ刑事である。若い捜査員には恋人がいるが、所帯を持ったとしても相手は働き続けてその給料を実家に仕送りをしなければならないという責を負っている。またコンビを組む刑事の妻からはお風呂屋の娘との縁談を持ち込まれ悩んでいた。張り込みを続けるも判で押したような共犯者の元恋人は家事作業はかわらず繰り返され、今日で張り込みを取りやめ引き上げようとしたところ元恋人が遠出した。追いかけたが見失う…。刑事ドラマでありながら描かれているのは貧乏人の不幸、情熱的な恋というものではないだろうか。しぶい作品ながら熱情を感じる作品であった。U-NEXTにて1958年/日本/116分/監督:野村芳太郎原作:松本清張脚本:橋本忍出演:大木実、宮口精二、高峰秀子、田村高廣、菅井きん、高千穂ひづる、竹本善彦、藤原釜足、文野朋子、松本克平、浦辺粂子、山本和子、川口のぶ、北林谷栄、内田良平、大友富右衛門、多々良純、芦田伸介、近衛敏明、末永功、草香田鶴子、小林十九二、大友純、松下猛夫、玉島愛造お薦め度「張込み」★★★☆(70%)
2024.05.26
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(C)2022 CHASE FILM NEVADA, LLC ALL RIGHTS RESERVEDジェラルド・バトラー主演の映画ゆえ、間違いないかと思って見たけれど、少々期待外れ。こういう作品もあるかなと思うしかない。大人の女性が誘拐されてしまうことに疑念を覚えるが、不可思議な事件には裏があった。一人躍起となって妻の行方を追う彼は異常に見える。しかし、この異常に見える、自分のことは自分で解決するということを自負とするアメリカ人ならではの思考であり行動である。ゆえに映画化されたものなのかもしれない。内容としての必然性や理路整然とした部分が構築されていれば、興味を持って見ることが出来た気がする。U-NEXTにて2022年/アメリカ/95分/監督:ブライアン・グッドマン脚本:マーク・フライドマン出演:ジェラルド・バトラー、ジェイミー・アレクサンダー、ラッセル・ホーンズビー、イーサン・エンブリー、マイケル・アービー、シンディ・ホーガン、ブルース・アルトマン原題:Last Seen Alive(「生存最終確認日時」)お薦め度「CHASE チェイス 猛追」★★★(60%)
2024.05.26
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