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きょうは昼休みを利用して、古河市大手町にある正定寺(しょうじょうじ)さんを訪ねてみました。去年の七福神めぐりの記事で掲載した木彫りの七福神像が安置してあるお寺です。ここは江戸時代初期の大老である土井利勝(どいとしかつ)が開きました。利勝公は徳川家康公の庶子であると言われ、家康、秀忠、家光と将軍3代に仕え、江戸幕府の基礎を築くのに多大な貢献をした人です。そしてもちろん、古河城主の土井家の開祖でもあります。 正定寺は、かつて古河城の北に位置する武家屋敷の真っ只中にありました。今では古河城はなく、武家屋敷も残っていませんが、周辺を歩くと史跡を示す記念碑や案内板がたくさんみつかります。現在の本堂は「雪華図説」を著したことで名高い、土井利位(どいとしつら)が1832年に再建したものだそうです。境内には4代将軍家綱の母・お楽の方の供養塔があり、お楽の方が安産祈願をした岩舟地蔵があります。ところで、このお寺には門が2つあります。ひとつは正面の赤門、もうひとつは脇の黒門です。赤門の前には江戸時代に描かれた利勝の肖像画の説明がありますが、現在はその肖像画は本堂のほうに安置され、複製が歴史博物館に展示されています。一方、黒門はもともとは東京の本郷にあった土井家の大名屋敷の門で、昭和8年に移築されたそうです。では突然ですが、ここでクイズです。赤門に書いてあるこの「2n-2=○」とは何を意味しているでしょう。当たっても何もでませんが、ちょっと考えてみてくださいね。(ヒント:驚きと感謝の気持ちがわいてきます)※古河市には、下大野にも正定寺という名前のお寺さんがあります。※クイズの答え:自分のご先祖様の数を求める式(3代前なら2の3乗-2で6人=両親と祖父母、5代前なら2の5乗-2で30人)。
2008年01月29日
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きのう(1月25日)、昨年12月30日に逝去された青木來三郎(あおきらいざぶろう)氏の市民葬が執り行われました。青木さんは古河市選出の県議会議員で、1967年から2006年まで連続10期もの当選を誇られました。つくば万博当時、茨城県議会議長として活躍なさり「万博議長」との異名をとった方です。私個人は仕事のため、式場に参ることはできなかったのですが、大変多くの方がお別れに詰めかけられたようです。青木さんの随筆集「はなもあらしも春夏秋冬。」を再読し、今日の古河市があるのは、青木さんのおかげであると改めて思い知りました。古河駅の高架化、新三国橋の建設、古河三高の設置などです。こう書きますと、利益誘導型の敏腕政治家か?と誤解されるかもしれませんが、決してそうではなく、たいへん仁徳にあふれた方でした。議長になるときも所属の自民党はもとより、社会党や公明党の議員も投票しました。そんなことは茨城県では初めてだったそうです。古河駅高架化については、中心市街地で商店街や市役所のある駅西と工業団地が開発されて働く人の増えた駅東が一日のうち11時間も分断されている事態を打破するためでした。それを当時の県の担当者は「実現不可能だから言うだけ無駄だ」と言って質問を取り下げるよう圧力をかけたそうです。ちなみに新三国橋は国道354号のダンプカーがスムーズに流れるようにしたもの。古河三高は優秀な生徒が県外に流出する状況を改めることを目的として設置されたものです。みな理のある政策です。県境に位置しており、地理的にも心理的にも県都から遠い(昔は常陸の国ではなかった)古河の事情は、水戸のお役人には十分に理解できない部分があります。それを補っていたのが青木さんです。自民党県連会長とも仲がよくて幸運だった部分もあるかもしれませんが、清廉潔白で、熱意があり、私利私欲のない青木さんだからこそ、できたのだとも思われます。最後の大仕事は三市町合併となりました。私たちは、その贈り物をしっかりと受け止め、青木さんが安らかにお休みになれるよう、よりよい時代を作っていくべきではないかと思います。
2008年01月26日
