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福原愛選手のおかげで、近年大きくイメージアップした卓球。その試合に使われているピンポン玉は、古河生まれだということをご存じですか? 実は、私自身も、おとといの読売新聞を見て知りました。なんということでしょう。私の生家のお隣に卓球場があり、少しだけですが卓球部に在籍したこともあり、高校までその付近を通っていたというのに!おとといの読売新聞によりますと、古河市坂間に工場をかまえる日本卓球株式会社という会社はすごいらしいですよ。国内シェア7割、年間生産数約700万個もあるのだそうで、Nittakuの3スター(プレミアム)ブランドは、1971年以降の世界卓球選手権で13回、夏季オリンピックで2回、公式球として採用されてきたとのことです。ところでこのボールは製造に4か月もかかるんですって。。。まず、アルコールに浸しためんこ形のセルロイドを熱湯の中で成形して半球を作り、それを張り合わせてボール状にします。約3ヶ月間乾燥させた後、表面を研磨し、千分の1グラム単位で重量検査を行い、最後に3メートル弱のガラス板にボールを転がし、まっすぐに進むボールだけが出荷されるのだそうです。古河市は、昔は、製糸産業やよしず製造業で栄えましたが、いずれも中国製品に押され、壊滅してしまいました。それが中国のお家芸のひとつといえる卓球のボールにおいては、まだ私たちの製品が生き残っているというのは嬉しい限りですね。
2008年05月30日
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今日は朝9時から「みずウオーク2008・渡良瀬遊水地大会」に参加する予定でしたが、雨が降っていたため、やむなく断念しました。古河市のすぐ西に位置する渡良瀬遊水地は、茨城、群馬、埼玉、栃木の4県にまたがる湿地で、東京ドームの700倍の面積を有し、日本で一番大きい人工遊水地(湿地面積も、本州以南では最大)です。渡良瀬遊水地には約1000種類の植物が確認されており、そのうちの59種類は国指定の絶滅危惧種だということです。ひとつの場所に、これだけたくさんの貴重な植物がみられるのはたいへん珍しいということです。雨天実施ということでしたので、ウォーキング大会は行われたことでしょう。小雨でしたし、お天気は急速に持ち直しましたので、参加された方はラッキーだったと思います。私は行けなかったわけですが、草花の写真を眺めて行ったつもりになりました。この「渡良瀬遊水地の植物図鑑」は、数日前、近所のお寿司屋さんでいただいたものです。そこのお店には、渡良瀬遊水地のラムサール条約登録湿地にしようと運動している写真家の方がよくいらしている御縁で、渡良瀬遊水地を紹介する市販の本も置いてありました。230種類の植物がカラー写真とともに紹介されているこの冊子は、無料でいただけるようですので、ご興味のある方は、どうぞ「財団法人渡良瀬遊水地アクリメーション振興財団」までお申し込みください。
2008年05月25日
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4月8日から5月11日まで、京都国立美術館において、河鍋暁斎(かわなべきょうさい)の特別展「絵画の冒険者 暁斎 Kyosai-近代へ架ける橋」が開催されました。この特別展については新聞各紙に取り上げられ、テレビでも放送されていましたので、ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。実はこの河鍋暁斎、古河の出身なのです。幼いころ江戸にのぼり、浮世絵や狩野派の絵画の修行に入りました。明治時代に入り、自由闊達な風刺画などを描き、時代の寵児となりますが、その死後は、当時の画壇がお行儀のよい画風をもてはやしたため、国内では急速に忘れられていったようです。しかし、弟子の一人に英国人のコンデルという人物がいた縁もあって、大英博物館にたくさんの絵が収蔵され、エキゾチックな日本の魅力を伝えてきました。そして近年こうして日本でも再評価されるようになってきたわけです。暁斎の画風は実に多彩で、美人も、妖怪も、菩薩も、踊るカエルまで、いろいろなものを描いています。この特別展のキャッチフレーズが「泣きたくなるほど、おもしろい」というのも、こういうところからきているのでしょう。暁斎は本当に絵が好きで、さまざまな絵を手控え帳に模写し、いつも肌身離さず死ぬまで持ち歩いていたそうです。もちろん才能にも恵まれていたのだとは思いますが、こうした努力の部分がすばらしいと思いました。写真は1999年に古河歴史博物館・街角美術館・篆刻美術館で催された「河鍋暁斎展~美しき女々(うつくしきひとびと)」の解説付き図録の表紙です。「大和美人図屏風」、「山姥図」、「地獄太夫と一休」などテレビで放映されていた絵はみんな載っていました。この図録は古河歴史博物館で閲覧できます。通販もできるようです。
2008年05月20日
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古河総合公園の入口のところ(管理棟の前)に、公園内に生えている旬の野草のコーナーができました。5月3日に撮った写真はこちら~(旬じゃなくなってるかな?すみません)。アカツメクサ、シロツメクサ、オオジシバリ、ハハコグサなどです。右上は、四つ葉のクローバーです。「幸せのおすそ分けです。どうぞお持ち帰りください」とのことです。来園者のために一生懸命見つけてくださったのですね。 その隣の写真は、総合公園オリジナルのポストカードです。2006年に石神明治さんの作品が発売されました。私も1セット持っていますが、幻想的とても美しいです。そして、このほど、金子直樹さん&金子典子さんによる第2弾が発売されました。楽しい雰囲気で、ファンタジーの絵本に出てきそうな感じですよ。詳しくは、新しくできた総合公園のホームページでチェックしてみてください。[資料室]のところにpdfファイルでアップされているので、大きくして見ることができます。明日から3日間、いろは会による公園内の風景を描いた展示もあるようですね(こちらは[公園ブログ]のコーナーに掲載されています)。
