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吉高 由里子 | アミューズWEBサイト (amuse.co.jp)現在、最強の主演女優なのかもしれない。大河ドラマ「光る君へ」の紫式部を演じ、艶めかしい。身分は低くとも教養があり、矜持があるので気品もある。そして、美しく趣がある。大絶賛であるが、それほど輝く主演女優である。大河ドラマの主役と言えば岡田茉莉子、藤村志保、栗原小巻、岩下志麻、佐久間良子、松坂慶子、三田佳子、大原麗子、松嶋菜々子、仲間由紀恵、宮﨑あおい、上野樹里、綾瀬はるか、井上真央、柴咲コウと思いのほか、数多くの女優がいるけれど、彼女らと比肩するのみならずトップ女優として君臨するだろう。吉高由里子を初めて見たのはフジテレビドラマ「太陽と海の教室」であるが、このドラマの高校生役からは数多くの主演俳優が誕生している。その後、映画「蛇にピアス」でヌードを披露したことに驚いた。芥川賞小説のショッキングな内容とともに話題となった。この時点で日本を代表する女優になるとは思えなかったけれど、活躍していくようには思えた。同じ事務所の柴咲コウのあとを受けて「ガリレオ」に出演した時にはずいぶんと叩かれた。悪くはなかったと思うが、柴咲コウの印象が良すぎた。さて、その後、NHK朝ドラ「花子とアン」で主役を演じ、一線級の女優として知名度を上げた。続く「東京タラレバ娘」では榮倉奈々と大島優子との三人娘を楽しく見たし、「わたし、定時で帰ります。」も良かったと思う。「知らなくていいコト」では柄本佑とのカップリングが話題となり、柄本佑がイケメンに見える王子様マジックのドラマはとてもよかった。この時の共演が「光る君へ」の相手役として生きている気がする。振り返るとこれら6本に映画「真夏の方程式」の7作品しか見ていないけれど、今回の「光る君へ」で大女優の仲間入りをしたのではないだろうか。これからも注目していきたい女優である。大河ドラマ「光る君へ」舞台裏公開!「100カメ」9月12日放送 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and] (asahi.com)
2024.08.20
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<野呂佳代>「太りを更新してる感じ」もあまり気にせず 笑福亭鶴瓶の失言に激怒? 「仰天ニュース」で (MANTANWEB) - Yahoo!ニュースアイドルにあるまじき体型、肥満型でありながら、アイドルグループのAKB48に属し、その姉的グループSDN48にも属し、ついには移籍。SDN48のキャプテンにまでなってしまった。当時、知名度がどれほどあったかはわからないが、AKB48での爪痕はほぼなく、SDN48においても芹那や佐藤由加理といった他の者たちの方が人気もあった気がする。私が野呂佳代を意識するようになったのはSDN48解散後、バラエティにて元アイドルを感じさせない体型でわっさわっさ騒いでいた時にこんな子いたんだと思ったことだった。そのうち何をどうしたのかじわじわとドラマに出演するようになって気づけはいっぱしの女優になっていた。「マジすか学園 最終話」(2010年3月26日、テレビ東京)以降、「北海道警事件ファイル 警部補 五条聖子」『内田康夫サスペンス「鬼刑事と車椅子の少女 ドクターブライダル」』「スペシャルドラマ 恋するイヴ」「私の嫌いな探偵」『金曜ロードSHOW! 特別ドラマ「磁石男」』「土曜ワイド劇場 逆転報道の女」「プレミアムよるドラマ ランチのアッコちゃん」「司法教官・穂高美子」「きみはペット」「科捜研の女(テレビ朝日)SEASON 17 第7話、SEASON 19 第28話」「オー・マイ・ジャンプ! 〜少年ジャンプが地球を救う〜」「こんな未来は聞いてない!!」「運命から始まる恋 -You are my Destiny-」「不倫をコウカイしてます」「僕らは恋がヘタすぎる」「ナイト・ドクター」「顔だけ先生 」「メンタル強め美女白川さん」(Wikipedia参)のあと2022年秋の「ザ・トラベルナース」で野呂佳代を見た時に脇役として味のある役をしてるなと思えた。そして大河ドラマ「光る君へ」にも出演し、たまたま見ている「西園寺さんは家事をしない」にも主人公・西園寺さんの友人役として出演している。脇役であるが出演作が目白押しである。売れっ子女優である(笑)。このふくよかな体型の彼女の出身がお笑いでなくアイドルというところが異彩であるかもしれない。
2024.08.07
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連続テレビ小説「虎に翼」第88話。小野知子(堺小春)(C)NHK ― スポニチ Sponichi Annex 芸能売れないと思った。堺正章の次女である。Wikipediaのよると“2004年、10歳の時にミュージカル『アニー』のオーディションに合格しストリートチャイルド役を演じて、栗原 小春(くりはら こはる)の芸名で芸能界デビューを果たした。父と共演した2007年のNHKの時代劇『夏雲あがれ』以降、学業優先のため芸能活動を休止し、東京都内の大学へ進学して建築・インテリアを学ぶ。卒業後の進路に悩む中で「やはり舞台に立ちたい」として父に相談し、「小春がやりたいことをやることがパパは幸せ。後悔しないならやりなさい」と後押しを受けて、個人的に演技のレッスンに通い、大学4年在学中の2015年、舞台を見に行った際に目にしたチラシをきっかけに受けたオーディションに合格して舞台『転校生』に出演。祖父の喜劇役者・堺駿二、父のタレント・堺正章と2代続いた「堺の名を継ぎたい」として堺 小春(さかい こはる)へと芸名を改め約8年ぶりに芸能界復帰を果たし、女優活動を再開する。2018年にはオーディションを経て地人会新社『金魚鉢のなかの少女』で舞台初主演を務める。2021年9月1日、結婚を発表。“とある。何かの折、堺正章の次女が女優なのだと知り、調べたことがあった。巷でいわれているようにかわいらしくなく、売れないと思った。その彼女が朝ドラに出演している。新潟の家裁の事務員・小野知子役である。主演の伊藤沙莉が小柄すぎるゆえ、堺小春は大柄に見えた。事務員のちょい役にも思え、甘味処のおばさん役の中原三千代くらいの出番かと思っていた。しかし、今週は見どころ、見せ所のあるシーンがあった。彼女演ずる小野は昔、朝鮮人と交際していたが、結婚を望むも親族の大反対により、結婚を諦めた。そのことで心に傷を抱えていた。また、朝鮮人にシンパシィを感じていた。今週、数件が全焼となる放火事件があり、全焼となった店の主である朝鮮人が放火犯だとされる裁判である。その裁判を傍聴した小野(堺小春)であった。合議制三人で裁判官を務めた寅子(伊藤沙莉)の家を訪ねた小野が汐見香子、元は崔香淑 (さい こうしゅく / チェ・ヒャンスク)という名であり、日本人と結婚した朝鮮人と会い、自身の結婚の破断、相手が朝鮮人ということで諦めざるを得なかった苦悩を吐露する。しっかりとした演技を見せた堺小春を応援したくなった。ORICON NEWS:『虎に翼』第89話 小野は、自分の苦しさを告白する | 毎日新聞 (mainichi.jp)<虎に翼>無愛想な職員“小野”堺小春が話題「存在感がすごい」「三条弁に違和感がない」 父は大物タレント(MANTANWEB) - Yahoo!ニュース親がスターであるゆえに、美形であるがゆえに苦悩した女優がいる。寺島しのぶである。寺島は映画『赤目四十八瀧心中未遂』に主演することにより世に出たが、それまでは文学座に在籍し演技に研鑽を積んだが売れない悲哀をかこっていた。