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だるま市があった20日、古河文学館サロンで「フランス革命に向かう200年間の音楽」という演奏会を聴いてきました。演奏者は5名、聴衆は30名弱というこじんまりとした集いでしたが、そのぶん間近で音楽に触れることができ感動しました。クラシックというと大ホールでオーケストラという印象があるかもしれませんが、もともとはこういうサロンの音楽がふつうだったのではないでしょうか。このコンサートは、日仏楽友協会主催の「ヨーロッパってなあに???」という講座の一つで、協会会長のマルグリット・フランスさんが前回2回で、ルネサンス、バロック、古典時代の歴史背景を前2回でお話してくださり、今回は演奏会になったものです。2時間ちょっとで、パレストリーナ、カッチーニ、コレルリ、マラン・マレ、ヴィヴァルディ、テレマン、バッハ、モーツアルト、ベートーベンの曲を聴きました。各曲のエピソードについても解説してくれ、親しみがわきました。クラシックはCDでいくらか楽しんでいたものの、生演奏は初めてで、楽器の名前も満足に判りませんでしたが、今回使われたヴァイオリン、ヴィオラ、フルート、イングリッシュホルン、オーボエ、チェロ、ピアノなどについても、ちょっとしたお話があり、よくわかりました。個人的にはヴィヴァルディの「ごしきひわ」、モーツァルトの「グラスハーモニカのためのアダージョとロンド」が特に印象に残りました。なお、このあと古河文学館では4月20日から続編3回の講座がはじまるそうです。内容は、フランス革命とナポレオン、産業革命・ベルエポック、帝国主義・第一次世界大戦・ロマン主義だそうです。料金も1回1500円、通しで4000円と手ごろなので、ご興味がある方は聴きに行ってみてはいかがでしょうか。
2008年01月23日
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きょうは旧光映館通りで「だるま市」がありました。この通りは古河駅から徒歩2分のロケーションで、以前は提灯竿もみまつりが開催されていたところです。光映会館という映画館がその名の由来ですが、残念なことに少し前、廃業してしまいました。さて、だるまといえば、赤いものだと思っていましたが、今は赤、青、黄、緑、桃、白、黒、金など、さまざまな色のものが出ているんですね。それぞれに、ご利益が違うみたいです。「どう、安くするよ~」と威勢良い声がこだまします。ちょっと都合があって買えませんでしたが、家族連れで仲良く買っている人を見てなかなかいいと思いました。 だるま市なのですが、ダルマ以外にも露店が出ていました。食べ物屋さんが多かったのですが、お面のお店がおもしろかった。真中にあるの、「おしりかじりむし」じゃないですか!? 人気あるんですかね~。話はもどりますが、映画館の跡地には、さっそくビジネスホテルが建ち、あさってオープンを迎えます。この通りには別のホテルもあります。将来は「ビジネスホテル通り」と呼ばれることになるのでしょうか。福だるまにあやかって、古河市のビジネスや観光が発展することを期待します。
2008年01月20日
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古河の冬はデータで見る限り、厳しいものではありません。温暖化の影響か、最近は雪もめったに降らなくなりました。でも、やっぱり寒いです。風も冷たいし。先日、ネーブルパークと総合公園に行ったのですが、遊びに来ている人はあまりいませんでした。淋しかったのは、水の流れが止まっていたこと。水路に水がない、それだけで、いつもの元気がなく、人を癒す力が半減しているように感じられました。来訪者のないときはモーターの電源を切って節約する。それはわかるんですけど、休日の昼ですからねぇ。期待しすぎでしょうか…。ただ、園内のお店はやっていまして、食事や喫茶をしてきましたが、なかなかおいしかったですよ。写真を撮るのを忘れましたので、今度また改めて紹介することにしましょう。さて、お花の報告。総合公園の紅梅が咲きだしました。1月5日に蕾がほころびはじめたそうです。現在は、木にもよりますが、3分咲きぐらいです。梅はつぼみが多いほうが好きな私は満足でした。ここの梅は何種類かありますので3月まで楽しめるでしょう。となりはサザンカです。こちらは満開をやや過ぎ、散りしいた花びらもとてもきれいでした。ピンクといえば、若い女性に似合うかわいい色ですが、先月、埼玉大学の女子学生が「公園における環境教育とパークマスターの役割」について、古河総合公園に学びに訪れてくれたそうです。今までもあったのでしょうが、古河がそのような役に立っていると初めて聞き、うれしく思いました。今月もおひとり来るとか。いい経験をいっぱい持って帰れますように。
