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聴覚障害をテーマにした取材ルポ漫画『淋しいのはアンタだけじゃない』。『淋しいのはアンタだけじゃない』(1) (ビッグコミックス スペリオール)(吉本浩二、小学館、2016-2017、全3巻とも税別552円)1巻を読んで衝撃を受けました。3巻を読んで、非常に感じるものがありました。3巻で完結です。取材自体を漫画化してあります。そのため、取材者の思ったことや、疑問・心の迷いがそのまま書いてあり、聴覚障害について考えようとする方向性において、またとない良書となっています。一時期世間を騒がせた佐村河内守氏への取材が、1巻から3巻までを通しての探求の核となっています。いろいろな専門家に取材しているので、知らなかったことがいっぱい出てきます。そして改めて、日本では聴覚障害について本当に知られていないこと、理解が進んでいないことに、愕然とするのです。3巻を読み終わった率直な感想。「実は聴こえているんじゃないの?」などと、当事者以外が軽はずみに言えない。「聴こえる」ということには様々な要素がからみ、個人差もすごくある。聴こえることが当たり前の人にとって、「聴こえない」ことを理解するのは、本当に難しい。3巻を通して取材者が得た知識をもとに、今の日本の様々な課題も、浮き彫りになってきます。日本では、聴覚障害での障害者手帳の認定基準が諸外国よりも厳しく、支援対象外になっているにもかかわらず、生活の中で非常に困っている人たちがたくさんいること。補聴器がメガネ屋で売られているのは日本だけであり、補聴器の使い方を間違えている人がたくさんいる。必要な支援が全く行き届いていないこと。耳鳴りで悩んでいる人がたくさんいるが、耳鳴りの専門家がほとんどいない現状で、対応しきれていないこと。等々・・・。この本を通して、聴覚障害への理解が広まることを願っています。電子書籍化されているので、試し読みができます。よかったらのぞいてみませんか?▼電子書籍版淋しいのはアンタだけじゃない(1)【電子書籍】[ 吉本浩二 ]
2018.02.04
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「学級づくり」についてはいろいろな本が出ていますし、教育雑誌にも連載記事や特集記事が組まれたりしています。そんな中から、今日は少々マニアックな雑誌の記事をご紹介します。雑誌は『教育音楽 中学・高校版』2017年4月号です。『教育音楽 中学・高校版』 2017−4 CD付僕は小学校の教師で、音楽専科でもないのですが、付録めあてで買いました。子供のころから付録めあてで「小学○年生」を買っていました。大人になった今も付録のよしあしに僕の雑誌購入意欲は左右されています。『教育音楽 中学・高校版』は毎年4月号に合唱曲を5曲ほど収録し、その楽譜も別冊としてついてきます。収録曲には詞も曲もいいものが多く、これまでにも「4月号だけ」何度も買ってきました。(^^;)大体いつも4月を大幅に過ぎた夏ごろになって買っています。今回のおめあてはミマスさん作曲の「エスペランサ」。CDと楽譜付きで、2000円はお得です!(出版社公式サイトでCDの試聴ができます。)さて、基本的にこの雑誌は音楽を授業で教える教師のための雑誌なのですが、連載記事として諸富祥彦さんが「教師の悩み相談室」というコーナーを持っています。諸富祥彦さんといえば、教師が悩みを抱えて大型書店を訪れると必ず棚から飛び込んでくる名前です。おそらくここ10年ぐらいの間に、教師のカウンセリングにかかわる本を10冊以上出されているのではないでしょうか。僕もずいぶん前に著書を読んで、勇気づけられた覚えがあります。さて、『教育音楽』での諸富先生の連載は、見開き2ページにポイントがまとめられていて、非常に読みやすいです。最後に「今月の一言」としてさらに短くまとめられているので、忙しい時にぱっと読み返せてGoodです。人気の連載なのか、今回で85回。月刊誌で85回はすごいですね。今回は、「荒れない学級づくりの極意とは」という普遍的なテーマ。音楽の先生以外にも、中・高の先生以外にも役に立つ内容だと思いますので、ここで少し紹介させていただきます。=============================「教師の悩み相談室」(『教育音楽 中学・高校版』2017/4月号 p46-47) ・荒れない学級づくりのための基本原理は「ルールとリレーション」 ①ルールが守られ、秩序が保たれていながら、 ②温かい、ふれあいのある学級 ・信頼と期待を前提とした言葉がけをしながら、ルールづくりを推し進めてほしい ・「人の話を最後まで聞く」というルールが守られているだけで 授業の雰囲気はとても落ち着いたものになっていく =============================ポイントを2つ、明確に指摘されています。「ルール」と「リレーション」リレーションは、関係(つながり) といったところですね。学級は本当に多様な要素で構成されているので、「学級づくり」となると、何が本質か、わからなくなることも多いのですが、こういうふうにスパッと言い切ってもらえると、悩んでいる者にとっては、背中を押されている気になるのではないでしょうか。キーワードを最初に提示された後は、具体的な学級の描写や声かけのセリフも書かれています。悩んでいる教師の立場に立って書かれていることがよくわかります。ちなみに相談はメールにて受け付けられています。悩みのある方は、相談してみてはいかがでしょうか。なお、過去の連載はすでに本になっています。『教師の悩み相談室 子ども・保護者・同僚と「いい関係」をつくる』 [ 諸富祥彦 ]音楽之友社の公式サイトで、立ち読みできます。http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=321510
2017.06.17
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同じ職場の悩んでいる先生のために、「そうだ、森俊夫先生の本がいいんじゃないか」と、検索で調べてみたら、亡くなられてから出版された、「極意」の本が見つかりました。 僕が今まで読んだ中で一番役に立った本と一緒に、その本も注文しました。 “問題行動の意味”にこだわるより“解決志向”で行こう [ 森俊夫 ] ブリーフセラピーの極意 [ 森俊夫 ]
2017.04.27
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非常におもしろく、意義深い本に出会いました。 『子どものことを子どもにきく』 (杉山 亮、新潮OH!文庫、新潮社、2000、524円(絶版。著者のみ再販。リンク先中古価格385円))作者の杉山亮(あきら)さんは、子ども向けの遊び心あるおもちゃや教材を作っておられる方。「おはなしめいろ」や『朝の連続小説』は、その発想のすごさにおどろいたものです。その杉山さんの、大変おもしろい取り組みを本にまとめられたのが本書。 杉山さんのお子さんへの、3歳からのインタビュー記録です。3歳から10歳まで、雑誌の企画のために年1回、インタビューは続けられました。 本書のp204で杉山さんがこう書かれています。「ぼくたちは子どもや教育のことを考えるのに まず子どもに聞く ということを どうしてこんなにも してこなかったのだろう。」p207では、「両者は同時代を生きる人間同士だ。 対等の対話というものが もっと試みられていい。」とも書かれています。 「子どもに聞く」という試みは、実はいろいろなところでされていますが、まだまだメジャーではありません。大人たちが子どもの教育で「ああだ こうだ」言っているなかに、当事者の子どもの意見が抜けているというのは、実にアンフェアな気がします。障害者の権利運動の中に「わたしたち抜きに 私たちのことを決めるな」というものがあります。子どもについても、同じようなことが言えるのかもしれません。 たとえば、本書のインタビューの中で、「教科書」について、聞いているものがあります。教科書が「どうしたら もっと おもしろくなると 思う?」(p174)と聞かれて、当時4年生のたかし君は、次のようなアイデアを出しました。・漫画をふやす・上下の教科書をもっと分けて、月刊教科書にする(あきらくんは、「1冊に半分入ってると 時々先を見ちゃうから つまんなくなっちゃう」と言っています。(^^))実現は難しいかもしれませんが、こういう意見を聞いておくことって、すごく貴重だと思います。 読み物としてもおもしろいですが、子どもに接する人、教育に携わる者なら、子ども側からの視点を提示してもらえるので、子どもの気持ちに寄り添うために役立つでしょう。普段何気なく使っている言葉も、実は大人視点だったことにも気づかされます。たとえば、「迷子」。「『迷子』というのは 大人の側から見た 一方的なことばだったらしい。」(p79)と杉山さんは書いています。たかし君が迷子になった時のエピソードは、そのとき大人は・・・、一方、子どもは・・・と、両方の考えと行動が出てきて、一読の値打ちがあります。「どうしたら 保育園はもっとよくなる?」の質問に、「先生がいない!」(p102)と答えるくだりも、実に面白く、時代のかなり先を行っています。 ちなみに杉山さんのホームページ(▼杉山亮のなぞなぞ工房 ON THE WEB)では、昔のゲームブックみたいな、お話を選択肢を選びながら進めていく「ロールプレイングめいろ・300ひきのひつじのカラカラトン」というコーナー(?)があります。さすが杉山さん、ホームページにも遊び心が満載です。一度ご覧になってみてくださいね。(^0^)
2015.09.13
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コンビニで買った本から、 感銘を受けることもある。仕事帰りなど、ちょっとしたスキマ時間にふらっと立ち寄るコンビニ。本が好きなので、本のコーナーはまずまちがいなく、のぞきます。そこで見つけたのが この本。ソフトバンク創業者、孫正義の伝記マンガ。(コンビニ本は下の画像と装丁が違いますが、中身は一緒だと思います。) 『ソフトバンク まんがで学ぶ成功企業の仕事術』(バラエティ・アートワークス、朝日新聞出版、全3巻、各巻600縁+税)孫正義の発想、バイタリティ、先進性に、刺激を受けました。壁にぶつかっているときに読むと、いいと思います。 2点だけ、引用します。「高次元の批判は成果を高め 低次元の批判は忍耐力を高めてくれる」(2巻、p89より)さすが孫正義、考え方がポジティブですし、問題が起こっても、全く動じません。 もうひとつは、3巻目の最後、「エピローグ」から。「全国の休耕地の20%に太陽光パネルを展開しただけでも 約5000万キロワット発電でき・・・ その発電力は 原発50基分に相当します。 さらに屋根への展開や その他自然エネルギーを加えることで 約1億キロワットもの電力供給をめざすことができる」「このビジョンを 国家としてもつべきなのです!」 (3巻、p175より)孫正義は未来を見据えた具体的なビジョンを持っていた人。そして、掲げたビジョンを具体的に実現してきた。その孫さんが今の日本に必要なビジョンを語っているところは、大いに参考になると思いました。ビジョンが具体的で明確であることから、非常に説得力があります。 いつも見に来てくださってありがとうございます。励みになります。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2015.02.25
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今日の一句 心に効く 薬を飲むより 本を読め「病は気から」「心身相関」と申します。心が上向きになれば、体も快調。そういうわけで、読むサプリの紹介本です。平たく言うと、読書案内。斎藤孝さんの軽妙なテンポの良い語り口で、いろいろな良書の紹介を受けることができます。 『読むサプリ―大人のための役立つ読書ガイド』 (斎藤孝、産経新聞社、2005、絶版(現在、amazon中古価格5円))==========================【内容情報】(「BOOK」データベースより) 自分を刺激し、アイデアを生む珠玉の68冊を徹底紹介。==========================この本を読む前に読んでいた本、この本を読んでから注文して読んだ本、さまざまです。斎藤孝さんのファンなら、読んでおきたい本。 教育に特化した本では全然ありませんが、斎藤孝さんが教育系の方なので、「授業」に関する記述も少しありました。1つだけ引用します。「私は4人ほどで、1文ずつ書いては回していくという一文作文授業を中学校などでやったことがある。」(p130)これ、僕も中学校の不登校の子とやったことがあります。4人でリレーではなく、1対1でリレーでしたが。 (リンク:どうぶつ一家と一味の平和な日々 不条理リレー小説 (2002/02/05)) 小学校で担任した子どもたちとも、、リレー作文、やったことがあったかな。けっこう楽しいんですよ。もうすっかり忘れていました。こうやっていろいろ具体的なことが書いてあると、「そういえば」と自分の中の引き出しと合致するものもある。忘れていた自分の中のリソースを思い出せるのが、いいですね。こうやって、本からエネルギーをいただきながら、今日も、明日も、明後日も、またまた顔晴っていきます。(^0^) いつも見に来てくださってありがとうございます。励みになります。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2015.02.15
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前回の日記の続きです。前回、実話をもとにした小説『風に立つライオン』について、少しふれました。今日は小説の中身について、少しだけふれます。そこから、「教育」への警告も、読み取ることができます。 『風に立つライオン』(さだまさし、幻冬舎、2013、1645円)この本の主人公は医師です。しかし、医師の生き様や、人々への接し方から、教師という職業についても、考えることができます。次に引用するのは、自身も医師である主人公の父親の言葉です。======================・「いいかい、患者や患者の家族は お前という人格に対して頭を下げているのではないのだ、 お医者という幻想に対し平伏しているのだ。」(p58)======================教師に対しても、同じことがあるのではないか、と思います。「自分が偉いからだ」などと勘違いしないように、謙虚にいなければ、と反省します。 次は、別の医師の言葉です。======================・普通、お医者はね、みんな自分のできるやり方で患者を治そうとするんだな。 もっと良い方法や、自分より上手な人がいても そららへはなかなか患者を回さない。 ここが問題なんだ。(p82)======================自分のやり方に固執するのは、教師もです。もっと良い方法や、自分より上手な人がいてもそららへはなかなか任せない。自分が自分がと思っているうちは、子どもを本当に幸せにはできないかもしれません。方法は無数にあり、人も無数にいる。無数に対して、自分が一番、などと、確率的には(笑)、なかなかありえないんじゃないでしょうか。そうはいっても、ベストではなくベターにすぎないと割り切って、自分でできることをしていくぶんには、いいかもしれません。ここでもまた、やはり謙虚にいなければ、と反省しました。 最後に、222ページから、引用します。これもまた別の医師の言葉です。僻地の診療所の医師の言葉です。======================・分からないことは「分からない」と言える勇気が要ります。 医師は私だけなのです。 私が間違えることは、人の命を間違えることだからです。(p222)======================教師もまた、子どものいのちを預かっている存在です。未来に対して大きな可能性を持っている子どもたち。その子どもたちに対する責任を、軽く考えてしまっている自分がいます。「私が間違えることは、人の命を間違えること」重い言葉です。それだけの責任を感じて、教育を全うすることができるでしょうか。いや、できるできないの問題ではなく、少なくとも、しようとすることができるでしょうか。「間違いは誰にでもあること」「教室は間違えるところだ」という、この意見に僕は賛成なのですが、でも、大きなところでは教師はやはり間違えちゃいかんのじゃないか、と思います。大事なところで間違えることは、「人の命を間違えること」ととらえることも、できるんじゃないでしょうか。それだけ大きな責任を感じて、間違えちゃいかん、と思って仕事をするのも、必要なのではないでしょうか。 引用した3つの箇所は、小説のストーリーとしては全然山場ではないところです。しかし、僕としては、非常に心に響いたところです。 この本には、主人公である青年医師の生き方だけでなく、アフリカの少年兵が置かれている状況や、東日本大震災の被災当時の圧倒的な描写により、心が引きずり込まれるところがいくつかあります。「生き方」について考えたい、すべての人に、おすすめです。 『風に立つライオン』(さだまさし、幻冬舎、2013、1645円)