子供の時から日本の宝、かわいくて美しく、オーラのある母・藤純子と比べられ、母と違ってかわいくないと、ずいぶんといじめられたそうだ。寺島は有名になってからも演技派で通し、『Tokyo Tower』『愛の流刑地』『キャタピラー』『ヘルタースケルター』などで女優賞を受賞している。身長は163㎝と堺小春164㎝とほぼ同じである。もうひとり、想起した女優がいる。こちらは美形であるが、舞台から映像へと今も売れっ子の高畑淳子である。彼女の知名度を上げたのは「3年B組金八先生」であろう。しかし、それ以前から活躍しており、名女優であった。私は舞台「セイムタイムネクストイヤー」(1987年、加藤健一事務所)(再演)を見て、初めて舞台に感銘を受け、加藤健一とともに、相手役であった高畑淳子に心酔した。その後も「セイムタイムネクストイヤー」は再演の度に本多劇場に足を運んだ。お調子者も男顔負けの役も縦横無尽に演じる高畑淳子のファンである。彼女も163㎝である。舞台でも映像でも大きく見える。堺小春も体型が近いので先輩女優に負けずに演技派として実績を積んでいってほしい。映画に爪痕を残した祖父・堺駿二、ミュージシャンとしてはもちろんだが司会者として実績を残した父・堺正章はテレビドラマ「西遊記」の孫悟空が最高の当たり役だったが、「時間ですよ」から注目されていた。八面六臂の活躍をした堺正章を越せるわけではないけれど、女優として大輪の花を咲かせてほしいと思う。かわいいといわれない顔立ちは不利にも思えるが反面、演技そのものを評価してもらえるのではないだろうか。対象として持ち出しては失礼な気もするが、朝ドラ「水色の時」で世に出た大竹しのぶもかわいいとはいわれない顔立ちだった。その大竹が名女優になるとは「水色の時」の頃には夢にも思わなかった。演技に関しては精進したのだろうが、彼女を人気者にしたのはドラマ「男女7人夏物語」(1986)であろう。当時はテレビを見ている若者はみんな見ていた気がする。堺小春もいい作品に出演できれば良いなと思う。今回の朝ドラ「虎に翼」で顔は売った。今後、名を覚えてもらえるように、健闘を祈る。余談だか栗原という名字を不思議に思った。どうやら堺正章の本名が栗原姓であるようだ。
2024.08.02
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飯沼愛「VIVANT」で天才ハッカー役の次は優等生JD 「おばちゃんぽさも出していきたい」ラブコメに意欲 - スポーツ報知 (hochi.news)注目!飯沼愛!!飯沼愛に注目している。ならば「南くんが恋人!?」を見るべきであろうが、昔の作品の男女逆転したリメイクというのは食指が伸びない。元のドラマ「南くんの恋人」は見ていない。今回チェックして知ったが過去4回放送されていて〔【主演】1990年、工藤正貴、石田ひかり。1994年、武田真治、高橋由美子。2004年、二宮和也、深田恭子。2015年、中川大志、山本舞香。〕今回が5回目だという。さて、飯沼愛はTBSテレビの女優発掘・育成オーディション『TBSスター育成プロジェクト 私が女優になる日_』で約9000人の中から1位に選ばれた。この番組の決勝くらいをたまたま見て、きれいな顔立ちに将来有望な子だな、と思った。その後デビューして、いくつか出演したのち、TBS『日曜劇場』枠の『アトムの童』でゴールデン帯連続ドラマ初出演したらしいが見ていたのに記憶がない。しかし、日曜劇場『VIVANT』の出演はよく覚えていて、サイバー犯罪を駆使できる凄腕ハッカーを演じ、とてもはまっていた。見事であった。彼女の等身大というかリアルな世界の作品を見てみたい。彼女の憧れの女優は橋本環奈、上白石萌音、浜辺美波とのこと。この中で注目すべき浜辺美波に追随し、比肩し、いつかは抜き去るくらい活躍してほしい。浜辺美波では『タリオ 復讐代行の2人』『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』『シン・仮面ライダー』『らんまん』『ゴジラ-1.0』と見ているがどれも良かった。特に『らんまん』はとてもよかった。飯沼愛にも『らんまん』のようにリアルなドラマを望む。え?NHKの朝ドラを望むかって?いやいや、TBSが発掘したのだから日曜劇場で立派な女優に育ててもらいたい。柚木麻子の小説なんかいいかも。「ランチのアッコちゃん」え!2015年5月12日から6月30日までNHK BSプレミアムで放送。「らんたん」になると朝ドラ規模かなぁ(年月が長い)ならば島本理生の小説はどうだろう。「リトル・バイ・リトル」くらいかな。「ナラタージュ」「よだかの片想い」「ファーストラブ」は映画化されているね。いい題材は映像化されているから、探すとなると……。葉室麟「さわらびの譜」の主人公なんかどうだろう。凛とした弓の名手は飯沼愛に合いそうだ。弓と言えば、碧野圭「凛として弓を引く」がある。中高生の話だがやれないこともない?…。碧野圭といえば「書店ガール」がある。テレビドラマ『戦う!書店ガール』渡辺麻友と稲森いずみのW主演でドラマ化されたが、視聴率が取れずに打ち切りとなった。とてもおもしろい原作なので主人公かわった第4作からのドラマ化をしてみても良いのかもしれない。
2024.07.23
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【虎に翼】これからが本番[裁判官編]スタート!見どころ動画【NHK朝ドラ公式】 - 虎に翼 - NHKたしかで「初の女性弁護士誕生へ」という新聞記事の切り抜き。寅子の父がスクラップにしていたその切り抜き記事の上に”たしかで”と鉛筆書きされていた。見てすぐ、左から読む”たしかで”ではなく右から読む(書いた)”でかした”ということを理解した。父にとって娘・寅子の弁護士就任は”でかした”ことであった。今回の朝ドラ「虎に翼」も”でかした”ドラマになったようだ。前段と思える裁判官になるまでが今週で終わり、次週からは「裁判官編」になるとのこと。見どころはこれからますます増えるであろう。戦争という悲劇によって、父(病死)、兄(戦死)、夫(戦病死)といった男手を亡くし、母、兄嫁、寅子たちはみな寡婦となってしまった。新たに制定された日本国憲法のもと弁護士の道へ進むと決めた寅子は勇ましく心強い。次週からも楽しみである。さて、伊藤沙莉について語ろう。彼女を知ったのはNHK朝ドラ「ひよっこ」の米屋の娘役である。米屋の店主役の斉藤暁の娘として似合いの小柄な向こうっ気の強い役であった。印象に残るが取り立ててどうとは思わなかった。その後もドラマに出続けていて、そのうち主役を演じるようになったので現場では注目されていたのであろう。ドラマ「シッコウ!!〜犬と私と執行官〜」で織田裕二が脇役で出演するというニュースをみて初めて彼女の演技力が注目されていることを知った。それより前に、映画「ファーストラヴ」を配信で見た時に、高校生役として廊下を歩く伊藤沙莉に気づいて驚いたものである。こんな昔から出ているのか、と思ったけれど、もっと前、子役から出演はしていて、2005年に「女王の教室」に出演している。この時に主演の”天海祐希から「あなたはカメラが自分に向いてないときでも、必ずしっかりお芝居をしている。いつか誰かが見つけてくれるから、手を抜いたり気を抜いたりしないで。あなたは素敵だから、ずっとそのままでいて」と言葉をかけられ、それをずっと守ってきたと話す。”(Wikipediaより)とあり、このことがあり、演技に精進してきた彼女だから成長できたのであろう。昔は子役は大人になったら成功しないと言われたものだが、それは子役をあくまで子役として扱っていたからであろうし、大人女優として大成した杉田かおるや安達祐実などの先達が実績を作ってきた結果、演技力重視の昨今、主役級を見れば子役、もしくは十代からやってきた者たちが席巻する今となっている気がする。(昔も高峰秀子とか子役から大成した女優はいる)注目の伊藤沙莉もこの5月で30歳となった。時がたつのは早いものである。裁判官編となり大人の女性、中年の女性を演じる彼女を注視していきたい。