2008年01月16日
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今日(1月13日)、古河市の消防出初式(でぞめしき)がありました。この種のイベントに行ったのは初めてです。ほかのイベントと違ってフォーマルなものなので、お祭りにつきものの出店などは一切ありませんでした。市長、地元選出の国会議員、県議と一部の市議も参列していました。会場に行って驚いたのは、消防車がずらっと30台近く並んでいたことです。古河の人口からすると2万人に1台ぐらいでしょうか。消防車1台に隊員が10名ぐらい出席したので、およそ300人の消防士がいた計算になります。前日の雨が嘘のように晴れたのは良かったのですが、たいへん風が強く、出初式名物「はしご乗り」ができるのか心配しましたが、ものともせず見事な芸を見せて下さいました。 続いて、幼稚園児たちが太鼓をたたいたり、まといや旗をかかげて行進したり、防火の誓いをたてたりしました。かわいらしいパフォーマンスに、それまでちょっと硬めだった雰囲気が、いっぺんになごみましたよ。最後は放水訓練です。赤・青・黄・緑など色とりどりの水を一斉に放水します。クライマックスとしてすごく盛り上がりました。実は、新年になってから、市内で火事があり、お亡くなりになった方もいます。また、ほんの数日前、近所でボヤがありました。本当に火は怖いものです。私たちの財産や生命を守って下さる消防士のみなさんに感謝の想いを新たにしました。みなさんも火のもとには十分お気を付け下さいね。
2008年01月13日
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前回の記事を書いていると、テレビから日本を悲観論が覆っているというニュースが流れてきました。ちょうど証券取引がはじまって、株価が大幅に下げていたからです。次の日の新聞でもそのような記事がいくつかありました。ネットでも経済評論、株取引関連ブログを中心として「もうダメぽ(もうだめかもしれない)」的な論調が多数みられました。なんだか日本中が自信を失っているようです。しかし、気づいてほしい、悲観論では明るい希望が生まれないということに。自分の住む国の力を信じられなかったら、こんな悲しいことはありません。とはいえ、楽観論でもいけません。危機感があるからこそ、私たちは前進・改善できるのであり、現実から顔をそむけて元気があるように装っても、将来はよくならないでしょう。ん? 悲観論でも、楽観論でもいけない? ならば、私たちはどう考えればよいのでしょうか???私は、理想を考え直してみることをおすすめしたいと思います。誰もの心の中に眠っている理想郷の姿を掘り起こしてみることです。政治家はダメ、官僚はクズ、こんな国ダメなどと文句を言っててもしかたがないじゃないですか。そんなヒマがあるのなら、自分が総理大臣だったら、どういう国を作るかという仮定の作業をやってみたらいかがでしょうか。頭の体操だと思ってやってみましょう。夢みたいなこととバカにしないで、現実には無理だとあきらめないで。。。何か嫌なことが起こってから、それに右往左往するのではなく、どういう変化をしていくことが望ましいのかに焦点を合わせて考えていくと、悩んでいるのがすっかりばからしくなり、いろんな明るい道を見つけるのがとてもおもしろく思えてきます。ただし、自分または自分の属するグループ(家族や会社や地域)だけの利益でなく、地球上のみんなの幸せにつながることをすることは忘れないで。いいアイデアが出たら、それがなんとか実現できないかという応援が必ず入ってきます。心配の必要はありません。
2008年01月10日