2014.08.29
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またまた、前に読んだのにまた買って読んでしまった本。(笑)このあいだ、「前に読んだのにまた買って読んでしまった本」で中谷彰宏さんの本を記事にしたら、なぜかその後1日あたりのアクセス数最高記録を記録。なんと1466アクセス。そういうわけで同じようなネタで2匹目のどじょうをねらいます。というか、一度買ったのにもう一回買った本がもう1冊あったというのはどういうわけだ。しかも、前回と同じ、中谷さんの本。中谷さんの本は、タイトルに惹かれて思わず買ってしまう。それだけ魅力的なタイトルであり、中身であるということか。今回は、この本。 『だからあの人のメンタルは強い。』 (中谷彰宏、世界文化社、2011/11、1300円)メンタルが弱いなーと自省するときに思わず手に取って読んでしまう本です。 =============================== 中谷彰宏『だからあの人のメンタルは強い』・枝を持っても真剣です。 どんな小さなことも真剣です。・ココ一番の大きな取引があるから真剣になるのではない。・どんなに日常茶飯事の瑣末なことも、真剣にすることが大切。 ・境目をなくす。 ・敵と戦うと思うから、ドキドキする。 敵に勝とうとしている。 敵ではない。 私とあなたは境目のない1個の人間です。 ==============================この読書メモは、昨年、読後にWordでメモっていたもの。ちなみに、今日の今日まで、前にも同じ本を読んでいて、しかもブログに紹介していたとはちいとも、気づきませんでした。調べてみると、あったのでびっくりです。▼中谷彰宏『だからあの人のメンタルは強い。』1~「本気で怒ることが大切です。」▼中谷彰宏『だからあの人のメンタルは強い。』2~「成功は根っこの中にしかない」 同じ本なのに、すでに書いた読書メモと違うところをメモしているのが、面白い。本は、読むたびに違う発見があるものですね。 いつも見に来てくださってありがとうございます。励みになります。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2014.02.04
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このブログでも宣伝している香取貴信氏の講演会が、なんと僕の地元丹波市で行われることが分かりました。子どもを誰かに預かってもらわないといけませんが、ぜひ行きたいと思っています。10月13日(日) 13:30~15:40福祉講演会 香取貴信氏「私の体験したディズニーマジック 感動を呼ぶサービス!!」兵庫県丹波市 春日文化ホールにて 入場無料(丹波市春日町のスーパーマーケット アルティのポスターより)アルティのサービスカウンターで聞くと、無料なので特に事前にチケット等買う必要なく、13時~13:30のあいだに春日文化ホールに行けばいいそうです。会場はJR福知山線黒井駅から歩いて行ける距離。駐車場もそれなりのスペースがあります。田舎なので無料でとめられます。 香取さんの本、音声ファイルは以下の通り。(著書は他にもあります)どれも非常にお勧めです。 『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった そうか、「働くこと」「教えること」「本当のサービス」ってこういうことなんだ!』KOU BUSINESS / 香取貴信 【単行本】 『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった 2 熱い気持ち編』KOU BUSINESS / 香取貴信♪[音声ファイル]僕がディズニーランドで学んだ大切なこと (試聴できます)▼ブログ過去記事 「教える」って、どういうことなんだろう? ~『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』 ツタヤでレンタル~「ディズニーランド」で学んだこと講演DVD↓よろしければ応援のクリックをお願いします。励みになります。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2013.09.29
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あけましておめでとうございます。いつもブログを見に来てくださってありがとうございます。今年もよろしくお願いします。 2012年、いろいろいいことがいっぱいありました。中でも僕の今後の人生に最も影響を与える変化というと、iPadを買ったことではないか、と思います。個人的にも、子どもの遊び道具にも、学校での授業にも活用しています。 そこで、本ブログでも、今日から何回かにわたって、iPadで買った電子書籍の読書メモを書いていこうと思います。その電子書籍というのがこれです。藤原和博 『35歳の幸福論』(iOSアプリ、2011、1000円) 単体でアプリになっています。もとになっている本は普通の書籍です。 『35歳の幸福論 成熟社会を生きる12の戦術』(藤原和博、幻冬舎、2010、1000円)==============================◆内容詳細 人生とは何か?仕事とは何か?幸せとは何か?不動産・投資・結婚・子育て・クルマ・病気・人間関係・宗教...すべての答えなき問いに答えるベストセラー『35歳の教科書』の実践版。◆目次 : 私たちは何のために生きているのか?-人生を図解すると幸福の形が見えてくる/ 不動産-マンションを買うな、「物語」を買え/ 株-投資は引き際を知るための訓練と心得よ/ 身につけるもの-「クレジット」を得るために、戦闘服の超合理主義を徹底せよ/ 子育て-子どもを自立させたいなら小中学校くらいは地元の公立に入れよ/ 結婚-肩書が通用しない暗闇でお見合いをせよ/ 手帳-情報を編集し、プレゼン術で命を吹き込め/ 社外コミュニティ-名刺を出さずに通用する人間関係を作れ/ クルマ-新車を買うな、照れずにママチャリで走れ/ アート-心の贅沢のためのキャッシュを惜しむな/ ペット-犬の名前には「引き寄せの法則を込めよ/ 病気-病気を利用して自分をリストラせよ/ 宗教-"無宗教です"は通らない。宗教を道具として使え/ もう一度、人生の図解について==============================35歳を過ぎて、今後の生き方に指針を与えてくれるような気がしたので、買ってみました。内容はすこぶるよかったです。内容詳細はまた次回に。iPadの画面をキャプチャーして文字テキストを取り出し、メールで自宅パソコンに転送する、というやり方も紹介します。それでは、また!↓よろしければ応援のクリックをお願いします。励みになります。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2012.12.31
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『カミシモ 神々が教える下々の成功のルール』(藤原和博とチーム「カミシモ」、毎日新聞社、2009、1500円)この本の読書メモの続きです。第1回はコチラ。小説のネタバレになりますので、ストーリーを楽しみたい方は見ないでくださいね。 ===============================『カミシモ~神々が教える下々の成功のルール~』2(p111~最後まで。)・「みかんを着払いにしろ」とか、 そんな小さなことを言う父が 自分の腎臓を与えることに なんの抵抗もない。 父や母が自分の腎臓を与えても惜しくないほどの 大切な存在として、僕はいる。 そんな風に支えられて生きている。 僕にとっては、そんなこと、当たり前のように思えていた。 だから、ありがたいと感謝することもなく、 今日まで過ごしてきた。 大切なことに、気づきもしないで。・その人間の知識、技術、経験をすべてひっくるめて、 どのくらい人から信頼と共感を得られるかっちゅう 「クレジット」の差。 簡単に言うと、その人間がどのくらい「だいじょうぶ」と 思われているか。・時給が高いから偉いとか、 時給が低いからダメだとかそういうことじゃない。 時給は、その人が世間からどれくらい認められているかという 「クレジット」を表す。 「クレジットの差」が「時給の差」。・君は、気づかないうちにすごい宝物をたくさん手に入れている。 今度はそれらをつなげて 君なりに活かしていけば、 きっと、未来は拓ける。・つなげるために一番大切なもの・・・ それは、君の”思い”だ。 なんのためにつなげるのか。 それは、君の”思い”を達成するためだろう?============================= ストーリー関係なしにこうやって抜き出すと、なんのこっちゃわからないですね。でも、読み進めていくときにこれらの部分にぶち当たった時は、すごい衝撃だったんです。「おお、すごい本だ!」と思いましたね。 さて、最後に、この本がどうやってできたのかも引用しておきます。「まず、学生20名を動員して、 聖書や仏典から最近のベストセラーにいたるまで、 ありとあらゆる成功法則の本100冊から、 大事な法則を抜き出して精査。 それに私自身の50年余りの人生で納得できた知恵を掛け合わせて、 7つの法則として示すことにした。 次に、それぞれにまつわるエピソードを集め、 TVの演出家と脚本家がストーリーのある物語につなげていく 手法をとった」(p245より)すごいです。1人の著者の考えだけでなく、これまでの先人の本のエッセンスと、多くの人のチームワークと、プロの演出・脚本のワザを経てできた本。1500円でそのストーリーを楽しめるのは、とてもお得だと言っていいかもしれません。2009年の発行ですが、もっと知られていい本です。 ↓よろしければ応援のクリックをお願いします。励みになります。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2012.11.04
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僕が「学校改革」「学級経営」に最も参考になると思っているのが実はディズニーランドなんです。ディズニーのホスピタリティ(”おもてなしの心”)は、ほんとに、すごい。客商売じゃなくても、すべての職場環境をいい方向に変えていく、普遍的に大切なものが、そこにあります。 『9割がバイトでも最高の感動が生まれるディズニーのホスピタリティ』(福島文二郎、中経出版、2011/11、1300円)================================目次 :1 予想外の感動を生み出す「ホスピタリティ」とは何か(ホスピタリティとサービスは、どこが違うのか?/ ホスピタリティには「一生懸命」さが必要不可欠 ほか)/ 2 どんどん進化するディズニーのホスピタリティ(つねに「自分の役割」を意識するキャストたち/ ディズニーでは「できない」とは考えない ほか)/ 3 ホスピタリティを育てるディズニーの「しくみ」(ミッションと行動指針がホスピタリティの"基礎"/ ミッションとSCSEをどうやって教えるのか ほか)/ 4 ホスピタリティを「伝える」ためのスキル(ホスピタリティを伝えるために必要な7つのスキル/ 人は相手を「第一印象」で決める ほか)================================次回より読書メモ形式で中身を部分的に紹介していきます。お楽しみに。 ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 ↓応援していただける方は、クリックいただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2012.02.24
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新年最初の読書メモは鎌田實さんの『幸せさがし』です。『幸せさがし 』(鎌田實、朝日新聞社、2007、1200円)いろいろな方との出会いを軸に、「幸せ」を感じるための考え方を紹介されています。コンセプトとしては、『絶望に効くクスリ』(マンガ)と近いかな。いろんな人が出てくるので、ためになります。===========================『幸せさがし 』1(第1章 「勝ち」と「負け」の間に本当の幸せがかくれている より)・生命保険会社セールス日本一 柴田和子さん コツは何か → ”優しくすること” 「私、人に優しいの。 騙されても、意地悪されても、私、人に優しい。 1つの契約を取るのに、最長で12年かかったお客さまがいた。 過酷な状況のなかを生き抜いた経営者たちが、 私のことを信頼してくれるようになるまでじっと待つ。 私は絶対に信頼を裏切らない。 常にお客さまを大切にする」 「お客さまを幸せにしたいという、 こちら側の気持ちをどう伝えるかが大事なの。 契約が決まった後も、そのお客さまを大切にすることが大事」・すご腕の営業マンになるコツは、ホスピタリティ。 おもてなしの心である。 おもてなしの心に必要なものは何か。 相手に対する想像力である。・瀕死の動物園 旭山動物園をよみがえらせた園長 小菅正夫・小菅正夫が選んだキャッチフレーズは、 「命を伝える動物園」。・動物の能力をできるだけ自由に発揮させてやることで、 動物たちのストレスは減っていく。・「サーカスやショーとは違うので、 動物に無理やり何か芸をさせてみせたりはしません。 全部動物の思いのまま」 「簡単にエサを与えてはいけないのです。 簡単にたくさんのエサを与えてしまうと、 病気になりやすく、弱くなります」 「動物が生まれることも、そして動物が死んでいくことも、 すべて見せてあげたい」 「死を展示したのは、世界でも当園がはじめてかもしれません。 動物が病気になると、千羽鶴が届いたりします。 動物が死ぬと、供物や手紙が届きます。 子どもたちはみんな命を愛おしんでくれる。 すべてを隠さなくていいのです」・勝ち組にならなくてもいい。 でも負け組になってはいけない。 人生に負けてはいけないのだ。 幸せは「勝ち」と「負け」の間にあるような気がする。(p39まで 第1章より )===========================以前、音楽療法の本をとりあげたときに、「あいだ」ということにかなりこだわって感想を書いたことがあります。 ▼『音楽療法士のしごと』との対話その4~「あいだ」に生まれるもの白か黒か、AかBか、YesかNoか、そういった2者択一だけでなく、あいだを見る発想、あいだを感じる見方が大切なのかな、と思います。生きることと死ぬことの間には、たくさんのドラマがあります。その「あいだ」を感じるための方法として、僕は読書をおすすめします。「ああ、こんなことがあるのか」と気づかされることが山盛りです。 続きはまた次回。 ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 ↓記事がお役にたてましたら、クリックいただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2012.01.01