2008年05月15日
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広報古河5月号に平成20年度の市の予算と白戸市長の施政方針が掲載されました。じっくり読ませていただきましたが、限られた予算をいかに上手に配分するかということに力点が置かれているような感じを受けました。過去の事業の積み残しや市民からの要望をうまく処理していくという感じです。予算をたてることは、たいへんな御苦労だったでしょう、大いに感謝します。後日とりあげたいと思いますが、市民として歓迎できる事業もたくさんあります。しかし、市民が求めることを精一杯やれば、市が中長期的に発展できるかというと、そうとは言えないような気がします。三市町合併のとき、いくつかの「先導プロジェクト」があったのんですが、それが2年たって今回の施政方針にほとんど出てきていません。実務重視、現実重視なのかもしれませんが、もっと皆が元気になる戦略が欲しいなぁと思うのは私だけでしょうか?「北関東の中核的な自立都市を目指す」という立派な目標があるですから、それを実現しましょう。ポイントは、どうやって住民の数を増やし、経済を繁栄させ、来るべき道州制の下でゆるぎない役割を果たすか、などですね。こうした未来への布石にいくらかかると思いますか? ゼロです。何の予算も必要ありません。やる気のあるボランティアで十分です。少々の時間を融通し、頭をひねるだけ。特に若者は、将来こうなりたい、それをやってみたい、あれも欲しいといろいろな夢に胸を膨らませているものです。なぜ彼らに聞かないのでしょう? また、ご年配の方のお知恵もありがたいですね。なにしろ、合併の説明会には高齢者のほうが多く出席されていたのですから。ブレーンストーミング(自由な意見の出し合い)が、2年半前に誕生した若い古河市にはぜひ必要だと思います。そして、発展の芽をじっくり育てていくのです。通常の市政は続けながら…。人間は、夢や希望を共有すれば、我慢も団結もできるのです。自分の損得ばかり追い、ちょっとしたことにも不満を抱くようになってしまうのは夢がないからでは? 過去のものを守ることも必要ですが、新しい時代を切り拓いていくという視点をもう少し入れて下さると、ずいぶん違った未来が開けてくるような気がしますが、いかがでしょうか。
2008年05月10日
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おととい5月3日、古河市福祉の森会館、芝生広場にて「こどもまつり」というイベントがありました。今年は24回目だそうです。朝は曇り空だったのですが、開幕前後から雨が落ちてきて、みるみるうちに本降りになってしまいました。午後は晴れてきたので、子供たちには良かったのですが、私は午前中しか時間がなかったので、いい写真が撮れませんでした。 まず「お約束」のこいのぼり。雨にぬれて体が重かったでしょうに、一生懸命泳いでくれました。しかし、風は気まぐれなので大変です。昔のカメラだったら、何枚フィルムをむだにしてるんでしょうね(笑)真ん中が子供たちのベストショット。ヨーヨー釣りです。この奥で金魚すくいをしています。ほかにヤギさんがいたり、馬車があったり、ポップコーンやお菓子がふるまわれたりしていました。ラストの写真の鎧兜(よろいかぶと)は、こどもまつり会場ではなく、泉石記念館に飾られていたものです。先日まで飾ってあったひな飾り同様、年代物のような風格で、とても立派な感じがしました。さて、きょうの子供の日、本当は古河総合公園に行ってみようと思っていました。というのは、藤が木にからみついてできた天然のブランコで遊んでいる子供たちを撮りたかったからです。また、鯉のぼりと古民家の組み合わせというショットも。しかし、今回は体調の都合で、文字だけでお許しください。
2008年05月05日
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今日は旬のタケノコを食べました。おそらく、一般的なモウソウチクという種類のようです。鰹節と醤油と砂糖で味付けしてあります。また、我が家では、ふつうに水煮をして、マヨネーズをつけていただくこともあります。それもシンプルでいいですね。古河市は特にタケノコの産地として有名というわけではないと思いますが、竹林を持っているお宅もけっこうあるので、春になるといただくことがよくあるんです。しゃきしゃきした歯ごたえがたまらないですよね。それにしてもタケノコに栄養はあるのでしょうか? 私は好きなので、どっちでもかまわないではないかとは思ったのですが、そんな話題になったので、調べてみました。そうしたら、やる気を高める成分「チロシン」や疲労回復を助ける「アスパラギン酸」という物質が含まれているということがわかりました。このほか、もちろん、食物繊維が豊富なので、便秘によさそうですね。
2008年05月01日
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