2024.06.01
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新PR動画解禁!!「花咲舞が黙ってない」【日テレドラマ公式】 (youtube.com)「花咲舞が黙ってない」テレビシリーズの1と2、杏主演のものは見ていない。今回、2024春ドラマを積極的に見ようと思って、池井戸潤原作だし、飛ぶ鳥を落とす勢いの今田美桜が主演だし、とりあえず録画した。見てみたところエンタメ感があるけれど「半沢直樹」に比べると軽く感じる分、疾走感はある。むきになって突っ走るところは今田美桜の素直さ、一本気なところが出てて面白い。杏とはタイプが違うので、心配するむきもあったようだが、見ていて楽しい。この文章を書くまで、杏版の焼き直し、リメイクだと思っていた。実は、杏のテレビシリーズ終了後に原作者・池井戸潤が新聞小説として書き、文庫化された「花咲舞が黙ってない」を原作としている。同じような内容を原作者がリライトして新作としたということなのだろうか。そして、目力を感じさせる今田美桜を主演に抜擢した。見てみて、楽しめるところがテレビドラマとしては何よりだと思える。今田美桜のかわいらしさ、一生懸命さを見ていたら、「書店ガール」もやってもらえないかな、と思った。ドラマ「戦う!書店ガール」は楽しみに見ていた。まゆゆこと渡辺麻友が主演でダブル主演の稲森いずみとともによく演じていたと思った。稲森の父親役の井上順もよかった。吉祥寺が舞台ということもあって力入れて見たのだけれど、視聴率が悪くて1話短縮の9話で打ち切りだったそうだ。とはいえ、原作はとても良くてシリーズで7作品ある。渡辺麻友と同じ役柄・北村亜紀だと心配するけれど、彼女が主役なのはシリーズ3までで、シリーズ4からは主人公がかわっている。現場を離れた二人にかわり、大学生のアルバイト・高梨愛奈と契約社員・宮崎彩加が主人公となる。エキナカ書店の店長となる宮崎彩加を今田美桜に演じてもらえばおもしろいドラマになると思う。シリーズ4以降もまゆゆや稲森いずみが演じた役は登場するけれど、カットするかできなければまゆゆの役は別の俳優にやってもらうほかない。とはいえ、シリーズ4からは次世代の物語とも言え、現代の書店員の内実をも盛り込んで素敵なドラマにしてもらいたい。ドラマ「花咲舞が黙ってない」のように演技巧者の出演者がそろえば、なかなかのドラマになると思う。ぜひ、「書店ガール」のテレビドラマの新作“書店ガール!Now”が見たい。読書レビュー 「書店ガール4 パンと就活」碧野圭:著 PHP文芸文庫
2024.05.08
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FLaMme official website元アナウンサーというイメージを払しょくできず女優と呼ぶのはね、という気持ちもあるけれど、これほど活躍していて現状が俳優業をしているのであれば、女優というべきかなとも思える。さて、どこで田中みな実のドラマを見たかと思えば「ルパンの娘」「生きるとか死ぬとか父親とか」であり、ついこの前見た映画「マスカレード・ナイト」である。もっとなんか見たな、と思ったら映画「ずっと独身でいるつもり?」だった。マイライフマイシネマアルカディア「ずっと独身でいるつもり?」この時も当て書きに見えるほど存在感のある演技をしていたが、ドラマ「Destiny」でもなかなかの存在感だった。このドラマでは女子大生役を演じており、過去設定のため同年代の俳優たちと一緒で、それぞれがそれぞれ大学生らしい格好と演技をしているので、彼らよりはるかに年長である私から見ればまるで大学生のように見えた。スゴイ!!(同年代、年下世代からみれば大学生とは思えないかもしれないけれど)そして、大学生に見えるだけでなく演じている内容も鬼気迫るものがあり、ちょっと感嘆したものだ。亀梨ファンには申し訳ないが、爬虫類顔(?)の彼に関してだけ評することが出来ないけれど、同級生を演じた主演・石原さとみをはじめ宮澤エマ、矢本悠馬、そして、田中みな実は絶品と呼べるほど見事だった。あまりに感心し、このブログに書くほどである(笑)「Destiny」のキャストでは亀梨の父役が中村トオルであることに違和感を感じた。あまりに顔が違いすぎているためであり、血のつながりのない親子関係であれば納得しないこともないけれど、石原さとみの父役の佐々木蔵之介が父親役であったなら、主ッとした細面の骨格的なもので血縁関係がありそうに思えたのでは、などと考えた。キャピキャピ金持ちお嬢様女子大生で鬼気迫る恋心を持った女性を演じた田中みな実にこれからを期待したい。でも第一話で死んじゃったよー(苦笑)
2024.04.14
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長濱ねるさん 撮影:中村和孝/「FRIDAY」(講談社)4月12日発売号より© MANTANWEB月9がHYの『366日』に着想を得たオリジナルラブストーリーということで見てみた。長濱ねるは主演の広瀬アリス、眞栄田郷敦の同級生役での出演である。初回、近未来・過去・現代と時間があちらこちらと移動する中、現代の時間で同窓会以後、東京で明日香(広瀬アリス)と再会するとき、待ち合わせの飲食店で先に座って待っていて、明日香をむかえる莉子(長濱ねる)の表情がとても自然で良かった。長濱ねるがけやき坂46および欅坂46の元メンバーであることは知っていた。注目のメンバーだったことも知っている。推しにしている人も同僚にいる(笑)。しかし、私は彼女に興味がなく、時々テレビで見かけても「出てるんだ」くらいの感じだった。初めて彼女のドラマを見たのはNHK-BSの「かんざしに恋して」(2019/2/6)を2020年2月1日NHK総合テレビ全国放送「かんざらしに恋して」を録画した時だ。ドラマに出るんだね、くらいの感じ。次に見たのもNHKで朝ドラ「舞いあがれ!」で、長崎に住む役で、主人公より年長者を演じていたので、お姉さんぽい印象であった。私にとっては印象薄い感じではあったが、驚いたのは配信ドラマ「十角館の殺人」での女子大生役であった。いわゆる女子大生、きれいで人気のある役柄を演じていて当初、長濱ねると気づかないほど妖しい(?)魅力に富んでいた。次いで見たのが月9の20代の元同級生役。これからどれほど登場するかわからないが、期待して見ていきたい。
2024.04.14