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上の本を読み終わったので、「ブクログ」という読書記録をしているサイトにレビューを投稿しました。ここにも転載します。(^^)==============================記憶喪失になった青年の手記。記憶喪失というのはお話の中では知っていたが実際どういうものかという体験記はなかなかお目にかからない。そういう点で、非常に貴重な記録だと思う。「何年か前までは、 自分が誰かもわからなくて、 これは何、あれは何と聞きまくり、 嫌なことがあると真夜中に家出して、 みんなを困らせていた」非常に克明に描かれた記憶喪失後の日常。それが最後には、「今のぼくには失くしたくないものがいっぱい増えて、 過去の18年の記憶よりも、 はるかに大切なものになった。」と言えるまでになる。「今いちばん怖いのは、事故の前の記憶が戻ること」人間にとって、過去の記憶が及ぼす影響の大きさを感じた。記憶はアイデンティティに直結するのだ。==============================『ぼくらはみんな生きている 18歳ですべての記憶を失くした青年の手記』(坪倉優介、幻冬舎、2001、定価1400円)中古価格200円今までの記憶が全部飛んでしまったら・・・・ちょっと想像できませんが、実際にそういうことがあり得るのですね。 ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 ↓記事がお役にたてましたら、クリックいただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2011.12.24
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鎌田實さんの本はじわりと来ます。今年の震災を契機に始まったビッグな2人の対談本。『ここから。 これからを生き抜くための、心と言葉。』(鎌田實・山本高史、KKベストセラーズ、1300円) ============================『ここから。』(山本)・復興しなければならないもののひとつに、 コミュニケーションがあるのだと気づいた。・今こそ繋がりたい、繋がらなければならない、 それも正確に、誰も徒労に疲労しないように、 コミュニケーションを、今こそコミュニケーションを、 の叫びです。・人というのは、本当の意味で接し合わなければ、 お互いに熱を起こして温め合うことなんかできない。 気持ちも交わっていないし、 想像力ですら接してないのなら、 温かくならない。・言葉というのはプレゼントみたいなもの。 仮にそのプレゼントがどれだけ高価なものであったとしても、 どれだけ愛情のこもったものであっても、 相手にとって価値や意味がなかったりすれば、 「こんなものいらない」ってなりますよね。 プレゼントには、 オレの贈るものはオレのものだ、って考え方はあり得ません。 だから、本来言葉を発するということは、 「喜んでもらえるかな」、「受け入れてもらえるかな」って びくびくしながらの作業なんですね。・ぼくの考えるコミュニケーションの基本的な作業というのは、 「受け手のいってほしいことをいってあげよう」 ということなんです。 まず「いい気持ちにさせる」、 その気持ちで「自分の気持ちを受け入れてもらおう」 という順番でコミュニケーションを考えているんです。・僕も原発に依存しないに越したことはないと思っていますが、 でも、それと鶴の一声で何かが決まっていくという状況は 引き換えにできないですよ。 今回は浜岡原発を止めることになったけど、 それはたった一声で正反対のことが決定される可能性があるということも 意味していますから。 ・人間は面倒くさい生きものだ。 だからその面倒を避けていては、 繋がることなんかできないんだ。 (鎌田)・精神科医のフロイトは、 働く場所があることと、 愛する人がいると、 どんなに困難な人生でものりこえられるといっています。・働く場所があることは大切です。 だから、危険なことがわかっていても、 事故が起こった後の原発にも働く人が集まる。 一筋縄ではいきません。 原発がなくなれば、エネルギー問題が一気に解決するわけではありません。 いくつもの難しい方程式を解くようにして、 原発を止め、針の穴を通すように正解を探していくよりしょうがない。 そういうプロセスこそが大事なのです============================本書の中で紹介されていた本『チェルノブイリ・フクシマ なさけないけどあきらめない』を次に読もうと思います。 『チェルノブイリ・フクシマ なさけないけどあきらめない 』(鎌田實、2011/7、1400円)本書で対談されている山本高史さんのことも『人は一瞬で変われる』で知りました。 『人は一瞬で変われる』(鎌田實、2010/11、1000円)この1年ほどの間に、情報量の多いこういった本を何冊も出されていることに驚愕します。鎌田實さんは僕の地元にも来られてこのあいだ講演されました。東日本大震災があって、それについてのお話をぜひお聞きしたかった方の一人です。講演でも、著書でも、実際に行動されいろいろな方と知り合われているだけに非常に実感を持って迫ってくるものがありました。震災や原発について考えるなら、鎌田さんの本は本当におすすめです。ここではあまり具体例を引用しなかったですが、具体的な事例・エピソードが多く、勉強になります。 ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 ↓記事がお役にたてましたら、クリックいただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2011.12.07
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水谷修先生の語りは引き込まれます。一時期、NHKか何かで語られたシーンを音声で取り込んでCDに入れ、そのCDに「教師力」と名付けて、何度も聞いていたことがあります。道徳の時間に水谷先生のエピソードが映像化されたドラマを10分ほど見せたこともあります。本当に一生懸命、「いま」を生きておられる先生だからこそ響いてくる言葉が、そこにはあります。そんな水谷先生の、震災後に出版された本です。 『夜回り先生いのちの授業』(水谷修、日本評論社、2011/7、1200円)この本には、水谷先生が子どもたちに語りかけられる内容が、そのまま書いてあります。=============================『夜回り先生 いのちの授業』・「平等」は正しく美しい言葉に聞こえますが、 現実の社会では「悪平等」ということにもなります。 悪平等とは、公正な評価をせずただ一律に平等に扱うために、 かえって不公平になることをいいます。 ・さらに、私は「平等」に機械的な冷たさを感じます。 優しさや思いやりを感じることができません。 私はこの国の社会が「公正」になってほしいと、いつも考えています。「悪平等」の例がいくつか載っていて、本当はそれを引用すると 大変よくわかるのですが、長くなるのでやめます。 安易に”「平等」=いいこと”みたいに思っていました。 機会が「公正」でない不平等は是正されなければなりませんが、 平等だからいい、ということは一概に言えないと学びました。 「平等」「公正」という言葉に敏感になっていきたいです。 ・(私が担任をしているとき、4月に生徒たちにこう伝えました。) 「教室の掃除については、当番は決めません。 自分たちが、そして私が、毎日お世話になる教室です。 きれいにしようというこころを感じた人が掃除をすればいい」 その日から私は、率先して掃除をしました。 ・最初の日から何人かの生徒たちは手伝ってくれました。 1か月後には半数以上の生徒たちが楽しそうに掃除をし、 1学期が終わるころには、ほとんど全員で 教室を毎日掃除するようになりました。 ・私は、小学校、中学校、高校時代に いつも教科書を書き写していました。 じつは、これは伝統的な日本の勉強法なのです。 ・寺子屋では、「読書百遍、意おのずから通ず」といって 『論語』などの難しい本を、意味もわからない幼いころから ひたすら読まされ、書き写すことを命じられました。 ・今も昔も、勉強は繰り返していくことからしか、始まらないのです。 ・私は自分のからだに無理をさせ、追い込むことが好きでした。 中学校の部活で仲間が校庭を20周走ったら、 自分は40周走りました。 このことが、今の私に強い精神力と生きる力を与えてくれています。 ○苦しいことがあったら、逃げずにぶつかってみませんか。 そして、ちょっとだけ無理をして挑戦してみませんか。 つらい時こそ一人ぼっちで部屋に閉じこもらず、 外に出て人と触れ合うのです。 今の無理が、きっと明日の幸せをつくってくれると信じています。 ・禅の基本は、「止観無我(しかんむが)」です。 この「観」には深い意味があります。 「感じる、想う、考える」など、すべての意識活動を意味します。 人は感じるから、想うから、考えるから、 苦しんだり悩んだりするのです。 それをやめて、自分の存在、すなわち「我」を捨ててみる。「止観無我」まではいきませんが、 自分のやりたいことをちょっとおいておいて、 全体のことを一番に考えると、自分の個人的な想いから解放されて、 かえって自分が生き生きできるときがあります。 実は今日、ちょっと全体としてうまくいっていないと感じることがありました。 だからこそ、全体のために何とかしたい、どうしたらいいか、と考えると、 不思議とパワーがわいてきました。 「自分はこうしたいんだ!」と我を通そうとするのとは違う感覚です。 「自分のことはおいておく」。 子どもたちにもよく言う言葉ですが、実際に本当にこれを行ってみると、 思いのほかすんなりことが運んでびっくりすることが多いです。 だからこそ、「止観無我」という言葉に惹かれました。 これを会得するとストレスなく生きていくことができそうです。 のみならず、全体を変えていくときにも、必要な力だと思います。=============================本で読むのもいいですが、水谷修先生の人間的な魅力を肌で感じるならやはりまずは講演映像からだと思います。DVDが出ているのでそのリンクも貼っておきます。 【26%OFF】[DVD] 夜回り先生・水谷修のメッセージ~いいもんだよ、生きるって~ 【26%OFF】[DVD] 夜回り先生・水谷修のメッセージ2 生きていてくれてありがとうブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 ↓記事がお役にたてましたら、クリックいただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2011.11.24
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今日は音楽会の職員劇のために昔のアニメのことを調べていました。ネットで注文した「ヤッターマン」の実写映画ガイドブックを見たり、「タッチ」のマンガを買ってきたり・・・(^^)。劇の準備って、ただの余興にしか過ぎないんですけど、凝ってしまうんですよね。さて、それはともかくとして、いつもの読書メモいきます。今日は斎藤孝さんのオムニバスものです。斎藤孝さんと言えば、「声に出して読みたい日本語」。この本も、それと同じように、古今の名作を部分的に収録しています。おもしろいのは、マンガも2作入っていること。子どもの頃好きだった「まんが道」も入っていたので手に取りました。斎藤孝さんが読むときの視点を整理してくれるので、生き方・考え方を考えるうえで、なかなかいいです。『斎藤孝 人間劇場』(斎藤孝、新潮社、2002、1300円) ================================【内容情報】(「BOOK」データベースより)小林秀雄からイチローまで。21の名文をからだに響かせて生きる力を強くする。【目次】(「BOOK」データベースより)1 おくりもの/2 ともだち/3 ひとりで、やってみる/4 自分は...だ/5 こころの弱さ/6 その人はどんな人間か/7 わかっちゃいるけどやめられない================================では、いつものように、個人的に響いたところをピックアップしていきます。『人間劇場』の一端を垣間見てみましょう!================================『人間劇場』・見る眼を心得ていさえすれば、 出会う人たちが役者に見えてくる。・優れた文学は、日常において人間を見る眼を養ってくれる。・私にとっては、人間を見る眼を養ってくれるものが文学なので、 これらの文章はすべて私にとっての文学だ。・テキストは1つではなく、 2,3のテキストを比較しながら読むのが効果的。 1つのテキストを読み込むときには得ることの出来ない視点が、 テキスト相互の響き合いによって得られる。 ・「君は友にとって、 超人を目ざして飛ぶ1本の矢、憧れの熱意であるべきだ」 (ニーチェ・中公文庫『ツァラトゥストラ』より)・「刎頸(ふんけい)の交わり」(司馬遷『史記』より) その友人のためならば、たとえ首を斬られたとしても後悔しない、 それほど強い信実の友情を表現した言葉。 ・賢治にとっての自由とは、 何も負担がなかったり、抑圧がない状態ではない。 技があることによって自由を獲得するのだ。 どんな仕事にも技がある。 生まれつきの才能だけで、そこそこに楽しんでいる人間には、 強い仕事はできない。 ・アイデンティティは1つではない。 単純に、社会的な地位や民族などで答えるのではなく、 心の「張り」を持って答えることのできるものが アイデンティティだ。 逃れがたく自分の本質になってしまっているもの、 しかもそれが誰か別の他者とどこか共有されているもの。 これがアイデンティティである。 自分1人きりのものでは、他者との繋がりがない。 ・「自分が弱い人間であることを知られるのが、 死ぬほどいやだった」 「中学に入って、周囲であまりにも日常的に目にする 子どもっぽい幼稚ないじめによって、 小さないじめや嫌がらせに対する感覚がまひしていったように思う。 自分もかつて陰湿ないじめにあったことから、 人の痛みがだれよりも分かるはずなのに、 環境に慣れてしまった。」 (豊田充『「葬式ごっこ」8年後の証言』より)・かつても救いようのないいじめは歴然としてあったのであり、 子どもは放っておけばいつでもいじめに走るということだ。 いじめをなくすカギは、 大人が子どもに対して いじめは絶対にいけないという 断固とした決意を示し続けることだ。 ・「お前は、自分で自分の欠点を並べたてて、 自分の気休めにするつもりなのか。 そんなことをする隙(ひま)があったら、 なぜもっと苦しんでみないのじゃ。 お前は、本来自分にその力がないということを 弁解がましくいっているが、 ほんとうに力があるかないかは、 努力をしてみた上でなければわかるものではない。 力のない者は中途で斃(たお)れる。 斃れてはじめて 力の足りなかったことが証明されるのじゃ。 斃れもしないうちから、自分の力の足りないことを予定するのは、 天に対する冒涜(ぼうとく)じゃ。 なにが悪だといっても、 まだ試してもみない自分の力を否定するほどの悪はない。 それは生命そのものの否定を意味するからじゃ」 (下村湖人(こじん):『論語物語』の中で孔子が語る言葉)================================ 『「葬式ごっこ」8年後の証言』は、いじめを考えるうえで、学校関係者は読んでおいた方がいいと思える本です。もうかなり古い本になってしまいましたが、こうやって斎藤孝さんの本に部分的にでも収録されることで多くの目にふれることができるのは、社会的にも意義深いと思います。 それでは、また! ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 ↓よろしければ応援のクリックをいただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2011.10.29