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きのうは「古河の七福神めぐり」がありました。このイベントはお寺の多い古河のまちを散策してもらおう(そしてお腹が減ったら福神漬の乗った古河名物の七福カレー麺を食べてね~♪)と、去年からはじまったものですが、お天気にも恵まれて、前年を上回る参加があったようです。 七福神といえば、昨年11月に誕生したのがこちら、「古河生れの七福茶」。古河総合公園の茶葉、玄米、そば茶、黒大豆、青大豆、玄米の花、そして総合公園の大賀はすの葉の7種類の原料をブレンドしてあります。今日初めていただいてみましたら、香りがとてもよくて飲みやすいお茶でした。美容と健康にもよさそうです。製造・販売は歴史博物館の東隣に店をかまえている塚田製茶店さんです。総合公園でも販売されていますよ。5万ヒットに感謝を込めて、このお茶を5名様にプレゼントします。ご応募は1月20日までにコメントかメールでお寄せ下さい。応募者多数の場合には抽選とさせていだだきます。ただし、ピタリ賞+前後賞のお3方は必ず当選としますので、ラッキーナンバーを踏まれた場合は画面コピーか写真をご用意ください。なお、お名前・ご住所などは当選が決まってからお伺いしますので書かないでけっこうです。
2008年01月07日
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お正月といえば「お屠蘇(とそ)」。新しい年の無病息災を祈って清酒をいただきますね。古河の地酒は「御慶事(ごけいじ)」というお酒です。味のほうですが、ふだん家で晩酌(ばんしゃく)せず、友人などと飲みにいっても、そんなにたくさんの銘柄を比較したわけではないのですけど、すっきりとして、なかなかおいしいと思います。お酒といえば、古河市は「どぶろく特区」を国に申請して、昨年11月に認可を受けました。どぶろくとは、古く家庭で作られていた「にごり酒」のことです。私はこのニュースを聞いて、最初は自宅でお酒を作っていいのかと思いましたが、違うようです。市内の農家が自分の経営する民宿や飲食店で、自分の米を原料として客に提供するためどぶろくを作ることが認められたのでした。詳しくは古河市の総合政策部の部ログをお読みください。市としては「都心から一番近い、どぶろくの飲める町」ということで売り出したい考えのようです。自分で作れないのはがっかりしましたが、幻のどぶろくが地元で味わえるのはうれしいことです。素朴な味わいらしいですが、ほんのりと甘いのかなぁ? 飲酒運転はできませんから、駅などから送迎があるとうれしいですよね。温かい家庭的なおもてなしができれば人気になるかもしれません。期待しています。
2008年01月04日
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2008年、明けまして、おめでとうございます。さて、今年の元旦は、初日の出を拝もうと、6時に目覚ましをセットしたはずでした。。。が、スイッチをONにするのを忘れ、起きたときにはすでに7時、日の出の瞬間には間に合いませんでした。どうしようと思いましたが、元旦の太陽には違いないし、初詣もあるからと、出かけることにしました。寒かった。水たまりには、氷もはっていました。雀神社に到着、さっそくお参りしようとすると、あちゃー、急いでいたので財布(お賽銭)を忘れていました。そこで、初詣はあきらめ、次の予定である富士山を拝みに行きました。神社の横の渡良瀬川の堤防に上がると、すごい!富士山くっきりです。デジカメでパチパチしたのですが、またまた残念なことに、メディアリーダーが行方不明。お見せすることができません。 さいわい、携帯にもとっていたので、それをアップしました。画質が悪いので説明します。1枚目が富士山、2枚目は赤城山や榛名山などの群馬の山々、3枚目は日光連山です。こちらの3枚の下には古河ゴルフリンクスがあります。そして最後は土手の反対側。筑波山と古河市街地です。こんなドジな私ですが、今年もよろしくお願いします。
2008年01月01日
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