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Amazon.co.jp: 吉岡里帆写真集 so long : 吉岡 里帆, 蓮井 元彦: 本【事務所が突如休業】吉岡里帆をさらに追い込む“日テレ幹部を刺激したひと言” (msn.com) ↑この記事を見て、彼女、吉岡里帆を応援したくて、急遽、書く。吉岡里帆を初めて見たのはNHK朝ドラ「あさが来た」で、ヒロイン波留の娘役・小芝風花の親友役である。野暮ったく感じた小芝風花とちがい、丸眼鏡で不美人を装っていてけれど小芝より華奢で眼鏡の奥の瞳に魅せられて、興味を持った。「この娘、売れるんじゃない」かと。興味を持ったけれど追っかけをするわけでもなく、漫然と見ていたドラマで機会があれば見ていた。ドラマ「カルテット」で見かけて、出ていると思った。(松たか子を見たくて見た)ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」は吉岡里帆が主演なので意識して見た。とてもいい作品だと思った。彼女の役どころも演技も良かった。その後はドラマ「レンアイ漫画家」で鈴木亮平との絡みも良かった。CMも「どん兵衛」のきつねが注目され、CMジャンボ宝くじの長女役も楽しみに見ている。さて、密かに応援していた吉岡里帆であるが映画「ハケンアニメ!」にやられた!最高の作品であった。ただ、この映画では主演、吉岡里帆も良かったが、彼女に絡む主役の三人、中村倫也、柄本佑、尾野真千子がとても良くて、なかでも中村倫也のアニメ監督に感心し、彼、中村倫也のファンになってしまった。もちろん、一介の漫画オタクからアニメ監督に上り詰め変遷していく吉岡里帆の変身ぶりもみごとであった。ゆえに、実験的映画と知らずに見に行った「アイスクリーム・フィーバー」でげんなりしたのは残念であった。配信で見たが映画「Gメン」での先生役はまぁまぁ良かった。事務所休業で先行き不安であるが、「ハケンアニメ!」を越えるべく傑作に出演し、彼女の演技力を存分に生かしてもらいたい。 事務所休業にドラマ中止…トラブル続く「吉岡里帆」 “薄幸そうに見えて強い女優”としての本領発揮か (msn.com)
2024.04.04
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ブギウギ - NHKNHK朝ドラの主演女優を続けて注目とあげるのは、どうなのかというつぶやきも聞こえそうだが、でも注目したい。趣里が素晴らしい。これまでも彼女の脇役なるドラマは見ていたが、もっと主要な役をやればいいのにくらいだった。父・水谷豊に関しては「バンパイヤ」と「傷だらけの天使」くらいしかまともに見たものがなく、母・伊藤蘭に関してはキャンディーズで注目したくらいだが、NHK朝ドラは見ていたので「こころ」で主役・中越典子の母親役が良く、祖母役の岸恵子ともお似合いであった。さて、趣里だがちゃんと見たのは「私の家政夫ナギサさん」での主役の妹役くらいで、その時に役者として良い感じに思えた印象くらいしかない。ゆえに知名度の高い、すでに活躍している女優たちの主演が続く中、知名度だけは高い趣里がオーディションで選ばれたときいて、どうなることかとわずかに心配した気持ちを持っていた。今までにない突拍子もない明るさを持った感じで始まり、オープニングににぎやかなブギウギサウンドは朝から「やかましいな!」と言いたくなるほどのテンポである。朝ドラ「ブギウギ」は芸達者で好印象の「らんまん」のあとなので、どうなることかと心配したが、拒絶されないギリギリにうるささでオープニング楽曲がながれ、そのままの勢いを無駄にすることなく、当初は母親役を演じた水川あさみがすこぶる好演で視聴者の心をつかんだと思う。水川あさみの演技はいくども見てきたけれど私が知るところ最高の演技であった。このような快活なおっかさんを演じる女優とは思ってなかったので意外であり発見であった。その彼女を越えるほど喜怒哀楽というか、泣き笑いの演技ができる趣里に脱帽した。ここまでメリハリの利いた、感情の切り替えができるとは思っていず、短時間のドラマが盛りだくさんに思えるほど豪傑と言えそうなくらいの演技力である。やや小柄ながらバレエで培った身体能力も生かし、共演者に恵まれて奮闘している。現役OSKの男役のスター・翼和希の見栄えは言うまでもなく、共演の蒼井優、同僚後輩の伊原六花も良く、ダメ親父を演じる柳葉敏郎の意外性も面白い。草彅剛は彼らしい演技で安定感を感じる。かわいさや美しさよりも素材の良さのみ感じる趣里がバサバサのつけまつげをつけたとき絵になるのが不思議である。趣里が表情に出す以上に動き廻る心情は見ている者の心を掴んでいる。あ、弟の黒崎煌代も良かった。NHK朝ドラ「ブギウギ」の人気、間違いなし。その人気にあやかって、NHK紅白に母子出演してジャニーズのいない紅白の救世主となる一翼を担わされるのは重荷だろうけれど、その重荷を軽々と持ち上げるほどの力が趣里にはあるように思える。とんでもない演技力を全国の視聴者に見せつけた趣里、今後の快進撃に期待したい。
2023.12.02
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「顔に特徴がない」「不器用がすぎる」浜辺美波が乗り越えた2つのコンプレックス《『らんまん』視聴率トップに立つまで》 (msn.com)浜辺美波がいい!食わず嫌いならぬ、見ず嫌い。「キミスイ」で話題になった時から、浜辺美波を敬遠していた。そもそも私は小柄な人より大柄というか長身な人が好きだ。私自身も長身でありたかったが、平均身長をやや上回るだけの凡庸な人間である。しかるに、モデルのようにすらっとした人が好みである。ただ、自分の身長を越えてしまうほどの相手には抵抗を感じてしまうけれど。さて、浜辺美波である。「キミスイ」で話題沸騰した頃から認識はしていた。映画は見ていなかったので、アニメ映画「君の膵臓をたべたい」を見てからは、原作と違うといわれる結末を見たくなくて、実写版『君の膵臓をたべたい』は配信されても見なかった。とはいえ、あまりの人気にテレビスペシャルドラマ「大奥 最終章」に出演した時に、竹姫役で初めて見た。この時はただただ美しい姫を演じていて、わずかな出演でもあり、見栄えは良かったが、演技力を発揮できるものではなかった。それゆえ、気に留める女優とはならなかった。その後、テレビドラマ「私たちはどうかしている」を見る機会があった。しかし、設定についていけず挫折。見なくなった私に見続けた家族は面白かったよ、と言った。どうも浜辺美波は合わない、と思っていた。しかるに、そのすぐ後のテレビドラマ「タリオ 復讐代行の2人」が推し俳優・岡田将生を見たくて見たところ、共演者であった浜辺美波がとても良かった。あまりの良さに気に入ってしまった(笑)。続いて見た、テレビドラマ「うちの娘は、彼氏が出来ない!!」での浜辺美波はこれまたよく、母親役の菅野美穂との掛け合い、関係性がとても楽しかった。テレビドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」の深田恭子と福原遥の同じような仲の良さを感じさせる、素敵な二人であった。「うちの娘は、彼氏が出来ない!!」を見てからは推し女優となった。そして、映画「シン・仮面ライダー」を見るのだが、記憶に残っているのはハチオーグの西野七瀬ばかり、あと2号の柄本佑。主演の池松壮亮も浜辺美波も記憶にない。インパクトってすごいんだなぁと思える。そして、朝ドラ「らんまん」の寿恵子である。登場から万太郎がひとめぼれするほどの美人。菓子屋の娘のかわいらしさ、親しみやすさが良かった。そして、「南総里見八犬伝」に心酔するオタクぶりが振り切っていて良く、迎賓のためのダンサーとして抜擢される美しさも一等であった。素晴らしい!そして、万太郎の求婚を受けての肝っ玉を見せる妻、おかみさんの芯の強さ。質屋にかよいながら、採取旅行に行く万太郎の背中を押して鼓舞する献身。見ている者は寿恵子を応援してしまう。主役、万太郎を見ているようで、寿恵子を応援してしまう視聴者。万太郎の苦渋も葛藤も迷いも、寿恵子が解決、助力するみごとさ。物語、脚本の良さを感じさせた。難しい役どころにも思えるが、彼女の不断の努力と主演・神木隆之介との絶妙なコンビネーション。喝采すべきドラマとなった。とても評判が良いと思える。浜辺美波はこれで国民的女優となったであろう。浜辺美波、あっぱれである。これからますます一挙手一投足が注目されることになるだろうが、精進してほしいし、注目していきたい。