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今日初めて知りましたが、喜多川泰さんの新刊が先月発売されていたんですね。喜多川泰さんの本はこれまで読んできてとてもよかったので、今回もとても楽しみです。さっそく注文しました。 『母さんのコロッケ 懸命に命をつなぐ、ひとつの家族の物語』(喜多川泰、大和書房、2011/9、1400円)今回は「ベストセラー作家が贈る究極の家族小説」ということ。家族の物語は感動するツボなのです。読む前から、泣きそうです。(^。^;) 喜多川泰さんの本で今まで読んだ本はこちら。 ▼『心晴日和』~第1部 美輝 十四歳 (読書メモ) ▼喜多川泰『賢者の書』1 ~まずは、受け入れる。 ▼喜多川泰『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』 ▼喜多川泰『手紙屋』~あなたが成功した後に出会う大応援団僕が一番最初に読んだのは『心晴日和』。今でも、これが一番好きです。 ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 ↓よろしければ応援のクリックをいただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2011.10.20
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facebookで知り合った方が「ブクログ」をされていたので、僕も登録してみました。▼ブクログ - web本棚サービス(にかとまの本棚)================================ブクログ(booklog)は、新しい本に出会えるブックレビューサイトです。本の感想や評価をチェックしたり、web上に本棚を作成し、感想やレビューを書いて蔵書を管理したりできます。CDやDVD・雑誌・ゲームも登録できます。(公式サイトより)================================twitterやmixi,facebookとも連動します。Web本棚に、自分が読んだ本がたまっていくのは爽快です。過去に読んだ中で、心に残ったものを数点追加しました。詳細読書メモは楽天ブログで書き残しながら、読んだ本のリスト、読んでいる本のリストはブクログで見られるようにしたいと思います。
2011.09.17
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兵庫県加東市にある「やしろ国際学習塾」 。ここに研修で行ったときに、併設されていた図書館をのぞいてみると、「美味しんぼ」などの、膨大なマンガの本が!学習漫画以外の一般コミックもそろえている図書館、大好きです♪そこで見つけたのが、前から読みたかった『とめはねっ!』。 『とめはねっ!』(1)図書館に置いてあるのは3巻まででしたが、続きはツタヤのコミックレンタルで借りてきました。小学校には「書写/習字」という教科がありますが、専門でやっていた人でないと、書道の奥深さとか面白さを子どもたちに伝えるまではいかないもの。このマンガなら、書道の奥深さと面白さが自然とわかってきます!高校の書道部にいきなり入部させられた主人公(?)を軸に、「始筆、送筆、収筆」、「楷書、行書、草書」といった書道用語の意味や、書道での書き方のコツ、「読めないぐらい崩して書くなんて、何がいいのかわからない!」という素朴な疑問を巡ってのやり取りが分かりやすく書かれています。生き生きとしたキャラクター同士のやり取りで、自然と「書道」の魅力に触れられる本。知らなかったことがいっぱい書いてあって、ためになりました。おもしろくてためになる、こういうのがいいですね。僕は見たことがありませんが、ドラマ化もされています。 【送料無料】とめはねっ!(2) 【送料無料】とめはねっ!(3) 【送料無料】とめはねっ!(4) 【送料無料】とめはねっ!(5) 【送料無料】とめはねっ!(6) 【送料無料】とめはねっ!(7) 最新刊 とめはねっ! 鈴里高校書道部 8 (ヤングサンデーコミックス) (コミックス) / 河合克敏/著ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 よろしければクリックをお願いします。 ブログ王ランキング にかとまの読書メモリスト
2011.08.10
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最近の新刊で、『優しい会社』というのがあります。読み始めると、おもしろい。続きが気になって、一気に読んじゃいました。『優しい会社 時代の大転換期に会社は、人は、どこへ向かえばいいのか』(神田昌典/監修 安達元一/原案、アスコム、2011、1600円)======================================内容(「BOOK」データベースより)主人公・秋山が、軽蔑する上司たちの若い時代にタイムスリップする。若き上司たちの意外な働きぶりから見てきた、世代ごとの「役割」とは何か。アル・ゴア元副大統領が絶賛した「70年サイクル説」を完全物語化。人間関係を劇的に変える"真の優しさ"に迫る!日本の未来が見えるビジネス小説。 ======================================神田昌典さんはビジネス書で有名ですが、小説『成功者の告白』がこれまたよかったです。やっぱりビジネス書のエッセンスを物語の形で読むのはイイ!今回は、神田さんに加えて、「スマスマ」などのTV番組のプロデューサー、視聴率200%男と言われる安達元一さんが原案。エンターテインメントとしても、おもしろくならないわけがない。購入特典として、ネット上で作者2人の対談音声もダウンロードできます。本のウリとしては、職場にいる、上司とか部下とか、世代が違うの人の、異なった価値観を理解できる、というもの。どうやって理解するのか、というと、その時代を追体験することによるわけです。時代時代で大切にされてきたもの、時代時代のムードというか、雰囲気というか、そういうものが、非常によく分かります。これは確かに、ジェネレーションギャップ解消の一助になるかな、と思います。 ここまで読んでいただいて感謝します。 ブログを応援していただける方は、ぜひクリックを!↓ ブログ王ランキング にかとまの読書メモリスト
2011.07.10
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『バクマン。』の新刊が出ました。第14巻・・・まちがえた。第13巻。『バクマン。』(13)(小畑健/大場つぐみ、集英社ジャンプコミックス、400円)めちゃくちゃおもしろいです。もともと僕は、成長物語とかサクセスストーリーとか大好きなんです。『バクマン。』はシナリオがものすごい。かなり個性的な登場人物が登場し、それぞれに唸るような別々のアイデアを思いついて実行します。その「アイデアの競演」がものすごい。こっちまで触発されてアイデアが出てくる気がします。読み始めたら止まらなくなる『バクマン。』。今一番おススメの漫画です。(^0^) 14巻も8月に出るそうです。ペースはやっ!ここまで読んでいただいて感謝します。 応援のクリックもいただければ幸せです。 ブログ王ランキング にかとまの読書メモリスト
2011.06.15
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「読書のすすめ」の清水店長が推薦された本を読んでいます。(詳細は清水克衛『「ブッダを読む人」は、なぜ繁盛してしまうのか。』1 )その中に、「戦争」を扱った本があります。「特攻隊員の母」として知られた実在の人物「鳥浜トメ」を中心としたノンフィクションです。ちょうど研究授業で「一つの花」という戦争教材を授業していた時期でした。当時の人たちの「人間らしさ」が、本当に何気ない日常の描写から感じられ、本から目を離すことができませんでした。「戦争」の事実は、忘れてはならないな、と思いました。多くの人に読んでほしい本です。映画化もされています。『ホタル帰る 特攻隊員と母トメと娘礼子』(赤羽礼子/石井宏、著草思社文庫、600円)『ホタル』 / 邦画DVD=============================『ホタル帰る 特攻隊員と母トメと娘礼子』 (・印は本内の記述の引用、#以下の緑文字は僕のコメントです。)・国のために尽くす義務は 「山岳よりも重く」肩にのしかかり、 動かしがたいものであるのに対して、 将兵一人の死などは 「鳥の羽よりも軽い」ものだという死生観・自分の死を国に捧げよという教えは、 (少年飛行兵の学校)入校の翌日から徹底して行われる#今では考えられない当時の軍国主義の末端が よく見える記述です。 自分の命を大切にできる今の世の中がどれほど大切なのかを 思います。・「小母ちゃん、元気で長生きしてくれよ。 人生50年て言うけれど、おれなんかその半分にもならない 20年であの世に行っちゃうんだからな、 あとの30年は使ってないわけだ。 だからおれの余した30年分の寿命は小母ちゃんにあげるから、 小母ちゃんは人より30年よけいに生きてくれよ。 きっとだよ」#この本は、当時の人の生の言葉をできるだけそのまま 収録しようとしています。 死に直面して発する人の言葉、そこから感じられる優しさは 本当に人の心を打ちます。 人として、意気に感じずにはおられない、 重みのある言葉です。 自分に投げかけられたと思って聞いてみたとき、 どう感じられるでしょうか。・(めいめいに親や友人たちに遺書や別れの手紙を)書いていた少年たち、 2階の窓に坐ってハーモニカや尺八を吹いていた少年たち、 離れでごろんと寝ころがって外ばかり見ていた坊や、 おはぎが好きで食事のあとでもパクパクといくつでも食べる伍長、 ネコを怖がる子もいたっけ、 かと思うと近所の犬の仔といつまでも遊んでいる軍曹もいた。 話が上手で礼子たちに話をして聞かせるインテリ青年もいたかと思えば、 まるで童顔の無邪気な少年もいた。#この本を読むまでは「特攻兵」とか「伍長」「軍曹」といった言葉に対し、 非常に固定されたイメージを持っていました。 しかし、一人一人の、どういった人となりだったかという詳しい描写を見るにつけ、 そのイメージがいかに真実から離れた、うわべだけの凝り固まったイメージかが 分かりました。 本当は一人一人違った性格や性癖の持ち主であり、 おそらくそれは現代の青年たちと少しも変わることのなかった 「少年飛行兵」たち。 それが「特攻兵」であり、「伍長」であり、「軍曹」でした。 今までの「戦争」に対するイメージがいかに通り一遍の うわべだけのものだったか。 当時に思いをはせて、申し訳ない気持ちでいます。 こういったことを「知る」ということが、 本当に「歴史に学ぶ」ということであり、 「歴史の教訓を知る」ということなのではないでしょうか。============================= ここまで読んでいただいて感謝します。 応援のクリックをいただければ幸せです。 ブログ王ランキング にかとまの読書メモリスト
2011.06.13
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嫁さんのいとこが詩集を出したそうです。すてきな写真が添えられています。【送料無料】『ひとしずくの今』(*aya*、文芸社、2011/4、1000円)気持ちがふんわりと軽くなります。文芸社のサイトに、書籍紹介文があるので、転載しますね。=========================「種を蒔こう/幸せの種を/ありきたりの毎日に/ 変哲のない明日の庭に」「空があるもの、胸をはれる。/地面があるもの、踏んばれる。」「わたしたち/ヒレもないのに/泳げるんだから/もしかしたら/羽がなくても/飛べるのかもしれない」......人生は、ふわふわで、あったかくて、ちょっとだけホロ苦い。小さなエールを送る、メッセージ詩集。=========================言葉だけ読んでも素敵ですが、写真と一緒に読むと、より味わえるんです。amazonだと、試し読みが数ページできます。ぜひ見に行ってみてください。(文芸社のサイト上のリンクから行けます。)「おおっ」と思いますよ。こういう、詩と写真のコラボレーション、すてきです。自分もこういう分野に挑戦したいけど、無理かな。こういう素敵な本は、地域の図書館とか学校の図書館にぜひ入れてほしい。そういう運動をしようかな。 僕が一番好きなのは、冒頭の詩です。============================ 種を蒔こう 幸せの種を ありきたりの毎日に 変哲のない明日の庭に 自分を変えたいなら 叶えたい夢があるなら 守りたい笑顔があるのなら============================黙読していても、詩のリズムが歌のように心に繰り返し響いてきます。この詩は、歌詞として歌えそう。思わず曲をつけたくなってきます。 著者のayaさんにはお会いしたことがありません。もしこのブログをご覧になったら、ぜひコメントください!(^0^)作品に共感しましたので、今後も応援していきます。 読んでいただいてありがとうございます。 応援していただける方は、ぜひクリックをお願いします。↓ ブログ王ランキング
2011.04.29
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司馬遼太郎『21世紀に生きる君たちへ』の読書メモです。【送料無料】『対訳 21世紀に生きる君たちへ』(司馬遼太郎、朝日出版社、850円)小学校5・6年生の国語の教科書に載った文章が3つ。「歴史に学び、自分たちの人生に生かしてほしい」というメッセージが感じられます。日本語と英語が載っており、英語の勉強にもなります。(^^)============================『対訳 21世紀に生きる君たちへ』読書メモ・例えば、友だちがころぶ。 ああ痛かったろうな、と感じる気持ちを、 そのつど自分の中でつくりあげていきさえすればよい。・緒方洪庵: その心は いつも 愛に満ちていた。 「医者がこの世で生活しているのは、 人のためであって自分のためではない。 決して有名になろうと思うな。 また利益を追おうとするな。 ただただ自分をすてよ。 そして人を救うことだけを考えよ」・かれの偉大さは、自分の火を、 弟子たちの一人一人に移し続けたことである。============================歴史上の人物の生き方に感銘を受けたり、実際にあったことから学んだりすることは多くありますね。「仁」のドラマもまた始まりました。幕末の偉人に学ぶ生き方を私たちもしていきたいものです。 読んでいただいてありがとうございます。 応援していただける方は、ぜひクリックをお願いします。↓ ブログ王ランキング
2011.04.29
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昨日は風邪気味だったので、赤ちゃんに会いに行かず、仕事の後は実家で静養していました。(実家は勤務校の校区内です。。。(^^))そのときに寝ながら岡田淳さんの本を読んでいたのですが、すっごくおもしろかったです。「読書のすすめ」の清水さんが「魔法の3冊セット」として岡田淳さんの児童文学(ファンタジー)を紹介されています。その3冊セットの順番で読んでいるところです。1冊目の『竜退治の騎士になる方法』からかなりおもしろくて、「大人が読んでも面白い」「一人さんや正観さんとも通じる話だ」という感想を持ったところです。『竜退治の騎士になる方法』(岡田淳、1000円)それに輪をかけて、昨日読んだ『びりっかすの神さま』が面白かった!『びりっかすの神さま』(岡田淳、700円)学校でのシーンがありありとイメージでき、物語の世界に素直に入っていけました。「びりをわざとめざす」という設定には、何度も吹き出しました。そもそも、こういう逆転の発想というのが面白い。ストーリーが、非常に共感でき、読後感が非常に良いです。今から3冊目の『2分間の冒険』を読むところです。これが一番分厚い。読む前からワクワクです。『二分間の冒険』(岡田淳、700円)こういう、とても楽しい読書体験を小学生のころから味わえたら、すてきですね♪小学生から大人まで、幅広く人気がある作家さんのようです。もしご存じなかった方は、近くの図書館に何冊かの著作があると思いますのでぜひ手に取って読んでみてください。「マンガよりおもしろい児童文学」として大変おすすめです。自己啓発小説のように、読んだ後、自分の経験として残る、すばらしい財産になります。 ここまで読んでいただいてありがとうございます。 応援していただける方は、ぜひクリックをお願いします。↓ ブログ王ランキング
2011.03.10
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『本のソムリエが教える悩んだときに読んでほしい53冊 しあわせ読書のすすめ』(清水克衛、辰巳出版、2010、1200円) この本で紹介されている「おすすめ本」のうち、僕が今後読んでみたい本の記録。今日は、後半の「4恋愛/5結婚/6家族・育児」の各章の中から。=============================清水克衛『しあわせ読書のすすめ』紹介されていた本のメモ2 『サラとソロモン 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣』(エスター・ヒックス/ジェリー・ヒックス、1800円) 自分自身に起こるすべての出来事は自分が引き寄せた結果であるという 「引き寄せの法則」を物語にしたもの 毎日を感動いっぱいに過ごすために 『下世話の作法』(ビートたけし、1400円) 「かっこいい大人とは?」 「粋で品のいい生き方とは?」 そんな疑問に対する持論をギャグ満載で展開! 『アミューズレシピ』(アミューズ、840円) サザンオールスターズや福山雅治さんが在籍しているアミューズ。 社長がおいしい料理をアーティストやスタッフに振る舞ったりしている。 まずは身近なアーティストや同僚を喜ばせようと、 スタッフの一人一人が一生懸命。 そんな会社の社員の家庭料理を集めたレシピ本。 見ているだけで心がほっこり温かくなるような愛情があふれている。 『あなたの夢を実現する 人生飛行術』(立花大敬、1200円)※一般書店には流通していません 立花大敬さんの記念すべき第1回目と2回目の講演を収録。 「心のゴムひも理論」は目からウロコ。 例えば東大に入りたいなら実際に東大に行って、 構内にゴムひもを結ぶイメージをする。 そして地元に戻ったら、東大と自分がゴムひもで結ばれていて ピョンと飛び跳ねると東大に飛んで行けるイメージをする。 『「やさしい」って、どういうこと?』(アルボムッレ・スマナサーラ、900円) お釈迦様の教えを守る初期仏教のスマナサーラ長老が、 幸せに生きる方法を伝授。 本当のやさしさっていうのは、 花とミツバチみたいに、ごく自然に相手の役に立つこと。 「くれない星人」は卒業。 真のやさしさを身につけて、 互いを生かしあう関係を築こう! 『彼女がニューヨークで一番の花屋さんになれた理由』(佐藤富雄、1200円) この本はアメリカの大富豪の間で語り継がれている 「ガーベラの魔法」という物語を紹介している。 医学博士である著者がレイチェルが成功できた訳を科学的に説明してくれている。 『捨てちゃえ、捨てちゃえ』(ひろさちや、1000円) 仏教学者である著者が、 自分らしくありのままに生きるための知恵を伝授。 自分を縛っている「世間体」や「常識」を捨てちゃえば幸せになれる ってことを教えてくれる。 『株式会社家族』(山田かおり(著)、山田まき(絵)、1300円) 子どもの頃から現在まで、家族の中で起きた出来事を とってもシュールにとらえている。 何でもないようなエピソードを本当に面白おかしく表現していて、 自分しだいで日常はいくらでも楽しくなるということを教えてくれる。 マンガ『玄米せんせいの弁当箱』(1)~(魚戸おさむ/北原雅紀、各約540円) 玄米先生は無理強いしたり、お説教したりはしない。 ただ淡々と心から楽しそうに畑を肥やして、 採れた野菜で美味しそうな料理やお弁当を作って食べる。 『少女パレアナ』 (ポーター、500円) 彼女はどんなことにも喜びを見つける「喜びのゲーム」が得意だった。 『子どもたちに...いにしへのいろはことば-島津日新公いろは歌』(川畑 耕二、1400円) 薩摩藩の郷中(ごじゅう)教育の中で教科書として使われていた。 子どもたちが日常守るべき心得が歌にしてまとめられている。 例えば「敵となる人こそはわが師匠ぞとおもひかへして身をもたしなめ」など。 『ちいさなあなたへ』(アリスン・マギー/ピーター・H.レイノルズ、1000円) NYタイムズやAMAZONの児童書分野で、 ハリー・ポッターをおしのけて1位の座を獲得した話題作。 これを読めば子どもが誕生した日の感動や、 成長する喜びを改めて実感できる。 本当に子どものためになることは何だろうって考えるようになる。 たった5分で親を変えちゃうくらいパワーがある本。=============================いやあ、読書って、本当に面白いものですね。これから読みたい本がこんなにあって、幸せです。 ここまで読んでいただいてありがとうございます。 応援していただける方は、ぜひクリックをお願いします。↓
2011.02.13
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『本のソムリエが教える悩んだときに読んでほしい53冊 しあわせ読書のすすめ』(清水克衛、辰巳出版、2010、1200円) 女性向けですが、男性でも読んでみたい本が満載。漫画や絵本など、枠にとらわれない幅広いジャンルからの「おすすめの本」が、簡単に見開きで紹介されています。僕が「これ、読んでみたい!」と思った本は、以下の通り。今日は、「1 人間関係/2 仕事/3 人生」の各章の中から、これから読んでみたいものを書いておきます。=============================清水克衛『しあわせ読書のすすめ』紹介されていた本のメモ1 『ササッとわかるいろはかるたの「江戸しぐさ」』(越川礼子、1000円) 江戸商人の知恵の結晶である「江戸しぐさ」。 思いやりの精神といえば「江戸しぐさ」。 『素心のすすめ』(池田繁美、1200円) いい生き方の秘訣は 「自分の狭い経験や考え方にとらわれずに、 ものごとを素直に受け入れていくこと」。 自分の良いところに気づいてほしい。 『21世紀に生きる君たちへ』(司馬遼太郎/ドナルド・キーン、850円) 『バリの賢者からの教え 思い込みから抜け出す8つの方法』(ローラン・グネル/河村真紀子、1500円) 「思い込み」から解放された自由な人生をゲット。 『笑われ力』(太田敏正/石原壮一郎、1200円) 人間関係や人生が今よりもっとラクになる! 『働く幸せ』(大山泰弘、1400円) 知的障害者が社員の7割を占めたまま 50年間経営を維持している日本理化学工業(株)。 彼らは本当に楽しそうに仕事をする。 働いて誰かの役に立ったり、人から必要とされたりすることが 最高の喜びなんだ。<魔法の3冊セット>(岡田淳) 本当に大切なものが見つかる! 『竜退治の騎士になる方法』(1000円) 『びりっかすの神さま』(700円) 『二分間の冒険』(700円) 『小さい“つ”が消えた日』(ステファノ・フォン・ロー/トルステン・クロケンブリンク、1400円) 人には必ず役割がある。 これを読んで自信を取り戻して! 『人生逆戻りツアー』(泉ウタマロ、1200円) 日常何気なく起こることにも、きっと何か意味がある。 最後に明かされる魂のシステムを知ればまた頑張れる! 『コラム息切れ』(小野法師丸、1000円) 人気のWebサイト「テーマパーク4096」内の 毎日更新コーナー。 逆境はネタにして笑い飛ばそう。 面白いことはいくらでもあって、人生は捨てたものじゃない。(p79まで)=============================読みたい本はまだまだ残っています。残り半分は、また明日書きます。また読書が忙しくなりそうです。 ここまで読んでいただいてありがとうございます。 応援していただける方は、ぜひクリックをお願いします。↓
2011.02.12
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『明日に向かって』(福田 博、KKロングセラーズ,2010/12,1400円 )先月出た新刊です。発売当初から気になっていたのですが、中身がわからないままでした。本屋で、立ち読みでぺらぺらとめくってみました。薬物中毒になってしまった息子を何とか助けようとするお父さんが書かれたものでした。立ち読みで数ページ読んだ後、買うことを決めました。今日はじめて目を通しましたが、そのまま読み通しました。真夜中までかかって本を読み続けたのはかなり久しぶりのことです。ひとりさんの推薦文通りの本でした。「地方の 静かな街で 本当に起きた愛の感動物語 ぜひお読みください ――――斎藤一人」 本の内容にはくわしくふれません。ただ、皆さんに読んでいただきたい本です。家族の 真摯な愛情に うたれます。 内容に関連して、水谷修先生のお話を思い出しました。水谷先生も、ドラッグから若者を救おうと奮闘されていました。具体的なエピソードは、本書の内容と重なる部分も多いです。 (関連図書)『さらば、哀しみのドラッグ増補版』(水谷修、高文研、2007、1400円) ==============================【目次】(「BOOK」データベースより) 1 若者たちに迫るドラッグ/2 ドラッグのとりこにされた若者たち/3 あふれるドラッグ/4 ドラッグのウソ、ホント/これは本当でしょうか?/5 薬物問題が起きたらどうするか/6 さらば、哀しみのドラッグ============================== 【中古】夜回り先生・水谷修のメッセージ~いいもんだよ、生きるって~/水谷修DVD/\2,130 ここまで読んでいただいてありがとうございます。 応援していただける方は、ぜひクリックをお願いします。↓ ブログ王ランキング
2011.01.03
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「読書メモ」のリストを2010年7月以降、ほったらかしだったのですが、さきほど、約半年分の読書メモのリストをこれまでの分に追加しました。▼ブログで紹介した「読書メモ」一覧 喜多川泰さんは読書メモの回数は短いですが、出会えてよかった作家さんです。最新作も1月中には読もうと思っています。森俊夫さん関連は、12月に全12回にわたって紹介したのをきっかけに、過去のブログで紹介した記事もリンクを追加しています。ブリーフ・セラピーの「問題解決の考え方」は、かなり「目からウロコ」です。知らなかった方はぜひ読んでみてください。教師向けの本としては10月に紹介した 野口芳宏先生の『教師の作法 指導』がおすすめ。内容もさることながら、文体の歯切れがいい。読書メモをさらりと読まれるだけでなく、本書自体を手にとって読まれることをお勧めします。クロイワ・ショウ 『出稼げば大富豪』は意外なヒット作でした。結局、シリーズ4作のうち4作とも購入することに。今4作目を読み始めたところです。サクサク読めて、面白くて役に立つ。このブログもかくありたいものです。それぞれ、くわしくは読書メモをお読みいただけると、かなり本のエッセンスがわかると思います。今年追加して書いていく分も、どうぞよろしくお願いします。 ここまで読んでいただいてありがとうございます。 応援していただける方は、ぜひクリックをお願いします。↓ ブログ王ランキング
2011.01.03
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昨日のつづき。佐野有美(さのあみ)さんの詩集『あきらめないで』から、何編かの詩を紹介します。『あきらめないで』(佐野有美(さのあみ)、主婦と生活社、2010/11、1000円)=============================「愛されたい」障害があるわたしでも人を好きになったりするの歩けなくても手をつなげなくてもたとえ できないことがいっぱいあっても愛されたい――=============================障害に関係なく、みんながそうだと思います。僕もそうです。できないことがあっても、愛されたい、それが人間ですね。他の詩の中でも、「支え合って」から「心がすべて」の詩の内容、つながりもすばらしくいいです。でも、引用していると長くなるので、やめておきます。本当に素晴らしいのでぜひ、本書を手に取って、読んでみてほしいです。最後に、一つだけ、短い詩を紹介します。本書の最後の詩です。=============================「わたしの役割」人間って 誰もが役割をもって生まれてくるんだよねわたしは――いつも 笑顔でいること!=============================人間だれしも、役割をもって生まれてきます。「いつも笑顔でいる」というのも、すばらしい役割。特に、僕のように小学校の先生をしていたり、特別支援教育に携わっておられる方は、子どもたちの笑顔に、どれだけ喜びをもらったかわかりません。僕も、自分の役割を全うしていきたいと思います。僕の役割は、人と人とをつなげることです。まだ、ほとんど果たせていないですけどね。(^^;) (^0^)いつも読んでくださって、感謝します! ブログを応援してくださる方はクリックしてください!(^^;) ブログ王ランキング