2023.09.30
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キャスト | ドラマ8「弁護士ソドム」 | テレビ東京・BSテレ東 7ch(公式) (tv-tokyo.co.jp)テレ東のドラマ8「弁護士ソドム」を見ている。福士蒼汰を見たくて見始めたが、正直、初回放送での倫理に反した結末はどうなの?と思って見るのをやめようかと思ったほど。しかし、数回追いかけて見て最後どうなるかを見て見たかったのもあるし、ちょっとしか出ないが演技巧者・高岡早紀も見てみたかった。さて、そこで、山下美月が登場している。彼女がなかなか良い。NHK連続テレビ小説「舞い上がれ!」での主人公・舞の幼なじみの望月久留美役も良かったが、ドラマ「着飾る恋には理由があって」も見ていて、さらになんとテレ東の「神酒クリニックで乾杯を」も見ている。「神酒クリニックで乾杯を」の彼女も良かった。私の気に入る雰囲気を出してくれているのかもしれない。1999年7月生まれなので、まだ23歳。24歳を迎える年女として活躍を期待したい。私、注目の元アイドル・女優である。
2023.05.21
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桜井ユキが好きだ。顔に惹かれた。ワニ顔と思える爬虫類顔は愛くるしく見えて注目した。顔から入ったけれどわりと芝居がうまかった。その彼女がいよいよ連続ドラマ主演に抜擢された。桜井ユキ、4月期『ホスト相続しちゃいました』で民放連ドラ初主演 ホスト役に三浦翔平、八木勇征、宮世琉弥、鈴木ゆうか (msn.com)見なくちゃな、と思う。しかし、私が彼女の作品を見たのは「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(2020年7月)だけかもしれない。ここでのツンデレというかツンツンした役どころは彼女の外見の恐さ(?)もあってハマっていたと思う。その後の酎ハイのCMも良かったなぁ。深夜ドラマは内容が希薄になりがちなので、見続けられるよう濃い内容を期待する。彼女に関しては一度上京したけれど実家に戻り、23歳で再度上京。芸能事務所「area」に所属。“2011年春から蜷川幸雄の元で演出助手を務めた舞台演出家の石丸さち子が主宰する「俳優私塾POLYPHONIC」の稽古場に毎日通い、厳しい指導を受け、本格的に芝居を学ぶ。”(Wikipediaより)とあるように演技の基礎を学んだようだ。その後、映画に出演するようになり、演技巧者が多いユマニテに移籍。出演作を重ねた。やはり名があり実績のある事務所に所属することは重要だと思える。ただ、その後、“2020年6月でユマニテとのマネージメント契約を終了。同年8月1日付でスターダストプロモーション制作3部に所属” (Wikipediaより)とあるので、移籍には苦労したのかも。とはいえ、スターダストプロモーションという力のある事務所に入れたのだから、いいなぁ。深夜ドラマだから知名度も顔認識度もそれほど向上しないかもしれないけれど、SNSなどにより話題になる可能性はある。期待しつつ、新番組に注目したい。ユマニテから移籍して主役級になった寺島しのぶのように大輪の花を咲かせてほしい。
2023.03.08
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「再会のマルゲリータ」から出演飯豊まりえのうまさとすごさ NHK朝ドラ「ちむどんどん」を見ていたら、新聞社で表情豊かな女優さんを見つけた。新人かな?と思ったけれど、青柳和彦の恋人・大野愛役の飯豊まりえであった。なんで、きづかないの~!?私お気に入りの演技のうまい女優でありモデルである。彼女に気付かなかったのは、特徴のない顔のせいか、はたまた役に溶け込んでいたせいか。飯豊まりえは数々のテレビドラマや映画に出演している。邦画をあまり見ない私が彼女の演技に目を瞠ったのは映画「祈りの幕が下りる時」の浅居博美(20歳)役である。主役・阿部寛の敵役である松嶋菜々子が演じる浅居博美の若い頃のシーンである。もう少し若い浅居博美(14歳)を演じた桜田ひよりも演技はうまかったなぁ。自然な演技で素晴らしいけれど、うますぎてそのすごさが観客には伝わらないのかもしれない。主演作も見てみたいほどの演技巧者の飯豊まりえなのに、気づかなかったのは不覚。NHK朝ドラ「ちむどんどん」では幼馴染の恋人役なので出番は少ないだろうけれど、注目していきたい。
2022.06.04
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文春オンラインの記事石原さとみ”ドラマ4連敗” 30代半ばでぶつかった”小悪魔キャラの壁”を読んで、このブログを書こうと思った。なぜなら、文春オンラインの記事内容に疑問を感じたからだ。初回では2ケタの視聴率に乗せたとあるので、2話以降見る人が減ったということである。このドラマを見ていたので、視聴者が見る気がなくなったのは石原さとみの役柄設定と物語が興味を抱くものでなかったからなのだと思う。断じて、石原さとみの演技のせいで数字が取れないわけではない(と思う)。私自身、初回を見て、続けてみることを断念することはよくある。クールごとに新作ドラマが10も20も放送されるのだ。そのすべてを見ることは困難だし、興味のないもの面白くないものは時間の無駄である。ゆえに、見ようと思って初回を見てみたが、続けて見ることはない、淘汰されるドラマが出てくるのは仕方がない。このドラマ「恋はDeepに」は淘汰される、視聴率の取れない作品だと思う。それほど内容は意味不明、不可解で面白くなかった。楽しめる場面はところどころ合ったけれどね。私が最後まで見たのは石原さとみが主演だったからである。振り返ると石原さとみは私にとって重要な女優ではなかった。若い子が出る番組にチヤホヤ出てるタレントという位置づけだった。それゆえ、まったく彼女の番組を見なかった。初めて見たのはスペシャルドラマの「赤い疑惑」であった。百恵ちゃんが主演したドラマのリメイクで「赤い運命」のリメイクの綾瀬はるかとともに話題をよんだ。綾瀬はるかはイチオシの女優であったが石原さとみも並ぶ存在なのだと知った。とはいえ、それでも彼女のドラマは見ることはなく、大河ドラマであったゆえ見た「坂の上の雲」くらいであった。石原さとみの魅力に気づいたのは「失恋ショコラティエ」だった。松潤が気に入っていたし月9ドラマだし、見てみたら魅力満点の石原さとみに悩殺されて、共演の水原希子にも惹かれてしまった。トキメキいっぱいの素敵なドラマだった。「失恋ショコラティエ」で石原さとみにがぜん注目するようになり「ディア・シスター」は見逃したものの「5→9~私に恋したお坊さん~」を月9なので見てみたら、ついていけずに断念。それでも、菅田将暉が気になり見た「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」でドはまり、石原さとみのエクセレントさに心酔した。しかし、なぜか「アンナチュラル」は見逃し。期待して「高嶺の花」を見るも、またしてもついていけず1話で退散。くだらないと思えた「Heaven?~ご苦楽レストラン~」はやさしい(?)俳優陣、福士蒼汰、志尊淳、勝村政信たちと石原さとみのセレブ感が妙にあいまって見た。蛇足とも思える最終回での石原さとみのセレブ&エグゼクティブ感はとてもいけてた。「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」はコロナ禍で注目された医療ドラマの中、制作されたので期待を持ってみた。