2010.11.30
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今日は音楽会代休日でお休みです。兵庫県篠山市の「いわや」というところに家族で「ぼたん鍋」を食べに行きます。それはさておき、昨日読んだ本の紹介です。『あきらめないで』(佐野有美(さのあみ)、主婦と生活社、2010/11、1000円)=============================(楽天ブックスの商品紹介より)"手足のないチアリーダー"として知られる、あみちゃんが心の奥深くを綴った勇気と感動の詩集。 【目次】(「BOOK」データベースより)わたしのからだ/幸せの条件/背伸びしない/歩き続けよう/あきらめないで/心の底から/逃げ出さない/安心してね/お母さんに/お父さんの背中〔ほか〕【著者情報】(「BOOK」データベースより)佐野有美(サノアミ)1990年4月6日生まれ。愛知県出身。先天性の四肢欠損症で生まれ、あるのは短い左足と3本の指のみ。それでも小学校から普通校へ通い、高校ではチアリーディング部に所属し"車椅子のチアリーダー"として地元マスコミで話題となる。2009年春、高校卒業後は、テレビ、新聞など多くの取材を受けながら、ボイストレーニングやラジオのパーソナリティーのアシスタントをして、将来は声優やタレントを目指す。2010年6月、就職(一般事務)。現在、学校、企業、医療、福祉の現場から多数の講演依頼を受け、積極的に活動中=============================まっすぐな気持ちがつづられた詩の数々、きっとあなたの心にも響くと思います。具体的な内容については、また次回。 ↓前著はこちら。『手足のないチアリーダー』 (佐野有美(さのあみ)、主婦と生活社、2009、1200円) (^0^)いつも読んでくださって、感謝します! ブログを応援してくださる方はクリックしてください!(^^;) ブログ王ランキング
2010.11.29
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ちょっと前にブログで紹介した『出稼げば大富豪』という本があります。調子ぶっこきシリーズ1『出稼げば大富豪』(クロイワ・ショウ、KKロングセラーズ、2009、1600円)▼クロイワ・ショウ『出稼げば大富豪』1~「意識は肯定にあり。知識は否定にあり」 ▼クロイワ・ショウ『出稼げば大富豪』2~「とっとこ理論」 ▼クロイワ・ショウ『出稼げば大富豪』3~「即答できへん奴はウソつきや。」その新刊が発売されました。24時間限定ということで、キャンペーンがおこなわれています。もしご興味がある方は、この機会に注文されてはいかがでしょう。僕も買いました。(^^)http://dekasegi.jp/amazonいろいろ特典がもらえるようです。 ↓(^0^)いつも読んでくださって、感謝します! ブログを応援してくださる方はクリックしてください!(^^;) ブログ王ランキング
2010.11.26
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『私が一番受けたいココロの授業(講演編)』(比田井和孝/比田井美恵、ごま書房新社、2010/3、1000円)この本の読書メモ、3回にわたって続けてきましたが、今日は巻末のおまけからです。おまけというのは、「本書に登場した方のプロフィール」「比田井和孝&比田井美恵 推薦本」のこと。もっとよく知りたい、魅力的な人物や、読みたい本に出会えます。これを読んでさっそく本を読んでみたものもあります。皆さんも、ご参考になさっては、いかがでしょう?=============================『私が一番受けたいココロの授業(講演編)』より>佐藤芳直・船井幸雄氏をして 「10年に1人の天才コンサルタント」 と言わしめた。・「100年続く企業」をテーマとした 情熱的な佐藤哲学 『「顧客満足経営」の極意 お客がお客を連れてくる!』(佐藤芳直、同文館出版、2006、1500円)============================【目次】(「BOOK」データベースより)プロローグ "いい会社"とは何か?/第1章 キーワードは「共創と共育」/第2章 同じ価値を共有できる集団をめざす/第3章 「商品への自信」が顧客をつかむ/第4章 お客様から尊敬される企業になろう/第5章 お客様満足を追求しよう/エピローグ お客様からの信用を資産として積み重ねよう============================>石田敦志『幼稚園・保育園の先生のための仕事がもっと好きになる50の方法』(石田敦志、学陽書房、2008、1300円)============================【目次】(「BOOK」データベースより)1章 「先生」の仕事って(「先生」の仕事って、すばらしい/20年後の力となるように ほか)/2章 保護者と上手にコミュニケーション(入園式当日に信頼を得る/「任せてください」とは言わないで ほか)/3章 スキルアップのために(誘導をするときに/七夕飾りのときに ほか)/4章 ちょっと落ち込んだときに(過去を思い出すときに/反省ばかりしないで ほか)============================>小河二郎(こがわじろう)・全国唯一のテーマパーク型教習所「Mランド」>木下晴弘 (この著者の本、2日前に2冊買いました!下の2冊です。) 『涙の数だけ大きくなれる!』 『ココロでわかると必ず人は伸びる』>吉田松陰・「至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり」・「志を立てて以って万物の源と為す」 (その他の推薦本の中で、自分がチェックしたもの!) 『心眼力』 『奇跡のリンゴ』 『自分が源泉』 『世界の偉人たちが贈る日本賛辞の至言33撰』 『みんなで探したちょっといい話』 『子育てのイライラ・ガミガミがなくなる本』 「みやざき中央新聞」 (↑これだけ異色です。公式サイトによると、 「各種講演会を取材して、面白かった話、感動した話、心温まった話、 ためになった話を、講師の方の許可をいただいて、掲載している新聞」 らしいです。 おっと、このブログみたいですね。(^。^;))============================= ブログ王ランキング ▲内容がお役に立ちましたら、ぜひ1クリックをお願いします。
2010.10.02
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『1日1分元気になる法則』(福島正伸、中経出版、2010、1300円)今回が、第8回。期せずして、長期連載です。(^^;)==========================『1日1分元気になる法則』読書メモ8 (p154~171)(・は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。)・管理よりも感謝する。・「ありがとう」という言葉をたくさん言うように心がけました。 私個人の夢とチームの夢を、朝礼などで語るようにしました。 → みんなも夢を話してくれるようになりました。 ・見事にその場でパッと問題解決してくれる人#↑こういう人にあこがれます。(^。^) = 相手も同じことで悩んだことがあるから = どのような悩みからも逃げることをしない人・逃げないで挑戦し続けること・迷わないということは、自分の中にしっかりとした軸をつくること・迷わないで生きるということは、 結果に左右されずに生きること#最近よくネット将棋をしていますが、 思いっきり勝負の結果にこだわっています。 そして、負けが込むとよけいに負けまいとして よけいに負けまくる、という状況に及んでいます。 結果に左右されない、ということ。 とても大事だと思います。 (p171まで)==========================この本は、ネット書籍サービスが受けられます。ネットでも同じ本を読めるというものです。今日、登録しました。まあ、実物の本があれば、僕の場合わざわざネットで読もうという気にはならないのですが。でも、本が手元になくて、読みたくなった時には便利だと思います。 ブログ王ランキング ▲よければ応援のクリックをお願いします。感謝します!
2010.07.01
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「読書メモ」のリストを更新しました。過去に読んだ本にかかわっている部分で新しい話題を書いたときは、過去のところに黄色いセルで、追記部分を目立たせています。今回更新部分の中では『子どもが輝く「魔法の掃除」~自問清掃のヒミツ』が一番心に残っています。続編も読みたいです。 ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.06.20
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今日は「あとがき」についてふれまして、この本の読書メモの最終回とします。といっても、著者の他の本と、著者のサイトの紹介だけです。 『生きがいの教室 ~人生の意味を問う「生きがい教育」のすすめ』 (飯田史彦、PHP研究所、2004、1400円)==============================『生きがいの教室』読書メモ4 (p277~)『愛の論理 ~私たちは、どこまで愛せばゆるされるのか』(飯田史彦、PHP文庫、2002,700円)↑スピリチュアルな内容は出てこないが、 旧来の学問分野の範囲内で、同じ主張を展開。 多くの学校図書館に置かれている。 最も安心して生徒に紹介できる本として、教育上の効果が期待される。・著者サイト 飯田史彦研究室へようこそ! http://homepage2.nifty.com/fumi-rin/==============================『愛の論理』もぜひ読んでみたい本です。評判もいいらしいです。買うにしても、文庫だと安いのがうれしいですね。 飯田先生のサイトは、たま~にのぞきに行きますが、そのたびに様変わりしています。けっこう更新されているようです。(^^)音楽活動もされているのが興味深いです。僕と一緒ですね。(^。^)僕の音楽活動はほぼ休止中ですけど・・・。 ブログ王ランキング ▲応援のクリックをお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.06.10
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『あなたが動けば人は動く ~"この人のために"と思わせる50の方法』(中谷彰宏、PHP、1998)図書館で借りた本。今日が返す日なので、付箋を貼ったところを読書メモにしてWeb入力しておきます。中谷さんの本、4冊借りましたが、これが一番よかったです。===========================『あなたが動けば人は動く』読書メモ・命令ではなく、具体的にどうすればいいか質問すること。 部下に「こうしろ」というのではなく、 「○○はどうなんだ?」と聞いていく。(例)ヤクルトの野村監督は古田捕手に 「こういうふうに配球しろ」と言うのではなく、 「今、なぜこういう配球をしたんだ?」と聞く。・人を動かすのは、お金や数字ではなく、人間の魅力です。・魅力を引き出すために ほめたり、感謝することがあるのです。・人間はお金や数字のためには働きません。 人間はもっと賢いです。 人間はバカではない。・ちゃんとした目的があれば、数字やお金など掲げなくても、 いくらでも働いてくれる。 それだけ賢い存在です。 相手のほうが自分よりも賢いと思えて初めて その人は相手を動かすことができる。・人を動かす力を持っている人は、 大問題をニコニコ語れます。 「いやあ、参ったよ」と笑いながら言えます。 「いやあ、売れないねえ」とニコニコ笑いながら、売れない状況を話せる。 「どうするかねえ、この売れないのを」とニコニコしながら言われると、 悲惨な状況であるにもかかわらず、 その悲惨な状態を明るく受けとめることができます。・同報メールで一瞬にして1000人にメッセージを送ることができても、 それだけでは人間は動きません。 やはり面と向かって直接会ったときに初めて 「この人はこういう人なんだ。 この人から買おう」という気持ちになります。===========================僕はメールなどお手軽な手段で何でもすまそうとしてしまいます。肉声、手紙、大事ですね。 ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.05.15
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『つなげる力』(藤原和博、文藝春秋、1500円)この本の読書メモを続けます。今回が第2回。今日は「第3章 正解のない問題に取り組む」 「第4章 情報編集力のテクニック」を参照します。============================『つなげる力』読書メモ2 (p85~137)(・は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。)・自分の経験した世の中の現実との関係で答えなければ説得力は生まれない。・日本の子どもたちは、こうした「正解が1つではない」記述問題に対して 約4割が「無答」。#この「無回答」、毎年行っている学力テストでも 記述式になるととたんに多くなります。 今の日本の子どもたちの課題ですね。・正解ではなく納得できる解を見つける・現実の世の中を数学的に思考してみる視点 (視点の移動)・「正解主義」→「修正主義」へ! まず、やってみて、それから無限に修正していくやり方・失敗してもいいと教える・成功を語るより、失敗を語るほうがいい作文が書けることを教える。・失敗談のほうがはるかに印象的・「負」の体験をおそれるな!・「学校というところは、正解を教えるところである」 という呪縛からの解放・家庭ではよく遊ぶこと。・「遊び」は、「予定調和」とはほど遠く、 したがって「修正主義」にならざるを得ない。 だから、いい。・「事なかれ主義」ではなく、 むしろ「事あれ主義」で生きること。・失敗とそのリカバリーを評価し、 試行錯誤しながら生きる子どもたちのドラマを、 覚悟を持って見守っていただきたい。#自分自身が、失敗に打たれ弱いので、 自分への激励と取りました。(^^) 教室で、失敗をオープンにできる空気を作るには、 まず、先生が、失敗を恐れずに、むしろそれを楽しむくらいの姿勢を 見せることですね。 こういう本を読んでいると、 「失敗してもいいんだ」ということに自信を持つことができます。 ・「情報編集力」・「本来は複雑でむずかしいことを、こんなふうに、 やさしく図に描いて説明できる力のことを 『情報編集力』と呼びます。」 「他人に知ってほしい自分の考えや思いを 絵やマンガや図に描いて、やさしく伝えられたら、うれしいでしょう。」・「情報編集力」は「つなげる力」なのだから 「引き寄せる魅力」にもなり、したがって「味方をふやす技術」に通じる。(以上、p137まで)============================前回と今回で紹介し終わろうと思っていたのですが、長くなったので、次回へ続きます。ではまた次回! ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.05.09
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『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』(正木孝昌、黎明書房 、2009、2000円)この本、すっごくよかったです!正木先生の本は初めてでしたが、タイトルに惹かれて購入しました。子どもの『たい』を大事にする素晴らしい実践をされている先生でした。======================授業は子どもたちの『たい』によって成立します。『たい』があったほうがいいというのではありません。なくてはならないのです。・・・略・・・『たい』とは,子どもたちが『やってみたい』『調べてみたい』『計算してみたい』などの『たい』です。(本文40頁より)======================具体的には、次回のブログ記事から引用していきたいと思います。「この授業で」「こんな工夫をしたら」子どもたちの『たい』を引き出せました!というエピソードが、セリフなどを含めた臨場感ある描写で書かれていました。読んでいて、「おおっ。これはおもしろいなあ」とうなりました。まるで自分が授業を受けているような感覚でした。こんなにおもしろく、ワクワクする授業内容を知ったら、自分も同じような授業をしたくなってたまらなくなりますよ!正木先生の本は、どんどん他の本も読んでいきたくなりました。なので、2冊、ネットで追加注文しました。1冊は子ども向けの本です。これから読むのが楽しみです。『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』(正木孝昌、黎明書房 、2009、2000円)============================【内容情報】(「BOOK」データベースより)筆算、九九、分数、図形、速さ、グラフなど、自らの授業を振り返りつつ算数の教え方の極意を語る、読み出したらやめられない感動と驚きの正木算数ワールドにご招待。 【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 教えるということ(教えてはいけないこと/引き出して教える ほか)/第2章 計算を教える(筆算を教える(1)─二年生のたし算指導をめぐって/筆算を教える(2)─わり算をめぐって ほか)/第3章 図形を教える(直角を教える/平行を教える ほか)/第4章 量と測定を教える(長さを教える/速さを教える ほか)/第5章 資料集めを教える(棒グラフを教える) ============================ ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.22
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地元の丹波市柏原のツタヤでコミックレンタルが始まりました。今、キャンペーン期間中です。1週間レンタルして、50円。安い!今日はこの間の分を返して、新しく続きを借りました。借りているマンガの中の1冊に、ブログに記録しておきたい言葉があったので、引用します。マンガの名前は『エンゼルバンク』『エンゼルバンク』(第2巻)『ドラゴン桜』の続編で、「社会人編」です。僕は見ていませんが、ドラマにもなっているようですね。==========================『エンゼルバンク』第2巻より・会社の利益って何? 「売り上げを増やして、経費を削減して・・・」 全然違う。 そんなものじゃない。 会社の利益・・・それはね、 信用だよ。 (キャリア13「信用を得る」より)・仕事とは何か? 多くの人は仕事とは作業だと思っているが、 それは違う。 仕事とは人間関係。 人間関係が円滑な人は仕事ができる。(キャリア16「熟練度」より)==========================信用の大事さ、人間関係の大事さは、実際に仕事をして、失敗をしてみると、よく分かります。(>。<) ☆読んでくださって、ありがとうございます。 (^0^) ブログ王ランキング ▲よろしければぜひ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.03.20
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昨年5月から、今日までの「読書メモ」シリーズを一覧表にしました。今まであったリストに、最近の2カ月分を更新したものです。▼ブログ「きょういくユースフル!」で紹介した一覧バナーも作りました。(^^) 3月も、よろしくおねがいします。 ブログ王ランキング
2010.02.28
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『仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本』(米光一成、KKベストセラーズ、2007、1200円)なんか、ゲームの攻略本みたいですが、そういうコンセプトの、現実の「職場」「チーム」づくりの攻略本です。特に、チームを組んで何か大きな目標を成し遂げよう、というときのプロジェクトの進め方が、書いてあります。実際にやっている気になって、面白く読めます。============================【目次】(「BOOK」データベースより)1 プロジェクトは冒険だ!-冒険の地図を描け(冒険はゲームのように/「冒険の地図」を作ろう! ほか)/2 最強パーティーへの道!-仲間作りのコツ(アイテムをつかめ!/アイテムの使い方 ほか)/3 パーティーをレベルアップしよう!-ミーティングの使い方(ダメパーティーのミーティング/良いパーティーのミーティング ほか)/4 パーティーのやる気を引きだそう!-仲間から人望を得る(パーティーの個性を把握しよう/キャラクターシートを書く! ほか)/Last Mission 最高のクリアをしよう!-リーダーの鉄則(スケジュールを立てる/現在地を忘れるな ほか) ============================著者は、ゲームクリエイターで、有名な落ちものパズルゲーム「ぷよぷよ」を作った人。ここから余談になりますが、僕が大学を卒業して就職試験を受けた中に、広島のコンパイルがありました。「ぷよぷよ」を作った会社です。また、地元広島では「ぷよまん」という独自ブランドのまんじゅうも売っていました。「ディスクステーション」という独自のゲーム雑誌も作っていました。企業としての事業展開が非常に柔軟で、おもしろい会社でした。ファミコンのディスクシステムで片面ディスクのシューティングの名作「ザナック」というのを作っていたのも、コンパイルでした。(↑知らない人には、かなりマニアックに聞こえるでしょうね(^。^;))「ぷよぷよ」というゲームも、単にパズルゲームとしてよくできていただけでなく、ストーリーや世界観というものが飛びぬけて面白かったのがヒットの要因。そういう世界観を作り出していた人が、そのゲームデザインのセンスを生かして作ったビジネス書が本書。ゲーム好きで、プロジェクトリーダー志向の人にとっては、この上ない「現実世界の攻略本」になるかもしれません!?(なお、コンパイルという会社は残念ながら今はありません。 会社の経理・経営面では問題があったようです・・・。)内容についての具体的な読書メモは、次回以降に。(^0^) ☆以下のブログランキング(読者投票)に参加しています。 当てはまるところをクリックしてもらえると、うれしいです。 ↓ためになった! ↓読みやすかった! ↓おもしろかった! ↓また来るよ! ブログ王 人気ブログ
2010.02.04
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『チャンス ~成功者がくれた運命の鍵』の読書メモ。その第6回(最終回)。ブログの投稿を一度まとめていて、あとは公開するだけだったのですが、インターネットエクスプローラーが止まっておじゃんとなりました。おそらく、「ブログを公開できるというのはありがたいことだ」というのを忘れていたので、神さまがそれを思い出させてくれたのだと思います。ありがとうございます。感謝します。『チャンス ~成功者がくれた運命の鍵』(犬飼ターボ、PHP文庫、2009、680円)=========================『チャンス』 自分用読書メモ6 (p278~)・「問題はどこにあると考えているの」 いつものように質問から始まった。・人には向き不向きがある。 経営者はその人材に合った使い方をしなければならない。 長所は生かせるように 短所は補うように・「手順」が決まっていれば上手に物事を進められる人のはずじゃないか・問題はその人にあったのではなく、 業務がマニュアルになっていないこと これが経営に大切な”仕組みづくり”・たとえば何かお客さんから要望があった時には → 「このノートに書く」 「この番号に電話する」 など 僕に連絡する方法を決めてしまえばいい・仕組みができていれば、 スタッフが不安になることもない。 みんなが自分の業務に集中できる。・君とみんなは違うということを忘れてはいけない。 ・アドバイスは安売りしてはいけない。 人は払った犠牲と得た価値を同じだと考えるものだ。 ・「弓池さんは、僕から”失敗するチャンス”を奪わなかったんだ」・目先の利益ではなく、”もっと大きな成功”を選んだから。 だから 失敗しても決して責めずに、 励まし、祝福さえしてくれた。 常に愛にあふれていた。・温室で育った植物は弱々しい。 ・性格だと思っていたことは ただの思い込み(メンタルブロック) ========================= この『チャンス』は、『ホワンの物語』によく似ています。小説の形で、成功物語を書いた代表的なものはこれかもしれません。犬飼ターボも、『ホワンの物語』を読んで、その形をまねようと思ったそうです。これもまた大変示唆に富んだ面白い本ですので、おすすめです。(絶版らしいので、古本で何とか手に入れてください。(^^)) 『チャンス ~成功者がくれた運命の鍵』(犬飼ターボ、PHP文庫、2009、680円)続編の『ドリーム』も、大変おすすめです。おすすめの本がとても多くて、なかなか紹介が追いつきません。(^0^) ☆以下のブログランキング(読者投票)に参加しています。 当てはまるところをクリックしてもらえると、うれしいです。 ↓ためになった! ↓読みやすかった! ↓おもしろかった! ↓また来るよ! ブログ王 人気ブログ
2010.01.03
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『チャンス ~成功者がくれた運命の鍵』そのエッセンスを自分自身のために抜き出してまとめる第5回。純粋に小説を楽しみたい方はぜったい読まないでください。『チャンス ~成功者がくれた運命の鍵』(犬飼ターボ、PHP文庫、2009、680円)=========================『チャンス』 自分用読書メモ5 (p243~277「第9章 成功の上昇気流に乗る」より)(#は、自分の思ったことを挿入しています。)・すでに成功している人に会うと 必ず大きな気づきがある。・結局ダイエットなんてスポーツと一緒で、 なりたい自分が明確にイメージできるかどうかがポイント。 なりたい自分が明確になったら それを絶対に達成するとコミットメントさせる。 根本のところはそれだけです。#コミットメントとは何か? 「経営用語の基礎知識」によると、 「責任を伴う約束のこと。」とあります。・弓池は常にこちらの理解の程度を確かめながら、 質問をしてこちらにしゃべらせる。 キャッチボールをしているうちに頭の中が整理されていく感じだ。・プラス面だけじゃなくて、 マイナス面もきちんと考える。#ここは、またしても僕が勉強になったところです。 プラス思考だけだと、うまくいかないことが多かったので。 この本には、 プラス思考とマイナス思考のバランスが大事だ、 と書かれています。 「なるほど」と思いました。・ポジティブな考え方は大切。 でも、時にはネガティブになって問題点を見つけ出す。 もし予想できていれば、対策をあらかじめ打つことによって、 問題も問題でなくなる。・成功者は普段はすばやく決断し、 重要なことはあせらずにじっくりと検討して決断を下す。・世の中には 人の成功に協力したいという人がたくさんいる。 多くの人に協力してもらってたくさん感謝するんだ。 そうすると協力と感謝の循環が生まれ、 成功のスピードも速まる。・そもそもイライラしたり、言いくるめたりしたい衝動にかられるってことは、 自分の中に相手の言動に反応する原因があるから。 その原因は相手にあるのではなくて自分にある。#対人関係では、イライラしたり、言いくるめたくなったりすることがあります。 そうなることの原因は相手にあると思ってしまいがちですが、 それで問題は解決するのか、というと、解決しない。 僕は実践から「正しいこと」を言って説得することは 必ずしも成功しない、ということを学びました。 自分の捉え方、自分の中にあるものにフォーカスしないと、 いつまでも同じ問題が起こると思います。(p277まで)========================= 今回は、本の中の1章分から、線を引いたところを拾っていき、紹介しました。いよいよ次回ぐらいで、『チャンス』の紹介も終わりかな?本当にいい本なので、文庫版で安くなったこともあり、皆さんに買って読んでいただきたいと思います。『チャンス ~成功者がくれた運命の鍵』(犬飼ターボ、PHP文庫、2009、680円)続編は『ドリーム ~成功者が教える魂の富の作りかた』(犬飼ターボ、飛鳥新社、2007、1500円)それでは、また。 ☆以下のブログランキング(読者投票)に参加しています。 当てはまるところをクリックしてもらえると、うれしいです。 ↓ためになった! ↓読みやすかった! ↓おもしろかった! ↓また来るよ! ブログ王 人気ブログ
2010.01.02