共演者が急病により手術降板、代わって入った成田凌の好演。桜井ユキの先輩、西野七瀬の後輩たち同僚、真矢みきのそのままの存在感。でんでんのアットホームさ、田中圭の存在感を感じさせない存在感。とてもいい作品だったと思っている。見どころ見ごたえのあるドラマだったと思う。 そして今回の「恋はDeepに」であるが…おもしろくなかった作品なのかな。それこそまた断念、途中で見ることをやめていたドラマといえよう。それは初回二桁から二話で一桁に落ちた視聴率が如実に物語っている。それならば、なぜ私は見たのか。それは家族が見ていたからである。私一人が見ていたなら初回でサヨナラしていた(笑)。しかし、見続けることでいろいろな気づきがあった。演出がとてつもなく素晴らしく、脚本はとてつもなくつまらないというか、わけがわからない。主人公である海音(みお)を人物として描けていないのでダメだと思える。注目ポイントであったが海音は何者なのか?人魚なのか、地底人なのか、海底人なのか、半魚人なのか。答えは最後まで見てもわからずじまい。私としては人魚伝説にあるように人間に恋した人魚が人間になってしまうということを想像していた。あるいは、人間に恋しても海に戻ってしまう(人魚をやめれなかった)と思っていた。しかし、そこは描かれない、触れない。正体の知れない女性が海に還り、スペシャルドラマで人間界にまた戻ってくるなんて。演出をほめたが、演出のよかったところは情景描写だけであり、人物を描くことでは全くダメだった。脚本で描けていないものを演出でおぎなうことは難しい。相手役の綾野剛は頑張っていた。しかし、綾野剛には荷が重い役だったといえる。役が彼に合っていないかもしれないが、ブサメン、もしくはイケメンでない彼のまわりがイケメン過ぎた。男三兄弟、兄が濃い顔立ちの二枚目大谷亮平、弟はアミューズがイチオシの甘いイケメン渡邊圭祐。父親役もかつてのイケメンと言えなくもない鹿賀丈史。みんな目が近い(中央によっている)中で、一人だけヒラメ(目が離れている)。彼をラブコメに起用した意図はわからないが、NHK朝ドラ「カーネーション」でブレイクした女性人気を勘違いしたのかもしれない、綾野剛の「カーネーション」でのアイロン職人の役はみごとだった。尾野真千子と情をかわす暗い室内での抱擁は見る者をしびれさせた。暗い室内、そう顔は関係なかった、と思える。イケメンでないのが悪いと言っているわけではない。ただ「恋はDeepに」に関してはまわりがイケメン過ぎた。演じた役も海中展望台を作りたいのかそうじゃないのか、毅然とした態度、思い、考えが十分に伝わらない描き方だと思えた。演じる側からすればとても演じにくい人物だったと思える。対する海音(みお(石原さとみ))は海中展望台、海中工事に関しては反対の立場を貫き通し、倫太郎(綾野剛)への思いも一途なだけにぶれることなく演じられたのではと思える。石原は病みあがり(新型コロナ感染からの復帰)で新婚(結婚後初めて)のドラマということで気合十分、八面六臂の活躍をしようとしたと思う。ラブ・シーンもキス・シーンも前のめりのように思えるくらい積極的にみえた。ところが、綾野剛の立場にたつと、相手がコロナに感染した人、新妻の人妻であれば気になるし、腰がひけたのかもしれない。とはいえ、ふたりともよくやったと思えるし、海音(石原さとみ)が倫太郎(綾野剛)を膝枕するシーンではおびただしい数のキャンドルライトがグラスの中で揺れ、恋愛映画顔負けのムーディーなシーンとなった。この夢みたいなシーンの演出に脱帽した。と、個別のところとしては特筆すべきものがあれど、全体としてはいまひとつ、ふたつの作品であった。余談だが、ラストに民宿のような海の家を開いた倫太郎(綾野剛)のところに毎日学校帰りに通う小学生がいて、オレンジジュースを買っていった。倫太郎が小学生に”150円な”と言った。150円、小学生が買うオレンジジュースとしては高すぎないか!?100円以下の値段設定にするか、”俺のおごりだからと毎日くんじゃねぇ(笑)”としてくれないと、ダメな気がする。ラストのラスト、海音(石原さとみ)が人間界に戻ってくる。で、落ちは?で、終幕。いろいろ言えば、弟と仲たがいをしていた長男が仲直りしたきっかけがわからないし、親父が任せたからといって、主導権争いをしていた弟に海の開発を丸投げで知らん顔していたというもの腑に落ちない。また、三男坊が株を売却して、それが騙されて会社のっとりの憂き目にあっても、悪びれもしなければ謝りもしない、失敗をしたことの後悔も描かれない。それでは、視聴者は感情移入できない気がした。などなど。石原さとみは素敵な女優だと思う。華があり演技もできる。ちなみに舞台では「奇跡の人」のヘレン・ケラー、「幕末純情伝」の沖田総司、「ロミオとジュリエット」のジュリエットなどを演じている。2021年5月にはシェイクスピアの「終わりよければすべてよし」のヘレンも演じている。有名タレント、スターが つかこうへい の舞台を経験して演技に磨きがかかったことがある。牧瀬里穂、阿部寛、内田有紀らはじめ幾人もいる。演技実力派とも思える彼女に素晴らしいドラマで存分に演じてもらいたいと思う。子ができれば、休むことになるかもしれないけれど、そうでない限り、彼女の益々の活躍を希望する。髪をバッサリと切り、初めてのショートヘアになった石原さとみ。彼女の中にはどんな思いがあるのだろうか。
2021.07.03
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「夏美のホタル」という作品については全く知らないが、有村架純の容姿を伝えるために使用させていただく。有村架純を今、書いておかなければ。今、最も売れて、最も人気があり、最も実力もある主演女優である。と思う。有村架純を初めて見たのは、忘れもしないNHK朝ドラ「あまちゃん」で小泉今日子演じる主人公の母親の若かりし頃の姿であった。ちょっとしか映らない姿に、好みのふっくら顔に目が釘付けになったのを覚えている。主演の能年玲奈よりも気になった。その後、映画館で見た「映画ビリギャル」でのビリギャル役は圧巻であった。純情そうな有村架純からは想像できない金髪ギャルを演じ、土井裕泰(どいのぶひろ)監督の手腕冴えわたる演出もあってか、父親役・田中哲司、母親役・吉田羊ともに良くて素晴らしい作品であった。彼女に注目し、テレビドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」を見たが、今一つの出来であった。しかし、NHK朝ドラ「ひよっこ」では茨城県人を演じ、同世代の役者たちと繰り広げる青春はとても良くて、さらなる人気者になったと思う。テレビドラマ「中学聖日記」はあまりの違和感に二度ほど見て、見ることをやめてしまった。打って変わってテレビドラマ「姉ちゃんの恋人」は似合ったドラマに思え、まわりの役者連、林遣都、奈緒、高橋海人、小池栄子、藤木直人たちがアットホームでとても素敵なドラマだった。和久井映見、光石研もよかった。映画は映画館で「関ケ原」、DVDで「3月のライオン」「コーヒーが冷めないうちに」を見ているけれど、特筆すべきものはない。今年「花束みたいな恋をした」を映画館で見たけれど、今どきの若者の生態を表現した作品であったが、心打つほどの感動はなかったと思える。今「るろうに剣心 最終章 The Beginning」に出演している。インタビューを読むと、相当な覚悟と準備をして取り組んだ作品のようなので見逃すのは惜しいと感じている。ただ、シリーズの最初から見なくてと思うので、いつになったら見られるか。佐藤健の剣豪の集大成としても興味がある。同世代の中で群を抜いていると思える有村架純に今後も期待したい。