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年越ししても、なお、同じ本の紹介を続けるというのは初めてです。 2009年の読書で最も自分の成長につながった小説。『チャンス ~成功者がくれた運命の鍵』そのエッセンスを自分自身のために抜き出してまとめる第4回。純粋に小説を楽しみたい方はぜったい読まないでください。読んだことのある方は、ご自分が感銘を受けた個所と一致するかチェックしてみてください。(^^)今回は、「面接で人を雇うとき」の主人公とメンターとのやり取りからです。『チャンス ~成功者がくれた運命の鍵』(犬飼ターボ、PHP文庫、2009、680円)=========================『チャンス』 自分用読書メモ4 (p227~242より)(#は、自分の思ったことを挿入しています。)・面接の前に、どういう人物が欲しいかをきちんと書き出すんだ。・そして、「どういう人物に来てほしくないか」も書き出す。#神田昌典さんが、たしか「やりたくないことを書け」といったことを 著書の中で書いておられたのを思い出します。 こういう、「○○したくない」というのを、はっきりさせるのも ゴールイメージを明確化するために、有効な方策ですね。・見分ける時のポイントは「質問」にある。 △未来のことについて聞く ○過去の行動(実行したこと)を中心に聞く・自分の性格を説明させても、 (誰だって自分をよく言うので)意味がない。 「あなたは友人、夫それから仕事の同僚からどんな人だと思われていますか」 と質問する。・「どう思われていますか」という質問でその人の感性を試すことができる。・人を雇うというのはそれくらい重要なんだよ。・前の仕事を辞めた理由を聞いて、 前の会社の悪口を言う人は、たいてい雇ってからも不平を言う。・行動が示す人格が真実だ。 言葉なんていくらでもいいことが言える。 #結局、このことに、自分の評価や他者の評価は集約されると思います。 実際に行動せずにいくらいいことばかり言っていてもしょうがない。 思いや願い、知識は行動を促す機能はあるけれども、 結局、行動に起こしたか、起こさなかったか。 僕もこうやってブログに「役立った知識」を書くのはいいけれど、 要はどれだけ行動に移せるかだなあ、と思っています。 守秘義務のある仕事なので、実際に行動したことを詳しく書くのは 難しいんですけどね・・・と言い訳してみたり。 ああ、言い訳している時点で、だめだな。(^^;)・アイディアを出したスタッフが一番積極的。 何よりも楽しそう。 自分で思いついたことを実行することが喜びになり、やる気が増す。・毎朝のミーティングでは「5分改善」 1分間キョロキョロと店内を見回す。 気がついたことを残りの4分間で話し合う。・常に何かお客さんを喜ばせよう、 店をよくしようという意識が定着すると、 店全体の印象をよくすることにつながった。(p242まで)=========================ビジネス書によくあるようなテーマを扱っていると思いますが、小説なので、自分が体験したことのようにすっと入ってきます。また、実際に自分も仕事の中で経験したことがあるので、自分の経験ともミックスされて、過去の出来事の理解がより深まり、自分の反省が進みました。「仕事」の中だけでなく、広くいろいろな場面に似たようなことが今後もあると思うので、 「自分の経験」+「書籍での理解」→「実生活に応用」という方程式を適用できるようになればいいな、と考えます。 これが、今教育界で言われる「PISA型学力」ってやつとイコールなのだと思いますよ。(^。^) ☆以下のブログランキング(読者投票)に参加しています。 当てはまるところをクリックしてもらえると、うれしいです。 ↓ためになった! ↓読みやすかった! ↓おもしろかった! ↓また来るよ! ブログ王 人気ブログ
2010.01.01
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2009年の読書で最も自分の成長につながった小説。『チャンス ~成功者がくれた運命の鍵』そのエッセンスを自分自身のために抜き出してまとめています。その第3回。(^0^)レッツゴー!『チャンス ~成功者がくれた運命の鍵』(犬飼ターボ、PHP文庫、2009、680円)=========================『チャンス』 自分用読書メモ3 (p191~226より)・ 外部の環境は自分を映し出す鏡だ。・自分の周りにいる嫌な人は 自分の嫌な部分を映し出している。・環境は考えから生まれるものである。・自分の心が環境に反映される。・自分を環境の産物だと思い込んでいる限りは、 その環境によって打ちのめされる。・「自分が呼び寄せた出来事で自分を成長させる。 そう考えると 人生ってすごい。 出来事のすべてが貴重なんですね。」・最善を尽くしたけれど、うまくいかなかったことなんて 誰にでもあることじゃないか。 そういうダメな自分も自分なんだと受け入れてあげるんだ。・問題の原因を理解したら 次は許すんだ。 ミスを犯してしまった自分を責め続けてはいけない。 自分を許せる人間は他人を許せる。 ミスをしてしまうような自分を受け入れることが、 他人を受け入れることにもなるんだよ。 それが愛するということだ。・君は自分を十分には愛していなかった。 君はその弱さを隠すために 心に虚栄心の殻を作って固めていたんだ。 まわりの人から 優れた人物、重要な人物だと思われるような 自分を作り上げていた。 でも それは 自分の心をどんどん苦しめるだけだっただろう? 飾り立てれば飾り立てるほど、 心は孤独になり 満たされなくなっていくものだ。 君の心が本当に必要だったのは、 自分をよりよく見せようと鞭打つことではない。 ありのままの自分を許すことだよ。 無条件に存在を認め、 自分を愛することだったんだ。(p226まで)=========================ああ この「許しの学び」の章こそ、この本の中心的なところかもしれない、と思います。これらの言葉を聴きながら、主人公はとめどもなく涙を流しますが、読んでいた僕も涙を流しました。「自分を許す」「他人を許す」その背景に隠されていたもの。自分が自分をどう見ていたか。今まで隠していた本心に思いを至らせ、泣けてきました。「愛する」ということへのつながりも、論理ではなく感情で、ストンと胸に落ちた気がします。「愛する」ことの意味、「愛する」ことの理由が少し分かってきました。僕はまだまだ未熟者です。 なんと年末の大みそかだというのに、同じテーマで、まだまだ続きます。今年一年、ありがとうございました。 では、また来年! ☆以下のブログランキング(読者投票)に参加しています。 当てはまるところをクリックしてもらえると、うれしいです。 ↓ためになった! ↓読みやすかった! ↓おもしろかった! ↓また来るよ! ブログ王 人気ブログ
2009.12.31
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2009年に最も自分の成長につながった小説です。『チャンス ~成功者がくれた運命の鍵』(続編の『ドリーム』も)そのエッセンスを自分自身のために抜き出してまとめています。今日はその第2回。(^0^)では、レッツゴー!『チャンス ~成功者がくれた運命の鍵』(犬飼ターボ、PHP文庫、2009、680円)=========================『チャンス』 自分用読書メモ2 (p160~190より)・ 「構えて、撃って、狙いを定める」方式・ある程度プランを煮詰めたらスバッと実行・何回か繰り返すうちにだんだん中心に近づいていく・ビジネスは極端に言って数が勝負・いつまでも固執していてはいけない。 次のチャンスを試すんだ。 ・予想される売り上げと経費、利益を 好調、順調、低調の3パターンで出した。 ・毎日"理想の1日"と”人生の目的”を読み上げた。・寝る前には”夢リスト”を見返した。・「どういう結果が出ても改善していけばいいよ」・「どんなことが起きようと、 すべては順調に進んでいることを覚えておくんだ」・「予想した収支の通りでなくても ショックを受ける必要はない。 確実じゃないものの中に可能性があるからね」 =「予想しなかった展開の中にこそ 新しい可能性が生まれるチャンスがあるんだ」・目標や計画は予想であってそこにチャンスはない。 目標や計画通りにいかない中にこそチャンスが眠っている。 結果に執着していなければ 気づきによって障害がチャンスに変わるんだ」 ・「おそらく自分を有能な人間だと 証明しなくてはいけないという プレッシャーを自分に与えているんじゃないか」・「不要なプレッシャーを作り出してしまっては、 先にストレスで参ってしまうよ」・「私にどう思われてもいいじゃないか」・もしかして、君は 心の中で 人を「役立たず」だと思う傾向はないかい?・人を見下す人は、人に見下されることを恐れる。・人を嫌いやすい人は、人に嫌われるのを恐れる。・大切なのは自分を許してあげるということ。 間違いに気がついた自分を責めるのではなく、 ほめてあげるんだ。(p190まで)=========================もう、まいりました。完璧、ノックアウトです。「自分を許します」という言葉は、その言葉だけなら、一人さん関連の本から学んでいました。しかし、それに至る過程をここまで詳しく説明してもらったのは初めてです。この話はまだまだ続くのですが、長くなるので、また次回! ☆以下のブログランキング(読者投票)に参加しています。 当てはまるところをクリックしてもらえると、うれしいです。 ↓ためになった! ↓仕事に生かせる! ↓コンパクトにまとめてるね! ↓次回も見に来るぴょん。 ブログ王 人気ブログ
2009.12.30
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犬飼ターボの、自分の経験をもとにした成功小説。嫁さんもハマりました。(^^)続編の『ドリーム』も読みましたが、とにかくこのシリーズ、身につまされます。学びと気づきになるという点では、おそろしい威力を持った本です。小説を楽しみながら、自分の人生経験としても生かせるという、「成功小説」。かなりのおすすめです。ぜひお読みください!(^0^)『チャンス ~成功者がくれた運命の鍵』(犬飼ターボ、PHP文庫、2009、680円)=========================【内容情報】(「BOOK」データベースより)サラリーマンになるのはいやだ!と独立を志し、いろいろな事業を試みては、失敗を繰り返す泉卓也(28)。ある日卓也は、フェラーリに乗った成功者・弓池とホテルで偶然に知り合う。なぜ自分は今までうまくいかなかったのか?どうすれば成功者の仲間入りができるのか?人生で成功するということはどういうことなのか?数々の試練を乗り越えながら、卓也自身が導き出した、その答えとは。 【著者情報】(「BOOK」データベースより)犬飼ターボ(イヌカイターボ)ハピサク(ハッピー&サクセスの略)を伝える成功小説家。成功と幸せの両立を目指すハピサクを確立。2005年には東京から八ヶ岳に移住。毎年ハピサクを伝える成功小説を発表し、ベストセラーとなっている。平行してハピサクレッスンやマジカルワンド等のセミナーを生みだし、公認トレーナーによって全国で開催されている。=========================以下に、線を引いたところを抜粋した読書メモを掲載します。ただ、ストーリーは紹介していないので、それだけ読むと、他の成功哲学の本とあんまり変わらないかもしれません。ストーリーを味わいながらそこまでたどりつくのがだいご味ですので、純粋にお話を楽しみたい方は読まないようにしましょう!=========================『チャンス』 自分用読書メモ1・ 人生のすべては順調に進んでいる・何をやるかよりも誰とやるかのほうが重要・協力と感謝の循環が成功を加速させる・まだ成功していない人にとって 最も重要な成功の教えは 最も抵抗を感じるものであることが多い。・素直になるということは、格好つけるのをやめること。・紹介の力はすごかった。 紹介によって会う前から信頼されるのだ。・成功している人は成功している人とつながっている。・成功するまで決してあきらめるな。・他人の笛でダンスを踊らない。 自分の旋律に合わせて踊らなければならない。 他人の価値観で受け入れてしまった無用なものがあったら捨てる。・「理想の1日」の朝起きてから夜寝るまで・最初に目指すべき小さな目標・自分の利益と相手の利益が重なりあう提案・商品やサービスにこだわりがある人は、 こだわりすぎて商品やサービスしか見えなくなってしまう。 そうすると経営はうまくいかない。 #↑個人的に、すごく響いたところです。・経営者が契約の条件も確かめないで決断をしてはいけない。・報酬や権利、問題が発生した時の責任は誰がとるのかということは きちんと決めておくべきだ。・『この人が言うのだから』という理由で 時間やお金を費やすと、お互いに不幸な結果になる。・”信仰をベースにした関係”はお互いにとって危険 ・通り過ぎる人からどう思われても怖いことはない。 全然気にする必要なんてないんだ。 怖がっているのは自分の中に作り出している怪物だ。・必要のない自尊心だ。 人からどう思われるかということは 幸せとは関係ない。 どうでもいいことだよ。#↑ココ! まさに、まさに、自分にどんぴしゃ。 まいりました。 こういう記述に出会えたことで、自分をまた少し なりたい自分に変えていけるようになった気がします。 感謝しています!・考えがプラス思考に偏りすぎてはいけない プラスにもマイナスにも偏っていない 一番バランスが取れた状態でいることがベストだ。(p159まで)=========================ちなみに、この話に出てくるメンターの弓池さん、なんとなく一人さんみたいです。(^0^)主人公に自分を重ね合わせて、貴重な成功や失敗を味あわせてくれるこの「成功小説」というジャンルはすばらしい。一人さんや中谷さん、神田さんなど、成功哲学系の本を書かれている方のメッセージが、小説の形で読むことで補強されます。よく分かるようになります。本当に、おすすめです。次回も、線を引いたところの続きを紹介します。☆以下のブログランキング(読者投票)に参加しています。 当てはまるところをクリックしてください。 ↓ためになった。 ↓がんばってるなあ。 ↓すばらしい本だ! ↓次回も楽しみにしています。 ブログ王 人気ブログ
2009.12.29
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お掃除について熱く語った本『ホウキとヤルキ』の紹介です。本日が第4回。けっこう続いたなあ。『ホウキとヤルキ ~掃除にドラマあり』( 山本健治、三五館 、2005、1400円)=========================『ホウキとヤルキ』自分用読書メモ 4 (第5章、第6章)第5章 掃除は経営の漢方薬・絶対に欠かしてはいけない基本 清掃・清潔・明るい雰囲気、 お客さんへの心のこもった応対・飲食店にくるお客さんは おなかを満たすだけでなく、 心を満たしにも来ているのだ。・清潔な制服でないと、その日一日気持ち悪い。・×青白い顔をして、髪はぼさぼさ、 ヒゲが浮いて、汚れた制服にジーンズ、 泥のついたようなスニーカー姿#自分の姿を省みて・・・反省!(にかとま)・自分自身が仕事をしていておもしろくなければ、 お客さんに気持ち良く接することはできない。・「いつのまにか、自分との闘いになった」 =自分を成長させるためにやっている。第6章 教育に火が灯る・整理・整頓・掃除を人間教育の柱と位置付け、 しっかり取り組んでいる 長野県の自問教育研究会の先生たち 『子どもが輝く「魔法の掃除」~「自問清掃」のヒミツ』 (平田治、三五館、2005,1400円)==============================内容(「MARC」データベースより) 心を磨く魔法の掃除「自問清掃」を知っていますか。それは子どもから「自発性」を引き出す、21世紀の人間教育。感動的な子ども達の姿を示しながら「自問清掃」での魔法のかけ方、自発性の引き出し方をたどる。 ==============================・ニューヨーク市長 ルドルフ・ジュリアーニ 「犯罪のニューヨーク」を一新。 まったく初歩的なルールとマナーを確立するために、 これを犯す者を厳しく取り締まった。・凡事徹底の精神が 一人ひとりの意識を変え 技術技能を高める=========================これで最後まで紹介し終えました。第4回の今回は、さらに他の本や他の情報につながっている部分がありました。「掃除」のみをテーマにした教育書、すごく興味があります。こういう、テーマを絞った本を見つけたら買いたくなる自分がいます。それが自分が苦手としている分野ならよけいに・・・。 ☆以下のブログランキング(読者投票)に参加しています。 当てはまるところをクリックしてもらえるとうれしいです。 ↓ためになりました。 ↓共感しました。 ↓目の前のことに集中せよ! ↓ブログを書くひまがあったら掃除しなさい。 ブログ王 人気ブログ
2009.12.28
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