2021.06.03
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この画像だとわかりづらいが左上の窓にいるのが中村アンである。このドラマのためか、長い髪をバッサリ切って、イメチェンしている。初回の登場はわずかで、台詞がなかった。そんな女優が注目だと!?とお思いの方もいるかと思いますが、そもそも中村アンはタレント?モデル?であって女優なのか?という方もいるかも。しかし、数々のドラマ出演歴をみれば女優であること間違いなし。さて、ググると中村アン本人は恋愛も結婚もしたいようだが、縁がないのか、ずるずると(?)女優業が続いている。モデルとして芸能界に入り、女優を始めたのが2015年からとのこと。20代後半からの女優とはチャレンジャーである(笑)。主演は数少ないので、その作品は見てないので何とも言えない(笑)。私が素晴らしいと思ったのはフジテレビ「SUITS/スーツ」の第二弾「SUITS/スーツ2」で見せた織田裕二扮する弁護士の元秘書・玉井役で証人として証言するシーンである。直立でほぼ動くことのない証言シーンであるが、証言をした彼女の頬を伝う涙。見る者の心を揺さぶる感動のシーンであった。それ以来、彼女に注目している。CMに登場している彼女もいい。きりりとした目鼻立ちのはっきりした顔立ちは美しく見栄えがする。「SUITS/スーツ」で見るまではバラエティ番組でしか見たことがなかった中村アンだが、その後、「グランメゾン東京」「危険なビーナス」そしてこの「着飾る恋には理由があって」を見ている。彼女目当てで見ていないのに見るということは、それだけ注目度の高い作品にキャスティングされるようになったということだろう。彼女の演技に感化されたものとして、今後も注目していきたい。中村アン・リンク「着飾る恋には理由があって」
2021.04.24
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浜辺美波のことはほとんど何も知らなかった。映画「君の膵臓をたべたい」が大ヒットして、名前は知った。しかし、その題名からこの作品を見ようという気が一切起こらず、アニメ映画になったときに、アニメなら見られるかと思いアニメ作品を見て大感動した。しかるに実写版はいまだに手が出ない。アニメのイメージが壊されるのが嫌なのかもしれない。まったく浜辺美波に興味をもてなかった私だがテレビドラマ「大奥 最終章」で初めて彼女の演技を目にする。お姫様役できれいな着物を着ていたが、特に興味をひかれるわけでもなく、どちらかというとピンとこないなぁ、なんて思ったりもした。その後も見ることはなく、ドラマ「私たちはどうかしている」でようやく見ようとしたけれどドラマの設定などについていけずに第一話で視聴をやめてしまった。さて、そんな私だが今回のドラマ「タリオ 復讐代行の2人」は見てしまった。というより、わりとはまってみた。ドラマ10で見た「美女と男子」や「これは経費で落ちません!」を楽しく見てた思いがあり、チェックしていたのと主役の岡田将生が好きな俳優ということもあった。岡田将生はドラマ「太陽と海の教室」で見かけて以来、その長身と端正な顔立ちに惹かれ、映画「雷桜」の殿様役のみごとさにファンとなった。といっても追っかけているわけではなく、好んで見る程度。だから、テレビでは朝ドラ「なつぞら」くらいしか見てないかも。本日映画館で見た「星の子」の先生役は良かったねぇ!というわけで見始めた「タリオ 復讐代行の2人」は変な明るい歌声が80年代アメリカの西海岸を思わせ、ポスターの映像もよくて、ちょっとツボ(笑)登場した浜辺美波は女っ気を感じさせないポンコツ弁護士。これが、よかった。一人からまわりのコントか漫才のような二人の絡みが楽しませてくれた。笑わせようとしていないところが笑える。真剣にコントをしているところがいい!いや、コントでなくて芝居か(笑)そんなご気楽気分で見ていたので、すっと入ってきたのかも。くだらないドラマと思って見ていたから、そのくだらなさの中で後半、徐々にまじ芝居が堂々としてきて、最終回の記憶喪失の親父が襲われた時の彼女のマジ芝居はすごかったといえる。と今回「タリオ 復讐代行の2人」を見てみて、注目してみようと思えた。そこでググってみたところ、なんと東宝芸能の所属。さらに驚くべきことに「東宝シンデレラオーディション」ニュージェネレーション賞を受賞し芸能界入り。そしてその年に映画「アリと恋文」で主演デビュー。その後も映画。ドラマと続々と出演してるらしい。なんの特徴もない顔と彼女自身が言っているようだが、確かにそうで、記憶に残らないかもしれない顔立ちかもしれない。しかし、これだけ売れれば忘れようがなく、公式サイトMINAMI HAMABE OFFICIAL SITEも開設していて、すごいなと思う。小柄なのが気がかりであるが、顔立ち含めすべてが小さいのでバランスよく、肥大化して大きく見える映像の世界ではいいのかもしれない。また、タレント高学歴時代にあって、大学へ進学せず広瀬すず同様女優にまい進する姿勢は期待できるし、仕事も続々だから良し、といえる。今後、彼女の作品を見る機会が増えるであろう。
2020.11.22
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【注目の女優】を書き始めて4人目。4番バッター、野球のバッターで得点打を期待できる最高の素質と実績を持った者が起用される。その4番目に誰をあげようかと考えていたところ、過去にブログで書いたことのある松井玲奈が浮かび上がった。連日拝見しているNHK朝ドラ「エール!」でも妻の姉役を卒なく演じて女優・松井玲奈を全国に知らしめているが、いまさら知らない人はいないであろうし、彼女の活躍ぶりは出身のSKE随一であろう。また、本店のAKBを含めてもAKBグループ随一といっても過言ではない。一線級で活躍する前田敦子、大島優子、川栄李奈にひけをとらない。その彼女に注目してみたところ、彼女の快進撃、活躍ぶりは止まらないようだ。ちょっと検索するだけで、最新作が数多く出てくる。INSTAGRAM松井玲奈彼女のインスタを見てみると、Bunkamuraシアターコクーン『オリエント急行殺人事件』12/8〜27★映画『魔女見習いを探して』11/13公開★小説すばる『累々』連載中 1/26出版★連続テレビ小説『エール』★FOD『30禁』配信中★anan『ひみつのたべもの』連載中 来春出版朝ドラに出演し、映画の声優をし、舞台にも出演する。その傍ら、小説も執筆など、彼女の活躍ぶりは言うまでもない。彼女の素晴らしさは「松井玲奈がすごい!」にも書いたが、存在感ある演技だと思える。舞台「オリエント急行殺人事件」のチラシをご覧いただきたい。主役ポアロ役の椎名桔平がセンターポジションなのはもちろんのことだが、そのすぐ後ろに松井玲奈が配置されている。役の比重・芸歴からすればここは高橋惠子であるべきはずなのだが。松井玲奈ファンを呼び寄せたい興行サイドの考えか。それにしてもこの位置を占める松井玲奈は恐るべし。今後も彼女を注目すべしである。(注)画像使用について…本人のポートレートを掲載すべきですが、肖像権に鑑み、映画などのチラシ・ポスター等、宣伝材料であれば肖像権・著作権ともに侵害しないと考え掲載しました。
2020.11.15
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2020年11月6日公開の「ビューティフルドリーマー」に主演しているのが小川沙良である。「踊る大捜査線」シリーズで名を馳せ「サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS 」という傑作を監督した本広克行監督が押井守原案の「夢見る人」を映画化。その主演に抜擢された女優である。小川沙良は多才で女優だけでなく映画監督もやっている。「あさつゆ」「BEATOPIA」「最後の星」とすでに三本の監督作があり、四作目の「海辺の金魚」が来年公開予定である。テレビドラマを見ていて、気になったのが「ブラックスキャンダル」であった。新人アイドル役で主要なキャラクターとして出演していたが、山口紗弥加の初主演ドラマで力演・名演技を見せていて、共演の松井玲奈の力演・怪演も評判を呼んだドラマであった。ここに出演していたけれど、まわりのキャラのアクが強すぎて、記憶には残るが印象は強くはなかった。とはいえ、その時の印象はしっかりと残っていて、「アライブ がん専門医のカルテ」で登場した時にはすぐに気づいた。そして、見た「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」。事務員での出演であったが、起用が続くのは演技巧者だからかなと思い始めてググってみたら、なんと、大活躍の女優であった。所属がヒラタオフィスということなので、演技巧者がいる事務所という印象を持っていたので、こちらもググってみると工藤夕貴、長谷川博己、土村芳らがいて、ヒラタインターナショナルに宮﨑あおい、多部未華子、松岡茉優という超一流主演演技巧者がいる。今後、主役として活躍していくかどうかはわからないが、主演作が続くようなら先輩に続き超一流となるかもしれない。期待して見ていたい女優である。小川沙良 プロフィール(注)画像使用について…本人のポートレートを掲載すべきですが、肖像権に鑑み、映画などのチラシ・ポスター等、宣伝材料であれば肖像権・著作権ともに侵害しないと考え掲載しました。
2020.11.08
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たべちゃん(多部未華子)を書いたけれど、『多部未華子の演技を見たのは「夜のピクニック」が初めてだったから。彼女のことはそれほど好きでも嫌いでもなく、この「夜のピクニック」では同級生として出演していた貫地谷しほりに惚れ込み、しーちゃんのファンとなった。』のである。この「夜のピクニック」で見たしーちゃん(貫地谷しほり)は明るく屈託のない笑顔が似合う快活な女の子だった気がする。彼女のとりこ(?)になりながら次々と出演する作品を見ることはできなくて、映画は「スウィングガールズ」「愛の流刑地」「ジェネラル・ルージュの凱旋」「くちづけ」くらいしか見ていない。彼女の画像のために使った「夕陽のあと」は良さそうな作品なので見てみたい。テレビドラマはNHK朝ドラ「ちりとてちん」のヒロインに抜擢され、たべちゃんよりも早く起用されている。彼女のキャラの明るさが落語家の話にも合ったのかもしれない。「あんどーなつ」はとても好きな作品で、ずーっと続くか、続編をやってほしかった。その後は「風林火山」「龍馬伝」「ブザー・ビート ~崖っぷちのヒーロー~」「遺留捜査」「八重の桜」「おんな城主 直虎」「なつぞら」「テセウスの舟」「ディア・ペイシェント」と、ファンというわりには、見ている数が多くなく、あまり見れていません。直近で見た「ディア・ペイシェント」は見ていて気分の良い作品とはいえず、どうしてこの作品に出演したのかな、なんて思いもしました。結末は、なんかよい話、いい人たちに描こうとしていたように見えなくもないけれど、意地悪い人にも意地悪いことをする根拠はあるんだ。そして、いい人であるはずの自分が意地悪をされるのは相手を表面的にしか見ていないためで、一歩も二歩も踏み込んで相手の立場になってみないとわからなかった。というような作品であったけれど、せわしない世の中で相手のことに心を砕くなんて、できません。アンテナをはる必要はあるけれど、過多に相手の立場に立つ、慮るなんて。おっと、しーちゃんについてでしたね。私としてはとにもかくにも好きな女優さんなので、中年になってしまったけれど、彼女の魅力が存分に出せる素敵な作品と巡り会ってほしいものです。(注)画像使用について…本人のポートレートを掲載すべきですが、肖像権に鑑み、映画などのチラシ・ポスター等、宣伝材料であれば肖像権・著作権ともに侵害しないと考え掲載しました。貫地谷しほりのドラマ&映画おすすめランキング22選【2020最新版】
2020.10.29
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”たべちゃん”との出会いはTVCMだと思う。出会いといっても一方的に画面を見ていた視聴者なのだが。たぶん最初はCMか何かで知っていたと思う。多部未華子の演技を見たのは「夜のピクニック」が初めてだったから。彼女のことはそれほど好きでも嫌いでもなく、この「夜のピクニック」では同級生として出演していた貫地谷しほりに惚れ込み、しーちゃんのファンとなった。多部ちゃんには注目しなかったし、ふつうにスルーしていた。その後も特に見ることもなく、次に多部ちゃんを意識したのはNHK朝ドラ「つばさ」である。朝ドラ80作目の「つばさ」は埼玉県が舞台となる初めての作品で、この作品をもってNHK朝ドラ全都道府県制覇、全都道府県が舞台となった、とものすごく話題になった作品である。出演者も西城秀樹や手塚理美といったなかなかドラマでみかけなくなった著名人が出演していたしそれぞれのファンでもあったので楽しみに見ていた。しかし、視聴率が伸びず批判も多かったようである。相手役小柳友がピリッとしない、人気を博するほどのタレントでなかったせいもあると思える。この後出演で代表作といわれる日本テレビ「デカワンコ」については全く知らない。たべちゃんファンでなかったもので…。たべちゃんをテレビ画面でみかけてはスルーしていた時代が長かった。唯一認識していたのはUQコミュニケーションズのCM三姉妹である。ことあるごとに手を変え品を変え登場するCMの認知度は十二分である。なんとなく気になったドラマは見ているけれど、視聴率や人気に左右されずに、気になって見てみて、気に入れば見続けた。そんな中、NHK「これは経費で落ちません!」。真面目で敏腕な経理課員として勤務する女子社員を演じ、経理伝票などを通じて、会社の危機を救うなど、真摯に仕事に対する姿勢が、不思議とコメディとなり、楽しませてもらった。笑いをさそう、笑いを演じる、笑いをねらうことなど一切なく、ひたむきに邁進している姿が共感を呼び笑いを呼ぶ。素敵なドラマだった。その余韻というか、イメージを持ったままTBS「私の家政夫ナギサさん」。これまたユニークで面白かった。仕事一途、仕事しかできない。家事能力がないキャリアウーマンを演じて絶妙。これまた、ひたむきに仕事にまい進することが共感を呼び、家族との問題、私生活の問題を必死になりながらクリアしていく。見ていて痛快だった。共演の大森南朋、瀬戸康史が良く、富田靖子、草刈民代といったベテランなども含めキャスティングの成功だともいえよう。一昔前、いやふた昔前、いやもっと前なら高度経済成長や24時間働く企業戦士が描かれる仕事人間のドラマ、時代はくいぶんと変わったものである。最後に、ご結婚されて30代にもなり、今後注目したい女優となった多部未華子である。(注)画像使用について…本人のポートレートを掲載すべきですが、肖像権に鑑み、映画などのチラシ・ポスター等、宣伝材料であれば肖像権・著作権ともに侵害しないと考え掲載しました。【注目記事】多部未華子はコメディエンヌなのか?
2020.10.18
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